JP5920153B2 - 切削加工装置及び切削粉の集塵方法 - Google Patents

切削加工装置及び切削粉の集塵方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5920153B2
JP5920153B2 JP2012220080A JP2012220080A JP5920153B2 JP 5920153 B2 JP5920153 B2 JP 5920153B2 JP 2012220080 A JP2012220080 A JP 2012220080A JP 2012220080 A JP2012220080 A JP 2012220080A JP 5920153 B2 JP5920153 B2 JP 5920153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
sleeve
workpiece
substrate
cutting powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012220080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014069305A (ja
Inventor
真弘 林
真弘 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012220080A priority Critical patent/JP5920153B2/ja
Publication of JP2014069305A publication Critical patent/JP2014069305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5920153B2 publication Critical patent/JP5920153B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、ワーク(加工対象物)の切削粉を集塵する、切削加工装置及び切削粉の集塵方法に関する。
基板の製造工程においては、製造効率を向上させるために、1枚のパネルに複数の基板を配置した多面取り基板が用いられている。多面取り基板における各基板は、その輪郭の一部をリブとして残した状態でパネルと一体化されており、各種の電子部品が実装されている。そして、基板にストレスを与えずに、多面取り基板を分割する方法の1つとして、ルーター加工機を使用し、回転する円筒形状のルータービットにより、各基板のリブを切断する方法が知られている。ルータービットを回転させながら基板のリブを切断すると、リブの切断時に切削粉が飛散して基板に付着してしまうため、リブの下面から切削粉を吸引して集塵する方法が提案されている。
特開2010−36263号公報
しかしながら、リブの下面から切削粉を吸引して集塵する方法では、基板によって切削粉の吸引流路が遮られてしまうため、基板の上面の一部領域、具体的には、リブが延びる方向の両端に、切削粉を吸引できない領域が形成されてしまう。このため、基板の上面に切削粉が残ってしまい、これを除去する清掃が必要となる場合が多かった。
そこで、本発明は、ワークの上面に付着した切削粉の集塵効率を向上させた、切削加工装置及び切削粉の集塵方法を提供することを目的とする。
所定の経路に沿って工具を移動させてワークを切削する切削加工装置は、ワークの切削箇所の下方から切削粉を吸引して集塵する集塵装置と、ワークの切断箇所に配置され、工具が貫通しつつ所定の経路に沿って移動可能なスリーブと、を有する。また、スリーブの工具の移動方向に垂直な両側面は、ワークの上面を臨む開口部が形成されている。そして、集塵装置は、スリーブの開口部を介して、ワークの上面の切削粉を吸引して集塵する。
スリーブの開口部を介してワークの上面の切削粉が吸引されるため、ワーク上面に付着した切削粉の集塵効率を向上させることができる。
切削加工装置の一例としてのルーター加工機の概要を示す斜視図である。 多面取り基板の一例を示す斜視図である。 冶具の一例を示す斜視図である。 基板を固定した状態の冶具の一例を示す斜視図である。 切削粉の集塵構造を示す部分断面図である。 切削粉を集塵できない集塵不可領域を示し、(A)は基板切断箇所の斜視図、(B)は集塵不可領域が形成される理由の説明図である。 スリーブの取付構造を示す部分断面図である。 スリーブの具体的構造を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図である。 スリーブの集塵作用を示し、(A)は上面図、(B)は断面図である。
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態に係る切削加工装置の一例として、多面取り基板を分割するルーター加工機の概要を示す。
機械本体の一部を構成するテーブル100の上面には、主軸が鉛直方向を向くスピンドル(電動機)110を、X軸方向,Y軸方向及びZ軸方向に移動させる3軸アクチュエータ120が取り付けられている。ここで、X軸方向,Y軸方向及びZ軸方向とは、夫々、機械の正面に立って、工具とワークとの相対運動が左右方向,前後方向及び上下方向となる方向をいう。
スピンドル110は、例えば、AC(交流)モータ,DC(直流)モータ,ACサーボモータなどからなり、低速回転〜高速回転まで任意に回転数を変更できるようになっている。スピンドル110の出力軸(回転軸)の先端には、多面取り基板(以下「基板」と略記する。)130を分割するためのルータービット112を着脱可能に固定する、チャック114が取り付けられている。ここで、ルータービット112が、工具の一例として挙げられる。
3軸アクチュエータ120は、次のように構成されている。
即ち、テーブル100の上面に、Y軸方向に延びるレール部材122と、内蔵されたY軸アクチュエータによりY軸方向に往復動する駆動部124Aを上面に備えた第1の駆動部材124と、が離間しつつ平行に固定されている。レール部材122と第1の駆動部材124との間には、X軸方向に延びた状態で、内蔵されたX軸アクチュエータによりX軸方向に往復動する駆動部126Aを上面に備えた第2の駆動部材126が掛け渡されている。ここで、レール部材122に支持されている第2の駆動部材126の一端は、レール部材122に沿ってY軸方向に移動可能なようになっている。また、第2の駆動部材126の駆動部126Aには、スピンドル110をZ軸方向に往復動させるZ軸アクチュエータが内蔵された第3の駆動部材128が固定されている。
従って、第1の駆動部材124,第2の駆動部材126及び第3の駆動部材128を適宜制御することで、スピンドル110をX軸,Y軸及びZ軸で規定される任意の位置に移動させることができる。
また、テーブル100の上面には、テーブル100に対して基板130を固定するための冶具140が取り付けられている。
基板130は、図2に示すように、所定寸法を有する矩形形状のパネル132に、電子部品が実装される、複数の実装領域134及び136が多面取りされたものである。実装領域134及び136の輪郭は、その一部をリブ138として残し、他の部分を切断することで、ルーター加工機による分割を容易にしつつパネル132と一体化されている。なお、図2に示す基板130は、1枚のパネル132に2つの実装領域134及び136を多面取りしているが、1枚のパネル132に3つ以上の実装領域を多面取りするようにしてもよい。
冶具140は、図3に示すように、テーブル100の上面に固定されるベース部材142と、ベース部材142に対して開閉可能に連結される天板部材144と、ベース部材142と天板部材144とを開閉可能に連結する一対のヒンジ部材146と、を有する。
ベース部材142には、基板130のX軸方向及びY軸方向の移動を規制するために、基板130と略同形の断面を有する凹部142Aが陥凹形成されている。凹部142Aの底面は、例えば、基板130のリブ138を除く下面を支持する凹凸形状をなし、リブ138の切断を考慮して、リブ138の周囲がベース部材142から浮き上がった状態となっている。また、ベース部材142の周縁部には、天板部材144を閉じた状態で固定するボルトなどの締結部材が螺合する、複数の雌螺子部142Bが形成されている。さらに、ベース部材142には、天板部材144を開いた状態で当接し、天板部材144の開いた状態を保持する、板面が斜め後方へと延びる保持部材142Cが取り付けられている。
一方、天板部材144には、基板130の実装領域134及び136に実装された電子部品との干渉を避けるために、実装領域134及び136より若干大きい開口144A及び144Bが形成されている。天板部材144の開口144A及び144Bの周縁部には、基板130のリブ138を上方から覆うように、周縁部から内方に向かって突出する突出部144Cが一体的に形成されている。また、天板部材144には、作業者が天板部材144を開閉するときに把持する把持部144Dが取り付けられていると共に、ベース部材142の雌螺子部142Bに対応した位置に締結部材の挿通孔144Eが形成されている。
そして、ベース部材142に対して天板部材144を閉じた状態において、図4に示すように、天板部材144の上方から挿通孔144Eに締結部材148を挿通し、その雄螺子部をベース部材142の雌螺子部142Bに螺合することで、冶具140に基板130を固定する。このとき、天板部材144が基板130をベース部材142に向けて上方から押し付けるので、Z軸方向の基板130の移動が規制される。ここで、締結部材148としては、作業性を考慮し、例えば、六角穴付ボルトなどを使用することができる。
また、ベース部材142の凹部142Aの底面には、図5に示すように、基板130のリブ138の下方から切削粉を吸引するため、基板130のリブ138に近接する位置で吸引口が開口する、略円筒形状をなす吸引部材142Dが複数立設されている。吸引部材142Dの横断面は、平面視で、少なくともリブ138の切断箇所を囲繞する形状、例えば、リブ138の切断箇所に沿って延びる長穴形状をなしている。そして、吸引部材142Dが取り付けられた部位のベース部材142には、吸引部材142Dの吸引通路と連通する、長穴形状の連通孔142Eが形成されている。なお、図5において符号144Fで示す部材は、天板部材144の下面に取り付けられ、基板130の上面をベース部材142に向けて付勢するラバーなどの弾性部材であるが、これはなくてもよい。
テーブル100の下方、具体的には、冶具140の下方には、基板130のリブ138を切断したときに飛散する切削粉を集塵する集塵装置150が取り付けられている。集塵装置150は、冶具140のベース部材142の下方から切削粉を集塵する集塵チェンバー152と、図示しない吸引ファンなどの吸引機と、集塵チェンバー152と吸引機とを連通接続させる配管154と、を有する。集塵チェンバー152は、上方から下方に向かうにつれてY軸方向の幅が徐々に狭くなる形状、要するに、略切妻屋根形状を上下逆にした形状をなしている。そして、集塵チェンバー152のX軸方向の両側面に、例えば、切削粉を捕捉するフィルタを介して、配管154の一端が接続されている。従って、吸引機を作動させると、冶具140,集塵チェンバー152,配管154及び吸引機という切削粉の吸引流路が形成され、基板130のリブ138の切削粉が集塵チェンバー152に吸引されて集塵される。
また、スピンドル110,3軸アクチュエータ120の第1の駆動部材124,第2の駆動部材126及び第3の駆動部材128並びに吸引機を制御するために、マイクロコンピュータを内蔵した制御装置160が取り付けられている。制御装置160は、スピンドル110及び吸引機を適宜制御すると共に、作業者の指示に応答して、所定の経路に沿ってスピンドル110のルータビット112を移動させて、基板130のリブ138を切断する。
ここで、スピンドル110のルータービット112により、基板130のリブ138を切断するときに飛散する切削粉について説明する。
リブ138の切断により発生する切削粉は、図6(A)に示すように、リブ138の下方に位置する吸引部材142Dの開口から集塵装置150へと吸引される。このとき、ルータービット112と基板130との間に間隙があることから、切断箇所の側方及び下方へと飛散した切削粉は、この間隙を介して吸引部材142Dへと吸引される。しかし、切断箇所から基板130の上方へと飛散した切削粉は、吸引部材142Dの開口と切削粉との間に基板130があることから、吸引部材142Dへと吸引され難い。このため、図6(B)に示すように、リブ138の切断方向の両側に集塵不可領域が形成されてしまう。
そこで、集塵不可領域から切削粉を集塵可能とすべく、図7に示すように、冶具140の天板部材144の突出部144Cに、ベース部材142の吸引部材142Dの吸引口と連通するスリーブ170が取り付けられる。スリーブ170の横断面は、図8に示すように、ルータービット112が貫通しつつ移動しリブ138を切断可能な形状、例えば、吸引部材142Dと相似形の長円形状を有している。スリーブ170には、基板130のリブ138の切断箇所の両側、即ち、ルータービット112の移動方向に垂直な両側面に、基板130の上面を臨むスリット状の開口部170Aが形成されている。スリーブ170の開口部170Aは、スリーブ170の下端から上方に向けて形成された切欠き172と基板130の上面とで形成されている。なお、スリーブ170の開口部170Aは、リブ138の切断箇所の全長に亘って形成されている。
ここで、スリーブ170の切欠き172は、スリーブ170が基板130のリブ138を跨ぎ、その下端の開口が吸引部材142Dの吸引口に近接するように形成するとよい。このようにすれば、スリーブ170と吸引部材142Dとの間の隙間が小さくなり、切削粉の吸引流路を流れる空気の流速低下を抑制することができる。
次に、かかるルーター加工機の作用について説明する。
基板130を分割する準備として、作業者は、冶具140の把持部144Dを把持して天板部材144を開き、ベース部材142の凹部142Aに基板130を収容させる。ベース部材142に基板130を収容したら、作業者は、冶具140の把持部144Dを把持して天板部材144を閉じ、天板部材144の上方から締結部材148を螺合して、冶具140に対して基板130を固定する。そして、作業者は、例えば、図示しない起動ボタンを両手で押すことで、スピンドル110の先端に取り付けられたルータービット112が所定の経路に沿って移動し、基板130のリブ138を切断する。
基板130のリブ138を切断するとき、ルータービット112は、冶具140の天板部材144に取り付けられたスリーブ170を貫通しつつ移動する。この状態では、基板130のリブ138を跨ぐようにスリーブ170が配置され、スリーブ170の下端の開口は、その下方に位置する吸引部材142Dの吸引口と連通している。そして、スリーブ170を介して切削粉が吸引されるとき、図9に示すように、スリーブ170の開口部170Aが基板130の上面を臨んでいるため、この開口部170Aによりエジェクタ効果が発揮され、ここから周囲の大気が勢いよく吸い込まれる。このため、基板130のリブ138の周囲に存在する集塵不可領域に付着した切削粉は、開口部170Aからスリーブ170の内部へと流れる気流に乗ってスリーブ170内へと吸引され、吸引部材142Dを介して集塵装置150の集塵チェンバー152へと集塵される。
従って、スリーブ170の開口部170Aによるエジェクタ効果によって、基板130の上面に付着した切削粉の集塵効率を向上させることができる。
なお、本実施形態は、基板130の切断箇所だけではなく、基板130に長穴を形成する箇所にも適用することができる。また、本発明は、ルーター加工機に限らず、ワークの一部を切削して切断する、種々の切削加工装置に適用することもできる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)所定の経路に沿って工具を移動させてワークを切削する切削加工装置において、前記ワークの切削箇所の下方から切削粉を吸引して集塵する集塵装置と、前記ワークの切削箇所に配置され、前記工具が貫通しつつ前記所定の経路に沿って移動可能なスリーブと、を有し、前記スリーブの前記工具の移動方向に垂直な両側面に、前記ワークの上面を臨む開口部が形成されている、ことを特徴とする切削加工装置。
(付記2)前記スリーブの開口部は、前記スリーブの下端から上方に向けて形成された切欠きと前記ワークの上面とで形成されている、ことを特徴とする付記1に記載の切削加工装置。
(付記3)前記スリーブの開口部は、前記ワークの切削箇所の全長に亘って形成されている、ことを特徴とする付記1又は付記2に記載の切削加工装置。
(付記4)前記スリーブの下端は、前記集塵装置の吸引口に対向した位置で開口している、ことを特徴とする付記1〜付記3のいずれか1つに記載の切削加工装置。
(付記5)前記スリーブは、前記ワークを上方から押し付けて固定する冶具に取り付けられている、ことを特徴とする付記1〜付記4のいずれか1つに記載の切削加工装置。
(付記6)前記冶具は、前記ワークを収容するベース部材と、前記ベース部材に対して開閉可能に接続される天板部材と、を有し、前記スリーブは、前記天板部材に取り付けられている、ことを特徴とする付記5に記載の切削加工装置。
(付記7)前記天板部材には、前記ワークを前記ベース部材に向けて付勢する弾性部材が取り付けられている、ことを特徴とする付記6に記載の切削加工装置。
(付記8)所定の経路に沿って工具を移動させてワークを切削すると共に、前記ワークの切削箇所の下方から切削粉を吸引して集塵する切削加工装置において、前記ワークの切断箇所に、前記工具の移動方向に垂直な両側面に前記ワークの上面を臨む開口部が形成された、前記工具が貫通しつつ前記所定の経路に沿って移動可能なスリーブを配置し、前記開口部を介して前記ワークの上面の切削粉を吸引して集塵する、ことを特徴とする切削粉の集塵方法。
(付記9)前記スリーブの開口部は、前記スリーブの下端から上方に向けて形成された切欠きと前記ワークの上面とで形成されている、ことを特徴とする付記8に記載の切削粉の集塵方法。
(付記10)前記スリーブの開口部は、前記ワークの切削箇所の全長に亘って形成されている、ことを特徴とする付記8又は付記9に記載の切削粉の集塵方法。
(付記11)前記スリーブの下端は、前記切削粉の吸引口に対向した位置で開口している、ことを特徴とする付記8〜付記10のいずれか1つに記載の切削粉の集塵方法。
(付記12)前記スリーブは、前記ワークを上方から押し付けて固定する冶具に取り付けられている、ことを特徴とする付記8〜付記11のいずれか1つに記載の切削粉の集塵方法。
(付記13)前記冶具は、前記ワークを収容するベース部材と、前記ベース部材に対して開閉可能に接続される天板部材と、を有し、前記スリーブは、前記天板部材に取り付けられている、ことを特徴とする付記12に記載の切削粉の集塵方法。
(付記14)前記天板部材には、前記ワークを前記ベース部材に向けて付勢する弾性部材が取り付けられている、ことを特徴とする付記13に記載の切削粉の集塵方法。
112 ルータービット
130 基板
138 リブ
140 冶具
142 ベース部材
142D 吸引部材
144 天板部材
144F 弾性部材
150 集塵装置
170 スリーブ
170A 開口部
172 切欠き

Claims (10)

  1. 所定の経路に沿って工具を移動させてワークを切削する切削加工装置において、
    前記ワークの切削箇所の下方から切削粉を吸引して集塵する集塵装置と、
    前記ワークの切削箇所に配置され、前記工具が貫通しつつ前記所定の経路に沿って移動可能なスリーブと、
    を有し、
    前記スリーブの前記工具の移動方向に垂直な両側面に、前記ワークの上面を臨む開口部が形成されている、
    ことを特徴とする切削加工装置。
  2. 前記スリーブの開口部は、前記スリーブの下端から上方に向けて形成された切欠きと前記ワークの上面とで形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の切削加工装置。
  3. 前記スリーブの開口部は、前記ワークの切削箇所の全長に亘って形成されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の切削加工装置。
  4. 前記スリーブの下端は、前記集塵装置の吸引口に対向した位置で開口している、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の切削加工装置。
  5. 前記スリーブは、前記ワークを上方から押し付けて固定する冶具に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の切削加工装置。
  6. 所定の経路に沿って工具を移動させてワークを切削すると共に、前記ワークの切削箇所の下方から切削粉を吸引して集塵する切削加工装置において、
    前記ワークの切削箇所に、前記工具の移動方向に垂直な両側面に前記ワークの上面を臨む開口部が形成された、前記工具が貫通しつつ前記所定の経路に沿って移動可能なスリーブを配置し、前記開口部を介して前記ワークの上面の切削粉を吸引して集塵する、
    ことを特徴とする切削粉の集塵方法。
  7. 前記スリーブの開口部は、前記スリーブの下端から上方に向けて形成された切欠きと前記ワークの上面とで形成されている、ことを特徴とする請求項6に記載の切削粉の集塵方法。
  8. 前記スリーブの開口部は、前記ワークの切削箇所の全長に亘って形成されている、ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の切削粉の集塵方法。
  9. 前記スリーブの下端は、前記切削粉の吸引口に対向した位置で開口している、ことを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1つに記載の切削粉の集塵方法。
  10. 前記スリーブは、前記ワークを上方から押し付けて固定する冶具に取り付けられている、ことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか1つに記載の切削粉の集塵方法。
JP2012220080A 2012-10-02 2012-10-02 切削加工装置及び切削粉の集塵方法 Active JP5920153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220080A JP5920153B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 切削加工装置及び切削粉の集塵方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220080A JP5920153B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 切削加工装置及び切削粉の集塵方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014069305A JP2014069305A (ja) 2014-04-21
JP5920153B2 true JP5920153B2 (ja) 2016-05-18

Family

ID=50745001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012220080A Active JP5920153B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 切削加工装置及び切削粉の集塵方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5920153B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4040897B2 (ja) * 2002-04-03 2008-01-30 ローランドディー.ジー.株式会社 プリント基板の分割装置における集塵機構
JP2004114205A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Star Seiki Co Ltd 集塵装置
JP2009218352A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mitsubishi Electric Corp 基板切断装置及び基板切断方法
JP5381479B2 (ja) * 2009-08-10 2014-01-08 富士通株式会社 基板固定治具及び基板加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014069305A (ja) 2014-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017046884A1 (ja) 削り加工装置
US20130055577A1 (en) Reciprocating saw dust shroud
US20180126506A1 (en) Machine tool
ATE531487T1 (de) Hand-werkzeugmaschine mit einer abdeckhaube und einem staubabfuhranschluss
JP6919958B1 (ja) 基板分割装置
JP5354764B2 (ja) 5軸加工装置
CN111822738A (zh) 一种定向双轴多头钻孔机
JP5920153B2 (ja) 切削加工装置及び切削粉の集塵方法
KR100724105B1 (ko) 인쇄회로기판의 브릿지 커팅용 라우팅 머신
JP6162007B2 (ja) 切削工具及びグリップ部
CN209050193U (zh) 一种用于机械加工的切割装置
KR20150004547U (ko) 흡진수단을 갖는 아크릴 가공장치
CN211221444U (zh) 一种负压式吸尘电钻
JPH08142044A (ja) 工具用集塵装置
JP4203366B2 (ja) 防塵カバー付き電動工具
JP5381479B2 (ja) 基板固定治具及び基板加工装置
CN205630859U (zh) 一种带有吸尘装置的木工平刨机
JP3133617U (ja) 集塵機と集塵用ブース
JP2015202176A (ja) 除挨器
JP2005059162A (ja) プリント基板分割装置
CN215240754U (zh) 一种防尘防潮的工具柜
KR20110122936A (ko) 핸드드릴 장착용 집진구
JP3149081U (ja) 集塵機
CN212794327U (zh) 一种永磁铁氧体磁片打磨装置
CN218532128U (zh) 一种手模数控吹灰机

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5920153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150