JP5920066B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
本発明は、燃料電池から排出されるオフガスの熱を有効利用する燃料電池システムに関する。
燃料電池においては、燃料電池の燃料極に水素ガスが供給され、空気極に空気が供給される。そして、供給された水素と空気中の酸素とが化学反応し、発電が行われる。発電を行うためには、水素及び酸素を過剰に供給する必要がある。このため、燃料電池において化学反応による発電に寄与しなかった水素は、オフガス水素となり、化学反応による発電に寄与しなかった酸素は、オフガス酸素となり、これらはオフガスとして排気される(特許文献1参照)。
燃料電池がSOFC等の高温型の燃料電池により構成される場合には、700℃〜900℃程度の高温のオフガスが燃料電池から排気される。高温のオフガスは熱量が大きく、このような高温のオフガスを排気することは、熱エネルギーが無駄になる。
本発明は、燃料電池からの高温のオフガスの熱エネルギーを有効利用できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、高温型燃料電池と、熱伝導性を有する材料からなり酸化カルシウム及び/又は水酸化カルシウムを収容可能なカルシウム化合物収納容器と、前記カルシウム化合物収納容器の周囲を取り囲むように形成された気体流路とを有する蓄熱器と、媒体に熱を伝達させる熱交換器と、前記高温型燃料電池から前記蓄熱器の前記気体流路へオフガスを連通させるオフガス排気ラインと、前記蓄熱器の前記カルシウム化合物収納容器に接続され、前記カルシウム化合物収納容器に水を供給可能な水供給ラインと、前記蓄熱器の前記気体流路と前記熱交換器とを連通する蓄熱器側連通ラインと、前記高温型燃料電池から前記熱交換器へオフガスを連通させる燃料電池側連通ラインと、前記高温型燃料電池からのオフガスを、前記オフガス排気ラインを通して前記気体流路に供給するか又は供給停止させる制御を行うと共に、前記水供給ラインを通して水を前記カルシウム化合物収納容器に供給するか又は供給停止させる制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記熱交換器において必要とされる熱量が、前記燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスの熱量よりも多い場合、又は前記高温型燃料電池からオフガスが排気されていないときに前記熱交換器において熱を必要とする場合には、前記水供給ラインを通して前記カルシウム化合物収納容器内の酸化カルシウムに水を供給させて、酸化カルシウムから水酸化カルシウムを生成する発熱反応を行わせ、前記熱交換器において必要とされる熱量が、前記燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスの熱量よりも少ない場合には、前記水供給ラインを通しての酸化カルシウムへの水の供給を停止させ、前記オフガス排気ラインを通して前記気体流路に供給されてきたオフガスの熱を利用して、水酸化カルシウムから酸化カルシウムと水とを生成する吸熱反応を行わせる高温型燃料電池システムに関する。
ここで、「酸化カルシウム及び/又は水酸化カルシウムを収容可能なカルシウム化合物収納容器」とは、酸化カルシウム、水酸化カルシウムのうちのいずれか一方を収容可能であると共に、吸熱反応又は発熱反応の途中において、酸化カルシウムと水酸化カルシウムとが混在した状態のものを収容可能なカルシウム化合物収納容器であるという意味である。
ここで、「酸化カルシウム及び/又は水酸化カルシウムを収容可能なカルシウム化合物収納容器」とは、酸化カルシウム、水酸化カルシウムのうちのいずれか一方を収容可能であると共に、吸熱反応又は発熱反応の途中において、酸化カルシウムと水酸化カルシウムとが混在した状態のものを収容可能なカルシウム化合物収納容器であるという意味である。
また、前記蓄熱器は、筒形状を有し互いに平行な位置関係を有する複数の前記カルシウム化合物収納容器を備え、複数の前記カルシウム化合物収納容器は、前記複数のカルシウム化合物収納容器の軸方向視で千鳥状又は碁盤目状に配置され、且つ、前記複数のカルシウム化合物収納容器の軸方向は、前記気体流路においてオフガスが流れる方向に直交していることが好ましい。
また、前記燃料電池側連通ラインには弁が接続されており、前記制御部は、前記熱交換器において必要とされる熱量が、前記燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスの熱量よりも少ない場合には、前記弁を閉じることにより、前記オフガス排気ラインを通して前記気体流路にオフガスを供給することが好ましい。
また、前記熱交換器において前記媒体は、前記高温型燃料電池に供給される空気及び燃料ガスであることが好ましい。
本発明によれば、燃料電池からの高温のオフガスの熱エネルギーを有効利用できる燃料電池システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る燃料電池システムについて図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態による燃料電池システム1の燃料電池11において発電が行われると共に、蓄熱器12において発熱反応が行われている様子を示す概略図である。図2は、本発明の実施形態による燃料電池システム1の燃料電池11で発電が行われていないときに、蓄熱器12において発熱反応が行われている様子を示す概略図である。図3は、本発明の実施形態による燃料電池システム1の蓄熱器12において吸熱反応が行われている様子を示す概略図である。図4は、本発明の実施形態による燃料電池システム1の蓄熱器12を示す断面図である。図5は、本発明の実施形態による燃料電池システム1の蓄熱器12のカルシウム化合物収納容器12Bを示す断面図である。以下の説明において、「ライン」とは、流路、経路、管路等の総称である。
図1に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池11と、蓄熱器12と、第1熱交換器13と、第2熱交換器14と、第3熱交換器15と、改質器16と、ファン17と、制御部18とを有する。
また、燃料電池システム1は、空気供給ラインL1と、燃料電池空気供給ラインL2と、蓄熱器空気供給ラインL3と、燃料ガス供給ラインL4と、改質器オフガス供給ラインL5と、熱交換器オフガスラインL6と、蓄熱器オフガスラインL7と、発熱供給ラインL8と、を有する。
また、燃料電池システム1は、空気供給ラインL1と、燃料電池空気供給ラインL2と、蓄熱器空気供給ラインL3と、燃料ガス供給ラインL4と、改質器オフガス供給ラインL5と、熱交換器オフガスラインL6と、蓄熱器オフガスラインL7と、発熱供給ラインL8と、を有する。
空気供給ラインL1の一端部は、ファン17及びフィルタ(図示せず)に接続されている。空気供給ラインL1の他端部は、燃料電池空気供給ラインL2の一端部及び蓄熱器空気供給ラインL3の一端部に接続されている。空気供給ラインL1には、ファン17の駆動により、フィルタ(図示せず)を通過した空気A1が流通する。
燃料電池空気供給ラインL2の他端部は、燃料電池11に接続されている。燃料電池空気供給ラインL2の途中には、第1二方弁111と、第2熱交換器14とが、燃料電池空気供給ラインL2の一端部側から他端部側に向かってこの順で接続されている。第1二方弁111は、電磁弁やモータバルブ等により構成されている。燃料電池空気供給ラインL2には、空気供給ラインL1から供給された空気A1が流通する。
また、蓄熱器空気供給ラインL3の他端部は、蓄熱器12に接続されている。蓄熱器空気供給ラインL3の途中には、第2二方弁121が接続されている。第2二方弁121は、電磁弁やモータバルブ等により構成されている。蓄熱器空気供給ラインL3には、空気供給ラインL1から供給された空気A1が流通する。
燃料ガス供給ラインL4の一端部は、都市ガス等の燃料ガスG1を供給可能なガス供給部112に接続されている。燃料ガス供給ラインL4の他端部は、燃料電池11に接続されている。燃料ガス供給ラインL4の途中には、第3熱交換器15と、改質器16とが、燃料ガス供給ラインL4の一端部側から他端部側に向かってこの順で接続されている。燃料ガス供給ラインL4には、ガス供給部112から供給された燃料ガスG1が流通する。
改質器オフガス供給ラインL5の一端部は、燃料電池11に接続されている。改質器オフガス供給ラインL5の他端部は、改質器16に接続されている。改質器オフガス供給ラインL5には、燃料電池11から排気されたオフガスG2が流通する。改質器オフガス供給ラインL5は、燃料電池11から蓄熱器12の後述の気体流路12DへオフガスG2を連通させるオフガス排気ラインを構成する。また、改質器オフガス供給ラインL5は、燃料電池11から第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15へオフガスG2を連通させる燃料電池側連通ラインを構成する。
熱交換器オフガスラインL6の一端部は、改質器16に接続されている。熱交換器オフガスラインL6の他端部は、第1熱交換器13に接続されている。熱交換器オフガスラインL6の途中には、逆止弁161と、第3二方弁162と、第3熱交換器15と、第2熱交換器14とが、熱交換器オフガスラインL6の一端側から他端部側に向かってこの順で接続されている。第3二方弁162は、電磁弁やモータバルブ等により構成されている。熱交換器オフガスラインL6には、改質器16を流通したオフガスG2が流通する。熱交換器オフガスラインL6は、蓄熱器12の後述の気体流路12Dと第1熱交換器13とを連通する蓄熱器側連通ラインを構成する。また、熱交換器オフガスラインL6は、燃料電池11から第1熱交換器13、第2熱交換器14、及び第3熱交換器15へオフガスG2を連通させる燃料電池側連通ラインを構成する。
蓄熱器オフガスラインL7の一端部は、改質器16に接続されている。蓄熱器オフガスラインL7の他端部は、蓄熱器12に接続されている。
蓄熱器オフガスラインL7の途中には、逆止弁122と、第4二方弁123とが、蓄熱器オフガスラインL7の一端側から他端部側に向かってこの順で接続されている。第4二方弁123は、電磁弁やモータバルブ等により構成されている。蓄熱器オフガスラインL7には、改質器16を流通したオフガスG2が流通する。蓄熱器オフガスラインL7は、燃料電池11から蓄熱器12の後述の気体流路12DへオフガスG2を連通させるオフガス排気ラインを構成する。
発熱供給ラインL8の一端部は、蓄熱器12に接続されている。発熱供給ラインL8の他端部は、熱交換器オフガスラインL6の部分であって第3二方弁162と第3熱交換器15との間の部分に接続されている。発熱供給ラインL8には、改質器16を流通し蓄熱器12を流通したオフガスG2が流通するか、又は、空気供給ラインL1及び蓄熱器空気供給ラインL3を流通し後述のように蓄熱器12により加熱された空気A1が流通する。発熱供給ラインL8は、蓄熱器12の後述の気体流路12Dと第1熱交換器13とを連通する蓄熱器側連通ラインを構成する。
燃料電池11は、高温型の燃料電池であるSOFC(固体酸化物形燃料電池)である。燃料電池11においては、後述の改質器16から供給された水素H1と、空気供給ラインL1及び燃料電池空気供給ラインL2から供給された空気A1中の酸素とが反応することにより、発電が行われる。燃料電池11において発電を行う時の温度である運転温度は、700℃〜1000℃と高温である。燃料電池11によって発電された電気は、パワーコンディショナ(図示せず)を介してDC/ACコンバータ(図示せず)に送られ、AC電圧に変換される。
第1熱交換器13には、水ラインL131、L132が接続されている。水ラインL131には、水送給部134が接続されている。また、第1熱交換器13には、排気用ラインL133が接続されている。第1熱交換器13は、熱交換器オフガスラインL6を流通してきたオフガスG2からの熱を、水送給部134から水ラインL131に流通する水W1に伝達し、水W1を加熱して水ラインL132に流通する熱湯HW1とする。即ち、第1熱交換器13では、媒体である水W1にオフガスG2からの熱が伝達される。
第2熱交換器14は、熱交換器オフガスラインL6を流通してきたオフガスG2からの熱を、燃料電池空気供給ラインL2を流通してきた空気A1に伝達し、空気A1を加熱する。即ち、第2熱交換器14では、媒体である空気A1にオフガスG2からの熱が伝達される。第3熱交換器15は、熱交換器オフガスラインL6を流通してきたオフガスG2からの熱を、燃料ガス供給ラインL4を流通してきた燃料ガスG1に伝達し、燃料ガスG1を加熱する。即ち、第3熱交換器15では、媒体である燃料ガスG1にオフガスG2からの熱が伝達される。
即ち、第1熱交換器13において熱が伝達される媒体は、水W1である。第2熱交換器14において熱が伝達される媒体は、空気A1である。第3熱交換器15において熱が伝達される媒体は、燃料ガスG1である。
改質器16は、熱交換器(図示せず)を有している。改質器16は、燃料ガスG1から水素H1を生成する。この際、燃料ガスG1を800℃程度にまで加熱する必要があるが、この加熱は、改質器16の熱交換器(図示せず)においてオフガスG2から得た熱により行われる。改質器16によって生成された水素H1は、燃料ガス供給ラインL4を通して燃料電池11へ供給される。
また、改質器16には、燃焼器163が設けられており、燃焼器163は、加熱バーナ(図示せず)を有している。加熱バーナ(図示せず)は、改質器オフガス供給ラインL5を通して供給されるオフガスG2を燃焼する。
また、改質器16には、燃焼器163が設けられており、燃焼器163は、加熱バーナ(図示せず)を有している。加熱バーナ(図示せず)は、改質器オフガス供給ラインL5を通して供給されるオフガスG2を燃焼する。
図4、図5に示すように、蓄熱器12は、筐体12Aと、カルシウム化合物収納容器12Bとを有している。
カルシウム化合物収納容器12Bは、円筒形状を有し、互いに平行な位置関係を有して複数設けられている。複数のカルシウム化合物収納容器12Bは、図4に示すように、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向視で千鳥状に配置されている。また、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向は、気体流路12DにおいてオフガスG2が流れる方向、即ち、図4の右側から左側へ向かう方向に直交している。
カルシウム化合物収納容器12Bは、円筒形状を有し、互いに平行な位置関係を有して複数設けられている。複数のカルシウム化合物収納容器12Bは、図4に示すように、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向視で千鳥状に配置されている。また、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向は、気体流路12DにおいてオフガスG2が流れる方向、即ち、図4の右側から左側へ向かう方向に直交している。
千鳥状とは、気体流路12D内でオフガスG2が流れる方向において、即ち、図4において右側から左側へ向かう方向において、一のカルシウム化合物収納容器12B(例えば、右端から一番目のカルシウム化合物収納容器12B−1)に隣接する他のカルシウム化合物収納容器12B(例えば右端から二番目のカルシウム化合物収納容器12B−2)が、同方向において対向せずに、同方向から外れた(オフセットした)位置関係となっていることを意味する。
カルシウム化合物収納容器12Bは、熱伝導性を有する材料、例えば、SUS鋼により構成されている。カルシウム化合物収納容器12Bの内部には、酸化カルシウム12Cが充填されている。
筐体12Aの一端部には、管部12Eが設けられている。管部12Eには、蓄熱器空気供給ラインL3、及び蓄熱器オフガスラインL7が接続されている。筐体12Aの他端部には、管部12Fが設けられている。管部12Fには、発熱供給ラインL8が接続されている。筐体12Aの内部で且つカルシウム化合物収納容器12Bの外側には、気体流路12Dが形成されている。従って、気体流路12Dは、カルシウム化合物収納容器12Bの周囲を取り囲んでいる。
なお、蓄熱器空気供給ラインL3の他端部と、蓄熱器オフガスラインL7の他端部とは、図1〜図3に示す概略図においては、説明の便宜上、蓄熱器12の別々の部分に接続されているように図示されている。実際には、蓄熱器12の前述の筐体12Aの一端部に設けられた管部12E(図4参照)からそれぞれ分岐するようにして、蓄熱器空気供給ラインL3の他端部と、蓄熱器オフガスラインL7の他端部とは、管部12Eに接続されている。
なお、蓄熱器空気供給ラインL3の他端部と、蓄熱器オフガスラインL7の他端部とは、図1〜図3に示す概略図においては、説明の便宜上、蓄熱器12の別々の部分に接続されているように図示されている。実際には、蓄熱器12の前述の筐体12Aの一端部に設けられた管部12E(図4参照)からそれぞれ分岐するようにして、蓄熱器空気供給ラインL3の他端部と、蓄熱器オフガスラインL7の他端部とは、管部12Eに接続されている。
また、図5に示すように、カルシウム化合物収納容器12Bには、水供給ラインL12が接続されている。水供給ラインL12は、水供給部124(図1参照)に接続されており、カルシウム化合物収納容器12B内の酸化カルシウム12Cに対して水W2を供給可能である。また、蓄熱器12には、供給された水W2が蒸気となり、カルシウム化合物収納容器12B内の気圧が急激に上昇したときに、当該蒸気を抜くための蒸気抜きL125が形成されている。
制御部18は、第1二方弁111、第2二方弁121、第3二方弁162、第4二方弁123、水供給部124、ファン17、水送給部134、及び、ガス供給部112に電気的に接続されており、これらを制御可能である。制御部18は、CPU(図示せず)と記憶媒体(図示せず)とを主として有している。記憶媒体には、各種の制御を行うためにCPUを動作させるためのプログラムと、第1二方弁111、第2二方弁121、第3二方弁162、第4二方弁123、水供給部124、ファン17、水送給部134、及び、ガス供給部112の後述する動作を行うプログラムとが記憶されている。
上記の構成の燃料電池システム1は、以下のように動作する。
燃料電池11が発電するときには、制御部18は、ガス供給部112から燃料ガスG1を供給すると共に、ファン17を駆動させ、第1二方弁111を開く。これにより、改質器16に燃料ガスG1が供給されて水素H1が生成され、水素H1と空気A1とが燃料電池11に供給されて発電が行われる。また、制御部18は、水送給部134から水W1を供給すると共に、第3二方弁162を開く。これにより、燃料電池11から排気され改質器16において燃料ガスG1を加熱したオフガスG2は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15に供給される。オフガスG2の熱は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において熱交換され、それぞれ媒体である水W1、空気A1、燃料ガスG1に熱が伝達される。なお、第2二方弁121及び第4二方弁123は、閉じた状態とされる。
燃料電池11が発電するときには、制御部18は、ガス供給部112から燃料ガスG1を供給すると共に、ファン17を駆動させ、第1二方弁111を開く。これにより、改質器16に燃料ガスG1が供給されて水素H1が生成され、水素H1と空気A1とが燃料電池11に供給されて発電が行われる。また、制御部18は、水送給部134から水W1を供給すると共に、第3二方弁162を開く。これにより、燃料電池11から排気され改質器16において燃料ガスG1を加熱したオフガスG2は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15に供給される。オフガスG2の熱は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において熱交換され、それぞれ媒体である水W1、空気A1、燃料ガスG1に熱が伝達される。なお、第2二方弁121及び第4二方弁123は、閉じた状態とされる。
第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合には、制御部18は、次のように動作する。
即ち、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、改質器オフガス供給ラインL5及び熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合(具体的には、第1熱交換器13において、水ラインL131を流れる水W1に対して熱を伝達する量が多く、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合)には、制御部18は、蓄熱器オフガスラインL7を通しての気体流路12Dへの、燃料電池11からのオフガスG2の供給を停止させる制御を行うと共に、水供給ラインL12を通して水W2をカルシウム化合物収納容器12Bに供給する制御を行う。
即ち、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、改質器オフガス供給ラインL5及び熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合(具体的には、第1熱交換器13において、水ラインL131を流れる水W1に対して熱を伝達する量が多く、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合)には、制御部18は、蓄熱器オフガスラインL7を通しての気体流路12Dへの、燃料電池11からのオフガスG2の供給を停止させる制御を行うと共に、水供給ラインL12を通して水W2をカルシウム化合物収納容器12Bに供給する制御を行う。
具体的には、図1に示すように、制御部18は、第1二方弁111、第2二方弁121、第3二方弁162を開き、第4二方弁123を閉じる。また、水供給部124を制御し、水供給ラインL12を通して水W2を、カルシウム化合物収納容器12B内の酸化カルシウム12Cに対して供給する。また、ファン17を駆動させる。
これにより、燃料電池11から排気され改質器16において燃料ガスG1を加熱したオフガスG2は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15に供給される。これに加えて、カルシウム化合物収納容器12B内では、酸化カルシウム12Cと水W2とが化学反応して、水酸化カルシウムが生成されるとともに、熱が発生する発熱反応が行われる。熱は、カルシウム化合物収納容器12Bを伝達する。そして、熱は、ファン17の駆動により、空気供給ラインL1及び蓄熱器空気供給ラインL3を通して気体流路12D内に供給された空気A1に伝達され、空気A1が加熱される。加熱された空気A1は、蓄熱器側連通ラインとしての発熱供給ラインL8及び熱交換器オフガスラインL6を通して、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15に供給される。
燃料電池11からオフガスG2が排気されていないときに第1熱交換器13において熱を必要とする場合、即ち、燃料電池11が発電していないときに、第1熱交換器13において熱を必要とする場合には、図2に示すように、制御部18は、第1二方弁111、第3二方弁162、第4二方弁123を閉じ、第2二方弁121を開く。また、水供給部124を制御し、水供給ラインL12を通して水W2を、カルシウム化合物収納容器12B内の酸化カルシウム12Cに対して供給する。また、ファン17を駆動させる。
これにより、カルシウム化合物収納容器12B内では、酸化カルシウム12Cと水W2とが化学反応して水酸化カルシウムが生成され、熱が発生する発熱反応が行われる。熱は、カルシウム化合物収納容器12Bを伝達する。そして、ファン17の駆動により、空気供給ラインL1及び蓄熱器空気供給ラインL3を通して気体流路12D内に供給された空気A1に伝達され、空気A1が加熱される。加熱された空気A1は、蓄熱器側連通ラインとしての発熱供給ラインL8及び熱交換器オフガスラインL6を通して、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15に供給される。
燃料電池11の発電中に、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスG2の熱量よりも少ない場合、即ち、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、改質器オフガス供給ラインL5及び熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも少ない場合には、制御部18は、第3二方弁162を閉じることにより、燃料電池11からのオフガスG2を、オフガス排気ラインとしての改質器オフガス供給ラインL5、及び蓄熱器オフガスラインL7を通して、気体流路12Dに供給すると共に、水供給ラインL12を通してのカルシウム化合物収納容器12Bへの水W2の供給を停止する制御を行う。
具体的には、図3に示すように、制御部18は、第1二方弁111、第4二方弁123を開き、第2二方弁121、第3二方弁162を閉じる。また、水供給部124を制御し、水供給ラインL12を通しての蓄熱器12の酸化カルシウム12Cへの水W2の供給を停止させる。
これにより、以前に発熱反応により生じた水酸化カルシウムは、高温のオフガスG2により加熱される。このことで、蓄熱器オフガスラインL7を通して気体流路12Dに供給されてきたオフガスG2の熱が利用されて、蓄熱器12内の水酸化カルシウムから酸化カルシウム12Cと水W2とが生成される吸熱反応が行われる。即ち、酸化カルシウムに化学変化することによってポテンシャルが高くなる。
上記構成の燃料電池システム1によれば以下の効果を得ることができる。
蓄熱器12は、熱伝導性を有する材料からなり酸化カルシウム12C及び/又は水酸化カルシウムが充填されたカルシウム化合物収納容器12Bと、カルシウム化合物収納容器12Bの周囲を取り囲むように形成された気体流路12Dとを有する。
また、制御部18は、燃料電池11からのオフガスG2を、蓄熱器オフガスラインL7を通して気体流路12Dに供給するか又は供給停止させる制御を行うと共に、水供給ラインL12を通して水W2をカルシウム化合物収納容器12Bに供給するか又は供給停止させる制御を行う。
蓄熱器12は、熱伝導性を有する材料からなり酸化カルシウム12C及び/又は水酸化カルシウムが充填されたカルシウム化合物収納容器12Bと、カルシウム化合物収納容器12Bの周囲を取り囲むように形成された気体流路12Dとを有する。
また、制御部18は、燃料電池11からのオフガスG2を、蓄熱器オフガスラインL7を通して気体流路12Dに供給するか又は供給停止させる制御を行うと共に、水供給ラインL12を通して水W2をカルシウム化合物収納容器12Bに供給するか又は供給停止させる制御を行う。
また、制御部18は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ライン、即ち、改質器オフガス供給ラインL5及び熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合、又は燃料電池11からオフガスG2が排気されていないときに第1熱交換器13において熱を必要とする場合には、水供給ラインL12を通してカルシウム化合物収納容器12B内の酸化カルシウム12Cに水W2を供給させて、酸化カルシウム12Cから水酸化カルシウムを生成する発熱反応を行わせる。
一方、制御部18は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ラインとしての改質器オフガス供給ラインL5及び熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも少ない場合には、水供給ラインL12を通しての蓄熱器12内の酸化カルシウム12Cへの水W2の供給を停止させる。そして、オフガス排気ラインとしての改質器オフガス供給ラインL5及び蓄熱器オフガスラインL7を通して気体流路12Dに供給されてきたオフガスG2の熱を利用して、蓄熱器12内の水酸化カルシウムから酸化カルシウム12Cと水W2とを生成する吸熱反応を行わせる。
このため、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスG2の熱量よりも少ない場合には、酸化カルシウム12Cにエネルギーを保存することができる。また、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスG2の熱量よりも多い場合、又は燃料電池11からオフガスG2が排気されていないときに第1熱交換器13において熱を必要とする場合には、発熱反応により生じた熱を第1熱交換器13において利用することができる。
従って、熱エネルギーを無駄にすることなく、燃料電池11において発電を行うことができる。
従って、熱エネルギーを無駄にすることなく、燃料電池11において発電を行うことができる。
また、蓄熱器12は、筒形状、特に円筒形状を有し互いに平行な位置関係を有する複数のカルシウム化合物収納容器12Bを備え、複数のカルシウム化合物収納容器12Bは、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向視で千鳥状に配置され、且つ、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向は、気体流路12DにおいてオフガスG2が流れる方向に直交している。
このため、カルシウム化合物収納容器12Bにおける発熱反応で生じた熱エネルギーを効果的に気体流路12D中の気体に伝達させることができる。また、カルシウム化合物収納容器12Bにおける吸熱反応で吸収される熱エネルギーを、効果的に気体流路12D中の気体からカルシウム化合物収納容器12B内に伝達させることができる。
また、燃料電池側連通ラインを構成する熱交換器オフガスラインL6には、第3二方弁162が接続されている。制御部18は、第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15において必要とされる熱量が、燃料電池側連通ラインとしての改質器オフガス供給ラインL5及び熱交換器オフガスラインL6を通して供給されるオフガスG2の熱量よりも少ない場合には、第3二方弁162を閉じることにより、蓄熱器オフガスラインL7を通して気体流路12DにオフガスG2を供給する。このため、簡単な制御により、容易に、気体流路12DにオフガスG2を供給することができる。
また、第2熱交換器14、第3熱交換器15における媒体は、それぞれ燃料電池11に供給される空気A1、燃料ガスG1であるため、高温のオフガスG2の熱を利用して、燃料電池11における発電に用いられる空気A1及び燃料ガスG1を効率よく加熱することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。例えば、本実施形態では、カルシウム化合物収納容器12B内には、反応前に酸化カルシウム12Cが充填されていたが、酸化カルシウム12Cに代えて、反応前に水酸化カルシウムが充填されていてもよい。また第1熱交換器13、第2熱交換器14、第3熱交換器15で熱が伝達される媒体は、本実施形態における媒体に限定されない。
また、本実施形態では、オフガス排気ライン、蓄熱器側連通ライン、燃料電池側連通ラインの構成は、本実施形態のものに限定されない。例えば、これらのラインは、互いに別体でそれぞれ構成されていてもよい。また、第4二方弁123は、設けられていなくてもよい。
また、蓄熱器の構成は、本実施形態による蓄熱器12の構成に限定されない。また、カルシウム化合物収納容器12Bは、SUS鋼により構成されていたが、熱伝導性を有する材料により構成されていればよい。また、高温型の燃料電池である燃料電池11は、SOFCにより構成されていたが、SOFCに限定されず、高温型の燃料電池であればよい。また、カルシウム化合物収納容器12Bは、円筒形状を有していたが、この形状に限定されず、筒形状をしていればよい。
また、本実施形態では、複数のカルシウム化合物収納容器12Bは、図4に示すように、複数のカルシウム化合物収納容器12Bの軸方向視で千鳥状に配置されていたが、この配置に限定されない。例えば、複数の前記カルシウム化合物収納容器は、複数のカルシウム化合物収納容器の軸方向視で、碁盤目状に配置されていてもよい。
碁盤目状とは、例えば、図4に示す気体流路12D内でオフガスG2が流れる方向において、即ち、図4において右側から左側へ向かう方向において、一のカルシウム化合物収納容器12B(例えば、右端から一番目のカルシウム化合物収納容器12B−1)に隣接する他のカルシウム化合物収納容器12B(例えば右端から二番目のカルシウム化合物収納容器12B−2)が、同方向において対向し、且つ、同方向に直交する方向である図4の上下方向においても、カルシウム化合物収納容器12B同士が対向する位置関係となっていることを意味する。
1 燃料電池システム
11 燃料電池
12 蓄熱器
12A 筐体
12B カルシウム化合物収納容器
12C 酸化カルシウム
12D 気体流路
13 第1熱交換器
14 第2熱交換器
15 第3熱交換器
18 制御部
162 第3二方弁
G2 オフガス
L5 改質器オフガス供給ライン
L6 熱交換器オフガスライン
L7 蓄熱器オフガスライン
L8 発熱供給ライン
L12 水供給ライン
HW1 熱湯
W1 水
11 燃料電池
12 蓄熱器
12A 筐体
12B カルシウム化合物収納容器
12C 酸化カルシウム
12D 気体流路
13 第1熱交換器
14 第2熱交換器
15 第3熱交換器
18 制御部
162 第3二方弁
G2 オフガス
L5 改質器オフガス供給ライン
L6 熱交換器オフガスライン
L7 蓄熱器オフガスライン
L8 発熱供給ライン
L12 水供給ライン
HW1 熱湯
W1 水
Claims (4)
- 高温型燃料電池と、
熱伝導性を有する材料からなり酸化カルシウム及び/又は水酸化カルシウムを収容可能なカルシウム化合物収納容器と、前記カルシウム化合物収納容器の周囲を取り囲むように形成された気体流路とを有する蓄熱器と、
媒体に熱を伝達させる熱交換器と、
前記高温型燃料電池から前記蓄熱器の前記気体流路へオフガスを連通させるオフガス排気ラインと、
前記蓄熱器の前記カルシウム化合物収納容器に接続され、前記カルシウム化合物収納容器に水を供給可能な水供給ラインと、
前記蓄熱器の前記気体流路と前記熱交換器とを連通する蓄熱器側連通ラインと、
前記高温型燃料電池から前記熱交換器へオフガスを連通させる燃料電池側連通ラインと、
前記高温型燃料電池からのオフガスを、前記オフガス排気ラインを通して前記気体流路に供給するか又は供給停止させる制御を行うと共に、前記水供給ラインを通して水を前記カルシウム化合物収納容器に供給するか又は供給停止させる制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記熱交換器において必要とされる熱量が、前記燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスの熱量よりも多い場合、又は前記高温型燃料電池からオフガスが排気されていないときに前記熱交換器において熱を必要とする場合には、前記水供給ラインを通して前記カルシウム化合物収納容器内の酸化カルシウムに水を供給させて、酸化カルシウムから水酸化カルシウムを生成する発熱反応を行わせ、前記熱交換器において必要とされる熱量が、前記燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスの熱量よりも少ない場合には、前記水供給ラインを通しての酸化カルシウムへの水の供給を停止させ、前記オフガス排気ラインを通して前記気体流路に供給されてきたオフガスの熱を利用して、水酸化カルシウムから酸化カルシウムと水とを生成する吸熱反応を行わせる高温型燃料電池システム。 - 前記蓄熱器は、筒形状を有し互いに平行な位置関係を有する複数の前記カルシウム化合物収納容器を備え、
複数の前記カルシウム化合物収納容器は、前記複数のカルシウム化合物収納容器の軸方向視で千鳥状又は碁盤目状に配置され、且つ、前記複数のカルシウム化合物収納容器の軸方向は、前記気体流路においてオフガスが流れる方向に直交している請求項1に記載の高温型燃料電池システム。 - 前記燃料電池側連通ラインには弁が接続されており、
前記制御部は、前記熱交換器において必要とされる熱量が、前記燃料電池側連通ラインを通して供給されるオフガスの熱量よりも少ない場合には、前記弁を閉じることにより、前記オフガス排気ラインを通して前記気体流路にオフガスを供給する請求項1又は請求項2に記載の高温型燃料電池システム。 - 前記熱交換器において前記媒体は、前記高温型燃料電池に供給される空気及び燃料ガスである請求項1〜請求項3のいずれかに記載の高温型燃料電池システム。
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