JP5919883B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、ターゲットに液体を噴射して記録を行う液体噴射装置に関する。
従来から、液体噴射装置の一種として、液体噴射ヘッドから用紙等の記録媒体に対してインク(液体)を噴射することにより記録を行うインクジェット式のプリンターが知られている。このようなプリンターにおいては、比較的大量の印刷を行う場合に液体噴射ヘッドへ連続的に安定してインクを供給するために、インクの収容容量が比較的大きなインクタンク(液体収容タンク)からインク供給チューブ(液体供給チューブ)を通じてインクカートリッジにインクを供給する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のプリンターでは、本体ハウジングの内側を走査方向に移動可能なキャリッジに液体噴射ヘッドが搭載されている。そして、このプリンターでは、本体ハウジングの外側に設けられたインクタンクから延びるインク供給チューブが、本体ハウジングの上側の開口部を通じてキャリッジの移動領域に挿入され、キャリッジに搭載されたインクカートリッジに接続される。この場合、インク供給チューブは、本体ハウジングの上側の開口部を横切るように設けられた支持部材によって長さ方向の途中部分が支持されることにより、インク供給チューブにおいてキャリッジの移動領域に挿入される端部がインクカートリッジに導かれる。
中国実用新案登録公告CN2825289Y号公報
ところで、上記のプリンターは、支持部材が本体ハウジングに固定されている。そのため、装置の組み付け時において、インクカートリッジから引き回されたインク供給チューブがキャリッジの走査方向への移動動作を阻害する場合であっても、この状態を解消するためにインク供給チューブの位置を調整することができないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体供給チューブの位置を調整することができる液体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、走査方向に沿って移動可能に構成されたキャリッジに搭載され、前記キャリッジのターゲットに対する走査方向の移動に伴って前記ターゲットに対して液体を噴射して記録を行う液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置であって、前記キャリッジの移動領域を内部に有すると共に、その移動領域を露呈させる開口部が設けられた本体ハウジングと、前記液体が収容された液体収容部から送られる液体を前記液体噴射ヘッドへと導き、前記キャリッジの前記移動に伴って追従変形する変形可動部を有する液体供給チューブと、前記本体ハウジング内に回動自在に設けられ、前記液体供給チューブの前記変形可動部を規定する支持部材とを備えた。
上記構成によれば、支持部材を本体ハウジングに対して回動させることにより、この支持部材に支持された液体供給チューブの変形可動部の位置を調整することができる。
また、本発明の液体噴射装置において、前記支持部材は、前記開口部の領域内で変位可能である。
上記構成によれば、支持部材を本体ハウジングの開口部の領域内で変位させることにより、この支持部材に支持された液体供給チューブの変形可動部の位置を調整することができる。
また、本発明の液体噴射装置において、前記支持部材は、記録実行時における前記液体供給チューブの前記変形可動部の位置を調整可能に変位する。
上記構成によれば、キャリッジの走査方向の移動を伴う記録実行時における支持部材に支持された液体供給チューブの変形可動部の位置を調整することができる。
また、本発明の液体噴射装置は、前記開口部を開閉する方向に変位する開閉部材と前記本体ハウジングとの間に介在することにより前記開閉部材と前記開口部との間に隙間を介在させるスペーサーを更に備え、前記支持部材は、前記スペーサーに対して回動自在に取り付けられる。
上記構成によれば、スペーサーを支持部材の回動中心として兼用することができるため、部品点数の削減に伴って装置の組み付け性の向上を図ることができる。
また、本発明の液体噴射装置において、前記本体ハウジング及び前記支持部材の一方には軸部が設けられ、前記本体ハウジング及び前記支持部材の他方は、前記軸部に対して回動自在に取り付けられる軸受け部を有する。
上記構成によれば、支持部材を本体ハウジングに対して回動自在に取り付ける構成を容易に実現することができる。
また、本発明の液体噴射装置において、前記本体ハウジングにはねじ穴が形成され、前記支持部材は、前記ねじ穴に螺合する固定ねじによって、該固定ねじを軸部として前記本体ハウジングに対して回動自在に取り付けられる。
上記構成によれば、固定ねじを本体ハウジングに形成されたねじ穴に螺合させることにより、支持部材を本体ハウジングに対して回動自在に取り付ける構成を容易に実現することができる。
また、本発明の液体噴射装置において、前記支持部材は、前記キャリッジの移動時に前記液体供給チューブが前記本体ハウジングに干渉しないように、前記本体ハウジングに対する回動角度が調整される。
上記構成によれば、支持部材を本体ハウジングに対して回動させることにより、この支持部材に支持された液体供給チューブがキャリッジの移動時に本体ハウジングに干渉しないように、液体供給チューブの位置を調整することができる。
また、本発明の液体噴射装置において、前記支持部材を複数備え、前記複数の支持部材のうち少なくとも一つの支持部材は、前記本体ハウジングに対して回動自在に設けられる。
上記構成によれば、複数の支持部材を用いて液体供給チューブを更に安定して支持することができる。
また、本発明の液体噴射装置は、前記支持部材の回動位置を固定する固定部材を更に備えた。
上記構成によれば、本体ハウジングに対する支持部材の回動角度を固定することにより、液体供給チューブの変形可動部の位置を安定して保持することができる。
本発明に係る実施形態の複合機において、イメージスキャナが閉塞位置にある状態を示す斜視図。 同実施形態の複合機において、イメージスキャナが開放位置にある状態を示す斜視図。 同実施形態の複合機を上方から見た模式図。 本発明に係る別の実施形態の複合機を上方から見た模式図。 本発明に係る別の実施形態の複合機を上方から見た模式図。 本発明に係る別の実施形態の複合機を上方から見た模式図。 本発明に係る別の実施形態の複合機を上方から見た模式図。 本発明に係る別の実施形態の複合機を上方から見た模式図。 本発明に係る別の実施形態の複合機を示す斜視図。 本発明に係る別の実施形態のプリンターを示す斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、液体噴射装置としての複合機10は、インクジェット式のプリンター11と、プリンター11上に設けられた開閉部材としてのイメージスキャナ12とを備え、全体として略直方体状をなしている。
プリンター11は、上面に開口した開口部13aを有する略矩形箱状の本体ハウジング13を備えている。そして、イメージスキャナ12の基端は、本体ハウジング13の開口部13aを開閉するように本体ハウジング13に対して回動自在に取り付けられている。また、本体ハウジング13においてイメージスキャナ12の先端が上方から覆う部位には、複合機10を操作する際に用いられる操作パネル14が設けられている。
また、本体ハウジング13内の下部には矩形板状の支持台15が設けられている。そして、支持台15上には、本体ハウジング13内に設けられた図示しない紙送りモーターの駆動に基づいてターゲットとしての用紙が給送される。なお、支持台15は、その長手方向が用紙の幅方向と一致するように設けられている。
本体ハウジング13内における支持台15の上方には、支持台15の長手方向に沿って延びるガイドレール16が設けられている。ガイドレール16には、その長手方向に往復移動可能にキャリッジ17が支持されている。そして、キャリッジ17は、本体ハウジング13内に設けられた図示しないキャリッジモーターの駆動に基づき、ガイドレール16にガイドされながら走査方向に往復移動する。すなわち、本体ハウジング13内における支持台15の上方の空間域は、キャリッジ17が往復移動する移動領域Sとなっており、この移動領域S上部が本体ハウジング13の開口部13aによって本体ハウジング13の外側に露呈されている。なお、本体ハウジング13内におけるキャリッジ17の走査方向の一端側の領域(図2では支持台15よりも右側の領域)は、非印刷時にキャリッジ17が待機するホームポジションHPとなっている。
キャリッジ17は、キャリッジ17の下面に一体に組み込まれた液体噴射ヘッドと、キャリッジ17に着脱自在に収納された複数(本実施形態では4つ)の中継アダプター18とを備えて構成されている。中継アダプター18は、本体ハウジング13の外部に設けられた液体収容部としてのインクタンク19と液体噴射ヘッドとを中継するアダプターであり、液体噴射ヘッドから噴射される液体としての各色のインク(本実施形態では、シアンインク、マゼンダインク、イエローインク、黒インク)を収容可能となっている。なお、液体噴射ヘッドの下面には、図示しない複数のノズルが開口している。そして、液体噴射ヘッドに備えられた図示しない圧電素子の駆動に伴って、中継アダプター18内のインクが液体噴射ヘッドへ供給され、供給されたインクが液体噴射ヘッドのノズルから支持台15上に給送された用紙に向けて噴射されることにより印刷が行われる。
また、液体噴射ヘッドから噴射される各色のインクを収容するインクタンク19は、キャリッジ17の走査方向におけるホームポジションHP寄りの位置に設けられている。そして、インクタンク19に収容されたインクの流路として機能する液体供給チューブとしてのインク供給チューブ20の一端側がインクタンク19に接続されている。また、インク供給チューブ20の他端側は、キャリッジ17の走査方向におけるホームポジションHPとは反対寄りの位置から本体ハウジング13の開口部13aを通じてキャリッジ17の移動領域Sに挿入され、キャリッジ17に搭載された中継アダプター18に接続されている。
また、本体ハウジング13の上面において、本体ハウジング13とイメージスキャナ12との間で挟まれる空間域における本体ハウジング13の開口部13aよりも内奥側に位置する面部位には、略矩形板状のスペーサー21が固定されている。すなわち、スペーサー21は、本体ハウジング13の上面のうち、開口部13aの周縁部位であってキャリッジ17の走査方向に沿う周縁の面部位に固定されている。そして、スペーサー21は、イメージスキャナ12が本体ハウジング13の開口部13aを閉塞する方向に回動した場合に、イメージスキャナ12と本体ハウジング13の開口部13aとの間に、インク供給チューブ20を挿通させる隙間を確保するために設けられている。
また、スペーサー21の上面には、鉛直上方に延びる円柱状の軸部22が形成されている。この軸部22は、矩形板状をなす支持部材23の長手方向の一端側に形成された軸受け部としての貫通孔24に対して下方から挿入されている。そのため、支持部材23は、スペーサー21の軸部22を回動中心としてスペーサー21に対して回動自在に取り付けられている。なお、支持部材23は、その長手方向において回動中心となる一端側とは反対側の端部が、固定部材としての粘着テープ25によって本体ハウジング13に対して固定されている。
また、支持部材23の長手方向の略中央部には、固定具26に設けられた係止爪(図示略)が係止可能な係止孔(図示略)が形成されている。そして、固定具26は、支持部材23との間にインク供給チューブ20を挟んだ状態で支持部材23の係止孔に対して係止爪を係止させることにより、インク供給チューブ20を支持部材23に対して固定する。その結果、インク供給チューブ20の長さ方向における固定具26と中継アダプター18との間の部分が、キャリッジ17の移動に伴って追随変形する変形可動部20aとして支持部材23によって規定される。
次に、上記のように構成された複合機10の作用について説明する。
さて、本実施形態の複合機10では、記録実行時にキャリッジ17が走査方向に移動することに併せて、キャリッジ17に搭載された中継アダプター18に一端側が接続されたインク供給チューブ20の変形可動部20aが本体ハウジング13の開口部13aの領域内で変位する。この場合、インク供給チューブ20の変形可動部20aが本体ハウジング13に干渉することにより、キャリッジ17の走査方向への移動動作を阻害することがあり得る。
この点、本実施形態の複合機10では、装置の組み付け時において、例えば、図3において二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に向けてスペーサー21の軸部22を中心として支持部材23を回動させる。すると、支持部材23に対して固定具26によって固定されたインク供給チューブ20の位置が移動する。この場合、支持部材23は、キャリッジ17が走査方向に移動することに併せてインク供給チューブ20の変形可動部20aが本体ハウジング13に干渉することがないように、本体ハウジング13に対する回動角度が調整される。
そして、支持部材23の回動角度の調整が完了すると、スペーサー21の軸部22を中心とした支持部材23の回動位置が粘着テープ25によって固定される。そのため、キャリッジ17の移動時において本体ハウジング13に干渉しないように調整されたインク供給チューブ20の変形可動部20aの位置が安定して保持されつつ、装置の組み付け動作が完了する。
上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)支持部材23を本体ハウジング13に対して回動させることにより、この支持部材23に支持されたインク供給チューブ20の位置を調整することができる。
(2)支持部材23を本体ハウジング13の開口部13aの領域内で変位させることにより、この支持部材23に支持されたインク供給チューブ20の変形可動部20aの位置を調整することができる。
(3)キャリッジ17の走査方向の移動を伴う記録実行時における支持部材23に支持されたインク供給チューブ20の変形可動部20aの位置を調整することができる。
(4)スペーサー21を支持部材23の回動中心として兼用することができるため、部品点数の削減に伴って装置の組み付け性の向上を図ることができる。
(5)支持部材23を本体ハウジング13に対して回動させることにより、この支持部材23に支持されたインク供給チューブ20がキャリッジ17の移動時に本体ハウジング13に干渉しないように、インク供給チューブ20の位置を調整することができる。
(6)本体ハウジング13に対する支持部材23の回動角度を粘着テープ25によって固定することにより、インク供給チューブ20の位置を安定して保持することができる。
なお、上記実施形態は、以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態において、図4に示すように、キャリッジ17の走査方向におけるホームポジションHP寄りの位置から本体ハウジング13の開口部13aを通じてキャリッジ17の移動領域Sにインク供給チューブ20を挿入し、キャリッジ17に搭載された中継アダプター18にインク供給チューブ20を接続してもよい。
・上記実施形態において、キャリッジ17の走査方向におけるホームポジションHPとは反対寄りの位置にインクタンク19を設けてもよい。この場合、図5に示すように、キャリッジ17の走査方向におけるホームポジションHPとは反対寄りの位置から本体ハウジング13の開口部13aを通じてキャリッジ17の移動領域Sにインク供給チューブ20を挿入し、キャリッジ17に搭載された中継アダプター18にインク供給チューブ20を接続してもよい。また、この場合、図6に示すように、キャリッジ17の走査方向におけるホームポジションHP寄りの位置から本体ハウジング13の開口部13aを通じてキャリッジ17の移動領域Sにインク供給チューブ20を挿入し、キャリッジ17に搭載された中継アダプター18にインク供給チューブ20を接続してもよい。
・上記実施形態において、図7に示すように、本体ハウジング13の上面のうち、開口部13aの周縁部位であって、キャリッジ17の走査方向と直交する周縁の面部位にスペーサー21を設け、このスペーサー21に対して支持部材23を回動自在に取り付ける構成としてもよい。また、同図に示すように、本体ハウジング13の上面に支持部材23を片持ち支持させる構成としてもよい。
・上記実施形態において、図8に示すように、2つの支持部材23を本体ハウジング13の上面に設けてもよい。なお、図8に示す例では、2つの支持部材23のうち、一方の支持部材23を本体ハウジング13に対して回動不能に固定して設けると共に、他方の支持部材23を本体ハウジング13に対して回動自在に設けているが、双方の支持部材23を本体ハウジング13に対して回動自在に設けてもよい。また、3つ以上の支持部材23を本体ハウジング13の上面に設けてもよい。
・上記実施形態において、支持部材23において回動中心となる一端側とは反対側の他端側を本体ハウジング13に対して面ファスナーによって固定してもよい。また、支持部材23において回動中心となる一端側とは反対側の他端側を本体ハウジング13に対して接着剤によって接着してもよい。
・上記実施形態において、支持部材23において回動中心となる一端側を粘着テープによって回動不能に固定してもよい。また、支持部材23において回動中心となる一端側を本体ハウジング13に対して面ファスナーによって回動不能に固定してもよい。また、支持部材23において回動中心となる一端側を本体ハウジング13に対して接着剤によって回動不能に接着してもよい。
・上記実施形態において、粘着テープ25を用いることなく、支持部材23とスペーサー21との間に作用する摩擦抵抗に基づいて支持部材23の回動位置を保持してもよい。
・上記実施形態において、スペーサー21の上面にねじ穴を形成し、このねじ穴に螺合する固定ねじを軸部として支持部材23をスペーサー21に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、スペーサー21の上面に挿入穴を形成すると共に、支持部材23の長手方向の一端側に貫通孔を形成し、この貫通孔を位置合わせした状態で係合ピンを貫通孔側から挿入穴まで挿入することにより、支持部材23をスペーサー21に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、スペーサー21の上面に挿入穴を形成し、支持部材23の長手方向の一端側に形成された軸部を挿入穴に対して挿入することにより、支持部材23をスペーサー21に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、本体ハウジング13の上面にねじ穴を形成し、このねじ穴に螺合する固定ねじを軸部として支持部材23を本体ハウジング13に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、本体ハウジング13の上面に鉛直上方に延びる軸部を固着し、この軸部を支持部材23の長手方向の一端側に形成された貫通孔24に対して挿入することにより、支持部材23を本体ハウジング13に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、本体ハウジング13の上面に挿入穴を形成すると共に、支持部材23の長手方向の一端側に貫通孔を形成し、この貫通孔を位置合わせした状態で係合ピンを貫通孔側から挿入穴まで挿入することにより、支持部材23を本体ハウジング13に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、本体ハウジング13の上面に挿入穴を形成し、支持部材23の長手方向の一端側に形成された軸部を貫通孔に対して挿入することにより、支持部材23を本体ハウジング13に対して回動自在に取り付ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、キャリッジ17に中継アダプター18を搭載しない構成としてもよい。すなわち、本体ハウジング13の外部に設けられたインクタンク19からインク供給チューブ20を通じて供給されるインクを、中継アダプター18を介さずに液体噴射ヘッドへと供給するようにしてもよい。
・上記実施形態において、ターゲットの材質は紙に限定されず、布や樹脂フィルム、樹脂シート、金属シートなどを採用してもよい。
・上記実施形態において、図9に示すように、イメージスキャナ12に操作パネル14が設けられた複合機10に本発明を具体化してもよい。
・上記実施形態において、図10に示すように、イメージスキャナ12を備えた複合機10とは異なり、本体ハウジング13の開口部13aがカバー30で覆われるプリンター11に本発明を具体化してもよい。
・上記実施形態において、液体噴射装置をインクジェット式のプリンター11を備えた複合機10に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に具体化してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
10…液体噴射装置としての複合機、12…開閉部材としてのイメージスキャナ、13…本体ハウジング、13a…開口部、17…キャリッジ、19…液体収容部としてのインクタンク、20…液体供給チューブとしてのインク供給チューブ、20a…変形可動部、21…スペーサー、22…軸部、23…支持部材、24…軸受け部としての貫通孔、25…固定部材としての粘着テープ、S…移動領域。

Claims (8)

  1. 走査方向に沿って移動可能に構成されたキャリッジに搭載され、前記キャリッジのターゲットに対する走査方向の移動に伴って前記ターゲットに対して液体を噴射して記録を行う液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置であって、
    前記キャリッジの移動領域を内部に有すると共に、その移動領域を露呈させる開口部が設けられた本体ハウジングと、
    前記液体が収容された液体収容部から送られる液体を前記液体噴射ヘッドへと導き、前記キャリッジの前記移動に伴って追従変形する変形可動部を有する液体供給チューブと、
    前記本体ハウジング内に回動自在に設けられ、前記液体供給チューブの前記変形可動部を規定する支持部材と
    前記支持部材の回動位置を固定する固定部材と
    を備え
    前記固定部材により前記支持部材が固定された状態において、前記キャリッジの移動時に前記液体噴射ヘッドから前記ターゲットに対して液体を噴射して記録を行うことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1記載の液体噴射装置において、
    前記支持部材は、前記開口部の領域内で変位可能であることを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の液体噴射装置において、
    前記支持部材は、記録実行時における前記液体供給チューブの前記変形可動部の位置を調整可能に変位することを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
    前記開口部を開閉する方向に変位する開閉部材と前記本体ハウジングとの間に介在することにより前記開閉部材と前記開口部との間に隙間を介在させるスペーサーを更に備え、
    前記支持部材は、前記スペーサーに対して回動自在に取り付けられることを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
    前記本体ハウジング及び前記支持部材の一方には軸部が設けられ、
    前記本体ハウジング及び前記支持部材の他方は、前記軸部に対して回動自在に取り付けられる軸受け部を有することを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
    前記本体ハウジングにはねじ穴が形成され、
    前記支持部材は、前記ねじ穴に螺合する固定ねじによって、該固定ねじを軸部として前記本体ハウジングに対して回動自在に取り付けられることを特徴とする液体噴射装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
    前記支持部材は、前記キャリッジの移動時に前記液体供給チューブにおける前記変形可動部が前記本体ハウジングに干渉しないように、前記本体ハウジングに対する回動角度が調整されることを特徴とする液体噴射装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体噴射装置において、
    前記支持部材を複数備え、
    前記複数の支持部材のうち少なくとも一つの支持部材は、前記本体ハウジングに対して回動自在に設けられることを特徴とする液体噴射装置。
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