JP5919169B2 - 静電容量検出装置 - Google Patents
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Description
図1に静電容量検出回路の概略的な全体構成が示されている。静電容量検出回路10は、センサ1を構成する電極を接続可能な端子部11と、相互容量検出のための駆動信号を出力する駆動回路12と、端子部11に接続された電極のうち駆動回路12に接続する電極(ドライブ電極として機能)と検出回路側に接続する電極(センス電極として機能)とを選択するマルチプレクサ13と、電荷量を電圧情報に変換するC-V変換回路14と、電圧値を増幅すると共にアナログフィルタリングするアナログ処理回路15と、AD変換及びディジタルフィルタリングするディジタル処理回路16とを備えている。
図2に、容量タイプが相互容量であり差動ドライブ/差動入力型のセンサを対象センサ1とした場合の静電容量検出回路10の回路構成が示されている。先ず、相互容量/差動ドライブ/差動入力型のセンサ1について説明する。図2に示すように、モデル1におけるセンサ1は、電極E1、E2がセンス電極を構成し、電極E3、E4がドライブ電極を構成するように端子部11の対応端子に接続されている。被検出体は記号Subで示されている。一方のセンス電極E1は、マルチプレクサ13によって、静電容量検出回路10の差動入力の一方に対応した端子P1に接続され、他方のセンス電極E2は静電容量検出回路10の差動入力の他方に対応した端子P2に接続される。また、一方のドライブ電極E3はドライブ回路12から第1の極性の駆動パルスが印加される端子P3が接続され、他方のドライブ電極E4はドライブ回路12から第1の極性とは逆極性の駆動パルスが印加される端子P4が接続される。センス電極E1、E2と被検出体Subとの間に容量Cs1、Cs2が形成され、センス電極E1、E2と例えばGNDとの間に容量C01、C02が形成されている。センス電極E1、E2間には容量C12が形成される。一方のセンス電極E1と一方のドライブ電極E3との間には容量C31が形成され、他方のセンス電極E2と一方のドライブ電極E3との間には容量C32が形成される。そして、一方のセンス電極E1と他方のドライブ電極E4との間には容量C41が形成され、他方のセンス電極E2と他方のドライブ電極E4との間には容量C42が形成される。
図3に、容量タイプが相互容量であり差動ドライブ/シングル入力型のセンサを対象センサ1とした場合の静電容量検出回路10の回路構成が示されている。図2に示すモデル1と同一部分には同一符号を付している。図3に示すように、モデル2におけるセンサ1は、モデル1からセンス電極E2を除いた構成を有しており、一方のセンス電極E1と一方のドライブ電極E3との間に形成される容量C31、一方のセンス電極E1と他方のドライブ電極E4との間に形成される容量C41、センス電極E1と被検出体Subとの間に形成される容量Cs1、センス電極E1とGNDとの間に形成される容量C01が検出対象となる。マルチプレクサ13は、センス電極E1が接続された端子P1を入力ラインL1に接続するように、ドライブ電極E3、E4が接続された端子P3、P4を駆動回路12に接続するように選択する。モデル2におけるセンサ1は、ドライブ電極E3、E4を異なる極性の駆動パルスで駆動する差動ドライブであるが、相互容量検出は一方のセンス電極E1からのみ行われるシングル入力となる。センス電極E1は入力ラインL1を介してサンプルホールド部21に接続される。
図4に、容量タイプが相互容量でありシングルドライブ/差動入力型のセンサを対象センサ1とした場合の静電容量検出回路10の回路構成が示されている。図2に示すモデル1と同一部分には同一符号を付している。図4に示すように、モデル3におけるセンサ1は、モデル1から他方のドライブ電極E4を除いた構成を有している。一方のドライブ電極E3が接続された端子P3に対して駆動パルスが印加される。マルチプレクサ13は、センス電極E1が接続された端子P1とセンス電極E2が接続された端子P2の双方と、ドライブ電極E3が接続された端子P3を選択する。
図5に、容量タイプが相互容量でありシングルドライブ/シングル入力型のセンサを対象センサ1とした場合の静電容量検出回路10の回路構成が示されている。図2に示すモデル1と同一部分には同一符号を付している。図5に示すように、モデル4におけるセンサ1は、モデル1から他方のセンス電極E2と、他方のドライブ電極E4とが取り除かれた構成を有している。一方のドライブ電極E3が接続された端子P3に対して駆動パルスが印加される。マルチプレクサ13は、センス電極E1が接続された端子P1と、ドライブ電極E3が接続された端子P3を選択する。相互容量検出は一方のセンス電極E1からのみ行われるシングル入力となる。センス電極E1は入力ラインL1を介してサンプルホールド部21に接続される。モデル4のセンサ1は、主にタッチパッドやタッチパネルに使用される。
図6に、容量タイプが自己容量であり差動入力型のセンサを対象センサ1とした場合の静電容量検出回路10の回路構成が示されている。図2に示すモデル1と同一部分には同一符号を付している。図6に示すように、モデル5におけるセンサ1は、ドライブ電極E3、E4が取り除かれていて、センス電極E1、E2で構成されている。マルチプレクサ13は、センス電極E1が接続された端子P1とセンス電極E2が接続された端子P2を差動入力ラインL1、L2に接続するように選択する。
図7に、容量タイプが自己容量でありシングル入力型のセンサを対象センサ1とした場合の静電容量検出回路10の回路構成が示されている。図2に示すモデル1と同一部分には同一符号を付している。図7に示すように、モデル6におけるセンサ1は、他方のセンス電極E2、ドライブ電極E3、E4が取り除かれている。マルチプレクサ13は、センス電極E1が接続された端子P1を選択する。センス電極E1は入力ラインL1を介してサンプルホールド部21に接続される。モデル6のセンサ1は、主にタッチスイッチに使用される。
先ず、相互容量検出型のモデル1−4の動作について説明する。
図9は相互容量検出型のモデル1−4に対応したタイミングチャートである。以下、モデル1の動作を例に説明するが、各モデル2−4のセンサ構成では、削除された電極が形成する静電容量を無視することでモデル1と同様の動作になる。
自己容量検出型のモデル5、6の場合、ドライブ電極が存在しないので、相互容量の代わりに内部可変容量Cx1、Cx2に駆動信号Sig1を印加して入力ラインL1、L2に電荷量を注入する。また、センス電極のリセット電圧に極性を持たせ、第1のリセットスイッチSW1によるリセットは電源電圧Vd(第1の固定電圧)、第2のリセットスイッチSW2によるリセットはGND(第2の固定電圧)とするが、相互容量検出時と同様にSW2は使用せず、SW1によるリセットを基準電圧Vrefのみで実施することでも可能となる。
10 静電容量検出回路
11 端子部
12 駆動回路
13 マルチプレクサ
14 C-V変換回路
15 アナログ処理回路
16 ディジタル処理回路
21 サンプルホールド部
22 自己容量駆動部
P1、P2、P3、P4 端子
E1,E2 センス電極
E3,E4 ドライブ電極
C31、C32、C41、C42 相互容量
C01、C02、Cs1、Cs2 自己容量
Sub 被検出体
SW1 第1のリセットスイッチ
SW2 第2のリセットスイッチ
SW3、SW3−1、SW3−2、SW4、SW4−1、SW4−2 サンプルホールドスイッチ
Cx1、Cx2 内部可変容量
Csh サンプルホールド容量
Claims (4)
- センサを構成する複数の電極が各接続される複数の端子を有する端子部と、
前記センサの電極のうち駆動側のドライブ電極に印加する駆動信号を出力する駆動回路と、
前記端子部の各端子の接続先回路を切り替えるマルチプレクサと、
前記駆動回路と共に前記マルチプレクサによる接続先回路の1つとなるC−V変換回路と、を備え、
前記C−V変換回路は、
前記センサの容量に応じた電荷をサンプルホールド容量に蓄積し、当該サンプルホールド容量に生じた電位差を後段回路へ出力するサンプルホールド部と、
前記センサの電極のうち検出電位が現れるセンス電極が接続された前記端子と前記サンプルホールド容量の両端子との間を接続可能な2つの入力ラインと、
前記入力ラインにリセット電圧を印加するリセットスイッチと、
一端が対応する前記入力ラインに接続され、他端に駆動信号が印加される可変容量と、
前記可変容量に印加する駆動信号を出力する可変容量駆動回路と、を有し、
前記マルチプレクサは、前記ドライブ電極と前記駆動回路との接続と切断とを切替可能とすることで、前記ドライブ電極と前記センス電極の静電容量結合を検出する相互容量検出と、前記センス電極とその周囲の静電容量結合を検出する自己容量検出とを切替可能とし、
前記サンプルホールド部は、相互容量検出の場合、各サンプリングの前に前記リセットスイッチによって、固定電位で前記センス電極のリセットを実施すると共に、前記センス電極の信号を前記ドライブ電極駆動信号の立上り及び立下りの両エッジでサンプリングし、サンプリングされた信号を偶数回と奇数回とで極性を反転して後段回路へ転送するチョッピング回路を形成する
ことを特徴とする静電容量検出装置。 - センサを構成する複数の電極が各接続される複数の端子を有する端子部と、
前記センサの電極のうち駆動側のドライブ電極に印加する駆動信号を出力する駆動回路と、
前記端子部の各端子の接続先回路を切り替えるマルチプレクサと、
前記駆動回路と共に前記マルチプレクサによる接続先回路の1つとなるC−V変換回路と、を備え、
前記C−V変換回路は、
前記センサの容量に応じた電荷をサンプルホールド容量に蓄積し、当該サンプルホールド容量に生じた電位差を後段回路へ出力するサンプルホールド部と、
前記センサの電極のうち検出電位が現れるセンス電極が接続された前記端子と前記サンプルホールド容量の両端子との間を接続可能な2つの入力ラインと、
前記入力ラインにリセット電圧を印加するリセットスイッチと、
一端が対応する前記入力ラインに接続され、他端に駆動信号が印加される可変容量と、
前記可変容量に印加する駆動信号を出力する可変容量駆動回路と、を有し、
前記マルチプレクサは、前記ドライブ電極と前記駆動回路との接続と切断とを切替可能とすることで、前記ドライブ電極と前記センス電極の静電容量結合を検出する相互容量検出と、前記センス電極とその周囲の静電容量結合を検出する自己容量検出とを切替可能とし、
前記サンプルホールド部は、自己容量検出の場合、各サンプリングの前に前記リセットスイッチによって、固定電位で前記センス電極のリセットを実施すると共に、前記センス電極の信号を前記可変容量の一端に印加される駆動信号の立上り及び立下りの両エッジでサンプリングし、サンプリングされた信号を偶数回と奇数回とで極性を反転して後段回路へ転送するチョッピング回路を形成する
ことを特徴とする静電容量検出装置。 - 前記センサの2つのセンス電極を2つの入力ライン経由でサンプルホールド容量の両端に並列に接続して信号を取り込む差動入力と、前記センサの1つのセンス電極を1つの入力ライン経由でサンプルホールド容量の一方の電極に接続して信号を取り込むシングル入力とを切替可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電容量検出装置。
- 前記サンプルホールド部は、サンプルホールド容量がM行N列のマトリクス構成を有し、サンプリングされた信号を同一列のM個のサンプルホールド容量に蓄積し、N回のサンプリングが終了するまでサンプリング毎に列を変えながら列単位での蓄積を繰り返し、行単位でN個のサンプルホールド容量に蓄積された合計電荷量に応じた電位差を後段回路へ出力することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の静電容量検出装置。
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