JP5918442B2 - カプセルを用いて液体製品を調製するマシンの送達アセンブリ、カプセルによって液体製品を調製するマシン、並びに液体製品を調製するシステム及び方法 - Google Patents

カプセルを用いて液体製品を調製するマシンの送達アセンブリ、カプセルによって液体製品を調製するマシン、並びに液体製品を調製するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的にカプセルを用いて飲料及び液体製品を調製するマシン、システム及び方法に関する。本発明は、特に、上記で言及したタイプのマシンの送達アセンブリに関して開発された。
特許文献1は、静止注入装置、可動カプセルホルダ、及び、それぞれ、カプセルを装填する、注入装置から離れた位置と、圧力下で水及び/又は蒸気を注入装置内に注入する、注入装置に近づいた位置との間でカプセルホルダを変位させるように動作することができる運動学的作動構成を備える送達アセンブリを有する、カプセルを用いて飲料を調製するマシンを開示している。
カプセルホルダに動作可能に関連付けられるのは、飲料を調製するのに用いられた使用済みのカプセルをカプセルホルダから自動的に排出するように設計されている排出装置である。当該装置は、カプセルホルダに対して軸方向に移動可能であるとともに、関連付けられる反応部材と協働するように設計されている、長手方向に延びる排出部材を含む。反応部材は、安定位置と不安定位置との間で振れることが可能であるようにアセンブリの支持構造に取り付けられている本体によって構成される。反応部材は、その安定位置では、カプセルホルダが注入位置から装填位置に通過する間に、排出部材を起動させることが可能である。その代わりに、反応部材は、その不安定位置では、注入位置から装填位置に通過する終端において、排出部材が新たなカプセルをカプセルホルダ内に挿入することを防止することなく、排出部材を起動解除することを可能にする。反応部材は、カプセルホルダがその装填位置からその注入位置まで通過するときに、排出部材から離脱し、安定位置に自動的に戻ることが可能である。
既述の排出装置と技術的に同様の排出装置が、特許文献2により周知のマシンの送達アセンブリに設けられている。
引用した先行技術文献において想定されるような排出部材の使用は、カプセル自体とカプセルホルダとの間で、例えば熱水の注入後に発生する可能性があるカプセル本体の著しい変形に起因してかなりの機械的干渉が生じる場合であっても、カプセルの排出を保証する。しかしながら、上記の既知の解決策は、移動可能に取り付けられている反応部材自体が、その振動を可能にするほど十分に広い自由なスペースを維持しなければならない送達アセンブリ内及び送達アセンブリの周りの特定の量のスペースを占めるという欠点を呈する。その結果、送達アセンブリの全体的な寸法が増す。
欧州特許出願公開第1854384号明細書 国際公開第2011/015978号
上記したものを考慮して、本発明の目的は、主に、構造上の観点から単純であり、使用に便利であり、高い信頼度により区別される、コンパクトな構造を有する送達アセンブリを提供することである。
本発明によると、上述した目的は、概して請求項1に記載の特徴を有する、飲料及び液体製品を調製するマシンの送達アセンブリにより達成される。本発明は、同様に、請求項1の送達アセンブリを用いる、飲料を調製するシステム及び方法に関する。本発明の有利な発展形態は、従属項の主題を形成する。特許請求の範囲は、本発明に関して本明細書において与えられる技術的な教示の一体部分を形成する。
ここで、添付の図面を参照して、単に非限定的な例として本発明を説明する。
本発明による、液体製品を調製するマシンにおいて用いることができる一般的なシールされたカプセルの斜視図である。 本発明による、液体製品を調製するマシンにおいて用いることができる一般的なシールされたカプセルの断面図である。 本発明の可能な実施形態による送達アセンブリの概略側面図である。 幾つかの構成要素が取り外され、アセンブリが第1の動作状態にある、図3の送達アセンブリの部分概略側面図である。 図4のアセンブリの幾つかの構成要素の概略側面図である。 図4の図と同様であるが、アセンブリが異なる動作状態にある図である。 図4の図と同様であるが、アセンブリが異なる動作状態にある図である。 図4の図と同様であるが、アセンブリが異なる動作状態にある図である。 図4の図と同様であるが、アセンブリが異なる動作状態にある図である。 図4の図と同様であるが、アセンブリが異なる動作状態にある図である。 1つの動作状態にある、本発明による送達アセンブリの第2の実施形態の部分概略断面図である。 図11とは異なる動作状態にある、本発明による送達アセンブリの第2の実施形態の部分概略断面図である。
本明細書の枠組みでは、「一実施形態」又は「1つの実施形態」への言及は、その実施形態に関して記載される特定の構成、構造又は特徴が少なくとも1つの実施形態に含まれることを示すことを意図する。したがって、本明細書の種々の箇所で示され得る「一実施形態では」又は「1つの実施形態では」等のような語句は、必ずしも全く同一の実施形態を指すものではない。さらに、特定の形態、構造又は特徴を、1つ又は複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。本明細書において用いられる参照符号は単に便宜上与えられるものであり、したがって保護範囲又は実施形態の範囲を規定するものではない。
図1及び図2は、単に例として、本発明の好ましい実施形態による送達アセンブリにおいて用いることができるカプセルを示している。符号10で示されるカプセルは、水及び/又は蒸気を用いて液体製品を形成することが可能な少なくとも1つの物質の1回分12を収容する。1回分12は、挽いたコーヒー、又は、例えば茶、粉末状若しくは粒状のチョコレート、ブロス、スープ、飲料、及び種々の性質の浸出液を調製する製品等の何らかの他の液体製品のもと(precursor)によって構成することができる。以下、分かりやすくするために、調製コーヒーについて言及し、したがって、1回分12は、挽いたコーヒーによって構成されるものと理解される。全体として実質的にトレイ又は小さいカップのような形状であるカプセル10の構造では、カプセル10内には1回分12が位置付けられ、
− 本体14であって、側壁又は周壁14a、及び、側壁14aの一端において本体14を閉じる底壁14bを含む、本体14と、
− 底壁14bとは反対側の端においてカプセル10を閉じる閉鎖壁16と、を区別することができる。
図示の例では、カプセル10は、シール箔によって構成される壁16により密閉されたカプセルである。カプセル10の本体は概ね半剛性であり、好ましくは成形プラスチック材料、例えばポリプロピレン系プラスチック材料から作られ、一方で、壁16は、可撓性のシート材料、例えばアルミニウム系材料から作られる。本発明は、いかなる場合も、通常は「ポッド」という用語によって特定される、他の材料から作られるカプセル、例えば濾紙等から作られるカプセル、並びに/又は、穴が設けられている底壁及び/若しくは閉鎖壁を有するカプセルと組み合わせて用いることもできる。
この例では、壁又は箔16は、例えばヒートシールによって、カプセルの本体14の側壁14a、特に本体14の口部分を囲むその外側環状フランジ14cに密封接続される。カプセル10はしたがって、フランジ14cを通る平面に関して非対称である形状を有する。例示の場合、本体14は、底壁14bから始まって箔16によって閉じられる端まで広がるカップ又はトレイのような形状である。好ましくは、上記の広がった形状は円錐台である。他方で、この形状は、カプセル10が全体的に異なる形状を呈し得る限り必須ではなく、例えば、その形状は円筒形、角柱形、角錐台形等である。提示される非限定的な例では、底壁14bは凹状の天井のような形状であり、当該天井の凹面はカプセル10の外側に向かう向きである。また、この場合、上記形状の選択は、カプセル10が例えばカプセル10の内部に面する凹面を有する天井のような形状の底壁14b、又は平面であるか若しくは略平面である底壁14bを有し得る限り、必須ではない。
図3には、本発明の1つの実施形態による、概してカプセルを用いて飲料及び液体製品を調製するマシンMが部分的及び概略的に示されている。図3では、マシンMは、全体的に符号1で示されるその送達アセンブリに限定して提示されており、送達アセンブリは、一方が符号30で示されている、互いに面して略平行に延びる、形状を有する2つの側部プレートを含む支持構造又はケーシング2を有する。
図4及び図6〜図12では、読み手がアセンブリ1の内部の細部を見ることを可能にするために、観察者に最も近い、形状を有するプレート30が省かれている。また、より明確にする必要があるため、図5では、アセンブリ1の幾つかの構成要素、特にカプセルホルダ、排出部材及び対照要素が、他の構成要素とは離れて、拡大して提示されている。さらに、おおまかに例示される送達アセンブリ1の全体的な構造は、特許文献2(国際公開第2011/015978号)に記載されているアセンブリに相当し、そのため、本明細書において以下では、本発明の理解に有用な要素のみを記載することを指摘しておく。
特に図3及び図4を参照すると、符号40で全体的に示されるのは、熱水及び/又は蒸気を圧力下でカプセル内に導入する、簡単にするために「注入器」として以下では規定される注入装置である。注入器40は任意の既知のタイプであるものとすることができ、このため詳細には説明しない。図示の例では、注入器40は、動作軸Aに従って構造2に対して静止した位置に取り付けられている本体を有し、同様に当該技術分野において既知の任意の概念を有する、40aで示される対応する穿孔装置を含む。通常、注入器40は、水を加熱し、及び/又は蒸気を生成するボイラ等の加熱装置(図示せず)に接続される。
アセンブリ1はこの場合、支持構造2に移動可能に取り付けられているカプセルホルダ50を含む。図示の実施形態では、また図5においてはっきりと分かるように、カプセルホルダ50は、カプセル10を少なくとも部分的に受け入れるチャンバ又はハウジング51を画定する全体的にカップ状の形状を有する本体を有する。
カプセルホルダ50の本体は、そのプレート30に面する側に、反対の側に面する2つの第1の付属品又はピン52を有し、当該ピンは互いに水平に位置合わせされる。ピン52は、プレート30に画定されるとともに、ここでは概ね水平である軸Aに対して略平行な方向を有するそれぞれのガイドスリット32を通って延びる。カプセルホルダ50の本体には、ピン52よりも高い位置に2つの第2の付属品又はピン53が設けられており、第2の付属品又はピン53も、カプセルホルダの本体の反対の側において横に突出する。ピン52に対して概ね平行であるピン53は、プレート30に対面する位置で設けられる2つのガイドスリット33の2つの隣接する部分33a,33bと協働するように設計されている。スリット33の部分33aは、部分33bとともに円弧及びアールとして延び、部分33bはその代わりに直線的であり、スリット32に対して基本的に平行である。さらに、図示の好ましい実施形態では、カプセルホルダ50の本体は、プレート30に対面する位置で設けられる2つの更なるガイドスリット34の2つの隣接する部分34a,34bと協働するように設計されている、ピン52,53のような第3の対の突出する付属品又はピン54を更に含む。また、スリット34の部分34aは、略円弧として延び、部分34aとつながってアール(丸み)が付いており、部分34aは、直線的であるとともに、スリット32及びスリット33の直線的な延長部33bに対して略平行である。
図示の例では、特に図3を参照すると、アセンブリ1は手動で操作され、基本的に、プレート30の間に延びるとともに、軸Bを中心に、プレート自体に対して直交して回転可能であるとともに概ね水平なシャフト3を含む。シャフト3の端のうちの少なくとも一方に横に接続されているのは、図3にのみ符号4で示されている作動用のハンドルである。ハンドル4は、2つのそれぞれの移動終端位置に示されており、特に、(カプセルホルダ50の装填位置に相当する)非動作位置では破線で示されており、一方で、(カプセルホルダ50の作動位置又は注入位置に相当する)動作位置では実線で示されている。ハンドル4はしたがって、図3の矢印Xによって示されているように軸Bを中心に角度を付けて移動可能である。
カプセルホルダ50の作動機構の更なる要素、すなわち、ハンドル4の動きをカプセルホルダ50に伝達して、カプセルホルダ50を、注入器40から離れた位置(装填位置)から注入器40に近づいた位置(作動位置又は注入位置)に変位させるように設計されている構成要素は、図面には詳細には示されていない。上述したように、アセンブリ1は、特許文献2に記載されている構成要素と技術的に均等な構成要素を含むことができ、このような理由から、読み手には、作動機構の可能な実施形態については前述した文献を参照されたい。そのような場合、横断アームを何らかの方法でシャフト3の端に固定することができ、アームの遠位端にはそれぞれのローラが回転可能に接続され(アーム及び対応するローラは、それぞれ図8にのみ符号5及び6で示されている)、この場合、上記ローラは、例えばカプセルホルダの本体の2つの対向する側面に画定されている溝の形態のそれぞれのスライドガイド内に延びることが可能である(そのようなガイドは図8にのみ符号7で示されている)。
特に図5を参照すると、カプセルホルダ50の本体は軸方向通路55を有し、軸方向通路55内では、全体的に符号70で示される排出部材(簡単にするために以下では「排出器」と称される)が摺動し、当該排出器は長手方向に延びる本体を有する。排出器70は頭部端70aを有し、頭部端70aは、示されている例では、ハウジング51の底部の対応する座部56に受け入れられることができる概ね拡張した部分を含み、上記座部は、通路55の前方の拡張した部分によって画定される。簡便には、頭部端70aと座部56の表面との間で動作可能であるのは、ハウジング51から、内部で排出器70が摺動する通路55内への液体のいかなる漏れも防止するように設計されている、環状のガスケット等のシール要素71である。
図示の例では、排出器70は、通路55の外側のその中間領域に配置される、排出器70が摺動して出ることを防止するピン等の要素72を有し、要素72は、弾性要素、特に、排出器70に同軸に取り付けられている螺旋ばね73の第1の端を止めるものとしても機能し、螺旋ばね73の反対端はカプセルホルダ50の本体に当接する。このため、この例では、通路55は、座部56とは反対側に、ばね73の止め面を画定する更なる拡張部分57を有する。ばね73は、排出器70を、ハウジング51内の頭部70aの後退位置に向かって付勢するように動作し、この場合、頭部自体はハウジング51内へのカプセル10の挿入に干渉しない。
排出器70は、頭部端70aとは反対の側に、以下で明らかにする目的から、全体的に符号80で示されている反応要素と協働するように設計されている部分を含む後端70bを有する。本発明の好ましい態様によると、上記で参照した従来技術とは異なり、反応要素80は、静止している、特にアセンブリ1の支持構造2に画定されるか又は固定して関連付けられる要素である。1つの実施形態では、反応要素80は、合成材料、例えばナイロン又はテフロン(登録商標)製の本体を有し、排出器の後端70bがその上で摺動することを容易にする。
本発明の主な特徴によると、排出器は、関節接合式に接続されている複数の部分、特に少なくとも1つの第1の部分及び1つの第2の部分を含み、ここで、第1の部分は好ましくは排出器の頭部端を含み、第2の部分は好ましくは排出器の後端を含む。これらの2つの部分は、第2の部分が第1の部分に対して、及び、対応する装填位置と作動位置との間のカプセルホルダの変位中に対照要素に対して複数の角度位置をとることが可能であるように、直接的に又は複数の関節接合部を介して互いに関節接合されている。
例示の実施形態では、排出器70は、頭部端70a及び後端70bにそれぞれ属する、符号74及び75で示される2つの部分のみを含む。ここでは簡単にするために「前方」及び「後方」として規定される2つの部分74,75は、全体的に符号76で示される接合部又は関節接合部によって互いに接続される。中間の関節接合部76は、いずれの場合も排出器70の後方部分75が前方部分74に対して、したがって反応要素80に対しても角度を付けて変位することが可能であるように、任意の概念であるものとすることができる。図示の例では、このために、関節接合部76は、部分75を部分74に蝶着する、図5に符号76aで示されるピンを含み、したがって部分75は部分74に対して複数の可能な角度位置をとることが可能であり、部分74はその代わりに、カプセルホルダの通路55内の直線運動に制限され、ばね73を対応する止め部72に当接させる。ピン76aは、必須ではないが好ましくは、カプセルホルダ50のピン52〜54に平行である。
好ましくは、関節接合部76に関連付けられるのは、図面では見えないが、例えばねじりばね等の弾性要素であり、弾性要素は、後方部分75を、前方部分74に対して所定の又は安定した角度位置に向かって押しやる。この例では、上述した所定の位置において、2つの部分74,75は長手方向に概ね位置合わせされ、すなわち、180°、又は180°に近い角度を間に形成する。他方で、2つの部分74,75は、必ずしも同軸である必要はなく、それぞれの軸は場合によっては互いに平行でもある。さらに、上述した所定の位置又は安定した位置において、2つの部分74,75は、それらの間に、180°以外の角度を形成することすらできる。
所定の位置は、それ自体既知のやり方で、例えば、部分74,75の端の好適な形態を、関節接合部76に対応する位置に与え、特に図5の76b,76cにおいて例示されるようなそれぞれの止め面を画定することによって決定することができる。
再び図示の例を参照すると、反応要素80は概して、カプセルホルダ50の後ろの位置において排出器70に面し、好ましくは部分的に丸みを帯びたプロファイルを有する、対応する後端70bの摺動面を画定する(図5では、排出器70は図10の位置に対応する位置においてカプセルホルダ50上に提示されているが、反応要素80は、端70bから少し離れた位置に意図的に提示されていることに留意されたい)。
図示されている実施形態のような好ましい実施形態では、反応要素80によって画定される表面は、異なる高さに第1の延長部81及び第2の延長部82を含み、以下で明らかとなるように、排出器の後端70bが、装填位置と作動位置との間のカプセルホルダ50の通過の異なる段階において、第1の延長部81及び第2の延長部82と協働する。
延長部81,82の前面は、必須ではないが好ましくは平行であり、注入器40から異なる距離を延び、特に上側延長部81は下側延長部に対して注入器40により近い。必須ではないが好ましくは、少なくとも上側延長部は略平面であり、さらにより好ましくは、提示の例におけるように延長部の双方が略平面である。再び図示の実施形態の例を参照すると、2つの延長部81,82の間には、概ね傾斜又は湾曲した形態を有する遷移部又は接続延長部83が延びている。図示の形態は、以下で記載するように排出器の部分75の移動を容易にするために有利であるが、以下で記載する機能を得るためにパラメータ化される摺動面の異なるプロファイル及び向きが可能である限り必須ではない。例えば、要素80の摺動面は、単一の鉛直な若しくは略鉛直な延長部、又は、単一の傾斜若しくは湾曲した延長部、又は、延長部81のようにこの場合も同様に平面の上側延長部、並びに、本明細書において提示される延長部82,83に取って代わる単一の傾斜若しくは湾曲した下側延長部を含むことができる。
ここで、図4及び図6〜図10を参照してアセンブリ1の動作を説明する。
最初に、アセンブリ1が図4に示されている状態にあると仮定する。この状態では、カプセルホルダ50は軸Cによって特定されるそれぞれの装填位置に配置されており、ここで、カプセルホルダ50は注入器40から少し離れており、そのハウジング内にカプセル10を受け入れるように設計されている(図4では、カプセル10は図5のハウジング51に既に挿入されている)。この状態では、カプセルホルダ50のピン52はそれぞれのガイドスリット32の後端に(図で見ると右側に)略位置付けられている。ピン53はスリット33のアーチ状部分33aの後端に(図で見ると右側に)略位置付けられており、同じことがピン54に当てはまり、ピン54は、スリット34のそれぞれのアーチ状部分34aの上側端に(図で見ると右側に)位置付けられている。この状態では、排出器70は全体として対応するばね73によってそれぞれの後退位置に付勢されており、この場合、その頭部端70aはカプセルホルダ50の対応するハウジング内へのカプセル10の導入に干渉しない。
排出器70の後方部分75は、前方部分74に対して第1の角度位置にあり、端部70bは反応要素80の下側延長部(符号82、図5)に当接し、関節接合部76に関連付けられるばねの弾性反応によって反応要素80に付勢される。部分74,75間に形成される下側角度は180°未満である。
図3〜図4の装填位置から開始して、図3のハンドル4を介して、シャフト3に、対応する軸Bを中心とした(図に見られるように反時計周り方向への)回転を加え、カプセルホルダ50はそれ自身の位置を変え始める。実際に、カプセルホルダ50は、ここでは反時計回り方向にピン52によって特定される軸を中心に回転し始め、ピン53,54はスリット33,34のアーチ状部分33a,34aをそれぞれ横断し始める。図6は、アーチ状の延長部33a,34a内のピン53,54の第1の中間位置を示している。これは、軸A及び軸C間に形成される角度の低減に相当する。図7は、シャフト3の回転中にカプセルホルダ50がとる更なる位置を示しており、ピン53,54は依然としてスリット33,34のアーチ状部分33a,34aに係合しており、軸A及び軸C間の角度が更に低減している。
図4、図6及び図7から同様に理解され得るように、カプセルホルダ50の角運動の間に、排出器70の後方部分75は、前方部分74及び反応要素80に対してそれ自身の角度位置を自由に変える。排出器の端70bは、いずれの場合も常に反応要素80の前方摺動面に当接し、特に、関節接合部76に関連付けられるばねの弾性反応に対抗してその下側延長部(符号82、図5)に依然として当接する。
図8は、ピン53,54が、それぞれスリット33,34のアーチ状部分33a,34aと隣接する直線的な部分33b,34bとの間の接続領域又は遷移領域に達した状態を示している。この状態では、軸A及び軸Cは略一致し、カプセルホルダ50は依然として注入器40から或る距離を置いた中間位置にある。排出器70の後端70bは、図6及び図7に提示されている状態と比較してより高い高さにおいて対照要素80の前面に依然として当接しており、この場合も同様にこの状態では関節接合部76に関連付けられるばねによって押しやられる。
シャフト3の移動が進むと、アセンブリ1の内部の運動学的機構が(図8のアーム5、ローラ6及び対応するガイド7を介して)カプセルホルダ50を注入器40の方向に直線的に並進移動又は前進させ、当該並進移動はここで、スリット32内のピン52、並びに、スリット33,34それぞれの直線的な部分33b,34b内のピン53,54の摺動によって案内される。図9において確認できるのは、カプセルホルダ50の作動位置、すなわちその注入器40に近づいたか又は連結された位置である。カプセルホルダ50が図9の位置に向かって並進移動する間に、その前方部分74がこの時点で略水平に、軸A及び軸Cに従って配置されている排出器70は、常にばね73によってその後退位置に保持されるが、反応要素80から離れるように徐々に移動する。排出器70の後端70bは、要素80の前面を上昇し、同様に接続延長部83を横断する関節接合部76のばねが部分75に加える作用によって要素80に接触したままとなる。特定の時点において、ばね73がその最大に伸張した状態に達すると、排出器70の後端70bは要素80の表面にもはや干渉せず、関節接合部76のばねによって、後方部分75が、図9において分かるように前方部分74に対して上述した所定の角度位置に通過する。
図示の例では、注入器40及びカプセルホルダ50にはともに、それぞれ図4及び図5において40a,50aで示される対応する穿孔装置が設けられているが、この特徴は不可欠ではなく、本発明は、濾紙によって作られた予め穿孔されたカプセル又はカートリッジを用いるように設計されているアセンブリにおいて有用である。いずれの場合も、アセンブリ1が図9に示されている状態にあるとき、全てそれ自体が既知のやり方に従って、圧力下でカプセル10内に熱水及び/又は蒸気を注入するよう命令を発し、カプセル自体及びカプセルホルダ50からの液体製品の流れが得られる。ユーザは次に、アセンブリ1を図4の最初の状態に戻すことができ、すなわち、図3のハンドル4を、実線で示されている位置から、破線で示されている位置まで戻すことができ、したがってシャフト3を逆回転させる。
カプセルホルダ50は次に、図9の位置に対して、それぞれスリット32内、並びにスリット33,34の直線的な部分33b,34b内に係合しているピン52,53,54によって案内されて後退し、関節接合部76に関連付けられるばねが、排出器70の後方部分75を前方部分74に対してその所定の角度位置に維持し、上述したピンはここで、水平方向に略位置合わせされる。後退のこの並進移動の特定の時点において、排出器70の後端70bは、反応要素、詳細にはその上側延長部81の前面に突き当たる。排出器70はしたがって、カプセルホルダ50が後退し続けると停止し、それによって、ばね73も徐々に圧縮される。排出器の頭部端70aは、カプセルホルダのハウジング51の底部に対してその前進位置に向かって徐々に移動し、それによって、カプセル10をハウジング自体から排出させ、その後で重力によってアセンブリ1の底部排出通路(図示せず)に向かってカプセル10を落とすまで、カプセル10の底部に干渉する。
図10は、ハウジング51の底部に対する排出器70の頭部端70aの最大限の前進、及び、ばね73の最大限の圧縮の状態を示しており、ばね73の最大限の圧縮は、ピン52,53,54がそれぞれスリット32の後端、並びに、スリット33,34の部分33b,34b,33a,34aの間の遷移領域に達したときに得られる。
次に、シャフト3の更なる逆回転によって、ピン53,54がスリット33,34のアーチ状部分33a,34aを横断し始め、それによって、カプセルホルダ50及び関連付けられる排出器70の相対的な角運動を引き起こす。カプセルホルダ50のこの逆の角運動が開始すると、排出器70の後端70bが回動し、反応要素80の表面を、詳細にはその延長部81にわたって摺動して下り始め、次に、接続延長部83に達する。当該ステップにおいて、排出器70は、全体的にばね73の弾性反応によって強制的に後退させられ、一方で、後端70bは、関節接合部76に関連付けられるばねの作用によって要素80の表面に接触したままである。接続延長部83に達した後で、カプセルホルダ50の逆の角運動が進むにつれて、排出器70の後方部分75が、前方部分74に対して、図5の関節接合部のピン76aによって特定される軸を中心に角度を付けて、この場合も同様に、装填位置から作動位置へのカプセルホルダの通過中に以前に生じたものに対して逆の運動(この場合は時計回り)で移動される。実際には、次に、排出器70は再び「曲がった」形態をとり、すなわち、その部分74,75が間に180°未満の底部角を形成する形態をとる。部分75の逆の角運動は、当然ながら、関節接合部76に特有のばねの弾性反応に対抗して生じる。その結果、実際に、カプセルホルダ50及び排出器70は次に、図7、図6及び図4に示されている順と同様に挙動する(明らかに、カプセルはもはやカプセルホルダ内に存在しない)。シャフト3の逆の角運動の終わりに、図4に示されている状態に再び達し、この場合、カプセルホルダ50は再びその装填位置になり、新たなカプセル10を受け入れる準備が整う。
前述の記載から、上記で示したアセンブリ1において、もはや振動する反応部材を設ける必要がないことが理解されるであろう。この特徴により、アセンブリ1の全体的な寸法、特にその長手方向寸法を低減することができる。実際的な実施形態では、例示した実施形態におけるように、周知の技術の反応部材の機能を、アセンブリの支持構造に関連付けることができる非常に限られた寸法の静止構成要素によって提供することができる。非常に有利には、そのような反応要素は、アセンブリの静止構造、例えばその端壁の対応する部分から直接的に得ることもできる。本発明によるアセンブリの排出器は、カプセルホルダが排出器からその位置が離れているときに、その中間の関節接合部によって、またその後で「曲がる」可能性があることで、それ自体が限られた全体的な寸法をとる。
本発明を、概ね上昇した装填位置と概ね下降した作動位置との間でカプセルホルダの回転−並進変位を可能にするように設計されているガイド手段52〜54及び32〜34が設けられているアセンブリに関して上述したが、上記のガイド手段はしたがって、カプセルホルダが、略水平な軸を中心に振れるとともに、当該軸に対して垂直な方向に並進移動することを可能にすることができる。本発明は、いずれの場合も、カプセルホルダが直線運動のみを行うように制限される送達アセンブリにおいても用いることができる。実施形態のそのような例が図11及び図12に概略的に示されており、ここでは、既に記載した要素と技術的に均等である要素を示すのに、先行する図において用いられている参照符号と同じ参照符号が用いられている。
図11及び図12はさらに、可能な実施形態において、排出器70が例えば前述したタイプの2つの中間の関節接合部76,76’を含むことができる方法を明らかにしている。このように、排出器自体が、前方部分74、後方部分75、並びに、前方部分74及び後方部分75を、前述した2つの関節接合部76,76’とともに関節接合式に接続する中間の部分75’を含む。この実施形態においても、少なくとも一方の関節接合部、好ましくは双方の関節接合部に関連付けられているのは、対応するばね又は他の弾性要素、特に、中間の部分75’を前方部分74に対して所定の相対的な角度位置に向かって押しやるばね、及び、後方部分75を中間の部分75’に対して所定の相対的な角度位置に向かって押しやるばねである。
図11及び図12を参照すると、アセンブリ1は、概ね水平な軸を有し、液体製品が得られるカプセル10を導入するための上側開口IN、及び使用済みのカプセルを取り出すための下側開口OUTが設けられている構造又はケーシング2を有する。アセンブリ1はここでは、検討される実施形態の理解に有用な要素に限定して、アセンブリ1がその動作のために通常既知である全ての他の要素を含むことを当然とみなして記載されている。これに関して、例えば、アセンブリ1は、図11に概略的に示されているように、上側開口INによって挿入されるカプセル10を、注入器40及びカプセルホルダ50に対して略同軸かつ中間の位置に一時的に維持する保持構成を含むことができる。そのような保持構成(図示せず)は、例えば、ばねの反応を受ける2つの分岐するジョー要素(単に参照として国際公開第2006/005736号を参照のこと)を含むことができる。この例では、注入器40は好ましくは(僅かに後退することができるその正面のキャップは別として)略静止しており、カプセルホルダ50は、止め部72と協働するばね73によって抵抗を受ける排出器70が内部で摺動する対応する軸方向通路によって直線的にのみ移動可能である。軸Aに沿った注入器40に対するカプセルホルダ50の前進及び後退する直線運動は、当該技術分野において既知の任意のタイプの運動学的構成90、例えばトグル機構又はクランク機構によって得られる。この場合、アセンブリは、カプセルホルダ50を、注入器40から離れた位置と注入器40に近づいた位置との間の直線運動に制限するガイドも含み、ガイドは例えば、カプセルホルダ50の本体のそれぞれの側部部分が係合する、ケーシング2の側部ガイド(図示せず)を含む。
また、この解決策では、排出器の後端の摺動面を画定する反応要素80が想定され、反応要素80はこの場合も同様に、好ましくは少なくとも部分的に丸みを帯びたプロファイルを有する。好ましくは、上述した摺動面は概ねアーチ状であり、さらにより好ましくは、図示のように円弧のような形状である。
図11は、カプセルホルダ50が最大限に後退した状態を示しており、この場合、排出器70の中間の部分75’は、(対応する関節接合部76’のばねの反応に対抗して)前方部分74に対してそれぞれの第1の角度位置にあり、後方部分75は、(対応する関節接合部76のばねの反応に対抗して)中間の部分75’に対してそれぞれの第1の角度位置にある。この状態では、カプセル10を、上側入口INを通してアセンブリ1内に挿入し、前述したように、図示の位置に一時的に引き留めることができる。
機構90が例えば手動で操作されると、カプセルホルダ50が注入器40に向かって変位し始め、それによって、ばね73が徐々に緩み、また、関節接合部76,76’のばねの存在によって、第1の実施形態の部分75に関して前述したように、中間の部分75’及び後方部分75が、それぞれのプリセット位置に向かって(ここでは反時計回り方向に)徐々に角運動する。この場合も同様に、次に、部分75に対応する排出器70の後端が、カム面を実質的に提供する反応要素80の表面上で摺動する。
前進中に、カプセルホルダ50がカプセル10を拾い、注入器40に向かって押し当てる。図12は、カプセルホルダ50が最大限に前進した状態を示しており、この場合、記載したように、排出器70は概ね直線的な形態をとり、すなわち、その部分74,75’,75が略同軸になる。
このとき、排出器70の前端は、図11の位置に対して(注入器40に向かって)より前進するが、カプセルホルダ50の前進移動により、上記前端はいずれの場合も、カプセルホルダに収容されているカプセル10の底部に干渉しないような位置に位置付けられる。
既知のやり方に従って生じる液体製品の浸出及び送達後、運動学的構成90は、カプセルホルダ50をその元の位置に向かって後退させるように、以前の方向とは反対の逆方向に動作される。この移動によって、カプセルホルダ50の本体は排出器70をその停止部72に対して押し戻す。反応要素80によって画定されるカム面、並びに、部分75の後端の形状及びサイズは、後退によって生成される力が、部分75を中間の部分75’に対して(ここでは時計回りに)角運動させるようなトルク又は運動量を決めるようにパラメータ化され、部分75の後端は次に、上記カム面上で摺動し始める。カプセルホルダ50及び排出器70の後退が進むと、後方部分75の角運動も進み、特定の時点で、中間の部分75’も、図11に見える位置に達するまで、前方部分74に対して角度を付けて(反時計回り方向に)移動し始める。後退中に、排出器70の前端は、カプセルホルダ50に画定されているチャンバの底部に対して、したがってカプセル10の底部に対して前進した位置をとる。このように、排出器70の前端は、カプセルを、完全に排出されることで重力によって出口OUTに向かって落とされるまで、上述のチャンバの外側に向かって徐々に押し、アセンブリ1はその開始状態に戻り、新たなカプセル10を装填する準備が整う。
別の可能な変形実施形態(図示せず)では、カプセルホルダの装填位置及び作動位置がともに特許文献1(欧州特許第1854384号明細書)の場合のような概ね鉛直な方向に向くように、アセンブリを考案することができる。そのような実施形態では、排出器によって提供される関節接合部(又は各関節接合部)は、排出器の後方部分の質量を利用し、後方部分を、対応するばねのいかなる必要もなく、強制的にその前方部分に対して所定の相対位置をとらせることができる。
当然ながら、少なくとも3つの部分からなる排出器の使用は、記載した第1の実施形態におけるような、回転−並進移動するアセンブリの場合にも可能である。
明らかに、本発明によるアセンブリは、例えば空気圧式又は電気式の作動システム、例えば関連するモータ減速機を有するモータを含むことができるのであれば、必ずしも手動で操作される必要はない。

Claims (14)

  1. カプセル(10)を用いて液体製品を調製するマシンの送達アセンブリであって、該送達アセンブリ(1)は、
    − 水及び蒸気の少なくともいずれか一方等の流体を圧力下でカプセル(10)内に導入する注入装置(40)を支える支持構造(2)と、
    − 前記支持構造(2)内に移動可能に取り付けられているカプセルホルダ(50)と、
    − 前記カプセルホルダ(50)が、該送達アセンブリ(1)内にカプセル(10)を装填することを可能にするように前記注入装置(40)から離れた位置と、前記カプセルホルダ(50)内に装填された前記カプセル(10)内に前記流体を注入することを可能にするように前記注入装置(40)に近づいた位置との間で変位することを可能にするように設計されているガイド手段(52〜54,32〜34)と、
    − 前記離れた位置と前記近づいた位置との間で前記カプセルホルダ(50)を変位させるように動作可能な作動機構(3〜7;90)と、
    − 前記カプセルホルダ(50)に移動可能に取り付けられており、前記近づいた位置から前記離れた位置への前記カプセルホルダ(50)の変位中に前記カプセル(10)を前記カプセルホルダ(50)の外に排出するように設計されている、長手方向に延びる排出部材(70)であって、前記カプセルホルダ(50)の底部に対して後退位置及び前進位置をとることが可能な頭部端(70a)、並びに、反応要素(80)と協働することが可能な後端(70b)を有する、長手方向に延びる排出部材(70)と、
    を備え、
    前記排出部材(70)は、関節接合式に接続されている複数の部分(74,75;74,75,75’)を含み、そのうち、少なくとも1つの第1の部分(74)は前記頭部端(70a)を含み、1つの第2の部分(75)は前記後端(70b)を含み、前記第1の部分(74)及び前記第2の部分(75)は、前記離れた位置と前記近づいた位置との間における前記カプセルホルダ(50)の変位中に、該第2の部分(75)が該第1の部分(74)及び前記反応要素(80)に対して複数の角度位置をとることが可能であるように関節接合されていることを特徴とする、送達アセンブリ。
  2. 前記反応要素(80)は、前記カプセルホルダ(50)及び前記排出部材(70)に対して静止した反応要素である、請求項1に記載の送達アセンブリ。
  3. 前記複数の角度位置は、前記近づいた位置から前記離れた位置への前記カプセルホルダ(50)の変位のそれぞれ第1のステップ及び第2のステップにおいて前記排出部材(70)の第2の部分(75)がとる少なくとも動作位置及び非動作位置を含み、前記動作位置では、前記後端(70b)は、前記排出部材(70)と前記カプセルホルダ(50)との間の相対変位を防止するように前記反応要素(80)と協働することが可能であり、前記非動作位置では、前記後端(70b)は、前記排出部材(70)と前記カプセルホルダ(50)との間の相対変位を可能にするように前記反応要素(80)と協働することが可能である、請求項1又は2に記載の送達アセンブリ。
  4. 前記排出部材(70)は、前記第1の部分(74)及び前記第2の部分(75)に対して中間の少なくとも1つの関節接合部(76;75’,76’)を有し、前記第1の部分(74)と前記第2の部分(75)との間に所定の又は安定した角度位置を画定する止め手段(76b,76c)を含む、請求項1又は2に記載の送達アセンブリ。
  5. 前記排出部材(70)は、前記第2の部分(75)が前記第1の部分(74)に対して前記所定の角度位置をとるように付勢する手段を有し、該手段は、前記関節接合部(76)に動作可能に関連付けられる弾性要素、及び前記第2の部分(75)の質量のうちの一方を含む、請求項4に記載の送達アセンブリ。
  6. 前記反応要素(80)は、前記カプセルホルダ(50)の後部に面する表面を有し、該表面上で、前記排出部材(70)の後端(70b)が摺動することが可能であ、請求項2に記載の送達アセンブリ。
  7. 前記表面は、前記注入装置(40)に対して異なる距離延びる少なくとも2つの延長部(81,82,83)を含み、該少なくとも2つの延長部(81,82,83)は、前記注入装置(40)により近い第1の延長部(81)、前記注入装置(40)からより離れた第2の延長部(82)、及び、前記第1の延長部(81)と前記第2の延長部(82)との間の接続延長部(83)を含む、請求項6に記載の送達アセンブリ。
  8. 前記排出部材(70)の後端(70b)は少なくとも部分的に丸みを帯びたプロファイルを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の送達アセンブリ。
  9. 前記排出部材(70)の少なくとも第1の部分(74)は、前記カプセルホルダ(50)の貫通開口(55)内で、前記カプセルホルダ(50)と前記排出部材(70)との間で摺動可能であり、前記排出部材(70)を、前記後退位置をとらせるように付勢する動作可能な弾性手段(73)がある、請求項1〜8のいずれか一項に記載の送達アセンブリ。
  10. 前記ガイド手段(52〜54,32〜34)及び前記作動機構(3〜7;90)は、
    − 前記離れた位置から開始して、前記作動機構(3〜7)の作動によって、前記カプセルホルダ(50)を揺り動かし、その後で前記カプセルホルダ(50)を前記近づいた位置まで並進移動させることが可能であるか、又は
    − 前記離れた位置から開始して、前記作動機構(90)の作動によって、前記カプセルホルダ(50)を前記近づいた位置まで直線的に変位させることが可能である、
    ように構成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の送達アセンブリ。
  11. 前記排出部材(70)は、前記頭部端(70a)を含む少なくとも1つの第1の部分(74)、前記後端(70b)を含む第2の部分(75)、及び、前記第1の部分(74)を前記第2の部分(75)に関節接合式に接続する中間の部分(75’)を含み、該中間の部分(75’)は、前記離れた位置と前記近づいた位置との間の前記カプセルホルダ(50)の変位中に、前記第1の部分(74)、前記第2の部分(75)及び前記反応要素(80)に対して複数の角度位置をとることが可能である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の送達アセンブリ。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の送達アセンブリ(1)を備える、カプセル(10)によって液体製品を調製するマシン。
  13. 液体製品を調製するシステムであって、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の送達アセンブリ(1)を含むマシン(M)と、
    − 水及び蒸気の少なくともいずれか一方等の流体によって液体製品を形成することが可能な少なくとも1つの物質の1回分(12)を収容するカプセル(10)と、
    を備え、
    − 前記送達アセンブリ(1)は、カプセルホルダ(50)の貫通開口に摺動可能に受け入れられる、長手方向に延びる排出部材(70)を有し、前記カプセルホルダ(50)は前記排出部材(70)に対して変位可能であり、
    − 前記排出部材(70)は、関節接合式に接続されている複数の部分(74,75;74,75,75’)を含み、そのうち、少なくとも1つの第1の部分(74)及び1つの第2の部分(75)は、該排出部材(70)の前端(70a)及び後端(70b)をそれぞれ含み、前記第1の部分(74)及び前記第2の部分(75)は、
    − 前記アセンブリ(1)の注入装置(40)に対して離れた位置から近づいた位置への前記カプセルホルダ(50)の変位中に、前記排出部材(70)の第1の部分(74)及び第2の部分(75)が、前記排出部材(70)と前記カプセルホルダ(50)との間の相対移動を可能にするように少なくとも1つの第1の相対的な角度位置をとり、前記排出部材(70)の前端(70a)が続いて前記カプセルホルダ(50)の底部に対して後退位置をとり、
    − 前記近づいた位置から前記離れた位置への前記カプセルホルダ(50)の変位中に、前記排出部材(70)の第1の部分(74)及び第2の部分(75)が、前記排出部材(70)と前記カプセルホルダ(50)との間の相対移動を防止するように、少なくとも1つの第2の相対的な角度位置をとり、前記排出部材(70)の前端(70a)が続いて前記カプセルホルダ(50)の底部に対して前進位置をとる、
    ように、1つ又は複数の中間の関節接合部(76;75’,76,76’)を介して関節接合式に接合されている、システム。
  14. 液体製品を調製する方法であって、
    − 請求項1〜11のいずれか一項に記載の送達アセンブリ(1)を備える、液体製品を調製するマシン(M)を準備するステップと、
    − 水及び蒸気の少なくともいずれか一方等の流体によって液体製品を形成することが可能な少なくとも1つの物質の1回分(12)を収容するカプセル(10)を準備するステップと、
    − 前記カプセルホルダ(50)が注入装置(40)から離れた位置にあるときに前記カプセル(10)を前記送達アセンブリ(1)内に装填するステップと、
    − 前記カプセルホルダ(50)を前記注入装置(40)に近づいた位置に変位させるように動作可能な作動機構(3〜7)を動作させるステップと、
    − 前記カプセルホルダ(50)が前記近づいた位置にある状態で、前記注入装置(40)によって、水及び蒸気の少なくともいずれか一方等の流体を前記カプセル(10)内に注入し、前記液体製品を調製するとともに、前記液体製品を前記カプセルホルダ(50)から排出するステップと、
    − 前記カプセルホルダ(50)を前記離れた位置に戻すステップであって、前記カプセルホルダ(50)が前記近づいた位置から前記離れた位置に通過する間に、排出部材(70)が前記カプセル(10)を前記カプセルホルダ(50)から排出させる、戻すステップと、
    を含み、
    − 前記カプセルホルダ(50)が前記離れた位置から前記近づいた位置に変位する間に、前記排出部材(70)の少なくとも1つの第1の部分及び1つの第2の部分(74,75;74,75,75’)が、前記排出部材(70)と前記カプセルホルダ(50)との間の相対移動を可能にするように少なくとも1つの第1の相対的な角度位置をとり、前記排出部材(70)の前端(70a)が続いて前記カプセルホルダ(50)の底部に対して後退位置をとり、
    − 前記近づいた位置から前記離れた位置への前記カプセルホルダ(50)の変位中に、前記排出部材(70)の前記少なくとも1つの第1の部分及び前記1つの第2の部分(74,75;74,75,75’)は、前記排出部材(70)と前記カプセルホルダ(50)との間の相対移動を防止するように、少なくとも1つの第2の相対的な角度位置をとり、前記排出部材(70)の前記前端(70a)は続いて前記カプセルホルダ(50)の底部に対して前進位置をとる、方法。
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