JP5916689B2 - フェライトコアケース及び遊技機 - Google Patents
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Description
まず、図1〜図4を参照して、一実施形態におけるパチスロ1の構造について説明する。
図1は、パチスロ1の外部構造を示す斜視図である。
図2は、パチスロ1の内部構造を示す斜視図である。この図2では、フロントドア2bが開放され、フロントドア2bの裏面側の構造及びキャビネット2aの内部の構造が示されている。図3は、キャビネット2aの内部を示す説明図である。図4は、フロントドア2bの裏面側を示す説明図である。
次に、パチスロ1が備える制御系について、図5を参照して説明する。
一般に、ノイズ対策部品としてフェライトコアが知られているが、パチスロやパチンコなどの遊技機でフェライトコアを採用する場合は、風適法上の問題が生じないようにする必要がある。すなわち、パチスロやパチンコなどの遊技機は、常に保安通信協会で試験を受けた状態と同じ状態に復元しなければならないという業界特有の問題がある。
以下、本発明の一実施形態におけるフェライトコアケース100について説明する。
図6は、本発明の一実施形態におけるフェライトコアケース100を示す斜視図である。このフェライトコアケース100は、パチスロ1などの遊技機に使用されるケーブル130に取り付けられるフェライトコアケース100であって、図6に示すように、ケーブル130が挿通されるフェライトコア110と、フェライトコア110をケーブル130に取り付ける位置及び向きを固定する固定手段120とを備える。すなわち、フェライトコアケース100は、フェライトコア110とその固定手段120とからなる。ケーブル130は、ノイズ対策が必要な各種のケーブルであり、例えば、電源装置36の電源基板36bに接続されるケーブルC1,C2,C3,C4などである。
図7は、本発明の一実施形態における固定手段120を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。この図に示すように、固定手段120としては、ケーブル130を束ねて締め付けるインシュロック(登録商標)構造をもったハーネスアクセサリなどの結束手段120を採用することができる。このような結束手段120によれば、ケーブル130を束ねて締め付けるという簡単な方法で、フェライトコア110の取り付け位置及び向きを固定することが可能である。
図8は、本発明の一実施形態におけるフェライトコア110を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。この図に示すように、フェライトコア110は、フェライトで作られた円筒状の部材であり、ケーブル130が挿通される円柱状の挿通孔114を備える。フェライトコア110の所定位置(後述する)には凹部112が形成され、この凹部112の底の中央部分には嵌込穴112aが形成されている。結束手段120の凸部123が凹部112に嵌め込まれ、嵌込穴112aを突き抜けると、凸部123の矢じりが外側に開いて逆行が防止される。凹部112の開口形状は、結束手段120の鍔部122に合わせて上面視で十字形状に形成され、凹部112の開口内側に突き出した4つの回転防止片113により鍔部122の回転が防止される構造になっている。
図11は、本発明の一実施形態におけるフェライトコアケース100をケーブル130に取り付ける手順を示す図である。ここでは、図11(a)に示すように、ケーブル130として、両端にコネクタ131、132を備えたワイヤーハーネスを例示している。すなわち、遊技盤の裏側には、制御基板などの各種電気部品が設けられている。これらの電気部品は、複数の電気配線を束ねた電気配線束により電気的に接続されている。この電気配線束の両端には、電気部品と電気配線束とを接合するコネクタが設けられている。この電気配線束とコネクタとを一体化した部品を一般に「ワイヤーハーネス」と呼んでいる。
図12は、本発明の他の実施形態における固定手段120をケーブル130に取り付けた状態示す図であって、(a)は上面図、(b)は断面図である。この図に示すように、固定手段120は、弾性を有する樹脂などで形成されたバンド通し120であってもよい。この例では、上面の一部分125が長手方向に開放されたバンド通し120に平板状のケーブル130を挿通させている。ケーブル130の軸方向に動かない程度の弾性力をもってバンド通し120がケーブル130を挟み込む構造であれば、フェライトコア110をケーブル130に取り付ける位置及び向きを固定することができる。
図13は、本発明の他の実施形態におけるフェライトコア110を示す斜視図であって、(a)は閉じた状態を示す図、(b)は開いた状態を示す図である。この図に示すように、フェライトコア110の端面外周は、縦長の八角形であり、フェライトコア110の端面内周は、八角形のうちの相互に対向する2辺を2つ組み合わせた四角形であってもよい。縦長の八角形の短辺側(上部側)に凹部112が形成されている。その他の点は、基本的に円筒状のフェライトコア110と同様である(図10参照)。
図14は、本発明の他の実施形態におけるフェライトコアケース100を示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。この図に示すように、フェライトコア110と結束手段120とを一体に形成してもよい。この場合、フェライトコア110と結束手段120とを接続する構造が限定されないため、凸部123や凹部112、鍔部122などを必ずしも形成する必要がなく、設計自由度が高まる。
図15は、図14に示されるフェライトコアケース100をケーブルに取り付ける手順を示す図である。まず、図15(a)(b)に示すように、フェライトコア110と一体に形成された結束手段120をケーブル130に取り付ける。次いで、フェライトコア110の下端を開いた状態でケーブル130をターンさせ、フェライトコア110にケーブル130を通した状態でフェライトコア110の下端を閉じる。これにより、図15(c)に示すように、ケーブル130を2ターンで簡単にフェライトコア110に挿通させることが可能である。その後、ケーブル130に異常がないことを確認するための手順は、先の例と同様である(図11参照)。
次に、図16及び図17を参照しながら、本発明の一実施形態におけるフェライトコアケース100をパチンコ1aに適用した場合について説明する。
1a パチンコ(遊技機)
36b,260b 電源基板
100 フェライトコアケース
110 フェライトコア
112 凹部
113 回転防止片
120 固定手段,結束手段
121 バンド
122 鍔部
123 凸部
130 ケーブル
D1,D2 ケーブルが挿通される挿通方向
Claims (5)
- 遊技機に使用されるケーブルに取り付けられるフェライトコアケースであって、
前記ケーブルが挿通される2分割型のフェライトコアと、
前記ケーブルを束ねて締め付けることにより、前記フェライトコアを前記ケーブルに取り付ける位置及び向きを固定する結束手段と
を備え、
前記結束手段は、バンドの外周から鍔部を介して突き出した矢じり形状の凸部を備え、
前記フェライトコアは、前記凸部が嵌め込まれる凹部において前記鍔部の回転を防止する回転防止片を備え、
前記フェライトコアにおいて前記結束手段が設けられる側と反対側が開閉し、前記結束手段に前記ケーブルが挿通される挿通方向と前記フェライトコアに前記ケーブルが挿通される挿通方向とが略平行になる
ことを特徴とするフェライトコアケース。 - 前記フェライトコアの端面外周は、八角形であり、
前記フェライトコアの端面内周は、前記八角形のうちの相互に対向する2辺を2つ組み合わせた四角形である
ことを特徴とする請求項1に記載のフェライトコアケース。 - 前記遊技機は、遊技の制御を行う主制御基板と、遊技の進行に応じた演出の制御を行う副制御基板と、当該遊技機の各装置に電力を供給する電源基板と、当該遊技機において使用されるケーブルとを備え、
前記フェライトコアケースは、前記電源基板に接続されるケーブルに取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェライトコアケース。 - 遊技の制御を行う主制御基板と、遊技の進行に応じた演出の制御を行う副制御基板と、当該遊技機の各装置に電力を供給する電源基板と、当該遊技機において使用されるケーブルと、前記ケーブルに取り付けられるフェライトコアケースとを備える遊技機であって、
前記フェライトコアケースは、
前記ケーブルが挿通される2分割型のフェライトコアと、
前記ケーブルを束ねて締め付けることにより、前記フェライトコアを前記ケーブルに取り付ける位置及び向きを固定する結束手段と
を備え、
前記結束手段は、バンドの外周から鍔部を介して突き出した矢じり形状の凸部を備え、
前記フェライトコアは、前記凸部が嵌め込まれる凹部において前記鍔部の回転を防止する回転防止片を備え、
前記フェライトコアにおいて前記結束手段が設けられる側と反対側が開閉し、前記結束手段に前記ケーブルが挿通される挿通方向と前記フェライトコアに前記ケーブルが挿通される挿通方向とが略平行になる
ことを特徴とする遊技機。 - 前記フェライトコアケースは、前記電源基板に接続されるケーブルに取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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