JP5915519B2 - 音像定位装置、及び、プログラム - Google Patents

音像定位装置、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5915519B2
JP5915519B2 JP2012284620A JP2012284620A JP5915519B2 JP 5915519 B2 JP5915519 B2 JP 5915519B2 JP 2012284620 A JP2012284620 A JP 2012284620A JP 2012284620 A JP2012284620 A JP 2012284620A JP 5915519 B2 JP5915519 B2 JP 5915519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound image
sound
point
attention
predicted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012284620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014127933A (ja
Inventor
哲平 三宅
哲平 三宅
寛 伊能
寛 伊能
誠司 戸塚
誠司 戸塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012284620A priority Critical patent/JP5915519B2/ja
Publication of JP2014127933A publication Critical patent/JP2014127933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5915519B2 publication Critical patent/JP5915519B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、車両走行中において適切な運転操作を実現するために運転者の視線を誘導するよう音像を定位させる音像定位装置に関する。
車両の走行に関し、その安全を図る技術が種々提案されている。例えば、走行中に車両が車線を逸脱しそうになった場合に車線の逸脱を防止する車線逸脱防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この装置では、車線逸脱量を予測値として算出し、当該算出した予測値に基づいて自車両が車線逸脱傾向にあるかどうかを検出する。そして、自車両が車線逸脱傾向にある場合には、警報を発したり、車線からの逸脱を回避するように車両を制御したりする。
特許第3945488号公報
ところで、特許文献1に記載された技術は、車線逸脱傾向にあるかどうかを検出するものであり、車線逸脱傾向が生じた後に、警告を発したり、車両の制御を行ったりする。つまり、車両の挙動が危険な状態となることを予測して、それに対する措置を講じるものである。
ところが、さらなる安全運転を考えた場合、そもそも車両の挙動が危険な状態とならないようにする工夫が重要となってくる。
そこで出願人は、運転中に運転者の視線を誘導するための装置を提案した。
走行中における運転者の視線は、その視覚運動量が最小となる点の周辺に注がれることが分かっている。したがって、走行中に運転者が視線を向ける事が推奨される点(以下「予測注視点」という)を算出し、立体音響の技術を用いて、この予測注視点に音像を定位させる。「音像」とは空間的位置などを感覚的にとらえた聴感上の音源であり、「音像を定位させる」とは、音源の聴感上の空間的位置などを一定にすることをいう。そのため、予測注視点に音像を定位させた場合、予測注視点(の方向、距離)に音源があるかのように聞こえる。なお、「定位」には、「位置を一定にする」という意味の他、そのように定めた「位置」の意味も含まれるが、本明細書では、混乱を避けるため、前者を「定位」と記載し、後者をあえて「定位位置」と記載する。このように予測注視点に音像を定位させることで、運転者の視線を予測注視点に誘導することができ、車両の挙動を安定させることができる。
しかしながら、このような視線誘導の技術も、次の点では改良の余地がある。それは、走行中に障害物や案内看板などの留意すべき物体(以下「留意対象物」という)が存在する場合、当該留意対象物にも留意する必要があるという点である。つまり、予測注視点にだけ音像を定位させて運転者の視線を常に予測注視点に誘導すると、留意すべき留意対象物を見逃してしまう虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、立体音響の技術を用いて運転者の視線を予測注視点に誘導しつつ、留意対象物が存在する場合には、当該留意対象物へも視線を誘導することが可能な音像定位装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた音像定位装置(3)は、音像を生成するオーディオシステム(52)及び、オーディオシステムに対し音像を定位させるための伝達関数を設定する立体音響システム(51)と共に用いられる。
ここで音像定位装置は、例えばナビゲーション装置として具現化される。このとき、オーディオシステム及び立体音響システムは、通常、ナビゲーション装置の外部に設けられる。ただし、ナビゲーション装置、オーディオシステム、及び、立体音響システムを備えたナビゲーションシステムの発明として実現してもよい。
音像定位装置は、音像定位処理を実行する。音像定位処理は、走行中に運転者が注視する事が推奨される予測注視点を算出し、当該予測注視点に対応する位置情報を立体音響システムへ出力することにより、オーディオシステムを介して音像を予測注視点に定位させるものである。
ここで特に本発明では、検出手段(30a)が、運転者が留意すべき留意対象物を検出する。また、算出手段(30b)は、検出手段にて留意対象物が検出された場合、当該留意対象物を示す留意点を算出する。そして、出力手段(30c)により、算出手段にて算出された留意点に対応する位置情報が、予測注視点に対応する位置情報と共に立体音響システムへ出力される。この場合、オーディオシステムを介して音像が予測注視点及び留意点の両方に定位する。
つまり、本発明では、予測注視点に音像を定位させながら、留意対象物が検出された場合、当該留意対象物に対応する留意点にも音像を定位させるのである。このようにすれば、立体音響の技術を用いて運転者の視線を予測注視点に誘導しつつ、留意対象物が存在する場合には、当該留意対象物へも視線を誘導することができる。
なお、本発明は、音像定位装置の有する各手段に特徴を有するものであり、各手段は通常コンピュータを機能させるプログラムとして実現される。この意味で、各手段を実現するプログラムの発明として実現してもよい。
ナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図である。 音像定位処理を示すフローチャートである。 音像定位処理における留意対象物処理を示すフローチャートである。 音像定位の具体例を示す説明図である。 (a)は音像定位の具体例における音像の方向を示す説明図であり、(b)は運転者の視線の方向を示す説明図である。 道路上に仮想的に設定する格子点Lを示す説明図である。 網膜球面モデルを示す説明図である。 音像定位処理が実行された場合と実行されていない場合とで、同一ドライバが同一コースを走行する際の視線の方向を示す説明図である。 音像定位処理が実行された場合の車両の左右前後方向における加速度の変化を示す説明図である。 音像定位処理が実行されていない場合の車両の左右前後方向における加速度の変化を示す説明図である。 (a)は指令値にエフェクトを施す線形関数を示す説明図であり、(b)は指令値にエフェクトを施す非線形関数を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すナビゲーションシステム1は、車両に搭載され、ナビゲーション装置3と、ナビゲーション装置3にて制御されるサブシステム5とを備えている。
ナビゲーション装置3は、制御部30を中心に構成されている。制御部30は、いわゆるコンピュータシステムとして構成され、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスラインを有している。
制御部30には、カメラ31、地磁気センサ32、ジャイロスコープ33、距離センサ34、GPS受信機35、地図データ入力部36、操作スイッチ群37、通信部41、外部メモリ42、及び、表示部43が接続されている。
カメラ31は、車両の前方を撮影するための構成である。カメラ31は、単眼カメラなどとして具現化される。車両前方の所定範囲を撮影することにより、案内看板や障害物などの留意対象物を検出することが可能となる。
地磁気センサ32は、地磁気によって車両の方位を検出する構成である。また、ジャイロスコープ33は、車両に加えられる回転運動の角速度に応じた検出信号を出力する。さらにまた、距離センサ34は、車両の走行距離を出力する。また、GPS受信機35は、GPS(Global Positioning System )用の人工衛星からの送信信号を受信し、車両の位置座標や高度を検出する。かかる構成により、制御部30は、車両の位置、方位などを算出可能となっている。なお、GPS受信機35からの出力信号に基づいて位置を求める方式は、単独測位方式、相対測位方式の何れであってもよい。
また、地図データ入力部36は、制御部30へ地図データを入力するための構成である。地図データは、DVD−ROM36aに記憶されており、地図データ入力部36を介して制御部30へ入力される。もちろん、DVD−ROM36a以外に、HDDやCD−ROMなどを用いてもよい。地図データには、道路データ、描画データ、マップマッチング用データ、経路案内用データなどが含まれる。
操作スイッチ群37は、ユーザからの各種指示を入力するための構成であり、物理的な押しボタンスイッチなどとして具現化される。あるいは、表示部43と一体に構成されたタッチパネルとして具現化してもよい。
通信部41は、外部との通信を行うための構成である。例えば他車両との車車間通信、路側機との路車間通信、あるいは、センタとのデータ通信などが考えられる。
外部メモリ42は、一時的な記憶を可能とするメモリである。例えば電源オフ時にも記憶内容が消失しないようにフラッシュメモリなどによって構成することが考えられる。また、HDDなどによって構成してもよい。
表示部43は、例えば液晶ディスプレイなどで構成される。この表示部43には、地図データ入力部36を介して入力される地図データに基づく地図及び当該地図上の自車位置が表示される。目的地までのルートが探索された場合には、当該ルートを表示することも可能である。
サブシステム5は、立体音響システム51及びオーディオシステム52を有している。
立体音響システム51は、音像を定位させるために、オーディオシステム52に対し、伝達関数の設定を指示する。具体的には、後述するように、制御部30から出力される目標の定位位置に基づいて、伝達関数の設定を指示する。伝達関数は、周知の音像定位技術に用いられるものであり、詳しくは、仮想音源から聴取者の鼓膜までの音の伝達特性を表す頭部伝達関数(HRTF:Head-Related Transfer Function)である。
オーディオシステム52は、音源53、フィルタ54L,54R、及び、スピーカ55L,55Rを有している。
音源53は、CD音源やラジオ音源として具現化される。なお、ユーザによる録音を音源としてもよいし、警報音などを音源として利用してもよい。これら音源53は、ナビゲーション装置3の操作スイッチ群37を介して切り換えることが可能である。
スピーカ55L,55Rは、その一方がユーザの左側からの音出力を行うための左側スピーカ55Lとなっており、他方がユーザの右側からの音出力を行うための右側スピーカ55Rとなっている。
左側スピーカ55Lに対応するのが左側フィルタ54Lであり、右側スピーカ55Rに対応するのが右側フィルタ54Rである。上述したように音像を定位させる場合には、左側フィルタ54L及び右側フィルタ54Rが、伝達関数に基づくフィルタリングを行う。このようにしてフィルタリングされた音源53からの信号が、それぞれ左側スピーカ55L、右側スピーカ55Rへ出力される。
なお、本実施形態では、図1に示すように、左側フィルタ54L及び右側フィルタ54Rは、複数のペアで構成される。各ペアのフィルタ54L,54Rがそれぞれ異なる伝達関数に基づくフィルタリングを行うことで、音源53に基づく音像は、フィルタ54L,54Rのペアに対応する複数の定位位置に定位する。この場合の音源は、CD音源及び警報音という具合に同時に出力されても違和感のないものを選択することが考えられる。また、同一の音源を異なるフィルタ54L,54Rのペアでフィルタリングすることで、一つの音源に基づく音像を複数の定位位置に定位させることも可能である。
また、左側スピーカ55L及び右側スピーカ55Rとしたのは2チャンネルであることを示しており、左側スピーカ55L及び右側スピーカ55Rがそれぞれ複数のスピーカによって構成されていてもよい。また、視線誘導を行わない通常時にあっては、ユーザによって設定されたオーディオ環境に基づいて音源53からの信号出力が行われる。このときオーディオシステム52は、フィルタ54L,54Rを介さず信号出力を行う。
オーディオ環境とは、出力信号の周波数特性を変更するイコライザの設定であることが考えられる。また、左右のバランスの設定であることが考えられる。前後方向にスピーカが配置されている場合には、前後のバランスの設定も含まれる。オーディオ環境の設定は、操作スイッチ群37を介して行われ、ナビゲーション装置3の外部メモリ42に記憶される。なお、ユーザによる設定がなされていない場合、デフォルトのオーディオ環境が外部メモリ42に記憶されているものとする。
また、制御部30には、CANなどの車内ネットワークを介して車両内のECU群60が接続されている。制御部30は、ECU群60を構成する複数のECUと通信を行うことにより、例えば車輪速度センサにて取得される車速を取得することが可能となる。
次に、図2のフローチャートに基づき、音像定位処理を説明する。この音像定位処理を実行することにより、音像が定位し、運転者の視線を誘導することが可能となる。音像定位処理は、視線誘導モードが「ON」又は「AUTO」となっている場合に、制御部30により所定時間間隔(例えば300ms)で繰り返し実行される。
視線誘導モードとは音像定位処理を実行して運転者の視線誘導を行うか否かを選択指示するためのものであり、視線誘導モードには「ON」、「AUTO」及び「OFF」がある。視線誘導モード「ON」の場合は基本的に音像定位処理が実行される。また、視線誘導モード「OFF」の場合は音像定位処理が実行されない。さらにまた、視線誘導モード「AUTO」の場合は、種々の走行関連情報に基づいて音像定位処理の実行が決定される。
最初のS100では、自車両の速度を取得する。この処理は、ECU群60を介して自車両の現時点の速度を取得するものである。
続くS110では、自車両の位置を取得する。この処理は、地磁気センサ32及びGPS受信機35などを用い自車両の位置及び方位を算出し、さらに、地図データ入力部36を介して入力される地図データ中の道路データ及びマップマッチングデータを用い、地図上での自車両の位置を取得するものである。
次のS120では、道路形状を取得する。この処理は、S110にて取得される自車両の位置に基づき、自車両が走行している道路形状を取得するものである。後述するようにT秒(例えば5秒)後の自車両の位置を推定するため、走行方向を考慮して所定範囲(例えば50m先まで)の道路形状を取得する。
続くS130では、T秒後の自車両の位置における道路の曲率を取得する。この処理は、S100にて取得した自車両の速度でT秒間走行した場合の自車両の推定位置における道路の曲率を取得するものである。
次のS140では、T秒後における自車両の速度及びヨーレートを推定する。ヨーレートとは、自車両の旋回方向への回転角の変化速度である。ここでは、S100にて取得した自車両の速度をT秒後の自車両の速度とし、また、S130にて取得した道路の曲率に基づき自車両のヨーレートを推定する。
続くS150では、予測注視点を算出する。この処理は、T秒後の自車両の位置における予測注視点を算出するものである。予測注視点は、特許第4735676号公報に記載されている方法で算出可能である。
予測注視点は、例えば予測注視点までの距離、自車両から予測注視点への水平方向の角度である方位角、及び、自車両から予測注視点への垂直方向の角度である仰角からなる指令値として算出される。例えば図4に示すように、T秒後の自車両100を基準にした予測注視点P1が、指令値(R1,θ1,φ1)として算出されるという具合である。なお、φ1は仰角であり図に示すことができないため、予測注視点P1への矢印に引き出し線を付した。
次のS160では、留意対象物処理を実行する。この留意対象物処理は、留意すべき留意対象物を検出することにより、留意対象物の位置を示す留意点を算出するものである。この留意点に関しても、予測注視点と同様、留意点までの距離、自車両から留意点への水平方向の角度である方位角、及び、自車両から留意点への垂直方向の角度である仰角からなる指令値として算出される。
続くS170では、音像出力処理を実行する。この処理は、三次元直交座標系での音像の定位位置を位置情報として算出し、当該定位位置を立体音響システム51へ出力するものである。また、この処理は、音源53に関する音源情報をオーディオシステム52へ出力するものである。音源情報とは、音源53の選択情報及び音量情報を含んでいる。
例えば予測注視点や留意点の指令値が距離R、方位角θ、及び、仰角φとして算出されている場合、次の式1,2,3により、三次元直交座標系での目標の定位位置(X,Y,Z)を算出する。
X=R・cosφ・cosθ …式1
Y=R・cosφ・sinθ …式2
Z=R・sinφ …式3
このとき、立体音響システム51は、フィルタ54L,54Rで用いる伝達関数の設定をオーディオシステム52へ指示する。例えばオーディオシステム52は、立体音響システム51からの指示に対応する複数の伝達関数を予め保持しており、選択的に伝達関数を設定するという具合である。
また、オーディオシステム52では、音源53の選択情報及び音量情報に基づき、対応するフィルタ54L,54Rのペアによるフィルタリングが行われ、スピーカ55L,55Rからの信号出力が行われる。これにより、スピーカ55L,55Rにより形成される音像は、予測注視点や留意点に対応する複数の定位位置に定位する。
なお、音像定位による予測注視点への視線誘導においては、以下のような効果が奏されることが確認されている。
図8に示すように、正面方向を0度とする運転者の視線の方向(角度)を縦軸とし測定時間を横軸とすると、音像定位処理を実行した場合の運転者の視線の動きは、曲線A(太実線で示した曲線)に示すごとくとなった。一方、音像定位処理を実行していない場合の運転者の視線の動きは、曲線B(細実線で示した曲線)に示すごとくとなった。このとき、曲線X(破線で示した曲線)が予測注視点の方向の変化を示している。
図8から分かるように、音像定位処理の実行により、運転者の視線の方向は、その変化幅が大きくなっており、予測注視点の方向の変化と類似する傾向にある。これにより、音像定位処理を実行した場合は、運転者の視線が予測注視点の方向へ誘導され、運転者は、道路におけるコーナーの奥へ視線を運んでいることが分かる。
図9及び図10は、音像定位処理を実行している場合と実行していない場合とで、車両の前後方向及び左右方向の加速度をそれぞれ縦軸と横軸とにプロットしたものである。ここで、音像定位処理が実行されていないときを示す図10では加速度の大きさや方向が急激に変化しているのに対し、音像定位処理が実行されているときを示す図9では、加速の大きさや方向の変化が連続的で滑らかなものとなった。これにより、音像定位処理を実行した場合は、運転者の視線が予測注視点の方向へ誘導される結果、車両の挙動を滑らかにするような運転操作が実現されることが分かる。
しかしながら、走行中に障害物や案内看板などの留意対象物が存在する場合、当該留意対象物にも留意する必要がある。つまり、予測注視点にだけ音像を定位させて運転者の視線を常に予測注視点に誘導すると、留意すべき留意対象物を見逃してしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、上述した音像定位処理において留意対象物処理(図2中のS160)を実行する。そこで次に、図3のフローチャートに基づいて、留意対象物処理を説明する。
最初のS200では、留意対象物を検出する。この処理は、運転者が留意すべき障害物や案内看板を検出するものであり、カメラ31にて撮影される画像データに基づいて行われる。もちろん、この方法に限らず、レーザ光を送受信して距離を測定するレーダ部を用いる構成としてもよい。あるいは通信部41を介した車車間通信や路車間通信、センタとのデータ通信などによって得られる情報から、留意対象物を検出するようにしてもよい。
続くS210では、留意対象物が検出されたか否かを判断する。ここで留意対象物が検出されたと判断された場合(S210:YES)、S220へ移行する。一方、留意対象物が検出されていないと判断された場合(S210:NO)、以降の処理を実行せず、留意対象物処理を終了する。
S220では、留意対象物の位置を取得する。この処理は、例えばカメラ31にて撮影された複数枚の画像データから、留意対象物までの距離や方向を取得するものである。
S230では、留意対象物を示す留意点を算出する。上述したように、留意点は、留意点までの距離、留意点への方位角、及び、留意点への仰角からなる指令値として算出される。例えば図4に示すように、案内看板に対応する留意点P2が、指令値(R2,θ2,φ2)として算出されるという具合である。なお、φ2は仰角であり図に示すことができないため、留意点P2への矢印に引き出し線を付した。また、留意対象物は1つとは限らない。したがって、留意点は、2つ以上になることも考えられる。
S240では、音像調整処理を実行する。この音像調整処理は、S230にて算出された留意点に定位させる音像と、図2中のS150にて算出された予測注視点に定位させる音像との調整を行うものである。
具体的には、各定位位置における音量調整であることが考えられる。本実施形態では、留意対象物が検出された場合、留意点に定位する音像の音量を「0」から徐々に大きくしていき、これに並行して、予測注視点に定位する音像の音量を所定の音量まで徐々に下げていく。一方、留意対象物が検出されなくなると、予測注視点に定位する音像の音量を元に戻す。また、具体的には、各定位位置の位置調整であることが考えられる。本実施形態では、留意対象物が検出された場合、最初は予測注視点に複数の音像を定位させ、留意点に対応する音源に基づく音像を、留意点まで徐々に移動させていく。図4の例で言えば、最初は予測注視点P1に2つの音像を定位させ、その後、留意点P2に対応する音源に基づく音像を留意点P2まで矢印Aで示すように移動させるという具合である。
その後、上述したように、図2中のS170の処理が実行される。音像調整処理が行われて(図3中のS240)留意対象物の検出後の一定期間に定位位置の位置調整が行われるものの、結果的に、予測注視点及び留意点の両方に音源53に基づく音像が定位する。
以上詳述したように、本実施形態では、音像定位処理(図2参照)において留意対象物処理を実行することで(S160)、留意対象物が検出された場合には(図3中のS200,S210:YES)、留意対象物に対応する留意点が算出され(S220,S230)、常時算出される予測注視点への音像定位と並行して、留意点に音像が定位する。
すなわち、検出手段30aが、運転者が留意すべき留意対象物を検出する。また、算出手段30bは、検出手段30aにて留意対象物が検出された場合、当該留意対象物を示す留意点を算出する。そして、出力手段30cにより、算出手段30bにて算出された留意点に対応する位置情報が、予測注視点に対応する位置情報と共に立体音響システム51へ出力される。この場合、オーディオシステム52を介して音像が予測注視点及び留意点の両方に定位する。
図4に示す例では、予測注視点P1及び留意点P2の両方に音像が定位する。図4の例を定位位置への方位角の推移で示すと、図5(a)に示すように、右方向のカーブに合わせて算出された予測注視点P1に音像が定位するため、予測注視点P1への方位角は、時刻t1から徐々に右側へ移動していく(記号a参照)。時刻t2で留意対象物としての案内看板が検出されると、案内看板に対応する留意点P2が算出されるため、音像の定位位置が左側にも現れる。留意点P2に対応する定位位置は、自車両100の走行に伴って方位角を大きくしながら移動する(記号b参照)。そして、時刻t3では、案内看板が検出されなくなることで、予測注視点P1のみに音像が定位する。このとき、運転者の視線の方向を模式的に示すと、図5(b)に示すごとくとなる可能性が高い。すなわち、記号cで示すように、時刻t1から時刻t2までは、予測注視点P1の方向である右方向へ誘導され、時刻t2から時刻t3までは、留意点P2の方向に誘導されて、時刻t3から再び予測注視点P1の方向へ誘導される。
つまり、予測注視点に音像を定位させながら、留意対象物が検出された場合、当該留意対象物に対応する留意点にも音像を定位させるのである。このようにすれば、立体音響の技術を用いて運転者の視線を予測注視点に誘導しつつ、留意対象物が存在する場合には、当該留意対象物へも視線を誘導することができる。
また、本実施形態では、音像出力処理を実行し(図2中のS170)、音源53に関する音源情報をオーディオシステム52へ出力する。すなわち、出力手段30cは、予測注視点及び留意点に定位させる音像を生成するための音源に関する音源情報を出力する。なお、本実施形態ではオーディオシステム52へ出力するものとしたが、立体音響システム51が音源を有する場合など、立体音響システム51へ出力する場合を含む。これにより、予測注視点及び留意点に定位する音像の音源に関する情報を設定することができる。
ここで音源情報には、音源53の選択情報及び音量情報が含まれる。すなわち、音源情報は、複数の音源の中でいずれの音源を用いるかを示す音源の選択情報である。また、音源情報は、音源に基づく音像の音量を設定するための音量情報である。これにより、予測注視点及び留意点に定位する音像を別の音源に基づくものとしたり、あるいは、同一の音源に基づくものとしたりすることができる。さらに、予測注視点及び留意点に定位する音像の音量を設定することができる。
具体的に本実施形態では、留意対象物が検出された場合、留意点に定位する音像の音量を「0」から徐々に大きくしていき、これに並行して、予測注視点に定位する音像の音量を所定の音量まで徐々に下げていく。一方、留意対象物が検出されなくなると、予測注視点に定位する音像の音量を元に戻す。すなわち、予測注視点及び留意点に定位する音像の音量バランスを調整する音量調整手段30dを備え、出力手段30cは、音量調整手段30dにて調整された音量バランスを実現するよう音量情報を出力する。これにより、並行して複数の定位位置に音像を定位させた場合でも、運転者の違和感を軽減することができる。
また具体的に本実施形態では、留意対象物が検出された場合、最初は予測注視点に複数の音像を定位させ、留意点に対応する音源に基づく音像を、留意点まで徐々に移動させていく。すなわち、予測注視点に対応する位置情報に基づいて、留意点に対応する位置情報を調整する位置調整手段30eを備え、出力手段30cは、位置調整手段30eにて調整された留意点に対応する位置情報を、立体音響システム51へ出力する。これにより、並行して複数の定位位置に音像を定位させた場合でも、運転者の違和感を軽減することができる。
なお、本実施形態では2チャンネルの立体音響技術を用いた。これに対し、チャンネル数を増やしてオーディオシステムのスピーカを運転者の周囲に配置すれば、立体音響技術を用いなくとも音像を定位させることは出来る。ただし、車室内という限られたスペースの中では、任意の位置にスピーカを配置することは困難となる。したがって、2チャンネルの立体音響技術を用いることが、車室内では極めて有効となる。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その技術的範囲を逸脱しない限り、種々なる形態で実施可能である。
[補足説明]
予測注視点の算出は、具体的には、次のように行う。
まず、図6に示すように、現時点からT秒後における自車両100を基準にし、自車両100の走行する道路R上に、一定間隔で、区切り線Kを設定する。そして、この区切り線K上に複数の格子点Lを仮想的に設定する。ここで各格子点Lの位置及び距離は、ナビゲーション装置3の地図データ入力部36を介して入力される地図データから取得する。図中では区切り線K上に設定される格子点Lの一部を示した。また、格子点Lの個数もイメージ的なものである。
次に、T秒後における運転者の首振り角の変化率を推測する。この首振り角の変化率は、図2中のS130で取得される道路の曲率から推測可能である。ここで推測される首振り角の変化率をAとして説明を続ける。
続いて、T秒後における自車両100を基準とし、各格子点Lについて、網膜球面モデルに投射した場合の運動量(以下「視覚運動量」という)を算出する。図7に示すように網膜球面モデルは、運転者の網膜を球面としてモデル化したものであり、網膜球面モデル上の物体の位置は、網膜座標系における物体に位置に対応する。
ここで物体の方位角をθとし仰角をφとすると、T秒後における自車両100を基準とした任意の格子点Lの網膜球面モデル上での位置は(θ,φ)と記述することができる。そして、離心角ωの変化率(離心角変化率ω’)の絶対値を視覚運動量として算出する。離心角変化率ω’は、車速をVとし、格子点Lまでの距離をRとし、ヨーレートをγとすると、次の式4で表すことができる。なお、車速V及びヨーレートγは、図2中のS140にて推定されたものである。
式4を用い各格子点Lについて離心角変化率ω’を算出し、離心角変化率ω’の絶対値が最小となる格子点Lを、T秒後における予測注視点とする。
なお、離心角変化率ω’は、網膜球面モデルを用いて算出したものであることから路上の格子点Lの視覚運動量を示している。運転者は、運転中に視覚運動量の最小点を注視する傾向にあることが知られている。
[他の実施形態]
(イ)上記実施形態では、現時点からT秒後の自車両の位置を基準として予測注視点を算出していた(図2中のS150)。これに対し、現時点から所定距離L(=T×V)だけ進んだ自車両の位置を基準として予測注視点を算出するようにしてもよい。また、現時点の自車両の位置を基準として予測注視点を算出するようにしてもよい。いずれにしても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
なお、一般的には、次の式5,6,7で、予測注視点までの距離R、方位角θ、仰角φを算出することになる。
R=r(t,l,v,ρ) …式5
θ=f(t,l,v,ρ) …式6
φ=g(t,l,v,ρ) …式7
(ロ)上記実施形態では、予測注視点を算出した後(図2中のS150)、目標となる定位位置を出力している(S170)。また、留意点を算出した後(図3中のS230)、目標となる定位位置を出力している(S170)。これに対し、S150にて算出された予測注視点やS230にて算出された留意点を(R0,θ0,φ0)とし、これら予測注視点や留意点にエフェクトをかけた後、S170の処理を行ってもよい。すなわち次の式8,9,10に示すごとくである。
R=reffect(R0) …式8
θ=geffect(θ0) …式9
φ=heffect(φ0) …式10
具体的には、図11(a)に示すように、線形関数r1,r2を用いて予測注視点までの距離R0を変換することが考えられる。このとき、関数r1による変換では距離変化ΔR0に対する距離変化がΔR1となるが、より傾きの大きな関数r2による変換では同一の距離変化ΔR0に対する距離変化がΔR2となり、関数r1による距離変化ΔR1よりも大きくすることができる。
また、図11(b)に示すように、非線形関数r3を用いて予測注視点までの距離Rを変換してもよい。この場合、距離R0が比較的小さくなっている場合、その変化ΔR0に対する距離変化はΔR31となって比較的大きくなる。一方、距離R0が比較的大きくなっている場合、その変化ΔR0に対する距離変化はΔR32となって比較的小さくなる。このような非線形関数を用意することによって、予測注視点までの距離Rを種々の割合で変化させることができる。
なお、非線形関数は、ここで例示するものに限定されず、n次曲線関数、対数関数、指数関数など、様々なバリエーションが考えられる。
また、ここでは、予測注視点までの距離Rについて説明したが、予測注視点への方位角θ及び仰角φについても同様のエフェクトをかけることができる。
1…ナビゲーションシステム、3…ナビゲーション装置、5…サブシステム、30…制御部、30a…検出手段、30b…算出手段、30c…出力手段、30d…音量調整手段、30e…位置調整手段、31…カメラ、32…地磁気センサ、33…ジャイロスコープ、34…距離センサ、35…GPS受信機、36…地図データ入力部、36a…DVD−ROM、37…操作スイッチ群、41…通信部、42…外部メモリ、43…表示部、51…立体音響システム、52…オーディオシステム、53…音源、54L…フィルタ、54L…左側フィルタ、54R…右側フィルタ、55L…スピーカ、55L…左側スピーカ、55R…右側スピーカ、60…ECU群、100…自車両

Claims (6)

  1. 音像を生成するオーディオシステム(52)及び、前記オーディオシステムに対し前記音像を定位させるための伝達関数を設定する立体音響システム(51)と共に用いられ、
    走行中に運転者が注視する事が推奨される予測注視点を算出し、当該予測注視点に対応する位置情報を前記立体音響システムへ出力することにより、前記オーディオシステムを介して前記音像を前記予測注視点に定位させる音像定位処理を実行する音像定位装置(3)であって、
    運転者が留意すべき留意対象物を検出する検出手段(30a)と、
    前記検出手段にて前記留意対象物が検出された場合、当該留意対象物を示す留意点を算出する算出手段(30b)と、
    前記算出手段にて算出された前記留意点に対応する位置情報を、前記予測注視点に対応する位置情報と共に前記立体音響システムへ出力する出力手段(30c)と、
    を備え
    前記出力手段は、前記予測注視点及び前記留意点に定位させる音像を生成するための音源に関する音源情報を出力すること(S170)
    を特徴とする音像定位装置。
  2. 請求項に記載の音像定位装置において、
    前記音源情報は、複数の音源の中でいずれの音源を用いるかを示す音源の選択情報であること
    を特徴とする音像定位装置。
  3. 請求項2に記載の音像定位装置において、
    前記音源情報は、前記音源に基づく音像の音量を設定するための音量情報であること
    を特徴とする音像定位装置。
  4. 請求項に記載の音像定位装置において、
    さらに、前記予測注視点及び前記留意点に定位する音像の音量バランスを調整する音量調整手段(30d)を備え、
    前記出力手段は、前記音量調整手段にて調整された前記音量バランスを実現するよう前記音量情報を出力すること(S170)
    を特徴とする音像定位装置。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の音像定位装置において、
    さらに、前記予測注視点に対応する位置情報に基づいて、前記留意点に対応する位置情報を調整する位置調整手段(30e)を備え、
    前記出力手段は、前記位置調整手段にて調整された前記留意点に対応する位置情報を、前記立体音響システムへ出力すること(S170)
    を特徴とする音像定位装置。
  6. 請求項1〜の何れか一項に記載の音像定位装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
JP2012284620A 2012-12-27 2012-12-27 音像定位装置、及び、プログラム Expired - Fee Related JP5915519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284620A JP5915519B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 音像定位装置、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284620A JP5915519B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 音像定位装置、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014127933A JP2014127933A (ja) 2014-07-07
JP5915519B2 true JP5915519B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=51407103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012284620A Expired - Fee Related JP5915519B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 音像定位装置、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5915519B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210302191A1 (en) * 2020-03-31 2021-09-30 Honda Motor Co., Ltd. Route guiding apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015214219A1 (de) 2015-07-28 2017-02-02 Osram Opto Semiconductors Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Bauelements und ein Bauelement

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07159190A (ja) * 1993-12-09 1995-06-23 Zanabui Informatics:Kk 車載用音響装置統合システム
JP2009301123A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の運転支援装置
JP4735676B2 (ja) * 2008-08-06 2011-07-27 株式会社デンソー 走行支援装置
JP4706740B2 (ja) * 2008-09-05 2011-06-22 マツダ株式会社 車両用運転支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210302191A1 (en) * 2020-03-31 2021-09-30 Honda Motor Co., Ltd. Route guiding apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014127933A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6237685B2 (ja) 車両制御装置
US10455882B2 (en) Method and system for providing rear collision warning within a helmet
JP6342856B2 (ja) 車両制御装置
JP6254554B2 (ja) 情報提示システム
JP5846020B2 (ja) 運転支援装置
JP5664603B2 (ja) 車載音響装置及びプログラム
JP6315107B2 (ja) 目標経路生成装置および走行制御装置
JP4645891B2 (ja) 車両用運転支援装置及び車両用運転支援方法
US9638530B2 (en) System and method for distribution of 3D sound
US11110933B2 (en) Driving support device, wearable device, driving support system, driving support method, and computer-readable recording medium
JP7371629B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、車両
CN110462702B (zh) 行驶路径提供系统及其控制方法、以及介质
WO2017123232A1 (en) U-turn assistance based on difficulty in maneuvering
US20190241070A1 (en) Display control device and display control method
JP5327025B2 (ja) 車両用走行案内装置、車両用走行案内方法及びコンピュータプログラム
JP2009009446A (ja) 車両用情報表示装置
JP5915519B2 (ja) 音像定位装置、及び、プログラム
JP5838962B2 (ja) 音像定位装置、及び、プログラム
JP5794223B2 (ja) 音像定位装置、及び、プログラム
JP2017056747A (ja) 表示制御装置、表示装置および音像位置制御方法
JPWO2016110730A1 (ja) 目標車速生成装置および走行制御装置
JP2014127935A (ja) 音像定位装置、及び、プログラム
JP2014127936A (ja) 音像定位装置、及び、プログラム
KR101598193B1 (ko) 군 운용 차량의 주행 차선 표시 장치 및 그 방법
JP2014127100A (ja) 音像定位装置、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160321

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5915519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees