JP5915421B2 - 車両用バスバ - Google Patents

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本発明は、車両ボデー内で用いられるバスバに関する。特に、電気自動車において、モータに電力を供給するパワーコントロールユニット(Power Control Unit)と他のデバイスを電気的に接続するバスバに関する。なお、バスバとは、大電流を流すための導電材であり、細長棒状の金属部材である。また、本明細書における「電気自動車」には、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車や、燃料電池車を含む。以下では、パワーコントロールユニットをPCUと称することがある。
電気自動車は、モータを駆動するためのデバイスとして、インバータ回路や電圧コンバータ回路など様々な電気デバイスを必要とする。それらの電気デバイスは、大電流を扱うため、デバイス同士の電気的接続には柔軟なワイヤでなく、細長の金属部材が用いられる。そのような部材をバスバと称する。
バスバは、柔軟なワイヤと比較すると剛性が高く、車両ボデーと共振し易い。他のデバイスと接触する虞があるため、バスバの振動は小さい方がよい。バスバの振動を抑制する技術が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の技術は、矩形断面のバスバを採用し、その一部を捻ることにより、剛性を高くして振動を抑制する、というものである。
特開2001−060415号公報
バスバを用いる典型的な電気デバイスは、走行用の3相誘導モータへ交流電力を供給するパワーコントロールユニット(PCU)である。PCUにはインバータ回路の他、電流を平滑化するためのコンデンサや、電圧を昇圧あるいは降圧するコンバータ、さらにはモータあるいはバッテリなどの外部の別のデバイスを接続する端子など多数の部品を有し、それら部品がバスバで電気的に接続される。一般にバスバは電気デバイスの筐体内で用いられることが多いが、車両搭載デバイスを小型化する結果、PCUではバスバを筐体の外側に配索することがある。ただし、PCUの外側であってもスペースには大きな余裕がなく、他の電気デバイスや車両ボデーの隙間を縫ってバスバを配索する必要がある。車両ボデー内でバスバが振動すると、バスバと車両ボデーが接触する虞がある。特許文献1の技術はバスバを捩じるので、バスバの形状に制約が加わり、バスバの自由な配索が難しくなる。本明細書は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、PCUの外側に沿って配索されるバスバの振動を抑制し、車両ボデーとバスバが接触する可能性を小さくする技術を提供する。
本明細書が開示する技術は、バスバの全体に亘って振動を抑制するのではなく、車両ボデーと干渉する虞のある箇所で振動を局所的に抑制するものである。しかも、バスバの剛性を高めるのではなく、長尺な部材の振動特性を巧みに利用して車両ボデーと接触する可能性を低減する。本明細書が開示する技術では、バスバにおいて車両ボデーとの接触を回避したい部位を、その両側の部位よりも細くする。細くした部位を以下、狭窄部と称する。バスバが振動する際、狭窄部は振動の節となるので、狭窄部における振幅は極端に小さくなる。なお、狭窄部における振幅は、理論的にはゼロとなる。他方、接触を回避したい典型的な部位は車両ボデーの角部である。バスバが振動中に車両ボデーの角部と繰り返し接触すると、バスバの被覆がダメージを受ける虞があるからである。また、バスバが繰り返し角部と接触すると、バスバ自体も劣化する。そこで、本明細書が開示する技術の一態様では、車両ボデーに搭載されるパワーコントロールユニットの外側に沿って配索されるバスバであってパワーコントロールユニットと他のデバイスを電気的に接続するバスバにおいて、車両ボデーの角部に対向する部位をその両側の部位よりも細くする。そのような構造を採用することによって、振動に起因してバスバがボデー角部との接触よってダメージを受ける可能性を低減する。なお、狭窄部の具体的な一例は、隣接する部分の断面積の半分程度の断面積を有する。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
フロントコンパートメントにおけるデバイスレイアウトを示す模式的斜視図である。 フロントコンパートメントにおけるデバイスレイアウトを示す模式的平面図である。 ハイブリッド車の電力系のブロック図である。 PCUの模式的外観図である。 別の角度から見たPCUの模式的外観図である。 PCUの側面図である。
図面を参照して実施例のバスバを説明する。実施例のバスバは、ハイブリッド車においてパワーコントロールユニット(以下、PCU)に内蔵されているDCDCコンバータとPCU外部の別のデバイスを接続する導体である。ここで、「別のデバイス」の一例は、後述するサブバッテリである。
PCU2は、モータなど他のデバイス群とともに、ハイブリッド車のフロントコンパートメントに搭載される。まず、フロントコンパートメントにおけるデバイス群のレイアウトを説明する。図1にハイブリッド車100のフロントコンパートメント99の模式的斜視図を示し、図2にフロントコンパートメント99の模式的平面図を示す。なお、全ての図において、X軸が車両の前方に対応し、Y軸が車両の横方向に対応し、Z軸が車両の上方に対応する。Z軸は、鉛直上方に相当する。
ハイブリッド車100は、走行用に1つのエンジンと2個のモータを備える。フロントコンパートメント99に搭載される主要なデバイスは、エンジン43、2個のモータ45、46と動力分配機構44を内蔵したドライブトレイン95、サブバッテリ41、ラジエータ96、PCU2である。その他、符号91はリレーボックスを示し、符号92はエアコンのコンプレッサを示す。それらのデバイスは、車両ボデー3、あるいは、フレーム97に固定されている。2個のモータ45、46と動力分配機構44については後述する。
フロントコンパートメント99に搭載される各デバイスについて概説する。サブバッテリ41は、12Vの電圧を出力する。サブバッテリ41は、エアコンやワイパ、ルームランプ、カーナビゲーション、PCU2内の電気回路へ電力を供給する。モータへの駆動電力を供給するメインバッテリ(不図示)は、フロントコンパートメント99ではなく、リアコンパートメント、ラゲッジルーム、あるいは、後部座席の下部に配置される。メインバッテリの出力は100Vを超える。なお、多くのメインバッテリの出力電圧は200V程度である。一般に、車両駆動用モータへ供給する高電圧より低い低電圧で作動するデバイスへ供給するサブバッテリ41は、補機バッテリ、あるいは、auxiliary batteryと呼ばれることがある。ここで、車両駆動用モータへ供給する高電圧は、通常、100ボルトを超える電圧であり、低電圧は、概ね、50ボルト以下である。また、低電圧で作動するデバイスの一例は、電気回路、パワステアリング、ルームランプ、カーナビゲーションなどがある。
ドライブトレイン95の内部には、2個のモータ45、46と動力分配機構44が備えられている。動力分配機構44は、具体的にはプラネタリギアであり、エンジンの出力とモータの出力を切り換えたり、あるいは両者を加えてデフに伝達する。あるいは、動力分配機構44は、エンジンの出力を車軸とモータに分配して伝達することもある。その場合、エンジンの駆動力は、走行と発電の双方に使われる。ドライブトレイン95は、パワートレイン、あるいは、トランスアクスルと呼ばれることもある。
ドライブトレイン95内のモータを制御するためのコントローラであるPCU2は、ドライブトレイン95の上面に固定されている。この配置は、PCU2とドライブトレイン95内のモータとを連結するパワーケーブルの長さを短くできるという利点を有する。PCU2は、メインバッテリから供給される直流電圧を昇圧した後に交流に変換し、モータへ供給する。即ち、PCU2には、DCDCコンバータ回路と、インバータ回路が備えられている。さらに、PCU2は、メインバッテリの電圧を降圧してサブバッテリ41に供給する別のDCDCコンバータも備える。PCU2内部の回路構成については後に詳しく説明する。なお、PCU2は、ブレーキング時の減速エネルギを電気エネルギに変換する機能も備える。減速エネルギから得られる電力は回生エネルギと呼ばれる。回生エネルギは、メインバッテリに蓄えられる。PCU2では、小型化を追求したため、一部のバスバ4がPCU筐体の外側に配索されている。バスバ4についても後に詳しく説明する。
図2に示されているように、フロントコンパートメント99には、車両ボデー3の一部であるサスタワー3aが張り出している。サスタワー3aは、車両の下側に、前輪を支えるサスペンションのアッパーアームを配置する空間を確保するための部分である。ここで、車両の下側とは、フロントコンパートメントの下方の外側に相当する。サスタワー3aが張り出しているため、PCUのバスバ4とサスタワー3a(車両ボデー3)が近接する。なお、図1、図2は、デバイスレイアウトを模式化しているとともに、一部のデバイスは図示を省略しているため、スペースに余裕があるように見えるが、実施にはフロントコンパートメントには様々なデバイスが配置されるため、スペースに余裕がないことに留意されたい。本実施例の技術は、バスバ4の振動を抑制し、サスタワー3a(車両ボデー)との接触を抑制することにある。
バスバ4の特徴の説明に先立って、PCU2の回路構成を説明する。前述したように、PCU2は、メインバッテリの直流電力を交流に変換し、2個のモータに供給するデバイスである。図3に、ハイブリッド車100の電力系のブロック図を示す。図3には駆動系の機構も模式的に示してある。ハイブリッド車100では、2個のモータ45、46の駆動軸とエンジン43の駆動軸が動力分配機構44に連結しており、動力分配機構44の出力は車軸47とデフ48を介して駆動輪49に伝達される。詳しい説明は省略するが、動力分配機構44は、プラネタリギアで構成されており、エンジン43の出力と2個のモータ45、46の出力を適宜に合成/分配して車軸47へ伝達する。また、場合によっては、動力分配機構44は、エンジン43の出力を一方のモータ45の出力軸へと伝達する。この場合、モータ45はエンジン43によって駆動され、発電機として機能する。さらに、ドライバがブレーキペダルを踏んだ際、動力分配機構44は、車軸47をモータ45と連動させる。この場合、モータ45は、車両の減速エネルギから駆動力を得て回転し、発電する。
ハイブリッド車100の電力系は、主として、メインバッテリ40、サブバッテリ41、及び、PCU2で構成される。その他にも、例えば、メインバッテリ40とPCU2の間には、システムメインリレーが備えられている。電力系を構成するデバイスは他にもあるが、ここでは、それらの説明は省略する。
メインバッテリ40は、モータを駆動するための電力を蓄えるバッテリであり、その出力電圧は例えば300ボルトである。サブバッテリ41は、前述したように、ルームランプやカーナビゲーションなど、メインバッテリ40の出力電圧よりも低い電圧で駆動する補機に電力を供給するためのバッテリである。図1の「to AUX」の文字が、サブバッテリ41に様々な補機が接続されることを簡略に表している。
PCU2は、昇降圧コンバータ33、降圧コンバータ37、2個のインバータ回路35、36、2個のコンデンサ31、32、及び、制御基板34を含む。メインバッテリ40は、昇降圧コンバータ33と降圧コンバータ37に接続される。別言すれば、メインバッテリ40の出力電力は、昇降圧コンバータ33と降圧コンバータ37にそれぞれ入力される。
昇降圧コンバータ33は、メインバッテリ40の出力電圧を、モータ駆動に適した電圧に昇圧する。モータ駆動に適した電圧の一例は600ボルトである。また、昇降圧コンバータ33は、モータ45が発電する場合には、その電力をメインバッテリ40の電圧まで降圧する。
降圧コンバータ37は、メインバッテリ40の出力電圧を、サブバッテリ41の充電に適した電圧に降圧する。降圧コンバータ37の高電圧側はメインバッテリ40に接続しており、低電圧側は、中継器38、39を介してサブバッテリ41の電力線42に接続している。中継器38、39は、PCU2の筐体の側面に設置されているボックスであり、それらの間を接続する導体には棒状の金属材が用いられる。その棒状の金属部材がバスバ4に相当する。なお、中継器38は、PCU2の内部の電気ケーブル(バスバ)と、PCU2の筐体の外に配索されるバスバ4を接続するためのボックスであるので、図3では、PCUの筐体を表す矩形の境界に中継器38を描いてある。また、別言すれば、バスバ4は、PCU2内の降圧コンバータ37を別のPCU2外部のデバイスと接続するための導体である。中継器38、39、バスバ4については後に改めて説明する。
昇降圧コンバータ33の低電圧側と高電圧側には、それぞれ、コンデンサ31、32が接続されている。これらのコンデンサは、電流の脈動を抑制するために備えられている。なお、昇降圧コンバータ33の低電圧側は、別言すれば、メインバッテリ40と接続する側に相当し、高電圧側とは、インバータ回路35、36と接続する側に相当する。また、電流の脈動を抑制することは、通称、電流の平滑化と呼ばれることがある。
昇降圧コンバータ33の高電圧側には、コンデンサ32を介して、2個のインバータ回路35、36が接続されている。インバータ回路35、36は、それぞれ、昇降圧コンバータ33によって昇圧された直流電力を、モータの駆動に適した交流電力に変換し、夫々のモータ45、46に供給する。インバータ回路35、36は、2個のスイッチング回路の直列接続回路が3セット並列に接続した回路構成を有している。スイッチング回路は、典型的には、IGBTなどのトランジスタとそれに逆並列に接続されるダイオードで構成される。
昇降圧コンバータ33や降圧コンバータ37も、インバータ回路と同様にスイッチング回路を備える。昇降圧コンバータ33、降圧コンバータ37、及び、2個のインバータ回路35、36が備えるスイッチング回路は、制御基板34に実装されたコントローラによって制御される。具体的には、コントローラは、スイッチング回路のトランジスタのゲートに加えるPWM信号を生成して各トランジスタに与える。昇降圧コンバータ、降圧コンバータ、及び、インバータ回路の具体的な回路構成は良く知られているので詳しい説明は省略する。
図4にPCU2の外観図を示す。図4は、PCUの筐体を斜め下方から見た図である。図3を参照して説明したように、PCU2の側面に中継器38、39が取り付けられている、中継器38は、内部の降圧コンバータ37の低電圧側端子とバスバ4の一端を接続するためのボックスであり、中継器39は、バスバ4の他端と補機系の電力線(図3の電力線42)を繋ぐワイヤハーネス51を接続するためのボックスである。夫々のボックス内では、端子やバスバなどの金属板同士がボルトにて確実に接続される。
バスバ4は、PCU2の一つの側面(第1の側面2a)にて中継器38から延びており、第1側面2aに沿って進み、隣接する第2の側面2bに沿って湾曲し、その第2側面2bに設けられた中継器39へと続いている。バスバ4は、本来はPCU2の筐体内部に配索されてもよいのであるが、PCU2の筐体を小型化すると、筐体内部にバスバを配索するスペースが十分に確保できなくなる場合がある。実施例のPCU2はそのような状況にあり、それゆえ、バスバ4を筐体外側に配索している。バスバ4を筐体外側に配索することによって、PCU2の筐体が小型化できている。
バスバ4は、その途中に、狭窄部4aが形成されている。狭窄部4aは、その両側の部位よりも細くなっている部位である。より具体的には、狭窄部4aでは、バスバを構成する細長金属部材自体が括れている。狭窄部4aの断面積は、その両側の部分の断面積の概ね半分である。一例では、バスバは断面が円の丸棒であり、狭窄部4a以外の部位における断面直径が5mm〜10mm程度である。次に、狭窄部4aについて詳しく説明する。なお、バスバ4の本体は細長棒状の金属(典型的には銅)で作られているが、その外側は樹脂チューブに覆われており周囲から絶縁されている。
図5に、別の角度からみたPCU2の外観図を示す。図5では、フロントコンパートメント内でPCU2に隣接するサスタワー3a(車両ボデー)も模式的に示してある。図6に、図5のPCU2とサスタワー3aを図中の座標軸のY方向から見た図を示す。図5、図6に示すように、狭窄部4aは、サスタワー3aの角部3bに対向する位置に設けられている。別言すれば、狭窄部4aは、角部3bの直近に位置する。
狭窄部4aの効果を説明する。図4に示したように、バスバ4は、その両端が中継器38、39に支持されている。バスバ4は、両端を支持された細長金属棒であるので振動し易い。特に、車両自体が走行中に振動するため、車両の振動周波数がバスバ4の固有振動数に近いとバスバ4は共振を起こす。走行中の車両の振動周波数は、概ね100〜200Hz程度であり、バスバ4の1次振動モードの固有振動数もその範囲内となる可能性がある。なお、両端を支持されたバスバ4の1次振動モードは、中央が腹となる振動モードである。
バスバ4の狭窄部4aは、その他の部分に比べて剛性が低くなる。それゆえ、振動の際、狭窄部4aが振動の節となる2次振動モードで振動する。節の位置ではバスバ4は振動が抑制されるため、サスタワー3aの角部3bに近くとも、サスタワー3aと接触する可能性は小さくなる。さらに、2次モードの振動周波数は1次モードの周波数の2倍である。従って車両振動との共振を起こし難くなるという利点も得られる。バスバ4は、車両ボデー(サスタワー3a)の角部に対向する部位がその両側の部位よりも細い狭窄部4aを備えることによって、車両が振動した場合に車両ボデーと接触する可能性を小さくすることができる。
実施例で説明した技術の留意点を述べる。両端が固定されたバスバ4の理想的な2次振動モードでは、その長手方向の中央に節が形成される。それゆえ、バスバ4のレイアウトを調整し、バスバ4の長手方向の中央に狭窄部を設けるとよい。すなわち、車両ボデーの角部に対向する位置が、バスバの長手方向中央となるようにバスバを配索するとよい。
実施例では、バスバ4において、サスタワー3aの角部に対向する部位に狭窄部4aを設けた。狭窄部を設ける位置は、車両ボデーの角部であればよく、サスタワーに限定されない。さらに、「車両ボデーの角部」とは、頂点のようにとがった箇所だけでなく、2つの面の境界である稜線を含む。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:パワーコントロールユニット
3:車両ボデー
3a:サスタワー
3b:角部
4:バスバ
4a:狭窄部
31、32:コンデンサ
33:昇降圧コンバータ
34:制御基板
35:インバータ回路
37:降圧コンバータ
38、39:中継器
40:メインバッテリ
41:サブバッテリ
42:電力線
43:エンジン
44:動力分配機構
45、46:モータ
51:ワイヤハーネス
95:ドライブトレイン
96:ラジエータ
97:フレーム
99:フロントコンパートメント
100:ハイブリッド車

Claims (1)

  1. 車両に搭載されるパワーコントロールユニットの外側に沿って配索されるバスバであってパワーコントロールユニットと他のデバイスを電気的に接続するバスバであり、
    車両ボデーの角部に対向する部位その両側の部位よりも細くした狭窄部を備え、
    前記狭窄部は、前記バスバが振動する際に振動の節となって当該狭窄部の振幅が抑制される、
    ことを特徴とする車両用バスバ。
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