JP5914740B1 - 車両用簡易屋根 - Google Patents

車両用簡易屋根 Download PDF

Info

Publication number
JP5914740B1
JP5914740B1 JP2015198064A JP2015198064A JP5914740B1 JP 5914740 B1 JP5914740 B1 JP 5914740B1 JP 2015198064 A JP2015198064 A JP 2015198064A JP 2015198064 A JP2015198064 A JP 2015198064A JP 5914740 B1 JP5914740 B1 JP 5914740B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
spring
roof
storage box
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015198064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017039480A (ja
Inventor
光雄 大西
光雄 大西
Original Assignee
光雄 大西
光雄 大西
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 光雄 大西, 光雄 大西 filed Critical 光雄 大西
Application granted granted Critical
Publication of JP5914740B1 publication Critical patent/JP5914740B1/ja
Publication of JP2017039480A publication Critical patent/JP2017039480A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/08Hoods protecting the rider
    • B62J17/083Frame mounted hoods specially adapted for rider propelled cycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】半円アーチ状リブの取り外しや取り付け作業が簡単かつ迅速に行え、しかも、保管場所の確保も必要がなく、加えて、ハンドルの操作に影響を与えない車両用簡易屋根を提供する。【解決手段】後輪3のほぼ両側に位置するリボン収納ボックス6と、各リボン収納ボックス6に巻き込み、引き出し可能に収納され、前輪2の方向に引き出された時に、半円アーチ状に自己保持可能なリブとなるばね性リボン11と、ハンドル22よりも前方に位置するよう車体1側に取り付けられ、左右方向に延在して、各ばね性リボン11の引き出し先端をそれぞれロック可能なリボン先端ロック部材と、各ばね性リボン11に跨って着脱可能に係止され、少なくとも座席部4の上方を覆う屋根用シート46とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用簡易屋根に関する。
従来、屈曲自在なガラス入りプラスチックパイプを自転車の前カゴと後カゴとの間に、半円形に二本渡しして取り付ける。そして、このプラスチックパイプ(半円アーチ状リブ)に跨ってテントを張ることで、雨除けや日除けとするようにした自転車用テントがある(特許文献1参照)。
実用新案登録第3155582号公報
しかしながら、半円形の二本のプラスチックパイプは、半径が2m近くにもなることから、不要時に自転車から取り外す作業が困難で、しかも、必要時に再取り付けする作業も困難である。また、取り外した二本のプラスチックパイプの保管場所の確保も困難である。さらに、前カゴにプラスチックパイプを取り付けているから、ハンドルの左右操作に追従してプラスチックパイプの前側も左右に揺れ動くので、ハンドル操作が不安定になりやすい。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、半円アーチ状リブの取り外しや取り付け作業が簡単かつ迅速に行え、しかも、保管場所の確保も必要がなく、加えて、ハンドルの操作に影響を与えない車両用簡易屋根を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、前輪と後輪との間に位置する座席部の上方に屋根が無い車両であって、前記後輪の両側に位置するよう車体側に左右一対のリボン収納ボックスが取り付けられ、各リボン収納ボックスは、左右一対の円形状側板を備え、各側板の外周縁部は複数本の支軸により連結され、各支軸にはロールベアリングが嵌合される一方、前記各リボン収納ボックスの各側板の間に、外面が前記各ロールベアリングに接しながらロール状に複数回で巻き込み、直線状に引き出し可能に収納され、前記前輪の方向に引き出された時に、半円アーチ状に自己保持可能なリブとなる左右一対のばね性リボンと、前記前輪側のハンドルの上方をオーバーハングして、前記ハンドルよりも前方に位置するよう車体側に取り付けられ、左右方向に延在して、前記各ばね性リボンの引き出し先端をそれぞれロック可能なリボン先端ロック部材と、前記左右一対のばね性リボンに跨って着脱可能に係止され、少なくとも前記座席部の上方を覆う屋根用シートとを備えたことを特徴とする車両用簡易屋根を提供するものである。

本発明によれば、後輪側のリボン収納ボックスに巻き込み収納されたばね性リボンを前輪の方向に手動で引き出して、ハンドルよりも前方側に位置するリボン先端ロック部材に、ばね性リボンの引き出し先端をロックする。これにより、ばね性リボンは、リボン収納ボックスとリボンロック部材との間で、半円アーチ状に自己保持されて、半円アーチ状リブとなる。そして、この半円アーチ状リブに跨って屋根用シートを係止すれば、前輪と後輪との間の座席部の上方を覆うことで、雨除けや日除けとすることができる。
一方、屋根用シートを取り外し、リボン先端ロック部材よるロックを解除すれば、ばね性リボンをリボン収納ボックスに手動で巻き込み収納することができる。
このように、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)は、リボン収納ボックスに巻き込むことで取り外せ、リボン収納ボックスから引き出すことで取り付けることができるから、作業が簡単かつ迅速に行えるようになる。また、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)は、リボン収納ボックスに巻き込むことで保管できるから、保管場所の確保も必要がない。
さらに、リボン先端ロック部材は、前輪側のハンドルの上方をオーバーハングして、ハンドルよりも前方に位置するよう車体側に取り付けているから、ハンドルの操作に影響を与えることがない。
前記リボン先端ロック部材は、左右方向に延在する部位に前方から衝撃が加わったとき、後方に変位可能である構成とすることができる。
この構成によれば、リボン先端ロック部材の左右方向に延在する部位に前方から衝撃が加わったとき、例えば、電柱等に接触したときに、延在部位が後方に変位することで、乗員に加わる衝撃が緩和されるようになる。また、延在部位や電柱等の損傷も緩和されるようになる。これにより、安全性が高まるようになる。さらに、ばね性リボンは、そのばね力に抗して撓むので、延在部位の変位に支障が無い。その後、衝撃が加わらなくなると、ばね性リボンのばね力で延在部位が元の位置に自動復帰するようになる。このように、ばね性リボンのばね力を有効に利用することで、別体の復帰ばねを設ける必要がない。
前記リボン収納ボックスと前記リボン先端ロック部材は、左右方向の位置が調整可能である構成とすることができる。
この構成によれば、リボン収納ボックスとロック部材の左右方向の位置を調整することで、使用時は、雨除けや日除けに適した幅広の屋根を確保できるとともに、不使用時は、狭幅にすることで、狭い自転車置き場でも容易に置くことができる。
前記リボン先端ロック部材は、前記車体側に着脱可能に取り付けられて、前後方向の位置が調整可能な第1ロック部材と、前記ハンドルの前側に設置されるチャイルドシートもオーバーハングする第2ロック部材とに交換可能である構成とすることができる。
この構成によれば、リボン先端ロック部材として第1ロック部材と第2ロック部材とを用意して、第1ロック部材に交換すれば、半円アーチ状リブを前方向の位置に調整することで、前カゴも覆うことができる。逆に、半円アーチ状リブを後方向の位置に調整して、前カゴを覆わないことで、半円アーチ状リブの前後方向のアーチ長さを短縮することができる。
また、第2ロック部材に交換すれば、前カゴに代えてハンドルの前側に設置されたチャイルドシートをオーバーハングするので、チャイルドシートの使用に支障が生じることがない。
前記リボン収納ボックスに、巻き取られ若しくは引き出された前記ばね性リボンをロックするリボンロック部材が設けられている構成とすることができる。
この構成によれば、リボン収納ボックス側のリボンロック部材でばね性リボンをロックできるから、巻き取られたばね性リボンの先端をロックすれば、不用意な引き出しが防止できる。また、引き出されたばね性リボンの後側をロックすれば、半円アーチ状リブを安定に保持することができる。
前記ばね性リボンは、焼入れリボン鋼帯である構成とすることができる。
この構成によれば、ばね性リボンが焼入れリボン鋼帯であれば、品質の安定した市販品を安価に利用することができる。また、リボン収納ボックスに対する巻き込み・引き出し操作もスムーズに行える。
前記車両は、二輪若しくは三輪の自転車である構成とすることができる。
この構成によれば、車両は、二輪若しくは三輪の自転車であるのが好適であるが、これ以外に、電動カート(四輪の歩行補助車)や二輪バイクにも適用することが可能である。
本発明によれば、ばね性リボンは、リボン収納ボックスに対して巻き込み・引き出すことで、半円アーチ状リブの取り外しや取り付け作業が簡単かつ迅速に行えるようになる。また、保管場所の確保も必要がなくなる。さらに、ハンドルの操作に影響を与えることがなくなる。
本発明の第1実施形態に係る自転車用簡易屋根を後方から見た斜視図である。 (a)は第1ロック部材を取り付けた自転車用簡易屋根を側方から見た斜視図、(b)は第2ロック部材を取り付けた自転車用簡易屋根を側方から見た斜視図である。 (a)は左右一対のリボン収納ボックスの要部断面平面図、(b)はリボン収納ボックスの側面断面図である。 第1ロック部材の分解斜視図である。 (a)は第1ロック部材の正面図、(b)は(a)の要部断面平面図である。 (a)はロックベースの取り付け正面図、(b)はロックベースに対する第1、第2ロック部材の取り付け説明斜視図、(c)は第2ロック部材の斜視図である。 ばね性リボンに跨って係止される屋根用シートであり、(a)は展開状態の平面図、(b)はアーチの長さと高さを変える手法の説明図である。 屋根用シートであり、(a)は斜視図、(b)は半円アーチ状リブに跨って係止した時の横断面図である。 本発明の第2実施形態の自転車用簡易屋根を後方から見た斜視図である。 (a)は第1ロック部材の平面図、(b)は(a)の正面図である。 (a)は第1ロック部材のアームに衝撃が加わったときの変位平面図、(b)はそのときのばね性リボンの変位側面図である。 ロックベースとステー体の側面図である。 (a)は荷台の平面図、(b)は(a)の正面図、(c)、(d)はそれぞればね性リボンを二つ折りする構造の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、車両、例えば第1実施形態の自転車用簡易屋根を後方から見た斜視図である。図2(a)は第1ロック部材19を取り付けた自転車用簡易屋根を側方から見た斜視図、(b)は第2ロック部材20を取り付けた自転車用簡易屋根を側方から見た斜視図である。
自転車1は、本来、前輪2と後輪3との間に位置する座席部(サドル)4の上方に屋根が無い車両である。本発明では、少なくとも座席部4の上方を覆う屋根用シート46を後付で設置することで、雨除けや日除けとすることができる。
図3(a)は、リボン収納ボックス6の要部断面平面図、(b)は、リボン収納ボックス6の側面断面図である。
後輪3の車軸の軸受部分で後カゴを乗せる荷台8を支持する左右のステー(車体側に相当)9(荷台8でも可)に、後ブラケット10が取り付けられている。この後ブラケット10に、後輪3のほぼ両側に位置する左右一対のリボン収納ボックス6がそれぞれ取り付けられている。
各リボン収納ボックス6は、左右一対の円形状側板6aを備え、各側板6aの外周縁部は、円周上等角度間隔(例えば45度)で複数本の支軸6bにより連結されている。各支軸6bにはロールベアリング6cが嵌合されている。
各側板6aの間には、ばね性リボン11がロール状に手動で巻き込み、直線状に手動で引き出し可能に収納されている。ばね性リボン11は、例えば市販されている焼入れリボン鋼帯であり、厚みが1.2mm、幅が25mm、長さが3m程度のリボン状ばね板である。なお、リボン状ばね板であれば、焼入れリボン鋼帯に限られない。
また、ばね性リボン11は、必ずしも帯状体である必要は無く、巻き込み・引き出し可能であれば、線状体(例えば可撓性のピアノ線や合成樹脂線など)であってもよい。
ばね性リボン11の後端11aは、各側板6aの中心ボルト軸6dに係止され、ばね性リボン11はロール状に複数回で巻き込まれた状態で、先端11b側がロールベアリング6cの間の出入り口6eから外部に引き出されている。この出入り口6eには、巻き取られ若しくは引き出されたばね性リボン11をロックするリボンロック部材12が設けられている。
リボンロック部材12は、例えばダイヤルを一方に回してねじ部を締めこむことで、ばね性リボン11を押さえてロックし、ダイヤルを他方に回してねじ部を緩めことで、ばね性リボン11の押さえをアンロックするものである。
ばね性リボン11は、外面が各ロールベアリング6cに接することで、軽い力でスムーズに巻き込み、引き出すことができる。
後ブラケット10には外側方に突出するスリーブ13がそれぞれ取り付けられ、このスリーブ13には、リボン収納ボックス6の中心ボルト軸6dに固定されたスライドベアリング14が左右方向にスライド自在に嵌合されている。
これにより、リボン収納ボックス6は、左右方向の位置、つまり左右幅が調整できるようになっている。スリーブ13には、スライドベアリング14をスライド位置でロックするベアリングロック部材15が設けられている。
このベアリングロック部材15は、リボンロック部材12と同様に、例えばダイヤルを一方に回してねじ部を締めこむことで、スライドベアリング14を押さえてロックし、ダイヤルを他方に回してねじ部を緩めことで、スライドベアリング14の押さえをアンロックするものである。
図4は第1ロック部材19の分解斜視図である。図5(a)は第1ロック部材19の正面図、(b)は(a)の要部断面平面図である。
図2(a)のように、自転車1のハンドル22の支柱部23と座席部4の支柱部24との間には、各支柱部23、24を連結するために、前後方向に延在する上下2本のステー25a、25bが固定されている。そして、図6(a)のように、このステー25a、25bには、ロックベース26のフォーク状下端部26aが上方から嵌め込まれて2本のボルト・ナット27で固定されている。ロックベース26の上端には、図6(b)のように、四角穴26bが形成されている。
第1ロック部材19は、側面視で逆L字状のステー体29を備え、このステー体29は、上方向に延在する上ステー部29aと、この上ステー部29aの上端からハンドル22と前カゴ16の上方をオーバーハングして前方に延在する前ステー部29bとで構成されている。
上ステー部29aの下端には、ロックベース26の四角穴26bに上方から差し込み嵌合される四角軸29cが形成されている。ロックベース26の上部には四角穴26bに差し込み嵌合された上ステー部29aの四角軸29cをロックするステーロック部材30が設けられている。
このステーロック部材30は、リボンロック部材12と同様に、例えばダイヤルを一方に回してねじ部を締めこむことで、四角軸29cを押さえてロックし、ダイヤルを他方に回してねじ部を緩めことで四角軸29cの押さえをアンロックするものである。
前ステー部29bは、正面視で下向き略U字状のチャンネル形状に形成されている。前ステー部29bの下面には、左右方向に延在するスライド支持体32が配置され、このスライド支持体32の前後位置には、左右方向に延在して貫通する四角長穴32a、32bが形成されている。
スライド支持体32の上面には、正面視で略Ω字状のスライド部材33が固定され、このスライド部材33が前ステー部29bの下向き溝29dにスライド嵌合することで、スライド支持体32が前ステー部29bで前後方向にガイドされるようになる。
前ステー部29bの上面に当てがわれたスライド板34がスライド部材33を介してスライド支持体32に左右のボルト35で固定されることで、スライド支持体32が前ステー部29bから落下しないように保持されるようになる。
スライド板34の上部には、前ステー部29bの下向き溝29dにスライド嵌合されたスライド部材33をロックするスライドロック部材38が設けられている。
このスライドロック部材38は、リボンロック部材12と同様に、例えばダイヤルを一方に回してねじ部を締めこむことで、スライド部材33を押さえてロックし、ダイヤルを他方に回してねじ部を緩めことでスライド部材33の押さえをアンロックするものである。
スライド支持体32の前後位置に形成された四角長穴32a、32bには、左右方向に延在するスライドアーム39a、39bがそれぞれ左右方向にスライド自在に嵌合されている。座席部4の乗員から見て、前側の四角長穴32aに嵌合されたスライドアーム39aは、右側で左右方向にスライドaされ、後側の四角長穴32bに嵌合されたスライドアーム39bは、左側で左右方向にスライドbされるようになる。
スライド支持体32の上部には、四角長穴32aにスライド嵌合されたスライドアーム39aと、四角長穴32bにスライド嵌合されたスライドアーム39bとをロックするアームロック部材40a、40bがそれぞれ設けられている。
このアームロック部材40a、40bは、リボンロック部材12と同様に、例えばダイヤルを一方に回してねじ部を締めこむことで、スライドアーム39a、39bを押さえてロックし、ダイヤルを他方に回してねじ部を緩めことでスライドアーム39a、39bの押さえをアンロックするものである。
前側のスライドアーム39aの右端の上面には、右側のリボン収納ボックス6から引き出されたばね性リボン11の先端11bを上方から差し込み可能なスリット41aを形成したボス部材41が設けられている。また、後側のスライドアーム39bの左端の上面には、左側のリボン収納ボックス6から引き出されたばね性リボン11の先端11bを上方から差し込み可能なスリット42aを形成したボス部材42が設けられている。
各ボス部材41、42の側部には、各スリット41a、42aに差し込まれた各ばね性リボン11の先端11bをロックするリボン先端ロック部材43a、43bがそれぞれ設けられている。
このリボン先端ロック部材43a、43bは、リボンロック部材12と同様に、例えばダイヤルを一方に回してねじ部を締めこむことで、各ばね性リボン11の先端11bを押さえてロックし、ダイヤルを他方に回してねじ部を緩めことで各ばね性リボン11の先端11bの押さえをアンロックするものである。
左右のリボン収納ボックス6から適当な長さでそれぞれ引き出したばね性リボン11は、その各先端11bを各スライドアーム39a、39bのボス部41、42のスリット41a、42aにそれぞれ差し込む。その後、リボン先端ロック部材43a、43bでロックすることで、ばね性リボン11は、リボン収納ボックス6とリボン先端ロック部材43a、43bとの間で、そのばね性から半円アーチ状に自己保持されて、半円アーチ状リブとなる。
図7は、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)11に跨って係止される屋根用シート46であり、(a)は展開状態の平面図、(b)はアーチの長さと高さを変える手法の説明図である。図8は、屋根用シート46であり、(a)は斜視図、(b)は半円アーチ状リブに跨って係止した時の横断面図である。
屋根用シート46は、撥水性や耐候性を有する柔軟で縦長四角形状の合成樹脂製シートで構成されている。そして、図7(a)のように、少なくとも乗員の視界を確保しなければならない部分Aは透明であるが、その他の部分は着色や模様などを付けて、遮光等のために不透明とすることができる。
屋根用シート46の左右の両端部は管状に成形され、この管内に柔軟な紐47がそれぞれ通されている。各紐47の両端には、伸縮自在なゴム紐47aを介してフック47bがそれぞれ取り付けられている。
そして、前側の各フック47bをスライドアーム39a、39bのフック穴(不図示)にそれぞれ係止し、後側の各フック47bを左右のリボン収納ボックス6の円形状側板6aのフック穴(不図示)にそれぞれ係止する。これにより、屋根用シート46が張られて、前輪2と後輪3との間の座席部4の上方が覆われるようになる。
屋根用シート46の左右の幅を、ばね性リボン11の半円アーチ状リブの幅よりも広く設定すれば、屋根用シート46の左右の両端部がばね性リボン11の半円アーチ状リブよりも下方に垂れ下がるようになる。これにより、屋根用シート46が半円アーチ状リブに対して左右方向にずれなくなる。
前記第1実施形態は、ハンドル22の前側に前カゴ16を設置するタイプ用として、ロックベース26に第1ロック部材19を取り付けたものである。これに対して、図2(b)および図6(c)のように、ハンドル22の前側にチャイルドシート49を設置するタイプ用では、第1ロック部材19に代えて、ロックベース26に第2ロック部材20を取り付けることができる。
第2ロック部材20は、側面視で逆U字状のステー体31を備え、このステー体31は、上方向に延在する上ステー部31aの上端からチャイルドシート49の上方をオーバーハングして前方に延在し、さらに下方に延在する前ステー部31bを有している。
上ステー部31aの下端には、ロックベース26の四角穴26bに差し込み嵌合される四角軸31c(図6(b)参照)が形成されている。そして、第1ロック部材19と同様に、ロックベース26の四角穴26bに四角軸31cを差し込み嵌合して、この四角軸31cをステーロック部材30でロック・アンロックすることができる。
第2ロック部材20の前ステー部31bの下端には、第1ロック部材19と同様のスライド支持体32が直接的に取り付けられることで、スライド支持体32が前後方向にスライドできないようになっている。その他のスライドアーム39a、39bやアームロック部材40a、40bの構成は、第1ロック部材19の場合と同様である。
前記各ロック部材12、15、30、38、40a、40b、43a、43bは、ねじ式であったが、これに限られないことは言うまでもない。
前記のような第1実施形態の自転車用簡易屋根であれば、後輪3側のリボン収納ボックス6に巻き込み収納されたばね性リボン11を前輪2の方向に手動で引き出す。そして、ハンドル22よりも前方側に位置するスライドアーム39a、39bのリボン先端ロック部材43で、ばね性リボン11の引き出し先端11bをロックする。これにより、ばね性リボン11は、リボン収納ボックス6とリボン先端ロック部材43との間で、半円アーチ状に自己保持されて、半円アーチ状リブとなる。そして、この半円アーチ状リブに跨って屋根用シート46を係止すれば、前輪2と後輪3との間の座席部4の上方を覆うことで、雨除けや日除けとすることができる。
一方、屋根用シート46を取り外し、リボン先端ロック部材43よるロックを解除すれば、ばね性リボン11をリボン収納ボックス6に手動で巻き込み収納することができる。
このように、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)11は、リボン収納ボックス6に巻き込むことで取り外せ、リボン収納ボックス6から引き出すことで取り付けることができるから、作業が簡単かつ迅速に行えるようになる。また、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)11は、リボン収納ボックス6に巻き込むことで保管できるから、保管場所の確保も必要がない。
さらに、リボン先端ロック部材43は、前輪2側のハンドル22の上方をオーバーハングして、ハンド22ルよりも前方に位置するよう車体側に取り付けているから、ハンドル22の操作に影響を与えることがない。
また、リボン収納ボックス6は、後ブラケット10のスリーブ13とリボン収納ボックス6のスライドベアリング14とで左右方向の位置が調整できる。リボン先端ロック部材43は、スライド支持体32のスライドアーム39a、39bで左右方向の位置が調整できる。
これにより、リボン収納ボックス6とリボン先端ロック部材43の左右方向の位置を調整することで、使用時は、雨除けや日除けに適した幅広の屋根を確保できるとともに、不使用時は、狭幅にすることで、狭い自転車置き場でも容易に置くことができる。
さらに、リボン先端ロック部材43として第1ロック部材19と第2ロック部材20とを用意して、ロックベース26に対して第1ロック部材19に交換すれば、ステー体29の前ステー部29bでスライド支持体32が前後方向にガイドされるようになる。
これにより、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)11を前方向の位置(図7(b)のe,d参照)に調整することで、前カゴ16を覆うことができる。逆に、ばね性リボン(半円アーチ状リブ)11を後方向の位置(図7(b)のf参照)に調整して、前カゴ16を覆わないことで、半円アーチ状リブの前後方向のアーチ長さを短縮することができる。さらに、同じ調整位置であっても、例えば、fとcのように、ばね性リボン11の引き出し長さを変えれば、 半円アーチ状リブの上下方向のアーチ高さを変更することができる。
また、第2ロック部材20に交換すれば、前カゴ16に代えてハンドル22の前側に設置されたチャイルドシート49をオーバーハングするので、チャイルドシート49の使用に支障が生じることがない。
さらに、リボン収納ボックス6側のリボンロック部材12でばね性リボン11をロックできるから、巻き取られたばね性リボン11の先端11bをロックすれば、不用意な引き出しが防止できる。また、引き出されたばね性リボン11の後側をロックすれば、半円アーチ状リブを安定に保持することができる。
さらに、ばね性リボン11が焼入れリボン鋼帯であれば、品質の安定した市販品を安価に利用することができる。また、リボン収納ボックス6に対する巻き込み・引き出し操作もスムーズに行える。
図9は、第2実施形態の自転車用簡易屋根を後方から見た斜視図である。図10(a)は第1ロック部材52の平面図、(b)は(a)の正面図である。図11(a)は第1ロック部材52の旋回アーム63a、63bに衝撃が加わったときの変位平面図、(b)はそのときのばね性リボン11の変位側面図である。図12はロックベース57とステー体53の側面図である。
自転車51は、基本的には図1の第1実施形態と同じであるが、荷台8に後チャイルドシート54が取り付けられ、ハンドル22のシャフトを支持する支柱部(ハンドルポスト)23に前チャイルドシート55が取り付けられている点が相違する。また、第1実施形態とは第1ロック部材52とロックベース57とステー体53との構造が相違する。
第1実施形態のロックベース26は、前後方向に延在する上下2本のステー25a、25bに固定したものであったが、第2実施形態のロックベース57は、図12のように、支柱部(ハンドルポスト)23に固定している。
具体的には、ロックベース57の円筒状下端部57aが支柱部23に側方から嵌め込まれてボルト・ナット等57cで固定されている。ロックベース57の上端57bには第1実施形態の四角穴26bと同様な四角穴(不図示)が形成されている。
第1ロック部材52は、側面視で逆L字状の円柱状ステー体53を備え、このステー体53は、上方向に延在する上ステー部53aと、この上ステー部53aの上端からハンドル22と前カゴ16の上方をオーバーハングして前方に延在する前ステー部53bとで構成されている。
上ステー部53aの下端には、第1実施形態の四角軸29cと同様な四角軸(不図示)が形成されている。そして、ロックベース57の上部には四角穴に差し込み嵌合された上ステー部53aの四角軸をロックする、第1実施形態と同様のステーロック部材30が設けられている。
前ステー部53bの下方には、同じ方向に延在するガイド部材59が配置され、このガイド部材59は、前後のブラケット60a、60bで前ステー部53bから吊り下げ支持されている。
ガイド部材59は、正面視で下向き略U字状のチャンネル形状に形成されている。ガイド部材59の上部には、正面視で略Ω字状のスライド部材61が上方から嵌め込まれ、ガイド部材59の下面にはスライド板62が当てがわれて、スライド部材61がスライド板62に固定されている。これにより、スライド部材61がガイド部材59から落下しないように保持されるとともに、スライド部材61がガイド部材59で前後方向にガイドされるようになる。なお、スライド部材61は、前後のブラケット60a、60bに当接することで、前後動が規制されるようになる。
スライド部材61の上部には、ガイド部材59にスライド嵌合されたスライド部材61をロックする、第1実施形態と同様のスライドロック部材38が設けられている。
スライド部材61の左右のフランジ部には、左右方向に延在する旋回アーム63a、63bの内側基部がヒンジ軸63cでそれぞれ前後方向に旋回可能に取り付けられている。そして、旋回アーム63a、63bがスライド板62のストッパー部62a、62aに当接することで、旋回アーム63a、63bの前動が規制されるようになる。
座席部4の乗員から見て右側の旋回アーム63aの右端の上面には、右側のリボン収納ボックス6から引き出されたばね性リボン11の先端11bを上方から差し込み可能なスリット41aを形成したボス部材41が設けられている。また、左側のスライドアーム39bの左端の上面には、左側のリボン収納ボックス6から引き出されたばね性リボン11の先端11bを上方から差し込み可能なスリット42aを形成したボス部材42が設けられている。
各ボス部材41、42の側部には、各スリット41a、42aに差し込まれた各ばね性リボン11の先端11bをロックする、第1実施形態と同様のリボン先端ロック部材43a、43bがそれぞれ設けられている。
左右のリボン収納ボックス6から適当な長さでそれぞれ引き出したばね性リボン11は、その各先端11bを各旋回アーム63a、63bのボス部41、42のスリット41a、42aにそれぞれ差し込む。その後、リボン先端ロック部材43a、43bでロックすることで、ばね性リボン11は、リボン収納ボックス6とリボン先端ロック部材43a、43bとの間で、そのばね性から半円アーチ状に自己保持されて、半円アーチ状リブとなる。
このとき、各旋回アーム63a、63bは、ばね性リボン11のばね力により、スライド板62のストッパー部62a、62aに当接することで、前動が規制されている。
前記のような第2実施形態の自転車用簡易屋根であれば、第1実施形態の同じ構造部分の作用効果に加えて、図11(a)のように、旋回アーム(延在部分)63a、63bに前方から衝撃Pが加わったとき、例えば、電柱等に接触したときに、旋回アーム63a、63bが後方に旋回(変位)することで、乗員に加わる衝撃が緩和されるようになる。また、旋回アーム63a、63bや電柱等の損傷も緩和されるようになる。これにより、安全性が高まるようになる。
このとき、ばね性リボン11は、図11(b)の実線のように、そのばね力に抗して撓むので、旋回アーム63a、63bの旋回に支障が無い。その後、接触した電柱等から旋回アーム63a、63bを引き離すと、ばね性リボン11のばね力で旋回アーム63a、63bがスライド板62のストッパー部62a、62aに当接する前動位置に自動復帰するようになる。このように、ばね性リボン11のばね力を有効に利用することで、別体の復帰ばねを設ける必要がない。
前記各実施形態は、後輪3の両側に取り付けたリボン収納ボックス6にばね性リボン11を巻き込めるようにした構成であった。これに対して、よりシンプルで安価なタイプが要望されることがある。図13は、このような要望に応えるための一形態であり、(a)は荷台8の平面図、(b)は(a)の正面図である。
リボン収納ボックス6に代えて、荷台8の後部(前部でも可)には、左右方向に延在する2枚の金具66、67をボルト・ナット68で取り付けている。各金具66、67は、それぞれ2段状に折曲されて上部66a、67aが荷台8の上面に積み重ね状態で当てがわれている。
各上部66a、67aには長穴がそれぞれ形成され、この各長穴にボルト・ナット68が貫通されている。そして、ボルト・ナット68を緩めることで、2枚の金具66、67を長穴に沿って左右方向にスライドさせることができ(矢印参照)、ボルト・ナット68を締めることで、2枚の金具66、67をスライド位置で固定することができる。
2枚の金具66、67の各下部66b、67bの上面には、第1実施形態のスライドアーム39a、39bと同様に、ばね性リボン11の後端11aを上方から差し込み可能なスリット70aを形成したボス部材70がそれぞれ設けられている。
各ボス部材70の側部には、第1実施形態のリボン先端ロック部材43a、43bと同様に、各スリット70aに差し込まれた各ばね性リボン11の後端11aをロックするリボン後端ロック部材71がそれぞれ設けられている。
この形態であれば、後輪3のほぼ両側に位置するリボン後端ロック部材71にばね性リボン11の後端11aをロックし、ハンドル22よりも前方側に位置するリボン先端ロック部材43a、43bに、ばね性リボン11の先端11bをロックする。これにより、ばね性リボン11は、リボン後端ロック部材71とリボン先端ロック部材43a、43bとの間で、半円アーチ状に自己保持されて、半円アーチ状リブとなる。そして、この半円アーチ状リブに跨って屋根用シート46を係止すれば、前輪2と後輪3との間の座席部4の上方を覆うことで、雨除けや日除けとすることができる。
また、リボン先端ロック部材43a、43bは、前輪2側のハンドル22の上方をオーバーハングして、ハンドル22よりも前方に位置するよう車体側に取り付けているから、ハンドル22の操作に影響を与えることがない。さらに、構造がシンプルで安価なタイプとすることができる。
この形態において、ばね性リボン11をリボン後端ロック部材71とリボン先端ロック部材43a、43bから取り外したとき、ばね性リボン11の長さ方向の中間付近を分割して、例えば図13(c)のようにヒンジ金具73で連結したヒンジ構造とする。そして、柔軟な屋根用シート46とともに二つ折り(三つ折り以上でも可)できるようにしておくことができる。また、図13(d)のように、スリーブ74で連結した差し込み構造としても、同様に、柔軟な屋根用シート46とともに二つ折り(三つ折り以上でも可)できるようにしておくことができる。このようにすれば、ばね性リボン11の全長が短くなって収納が容易になるし、自転車1、51の側部に沿わせて係止保持することで、携行することも可能となる。図13(d)の差し込み構造において、スリーブ74の穴に雌ねじを形成し、ばね性リボン11の差し込み端部に雄ねじを形成して、ばね性リボン11の差し込み端部をスリーブ74にねじ込んで連結するねじ込み構造としてもよい。また、スリーブ74の一方を差し込み構造とし、他方をねじ込み構造とすることも可能である。
図13の形態は、第1、第2実施形態の要部を含めて、以下の態様を取り得ることができる。
(1)前輪と後輪との間に位置する座席部の上方に屋根が無い車両であって、
前記後輪のほぼ両側に位置するよう車体側に取り付けられた左右一対のリボン後端ロック部材と、
前記前輪側のハンドルの上方をオーバーハングして、前記ハンドルよりも前方に位置するよう車体側に取り付けられ、左右方向に延在するリボン先端ロック部材と、
前記リボン後端ロック部材に後端がロック可能で、前記リボン先端ロック部材に先端がロック可能であり、前記後端と先端がロックされたときに、半円アーチ状に自己保持可能なリブとなる左右一対のばね性リボンと、
前記左右一対のばね性リボンに跨って着脱可能に係止され、少なくとも前記座席部の上方を蓋う屋根用シートとを備えたことを特徴とする車両用簡易屋根。
(2)前記ばね性リボンは、長さ方向が複数に分割可能であることを特徴とする車両用簡易屋根。
(3)前記リボン先端ロック部材は、左右方向に延在する部位に前方から衝撃が加わったとき、後方に変位可能であることを特徴とする(1)または(2)に記載の車両用簡易屋根。
(4)前記リボン先端ロック部材は、左右方向の位置が調整可能であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一に記載の車両用簡易屋根。
(5)前記リボン先端ロック部材は、前記車体側に着脱可能に取り付けられて、前後方向の位置が調整可能な第1ロック部材と、前記ハンドルの前側に設置されるチャイルドシートもオーバーハングする第2ロック部材とに交換可能であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一に記載の車両用簡易屋根。
(6)前記ばね性リボンは、焼入れリボン鋼帯であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか一に記載の車両用簡易屋根。
(7)前記車両は、二輪若しくは三輪の自転車であることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか一に記載の車両用簡易屋根。
前記各実施形態は、二輪の自転車を例としたが、三輪の自転車であったもよい。これ以外に、電動カート(四輪の歩行補助車)や二輪バイクにも適用することが可能である。
1、51 自転車
2 前輪
3 後輪
4 座席部
6 リボン収納ボックス
11 ばね性リボン
12 リボンロック部材
19、52 第1ロック部材
20 第2ロック部材
22 ハンドル
38 スライドロック部材
39a、39b スライドアーム
40a、40b アームロック部材
43a、43b リボン先端ロック部材
46 屋根用シート
49 チャイルドシート
59 ガイド部材
61 スライド部材
63a、63b 旋回アーム

Claims (7)

  1. 前輪と後輪との間に位置する座席部の上方に屋根が無い車両であって、
    前記後輪の両側に位置するよう車体側に左右一対のリボン収納ボックスが取り付けられ、各リボン収納ボックスは、左右一対の円形状側板を備え、各側板の外周縁部は複数本の支軸により連結され、各支軸にはロールベアリングが嵌合される一方
    前記各リボン収納ボックスの各側板の間に、外面が前記各ロールベアリングに接しながらロール状に複数回で巻き込み、直線状に引き出し可能に収納され、前記前輪の方向に引き出された時に、半円アーチ状に自己保持可能なリブとなる左右一対のばね性リボンと、
    前記前輪側のハンドルの上方をオーバーハングして、前記ハンドルよりも前方に位置するよう車体側に取り付けられ、左右方向に延在して、前記各ばね性リボンの引き出し先端をそれぞれロック可能なリボン先端ロック部材と、
    前記左右一対のばね性リボンに跨って着脱可能に係止され、少なくとも前記座席部の上方を蓋う屋根用シートとを備えたことを特徴とする車両用簡易屋根。
  2. 前記リボン先端ロック部材は、左右方向に延在する部位に前方から衝撃が加わったとき、後方に変位可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用簡易屋根。
  3. 前記リボン収納ボックスと前記リボン先端ロック部材は、左右方向の位置が調整可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用簡易屋根。
  4. 前記リボン先端ロック部材は、前記車体側に着脱可能に取り付けられて、前後方向の位置が調整可能な第1ロック部材と、前記ハンドルの前側に設置されるチャイルドシートもオーバーハングする第2ロック部材とに交換可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用簡易屋根。
  5. 前記リボン収納ボックスに、巻き取られ若しくは引き出された前記ばね性リボンをロックするリボンロック部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用簡易屋根。
  6. 前記ばね性リボンは、焼入れリボン鋼帯であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用簡易屋根。
  7. 前記車両は、二輪若しくは三輪の自転車であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用簡易屋根。

JP2015198064A 2015-08-23 2015-10-05 車両用簡易屋根 Active JP5914740B1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164310 2015-08-23
JP2015164310 2015-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5914740B1 true JP5914740B1 (ja) 2016-05-11
JP2017039480A JP2017039480A (ja) 2017-02-23

Family

ID=55951976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015198064A Active JP5914740B1 (ja) 2015-08-23 2015-10-05 車両用簡易屋根

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5914740B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106043523A (zh) * 2016-05-26 2016-10-26 孟涛 两轮机动车半封闭车壳

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131391U (ja) * 1981-02-13 1982-08-16
JPH0450589U (ja) * 1990-09-06 1992-04-28
EP1215112A2 (de) * 2000-12-12 2002-06-19 Hans-Joachim Bünder Tret- oder motorgetriebenes, ein- oder mehrspuriges Allwetterfahrzeug
JP2004330884A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Yuzo Iijima 自転車用簡易屋根
JP3139173U (ja) * 2007-11-21 2008-01-31 福市 孝之 自転車用屋根

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131391U (ja) * 1981-02-13 1982-08-16
JPH0450589U (ja) * 1990-09-06 1992-04-28
EP1215112A2 (de) * 2000-12-12 2002-06-19 Hans-Joachim Bünder Tret- oder motorgetriebenes, ein- oder mehrspuriges Allwetterfahrzeug
JP2004330884A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Yuzo Iijima 自転車用簡易屋根
JP3139173U (ja) * 2007-11-21 2008-01-31 福市 孝之 自転車用屋根

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106043523A (zh) * 2016-05-26 2016-10-26 孟涛 两轮机动车半封闭车壳
CN106043523B (zh) * 2016-05-26 2018-08-17 孟涛 两轮机动车半封闭车壳

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017039480A (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2725831C (en) Seat anti-theft assembly and method of installing the same
EP2487094B1 (en) Apparatus for towing a bicycle
EP3097004B1 (en) Splash guard
US20220185409A1 (en) Scooter with integrated locking mechanism
EP3374251B1 (en) Mounting bar, mounting bracket, and kit for use with a bicycle
US9969446B2 (en) Space-saving bicycle rack
JP5914740B1 (ja) 車両用簡易屋根
US6896279B2 (en) Motorcycle with handgrip for the passenger
JP4686749B2 (ja) 二輪車用防雨カバー装置
JP6463921B2 (ja) ウインドシールド装置
TW201922552A (zh) 自行車支架安裝用配接器及具備其之兩足支架
EP3366555A1 (en) Splash guard
JP6734188B2 (ja) 自転車用フレームおよびこれを備えた自転車
JP4628259B2 (ja) 自転車用補助車装置
CN216424665U (zh) 车杆结构、两轮车及三轮车
KR101750303B1 (ko) 견인구조를 갖는 자전거
KR200482377Y1 (ko) 자전거용 우산 및 양산 거치 장치
US604071A (en) Handle-bar
JP2004314920A (ja) 自転車用キャノピー
JP2020189615A (ja) 車両用雨具セットおよび車両
KR20100119034A (ko) 오토바이 핸들 조절장치
US598299A (en) Adjustable handle-bar for bicycles
CN114787024A (zh) 头管组件
JP2007125916A (ja) 補助操作杆付幼児用乗物の連結構造及びこれを用いた補助操作杆付幼児用乗物
GB2570468A (en) Mudguard for a bicycle

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5914740

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250