JP5914634B2 - 光再生型脱酸素パッケージング - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、インドで出願され、出願番号1339/CHE/2011を有し、2011年4月18日に出願された対応する特許出願の優先権を主張する。この特許出願のすべての内容を参照により本明細書に組み込む。
本開示は、概ね、容器に関し、より詳細には、光再生型脱酸素パッケージングに関する。
概ね、脱酸素パッケージングが開示される。いくつかの例示実施形態は、脱酸素パッケージングに関する方法、装置、および/またはシステムを含み得る。例えば、いくつかのここで説明する方法、装置、および/またはシステムは、光再生型脱酸素パッケージングを含み得る。
本開示によるいくつかの例示パッケージング材料は、基板と、この基板に動作可能に関連付けられるタンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含む光再生型脱酸素剤とを含み得る。タンタル酸化物は、含まれる場合には、タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このタンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物として存在するタンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。マンガン酸化物は、含まれる場合には、マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このマンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物として存在するマンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物に変換され得る。
本開示によるいくつかの例示容器は、内容物を中で受け取るための内部容積を少なくとも部分的に画定する構造と、内部容積と流体連通して配置される光再生型脱酸素剤とを含み得る。脱酸素剤は、タンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含み得る。内部容積は、実質的に周囲環境から流体的に分離され得る。タンタル酸化物は、含まれる場合には、タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このタンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物として存在するタンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。マンガン酸化物は、含まれる場合には、マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このマンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物として存在するマンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物に変換され得る。
本開示による脱酸素パッケージング材料に関するいくつかの例示方法は、基板の表面上に光再生型脱酸素剤を配置することを含み得る。脱酸素剤は、タンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含み得る。タンタル酸化物は、含まれる場合には、タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このタンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物として存在するタンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。マンガン酸化物は、含まれる場合には、マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。マンガン酸化物が含まれる場合にそれに光を当てると、マンガン(III)酸化物として存在するマンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物に変換され得る。
本開示による脱酸素剤を再生するいくつかの例示方法は、光再生型脱酸素剤に約600nm〜約660nmの波長の光を当てることを含み得る。脱酸素剤はタンタル酸化物を含み得る。タンタル酸化物は、タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このタンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物として存在するタンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。脱酸素剤は、飲料、食品、および/または医薬品などの内容物を受け取るように構成される容器の少なくとも一部を形成し得る。
本開示による脱酸素剤を再生するいくつかの例示方法は、光再生型脱酸素剤に約300nm〜約400nmの波長の光を当てることを含み得る。脱酸素剤はマンガン酸化物を含み得る。マンガン酸化物は、マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このマンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物として存在するマンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物に変換され得る。脱酸素剤は、飲料、食品、および/または医薬品などの内容物を受け取るように構成される容器の少なくとも一部を形成し得る。
前述の概要は、単に説明のためのものであり、限定することをまったく意図していない。上述の説明的な態様、実施形態、および特徴に加えて、さらなる態様、実施形態、および特徴が図面および以下の詳細な説明を参照することによって明らかになろう。
本開示の上記および他の特徴は、以下の説明および付随する特許請求の範囲を添付の図面と併せ読むことによってより十分に明らかになろう。これらの図面は本開示によるいくつかの実施形態しか示さず、したがって、本開示の範囲を限定するとみなすべきではないことを理解されたい。添付の図面を参照し追加の具体例および細部を用いて本開示を説明する。
本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、例示容器システムのブロック図である。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、自動化された貯蔵管理システムを動作させる例示方法を示すフローチャートである。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、例示容器の断面図である。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、例示容器のブロック図である。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、光再生前後の例示パッケージング材料から得られた粉末X線回折データのグラフである。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、光再生前後の例示パッケージング材料から得られたフーリエ変換赤外分光データのグラフである。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、脱酸素パッケージング材料を準備する例示方法を示すフローチャートである。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、脱酸素剤を再生する例示方法を示すフローチャートである。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、脱酸素剤を再生する例示方法を示すフローチャートである。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って配置された、例示コンピューティングデバイスを示すブロック図である。
以下の詳細な説明では、説明の一部を形成する添付の図面を参照する。図面では、同様の記号は通常、文脈が要求しない限り同様のコンポーネントを示す。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲に記載される例示実施形態は限定することを意図していない。ここで提示される主題の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態も可能であり、他の変更も加えることができる。全体的に本明細書で説明され図に示される本開示の態様は、様々な異なる構成で配置され、置換され、組み合わされ、かつ設計されることが容易に理解されよう。これらの異なる構成はいずれも明示的に意図され本開示の一部を構成する。
脱酸素パッケージングに関連する方法、システム、デバイス、および/または装置を説明する。本開示によるいくつかの例示実施形態は、光再生型脱酸素パッケージングに関連し得る。
本開示によるいくつかの例示実施形態は、1種または複数種の脱酸素剤を含み得る。本明細書では、「脱酸素剤」は、閉じたパッケージの内部から酸素を、例えば、(a)閉じ込めた酸素および/またはパッケージ内に浸み込んだり漏れたりすることにより侵入した酸素と反応または結合させること、および/または(b)無害生成物を生成する酸化反応を触媒することによって除去し得る材料および/または化合物を指すことがある。本開示によるいくつかの例示実施形態では、脱酸素剤はタンタル酸化物を含み得る。
本開示では、タンタル(IV)酸化物(TaO)が酸素と結合して、例えば以下の反応によってタンタル(V)酸化物(Ta)を形成し得ることを意図している。
4TaO+O→2Ta
本開示によるいくつかの例示実施形態では、タンタル(IV)酸化物とその周囲環境からの酸素が結合してタンタル(V)酸化物が形成されると、周囲環境(例えば、閉じたパッケージの内部容積)の酸素量が減少し得る。
本開示では、空気が典型的には約21%の酸素を含み、閉じたパッケージ内の酸素量を減少させると、その中に収納された飲料、食品、および/または医薬品の貯蔵寿命が長くなり得ることを意図している。例えば、食品の腐敗の原因となるある種の細菌は酸素を使用することがあり、食品を含むパッケージ内の酸素量を減少させると、食品の腐敗を遅らせ、かつ/または食品を腐敗させないことがある。例えば、生産物が貯蔵される環境の酸素濃度が約5%未満に維持されると、貯蔵された生産物の劣化速度が実質的に遅くなり得る。
本開示は、光に暴露されるとタンタル(V)酸化物が酸素を放出してタンタル(IV)酸化物を形成し得ることを意図している。いくつかの例示実施形態では、タンタル(V)酸化物に光を当てるとその電子が励起されることがあり、それによって、タンタル(V)酸化物がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。例えば、(約632nmなどの波長の)光への暴露により、例えば以下の反応によって、タンタル(V)酸化物の少なくとも一部が酸素を放出し、タンタル(IV)酸化物を形成し得る。
Ta+hγ(632nm)→TaO+O(g)+Ta*O
本開示によるいくつかの例示実施形態は、例えば飲料、食品、および/または医薬品のパッケージングに関連して、光再生型脱酸素剤として働くように配置されるタンタル酸化物を含み得る。
図1は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による例示容器システム100のブロック図である。容器システム100は、1つまたは複数の内容物106A、106B(例えば、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数)を中に受け取るように構成される内部104を少なくとも部分的に画定し得る1つまたは複数の壁102A、102B、102C、102Dを備え得る構造を含む容器102を含み得る。例えば、容器102を含むこの構造は、ボトル、ジャー、ドラム、ボックス、ポーチ、バッグ、カートン、および当技術分野で周知の他のパッケージの1つまたは複数を含み得る。いくつかの例示実施形態では、内部104は、実質的に周囲環境から流体的に分離され得る。
いくつかの例示容器102は、内部容積104と流体連通して配置される1つまたは複数の脱酸素剤108A、108Bを含み得る。いくつかの例示実施形態では、脱酸素剤108A、108Bは、タンタル酸化物を含み、かつ/または容器102の内部104内に配置され得る。いくつかの例示実施形態では、1つまたは複数の脱酸素剤108Bは、構造102Aの内部表面102B上、例えば、壁102Cの内部表面102E上に配置され得る。
いくつかの例示容器102は、1つまたは複数の光源110A、110Bを含み得る。光源110A、110Bは、脱酸素剤108A、108Bの1つまたは複数の少なくとも一部に光110C、110Dを投影するように配置され得る。いくつかの例示実施形態では、1つまたは複数の光源110Aは、内部104の外側に配置することができ、かつ/または、1つまたは複数の光源110Bは、内部104の内側に配置することができる。いくつかの例示実施形態では、光源110A、110Bは、約380nm〜約750nmの波長の光を放出するように構成され得る。いくつかの例示実施形態では、光源110A、110Bは、約600nm〜約660nmの波長の光を放出するように構成され得る。いくつかの例示実施形態では、光源110A、110Bは、約632nmの波長の光を放出するように構成され得る。いくつかの例示実施形態では、脱酸素剤108A、108Bの1つまたは複数の少なくとも一部は、約632nmの波長の光を含み得る太陽光に当てられるようにし得る。光源110A、110Bの代わりに、またはこれらに加えて、別に提供される光源を用いることも本開示の範囲に含まれる。
いくつかの例示容器102は、容器102の内部104に関連する1つまたは複数の状態を検出するように構成される1つまたは複数のセンサを含み得る。例えば、いくつかの例示容器102は、内部容積104内の酸素を検出するように構成される1つまたは複数の酸素センサ112A、112Bを備え得る。
いくつかの例示容器102は、ブロア114などのエアムーバを含み得るパージシステムを含み得る。ブロア114は、パージライン116などを介して容器102の内部104に空気(または他の気体)を供給するように配置し得る。パージライン116は、容器の内部104を遮断するように配置し得る1つまたは複数の遮断弁118を含み得る。いくつかの例示実施形態では、パージライン116は、ポート120で容器102と結合され得る。ブロア114によって容器102の内部104に供給される空気(または他の気体)は、ベントライン122を介して内部104から排気され得る。ベントライン122は、1つまたは複数の遮断弁124を含み、かつ/またはポート126で容器102に結合され得る。ブロア114を通る流れの方向を逆にすることにより、空気(または他の気体)がベントライン122を介して内部104に引き込まれ、ライン116およびブロア114を介して内部から排出されることが当業者には理解されよう。いくつかのこのような実施形態では、ライン116を真空ラインと称することがある。いくつかの例示実施形態では、パージシステムは周囲の空気よりも酸素が少ないパージガスを用い得る。例えば、パージガスとして窒素が用いられ得る。
いくつかの例示容器システム100は、自動化された貯蔵管理システム(APMS)128を含み得る。APMS128は、光源110A、110B、酸素センサ112A、112B、エアムーバ114、および/または遮断弁118、124の1つまたは複数に動作可能に結合され得る。これらのコンポーネントは当業者が入手可能なものである。例えば、APMS128は、光源110A、110B、酸素センサ112A、112B、エアムーバ114、および/または遮断弁118、124の1つまたは複数からデータを受け取り、かつ/またはこれらを制御するように構成される1つまたは複数のマイクロプロセッサを備え得る。いくつかの例示実施形態では、APMS128は、図8に関連して以下で説明するものなどのコンピューティングデバイスを備え得る。
いくつかの例示実施形態では、APMS128は、酸素濃度などの内部104内の状態を(例えば酸素センサ112A、112Bを用いて)周期的かつ/または間欠的に監視するように構成され得る。APMS128は、遮断弁118、124、ブロア114、および/または光源110A、110Bを自動的に動作させるように構成され得る。例えば、APMS128は、ソレノイド作動弁を備え得る遮断弁118、124を開放するように適切な電気エネルギーを自動的に印加し得る。APMS128は、ブロア114の動作を自動的に制御して内部104を通して空気(または他の気体)を流すように構成され得る。APMS128は、脱酸素剤108A、108Bに光110C、110Dを投影し得る光源110A、110Bを自動的に制御するように構成され得る。
内部104内の酸素は、タンタル(IV)酸化物を含み得る脱酸素剤108A、108Bによって捕捉され、それによってタンタル(V)酸化物が形成され得る。APMS128は、例えば酸素センサ112A、112Bを用いることによって内部104内の酸素濃度を監視し得る。所定の設定点と等しいかそれよりも高い酸素濃度が検出されると、APMS128は、所定時間の経過後、かつ/または、手動で作動され、遮断弁118、124の開放を指示し得る。APMSは、ブロア114に電力を供給して、パージライン116および/またはベントライン122を介して内部104を通して空気(または他の気体)を流す。APMSは、光源110A、110Bに電力を供給して光110C、110Dを脱酸素剤108A、108Bに投影し得る。光110C、110Dは、脱酸素剤108A、108Bのタンタル(V)酸化物の少なくとも一部から酸素を放出させ、タンタル(IV)酸化物を形成させ得る。放出された酸素の少なくとも一部は、空気(または他の気体)の流れによって内部104から除去され得る。内部104で所定の酸素濃度が検出され、所定時間が経過し、かつ/または、手動で作動されると、APMSは、光源110A、110Bへの電力供給を停止し、ブロア114への電力供給を停止し、かつ/または、遮断弁118、124の閉鎖を指示し得る。
いくつかの例示実施形態では、内容物106A、106Bが容器102の内部104に配置され、容器102は、APMS128が作動する前に周囲環境から実質的に封止され得る。いくつかの例示実施形態では、内容物106A、106Bは、脱酸素剤108A、108Bに光110C、110Dが当てられた後で容器102の内部104に配置され得る。いくつかの例示実施形態では、容器102内ですでに保持されていた内容物106A、106Bが、脱酸素剤108A、108Bに光110C、110Dが当てられる前に内部104から除去され得る。いくつかの例示実施形態では、脱酸素剤108A、108Bは、これらに光110C、110Dが当てられている時間の少なくとも一部の間に真空に曝され得る。
図2は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による自動化された貯蔵管理システム128を動作させるための例示方法を示すフローチャートである。方法400は、容器102の内部104内に内容物106A、106Bを配置することを含み得る動作402を含み得る。動作402に続いて、脱酸素剤108A、108Bを用いて内部104内の酸素を捕捉することを含み得る動作404を行い得る。動作404の間、かつ/またはその後で動作406を行い得る。動作406は、酸素センサ112A、112Bを用いて内部104内の酸素濃度を監視することを含み得る。動作406で測定された酸素濃度を用いて、動作408は、酸素濃度が設定点よりも高いかどうかを判断することを含み得る。酸素濃度が設定点よりも高くない場合、この方法は動作404に戻り得る。酸素濃度が設定点よりも高い場合、この方法は動作410に進み得る。動作410は、光源110A、110Bに電力を供給して脱酸素剤108A、108Bに光110C、110Dを投影し、それによって、脱酸素剤108A、108Bのタンタル(V)酸化物の少なくとも一部から酸素が放出されてタンタル(IV)酸化物が形成され、かつ/または、遮断弁118、124が開放され、ブロア114に電力が供給されて内部104を通しパージライン116およびベントライン122を介して空気を流すことを含み得る。動作410に続いて動作412が行われ得る。動作412は、光源110A、110Bへの電力供給を停止し、遮断弁118、124を閉鎖し、かつ/または、ブロア114への電力供給を停止することを含み得る。次いで、この方法は動作404に戻り得る。
図3は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による例示容器200の断面図である。容器200は、1つまたは複数の内容物206A、206B、206C(例えば、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数)を中に受け取るように構成される内部204を少なくとも部分的に画定し得る1つまたは複数の壁202A、202B、202C、202Dを備え得る構造を含み得る。例えば、容器200を備えるこの構造は、ボトル、ジャー、ドラム、ボックス、ポーチ、バッグ、カートン、および当技術分野で周知の他のパッケージの1つまたは複数を含み得る。いくつかの例示実施形態では、内部204は、実質的に周囲環境から流体的に分離され得る。
いくつかの例示実施形態では、壁202A、202B、202C、202Dの1つまたは複数は、金属(例えばアルミニウムおよび鋼)、ポリマー(例えばポリエチレンおよびポリカーボネート)、板紙、厚紙など、当技術分野で周知の様々な材料から構築され得る。壁202A、202B、202C、202Dの1つまたは複数は、光再生型脱酸素剤208(例えばタンタル酸化物)が動作可能に関連付けられる基板を備え得る。いくつかの例示実施形態では、壁202A、202B、202C、202Dの1つまたは複数は、実質的に周囲環境から選択的に内部204を封止するように構成される閉鎖部を含み得る。いくつかの例示実施形態では、脱酸素剤208は、基板を備える1つまたは複数の壁202A、202B、202C、202Dの表面202S上に配置され得る。
いくつかの例示実施形態では、光再生型脱酸素剤は、容器の内部と流体連通に配置され得る。例えば、図4は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による例示容器システム300のブロック図である。容器システム300は、容器302を含み、その内部304内の1つまたは複数の内容物306A、306B、306Cを受け取るように構成され得る。内部304は、タンタル酸化物などの光再生型脱酸素剤308と流体連通するようにし得る。いくつかの例示実施形態では、内部304は、導管310を介して脱酸素剤308と流体的に結合され得る。
本開示の少なくともいくつかの態様による脱酸素パッケージング材料は、パッケージング材料の表面上にタンタル酸化物を配置することによって構築され得る。パッケージング材料の表面は、例えば、溶剤を用いて表面を電気化学的に清浄化することによって、かつ/または、音波処理を利用して表面から望まれない不純物を除去することによってタンタル酸化物を受け取るように準備され得る。タンタル酸化物は、電着(例えばジメチルスルホキシドを用いる、かつ/または音波処理を用いて水中で分散させることによる)、ディップコーティング(例えば約100℃に加熱される)、スピンコーティング(例えば加熱を伴う)、スプレーコーティング(例えば加熱を伴う)、真空熱蒸着、スパッタリング、および反応性スパッタリングの1つまたは複数によってパッケージング材料の表面に配置され得る。少なくともある種のタンタル酸化物は、容器内に組み込まれる前にパッケージング材料上に配置され得る。いくつかの例示実施形態では、少なくともある種のタンタル酸化物は、容器内に組み込まれた後でパッケージング材料上に配置され得る。
図5は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による光再生前後の例示パッケージング材料から得られた粉末X線回折(XRD)データのグラフである。タンタル酸化物を含む脱酸素表面が酸素に暴露され(タンタル(V)酸化物が形成され)、図5で「Ta」と標示されるデータが得られた。観察された回折ピークは、粉末回折標準に関する合同委員会(Joint Committee on Powder Diffraction Standards:JCPDS)のタンタル酸化物に関するNo.18−1304データとよく一致している。これらの回折ピークは、六方δ−Ta相に関係する(003)、(200)、および(203)面と関連付けることができる。次いで、脱酸素表面が緑色発光ダイオードからの光に暴露され、図5で「TaO」と標示されるデータが得られた。このデータは、タンタル酸化物の少なくとも一部がその結晶的性質を喪失したことを示している。これらのピークは強度が小さくなっており、約1ラジアンだけずれている。
図6は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による光再生前後の例示パッケージング材料から得られたフーリエ変換赤外分光(FTIR)データのグラフである。タンタル酸化物を含む脱酸素表面が酸素に暴露され(タンタル(V)酸化物が形成され)、図6で「Ta」と標示されるデータが得られた。次いで、脱酸素表面が緑色発光ダイオード光源からの光に暴露され、図5で「TaO」と標示されるデータが得られた。682cm−1および731cm−1における吸収帯は、多結晶相におけるTaおよびTaOのO=3Ta伸縮モードに起因し得る。約872cm−1における帯域の存在は、Ta−O−Ta伸縮モードに関係し得る。約3422cm−1における帯域の存在は、吸収酸素についての吸収−OH伸縮モードに関係し得る。
本開示の少なくともいくつかの態様によるいくつかの例示実施形態では、光に暴露されることによるタンタル(V)酸化物のタンタル(IV)酸化物への再生は実質的に完全に行われ得る。言い換えると、実質的にすべてのタンタル(V)酸化物がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。本開示の少なくともいくつかの態様によるいくつかの例示実施形態では、光に暴露されることによってタンタル(V)酸化物の全部に満たない部分がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。いくつかのこのような実施形態では、再生後に脱酸素に利用可能なタンタル(IV)酸化物の量は、脱酸素剤の使用および再生が進むにつれ減少し得る。いくつかの例示実施形態は、脱酸素剤の複数回の使用および再生の後で所望の脱酸素能力が利用可能になるようにタンタル酸化物の量が設定され含まれるように構成され得る。
本開示の少なくともいくつかの態様によるいくつかの例示実施形態では、タンタル酸化物の代わりに、かつ/またはそれに加えて、マンガン酸化物が脱酸素剤として用いられ得る。例えば、マンガン(II)酸化物(MnO)は、その周囲環境から酸素を捕捉し、マンガン(III)酸化物(Mn)になり得る。マンガン(III)酸化物の少なくとも一部は、光(例えば約352nmの紫外光)に暴露されることによって再生されてマンガン(II)酸化物になり得る。いくつかの例示実施形態では、光源は約200nm〜約500nmの波長の光を放出するように構成され得る。いくつかの例示実施形態では、光源は約300nm〜約400nmの波長の光を放出するように構成され得る。いくつかの例示実施形態では、光源は約352nmの波長の光を放出するように構成され得る。本開示の少なくともいくつかの態様によるいくつかの例示実施形態では、マンガン酸化物は以下の式に従う光再生型脱酸素剤として動作し得る。
図7は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による脱酸素パッケージング材料を準備する例示方法600を示すフローチャートである。方法600は、基板の表面上に光再生型脱酸素剤を配置することを含み得る動作602を含み得る。この光再生型脱酸素剤は、タンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含み得る。タンタル酸化物は、含まれる場合には、タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。タンタル酸化物が含まれる場合にはそれに光を当てると、タンタル(V)酸化物として存在するタンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。マンガン酸化物は、含まれる場合には、マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。マンガン酸化物が含まれる場合にはそれに光を当てると、マンガン(III)酸化物として存在するマンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物に変換され得る。
図8は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による酸化脱気剤を再生する例示方法650を示すフローチャートである。方法650は、約600nm〜約660nmの波長の光を光再生型脱酸素剤に当てることを含み得る動作652を含み得る。この脱酸素剤はタンタル酸化物を含み得る。タンタル酸化物は、タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このタンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物として存在するタンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物に変換され得る。この脱酸素剤は、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数を含み得る内容物を受け取るように構成される容器の少なくとも一部を形成し得る。
図9は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による脱酸素剤を再生する例示方法660を示すフローチャートである。方法660は、約300nm〜約400nmの波長の光を光再生型脱酸素剤に当てることを含み得る動作662を含み得る。この脱酸素剤はマンガン酸化物を含み得る。マンガン酸化物は、マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物として存在するときに脱酸素剤として動作し得る。このマンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物として存在するマンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物に変換され得る。この脱酸素剤は、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数を含む内容物を受け取るように構成される容器の少なくとも一部を形成し得る。
いくつかの例示パッケージング材料および/または容器は、冷蔵庫および/または冷凍庫などの温度制御容器の一部を形成し、かつ/または、これらの内部に配置され得る。いくつかの例示パッケージング材料および/または容器は、貯蔵容器、倉庫、貯蔵ユニットなどの一部を形成し、かつ/または、これらの内部に配置され得る。
図10は、本開示の少なくともいくつかの実施形態によるAPMS128を含み得る例示コンピューティングデバイス700を示すブロック図である。極めて基本的な構成701では、コンピューティングデバイス700は、典型的には、1つまたは複数のプロセッサ710およびシステムメモリ720を含み得る。メモリバス730がプロセッサ710とシステムメモリ720の間で通信を行うために用いられ得る。
所望の構成によっては、プロセッサ710は、マイクロプロセッサ(μP)、マイクロコントローラ(μC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、またはこれらの任意の組合せを含めて任意のタイプのものとし得るが、これらに限定されるものではない。プロセッサ710は、レベル1キャッシュ711およびレベル2キャッシュ712などの1つまたは複数のレベルのキャッシング、プロセッサコア713、およびレジスタ714を含み得る。例示プロセッサコア713は、算術論理演算ユニット(ALU)、浮動小数点ユニット(FPU)、デジタルシグナル処理コア(DSPコア)、またはこれらの任意の組合せを含み得る。例示メモリコントローラ715もプロセッサ710とともに用いられることがあり、または、いくつかの実装形態では、メモリコントローラ715は、プロセッサ710の内部の一部とし得る。
所望の構成によっては、システムメモリ720は、揮発性メモリ(RAMなど)、不揮発性メモリ(ROM、フラッシュメモリなど)、またはこれらの任意の組合せを含めて任意のタイプのものとし得るが、これらに限定されるものではない。システムメモリ720は、オペレーティングシステム721、1つまたは複数のアプリケーション722、およびプログラムデータ724を含み得る。アプリケーション722は、本明細書で説明したように所定の酸素濃度が検出されると他のコンポーネントの動作を指示するように構成され得る脱酸素アルゴリズム723を含み得る。プログラムデータ724は、本明細書で説明したように他のコンポーネントを制御するのに有用となり得る酸素センサデータ725を含み得る。いくつかの実施形態では、アプリケーション722は、オペレーティングシステム721上でプログラムデータ724を用いて動作するように構成され、それによって、脱酸素容器システムの例示実装形態が本明細書で説明したように提供され得る。ここで説明した基本構成が図7に破線701内のコンポーネントによって示されている。
コンピューティングデバイス700は、追加の特徴または機能および基本構成701と任意の必要とされるデバイスおよびインターフェースとの間の通信を容易にする追加のインターフェースを有し得る。例えば、バス/インターフェースコントローラ740が、ストレージインターフェースバス741を介した基本構成701と1つまたは複数のデータ記憶装置750の間の通信を容易にするために用いられ得る。データ記憶装置750は、取外し式記憶装置751、非取外し式記憶装置752、またはこれらの組合せとし得る。取外し式記憶装置および非取外し式記憶装置の例には、いくつか例を挙げると、フレキシブルディスクドライブおよびハードディスクドライブ(HDD)などの磁気ディスク装置、コンパクトディスク(CD)ドライブまたはデジタルビデオディスク(DVD)ドライブなどの光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブ(SSD)、およびテープドライブが含まれる。例示コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなど、情報を記憶するための任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、取外し式および非取外し式の媒体を含み得る。
システムメモリ720、取外し式記憶装置751、および非取外し式記憶装置753はいずれもコンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、または他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルビデオディスク(DVD)、または他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気記憶装置、あるいは所望の情報を記憶するために用いられ、コンピューティングデバイス700がアクセスし得る任意の他の媒体を含むがこれらに限定されるものではない。任意のこのようなコンピュータ記憶媒体は、デバイス700の一部とし得る。
コンピューティングデバイス700は、様々なインターフェースデバイス(例えば、出力インターフェース、周辺インターフェース、および通信インターフェース)から基本構成701へのバス/インターフェースコントローラ740を介した通信を容易にするためのインターフェースバス742も含み得る。例示出力装置760は、ディスプレイやスピーカなどの様々な外部装置と1つまたは複数のA/Vポート763を介して通信するように構成され得るグラフィック処理ユニット761およびオーディオ処理ユニット762を含む。他の例示出力装置は、弁コントローラおよび光源コントローラを含む。例示周辺インターフェース770は、入力装置(例えば、キーボード、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置、センサなど)などの外部装置または他の周辺装置(例えば、プリンタ、スキャナなど)と1つまたは複数のI/Oポート773を介して通信するように構成され得るシリアルインターフェースコントローラ771またはパラレルインターフェースコントローラ772を含む。例示通信装置780は、1つまたは複数の他のコンピューティングデバイス790との1つまたは複数の通信ポート782を介したネットワーク通信リンクによる通信を容易にするように構成され得るネットワークコントローラ781を含む。
ネットワーク通信リンクは通信媒体の一例となり得る。通信媒体は、典型的には、搬送波または他の搬送メカニズムなどの変調データ信号内のコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータによって実現され、任意の情報送達媒体を含み得る。「変調データ信号」は、その特徴セットの1つまたは複数を有する信号とすることもできるし、信号内の情報を符号化するように変更することもできる。例として、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体ならびに音響、無線周波数(RF)、マイクロウェーブ、赤外(IR)、および他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体を含み得るが、これらに限定されるものではない。本明細書で用いられるコンピュータ可読媒体という用語は、記憶媒体および通信媒体の両方を含み得る。
コンピューティングデバイス700は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナルメディアプレーヤデバイス、ワイヤレスウェブ閲覧デバイス、パーソナルヘッドセットデバイス、特定用途向けデバイス、または上記機能のいずれかを含むハイブリッドデバイスなどのスモールフォームファクタポータブル(またはモバイル)電子デバイスの一部として実装され得る。コンピューティングデバイス700は、ラップトップコンピュータ構成および非ラップトップコンピュータ構成を含めてパーソナルコンピュータとしても実装され得る。
タンタル酸化物を備えた容器を用いる食品貯蔵
本開示による例示実施形態に関わる試験を実施した。音波処理を利用して望まれない不純物を除去することによって金属プレートの表面を準備した。ジメチルスルホキシドを用い、直流電圧差2Vを印加してこれらの表面上にタンタル(IV)酸化物を電着させた。白金製の正電極を用い、これらの金属プレートを負電極として動作させた。10分後、電着装置からこれらのプレートを取り出し、タンタル酸化物が被着された表面が内部を向くようにしてボックス内に組み込んだ。ボックス内に麺を配置し、ボックスを封止した。日に1回、このボックスに空気を通し、緑色発光ダイオードから放出された光をタンタル酸化物を被着させた表面に照射した。約27〜30℃でボックス内に貯蔵された麺は腐敗しないまま1週間後でも食用に適していたが、タンタル酸化物脱酸素剤を含まない閉じた容器内に同様の条件下で貯蔵した麺は、約1日で腐敗し食用に適さなくなった。
太陽光を用いたタンタル酸化物脱酸素剤の再生
本開示の少なくともいくつかの態様によるいくつかの例示実施形態では、容器(例えば、上述の容器102)が、その内部表面上にタンタル(IV)酸化物を備えて構築され得る。タンタル(IV)酸化物は、容器の内部から酸素を捕捉してタンタル(V)酸化物になり得る。このタンタル(V)酸化物の少なくとも一部は、約632nmの光を少なくともいくらか含み得る明るい太陽光に暴露されることによって再生されてタンタル(IV)酸化物になり得る。
マンガン酸化物脱酸素剤を含む容器
本開示の少なくともいくつかの態様によるいくつかの実施形態では、容器(例えば、上述の容器102)が、その内部表面上にマンガン(II)酸化物を備えて構築され得る。マンガン(II)酸化物は、容器の内部から酸素を捕捉してマンガン(III)酸化物になり得る。このマンガン(III)酸化物の少なくとも一部は、約352nmの紫外光などの光に暴露されることによって再生されてマンガン(II)酸化物になり得る。
タンタル酸化物を含む容器を用いる医薬品貯蔵
本開示によるいくつかの例示実施形態は、医薬品を貯蔵するように構成され得る。例えば、酸化劣化を受けやすい医薬品(例えば、ピコスルファートナトリウム(4,4’−(2−ピリジルメチレン)ジフェニルビス(硫酸水素塩)二ナトリウム))が、図3の容器200などの容器内に貯蔵され得る。タンタル酸化物を含み得る脱酸素剤208が内部204から酸素を捕捉し、それによって、内部204内の酸素濃度が減少し得る。内部204内の酸素濃度が減少すると、内部に貯蔵された医薬品の酸化変質の速度が遅くなり得る。
本明細書に記載された主題は、様々なコンポーネントをしばしば例示しており、これらのコンポーネントは、他の様々なコンポーネントに包含されるか、または他の様々なコンポーネントに接続される。そのように図示されたアーキテクチャは、単に例にすぎず、実際には、同じ機能を実現する多くの他のアーキテクチャが実装可能であることが理解されよう。概念的な意味で、同じ機能を実現するコンポーネントの任意の構成は、所望の機能が実現されるように効果的に「関連付け」される。したがって、特定の機能を実現するために組み合わされた、本明細書における任意の2つのコンポーネントは、アーキテクチャまたは中間のコンポーネントにかかわらず、所望の機能が実現されるように、お互いに「関連付け」されていると見ることができる。同様に、そのように関連付けされた任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に接続」または「動作可能に結合」されていると見なすこともでき、そのように関連付け可能な任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に結合できる」と見なすこともできる。動作可能に結合できる場合の具体例には、物理的にかみ合わせ可能な、および/もしくは物理的に相互作用するコンポーネント、ならびに/またはワイヤレスに相互作用可能な、および/もしくはワイヤレスに相互作用するコンポーネント、ならびに/または論理的に相互作用する、および/もしくは論理的に相互作用可能なコンポーネントが含まれるが、それらに限定されない。
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。様々な単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(例えば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む発明に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、通常、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、通常、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(例えば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two recitations)」の単なる記載は、通常、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。「A、B、またはC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
様々な態様および実施形態が本明細書で開示されたが、その他の態様および実施形態は当技術分野の技術者には明らかであろう。本明細書で開示されたこの様々な態様および実施形態は、説明のためのものであり、限定することを意図しておらず、真の範囲および趣旨は以下の特許請求の範囲によって示される。

Claims (36)

  1. パッケージング材料であって、
    基板と、
    タンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含む光再生型脱酸素剤と、を備え、
    前記光再生型脱酸素剤は前記基板に動作可能に関連付けられており、
    前記タンタル酸化物は、含まれる場合には、前記タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物(TaO として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記タンタル酸化物が含まれる場合には前記タンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物(Ta として存在する前記タンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物(TaO に変換され、
    前記マンガン酸化物は、含まれる場合には、前記マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物(MnO)として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記マンガン酸化物が含まれる場合には前記マンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物(Mn として存在する前記マンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物(MnO)に変換される
    、パッケージング材料。
  2. 前記光再生型脱酸素剤は前記基板の表面に配置される、請求項1に記載のパッケージング材料。
  3. 前記基板は金属およびポリマーの1つまたは複数を含む、請求項1に記載のパッケージング材料。
  4. 前記基板はポリカーボネートを含む、請求項1に記載のパッケージング材料。
  5. 容器であって、
    内容物を中に受け取るための内部容積を少なくとも部分的に画定する構造を備え、前記内部容積は実質的に周囲環境から流体的に分離されるように構成され、前記容器はさらに、
    前記内部容積と流体連通して配置される光再生型脱酸素剤を備え、前記脱酸素剤はタンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含み、
    前記タンタル酸化物は、含まれる場合には、前記タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物(TaO として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記タンタル酸化物が含まれる場合には前記タンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物(Ta として存在する前記タンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物(TaO に変換され、
    前記マンガン酸化物は、含まれる場合には、前記マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物(MnO)として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記マンガン酸化物が含まれる場合には前記マンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物(Mn として存在する前記マンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物(MnO)に変換される、容器。
  6. 前記内部容積は、その中に、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数を含む内容物を受け取るように構成される、請求項に記載の容器。
  7. 前記光再生型脱酸素剤の少なくとも一部に光を投影するように配置される光源をさらに備える、請求項5に記載の容器。
  8. 前記光源は約380nm〜約750nmの波長の光を放出するように構成される、請求項7に記載の容器。
  9. 前記光源は約632nmの波長の光を放出するように構成される、請求項7に記載の容器。
  10. 前記光源は約200nm〜約500nmの波長の光を放出するように構成される、請求項7に記載の容器。
  11. 前記光源は約352nmの波長の光を放出するように構成される、請求項7に記載の容器。
  12. 前記内部容積内の酸素を検出するように構成される酸素センサをさらに備える、請求項5に記載の容器。
  13. 前記酸素センサによって前記内部容積内の所定の酸素濃度が検出された後で自動的に動作するように構成される光源およびパージシステムをさらに備える、請求項12に記載の容器。
  14. 前記構造は前記内部容積と前記周囲環境の間に介在する1つまたは複数の壁を備え、
    前記光再生型脱酸素剤は前記壁の1つまたは複数の内部表面上に配置される、
    請求項5に記載の容器。
  15. 前記構造はボトル、ジャー、ドラム、ボックス、ポーチ、バッグ、およびカートンの1つまたは複数を備える、
    請求項5に記載の容器。
  16. 前記光再生型脱酸素剤は前記構造の内部表面上に配置される、
    請求項15に記載の容器。
  17. 真空ラインおよびパージラインの1つまたは複数に係合するように構成されるポートをさらに備える、
    請求項5に記載の容器。
  18. 脱酸素パッケージング材料を準備する方法であって、
    基板の表面上に光再生型脱酸素剤を配置することを含み、前記光再生型脱酸素剤はタンタル酸化物およびマンガン酸化物の1つまたは複数を含み、
    前記タンタル酸化物は、含まれる場合には、前記タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物(TaO として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記タンタル酸化物が含まれる場合には前記タンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物(Ta として存在する前記タンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物(TaO に変換され、
    前記マンガン酸化物は、含まれる場合には、前記マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物(MnO)として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記マンガン酸化物が含まれる場合には前記マンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物(Mn として存在する前記マンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物(MnO)に変換される、方法。
  19. 配置することが、電着、ディップコーティング、スピンコーティング、スプレーコーティング、真空熱蒸着、スパッタリング、および反応性スパッタリングの1つまたは複数を含む、
    請求項18に記載の方法。
  20. 基板の前記表面上に前記光再生型脱酸素剤を配置する前に、前記表面から少なくとも数種類の不純物を除去することによって前記基板の前記表面を準備することをさらに含む、
    請求項18に記載の方法。
  21. 前記表面を準備することが、溶剤および超音波の1つまたは複数を用いて前記表面を清浄化することを含む、
    請求項20に記載の方法。
  22. 前記基板を備える容器を構築することをさらに含む、
    請求項18に記載の方法。
  23. 脱酸素剤を再生する方法であって、
    光再生型脱酸素剤に約600nm〜約660nmの波長の光を当てることを含み、前記脱酸素剤はタンタル酸化物を含み、
    前記タンタル酸化物は、前記タンタル酸化物がタンタル(IV)酸化物(TaO として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記タンタル酸化物に光を当てると、タンタル(V)酸化物(Ta として存在する前記タンタル酸化物の少なくとも一部がタンタル(IV)酸化物(TaO に変換され
    前記脱酸素剤は、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数を含む内容物を受け取るように構成される容器の少なくとも一部を形成する、方法。
  24. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てた後で、前記容器内に前記内容物を配置することをさらに含む、
    請求項23に記載の方法。
  25. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てる前に、前記容器のすでに保持されていた内容物を少なくとも部分的に取り出すことさらに含む、
    請求項23に記載の方法。
  26. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てることが、前記光再生型脱酸素剤を太陽光に暴露することを含む、
    請求項23に記載の方法。
  27. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てることが、光源を動作させて前記光再生型脱酸素剤に光を照射することを含む、
    請求項23に記載の方法。
  28. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てる少なくとも一部の間に、周囲空気および前記周囲空気よりも少ない酸素を含むパージガスの1つまたは複数を用いて前記光再生型脱酸素剤に隣接する雰囲気をパージすることをさらに含む、
    請求項23に記載の方法。
  29. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てる少なくとも一部の間に、前記光再生型脱酸素剤を真空に暴露することをさらに含む、
    請求項23に記載の方法。
  30. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てることが、前記光再生型脱酸素剤を含む実質的に閉じた環境における酸素濃度の検出値に少なくとも部分的に基づいて、手動および自動の1つまたは複数で開始される、
    請求項23に記載の方法。
  31. 前記光は約632nmの波長を含む、請求項23に記載の方法。
  32. 脱酸素剤を再生する方法であって、
    光再生型脱酸素剤に約300nm〜約400nmの波長の光を当てることを含み、前記脱酸素剤はマンガン酸化物を含み、
    前記マンガン酸化物は、前記マンガン酸化物がマンガン(II)酸化物(MnO)として存在するときに脱酸素剤として動作し、
    前記マンガン酸化物に光を当てると、マンガン(III)酸化物(Mn として存在する前記マンガン酸化物の少なくとも一部がマンガン(II)酸化物(MnO)に変換され、
    前記脱酸素剤は、飲料、食品、および医薬品の1つまたは複数を含む内容物を受け取るように構成される容器の少なくとも一部を形成する、方法。
  33. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てることが、前記光再生型脱酸素剤を太陽光に暴露することを含む、
    請求項32に記載の方法。
  34. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てることが、光源を動作させて前記光再生型脱酸素剤に光を照射することを含む、
    請求項32に記載の方法。
  35. 前記光再生型脱酸素剤に光を当てる少なくとも一部の間に、周囲空気および前記周囲空気よりも少ない酸素を含むパージガスの1つまたは複数を用いて前記光再生型脱酸素剤に隣接する雰囲気をパージすることをさらに含む、
    請求項32に記載の方法。
  36. 前記光は約352nmの波長を含む、請求項32に記載の方法。
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