JP5913674B1 - 微細光学フィルムを用いた擬似餌及びその製造方法 - Google Patents

微細光学フィルムを用いた擬似餌及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5913674B1
JP5913674B1 JP2015068432A JP2015068432A JP5913674B1 JP 5913674 B1 JP5913674 B1 JP 5913674B1 JP 2015068432 A JP2015068432 A JP 2015068432A JP 2015068432 A JP2015068432 A JP 2015068432A JP 5913674 B1 JP5913674 B1 JP 5913674B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
film
light reflectance
filament
bait
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015068432A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016086808A (ja
Inventor
ハン キム、イル
ハン キム、イル
Original Assignee
ハン キム、イル
ハン キム、イル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハン キム、イル, ハン キム、イル filed Critical ハン キム、イル
Application granted granted Critical
Publication of JP5913674B1 publication Critical patent/JP5913674B1/ja
Publication of JP2016086808A publication Critical patent/JP2016086808A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/01Artificial bait for fishing with light emission, sound emission, scent dispersal or the like

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

【課題】水中で可視光線または紫外線領域における反射率が高い光学フィルムまたはフィラメントを用いた釣り糸用疑似餌を提供する。【解決手段】1〜400本のフィルムを備え、そのフィルムは可視光線領域の一定波長範囲における光反射率が50%以上であって、可視光線領域の特定波長における最高光反射率が60%以上であり、フィルムの幅は0.1〜5.0mmであり、フィルムの曲げ剛性は0.05mN/m以下である釣り糸用疑似餌。【選択図】図4

Description

本発明は、光学フィルムを用いた釣り道具に関し、特に、紫外線領域における反射率が高い光学フィルムを用いた釣り道具に関する。
本発明は、釣り用擬似餌に関し、特に、水中で可視光線または紫外線領域における反射率が高い光学フィルムまたはフィラメントを用いた釣り用擬似餌に関する。
通常、擬似餌としては、メタルジグ(metal jig)、プラグルアー(plug lure)、ワーム(worm)、タコベイト、エギ、鯛ラバ、インチクなどが用いられ、これらに取り付けられるジグやシンカーなどがある。
例えば、魚の模型であるプラグルアーのような擬似餌は、その表面が魚の実際の模様と色相を有するように製造され、釣り対象魚の攻撃性を誘発する。
一般に、釣り対象魚の攻撃性を効果的に誘発するものは、擬似餌の外形と色であることが知られている。
特に、擬似餌の色は、釣り対象魚の攻撃性を強く誘発させることに効果的であるため、擬似餌のメーカーは擬似餌の色に多くの関心を持っている。
また、科学者らの研究によれば、魚は合目的的に色相を用いると知られている。例えば、実験によれば、交尾競争で色相が最も派手な個体が勝利者になることがわかる。
また、魚は人間には見られない紫外線まで感知する。紫外線は他の光線より水中深くまでは浸透できないと知られていたが、意外と深く浸透し、30メートルまでは軽く浸透することができる。これは、スペクトルの異なる他の光線より紫外線の波長が短く、水中への浸透中に散乱し難いためである。
このように、魚は擬似餌の色彩に反応することが分かり、特に、紫外線領域でも魚が反応することが分かる。
図1は、魚種別認知領域−可視光線帯域を示した図である。
本発明でも、魚(対象魚)が反応する可視光線及び紫外線を活用して対象魚の捕獲を増加させようとする。
これと関連し、特許文献1の釣り用脱着擬似餌では、タコ形状のルアーに多くの形状と色彩を備えるようにしている。
韓国実用新案登録20−0407643号
本発明は、擬似餌の色彩に反応する魚の特性を用いて、対象魚の捕獲を増加させることを目的とする。
また、本発明は、水中における反射効果が高いフィルムまたはフィラメントを従来の擬似餌と組み合わせて従来の擬似餌の捕獲効果を向上させることを目的とする。
本発明は、後述するように、多様な色を有する光学フィルムまたはフィラメントを用いて対象魚を誘引しようとするものであり、その目的及び構成が特許文献1とは異なる。
本発明の釣り糸用擬似餌は、前記餌は1本ないし400本のフィルムを含み、前記フィルムは可視光線領域の一定波長範囲における光反射率が50%以上であって、可視光線領域の特定波長における最高光反射率が60%以上である反射効果を有し、前記フィルムの幅は0.1mmないし5.0mmであり、前記フィルムの曲げ剛性は0.05mN/m以下であることを特徴とする。
また、本発明において前記フィルムは、色の異なる2以上のフィルムから構成され、前記フィルム全体の50ないし80%は前記2以上のフィルムのうちの1つであり得る。
また、本発明において前記フィルムは、a)波長646nmで77%の最高光反射率を示し、波長538nmで光反射率が60%を超えるもの、b)波長585nmで83%の最高光反射率を示し、波長294nmで光反射率が60%を超えるもの、c)波長713nmで62%の最高光反射率を示し、波長576nmないし739nmで光反射率が60%を超えるもの、d)波長469nmで61%の最高光反射率を示し、波長302nmないし748nmで光反射率が55%を超えるもの、e)波長540nmで68%の最高光反射率を示し、波長493nmないし552nmで光反射率が60%を超えるもの、f)波長551nmで101%の最高光反射率を示し、波長471nmないし580nmで光反射率が60%を超えるもの、g)波長465nmで97%の最高光反射率を示し、波長446nmないし480nmで光反射率が60%を超えるもの、及びh)波長200nmないし419nmで100%の光反射率を示し、波長634nm以上でも光反射率が100%が超えるもののうちのいずれか1つであり得る。
また、本発明において、波長200nmないし780nmで平均光反射率が30%以上であって、波長200nmないし380nmで40%以上の光反射率、150%以下の最高光反射率を示し、フィラメント一本の繊度が5ないし1,000デニール(denier)であるIRS UVフィラメントを1ないし400本さらに含むことができる。
また、本発明において、前記フィルムまたは前記フィラメントの糸筋は互いに撚り合わせられてもよい。
また、本発明において、前記フィルムまたは前記フィラメントのうちの1本の糸筋には、色の異なる他のフィルムまたはフィラメントの1本以上の糸筋が撚り合わせられ、撚り合わせ方法はZ撚り及びS撚りの少なくとも1つ以上であり得る。
本発明の釣り糸用擬似餌において、前記餌は1ないし400本のUVフィラメントを含み、前記フィラメントは波長200nmないし780nmで平均光反射率が30%以上であって、波長200nmないし380nmで40%以上の光反射率、150%以下の最高光反射率を示し、波長253.84nmで125.6%の光反射率及び波長344.68nmで87.7%の光反射率を示し、前記フィラメントの幅は0.1mmないし5.0mmであり、前記フィラメントの曲げ剛性は0.05mN/m以下であることを特徴とする。
また、本発明において前記フィルムまたは前記フィラメントは、メタルジグ、ミノー(minnow)、ワーム、タコベイト、小型エギ、ソフトエギ、釣り針、イイダコエザ、重り、シリコンネクタイ20及びシリコンラバー21のいずれか1つと組み合わせることができる。
また、本発明において前記フィルムまたは前記フィラメントは、スイベル30に取り付けられ、シリコンラバー21、シリコンネクタイ20及びボール40が前記スイベル30にさらに取り付けられ、前記ボール40はシリコン材料からなるか又は夜光特性を有し得る。
また、本発明において前記スイベル30は、スイベルの上部フック31及び下部フック33が本体に対して回転自在である。
また、本発明は、フィルムまたはフィラメント10をスイベル30に固定する段階;フィルム、フィラメント10及びシリコンラバー21の少なくとも1つをスイベル30に固定する段階;フィルム、フィラメント10及びシリコンラバー21の少なくとも1つの下方でシリコンボールまたは夜光ボール40をスイベル30に固定する段階;前記シリコンボールまたは夜光ボール40の下方でシリコンネクタイ20をスイベル30に固定する段階;及び前記スイベル30に釣り針50を取り付ける段階を含み、前記スイベル30はスイベルの上部フック31及び下部フック33が本体32に対して回転自在であることを特徴とする回転式釣り糸用擬似餌を製造する方法を提供する。
魚種別認知領域−可視光線帯域を示したグラフ 釣り糸用擬似餌であるシリコン材料、エギ及びメタルジグを示した説明図 本発明の擬似餌が取り付けられた例を示した写真 本発明の一実施例であるフィルムを示した写真 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の構成要素であるフィルム及びIRS UVフィラメントの波長特性を示したグラフ 本発明の他の実施例であるフィルムまたはフィラメントを示した写真 本発明のさらに他の実施例であるフィルムまたはフィラメントを示した写真 オーロラシルバーフィラメントの曲げ剛性の実験結果を示した表 オーロラシルバーフィラメントの曲げ剛性の実験結果を示した表の説明図 オーロラシルバーフィラメントの曲げ剛性の実験方法を示した写真 本発明のフィルムが巻き取られたボビンを示した写真 図4のオーロラレッドフィルムが図9のボビンに巻き取られた状態を説明する写真 図4のオーロラレッドフィルムの照明下における拡大写真 図7のオーロラフィルムの照明下における拡大写真 ストランド1本の断面の拡大写真 オーロラゴールドフィルムの1本の拡大写真 ストランド(strand)工程におけるS撚り及びZ撚りを説明する説明図 本発明のフィルムと多様な擬似餌とを組み合わせて使用する例を示した写真 本発明のフィルムと多様な擬似餌とを組み合わせて使用する例を示した写真 本発明のフィルムと多様な擬似餌とを組み合わせて使用する例を示した写真 本発明のフィルムと多様な擬似餌とを組み合わせて使用する例を示した写真 本発明のフィルムと多様な擬似餌とを組み合わせて使用する例を示した写真及び説明図 本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に適用した説明図 本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に適用した説明図 本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に適用した説明図 本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に適用した説明図 本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に適用した説明図 本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に適用した説明図 図17aないし図17fに示されたスイベルの説明図
図2は、釣り糸用擬似餌として一般に使用される擬似餌である鯛ラバ(シリコン材料)、エギ及びメタルジグを示した図である。図2には、本発明の釣り糸用擬似餌として使用されるフィルムまたはフィラメント10がシリコン材料20と共にスイベル30に取り付けられている様子が示されている。
図3に示されたように、スイベル30の上部フック31にスナップを連結してハリスを取り付け、下部フックのリング33Aに釣り針を取り付ければ、フィルムまたはフィラメント10とシリコン材料20によって対象魚を誘引して捕獲することができる。
本発明において、フィルムとは断面が薄い長方形状であるものを意味し、フィラメントとは断面が円形であるものを意味する。
本発明の擬似餌であるフィルムまたはフィラメント10は、図2に示されたように、1本以上の糸筋から構成され、それぞれの糸筋はきらめく効果を奏して幅狭または小直径のフィルムまたはフィラメントであり、望ましくは1本以上400本以下からなる。
また、前記フィルム10の幅は、0.1mmないし5.0mmであることが望ましく、このように幅狭のフィルムは水中での動きがよく、魚を誘引し易い。
また、本発明のフィルムは、細長い形態であるため、水中における乱反射効果が一層発揮され易い。
図4には、8種の本発明のフィルム10が示されている。本発明者は、便宜上、前記8種のフィルムをホログラムゴールド、ホログラムシルバー、オーロラゴールド、オーロラシルバー、オーロラレッド、オーロラ、オーロラブルー、グローフィルムに分類し、これらフィルムの波長特性は図5aないし5hに示されている。
また、本発明では、前記8種のフィルムに付け加えて紫外線領域における光反射率に優れたIRS UVフィラメントを使用することができ、前記UVフィラメントの波長特性は図5iに示されている。
図5aないし図5iの光反射率試験において、試験装備としてはPekin Elmer社製の紫外線/可視光線/近赤外線分光器(UV/VIS/NIR spectrometer)を使用した。
図5aは、ホログラムゴールドフィルムの波長特性であって、波長646nmで77%の最高光反射率を示し、波長538nmで光反射率が60%を超えることを示している。
図5bは、ホログラムシルバーフィルムの波長特性であって、波長585nmで83%の最高光反射率を示し、波長294nmで光反射率が60%を超えることを示している。
図5cは、オーロラゴールドフィルムの波長特性であって、波長713nmで62%の最高光反射率を示し、波長576nmないし739nmで光反射率が60%を超える部分があることを示している。
図5dは、オーロラシルバーフィルムの波長特性であって、波長469nmで61%の最高光反射率を示し、波長302nmないし748nmで光反射率が55%を超える部分があることを示している。
図5eは、オーロラレッドフィルムの波長特性であって、波長540nmで68%の最高光反射率を示し、波長493nmないし552nmで光反射率が60%を超える部分があることを示している。
図5fは、オーロラフィルムの波長特性であって、波長551nmで101%の最高光反射率を示し、波長471nmないし580nmで光反射率が60%を超える部分があることを示している。
図5gは、オーロラブルーフィルムの波長特性であって、波長465nmで97%の最高光反射率を示し、波長446nmないし480nmで光反射率が60%を超えていることを示している。
図5hは、グローフィルムの波長特性であって、波長200nmないし419nmで100%の光反射率を示し、波長634nm以上でも光反射率が100%であることを示している。
図5iは、IRS UVフィラメントの波長特性であって、波長200nmないし780nmで平均光反射率が30%以上であり、波長200nmないし380nmで40%以上の光反射率、150%以下の最高光反射率を示すことを示している。
このように、本発明で釣り糸用擬似餌として使用されるフィルムまたはフィラメントは、最高光反射率が60%を超えて、紫外線または可視光線領域の一定波長範囲における光反射率が30%を超えることを特徴とする。
図8aは、図8bに示した曲げ剛性試験規格によるオーロラシルバーフィルムの曲げ剛性の試験結果を示した表である。
図8bに示された曲げ剛性の試験方法(ISO 4604)は、曲げ剛性試験規格ISO 4604の一終端11を把持し、他終端12が垂れ下がるようにするカンチレバー法(cantilever method)の曲げ原理を用いて曲げ剛性を測定する方法である。
帯(strip)状の試片であるフィルムまたはフィラメント10を規定された規格(ISO 4604)試験機に載置し、長さ方向に動かせて自重によって下方に曲がるようにし、傾斜角θ=41.5度の傾斜面に到達したときの試片が張り出した長さ(曲げ長さL、bending length)を測定する。
曲げ剛性の試験結果は、算式:ISO 4604に根拠した曲げ剛性(bending rigidity)G=9.81W×(L/2)(G:曲げ剛性mN/m)(W:単位面積当り質量g/m)(L:曲げ長さm)を用いて計算した。
図8aの表を見れば、本発明で使用されるオーロラシルバーフィルムの曲げ強度が0.05mN/m以下であることが分かり、その他の本発明で使用されるフィルムまたはフィラメントも0.05mN/m以下の曲げ剛性を示している。
図9には、本発明のフィルムまたはフィラメント10がボビン50のそれぞれの溝51に巻き取られていることが示され、120本、180本、240本、360本が巻き取られている状態が示されている。図10は図4のオーロラレッドフィルムが図9のボビンに巻き取られている状態を示し、図11は前記オーロラレッドフィルムの拡大写真及びUV照明下の写真を示している。
図6のフィルムは、図4に示されたホログラムゴールド、ホログラムシルバー、オーロラゴールド、オーロラシルバー、オーロラレッド、オーロラ、オーロラブルー、グローフィラメントのそれぞれを基本にして、一部を組み合わせて束を形成する図4の他の実施例である。
すなわち、図4に示されたフィルムまたはフィラメントは、1種のフィルムまたはフィラメントの多数本からなる状態であって、釣り糸が連結されているスイベルに取り付けられて使用される釣り糸用擬似餌であり、図6は図4に示されたそれぞれの種類のフィルムまたはフィラメントが互に組み合わせられているものである。
図12は、図6に示された製品のうち、オーロラフィルムの照明下における拡大図であり、図4のオーロラフィルムを基本にしてオーロラブルー、オーロラゴールド及びIRS UVフィラメントが組み合わせられていることが分かる。
望ましくは、オーロラフィルムを全体の70%にし、オーロラブルー、オーロラゴールド及びIRS UVフィラメントをそれぞれ10%にして1つの束を製造する。
図6に示されたホログラムゴールド、ホログラムシルバー、オーロラゴールド、オーロラシルバー、オーロラレッド、オーロラ、オーロラブルー、グローフィラメントは、図12のオーロラフィルムと同様に、基本になるフィルムまたはフィラメントの名称を指称するものである。
このように、本発明では図4に示されたそれぞれの種類のフィルムまたはフィラメントの束だけでなく、それぞれの種類を相互組み合わせて使用することができる。
図7では、さらに他の実施例として、基本になるフィルムまたはフィラメントの1本に、他の種類のフィラメントまたはフィルム2本が、1本はS撚り、他の1本はZ撚りで撚り合わせられて形成されるストランドの多数本が束をなしている。
図15は、ストランド工程におけるS撚り及びZ撚りを説明する簡略図である。
図13aは、オーロラレッドフィルムを基本にして、IRS UVフィラメントがS撚り及びZ撚りで撚り合わせられたストランドの多数本が1つの束ねをなした釣り糸用擬似餌(図7)の拡大写真、UV照明下の写真、及び1束のうちのストランド1本の拡大写真を示している。図13bはストランド1本の断面の拡大写真である。
勿論、図7の束は、図6のフィルムまたはフィラメントのように、オーロラレッドフィルムではなく他の種類のフィルムを基本にし、さらに他の種類のフィルムまたはフィラメントでそれぞれストランドを形成し、多数本のストランドで1つの束ねをなして釣り糸用擬似餌を形成することもできる。
また、図7では、1つのフィルムまたはフィラメントに他の種類のフィルムまたはフィラメントでS撚り及びZ撚りを形成しているが、これと違って異なる種類のフィルムまたはフィラメントを互に撚り合わせることもできる。
図16aないし図16eには、本発明のフィルムまたはフィラメントが釣り針に直接取り付けられるか、又は、メタルジグ、ミノー、ワーム、タコベイト、(小型)エギ、重り及びイイダコエザに取り付けられて釣り糸用擬似餌として使用される例を示している。
従来、イイダコエザ60は単純に釣り糸90と連結された中間棒80に固定された形態であったが、図16eのような応用例では、フィルムまたはフィラメント10をリング70に固定し、リング70が中間棒80で自在に動ける構成にして、フィルムまたはフィラメント10の光反射効果を極大化できるようにした。
図17aないし図17fには、本発明のフィルムまたはフィラメントをシリコンラバー及びシリコンネクタイと共に使用できるように製造する方法が示されている。
図17aに示されたスイベル30は、図18のように、上部フック31、本体32及び下部フック33で構成され、上部フック31にはスナップ連結してハリスが固定され、ハリスは道糸と連結されて釣り竿に固定され、下部フック33のリング33Aには釣り針50(図17f)が連結される。
図17aでは、本発明のフィルムまたはフィラメント10がスイベルの下部フックの本体33Bに取り付けられている。図17bでは、フィルムまたはフィラメント10の下部にシリコンラバー21が結ばれている。図17cでは、シリコンボールまたは夜光ボール40をシリコンラバー21の下方で下部フック33の本体33Bに挿入し、シリコンボールまたは夜光ボール40がフィルムまたはフィラメント10とシリコンラバー21を押し上げている。
その後、図17dのように、シリコンネクタイ20をスイベルの下部フック33の本体33Bに結んで、図17eのように取り付けられた構成を整列し、図17fのように釣り針をスイベルの下部フック33のリング33Aに取り付ければ、釣り用擬似餌が完成される。それをスイベルの上部フック31にスナップ連結してハリスを巻いて対象魚を捕獲することができる。
上記のような製造方法において、フィルムまたはフィラメント10とシリコンラバー21の位置は逆にしてもよい。
本発明において、シリコンラバーとネクタイは共にシリコン材料で生成され、形態の差異によって分類されるものである。シリコンラバーは弾性のある細い形態を意味し、シリコンネクタイはネクタイの形態をしており、釣り用擬似餌として広く使用される材料である。
図18に示されたように、本発明で使用されるスイベル30は、上部フック31及び下部フック33が本体32に対して回転自在な構造になっている。
以上のように、本発明を具体的な構成要素などのような特定事項、限定された実施例及び図面によって説明したが、これらは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものであって、本発明がこのような実施例によって限定されることはなく、本発明が属する分野で通常の知識を持つ者であればこのような記載から多様な修正及び変形が可能である。実施例に限られず、特許請求の範囲と均等であるか又は等価的変形に該当する全てのものが本発明に属する。
10 フィルムまたはフィラメント
20 シリコンネクタイ
21 シリコンラバー
30 スイベル
40 シリコンボールまたは夜光ボール
50 釣り針

Claims (3)

  1. 釣糸用擬似餌であって、
    前記餌は本ないし400本の色の異なる2以上のフィルムを含み、
    前記フィルムは可視光線領域の一定波長範囲における光反射率が50%以上であり、可視光線領域の特定波長における最高光反射率が60%以上である反射効果を有し、
    前記フィルムの幅は0.1mmないし5.0mmであり、
    前記フィルムの曲げ剛性は0.05mN/m以下であり、
    波長200nmないし780nmの平均光反射率が30%以上であり、波長200nmないし380nmで40%以上の光反射率、150%以下の最高光反射率を示し、フィラメント1本の繊度が5ないし1,000デニールであるIRS UVフィラメント1本ないし400本をさらに含み、
    前記フィルムは断面が薄い長方形状であり、前記フィラメントは断面が円形であり、
    前記フィルムまたは前記フィラメントのうちの1本の糸筋には色の異なる他のフィルムまたはフィラメントの1本以上の糸筋が撚り合わせられ、
    前記撚り合わせ方法はZ撚り及びS撚りの少なくとも1つ以上であ
    ことを特徴とする釣糸用擬似餌。
  2. 前記フィルム全体の50ないし80%は前記2以上のフィルムのうちの1つである
    請求項1に記載の釣り糸用擬似餌。
  3. 前記フィルムは、
    a)波長646nmで77%の最高光反射率を示し、波長538nmで光反射率が60%を超えるもの、
    b)波長585nmで83%の最高光反射率を示し、波長294nmで光反射率が60%を超えるもの、
    c)波長713nmで62%の最高光反射率を示し、波長576nmないし739nmで光反射率が60%を超えるもの、
    d)波長469nmで61%の最高光反射率を示し、波長302nmないし748nmで光反射率が55%を超えるもの、
    e)波長540nmで68%の最高光反射率を示し、波長493nmないし552nmで光反射率が60%を超えるもの、
    f)波長551nmで101%の最高光反射率を示し、波長471nmないし580nmで光反射率が60%を超えるもの、
    g)波長465nmで97%の最高光反射率を示し、波長446nmないし480nmで光反射率が60%を超えるもの、
    h)波長200nmないし419nmで100%の光反射率を示し、波長634nm以上でも光反射率が100%を超えるもののうちのいずれか1つである
    請求項1に記載の釣り糸用擬似餌。
JP2015068432A 2014-10-30 2015-03-30 微細光学フィルムを用いた擬似餌及びその製造方法 Active JP5913674B1 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2014-0149218 2014-10-30
KR20140149218 2014-10-30
KR1020140164647A KR101538940B1 (ko) 2014-10-30 2014-11-24 미세 광학용 필름을 이용한 인조미끼
KR10-2014-0164647 2014-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5913674B1 true JP5913674B1 (ja) 2016-04-27
JP2016086808A JP2016086808A (ja) 2016-05-23

Family

ID=53876030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015068432A Active JP5913674B1 (ja) 2014-10-30 2015-03-30 微細光学フィルムを用いた擬似餌及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5913674B1 (ja)
KR (1) KR101538940B1 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2954875B2 (ja) * 1996-05-02 1999-09-27 株式会社ゴーセン 疑似餌およびその製造方法
JPH1080238A (ja) * 1996-09-10 1998-03-31 Goosen:Kk 疑似餌およびその製造方法
JPH10257838A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Pro Shiyotsupu Kondo:Kk サスペンドラバージグ
JP3067711U (ja) * 1999-09-27 2000-04-11 前田建設工業株式会社 釣り用スッテ
JP2002238403A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Tetoratekku:Kk 魚釣り具及びルアー
JP2004313011A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 K Tec:Kk 絹糸製スカートを備えたルアー。
US7966764B2 (en) * 2006-02-27 2011-06-28 Twilight Labs, Inc Decoy or fishing lure exhibiting realistic spectral reflectance
JP2008187907A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Tsunekichi:Kk 疑似餌用スカート及び疑似餌
US8667728B2 (en) * 2009-04-22 2014-03-11 Brett Ware Fishing lure
KR20130000645U (ko) * 2011-07-19 2013-01-29 이병운 걸림 방지 유인 바늘

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016086808A (ja) 2016-05-23
KR101538940B1 (ko) 2015-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9504237B2 (en) Rubber or soft plastic fishing spoon lure
KR200485088Y1 (ko) 오징어 낚싯바늘 유닛
US10750730B2 (en) Flared double fish hook
CN102833998A (zh) 钓钩
US20120117851A1 (en) Fishing Jig
KR20130006637U (ko) 상하 바늘을 갖는 문어 포획용 낚시 어구
KR20180002179U (ko) 루어낚시용 인조미끼
JP5913674B1 (ja) 微細光学フィルムを用いた擬似餌及びその製造方法
US20170071175A1 (en) Resin closed eye on a fishing hook
JP2016514478A (ja) 釣り用ルアー
CN201299053Y (zh) 一种钓钩及钓钩组合
KR20170057533A (ko) 갈치낚시 지선 채비
KR200485370Y1 (ko) 주꾸미 낚싯바늘 유닛
US2043609A (en) Artificial mouse bait
KR20070009931A (ko) 밑 걸림 방지 루어
KR20180067187A (ko) 인조미끼용 낚시채비
US7121039B2 (en) Polymeric spinnerbait lure frame
KR20160150472A (ko) 갈치낚시용 다기능 고무호스
KR20160064598A (ko) 갈치잡이용 주낙어구
US20130283668A1 (en) Fishing lure with semiconductor integrated circuit body
US20160330944A1 (en) Dive Hook
US20230172176A1 (en) Invisible hook
US20030233782A1 (en) Spinner bait fishing lure
KR20120002977U (ko) 낚시용 인조미끼
US20070137094A1 (en) Fishing lure including looped fiber-based materials

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5913674

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250