JP5913504B1 - コンテナ型データセンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器が収容される空間の環境を一定に維持する。【解決手段】コンテナ型データセンタ10は、内部に電子機器を収容する収容室と、収容室の外側の少なくとも一部を覆うことが可能なシートと、収容室の外部に配置され、シートを引き出し可能に収容する収容部と、を備える。収容室の表面をシートによって覆うことにより、日光が直接収容室の天井や外壁にあたるのを回避することができる。これにより、収容室の内部空間の温度などを安定的に維持することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、コンテナ型データセンタに関する。
近年、サーバなどの電子機器をコンテナに収容することによりユニット化したコンテナ型データセンタへの注目度が高まっている(例えば、特許文献1参照)。コンテナ型データセンタは、トラックでの運搬が可能であり、電源を確保することができる場所であれば、屋内外を問わずに使用することができる。
電子機器を収容するコンテナの内部は、コンテナ型データセンタが設置されるところの気候や環境の影響を大きく受ける。このため、コンテナ型データセンタには、コンテナの内部を冷却するための冷却系が備え付けられている。しかしながら、夏場などの強い日差しがコンテナに直接当たる場合には、コンテナの内部の温度が上昇することがある。また、冬場などの寒暖の差が激しい場合などには、コンテナの壁や天井の表面に表面結露が生じたり、壁や天井の内部に内部結露が生じたりすることが考えられる。特に、上記内部結露は、壁や天井に使用される断熱材の劣化を引き起こす懸念がある。
特開2009−230329号公報
本発明は、上述の事情の下になされたもので、電子機器が収容される空間の環境を一定に維持することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本実施形態に係るコンテナ型データセンタは、外部空間から断熱され、内部に電子機器を収容する収容室と、前記収容室の外側の少なくとも一部を覆うことが可能なシートと、前記収容室の外部に配置され、前記シートを引き出し可能に収容する収容部と、前記収容部から、前記シートを引き出して、前記収容室を覆う引出機構と、前記収容室内の壁面の表面温度を検出する室内温度センサと、前記収容室外の壁面の表面温度を検出する室外温度センサと、前記室内温度センサによって検出された温度と、前記室外温度センサによって検出された温度との差が、閾値より大きい場合に、前記引出機構を駆動して、前記シートで前記収容室を覆う制御部と、前記収容室の屋根に配置される散水配管と、前記収容室の屋根より高い位置に配置される貯水タンクと、前記貯水タンクに蓄えられた水を前記収容室の外壁に散水する散水機構と、を備え、前記制御部は、前記室内温度センサによって検出された温度と、前記室外温度センサによって検出された温度との差が、閾値より大きい場合に、前記散水機構を駆動して、前記収容室の外壁に散水を行う。
本実施形態に係るコンテナ型データセンタの斜視図である。 コンテナの内部を示す平面図である。 遮蔽ユニットの斜視図である。 収容ケースの断面を示す図である。 ガイドレールの断面を、スライドバーとともに示す図である。 遮蔽ユニットの動作を説明するための図である。 散水システムを示す斜視図である。 コンテナ型データセンタの制御系を示す図である。 制御装置が実行する一連処理を示すフローチャートである。 制御装置が実行する一連処理を示すフローチャートである。 制御装置が実行する一連処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を用いて説明する。説明には、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなるXYZ座標系を用いる。
図1は、本実施形態に係るコンテナ型データセンタ10の斜視図である。コンテナ型データセンタ10は、コンテナの内部にサーバを収容する運搬可能なデータセンタである。図1に示されるように、コンテナ型データセンタ10は、コンテナ20、コンテナ20の内部を冷却する冷却システム90を有している。
コンテナ20は、長手方向をX軸方向とする長方形の容体である。コンテナ20の天井、床下、及び外壁は、外部空間と断熱された2重構造となっている。コンテナ20の−X側の面には扉21が設けられている。コンテナ20の内部には、ステップ23を利用して、扉21から出入りすることができる。
冷却システム90は、コンテナ20の内部を冷却するためのシステムである。冷却システム90は、コンプレッサや熱交換器などを有する冷却装置91と、冷却装置91とコンテナ20の内部とを接続する接続部92を有している。
コンテナ20内部の空気は、接続部92を介して冷却装置91に吸引され冷却される。そして、接続部92を介して、コンテナ20の内部に排気される。コンテナ20の内部の空気が、接続部92を介してコンテナ20と冷却装置91との間を循環することで、コンテナ20の内部空間が空調される。
図2は、コンテナ20の内部を示す平面図である。図2に示されるように、コンテナ20の内部中央には、コンピュータやサーバなどの電子機器を収容するラック100が設置されている。また、ラック100のX軸方向両側にはそれぞれ隔壁25が設けられている。ラック100及び隔壁25によって、コンテナ20の内部空間が、ラック100の+Y側の空間20Cと、ラック100の−Y側の空間20Hに区画される。
図2の矢印に示されるように、冷却装置91によって冷却された空気は、空間20Cに排気される。空間20Cに排気された空気は、ラック100を通過して空間20Hに至る。冷却された空気がラック100を通過するときに、ラック100に収容された電子機器と空気との間で熱交換が行われ、電子機器が冷却される。ラック100を通過することで温められ、空間20Hに至る空気は、接続部92を介して冷却装置91に吸気される。そして、冷却装置91によって、冷却された後に、空間20Cへ排気される。このように、空気が、冷却装置91、空間20C、空間20Hと循環することにより、ラック100に収容された電子機器の冷却が行われる。コンテナ20の内部空間は、空間20Cが、温度が低いコールドエリアとなり、空間20Hが、温度が高いホットエリアとなる。
図2に示されるように、空間20Hを区画するコンテナ20の内壁面には、室内温度センサT1が設けられている。そして、空間20Cを区画するコンテナ20の内壁面には、室内温度センサT2が設けられている。また、コンテナ20の外壁面には、外壁を挟んで室内温度センサT1,T2と対向する室外温度センサT3,T4が設けられている。
室内温度センサT1,T2、室外温度センサT3,T4は、白金抵抗温度センサなどを用いることができる。室内温度センサT1,T2は、それぞれコンテナ20の内壁の表面温度の検出に用いられる。また、室外温度センサT3,T4は、コンテナ20の外壁の表面温度の検出に用いられる。
コンテナ20の内部には、コンテナ20内部の温度及び湿度を検出するための温湿度センサモジュールTH1,TH2が設けられている。温湿度センサモジュールTH1は、空間20Hの温度及び湿度の検出に用いられる。また、温湿度センサモジュールTH2は、空間20Cの温度及び湿度の検出に用いられる。温湿度センサモジュールTH1,TH2は、コンテナ20内部の温度及び湿度に応じた信号を出力する。
図1に戻り、コンテナ20には、4つの遮蔽ユニット30a,30b,30c,30dと、散水システム40が設けられている。
遮蔽ユニット30a〜30dは、コンテナ20の外壁をシートで覆うことにより、コンテナ20が直射日光によって温められることを防止するために、主として用いられる。
図3は、遮蔽ユニット30aの斜視図である。図3に示されるように、遮蔽ユニット30aは、長手方向をX軸方向とする収容ケース31、収容ケース31に接続されるL字状のガイドレール33,34、ガイドレール33,34に沿って移動するスライドバー32、スライドバー32を移動させるためのワイヤ35、ワイヤ35を架設するための支持ローラ36,37、ワイヤ35を介してスライドバー32を駆動する駆動モータ38を有している。
収容ケース31は、コンテナ20の上面(+Z側の面)の中央部に、X軸と平行になるように取り付けられている。図4は、収容ケース31の断面を示す図である。図4に示されるように、収容ケース31の−Y側の面には、開口部31aが形成されている。そして、内部には、巻取ローラ31bと、従動ローラ31cが設けられている。
巻取ローラ31bは、コンテナ20の表面を覆うシート60を巻き取るためのローラである。巻取ローラ31bは、長手方向をX軸方向とするローラであり、その長さは、収容ケース31の長さとほぼ等しい。巻取ローラ31bは、X軸に平行な軸回りに回転可能に支持されている。
シート60は、断熱性の比較的高いポリエチレンを基材とするシートである。シート60を構成する基材の表面には、日光に対する反射率が高いアルミニウムからなる金属膜が形成されている。このシート60は、巻取ローラ31bに巻き取られた状態で、収容ケース31に収容される。
従動ローラ31cは、巻取ローラ31bの−Y側に配置されている。従動ローラ31cは、X軸に平行な軸回りに回転する円板状のローラである。
図3に戻り、ガイドレール33,34は、Y軸に平行な部分と、Z軸に平行な部分の2部分を有するL字状の部材である。ガイドレール33,34には、複数の支持部33a,34aが形成されている。ガイドレール33,34は、支持部33a,34aが、コンテナ20の外壁に固定されることで、コンテナ20の外壁に沿って配置される。ガイドレール33の一端は、収容ケース31の+X側端に接続されている。そして、ガイドレール34の一端は、収容ケース31の−X側端に接続されている。
ガイドレール33,34の支持部33a,34aの数は、コンテナ20の表面への熱伝導を考慮すると、なるべく少なくするのが好ましい。
図5は、ガイドレール33,34の断面を、スライドバー32とともに示す図である。図5に示されるように、ガイドレール33,34は、断面がC字状になるように整形されている。ガイドレール33,34のスライドバー32に対向する面には、断面がT字状の溝33b,34bが、ガイドレール33,34に沿って形成されている。
図3に戻り、スライドバー32は、長手方向をX軸方向とする長方形の部材である。スライドバー32は、ガイドレール33とガイドレール34の間に位置している。図5に示されるように、スライドバー32の両端部には、X軸方向へ突出する突出部32bが形成され、突出部32b先端部には円形のスライド部32aが形成されている。スライドバー32は、一対のスライド部32aが、ガイドレール33,34に形成された溝33b,34bに嵌め込まれることで、ガイドレール33,34に沿って摺動可能に支持される。
図3に示されるように、支持ローラ36,37は、ガイドレール33,34それぞれの屈曲部の間に配置されている。図4に示されるように、支持ローラ36,37は、コンテナ20の上面と側面によって形成されるコーナー部分に固定された支持部材20aによって、X軸に平行な軸回りに回転可能に支持されている。
駆動モータ38は、ガイドレール33,34の下端部の間に配置されている。駆動モータ38は、回転軸がX軸に平行になるように、コンテナ20の側面に固定されている。駆動モータ38の回転軸には、駆動ローラ39が固定されている。
ワイヤ35は、図4に示されるように、収容ケース31に設けられた従動ローラ31cと、駆動モータ38の回転軸に設けられた駆動ローラ39に巻き回されている。そして、中央部を、支持ローラ36,37に支持されている。これにより、ワイヤ35は、コンテナ20の上面及び側面に平行になるように架設される。
スライドバー32は、ワイヤ35に固定されている。このため、駆動モータ38を駆動して駆動ローラ39を回転させると、ワイヤ35とともに、スライドバー32がガイドレール33,34に沿って移動する。図4に示されるように、収容ケース31に収容されるシート60の−Y側端部は、スライドバー32に固定されている。このため、駆動モータ38を駆動して、スライドバー32をガイドレール33,34に沿って移動させることにより、シート60を、収容ケース31から引き出したり、収容ケース31へ収容したりすることができる。
具体的には、図6に実線で示される位置まで、スライドバー32を、ガイドレール33,34に沿って移動させることで、収容ケース31からシート60を引き出して、コンテナ20の上面及び側面を覆うことができる。このとき、シート60は、ガイドレール33,34によって、コンテナ20の上面や側面に平行になった状態で展開する。
また、図6に実線で示される位置から、破線で示される位置まで、スライドバー32を、ガイドレール33,34に沿って移動させることで、収容ケース31へシート60を収容して、コンテナ20の上面及び側面を露出させることができる。
スライドバー32が実線で示される位置まで移動すると、スライドバー32がリミットスイッチLS2に突き当たり、リミットスイッチLS2が動作する。また、スライドバー32が破線で示される位置まで移動すると、スライドバー32がリミットスイッチLS1に突き当たり、リミットスイッチLS1が動作する。
遮蔽ユニット30b,30c,30dも、遮蔽ユニット30aと同様の構成を有している。図1に示されるように、遮蔽ユニット30aは、コンテナ20の上面の一部と−Y側の側面の−X側半分を遮蔽する。遮蔽ユニット30bは、コンテナ20の上面の一部と+Y側の側面の−X側半分を遮蔽する。遮蔽ユニット30cは、コンテナ20の上面の一部と−Y側の側面の+X側半分を遮蔽する。遮蔽ユニット30dは、コンテナ20の上面の一部と+Y側の側面の+X側半分を遮蔽する。
図7は、散水システム40を示す斜視図である。散水システム40は、コンテナ20の上面及び側面に水を散水するためのシステムである。図7に示されるように、散水システム40は、散水ユニット41、コンテナ20の上面に敷設された散水管43,44、コンテナ20の内部に配置された貯水タンク51,52、コンテナ20の下部に配置された樋53などを有している。
散水ユニット41は、雨水を貯水する雨水貯水槽、散水ポンプ、電磁弁、フィルタなどから構成されている。散水ユニット41は、コンテナ20の上面に固定された支持部材40aによって、コンテナ20の上面から所定のクリアランスを介して支持されている。
散水管43,44は、X軸に平行な部分と、Y軸に平行な2部分からなるパイプである。散水管43,44は、Y軸に平行な部分が、コンテナ20の上面の外縁に位置するように配置されている。散水管43,44には、複数の散水口が形成されている。このため、散水管43,44に水が供給されると、図7の矢印に示されるように、水が散水される。散水管43,44は、中央部が配管45によって接続されている。また、散水管43及び配管45は、配管42によって散水ユニット41に接続されている。
樋53は、コンテナ20の4つの側面にわたって形成されている。樋53は、散水管43,44から散水された水を回収するために設置されている。樋53によって回収された水は、配管53aを介して、貯水タンク51に供給される。
貯水タンク51は、熱伝導率の高いアルミニウムなどを素材とする容器である。貯水タンク51の表面には、周囲の空気との熱交換が促進されるように、例えば凹凸や放熱フィンなどが設けられている。貯水タンク51は、コンテナ20の内部下方に配置されている。図2に示されるように、貯水タンク51は、コールドエリアとしての空間20Cに配置される。このため、冷却装置91によって冷却された空気との間で熱交換が行われることにより、貯水タンク51に蓄えられた水はある程度冷却される。
貯水タンク52も、貯水タンク51と同様に、熱伝導率の高いアルミニウムなどを素材とする容器である。貯水タンク52の表面には、周囲の空気との熱交換が促進されるように、例えば凹凸や放熱フィンなどが設けられている。貯水タンク52は、コンテナ20の内部上方に配置されている。図2に示されるように、貯水タンク52は、ホットエリアとしての空間20Hに配置される。このため、ラック100を通過することにより温められた空気との間で熱交換が行われる。これにより、貯水タンク51に蓄えられた水はある程度温められる。
貯水タンク51と貯水タンク52は、配管47によって接続されている。このため、配管47に設けられた給水ポンプ54を駆動することで、貯水タンク51に蓄えられた水を貯水タンク52へ供給することができる。散水に供する水は、夏場など外気温が高くなるときには、貯水タンク51に蓄えられ、冬場など外気温が低くなるときには、貯水タンク52に蓄えられる。
貯水タンク51は、配管46を介して、散水ユニット41に接続されている。また、貯水タンク52は、配管48を介して、散水ユニット41に接続されている。このため、散水ユニット41は、貯水タンク51に蓄えられた水と、貯水タンク52に蓄えられた水を選択的に散水することができる。
上述のように構成される散水システム40では、散水ユニット41によって、雨水貯水槽に蓄えられた水や、貯水タンク51或いは貯水タンク52に蓄えられた水が、散水管43,44に供給される。これにより、散水管43,44の散水口から矢印に示されるように水が散水される。散水管43,44から散水された水は、コンテナ20の上面及び側面を流れ落ちる。このとき、水とコンテナ20との間で熱交換が行われ、コンテナ20が冷却される。コンテナ20の側面を流れ落ちる水は、樋53によって回収され、再度、貯水タンク51、又は貯水タンク52を経由して、散水管43,44を介して散水される。
図8は、コンテナ型データセンタ10の制御系を示す図である。上述した、室内温度センサT1,T2、室外温度センサT3,T4、温湿度センサモジュールTH1,TH2、遮蔽ユニット30a〜30d、及び散水システム40は、制御装置11に接続されている。
制御装置11は、コンテナ20の内部に配置されている。制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)、CPUの作業領域として用いられる主記憶部、CPUが実行するプログラムが格納される補助記憶部などから構成される。CPUは、主記憶部を作業領域として使用し、補助記憶部に記憶されるプログラムを実行することにより、遮蔽ユニット30a〜30d、及び散水システム40を統括的に制御する。
以下、制御装置11の動作について、図9〜図11のフローチャートに基づいて説明する。制御装置11は、ユーザによって起動されると、図9〜図11に示される一連の処理を実行する。
制御装置11は、まず、現在の時期が夏季であるか冬季であるかを判断する(ステップS101)。この判断は、例えば、5月から10月が夏季、11月から4月までが冬季であると予め設定しておき、今現在の月が夏季に含まれるか、冬季に含まれるかを判定することにより行う。制御装置11は、例えば、今現在が9月なら夏季と判断し(ステップS101;Yes)、今現在が11月なら冬季と判断する(ステップS101:No)。
制御装置11は、現在の時期が夏季であると判断した場合には(ステップS101:Yes)、夏季断熱動作を行う(ステップS102)。
夏季断熱動作では、図10のサブルーチン200に示される一連の処理が実行される。制御装置11は、室内温度センサT1と室外温度センサT3との温度差ΔT、及び室内温度センサT2と室外温度センサT4との温度差ΔTを求める(ステップS201)。
次に、制御装置11は、シート60が収容ケース31から引き出されて、展開された状態になっているか否かを判断する(ステップS202)。制御装置11は、シート60が展開されていないと判断した場合には(ステップS202:No)、温度差ΔTが閾値Th1よりも大きいか否かを判断する(ステップS203)。
通常、コンテナ20に直射日光があたる場合には、コンテナ20の内壁の表面温度と外壁の表面温度の差が大きくなる。そこで、制御装置11は、温度差ΔTが閾値Th1よりも大きくなったと判断した場合には(ステップS203:Yes)、室内温度センサT1,T2によって検出される温度TIが、閾値Th2よりも大きいか否かを判断する(ステップS204)。ここで、温度TIを閾値Th2と比較するのは、コンテナ20の内壁の表面温度が低い場合には、直射日光を遮るための処理が必要ないからである。
制御装置11は、温度TIが、閾値Th2よりも大きいと判断した場合には(ステップS204:Yes)、遮蔽ユニット30a〜30dの駆動モータ38を駆動して、リミットスイッチLS2が動作するまで、スライドバー32を移動させる。これにより、収容ケース31からシート60が引き出されて展開する(ステップS205)。この動作により、コンテナ20への直射日光が遮られる。
なお、閾値Th1,Th2は、コンテナ型データセンタ10が設置される場所や、地域、或いは、コンテナ型データセンタ10の大きさなどに応じて決定することができる。
次に、制御装置11は、温度差ΔTが閾値Th3よりも大きいか否かを判断する(ステップS206)。制御装置11は、温度差ΔTが閾値Th3よりも大きくなったと判断した場合には(ステップS206:Yes)、室内温度センサT1,T2によって検出される温度TIが、閾値Th4よりも大きいか否かを判断する(ステップS207)。制御装置11は、温度TIが、閾値Th4よりも大きいと判断した場合には(ステップS207:Yes)、散水ユニット41を駆動して、コンテナ20に対する散水を開始する(ステップS208)。これにより、貯水タンク51に蓄えられた水が散水され、コンテナ20が水冷される。
制御装置11は、コンテナ20に対する散水を開始した場合(ステップS208)、温度差ΔTが閾値Th1或いは閾値Th3以下である場合(ステップS203,S206:No)、或いは、温度TIが閾値Th2或いは閾値Th4以下である場合には(ステップS204,S207:No)、サブルーチン200を終了する。
一方、制御装置11は、ステップS202で、シート60が展開されていると判断した場合には(ステップS202:Yes)、温度差ΔTが閾値Th5よりも大きいか否かを判断する(ステップS209)。通常、コンテナ20への直射日光がシートにより遮られた場合には、コンテナ20内部の空気が効率よく冷却され、コンテナ20の内壁の表面温度と外壁の表面温度の差が大きくなる。そこで、制御装置11は、温度差ΔTが閾値Th5よりも大きくなったと判断した場合には(ステップS209:Yes)、室内温度センサT1,T2によって検出される温度TIが、閾値Th6よりも小さいか否かを判断する(ステップS210)。ここで、温度TIを閾値Th2と比較するのは、コンテナ20の内壁の表面温度が高い場合には、直射日光を遮る必要があるからである。
制御装置11は、温度TIが、閾値Th6よりも小さいと判断した場合には(ステップS210:Yes)、遮蔽ユニット30a〜30dの駆動モータ38を駆動して、リミットスイッチLS1が動作するまで、スライドバー32を移動させる。これにより、収容ケース31にシート60が収容される(ステップS211)。
なお、閾値Th5は,閾値Th1よりも大きくなるように設定される。また、閾値Th6は、閾値Th2よりも小さくなるように設定される。
次に、制御装置11は、温度差ΔTが閾値Th7よりも大きいか否かを判断する(ステップS212)。制御装置11は、温度差ΔTが閾値Th7よりも大きくなったと判断した場合には(ステップS212:Yes)、室内温度センサT1,T2によって検出される温度TIが、閾値Th8よりも小さいか否かを判断する(ステップS213)。制御装置11は、温度TIが、閾値Th8よりも小さいと判断した場合には(ステップS213:Yes)、散水ユニット41の動作を停止して、コンテナ20への散水を停止する(ステップS214)。
制御装置11は、コンテナ20に対する散水を停止した場合(ステップS214)、温度差ΔTが閾値Th5或いは閾値Th7以下である場合(ステップS209,S212:No)、或いは、温度TIが閾値Th6或いは閾値Th8以上である場合には(ステップS210,S213:No)、サブルーチン200を終了する。
制御装置11は、サブルーチン200を終了すると、図9のステップS101へ戻る。一方、制御装置11は、ステップS101で、現在の時期が冬季であると判断した場合には(ステップS101:No)、冬季断熱動作を行う(ステップS103)。
冬季断熱動作では、図11のサブルーチン300に示される一連の処理が実行される。制御装置11は、シート60が収容ケース31から引き出されて、展開された状態になっているか否かを判断する(ステップS301)。制御装置11は、シート60が展開されていないと判断した場合には(ステップS301:No)、室内温度センサT1,T2によって検出される温度TIが、コンテナ20の内部に結露が生じる露点温度TDより小さいか否かを判断する(ステップS302)。
露点温度TDは、コンテナ20内部の温度及び湿度によって決まる温度である。制御装置11は、温湿度センサモジュールTH1,TH2からの出力に基づいて、露点温度TDを算出する。そして、算出した露点温度TDと温度TIとを比較する。本実施形態では、温湿度センサモジュールTH1からの出力に基づいて算出される露点温度TDと、室内温度センサT1によって検出される温度TIとが比較され、温湿度センサモジュールTH2からの出力に基づいて算出される露点温度TDと、室内温度センサT2によって検出される温度TIとが比較される。
制御装置11は、温度TIが、露点温度TDよりも小さいと判断した場合には(ステップS302:Yes)、遮蔽ユニット30a〜30dの駆動モータ38を駆動して、リミットスイッチLS2が動作するまで、スライドバー32を移動させる。これにより、収容ケース31からシート60が引き出されて展開する(ステップS303)。
次に、制御装置11は、散水ユニット41を駆動して、コンテナ20に対する散水を開始する(ステップS208)。これにより、貯水タンク52に蓄えられた水が散水され、コンテナ20が温められる。散水された水は、シート60によって、外気から遮断されるので、効率よくコンテナ20を温めることができる。
制御装置11は、コンテナ20に対する散水を開始した場合(ステップS304)、或いは、温度TIが露点温度TD以上であると判断した場合には(ステップS302:No)、サブルーチン300を終了する。
一方、制御装置11は、ステップS301で、シート60が展開されていると判断した場合には(ステップS301:Yes)、温度TIが、コンテナ20の内部に結露が生じる露点温度TDより大きいか否かを判断する(ステップS305)。
温度TIが、露点温度TDよりも大きいと判断した場合には(ステップS305:Yes)、制御装置11は、遮蔽ユニット30a〜30dの駆動モータ38を駆動して、リミットスイッチLS1が動作するまで、スライドバー32を移動させる。これにより、収容ケース31にシート60が収容される(ステップS306)。
次に、制御装置11は、散水ユニット41を停止して、コンテナ20への散水を停止する(ステップS307)。
制御装置11は、コンテナ20に対する散水を停止した場合(ステップS307)、或いは、温度TIが露点温度TD以下であると判断した場合には(ステップS305:No)、サブルーチン300を終了する。制御装置11は、サブルーチン300を終了すると、図9のステップS101へ戻り、以降、ステップS101〜S103の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態では、コンテナ20の表面をシート60によって覆うことにより、コンテナ20の天井や外壁への直射日光を遮蔽することができる。これにより、コンテナ20の内部空間の温度などを安定的に維持することが可能となる。
本実施形態では、コンテナ20の表面をシート60で覆うことにより、直射日光を遮りつつ、コンテナ20の表面を水冷することができる。これにより、コンテナ20に散水された水が外気によって熱せられことが回避される。したがって、コンテナ20の天井や外壁を効率よく冷却することができる。その結果、コンテナ20の内部空間の温度などを安定的に維持することが可能となる。
本実施形態では、室内温度センサT1,T2によって、コンテナ20の内壁の表面温度(温度TI)が計測される。そして、内壁の表面温度(T1)が露点温度TDより低い場合には、コンテナ20の表面をシート60によって外気から断熱した状態で、コンテナ20の上面及び側面に温水の散水が行われる。これにより、コンテナ20の天井及び外壁を効率よく温めることができる。その結果、コンテナ20の天井や外壁に発生する結露を抑制することができる。
本実施形態では、露点温度TDが、ホットエリアとしての空間20Hに配置された温湿度センサモジュールTH1からの出力と、コールドエリアとしての空間20Cに配置された温湿度センサモジュールTH2からの出力それぞれに基づいて算出される。そのため、空間20Cと空間20Hのうちのいずれかにおいて、結露が発生する条件が整った場合に、コンテナ20の上面及び側面に温水の散水が行われ、コンテナ20の天井及び外壁が温められる。したがって、コンテナ20の天井や外壁に発生する結露を確実に抑制することができる。その結果、内部結露による壁や天井に使用される断熱材の劣化を効果的に抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、室内温度センサT1と室外温度センサT3との温度差ΔT、及び室内温度センサT2と室外温度センサT4との温度差ΔTのいずれかが条件を満たした場合に、遮蔽ユニット30a〜30dを同時に駆動することとした。これに限らず、室内温度センサT1と室外温度センサT3との温度差ΔTが閾値との関係で条件を満たした場合には、遮蔽ユニット30a,30cを駆動し、室内温度センサT2と室外温度センサT4との温度差ΔTが閾値との関係で条件を満たした場合には、遮蔽ユニット30b,30dを駆動することとしてもよい。
同様に、温度センサを遮蔽ユニット30a〜30dごとに設け、遮蔽ユニット30a〜30dを独立して駆動することとしてもよい。
上記実施形態では、室内温度センサT1と室外温度センサT3との温度差ΔT、及び室内温度センサT2と室外温度センサT4との温度差ΔTのいずれかが、条件を満たした場合に、コンテナ20の側面全体に散水を行うこととした。これに限らず、室内温度センサT1と室外温度センサT3との温度差ΔTが閾値との関係で条件を満たした場合には、散水管44を用いた散水を行い、室内温度センサT2と室外温度センサT4との温度差ΔTが閾値との関係で条件を満たした場合には、散水管43を用いた散水を行うこととしてもよい。
上記実施形態では、コンテナ20に4つの遮蔽ユニット30a〜30dが配置されている場合について説明した。これに限らず、コンテナ20には、3つ以下、或いは5つ以上の遮蔽ユニットが配置されていてもよい。
上記実施形態では、散水ユニット41が、コンテナ20の上方に設置されている場合について説明した。これに限らず、散水ユニット41は、コンテナ20の天井よりも高い位置であれば、どこに設置されていてもよい。また、散水ユニット41の形状は、長方形に限られるものではなく、設置位置に応じて適宜変更することができる。
上記実施形態では、コンテナ20の上面及び側面に、雨水を散水する場合いついて説明した。これに限らず、コンテナ20の上面及び側面に、水道水を散水することとしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 コンテナ型データセンタ
11 制御装置
20 コンテナ
20a 支持部材
21 扉
23 ステップ
25 隔壁
30a 遮蔽ユニット
30b 遮蔽ユニット
30c 遮蔽ユニット
30d 遮蔽ユニット
30a〜30d 遮蔽ユニット
31 収容ケース
31a 開口部
31b 巻取ローラ
31c 従動ローラ
32 スライドバー
32a スライド部
32b 突出部
33,34 ガイドレール
33a,34a 支持部
33b,34b 溝
35 ワイヤ
36,37 支持ローラ
38 駆動モータ
39 駆動ローラ
40 散水システム
40a 支持部材
41 散水ユニット
42 配管
43,44 散水管
45〜48,53a 配管
51,52 貯水タンク
53 樋
54 給水ポンプ
60 シート
90 冷却システム
91 冷却装置
92 接続部
100 ラック
LS1,LS2 リミットスイッチ
T1,T2 室内温度センサ
T3,T4 室外温度センサ
TH1,TH2 温湿度センサモジュール

Claims (7)

  1. 外部空間から断熱され、内部に電子機器を収容する収容室と、
    前記収容室の外側の少なくとも一部を覆うことが可能なシートと、
    前記収容室の外部に配置され、前記シートを引き出し可能に収容する収容部と、
    前記収容部から、前記シートを引き出して、前記収容室を覆う引出機構と、
    前記収容室内の壁面の表面温度を検出する室内温度センサと、
    前記収容室外の壁面の表面温度を検出する室外温度センサと、
    前記室内温度センサによって検出された温度と、前記室外温度センサによって検出された温度との差が、閾値より大きい場合に、前記引出機構を駆動して、前記シートで前記収容室を覆う制御部と、
    前記収容室の屋根に配置される散水配管と、
    前記収容室の屋根より高い位置に配置される貯水タンクと、
    前記貯水タンクに蓄えられた水を前記収容室の外壁に散水する散水機構と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記室内温度センサによって検出された温度と、前記室外温度センサによって検出された温度との差が、閾値より大きい場合に、前記散水機構を駆動して、前記収容室の外壁に散水を行うコンテナ型データセンタ。
  2. 前記制御部は、
    前記室内温度センサによって検出された温度が、閾値より大きい場合に、前記引出機構を駆動して、前記シートで前記収容室を覆う請求項に記載のコンテナ型データセンタ。
  3. 前記制御部は、
    前記室内温度センサによって検出された温度と、前記室外温度センサによって検出された温度との差が閾値より大きく、前記室内温度センサによって検出された温度が閾値以下の場合に、前記引出機構を駆動して、前記シートを収容する請求項又はに記載のコンテナ型データセンタ。
  4. 前記制御部は、
    前記室内温度センサによって検出された温度が、露点温度より小さくなった場合に、前記引出機構を駆動して、前記シートで前記収容室を覆う請求項乃至のいずれか一項に記載のコンテナ型データセンタ。
  5. 前記制御部は、
    前記室内温度センサによって検出された温度が、閾値より大きい場合に、前記散水機構を駆動して、前記収容室の外壁に散水を行う請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンテナ型データセンタ。
  6. 前記制御部は、
    前記室内温度センサによって検出された温度が、露点温度より小さくなった場合に、前記散水機構を駆動して、前記収容室の外壁に散水を行う請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンテナ型データセンタ。
  7. 前記制御部は、
    前記シートによって前記収容室が覆われている場合に、前記散水機構を駆動して、前記収容室の外壁に散水を行う請求項乃至のいずれか一項に記載のコンテナ型データセンタ。
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