JP5911735B2 - インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5911735B2
JP5911735B2 JP2012040214A JP2012040214A JP5911735B2 JP 5911735 B2 JP5911735 B2 JP 5911735B2 JP 2012040214 A JP2012040214 A JP 2012040214A JP 2012040214 A JP2012040214 A JP 2012040214A JP 5911735 B2 JP5911735 B2 JP 5911735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
ink
recording medium
dot
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012040214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013173314A5 (ja
JP2013173314A (ja
Inventor
裕司 又木
裕司 又木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012040214A priority Critical patent/JP5911735B2/ja
Publication of JP2013173314A publication Critical patent/JP2013173314A/ja
Publication of JP2013173314A5 publication Critical patent/JP2013173314A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5911735B2 publication Critical patent/JP5911735B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明はインクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法に係り、特に記録媒体の搬送方向に並べて配置された複数のラインヘッドのノズルの乾燥を防止する技術に関する。
衛生用品等の原材料のPP(ポリプロピレン)不織布は数キロメートルと長く、また、その搬送速度は非常に速い(例えば、数100m/min)。したがって、高速で搬送されるPP不織布にインクジェット法で印字する場合には、かなりの高周波での印字が必要となる。
このとき、1つのラインヘッドで印刷しようとするのは、その周波数とインクサイズから不可能であるため、PP不織布の搬送方向に複数のラインヘッドを並べて配置し、各ラインヘッドを順番に駆動して印字を行うこととなる。
従来、同一色のインクを打滴する複数のラインヘッドを有するインクジェットプリンタとして、特許文献1〜4に記載のものがある。
特許文献1に記載の第3の実施の形態のインクジェットプリンタは、第1〜第3のラインヘッドのうちの第1のラインヘッドを駆動し、記録紙に主走査方向(ノズルが配列されている方向)の1ライン分の画像(ライン画像)を形成する。同時に、第2のラインヘッドを駆動し、第1のラインヘッドで形成したライン画像の次のラインの画像を形成し、また、第3のラインヘッドを駆動し、第2のラインヘッドで形成したライン画像の次のラインの画像を形成するようにしている。これにより、複数のライン画像を同時に形成できるようにし、高速の画像形成を可能にしている。
特許文献2には、同一色の画像データをn本の記録ヘッドで1ラスタ毎に順次分担して画像形成する画像形成装置が記載されている(引用文献2の請求項2)。
特許文献3には、印刷画像を第1のヘッドと第2のヘッドとに振り分けて印刷する技術が記載されており、特に印刷画像の輪郭部分とその内部とで印刷画像を2つのヘッドに振り分けている。
特許文献4には、記録媒体の搬送方向に直交する方向に同一色の記録ヘッドを複数本配置し、画像データをラスタ分割することにより一つの共通画像を形成する技術が記載されている。特に特許文献4に記載のラインプリンタは、記録幅方向の各1ライン内の画像を複数のゾーンに分け、前記複数の記録ヘッドで分担して記録するようにしている。これにより、1ラインの同時記録画素数が大きい時に記録ヘッド内部で起こり易い駆動電圧の落ち込みによる画質の劣化を防止できるようにしている。
特開2000−6389号公報 特開2005−238556号公報 特開2010−149499号公報 特開2008−23921号公報
PP不織布に印字する際、PPがインクをはじくことからPPとの定着性を良くする部材をインクに混合して定着性を向上させることが好ましい。しかしながら、この定着を良くする部材の影響でヘッドのノズル部が少しでも乾燥すると、吐出性が悪化するという問題がある。このことから、複数のヘッドの各ノズルからインクを吐出させる動作をできるだけ満遍なく実施することが要求される。
特許文献1、2に記載の発明は、同一色の画像データを複数のラインヘッドで1ラスタ毎に順次分担して画像を印字するため、高速で印字することができるが、複数のラインヘッドのノズルから満遍なくインクを吐出させることができない。例えば、描画すべき画像に対応する打滴ドット及び非打滴ドットを含むドット画像において、ラインヘッド数に対応する所定の周期で非打滴ドットが連続(ドット画像の搬送方向に連続)する場合、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にあるノズル間で、インクを吐出するノズルと吐出しないノズルとが発生する。
また、特許文献3に記載の発明は、印刷画像の輪郭部分とその内部とを2つのヘッドに振り分けているため、高速に印字することができず、また、輪郭の内部の印刷中には他のヘッドのノズルからはインクが吐出されないため、ノズル部が乾燥するおそれがある。
特許文献4に記載の発明は、1ライン内の画像を複数のゾーンに分け、ゾーン毎に複数の記録ヘッドで分担して記録するため、特許文献1、2に記載の発明と同様に、インクを吐出するノズルと吐出しないノズルとが発生するおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数のラインヘッドによる高速印字を可能にするとともに、各ノズルの乾燥による吐出性の悪化を防止することができるインクジェット記録装置及び方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の一の態様に係るインクジェット記録装置は、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドであって、記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ各ラインヘッドのノズルが搬送方向と一致するように配置された複数のラインヘッドと、記録媒体に描画すべき画像に対応する打滴ドット及び非打滴ドットを含むドット画像を取得するドット画像取得手段と、ドット画像取得手段により取得したドット画像に基づいて前記複数のラインヘッドによる打滴を制御する打滴制御手段であって、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にある複数のノズル間の打滴回数の差が±1以内になるように、搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを選択し、選択したノズルからインクを吐出させる打滴制御手段と、を備えている。
上記複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にある複数のノズル間の打滴回数の差が、±1以内になるように、搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを選択し、その選択したノズルからインクを吐出させるようにしたため、搬送方向と一致した方向にある複数のノズルからインクを満遍なく吐出させることができ、これにより各ノズルの乾燥を防止すること(吐出性の悪化を防止すること)ができる。尚、打滴ドットの情報は、インクサイズ(インク量)の情報を含めるようにしてもよい。
本発明の他の態様に係るインクジェット記録装置において、打滴制御手段は、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを所定の順番で繰り返し選択し、選択したノズルからインクを吐出させることが好ましい。これにより、同じラインヘッドの搬送方向と一致した方向にあるノズルを連続して動作させないようにすることができ、その結果、ノズルを駆動する周波数に比べて1ライン分の印字の周波数を高くすること(即ち、高周波での印字)ができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、打滴制御手段は、ドット画像の搬送方向と交差する方向に付与された、搬送方向と一致した方向にあるノズル列に対応するドット番号をパラメータとして、ドット番号毎に複数のラインヘッドのいずれを使用するかを示すヘッド情報を記憶する記憶手段と、ドット画像取得手段からドット画像の搬送方向と交差する方向の1ライン分の打滴ドット及び非打滴ドットを示す情報をライン毎に順次入力し、入力した1ライン毎の打滴ドット及び非打滴ドットを示す情報に基づいて記憶手段に記憶されているドット番号毎のヘッド情報のうちの、打滴ドットに対応するドット番号のヘッド情報を他のヘッド情報に更新するヘッド情報更新手段とを有し、ドット画像の搬送方向と交差する方向の1ライン分のドットに対応するインクを、更新された記憶手段にドット番号毎に記憶されているヘッド情報に対応するラインヘッドのノズルから吐出させるようにしている。これにより、1ライン分の打滴ドット及び非打滴ドットを示す情報をライン毎に入力しながら、その1ラインの各ドット(打滴ドット)に対応するインクを、どのラインヘッドのノズルから吐出すべきかを決めて吐出することができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、打滴制御手段は、ドット画像取得手段からドット画像を全て取得し、取得したドット画像に対応する複数のドット画像であって、取得したドット画像を複数のラインヘッド毎に均等に割り付けた複数のドット画像を作成するドット画像作成手段を備え、作成した複数のドット画像に基づいて複数のラインヘッドによる打滴をそれぞれ制御するようにしている。予め複数のラインヘッドをそれぞれ動作させるための専用のドット画像を作成するようにしたため、その後の複数のラインヘッドの駆動は、従来と同様に行うことができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、記録媒体は不織布であり、インクは、不織布との定着性をよくする部材が混合されていることが好ましい。一般に、不織布はインクが定着しにくいため、インクには不織布との定着性をよくする部材が混合されていることが好ましい。その一方、定着性をよくする部材が混合したインクは、その部材の影響でヘッドのノズル部が少しでも乾燥すると、吐出性が悪化するが、本発明では、複数のヘッドの各ノズルからインクを満遍なく吐出させるため、上記の不具合を低減することができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、複数のラインヘッドは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設されるものである。上記生産ラインにおいて、不織布が高速で搬送されても、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドを設置するようにしたため、高速で搬送される不織布に対して高速印字を行うことができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法は、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドを、記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に、かつ各ラインヘッドのノズルが搬送方向と一致するように配置する工程と、記録媒体に描画すべき画像に対応する打滴ドット及び非打滴ドットを含むドット画像を取得するドット画像取得工程と、ドット画像取得工程により取得したドット画像に基づいて複数のラインヘッドによる打滴を制御する打滴制御工程であって、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にある複数のノズル間の打滴回数の差が±1以内になるように、搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれのノズルからインクを吐出すべきかを制御する打滴制御工程と、を含んでいる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、打滴制御工程は、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを所定の順番で繰り返し選択し、選択したノズルからインクを吐出させるようにしている。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、ドット画像の搬送方向と交差する方向に付与された、搬送方向と一致した方向にあるノズル列に対応するドット番号をパラメータとして、ドット番号毎に複数のラインヘッドのいずれを使用するかを示すヘッド情報を記憶する記憶手段を有し、打滴制御工程は、ドット画像取得工程を介してドット画像の搬送方向と交差する方向の1ライン分の打滴ドット及び非打滴ドットを示す情報をライン毎に順次入力し、入力した1ライン毎の打滴ドット及び非打滴ドットを示す情報に基づいて、記憶手段に記憶されているドット番号毎のヘッド情報のうちの打滴ドットに対応するドット番号のヘッド情報を他のヘッド情報に更新するヘッド情報更新工程とを有し、ドット画像の搬送方向と交差する方向の1ライン分のドットに対応するインクを、更新された記憶手段にドット番号毎に記憶されているヘッド情報に対応するラインヘッドのノズルから吐出させる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、打滴制御工程は、ドット画像取得工程を介してドット画像を全て取得し、取得したドット画像に対応する複数のドット画像であって、取得したドット画像を複数のラインヘッド毎に均等に割り付けた複数のドット画像を作成するドット画像作成工程を含み、作成した複数のドット画像に基づいて複数のラインヘッドによる打滴をそれぞれ制御する。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、記録媒体は不織布であり、インクは、不織布との定着性をよくする部材が混合されていることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、複数のラインヘッドは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設されるものである。
本発明の更に他の態様に係る衛生用品の製造方法は、上記インクジェット記録方法により当該不織布に画像を記録するようにしている。
本発明によれば、複数のラインヘッドによる高速印字を可能にするとともに、複数のラインヘッドのノズルからインクを満遍なく吐出させること、即ち、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にある複数のノズル間の打滴回数の差が±1以内になるように吐出させることができ、これにより各ノズルの乾燥を防止することができる。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態の要部の概略構成図 図1に示したインクジェット記録装置の平面図 クロ(K)のインクを吐出する3つのラインヘッドのノズル部の要部拡大図 不織布に描画される画像(絵)の一例を示す図 1色のドット画像と、このドット画像を打滴するラインヘッドとノズルとの組合せの一例を示す図 インクジェット記録装置100の制御系の概略構成を示すブロック図 インクジェット記録方法の第1の実施形態を示すフローチャート 第1の実施形態の記録方法を説明するために用いた図 インクジェット記録方法の第2の実施形態を示すフローチャート 3つのラインヘッド毎に振り分けられたドット画像を示す図
以下、添付図面に従って本発明に係るインクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法の実施の形態について説明する。
[インクジェット記録装置の概略構成]
図1及び図2はそれぞれ本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態の要部の概略構成図であり、図1はインクジェット記録装置の側面図、図2はインクジェット記録装置の平面図である。
図1において、インクジェット記録装置100は、紙おむつ、衛生マスク、生理用品などの衛生用品等の原材料のPP(ポリプロピレン)不織布102を記録媒体とするインクジェット記録装置であり、衛生用品の生産ラインの途中のローラ110、112間にヘッドユニット140が配設されている。
ローラ110、112には、不織布102の浮きを防止するための押圧ローラ120、124が当接している。また、ローラ112には、不織布102の搬送速度を検出するための速度センサ174が配設されている。
上記不織布102は、1ロールが数キロメールの長さを有し、数100m/分の高速で連続的に搬送される。
図2に示すように、ヘッドユニット140は、同じ色のインク(インク)を打滴する複数(3本)のラインヘッドを備えており、この実施形態では、不織布102の搬送方向の上流側から、クロ(K)のインクを吐出するラインヘッド106K,106K,106K、イエロ(Y)のインクを吐出するラインヘッド106Y,106Y,106Y、マゼンタ(M)のインクを吐出するラインヘッド106M,106M,106M、及びシアン(C)のインクを吐出するラインヘッド106C,106C,106Cを備えている。
図3はクロ(K)のインクを吐出するラインヘッド106K,106K,106Kのノズル部の要部拡大図である。
図3に示すように、ラインヘッド106K,106K,106Kは、不織布の搬送方向と交差する方向(この実施形態では、直交する方法)に沿って平行に配置され、かつラインヘッド106K,106K,106Kのノズル(1,2,3…)が、搬送方向と一致するように配置されている。尚、他の色に対応するラインヘッドも同様に配置されている。また、図3に示す実施形態では、ラインヘッドの長手方向に沿って複数のノズルが一列に配置されているが、同方向に複数のノズルを二列の千鳥配置されたものでも適用できる。
不織布102が、ヘッドユニット140の各ラインヘッドの直下を通過する適宜のタイミングでノズルからKYMCの各色のインクを吐出させることにより、不織布102に対して所望のカラー画像を描画することができる。
また、この実施形態のインクジェット記録装置100に使用される各色のインクは、不織布102との定着性をよくする部材が混合されているものが使用される。これは、PPがインクをはじくことからPPとの定着性を良くするためである。例えば、インクに重合性化合物、重合開始剤等を含有させることにより定着性を維持するものが知られている(特開2006−312711号公報、特開2007−238648号公報)。
図4はインクジェット記録装置100により不織布102に描画される画像(絵)の一例を示している。図4に示すように、インクジェット記録装置100は、不織布102の長さLの1つの製品毎に同じ絵を繰り返し描画するが、1つの製品に対する絵を描画する際に、12個のラインヘッド(図2参照)を使用し、以下に説明するように同じ色のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にあるノズル(この実施形態では、3つのノズル)から満遍なくインクが吐出されるように打滴制御する。即ち、搬送方向と一致した方向にある3つのノズル間の打滴回数の差が±1になるように打滴制御し、これによりノズルの乾燥を防止し、吐出性の悪化を防止する。
<インクジェット記録方法>
次に、本発明に係るインクジェット記録方法を原理的に説明する。
まず、描画するカラー画像データは、CMYK濃度データに変換され、各濃度データは、多値誤差拡散処理などのハーフトーン処理によって、CMYKのラインヘッドのノズルに対応する2値又は多値のドット画像データに変換される。
図5(a)は、CMYKのうちのある1色のドット画像の一例を示しており、このドット画像は、1ラインが8ドット(d〜d)の6ライン(L〜L)から構成されている。図5(a)上で、○印は打滴ドットを示し、×印は非打滴ドットを示している。
前記ドット画像を印字する同じ色のインクを打滴する3つのラインヘッドを、それぞれa,b,cとし、1ラインのドット(d〜d)に対応するインクを吐出するノズルのノズル番号を1〜8とすると、各ラインL〜Lのドットに対応するインクを吐出するラインヘッド(a〜c)とノズル(ノズル番号1〜8)との組合せを、図5(b)に示すようにする。
即ち、ラインL1の打滴ドットd,d,d,d,dの印字は、ラインヘッドaのノズル番号1、3、4、6、8のノズル(a,a,a,a,a)からインクを打滴することにより行う。ラインLの打滴ドットd,d,d,d,dの印字は、ラインヘッドa、bのノズル(a,b,a,a,b)からインクを打滴することにより行う。ラインLの打滴ドットd,d,d,d,d,dの印字は、ラインヘッドa、b、cのノズル(b,b,b,c,a,c)からインクを打滴することにより行う。以下、同様にラインL〜Lの印字は、それぞれ図5(b)に示すラインヘッド(a〜c)とノズル(ノズル番号1〜8)との組合せに従って行う。
ここで、図5(b)に示すように不織布の搬送方向と同一方向のドット画像を印字する、搬送方向と一致した方向にある3つのノズルは、ラインヘッドa→b→c→a→b→cの順に選択されて使用される。即ち、不織布の搬送方向と同一方向のドット画像は、搬送方向と一致した方向にある3つのノズルのうちのいずれか1つにより印字されるが、本発明の実施形態では、図5(b)に示すように打滴が行われる毎にラインヘッドa→b→c→a→b→cの順に異なるラインヘッドのノズルが使用される。
これにより、3つのラインヘッドの搬送方向と一致した方向にあるノズル間の打滴回数の差は、±1以内にすることができ、搬送方向と一致した方向にある複数のノズルからインクを満遍なく吐出させることができ、各ノズルの乾燥を防止することができる。
[インクジェット記録装置の制御系の構成]
次に、上記インクジェット記録装置100の制御系について説明する。図6は、インクジェット記録装置100の制御系の概略構成を示すブロック図である。
インクジェット記録装置100は、通信インターフェース170、システム制御部172(打滴制御手段、ヘッド情報更新手段、ドット画像作成手段)、速度センサ174、画像処理部176、ヘッド駆動部178を備えるとともに、RAM(Random Access Memory)180、及びROM(Read Only Memory)182を備えている。
通信インターフェース170は、ホストコンピュータ184から送られてくるラスタ画像データを受信するインターフェース部である。通信インターフェース170は、USB(Universal Serial Bus)などのシリアルインターフェースを適用してもよいし、セントロニクスなどのパラレルインターフェースを適用してもよい。通信インターフェース170は、通信を高速化するためのバッファメモリ(不図示)を搭載してもよい。
システム制御部172は、中央処理装置(CPU)及びその周辺回路等から構成され、所定のプログラムに従ってインクジェット記録装置100の全体を統括制御する制御装置として機能するとともに、各種演算を行う演算装置として機能し、更にRAM180、及びROM182のメモリコントローラとして機能する。
即ち、システム制御部172は、通信インターフェース170、ヘッド駆動部178等の各部を制御し、ホストコンピュータ184との間の通信制御、RAM180、及びROM182の読み書き制御等を行うとともに、上記の各部を制御する制御信号を生成する。
ホストコンピュータ184から送出された画像データは通信インターフェース170を介してインクジェット記録装置100に取り込まれ、画像処理部176によって所定の画像処理が施される。
画像処理部176(ドット画像取得手段)は、画像データから印字制御用の信号を生成するための各種加工、補正などの処理を行う信号(画像)処理機能を有し、生成した印字データ(ドット画像データ)をヘッド駆動部178に供給する制御部である。
画像処理部176において所要の信号処理が施されると、該印字データ(ハーフトーン画像データ)に基づいて、ヘッド駆動部178を介してヘッドユニット140の各ラインヘッド106の吐出インク量(打滴量)や吐出タイミングの制御が行われる。
これにより、所望のドットサイズやドット配置が実現される。尚、図6に示すヘッド駆動部178には、ヘッドユニット140の各ラインヘッド106の駆動条件を一定に保つためのフィードバック制御系を含んでいてもよい。
速度センサ174は、不織布102の搬送速度を検出し、その検出信号をシステム制御部172に出力する。システム制御部172は、速度センサ174により検出される不織布102の搬送速度に基づいて、ヘッド駆動部178を介してヘッドユニット140の各ラインヘッド106から吐出するインクの吐出タイミングを制御する。
RAM180は、通信インターフェース170を介して入力された画像データを一旦格納する一時記憶手段としての機能や、ROM182に記憶されている各種プログラムの展開領域及びCPUの演算作業領域(例えば、画像処理部176の作業領域)としての機能を有している。
ROM182は、システム制御部172のCPUが実行するプログラムや、装置各部の制御に必要な各種データ、制御パラメータなどが格納されており、システム制御部172を通じてデータの読み書きが行われる。ROM182は、半導体素子からなるメモリに限らず、ハードディスクなど磁気媒体を用いてもよい。また、外部インターフェースを備え、着脱可能な記憶媒体を用いてもよい。
パラメータ記憶部190は、インクジェット記録装置100の動作に必要な各種制御パラメータが記憶されている。システム制御部172は、制御に必要なパラメータを適宜読み出すとともに、必要に応じて各種パラメータの更新(書替え)を実行する。
プログラム格納部192は、インクジェット記録装置100を動作させるための制御プログラムが格納されている記憶手段である。システム制御部172(又は装置各部)は、装置各部の制御を実行する際にプログラム格納部192から必要な制御プログラムが読み出され、該制御プログラムは適宜実行される。
次に、本発明に係るインクジェット記録方法による望ましい具体的な記録方法として、以下の2つの実施形態が考えられる。
<第1の実施形態>
以下、簡単のために黒のインクを打滴するラインヘッド106K,106K,106Kに対する打滴制御について説明する。
図3に示すようにラインヘッド106K,106K,106Kの各ノズルに対して、搬送方向に垂直な方向(ノズルが並んでいる方向)に順番に番号付けを行い(ノズル番号付けを行い)、インクの打滴が行われたノズル毎(ノズル番号毎)に、3つのラインヘッド106K,106K,106Kのうちのいずれのラインヘッドからインクを吐出したかを示す情報(ヘッド情報a,b,c)を記憶しておき、搬送方向と一致した方向にあるノズルでの打滴命令が来た際に、記憶されているヘッド情報を有するラインヘッドとは違うヘッド情報を有するラインヘッドのノズルからインクを吐出させる。
図7は上記インクジェット記録方法の第1の実施形態を示すフローチャートである。尚、図8(a)に示すように印字するドット画像は、図5(a)に示したものと同様のものとする。
図7において、まず、ラインヘッドのノズル番号毎にヘッド情報を記憶するラインメモリ181(記憶手段)をリセットする(ステップS10、図8(b))。ラインメモリ181は、RAM180の一部を使用してもよいし、システム制御部172内のキャッシュメモリ等を使用してもよい。図8(b)は、ラインメモリ181に記憶されるヘッド情報(a,b,c)の遷移状態を示しており、○印は、ヘッド情報が無いこと(リセット状態)を示す。
また、ドット画像の印字するライン番号を示すパラメータiを1(i=1)、ライン画像の印字周期を計測するタイマtを0(t=0)にセットする(ステップS12)。
次に、ドット画像中のi番目のライン画像を取得する(ステップS14)。図8(a)に示すドット画像の印字開始時には、ラインLのライン画像を取得することになる。
続いて、取得したライン画像(ドット画像)のうちの打滴ドットに基づいて、ラインメモリ181のノズル番号毎にヘッド情報を記録又は更新する(ステップS16)。図8(a)に示すようにラインLのライン画像を取得した場合、図8(b)に示すようにラインメモリ181には、ノズル番号順に対応してヘッド情報(a○aa○a○a)が記録される。
次に、タイマtが印字周期Δtに達したか否かを判別する(ステップS18)。ここで、Δtは、不織布102に印字される画像の搬送方向のドット間ピッチをΔp(μm),不織布102の搬送速度をV(m/秒)とすると、Δt=Δp/V(10−6秒)となる。前述したように、不織布102の搬送速度Vは非常に速いため、1ライン分の印字の周波数は高くなる(即ち、高周波での印字)となる。
ステップS18において、t=Δtになったことが判別されると(「Yes」の場合)、i番目のライン画像とラインメモリ181のヘッド情報とに基づいて、ラインヘッド106K,106K,106Kによる打滴を制御する(ステップS20)。いま、i番目のライン画像が、1番目のラインLのライン画像の場合、図8(c)に示すようにヘッド情報aに対応するラインヘッド106Kのみが使用され、このラインヘッド106Kのノズル番号1、3、4、6、8のノズルからインクを吐出させる。
続いて、ライン番号を示すパラメータiを1だけインクリメントするとともに、t=0にセットし(ステップS22)、i=Nか否かを判別する(ステップS24)。ここで、Nは、印字する画像の搬送方向の全ライン数+1である。
ステップS24において、i≠Nと判別されると(「No」の場合)、ステップS14に遷移させ、上記ステップS14〜ステップS24の処理を繰り返す。
いま、ステップS14において、2番目のラインLのライン画像が取得された場合、ステップS16によるラインメモリ181のヘッド情報の記録/更新は、以下のように行われる。
図8(a)に示すラインLのライン画像の非打滴ドットに対応するノズル番号のヘッド情報は、記録/更新せず、打滴ドットに対応するノズル番号のヘッド情報のみを記録/更新する。例えば、ノズル番号2のヘッド情報にはaが記録され、ノズル番号3のヘッド情報はaからbに更新される。そして、ステップS20では、2番目のラインLのライン画像の打滴指令と、ラインメモリ181のヘッド情報(aabaab○b)とに基づいて、ラインヘッド106K,106Kによる打滴制御が行われる。即ち、図8(c)に示すように、ヘッド情報aに対応するラインヘッド106Kのノズル番号2、5のノズルと、ラインヘッド106Kのノズル番号3、6、8のノズルからインクを吐出させる。
ところで、図3に示すようにラインヘッド106Kは、ラインヘッド106Kよりも距離h(mm)だけ搬送方向の下流側に配置されている。したがって、ラインヘッド106Kのノズルを駆動するタイミングよりもラインヘッド106Kのノズルを駆動するタイミングを、距離hに対応する遅延時間(=h/V(10−3秒))だけ遅らせる。
上記のようにしてドット画像のライン毎に、ラインメモリ181のノズル番号毎のヘッド情報を記録/更新し、このラインメモリ181に記憶されたヘッド情報から、搬送方向と一致した方向にあるノズル毎にいずれのラインヘッドのノズルを使用するかを決定し、打滴制御を行う。
ステップS24において、i=Nと判別されると(「Yes」の場合)、図4に示すように1製品分に対応する画像の印字が終了する。
上記のように打滴制御を行うことにより、ラインヘッド106K,106K,106Kの搬送方向と一致した方向にあるノズル間の打滴回数の差を、常時±1以内にすることができ、搬送方向と一致した方向にある3つのノズルからインクを満遍なく吐出させることができる。これにより、各ノズルの乾燥を防止することができる。
また、搬送方向と一致した方向にある3つのノズルは、順番に駆動されるため、最短でも印字周期Δtの3倍の周期で駆動すればよく、高速で搬送される不織布102に対して高周波で印字することができる。
<第2の実施形態>
インクジェット記録方法による望ましい具体的な記録方法の第2の実施形態は、ドット画像を予め全部読み込んでおき、印字ドット毎にどのラインヘッドのノズルで印字するかを割り付けて印字を行う。
図9は上記インクジェット記録方法の第2の実施形態を示すフローチャートである。
図9に示すように、まずドット画像全体を読み込む(ステップS30)。
次に、読み込んだドット画像からラインヘッド毎に振り分けたドット画像を作成する(ステップS32)。
いま、図5(a)に示すドット画像を読み込んだ場合、印字ドット毎にどのラインヘッドのノズルで印字するかの割り付けは、図5(b)に示すように割り付けることが好ましい。
図5(b)に示すようにヘッドが割り付けられたドット画像を、3つのラインヘッド106K,106K,106K毎に振り分けることにより、図10(a),(b),(c)に示すドット画像を作成することができる。
上記のようにして作成したラインヘッド毎のドット画像に基づいて複数のラインヘッドによる打滴を制御する(ステップS34)。即ち、図10(a)に示すドット画像に基づいてラインヘッド106Kの打滴を制御し、図10(b)に示すドット画像に基づいてラインヘッド106Kの打滴を制御し、図10(c)に示すドット画像に基づいてラインヘッド106Kの打滴を制御する。尚、図3に示したようにラインヘッド106Kは、ラインヘッド106Kよりも距離hだけ搬送方向の下流側に配置され、ラインヘッド106Kは、ラインヘッド106Kよりも距離2hだけ搬送方向の下流側に配置されているため、ラインヘッド106K,106Kにおける同じライン画像を印字するタイミングは、ラインヘッド106Kでのタイミングに対してそれぞれ距離h,距離2hに対応する遅延時間だけ遅らせる。
上記のようにラインヘッド毎に使用するノズルの順番を加味したラインヘッド毎のドット画像を作成することにより、その後の同じ色の複数のラインヘッドの駆動は、従来の異なる色の複数のラインヘッドの駆動と同様に行うことができる。
尚、第1、第2の実施形態ともにクロ(K)のインクを吐出するラインヘッド106K,106K,106Kに対する打滴制御について説明したが、イエロ(Y)のインクを吐出するラインヘッド106Y,106Y,106Y、マゼンタ(M)のインクを吐出するラインヘッド106M,106M,106M、及びシアン(C)のインクを吐出するラインヘッド106C,106C,106Cについても同様に打滴制御されることは言うまでもない。
[その他]
この実施形態では、高速で搬送される不織布の製品毎に同じ画像を印字する例について説明したが、製品毎に異なる画像を印字したり、連続模様を印字する場合にも本発明は適用できる。また、印字する画像は、カラー画像に限らず、単色の画像であってもよい。
また、この実施形態では、搬送方向と一致した方向にある3つのノズルは、そのノズル番号のノズルに対する打滴指令毎に、ラインヘッドa→b→c→a→b→cの順にノズルを切り替えるようにしたが、これに限らず、ラインヘッドa→b→c→c→b→aの順にノズルを切り替えるようにしてもよく、要は搬送方向と一致した方向にあるノズルからの打滴回数が±1以内であれば、いかなる切り替え方法でもよい。
更に、同じ色のラインヘッドの本数は、この実施形態に限定されず、2本以上であればよい。更にまた、本発明は高速で搬送される不織布への印字に限らず、例えば、普通紙、インクジェット専用紙、コート紙、電子写真共用紙、布、多孔質膜、高分子吸収体等の他の記録媒体への印字にも適用できる。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
100…インクジェット記録装置、102…不織布、106K〜106C…ラインヘッド、140…ヘッドユニット、172…システム制御部、174…速度センサ、176…画像処理部、178…ヘッド駆動部、180…RAM、181…ラインメモリ、182…ROM

Claims (7)

  1. 長尺の記録媒体を一方向に連続的に搬送する手段と、
    同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドを備え、前記各ラインヘッドが前記記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ、前記各ラインヘッドのノズルが、前記記録媒体の搬送方向と一致するように配置されるヘッドユニットであって、一方向に連続的に搬送される前記記録媒体に対して、前記各ラインヘッドが一定の位置からインクを吐出して、前記記録媒体に画像を描画するヘッドユニットと、
    前記記録媒体に描画すべき画像に対応する打滴ドット及び非打滴ドットを含むドット画像を取得するドット画像取得手段と、
    前記ドット画像取得手段により取得したドット画像に基づいて前記ヘッドユニットの前記複数のラインヘッドによる打滴を制御する打滴制御手段であって、前記記録媒体の搬送方向と一致した方向にある複数のノズル間の打滴回数の差が±1以内になるように、前記記録媒体の搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを所定の順番で繰り返し選択し、該選択したノズルからインクを吐出させる打滴制御手段と、
    を備えたインクジェット記録装置であって、
    前記打滴制御手段は、前記記録媒体の搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを、第1の順番及び前記第1の順番を逆にした第2の順番が交互に繰り返される順番で繰り返し選択し、該選択したノズルからインクを吐出させるインクジェット記録装置。
  2. 前記記録媒体は不織布であり、
    前記インクは、前記不織布との定着性をよくする部材が混合されている請求項に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記複数のラインヘッドは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設される請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 長尺の記録媒体を一方向に連続的に搬送する手段と、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドを備え、前記各ラインヘッドが前記記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ、前記各ラインヘッドのノズルが、前記記録媒体の搬送方向と一致するように配置されるヘッドユニットであって、一方向に連続的に搬送される前記記録媒体に対して、前記各ラインヘッドが一定の位置からインクを吐出して、前記記録媒体に画像を描画するヘッドユニットと、を備えたインクジェット記録装置のインクジェット記録方法であって、
    前記記録媒体に描画すべき画像に対応する打滴ドット及び非打滴ドットを含むドット画像を取得するドット画像取得工程と、
    前記ドット画像取得工程により取得したドット画像に基づいて前記ヘッドユニットの前記複数のラインヘッドによる打滴を制御する打滴制御工程であって、前記記録媒体の搬送方向と一致した方向にある複数のノズル間の打滴回数の差が±1以内になるように、前記記録媒体の搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれのノズルからインクを吐出すべきかを制御する打滴制御工程と、
    を含むインクジェット記録方法であって、
    前記打滴制御工程は、前記記録媒体の搬送方向と一致した方向にある複数のノズルのうちのいずれか1つのノズルを、第1の順番及び前記第1の順番を逆にした第2の順番が交互に繰り返される順番で繰り返し選択し、該選択したノズルからインクを吐出させるインクジェット記録方法。
  5. 前記記録媒体は不織布であり、
    前記インクは、前記不織布との定着性をよくする部材が混合されている請求項に記載のインクジェット記録方法。
  6. 前記複数のラインヘッドは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設される請求項4又は5に記載のインクジェット記録方法。
  7. 前記記録媒体は不織布であり、請求項〜請求項のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法により当該不織布に画像を記録する衛生用品の製造方法。
JP2012040214A 2012-02-27 2012-02-27 インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法 Expired - Fee Related JP5911735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012040214A JP5911735B2 (ja) 2012-02-27 2012-02-27 インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012040214A JP5911735B2 (ja) 2012-02-27 2012-02-27 インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013173314A JP2013173314A (ja) 2013-09-05
JP2013173314A5 JP2013173314A5 (ja) 2014-11-20
JP5911735B2 true JP5911735B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=49266714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012040214A Expired - Fee Related JP5911735B2 (ja) 2012-02-27 2012-02-27 インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5911735B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6465645B2 (ja) * 2014-01-22 2019-02-06 昭和アルミニウム缶株式会社 印刷装置
JP7077541B2 (ja) * 2017-07-11 2022-05-31 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成システム及びプログラム
KR102603009B1 (ko) * 2017-09-05 2023-11-15 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 결함 기록 시스템 및 필름 제조 시스템, 그리고 필름의 제조 방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3032641B2 (ja) * 1992-05-25 2000-04-17 キヤノン株式会社 記録装置
JPH0687248A (ja) * 1992-07-21 1994-03-29 Canon Inc 記録方法及び装置及びその記録物及び加工品
JPH10157135A (ja) * 1996-12-03 1998-06-16 Canon Inc 記録装置及び制御方法
US20050116976A1 (en) * 2003-05-20 2005-06-02 Salacz Philipp O.I. Method of inkjet printing in high efficiency production of hygienic articles
JP2005144905A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Ricoh Co Ltd インクメディアセット及びこれを用いたインクジェット記録方法
JP2007144847A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット印画装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013173314A (ja) 2013-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011025609A (ja) 流体噴射装置、及び、流体噴射方法
JPWO2016152208A1 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
EP3238138B1 (en) Printer and method of controlling same
JP4983420B2 (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP5886077B2 (ja) インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法
JP5911735B2 (ja) インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法
JP2011056817A (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
JP4185738B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP3807506B2 (ja) 液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2011079171A (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像形成装置
JP2011025608A (ja) 流体噴射装置、及び、流体噴射方法
JP2011062828A (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
JP4976969B2 (ja) インクジェット記録装置及び記録方法
JP6602082B2 (ja) インクジェット印刷方法およびインクジェット印刷装置
JP4983421B2 (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP2009000837A (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP6862124B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP5035203B2 (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP6330380B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP7077541B2 (ja) 画像形成システム及びプログラム
JP5035478B2 (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP6815739B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP5035204B2 (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP2023039685A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009000866A (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5911735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees