JP5911338B2 - Magnetic resonance imaging apparatus and cooling apparatus thereof - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置およびその冷却装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to a magnetic resonance imaging apparatus and a cooling apparatus thereof.
近年、技術の高度化に伴って各種装置の高性能化が図られており、従来よりも高精度でかつ多機能な製品の開発や、より高速処理が可能な製品開発が積極的に行われている。 In recent years, with the advancement of technology, the performance of various devices has been improved, and the development of products with higher accuracy and higher functionality than before and the development of products capable of higher speed processing has been actively conducted. ing.
一方、装置の高性能化を追求すると装置自体の消費電力の増加が予想され、消費電力の低減や省電力タイプの装置などの開発も望まれている。具体的には、操作の待機時に消費電力の少ない省電力モードに移行する情報処理装置や印刷ジョブを受け付けていないときには、スリープ状態に移行する画像処理装置、または低消費電力でありながら従来よりも高速演算を行う半導体デバイスの開発などが取り組まれている。 On the other hand, the pursuit of higher performance of the device is expected to increase the power consumption of the device itself, and the development of a power saving type device and the like is also desired. Specifically, an information processing device that shifts to a power saving mode with low power consumption during an operation standby or an image processing device that shifts to a sleep state when a print job is not received, or a low power consumption than the conventional one. The development of semiconductor devices that perform high-speed computation is underway.
このほか、代替エネルギー(新エネルギー)として太陽光エネルギーを用いて電力変換を行う太陽電池や排熱を利用した熱電変換モジュールなどによって、電力を生成する技術開発なども積極的に行われている(例えば、特許文献1参照)。 In addition, technological development to generate electric power has been actively carried out using solar cells that use solar energy as alternative energy (new energy) and thermoelectric conversion modules that use exhaust heat. For example, see Patent Document 1).
また、病院や検査機関などにおいて、人体に磁気を当て、体内にある水素原子核が共鳴する磁気共鳴現象を用いた磁気共鳴装置(Magnetic Resonance Imaging装置:MRI装置ともいう。)が導入されている。このMRI装置も同様に、MRI装置全体の省電力化や、MRI装置を構成する個々のユニットにおいて低消費電力タイプの部品などを採用して、低消費電力化の工夫が図られている。 In addition, a magnetic resonance apparatus (Magnetic Resonance Imaging apparatus: also referred to as an MRI apparatus) using a magnetic resonance phenomenon in which magnetism is applied to a human body and hydrogen nuclei in the body resonate has been introduced in hospitals and examination institutions. Similarly, this MRI apparatus is designed to reduce power consumption by reducing the power consumption of the entire MRI apparatus and adopting low power consumption type parts in individual units constituting the MRI apparatus.
ところで、MRI装置は、被検体の検査などで電力を消費することにより生じる発熱を、冷却装置から供給される冷却水を用いて冷却している。具体的には、MRI装置では、冷却装置から供給される冷却水を自装置内に循環させることにより、傾斜磁場コイルやRFアンプなどにおいて発生する発熱を冷却している。 By the way, the MRI apparatus cools the heat generated by consuming electric power during examination of a subject using cooling water supplied from a cooling apparatus. Specifically, in the MRI apparatus, the heat generated in the gradient magnetic field coil and the RF amplifier is cooled by circulating cooling water supplied from the cooling apparatus in the apparatus.
この場合、冷却装置は、傾斜磁場コイルなどの排熱のために使用した冷却水を自装置内に回収して、排熱のために温水となった冷却水を冷却することにより、再び冷却水としてMRI装置に供給している。 In this case, the cooling device collects the cooling water used for exhaust heat such as the gradient magnetic field coil in its own device, and cools the cooling water that has become hot water for exhaust heat, so that the cooling water again. To the MRI apparatus.
ここで、本願発明者は、MRI装置から出力される冷却水の排熱を、MRI装置の一部の電力として再利用することにより、MRI装置を含むシステム全体の消費電力を低減する、電力をリサイクルする仕組みを見出した。すなわち、本願発明者は、システム全体の環境負荷を低減するMRI装置を見出した。 Here, the inventor of the present application reduces the power consumption of the entire system including the MRI apparatus by reusing the exhaust heat of the cooling water output from the MRI apparatus as part of the power of the MRI apparatus. I found a mechanism to recycle. That is, the present inventor has found an MRI apparatus that reduces the environmental load of the entire system.
本実施形態によれば、磁気共鳴イメージング装置は、磁気共鳴イメージングを行うための複数の構成ユニットと、前記複数の構成ユニットの少なくともいずれかを第1の冷媒により冷却する冷却装置と、前記第1の冷媒を第2の冷媒によって冷却し、当該第2の冷媒に生じる熱を用いて発電する発電モジュールと、当該発電された電力を前記構成ユニット又は本装置に設けられた蓄電池に供給する供給手段と、を備える。
According to this embodiment, the magnetic resonance imaging apparatus includes a plurality of constituent units for performing magnetic resonance imaging, a cooling device that cools at least one of the plurality of constituent units with a first refrigerant , and the first The refrigerant is cooled by the second refrigerant, the power generation module generates power using heat generated in the second refrigerant, and the supply means for supplying the generated power to the constituent unit or the storage battery provided in the apparatus And comprising.
以下、本実施形態に係るMRI装置(磁気共鳴イメージング装置)500について、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, an MRI apparatus (magnetic resonance imaging apparatus) 500 according to the present embodiment will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本実施形態に係るMRI装置500の冷却の仕組みの構成を示した概略構成図である。本実施形態に係るMRI装置500は、磁気共鳴現象を利用して被検体PTの体内の画像を撮像し、その撮像装置を冷却する冷却装置(磁気共鳴イメージング装置用冷却装置)を備えている。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a configuration of a cooling mechanism of the
図1に示すように、MRI装置500は、MRIガントリ100、MRI電気機器キャビネット200、クライオクーラ用ヘリウムコンプレッサ(単にヘリウムコンプレッサともいう。)230、運転監視装置240、チラーユニット300、水循環回路400などを備えて構成されている。
As shown in FIG. 1, an
MRIガントリ100は、傾斜磁場コイル110を備えている。傾斜磁場コイル110には、パルスシーケンスに応じてパルス電流が繰り返して供給されるため、撮像中に発熱する。このため、MRI装置500は、傾斜磁場コイル110を冷却する必要がある。したがって、傾斜磁場コイル110は、撮像時の発熱を冷却するための冷却管を備えている。なお、本実施形態では、冷媒として水(以下、これを冷媒水(第1の冷媒)という。)が用いられ、冷媒水が傾斜磁場コイル110内の冷却管を循環する。
The
また、傾斜磁場コイル110には、撮像領域内の静磁場の不均一を補正するために、鉄シムが設けられている。この鉄シムは、傾斜磁場コイル110の温度が変動すると、その影響で透磁率が変化する。この鉄シムの透磁率が変化すると、撮像領域内の静磁場を均一に保つことができず、特に中心周波数に変動をきたすことがある。
The gradient
したがって、鉄シムの温度変化は画像の乱れを生じさせるので、傾斜磁場コイル110の温度の変動を抑えることが必要となる。なお、傾斜磁場コイル110を含むMRIガントリ100は、撮影室に設けられている。
Therefore, since the temperature change of the iron shim causes image disturbance, it is necessary to suppress the temperature fluctuation of the
MRI電気機器キャビネット200は、蓄電池210と、電力再配分ユニット220とを備えている。
The MRI
蓄電池210は、チラーユニット300において発生した電力を一時的に蓄電する蓄電池である。
The
電力再配分ユニット220は、蓄電池210に蓄電された電力を、蓄電されている充電状態に応じて、蓄電池210から運転監視装置240に電力を供給したり、システム全体の電源(図示せず)に電力を供給するようになっている。
The
また、MRI電気機器キャビネット200は、傾斜磁場電源250やRFアンプ(Radio Frequency増幅器:高周波増幅器)を構成する送信部260などを有するユニットでもある。
The MRI
傾斜磁場電源250は、パルス状に傾斜磁場を生成するためのパルス電流を増幅する増幅器である。送信部260は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信コイルに送信する機能を有している。傾斜磁場電源250や送信部260も撮像中に発熱するため、撮像中はMRI電気機器キャビネット200を冷却する必要がある。
The gradient magnetic
なお、傾斜磁場電源250や送信部260は、MRI電気機器キャビネット200内に一体化されている必要は無く、それぞれ個別にユニットを構成していてもよく、特に限定されるものではない。また、傾斜磁場電源250や送信部260の詳細については、後述する。
Note that the gradient magnetic
クライオクーラ(図示せず)は、後述する静磁場磁石内に蓄えられている液化ヘリウムを、24時間冷却するための冷却装置(ユニット)であり、静磁場磁石に組み込まれたコールドヘッド(またはヘリウム膨張機とも呼ばれる)(図示せず)と、ヘリウムコンプレッサ230から構成されている。クライオクーラは、ヘリウムコンプレッサ230で作られた高圧ヘリウムガスが膨張機内で断熱膨張する仕組みで極低温を生成し、磁石内部の輻射シールドを低温に保ち、また磁石内ヘリウム容器にあるガスヘリウムを再凝縮して液体ヘリウムを生成することで液体ヘリウムの蒸散を防いでいる。磁石内部の液化ヘリウムは、後述する超電導コイル(超電導磁石)を冷却するために用いられる。
A cryocooler (not shown) is a cooling device (unit) for cooling liquefied helium stored in a static magnetic field magnet (to be described later) for 24 hours, and is a cold head (or helium) incorporated in the static magnetic field magnet. (Also called an expander) (not shown) and a
運転監視装置(Magnet Supervisory Unit)240は、ヘリウムガスの圧力や液化ヘリウムの液量を監視しており、MRIガントリ100が有する超電導コイル(超電導磁石)の運転を管理する制御装置である。
An operation monitoring device (Magnet Supervisory Unit) 240 is a control device that monitors the pressure of the helium gas and the amount of liquefied helium, and manages the operation of the superconducting coil (superconducting magnet) of the
なお、MRI電気機器キャビネット200と、クライオクーラ用ヘリウムコンプレッサ230と、運転監視装置240は、機械室に設けられている。
The MRI
チラーユニット300は、水循環回路400に冷媒水(第1の冷媒)を供給し、MRI装置500内に冷媒水を循環させることによって、MRI装置500内の温度を一定に保たせる装置である。チラーユニット300は、例えば、傾斜磁場コイル110を循環する冷媒水の冷却と、その冷媒水の温度管理を行っている。この場合、チラーユニット300は、傾斜磁場コイル110を循環し排熱として水循環回路400から流出した冷媒水を取得する。そして、チラーユニット300は、その冷媒水を冷却して、再び傾斜磁場コイル110に冷却水として供給する。なお、チラーユニット300の詳細については、後述する。
The
水循環回路400は、MRI装置500に冷媒水を循環させる経路である。水循環回路400の経路は、傾斜磁場コイル110に限定されるものではなく、例えば、発熱する傾斜磁場電源250やRFアンプ(送信部260)なども冷媒水の循環経路に含めることができる。すなわち、MRI装置500を稼動しているときの発熱する要素として、傾斜磁場コイル110と、傾斜磁場電源250と、送信部260とを冷却すべきユニットとして、これらを循環するように水循環回路400を形成するようにしてもよい。
The
次に、本実施形態に係るMRI装置500を構成する基本的な構成について説明する。
Next, a basic configuration that configures the
図2は、本実施形態に係るMRI装置500の基本的な構成を示す構成図である。
FIG. 2 is a configuration diagram showing a basic configuration of the
図2に示すように、MRI装置500は、MRIガントリ100において、静磁場磁石10、傾斜磁場コイル110、RFコイル30、天板40を備えて構成されている。
As shown in FIG. 2, the
静磁場磁石10は、概略円筒形状の真空容器11と、その真空容器11の中で冷却液に浸漬された超電導コイル12とを有し、撮像領域であるボア(静磁場磁石10の円筒内部の空間)に静磁場を発生させる。
The static
傾斜磁場コイル110は、概略円筒形状をなし、静磁場磁石10の内側に固定されている。この傾斜磁場コイル110は、傾斜磁場電源250から供給される電流によりX軸、Y軸、Z軸の方向に傾斜磁場を印加するメインコイルと、メインコイルの漏洩磁場をキャンセルするシールドコイルとを有している。なお、これらに関する構造については、詳細を後述する。
The gradient
RFコイル30は、傾斜磁場コイル110の内側に、被検体PTを挟んで対向するように固定されている。このRFコイル30は、送信部260から送信されるRFパルスを被検体PTに照射し、また、水素原子核の励起によって被検体PTから放出される磁気共鳴信号を受信する。
The
天板40は、寝台(図示せず)上に水平方向へ移動可能に設けられており、撮像時には被検体PTが載置されてボア内へ移動される。
The
傾斜磁場電源250は、シーケンス制御装置280からの指示に基づいて、傾斜磁場コイル110に電流を供給する電源である。また、傾斜磁場電源250は、傾斜磁場をパルス状に生成するための電流を増幅する機能も備えている。
The gradient magnetic
送信部260は、シーケンス制御装置280からの指示に基づいて、RFコイル30にRFパルスを送信する装置である。上述したRFアンプは、送信部260によって構成されており、高周波パルスをRFコイル30に送信する。
The
受信部270は、RFコイル30によって受信された磁気共鳴信号を検出し、検出した磁気共鳴信号をデジタル化し、得られる生データを、シーケンス制御装置280に向けて送信する。
The receiving
シーケンス制御装置280は、計算機システム290による制御のもと、傾斜磁場電源250、送信部260、受信部270をそれぞれ駆動することによって被検体PTのスキャンを行う装置であり、スキャンを行った結果、受信部270から生データが送信されると、その生データを計算機システム290に送信する。
The
計算機システム290は、MRI装置500全体を制御する制御装置であり、操作者から各種入力を受け付ける入力部や、操作者から入力される撮像条件に基づいてシーケンス制御装置280にスキャンを実行させるシーケンス制御部と、シーケンス制御装置280から送信される生データに基づいて画像を再構成する画像再構成部、再構成された画像などを記憶する記憶部、再構成された画像など各種情報を表示する表示部、操作者からの指示に基づいて各機能の動作を制御する主制御部などを有する。
The
次に、図1および図2に示した傾斜磁場コイル110について、詳細を説明する。
Next, the gradient
図3は、本実施形態に係る傾斜磁場コイル110の構成について示した構成図である。また、図4は、本実施形態に係る傾斜磁場コイル110の内部構造を斜視図で示した説明図である。
FIG. 3 is a configuration diagram showing the configuration of the
図3に示すように、傾斜磁場コイル110は、メインコイル111、シールドコイル112、シムトレイ挿入ガイド113、シムトレイ114および鉄シム115を備えて構成されている。
As shown in FIG. 3, the gradient
傾斜磁場コイル110は、概略円筒形状をなすメインコイル111と、シールドコイル112とを備えている。そして、メインコイル111とシールドコイル112の間には、シムトレイ挿入ガイド113が形成されている。
The gradient
シムトレイ挿入ガイド113は、傾斜磁場コイル110の貫通穴であり、傾斜磁場コイル110の長手方向に全長に渡り、開口を形成している。また、シムトレイ挿入ガイド113は、メインコイル111とシールドコイル112に挟まれた領域に、傾斜磁場コイル110の円周方向であって等間隔に、複数の個所に形成されている。また、各シムトレイ挿入ガイド113には、シムトレイ114が挿入されている。
The shim
シムトレイ114は、非磁性かつ非導電性材料である樹脂にて作製され、それぞれ概略棒状をなしている。これらのシムトレイ114には、それぞれ所定の数の鉄シム115が収納されている。シムトレイ114は、シムトレイ挿入ガイド113に挿入されて、それぞれ傾斜磁場コイル110の中央部に固定されている。
The
鉄シム115は、撮像領域内の静磁場の不均一を補正するために、シムトレイ114に設けられている。
The
図4では、傾斜磁場コイル110の一部分を示しており、図4における上側が円筒形状の外側を示しており、下側が円筒形状の内側を示している。
FIG. 4 shows a part of the gradient
図4に示すように、傾斜磁場コイル110には、シムトレイ挿入ガイド113の内側と外側、すなわち、シムトレイ挿入ガイド113とメインコイル111との間、およびシムトレイ挿入ガイド113とシールドコイル112との間に、螺旋状に冷却管116が埋設されている。基本的な構成は図3と同様であり、図3と異なる点は、冷却管116が図示されている点である。
As shown in FIG. 4, the
冷却管116には、チラーユニット300から水循環回路400を介して冷却水(第1の冷媒)が流入され、冷却管116を通って傾斜磁場コイル110の内部を循環し、傾斜磁場コイル110の外部へ冷却水(冷媒水)が流出される。このように、冷媒水は、冷却管116を通って傾斜磁場コイル110の内部を循環することによって、傾斜磁場コイル110を冷却している。
Cooling water (first refrigerant) is introduced into the
次に、本実施形態に係るMRI装置500において、傾斜磁場コイル110、傾斜磁場電源250およびRFアンプ(送信部260)などが発熱する時間帯について説明する。
Next, the time zone in which the gradient
図5は、本実施形態に係るMRI装置500において、水循環回路400から排出される冷媒水の温度と時間帯との関係を示した概念図である。
FIG. 5 is a conceptual diagram showing the relationship between the temperature of the refrigerant water discharged from the
図5に示すように、横軸(X軸)は時間(T)であり、縦軸(Y軸)は水循環回路400から排出された冷媒水の温度(U)である。すなわち、縦軸は、チラーユニット300に流入された冷媒水の温度となっている。
As shown in FIG. 5, the horizontal axis (X axis) is time (T), and the vertical axis (Y axis) is the temperature (U) of the refrigerant water discharged from the
図5では、時間T1から時間T2の間と、時間T3から時間T4の間に、水循環回路400から排出される冷媒水の温度が高くなっていることを示している。具体的には、例えば、時間T1は、午前中の検査が始まる午前8時30分頃であり、時間T2は、午前中の検査が終了する正午頃である。また、時間T3は、午後の検査が始まる午後1時頃であり、時間T4は、午後の検査が終了する午後5時頃である。
FIG. 5 shows that the temperature of the coolant water discharged from the
なお、この冷媒水は、冷媒水が傾斜磁場コイル110内を循環して、撮像により発熱した傾斜磁場コイル110の熱を吸収した後、傾斜磁場コイル110から外部に流出される。このため、冷媒水の温度は、水循環回路400を経てチラーユニット300に流入されたときの温度となる。したがって、MRI装置500を稼動して被検体PTを撮像している時間帯は、傾斜磁場コイル110が発熱し、その傾斜磁場コイル110を冷媒水が冷却することにより、排熱として排出される冷媒水の温度が上昇していることを示している。
The refrigerant water flows out of the gradient
また、時間T2から時間T3の間は、撮像を中止している時間帯(お昼休み中)であるため、傾斜磁場コイル110などで発熱した温度は一時的に下がる。また、午後の検査が時間T3から開始されると、排出される冷媒水の温度は、時間T4まで高温(約45度)となっている。次に、冷媒水の温度が上昇している時間帯の詳細について説明する。
Further, since the period from time T2 to time T3 is a time period during which imaging is stopped (during lunch break), the temperature generated by the
図6は、本実施形態に係るMRI装置500において、図5に示した時間T1から時間T2までの間における冷却水の温度(U)の変化の詳細を示した概念図である。
FIG. 6 is a conceptual diagram showing details of the change in the temperature (U) of the cooling water between time T1 and time T2 shown in FIG. 5 in the
図6に示すように、時間T1から時間T2の間に4回の高温期間がある。これは、4人の被検体(PT1からPT4)を撮像したことにより、これらの被検体を撮像している間は、冷媒水の温度が高温となっていることを示している。特に、被検体PT1と被検体PT2の撮像に関しては、撮像方法を変更したり撮像の設定を変更したことにより、一時的に温度に変化が生じている。 As shown in FIG. 6, there are four high temperature periods between time T1 and time T2. This indicates that the temperature of the coolant water is high while the four subjects (PT1 to PT4) are imaged, while these subjects are being imaged. In particular, regarding the imaging of the subject PT1 and the subject PT2, the temperature is temporarily changed by changing the imaging method or changing the imaging settings.
なお、図5および図6に示した冷媒水の温度(U)は、高温時で約45℃、低温時約20℃となっているが、例示であり、これに限定されるものではない。また、MRI装置500が稼動していない時間帯は、種々の冷却装置などによって、MRI装置500は冷却されている。そのため、MRI装置500が稼動していない時間帯では、MRI装置500は、約20℃の一定温度で保冷されている。
The temperature (U) of the coolant water shown in FIG. 5 and FIG. 6 is about 45 ° C. at a high temperature and about 20 ° C. at a low temperature, but is illustrative and not limited thereto. In addition, during the time period when the
以上の実施形態に加えて、本実施形態では、チラーユニット300に発電モジュールをさらに備えたことを特徴としている。チラーユニット300の詳細について説明する。
In addition to the above embodiment, the present embodiment is characterized in that the
図7は、本実施形態に係るチラーユニット300の構成を示した機能ブロック図である。
FIG. 7 is a functional block diagram showing a configuration of the
図7に示すように、チラーユニット300は、温度センサ305、蒸発器310、圧縮機320、凝縮器330、膨張器340、冷媒ガス循環回路350および発電モジュール360を備えて構成されている。
As shown in FIG. 7, the
温度センサ305は、MRIガントリ100の傾斜磁場コイル110を循環して水循環回路400から流出された冷媒水(第1の冷媒)が、チラーユニット300に流入したときの温度を測定するセンサである。本実施形態では、MRIガントリ100や傾斜磁場コイル110の稼動状況を、チラーユニット300に流入された冷媒水の温度で判断するようになっている。なお、MRIガントリ100や傾斜磁場コイル110の稼働状態に関する情報をチラーユニット300が取得することができる構成であれば、温度センサ305を設ける必要はない。
The
蒸発器310は、排熱して運ばれた温水の冷媒水(第1の冷媒)から、液化冷媒(第2の冷媒)が熱を吸収して機能を有する熱交換器である。液化冷媒は、温水の冷媒水から熱を吸収すると低温低圧のガス(気体)になる。なお、液化冷媒には、例えば、HCFC(hydrochlorofluorocarbons:ハイドロクロロフルオロカーボン)やHFC(hydrofluorocarbons:ハイドロフルオロカーボン)などが用いられる。これらは、沸点が、約−50℃または約−80℃程度であるため、冷媒水(第1の冷媒)から熱を吸収することによってその冷媒水を冷却し、蒸発する。
The
具体的には、蒸発器310は、冷媒水が45℃でチラーユニット300に流入した場合には、液化冷媒がその冷媒水を冷却して、冷媒水を約20℃の冷却水にする。それと同時に、液化冷媒は、蒸発して気化する。
Specifically, in the
圧縮機320は、蒸発した冷媒ガス(第2の冷媒)を圧縮して、高温高圧のガスにして送り出す機能を有する機械である。なお、圧縮機320の出力近傍は高温になっており、具体的には、約60℃程度(または約80℃程度)の高温状態となっている。なお、この温度は、使用する圧縮機の仕様に異なり、特に限定されるものではない。
The
凝縮器330は、高温高圧のガスの熱を大気に放出して、低温高圧の液化させる熱交換器である。なお、熱交換を効率よく実施するために、チラーユニット300に吸気や排気を行う窓を設けたり、放熱ファンを設けるようにしてもよい。
The
膨張器340は、液化された液化冷媒を膨張させ、低温高圧液から低温低圧液にする機能を有している。
The
冷媒ガス循環回路350は、水循環回路400から流入された温水の冷媒水に対して、熱を吸収して大気にその熱を放出する液化冷媒の循環回路である。
The refrigerant
発電モジュール360は、冷媒ガスを圧縮機320で圧縮する際に生じる発熱を利用して発電を行う熱発電モジュールである。このチラーユニット300では、圧縮機320の出力側の近傍に発電モジュール360の高温端を接続することにより、高温となる圧縮機320の出力側の熱を効果的に使用して、効率よく発電することができる。
The
一方、発電モジュール360の低温端は、地中約5m程度の深さ地点に熱伝導性の高い銅の部材を使った熱アンカー(固定用ボルト)を設けて、その冷熱板370に接続される。地中の温度(地熱)は通年約15℃程度と変動が少ないので、発電モジュール360の低温端に地中の温度を利用することにより、安定した温度差を得ることができる。
On the other hand, the low temperature end of the
具体的には、発電モジュール360の高温端の約60℃と地熱の約15℃との間に、約45℃の温度差を得ることができる。なお、本実施形態では、熱アンカーに限定されるものではなく、例えば、ヒートパイプ365を使用して、放熱器や放熱板などのヒートシンクとして地熱と熱を交換する低温部分であってもよい。
Specifically, a temperature difference of about 45 ° C. can be obtained between about 60 ° C. at the high temperature end of the
このように、発電モジュール360は、高温端と低温端との温度差を用いて発電すると、蓄電池210(図1)に電力が蓄電されるようになっている。また、チラーユニット300では、傾斜磁場コイル110を稼動して撮像している間に冷媒水(第1の冷媒)に温度差が生じ、発電モジュール360が発電することができるので、冷媒水(第1の冷媒)の温度差から効率よく発電することができる。
As described above, when the
なお、チラーユニット300は、冷媒水を循環させる送水ポンプ(図示せず)を有し、水循環回路400を介して、傾斜磁場コイル110に冷媒水を送水する機能も含んでいる。
The
次に、本実施形態に係るMRI装置500のチラーユニット300が発電する発電動作処理について説明する。
Next, a power generation operation process in which the
図8は、本実施形態に係るMRI装置500のチラーユニット300が発電する発電動作処理を示したフローチャートである。なお、水循環回路400は、一例として傾斜磁場コイル110を冷却するように循環しているものとする。
FIG. 8 is a flowchart showing a power generation operation process in which the
MRI装置500は、操作者からの操作指示を計算機システム290(図2)が受け付けると、被検体PTの撮像(スキャン)を開始する(ステップST001)。この場合、計算機システム290は、シーケンス制御装置280を介して傾斜磁場コイル110を制御してスキャンを実施する。MRI装置500は、被検体PTを撮像することによって、傾斜磁場コイル110が発熱する。
When the computer system 290 (FIG. 2) receives an operation instruction from the operator, the
MRI装置500では、水循環回路400を介してチラーユニット300から傾斜磁場コイル110に冷却水(冷媒水)が供給されている。その冷却水は、発熱した傾斜磁場コイル110を冷却する。発熱を吸収した冷却水は温水となり、冷却管116(図4)と、水循環回路400を介して、傾斜磁場コイル110から流出される。温水となった冷却水は、チラーユニット300に流入される。これにより、チラーユニット300は、傾斜磁場コイル110の排熱水(温水)を取得する(ステップST003)。
In the
チラーユニット300は、排熱水(冷媒水)を取得すると、蒸発器310(図7)において、液化冷媒(第2の冷媒)が排熱水(第1の冷媒)から熱を吸収して、その排熱水を冷却する(ステップST005)。冷却された排熱水は、冷却水となり、水循環回路400を介して、再び傾斜磁場コイル110の冷却管116を循環して、傾斜磁場コイル110を冷却する。一方、液化冷媒(第2の冷媒)は、蒸発して低温低圧のガスになる。
When the
チラーユニット300は、圧縮機320(図7)において、蒸発した冷媒ガス(第2の冷媒)を圧縮し、高温高圧にする(ステップST007)。
チラーユニット300は、圧縮機320の高温側と地中とに接続された発電モジュール360が発電し(ステップST009)、その発電した電力をMRI電気機器キャビネット200の蓄電池210に蓄電する。電力再配分ユニット220は、蓄電池210に蓄電された電力を、その蓄電池210の充電状態に応じて、運転監視装置240の制御またはMRI電気機器キャビネット200の制御を行うコントロール部などの電力に割り当てる。
In the
チラーユニット300は、凝縮器330(図7)において、圧縮された冷媒ガスの熱を放出させ(冷却)、低温高圧液にする(ステップST011)。
The
チラーユニット300は、膨張器340(図7)において、低温高圧液となった液化冷媒を膨張させ、低温低圧にさせる(ステップST013)。
The
本実施形態では、チラーユニット300は、水循環回路400を介して流入される排熱水(温水)に対して継続的に冷却を行い、そして、冷却水として傾斜磁場コイル110に供給するようになっている。
In the present embodiment, the
チラーユニット300は、継続的に排熱水を取得することにより(ステップST015)、温度センサ305(図7)が継続的に排熱水の温度を監視している(ステップST017)。
The
ここで、チラーユニット300は、取得した排熱水が所定の温度以上の場合には(ステップST017のYes)、ステップST005に移行して、引き続き、排熱水の冷却処理を継続する。例えば、排熱水が25℃以上の場合には、チラーユニット300は、傾斜磁場コイル110を冷却する処理を継続するように設定することができる。
Here, if the acquired exhaust heat water is equal to or higher than the predetermined temperature (Yes in step ST017), the
一方、取得した排熱水が所定の温度未満の場合には(ステップST017のNo)、チラーユニット300は、傾斜磁場コイル110の稼動が終了し、MRIによる撮像が終了したと判定し(ステップST019)、発電動作処理を終了する。
On the other hand, when the acquired waste heat water is lower than the predetermined temperature (No in step ST017), the
この場合、例えば、排熱水の温度が20℃の場合には、チラーユニット300は、傾斜磁場コイル110は稼動していないと判定し、MRI装置による撮像は終了したと判定することができる。
In this case, for example, when the temperature of the exhaust heat water is 20 ° C., the
以上説明したように、本実施形態に係るMRI装置500では、MRIガントリ100内の傾斜磁場コイル110が発熱したときにその発熱を排熱する排熱水を冷却して、その際に生じる圧縮機の温度差を用いて発電モジュール360が発電することができるので、MRI装置500の稼動時に効率的に発電することができる。
As described above, in the
これにより、発電モジュール360によって発電された電力は、蓄電池210に蓄積され、その蓄電池210の充電状態に応じて、例えば、運転監視装置240の制御に用いることができるので、蓄電された電力を効率よく使用することができ、システム全体の消費電力を効率よく低減することができる。
Thereby, the electric power generated by the
また、発電モジュール360によって発電された電力は、運転監視装置240の制御に限定されるものではなく、例えば、傾斜磁場電源250や傾斜磁場電源250の制御、RFアンプ(送信部260)の制御のための制御回路や、その他発電量に応じて消費電力の賄える装置の電力に利用することができる。
In addition, the power generated by the
また、蓄電池210に蓄電された電力は、蓄電池210の充電状態や発電モジュール360の発電性能に基づいて、電力再配分ユニット220が電力の配分を行うことができるので、例えば、消費電力の相対的に少ない制御装置などの電源に限定されず、発電性能の向上や改善によって、消費電力と供給電力のバランスを判定して、供給範囲内にある電源に電力を供給したり、複数の制御装置の電源に使用することもできる。また、MRI電気機器キャビネット200のコンピュータユニットなどのバックアップ電力として、無停電電源装置(いわゆるUPS)などに適用することもできる。
Further, since the
なお、本実施形態では、発電モジュール360の高温端が60℃程度だった場合、地熱は約15℃であるため、約45℃の温度差を得ることができた。約45℃の温度差の場合に現在利用可能な発電モジュールに適用すると、約2ワット[W]程度の発電を見込むことができる。
In this embodiment, when the high temperature end of the
ところで、本実施形態のように、地熱を利用する場合には、熱アンカーなどを設置する工事が必要となる場合もある。そこで、工事を必要とせず外気によって低温端を生成する場合について検討する。 By the way, when using geothermal heat like this embodiment, the construction which installs a heat anchor etc. may be needed. Therefore, the case where the cold end is generated by the outside air without the need for construction is examined.
図9は、本実施形態に係るチラーユニット300において、発電モジュール360の低温端を外気で冷却する場合について説明した説明図である。
FIG. 9 is an explanatory diagram illustrating a case where the low temperature end of the
上述した実施形態では、発電モジュール360の低温端は、地中に埋設されるようになっていたが、例えば、図9に示すように、ヒートパイプ365に設けられた冷熱板370を、外気(大気)を取り込む吸気口又は吸気ファン380の周辺に設けることにより、発電モジュール360の低温端を構成するようにしてもよい。この場合、地中に熱アンカーを埋設する工事(作業)を回避することができ、吸気口又は吸気ファン380の周辺に冷熱板370に設けるだけで、容易に低温端を実現することができる。
In the above-described embodiment, the low-temperature end of the
なお、外気の温度を利用する場合には、例えば、外気温を約30℃程度とすると、発電モジュール360の高温端が60℃程度であるため、約30℃の温度差を得ることができる。約30℃の温度差の場合に現在利用可能な発電モジュールに適用すると、約1ワット[W]程度の発電を見込むことができる。
When using the temperature of the outside air, for example, if the outside air temperature is about 30 ° C., the temperature difference of about 30 ° C. can be obtained because the high temperature end of the
また、上述した実施形態では、発電モジュール360は、圧縮機320の出力側の近傍に設けられていたが、これに加えて、例えば、チラーユニット300内を循環する水循環回路400にも、蒸発器310で冷媒水を冷却する前の冷媒水の温度と、蒸発器310で冷却した後の冷媒水の温度との差分を用いて発電するように、発電モジュールを追加するようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、本実施形態では、チラーユニット300の温度センサ305が、水循環回路400から流入される冷却水の温度によって、MRIガントリ100や傾斜磁場コイル110の稼働状況を判断するようになっていたが、これに限定されるものではない。例えば、チラーユニット300は、温度センサ305の代わりに、図示しない、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ネットワークインターフェースなどを備えるようにしてもよい。
In the present embodiment, the
具体的には、チラーユニット300は、ネットワークインターフェースを介して、MRIガントリ100やMRI電気機器キャビネット200と通信を行って、傾斜磁場コイル110やRFアンプを構成する送信部260などの稼働状況に応じて、冷媒ガス循環回路350を循環する液化冷媒の蒸発を制御する。
Specifically, the
この場合、CPUは、ROMに格納されている各種プログラムをRAMにロードして、そのプログラムを展開することにより、液化冷媒の蒸発制御処理を実現することできる。RAMは、ワークエリア(作業用メモリ)として利用されるようになっている。ROMは、各種プログラムを格納するようになっている。ROMに格納されている各種プログラムには、冷却水(第1の冷媒)の温度調整処理、液化冷媒の蒸発制御処理および発電モジュール360の発電制御処理を実現するためのプログラムが含まれている。
In this case, the CPU can realize the evaporation control process of the liquefied refrigerant by loading various programs stored in the ROM into the RAM and developing the programs. The RAM is used as a work area (working memory). The ROM stores various programs. The various programs stored in the ROM include programs for realizing the temperature adjustment process of the cooling water (first refrigerant), the evaporation control process of the liquefied refrigerant, and the power generation control process of the
このようなプログラムをCPUで処理することにより、チラーユニット300は、蒸発器310で液化冷媒を蒸発させる際のエネルギーロスを減少させることもできる。
By processing such a program with the CPU, the
なお、上述した本実施形態に係るMRI装置500では、チラーユニット300を含むシステムとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、チラーユニット300は、傾斜磁場コイル110に冷媒水(第1の冷媒)を循環させる水循環回路400(冷媒循環部)と、傾斜磁場コイル110を循環した冷媒水(第1の冷媒)を液化冷媒(第2の冷媒)で冷却し、その液化冷媒に生じる温度差を用いて発電する発電モジュール360と、を備えた冷却装置として、単体でも実現することができる。
In the above-described
また、上述した本実施形態に係るチラーユニット300は、すべて一体として設けられている必要は無く、例えば、凝縮器330が屋外に設けられていてもよい。すなわち、チラーユニット300を構成する各構成要素が、それぞれ別体で構成されていても、チラーユニット300は、各機能を有する構成要素を含んでいれば実現することができる。
Further, the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
また、本発明の実施形態では、フローチャートの各ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。 Further, in the embodiment of the present invention, each step of the flowchart shows an example of processing that is performed in time series in the order described. The process to be executed is also included.
10 静磁場磁石
11 真空容器
12 超電導コイル
30 RFコイル
40 天板
100 MRIガントリ
110 傾斜磁場コイル
111 メインコイル
112 シールドコイル
113 シムトレイ挿入ガイド
114 シムトレイ
115 鉄シム
116 冷却管
200 MRI電気機器キャビネット
210 蓄電池
220 電力再配分ユニット
230 クライオクーラ用ヘリウムコンプレッサ
240 運転監視装置
250 傾斜磁場電源
260 送信部
270 受信部
280 シーケンス制御装置
290 計算機システム
300 チラーユニット
305 温度センサ
310 蒸発器
320 圧縮機
330 凝縮器
340 膨張器
350 冷媒ガス循環回路
360 発電モジュール
365 ヒートパイプ
370 冷熱板
380 吸気ファン
400 水循環回路
500 MRI装置
PT 被検体
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記複数の構成ユニットの少なくともいずれかを第1の冷媒により冷却する冷却装置と、
前記第1の冷媒を第2の冷媒によって冷却し、当該第2の冷媒に生じる熱を用いて発電する発電モジュールと、
当該発電された電力を前記構成ユニット又は本装置に設けられた蓄電池に供給する供給手段と、
を備えた磁気共鳴イメージング装置。 A plurality of constituent units for performing magnetic resonance imaging; and
A cooling device that cools at least one of the plurality of constituent units with a first refrigerant ;
A power generation module that cools the first refrigerant with a second refrigerant and generates power using heat generated in the second refrigerant;
Supply means for supplying the generated power to the constituent unit or a storage battery provided in the apparatus;
A magnetic resonance imaging apparatus comprising:
前記冷却装置内で前記第2の冷媒を圧縮する圧縮機の出力近傍に、当該発電モジュールの高温側の端子を接続する
請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。 The power generation module is:
The magnetic resonance imaging apparatus according to claim 1, wherein a high-temperature side terminal of the power generation module is connected in the vicinity of an output of a compressor that compresses the second refrigerant in the cooling device.
前記発電モジュールは、
前記傾斜磁場コイルが傾斜磁場を被検体に印加しているときに発電する
請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。 One of the plurality of constituent units is a gradient coil,
The power generation module is:
The magnetic resonance imaging apparatus according to claim 1, wherein the gradient coil generates power when a gradient magnetic field is applied to a subject.
前記蓄電池に蓄電された電力を分配する電力分配部と、をさらに備え、
前記蓄電池は、
前記発電モジュールで発電された電力を蓄電し、
前記電力分配部は、
前記蓄電池に蓄電された充電状態に応じて、当該蓄電池から前記傾斜磁場コイルの運転を監視する運転監視装置に、当該運転を監視するための電力を供給する
請求項1から3のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 And the storage battery for storing electric power,
A power distribution unit that distributes the power stored in the storage battery, and
The storage battery is
Storing the power generated by the power generation module;
The power distribution unit
The electric power for monitoring the said operation is supplied from the said storage battery to the operation monitoring apparatus which monitors the driving | operation of the said gradient magnetic field coil according to the charge condition stored in the said storage battery. The magnetic resonance imaging apparatus described in 1.
地中の埋設した熱伝導体によって地熱の温度を利用した低温側となる低温部を形成し、当該発電モジュールの低温側の端子を前記低温部に接続する
請求項1から4のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 The power generation module is:
The low temperature part which becomes the low temperature side using the temperature of geothermal heat is formed by the buried heat conductor in the ground, and the low temperature side terminal of the power generation module is connected to the low temperature part. The magnetic resonance imaging apparatus described in 1.
前記冷却装置が吸気する外気の温度を利用して低温側となる低温部を形成し、当該発電モジュールの低温側の端子を前記低温部に接続する
請求項1から4のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 The power generation module is:
The low temperature part which becomes a low temperature side is formed using the temperature of the outside air which the cooling device inhales, and the low temperature side terminal of the power generation module is connected to the low temperature part. Magnetic resonance imaging equipment.
前記第1の冷媒を第2の冷媒によって冷却し、当該第2の冷媒に生じる熱を用いて発電する発電モジュールと、
当該発電された電力を前記構成ユニット又は前記磁気共鳴イメージング装置に設けられた蓄電池に供給する供給手段と、
を備えた磁気共鳴イメージング装置用冷却装置。 A cooling unit that cools at least one of the plurality of constituent units of the magnetic resonance imaging apparatus with a first refrigerant;
A power generation module that cools the first refrigerant with a second refrigerant and generates power using heat generated in the second refrigerant;
Supply means for supplying the generated power to a storage battery provided in the constituent unit or the magnetic resonance imaging apparatus;
A cooling apparatus for a magnetic resonance imaging apparatus.
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