JP5908801B2 - 現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム - Google Patents

現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5908801B2
JP5908801B2 JP2012135954A JP2012135954A JP5908801B2 JP 5908801 B2 JP5908801 B2 JP 5908801B2 JP 2012135954 A JP2012135954 A JP 2012135954A JP 2012135954 A JP2012135954 A JP 2012135954A JP 5908801 B2 JP5908801 B2 JP 5908801B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal
transmission power
position information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012135954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014003381A (ja
Inventor
半田 智義
智義 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2012135954A priority Critical patent/JP5908801B2/ja
Publication of JP2014003381A publication Critical patent/JP2014003381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908801B2 publication Critical patent/JP5908801B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、現在位置を特定できる無線通信装置と、その設置位置の特定が可能な通信を行うための通信方法、及びそのためのプログラムに関する。
電波法等により、無線アクセスポイントは開局申請した場所にて継続的に使用され、何らかの原因で移動された場合に機能停止を行う必要があるという制約がある。このため、無線アクセスポイントは、現在位置の特定や過去位置からの移動の有無の確認を必要とする。しかし、無線アクセスポイントの装置小型化、軽量化を配慮する場合、GPS装置を内蔵することは好ましくない。
無線通信装置がGPS機能を有しない、もしくはその機能を利用できない状況において、現在位置が既知の他の装置もしくはGPS機能による測位が可能な他の装置との通信により現在位置を特定する技術が知られている。この技術において、無線通信装置は、複数の他装置の位置情報と自装置との距離情報を入手し、座標解析などにより自装置の現在位置を特定する。
このように設置位置を特定する無線通信装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された無線通信装置は、周辺の移動体機器から移動体機器自身の位置情報を入手する際のリクエストの送信時間と位置情報受信時間より送受信にかかった時間を算出し、その送受信時間から移動体端末との距離を推定し現在位置を特定する。
また、特許文献2に記載された無線通信装置は、主体基地局から自装置周辺の基地局の位置情報を入手し、それぞれの基地局からの受信レベルを基に基地局との距離を推定し現在位置を特定する。
特開2004−221991号公報 特開2000−165936号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術は、自装置と移動体機器との距離の推定に送受信時間を利用する。また、特許文献2に記載された技術は、自装置と基地局との距離の推定に基地局からの受信レベルの情報を利用する。双方とも距離推定の精度は、自装置以外の移動体機器や基地局からの情報に依拠している。例えば特許文献1の場合、移動体機器の性能が悪い、処理が過密である、通信状態が輻輳しているなどの理由で位置情報の受信が遅れる。この場合、送受信時間が本来より長くなり、無線通信装置は自装置から移動体機器までの本来の距離よりも、その距離が長い、すなわち移動体機器は本来より遠くに位置するものと判断する可能性がある。特許文献2の場合、基地局の送信レベルが常に一定である保証が必要である。
したがって、特許文献1および特許文献2に記載された技術は、位置特定の精度が外部要因に左右されるという問題点がある。
更に、特許文献2に記載された技術は、基地局は位置が固定されており、主体基地局が周辺の基地局の位置情報をまとめて送信している。したがって、基地局の設置位置を変更した場合には基地局の位置が特定できず、自装置の現在位置の特定に適用できないという問題点がある。
本発明の目的の一例は、上述した問題点を解決できる設置位置の特定が可能な無線通信装置、無線通信方法およびそのためのプログラムを提供することにある。
本発明の一形態における第一の無線通信装置は、各周辺端末へ報知情報を出力する報知情報送信部と、前記報知情報に応答する端末から送信された、その端末の位置情報を受信する端末位置情報受信部と、報知情報を送信する際の送信電力を、徐々に強くするよう制御する送信電力制御部と、前記送信電力制御部が制御する送信電力強度に応じて、前記報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出する距離情報演算部と、前記端末位置情報受信部が取得した前記端末の位置情報と、前記距離情報演算部が算出した前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、算出結果から自装置の現在座標を推定する位置情報演算部とを備える。
本発明の一形態における第一の通信方法は、送信電力制御部が、報知情報の送信電力強度を徐々に強くするよう制御し、報知情報送信部が、前記送信電力制御部が制御する電力強度で各周辺端末へ報知情報を出力し、周辺端末から応答が返ってきた場合、端末位置情報受信部が、前記報知情報に応答する端末から送信された、その端末の位置情報を位置情報演算部に出力し、距離情報演算部が、前記送信電力制御部が制御する送信電力強度に応じて、前記報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出し前記位置情報演算部に出力し、前記位置情報演算部が、前記端末位置情報受信部が取得した前記端末の位置情報と、前記距離情報演算部が算出した前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、更に前記位置情報演算部が、算出結果から自装置の現在座標を推定する。
本発明の一形態における第一の通信プログラムは、 送信電力制御部が、報知情報の送信電力強度を徐々に強くするよう制御し、前記送信電力制御部が制御する電力強度で各周辺端末へ報知情報を出力し、前記周辺端末から応答が返ってきた場合、前記報知情報に応答する端末から送信された、その端末の位置情報を取得し、前記送信電力制御部が制御する送信電力強度に応じて、前記報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出し、前記端末の位置情報と、前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、更にその算出結果から自装置の現在座標を推定する処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、GPS機能を内蔵することなく、無線通信装置が自らの設置位置を高い精度で特定できるという効果が得られる。
図1は、本発明の第一の実施形態の構成を示すブロック図である。 図2は、第一の実施の形態における無線通信装置をコンピュータ装置とその周辺装置で実現したハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、第一の実施の形態における無線通信装置の設置位置特定動作を示すフローチャートである。 図4は、第一の実施の形態における無線通信装置の、周辺端末に対しその報知情報が届き応答を返せる最大距離を推定する方法の1つである、送信電力強度と最大距離の対応を表した統計情報を示す図である。 図5は、第一の実施の形態における無線通信装置の、送信電力強度P2(最大距離r2)の報知情報送信で得られた無線通信装置が存在しうる領域を説明するための図である。 図6は、第一の実施の形態における無線通信装置の、更に送信電力強度P3(最大距離r3)の報知情報送信で得られた無線通信装置が存在しうる領域を説明するための図である。 図7は、本発明の第二の実施形態の構成を示すブロック図である。 図8は、第二の実施の形態における無線通信装置の設置位置移動判定動作を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第一の実施の形態における無線通信装置1の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、無線通信装置1は、設置位置を特定できる装置であり、その構成は、端末インタフェース101と、報知情報送信部102と、端末位置情報受信部103と、送信電力制御部104と、距離情報演算部105と、位置情報演算部106と、位置情報記憶部107と、を備える。なお、本発明の第1の実施の形態において、無線通信装置1は、無線アクセスポイントである。無線アクセスポイントの本来の機能であるネットワークと周辺端末との通信制御に関する機能の詳細な説明は省略する。
次に、第一の実施の形態における無線通信装置1の構成について説明する。
端末インタフェース101は、各周辺端末(単に、端末とも呼ぶ)との通信のためのインタフェース回路である。報知情報送信部102は、各周辺端末への報知情報を発生し、端末インタフェース101を経由して端末に送信する。
端末位置情報受信部103は、報知情報を受ける端末から送信された応答に含まれる、端末の位置情報を受信する。また、端末位置情報受信部103は、その端末の位置情報を位置情報演算部106に出力する。
送信電力制御部104は、報知情報送信部102が報知情報を送信する際の送信電力を制御する。距離情報演算部105は、送信電力制御部104が制御する送信電力の強度に応じて、当該報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出する。
位置情報演算部106は、端末位置情報受信部103が受信した端末の位置情報と、距離情報演算部105が算出した当該端末の自装置からの最大の距離情報の両情報に基づき、自装置が存在しうる領域(第1の領域)を演算により算出する。また、位置情報演算部106は、その算出結果から自装置の現在座標を推定する。
この推定において、たとえば、位置情報演算部106は、算出される第1の領域と前回までに算出した領域(第2の領域)との共通部分を算出し、最終的には全ての共通部分の領域の重心位置を求めることで自装置の現在座標を推定する。すなわち、位置情報演算部106は、最終的に自装置の現在座標を算出する。
位置情報記憶部107は、位置情報演算部106にて算出した自装置が存在しうる領域を記憶する。たとえば、この領域の情報は、位置情報演算部106において第2の領域として利用される。したがって、位置情報記憶部107は、報知情報の送信電力強度が、現在の送信電力強度より低いときに位置情報演算部106で算出された自装置が存在しうる領域を履歴として記憶する。
図2は、本発明の第一の実施の形態における無線通信装置1をコンピュータおよびその周辺装置で実現したハードウェア構成を示す図である。図2に示されるように、無線通信装置1は、通信インタフェース10、CPU11、出力装置12、入力装置13、主記憶装置14、および二次記憶装置15を含む。
通信インタフェース10は、周辺端末との通信のための端末インタフェース101を構成する。また通信インタフェース10は、図示しないネットワークとの接続制御のためのインタフェースも含む。
CPU11は、オペレーティングシステムを動作させて本発明の第一の実施の形態に係る無線通信装置1の全体を制御する。また、CPU11は、例えば二次記憶装置15から主記憶装置14にプログラムやデータを読み出す。そして、CPU11は、第一の実施の形態における報知情報送信部102、端末位置情報受信部103、送信電力制御部104、距離情報演算部105および位置情報演算部106として機能し、プログラム制御に基づいて各種の処理を実行する。
出力装置12は、例えばディスプレイ、表示器で実現され、出力を確認するために用いられる。
入力装置13は、例えばマウスやキーボード、内蔵のキーボタンなどで実現され、入力操作に用いられる。入力装置13は、マウスやキーボード、内蔵のキーボタンに限らず、例えばタッチパネルでもよい。
二次記憶装置15は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、または半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされてもよい。
なお、第一の実施の形態の説明において利用されるブロック図(図1)には、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックが示されている。これらの機能ブロックは図2に示されるハードウェア構成によって実現される。ただし、無線通信装置1が備える各部の実現手段は特に限定されない。すなわち、無線通信装置1は、物理的に結合した一つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した二つ以上の装置を有線または無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、報知情報送信部102、端末位置情報受信部103、送信電力制御部104、距離情報演算部105および位置情報演算部106は、それぞれ個別のハードウェア回路として構成されてもよい。
また、前述のプログラムのコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)が、無線通信装置1に供給され、無線通信装置1が記録媒体に格納されたプログラムのコードを読み出し実行してもよい。すなわち、本発明は、第一の実施の形態における無線通信装置1が実行するためのソフトウェア(設置位置特定プログラム)を一時的に記憶するまたは非一時的に記憶する二次記憶装置15も含む。
以上のように構成された無線通信装置1の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
図3は、第一の実施の形態における無線通信装置1での設置位置特定の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理は、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
最初、図2の入力装置13は設置位置特定の動作の指示を発生し、CPU11の一部として機能する送信電力制御部104に出力される。
これにより、図3に示すように、送信電力制御部104は、報知情報送信電力を最小電力強度に設定する(ステップS101)。なお、この最小電力強度は、入力装置13からの指示に基づいて任意に設定されてもよい。この場合、管理者が入力装置13を操作して、送信電力の強度を設定する。
次に、報知情報送信部102は、端末インタフェース101を通じ、送信電力制御部104が設定した電力強度で報知情報を送信する(ステップS102)。
図4は、無線通信装置1が報知情報を送信する回(送信回)、送信電力、最大距離(後述)の関係を示す図である。図4に示す情報は、たとえば、主記憶装置14に記憶され、送信電力制御部104で読み出される。ここで、送信電力制御部104は、最初の送信回で報知情報送信電力を最小電力強度であるP1とし、報知情報の送信回が増えるごとに、その送信電力を上昇し、P2、P3とする(P1<P2<P3)。また、本処理を実施するにあたり、事前に報知情報の最大送信電力強度を管理者の任意で決定するが、送信電力強度P1、P2、P3それぞれ最大送信電力強度未満とする。
無線通信装置1が最小の送信電力強度P1で報知情報を送信した場合は周辺端末からの応答がなく、P2およびP3で報知情報を送信した場合にそれぞれ周辺端末AおよびBからの応答を受信したというケースを想定して説明する。
端末位置情報受信部103は、端末インタフェース101を通じ、ステップS102で送信した報知情報に対する周辺端末からの応答が返ってくるか待機する(ステップS103)。応答を待つ時間は管理者が任意に設定して良い。
応答が返ってきた場合のみ(ステップS104)以下ステップS105〜ステップS112を実施する。最小電力強度P1では応答がないことを想定しているので、ここではステップS105〜ステップS112は実施しない。
次に、送信電力制御部104は、報知情報送信電力を、現在の送信電力強度から一定電力分上昇させ再設定する(ステップS113)。なお、この上昇させる電力強度は管理者が入力装置13を操作して任意に設定してよい。ここでは送信電力制御部104は、送信電力強度をP1からP2に再設定する(P1<P2)。
次に、送信電力制御部104は、ステップS113で再設定した送信電力が、管理者が設定する最大送信電力強度を超えるか否かを判断する(ステップS114)。ここでは送信電力強度P2は最大送信電力強度を超えていないので、送信電力制御部104による処理は、ステップS102に戻る。
次に、報知情報送信部102は、送信電力制御部104の送信電力制御に基づき、送信電力強度P2で再度報知情報を送信する(ステップS102)。
次に、端末位置情報受信部103は、再度周辺端末からの応答が返ってくるか待機する(ステップS103)。応答が返ってきた場合のみ(ステップS104)、ステップS105〜ステップS112が実施されるが、前述の通り送信電力強度P2では無線通信装置1は周辺端末Aから応答を受信するケースを想定しているため、ここではステップS105〜ステップS112に処理が移行する。
次に、端末位置情報受信部103は、受信した応答に含まれる周辺端末Aの位置情報を位置情報演算部106に出力する(ステップS105)。また同時に端末位置情報受信部103は、距離情報演算部105に応答があった旨の通知を行う(ステップS106)。
次に、距離情報演算部105は、ステップS106で通知のあった応答に対応する報知情報の送信電力強度P2の情報を、送信電力制御部104から受信する(ステップS107)。
次に、距離情報演算部105は、受信した報知情報の送信電力強度の情報から、周辺端末に対しその報知情報が届き、かつその周辺端末が応答を返すことができる最大距離を推定し、最大距離の情報を位置情報演算部106に出力する(ステップS108)。推定方法は図4のような、送信電力と最大距離の対応を表した統計情報の参照でも、計算による理論値の算出でもいずれの方法でも良い。
次に位置情報演算部106は、座標面上に、ステップS105で端末位置情報受信部103から受信した位置情報を中心とし、ステップS108で距離情報演算部105から出力される最大距離を半径とする円を算出する。そして、位置情報演算部106は、算出された円内の領域を無線通信装置1が存在しうる領域と推定する(ステップS109)。図5に示すようにその領域は、外形が円となるハッチング部分の領域1002となる。
なお、図5において、領域1001は、無線通信装置1が送信電力強度P2で報知情報を送信したときに、その報知情報が届く範囲であり、無線通信装置1を中心とするその範囲の半径が最大距離r2である。また、図5において、距離r1は、報知情報送信部102が最小送信電力強度P1で報知情報を送信したときの最大距離である。
図4の送信電力と最大距離の関係を前提として、無線通信装置1が送信電力強度P2にて報知情報を送信した場合に周辺端末Aから応答が返ってくる。送信電力強度P2で応答が返る最大距離はr2なので、無線通信装置1から半径r2の円内の領域1002に周辺端末Aが存在する。言い換えると、周辺端末Aから半径r2の円内に無線通信装置1が存在する。また、周辺端末Aの位置情報は応答として無線通信装置1に通知されている。これらの情報から、位置情報演算部106は、無線通信装置1が存在しうる領域として、座標面に周辺端末Aの位置情報を中心とし、半径r2の円内の領域1001を推定する。
更に位置情報演算部106は、位置情報記憶部107に記憶されている、過去に算出された無線通信装置1が存在しうる領域情報を読み出し(ステップS110)、ステップS109で得られた領域との共通部分を算出する(ステップS111)。ここでは過去の無線通信装置1が存在しうる領域情報はまだ記憶されていないので、ステップS109で算出した円内の領域1001を共通部分とする。
次に、位置情報演算部106は、ステップS111で得られた共通部分を新たに位置情報記憶部107に記憶する(ステップS112)。この場合、位置情報演算部106は、その領域の境界である円の情報を共通部分の情報として位置情報記憶部107に記憶しても良い。
次に、送信電力制御部104は、報知情報送信電力を、現在の送信電力強度から一定電力分上昇させ再設定する(ステップS113)。ここでは送信電力制御部104は、送信電力強度をP2からP3に再設定する(P2<P3)。
このときステップS113で再設定した送信電力が、管理者が設定する最大送信電力強度を超えていなければステップS102〜ステップS113が再度実施される(ステップS114)。ここでは送信電力強度P3は最大送信電力強度を超えていないので再度ステップS102に戻る。
次に、報知情報送信部102は、再度報知情報を送信する(ステップS102)。
次に、端末位置情報受信部103は、再度周辺端末からの応答が返ってくるか待機する(ステップS103)。応答が返ってきた場合のみ(ステップS104)、ステップS105〜ステップS112が実施されるが、前述の通り送信電力強度P3では無線通信装置1は周辺端末Bから応答を受信するケースを想定しているため、ここではステップS105〜ステップS112に処理が移行する。
次に、端末位置情報受信部103は、受信した応答に含まれる周辺端末Bの位置情報を位置情報演算部106に送信する(ステップS105)。また同時に端末位置情報受信部103は、距離情報演算部105に応答があった旨の通知を行う(ステップS106)。
次に、距離情報演算部105は、ステップS106で通知のあった応答に対応する報知情報の送信強度の情報を、送信電力制御部104から受信する(ステップS107)。
次に、距離情報演算部105は、受信した報知情報の送信電力から、周辺端末に対しその報知情報が届き応答を返せる最大距離を推定し、位置情報演算部106に出力する(ステップS108)。
次に位置情報演算部106は、座標面上に、ステップS105で入手した位置情報を中心とし、ステップS108で入手した最大距離を半径とする円を算出する。そして、位置情報演算部106は、算出された円内の領域を無線通信装置1が存在しうる領域(第1の領域)と推定する(ステップS109)。図6に示すように、先ほどと同様、位置情報演算部106は無線通信装置1が存在しうる領域1004(第1の領域)として、座標面に周辺端末Bの位置情報を中心とし、半径r3の円内の領域を推定することができる。
なお、図6において、領域1003は、無線通信装置1が送信電力強度P3で報知情報を送信したときに、その報知情報が届く範囲であり、無線通信装置1を中心とするその範囲の半径が最大距離r3である。
更に位置情報演算部106は、位置情報記憶部107に記憶されている、過去に算出された無線通信装置1が存在しうる領域1001(第2の領域)の情報を読み出し(ステップS110)、ステップS109で得られた領域1004(第1の領域)との共通部分の領域1005を算出する(ステップS111)。過去の無線通信装置1が存在しうる領域1001(第2の領域)の情報は、たとえば、ステップS112での処理のため先ほどの周辺端末Aの位置情報を中心とし、半径r2の円が記憶されている。位置情報演算部106は、これとステップS109で得られた円内の領域との共通部分を算出する。
図6に示すように、前回の周辺端末Aからの応答に関する無線通信装置1が存在しうる領域と今回の領域とを描画すると、重なり合う共通部分(図6のハッチング部分)1005である。この部分が更新された無線通信装置1が存在しうる領域となる。
次に、位置情報演算部106は、ステップS111で得られた共通部分を新たに位置情報記憶部107に記憶する(ステップS112)。
次に、送信電力制御部104は、報知情報送信電力を、現在の送信電力強度から一定電力分上昇させ再設定する(ステップS113)。
このときステップS113で再設定した送信電力が、管理者が設定する最大送信電力強度を超えていなければステップS102〜ステップS113を再度実施する(ステップS114)。四方に存在する複数の周辺端末からの応答情報を集約することで無線通信装置1が存在しうる領域を狭め、設置位置特定の精度を向上させる。
最後に、位置情報演算部106は、最終的に得られた無線通信装置1が存在しうる領域に対し、重心の位置を演算にて求め、得られた重心の位置を無線通信装置1の設置位置として特定する(ステップS115)。
以上で、無線通信装置1は、設置位置特定の動作を終了する。
また、本実施形態において、ステップS107での最大距離推定を、ステップS102での報知情報送信直後に行ってもよい。この場合、推定した最大距離情報は、周辺端末からの応答がなかった場合不要な情報となってしまうが、応答があった場合ステップS108の処理時間を削減する効果がある。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における無線通信装置1は、外部要因に左右されずに高い精度で位置特定できる。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に距離情報演算部105は、報知情報の送信電力強度から、周辺端末に対しその報知情報が届き応答を返せる最大距離を推定する。第2に、位置情報演算部106は、座標面上に、周辺端末の位置情報を中心とし、推定した最大距離を半径とする円を算出して、無線通信装置1が存在しうる領域を推定する。これにより、無線通信装置1は、周辺局からの受信レベルや送受信時間など自装置以外の要因に拠らず、自ら制御する送信電力のみにより距離を特定できるので、外部要因に左右されずに高い精度で位置特定できるという効果が得られる。
また、副次的ではあるが、本実施形態により、無線通信装置1つまり無線アクセスポイントは周辺にある端末数を確認することができる。このため、報知情報に対する周辺端末からの応答の数が無線アクセスポイントの接続限界数を超えた時点で、無線アクセスポイントはこれ以上送信電力強度を上昇させる必要はなくなる。従って、不要な送信電力を抑える効果をもたらす。この条件による本実施形態を実現させるためには、あらかじめ無線アクセスポイントの接続上限数の情報を入手しておき、ステップS114にて再度報知情報を送信する条件に、「無線アクセスポイントの接続上限数を超えていない」を追加すればよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置2の構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、本実施形態における無線通信装置2は、第1の実施形態のそれと比べて、特定済み設置位置記憶部208と設置位置移動有無判定部209を追加で備える。
特定済み設置位置記憶部208は、無線通信装置2の設置位置の特定が完了した後に設置位置情報を記憶する。
設置位置移動有無判定部209は、無線通信装置2の設置位置の特定が完了した後、前回の設置位置特定の結果である特定済み設置位置記憶部208に記憶された設置位置情報と、今回の結果であるステップS115で得られた設置位置情報とを比較し、無線通信装置2が前回設置位置特定時から移動しているかどうかを判定する。
次に、無線通信装置2の動作について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8は、第二の実施の形態における無線通信装置2での設置位置移動判定の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理は、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図8に示すように、まず、無線通信装置2は、自らの設置位置を特定する(ステップS101〜S115)。この動作は第一の実施の形態と同じとする。設置位置特定のタイミングは無線通信装置を再起動した際など、管理者が任意に決定してよい。
次に、設置位置移動有無判定部209は、特定済み設置位置記憶部208に記憶されている前回の設置位置情報と、今回の結果であるステップS115にて位置情報演算部106が特定した設置位置情報とを比較する(ステップS201)。一定距離以上両者が離れていれば、設置位置移動有無判定部209は無線通信装置が前回の設置位置から移動されていると判定し(ステップS203)、離れていなければ、設置位置移動有無判定部209は無線通信装置は移動していないと判定する(ステップS204)。
最後に位置情報演算部106が特定した今回の設置位置情報を特定済み設置位置記憶部208に保存する(ステップS204)。
以上で、無線通信装置2は、設置位置移動判定の動作を終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における無線通信装置2は、第1の実施の形態から特別な機能追加なく設置位置が移動したかどうかを検知することができる。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に特定済み設置位置記憶部208は、前回特定した無線通信装置2の設置位置情報を記憶する。第2に、設置位置移動有無判定部209は、特定済み設置位置記憶部208に記憶されている前回の設置位置情報と、今回の結果であるステップS115にて位置情報演算部106が特定した設置位置情報とを比較し判定する。したがって、第1の実施の形態から特別な機能追加なく設置位置が移動したかどうかを検知することができる。
以上説明した、本発明の各実施形態における各構成要素は、その機能をハードウェア的に実現することはもちろん、プログラム制御に基づくコンピュータ装置、ファームウェアで実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどのコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られる。この読み取られたプログラムは、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態における構成要素として機能させる。
以上、各実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しえる様々な変更をすることができる。
たとえば、以上の各実施形態で説明した各構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はない。例えば、各構成要素は、複数の構成要素が1個のモジュールとして実現されたり、一つの構成要素が複数のモジュールで実現されたりしてもよい。また、各構成要素は、ある構成要素が他の構成要素の一部であったり、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していたり、といったような構成であってもよい。
また、以上説明した各実施形態では、複数の動作をフローチャートの形式で順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、各実施形態を実施するときには、その複数の動作の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、以上説明した各実施形態では、複数の動作は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。例えば、ある動作の実行中に他の動作が発生したり、ある動作と他の動作との実行タイミングが部分的に乃至全部において重複していたりしていてもよい。
さらに、以上説明した各実施形態では、ある動作が他の動作の契機になるように記載しているが、その記載はある動作と他の動作の全ての関係を限定するものではない。このため、各実施形態を実施するときには、その複数の動作の関係は内容的に支障のない範囲で変更することができる。また各構成要素の各動作の具体的な記載は、各構成要素の各動作を限定するものではない。このため、各構成要素の具体的な各動作は、各実施形態を実施する上で機能的、性能的、その他の特性に対して支障をきたさない範囲内で変更されて良い。
1、2 無線通信装置
10 通信インタフェース
11 CPU
12 出力装置
13 入力装置
14 主記憶装置
15 二次記憶装置
101 端末インタフェース
102 報知情報送信部
103 端末位置情報受信部
104 送信電力制御部
105 距離情報演算部
106 位置情報演算部
107 位置情報記憶部
208 特定済み設置位置記憶部
209 設置位置移動有無判定部
1001、1002、1003、1004、1005 領域

Claims (10)

  1. 各周辺端末へ報知情報を送信する報知情報送信部と、
    前記報知情報に応答する端末から送信された、その端末の位置情報を受信する端末位置情報受信部と、
    報知情報を送信する際の送信電力を、徐々に強くするよう制御する送信電力制御部と、
    前記送信電力制御部が制御する送信電力強度に応じて、前記報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出する距離情報演算部と、
    前記端末位置情報受信部が取得した前記端末の位置情報と、前記距離情報演算部が算出した前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、算出結果から自装置の現在座標を推定する位置情報演算部と、
    を含む無線通信装置。
  2. 前記報知情報の送信電力強度が、現在の送信電力強度より低いときに前記位置情報演算部で算出された前記自装置が存在しうる領域を、履歴として記憶する位置情報記憶部をさらに含み、
    前記位置情報演算部は、
    前記端末位置情報受信部が取得した前記端末の位置情報と、前記距離情報演算部が算出した前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、また、前記位置情報記憶部に記憶された前記履歴の領域との共通部分を算出し、全ての共通部分の領域から自装置の現在座標を推定する請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前回の設置位置特定の結果である設置位置情報と、今回の結果の設置位置情報とを比較する設置位置移動有無判定部と
    をさらに含み、
    前記設置位置移動有無判定部が、比較の結果自装置が移動しているかどうかを判定する請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記報知情報を送信する際の送信電力強度の上限を、設定された最大電力強度または周辺端末の接続数上限とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  5. 送信電力制御部が、報知情報の送信電力強度を徐々に強くするよう制御し、
    報知情報送信部が、前記送信電力制御部が制御する電力強度で各周辺端末へ報知情報を出力し、
    周辺端末から応答が返ってきた場合、端末位置情報受信部が、前記報知情報に応答する端末から送信された、その端末の位置情報を位置情報演算部に出力し、
    距離情報演算部が、前記送信電力制御部が制御する送信電力強度に応じて、前記報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出し前記位置情報演算部に出力し、
    前記位置情報演算部が、前記端末位置情報受信部が取得した前記端末の位置情報と、前記距離情報演算部が算出した前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、
    更に前記位置情報演算部が、算出結果から自装置の現在座標を推定する
    通信方法。
  6. 前記報知情報の送信電力強度が、現在の送信電力強度より低いときに前記位置情報演算部で算出された前記自装置が存在しうる領域を履歴として記憶する位置情報記憶部をさらに含み、
    前記位置情報演算部は、
    前記端末位置情報受信部が取得した前記端末の位置情報と、前記距離情報演算部が算出した前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、また、前記位置情報記憶部に記憶された前記履歴の領域との共通部分を算出し、全ての共通部分の領域から自装置の現在座標を推定する
    請求項5記載の通信方法。
  7. 設置位置移動有無判定部が、前回の設置位置特定の結果である設置位置情報と、今回の結果の設置位置情報とを比較し、結果自装置が移動しているかどうかを判定する請求項5または6記載の通信方法。
  8. 前記報知情報を送信する際の送信電力強度の上限を、設定された最大電力強度または前記周辺端末の接続数上限とする請求項5ないし7のいずれか一項に記載の通信方法。
  9. 送信電力制御部が、報知情報の送信電力強度を徐々に強くするよう制御し、
    前記送信電力制御部が制御する電力強度で各周辺端末へ報知情報を出力し、
    前記周辺端末から応答が返ってきた場合、前記報知情報に応答する端末から送信された、その端末の位置情報を取得し、
    前記送信電力制御部が制御する送信電力強度に応じて、前記報知情報で反応した端末が存在しうる、自装置からの最大の距離を算出し、
    前記端末の位置情報と、前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、
    更にその算出結果から自装置の現在座標を推定する処理
    をコンピュータに実行させる通信プログラム。
  10. 前記報知情報の送信電力強度が、現在の送信電力強度より低いときに前記位置情報演算部で算出された前記自装置が存在しうる領域を履歴として記憶する位置情報記憶部を読み出し、
    前記端末の位置情報と、前記端末の自装置からの最大の距離情報の情報に基づき、自装置が存在しうる領域を算出し、また、前記位置情報記憶部に記憶された前記履歴の領域との共通部分を算出し、全ての共通部分の領域から自装置の現在座標を推定する処理
    をコンピュータに実行させる請求項9記載の通信プログラム。
JP2012135954A 2012-06-15 2012-06-15 現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム Active JP5908801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012135954A JP5908801B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012135954A JP5908801B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014003381A JP2014003381A (ja) 2014-01-09
JP5908801B2 true JP5908801B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=50036184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012135954A Active JP5908801B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5908801B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6517623B2 (ja) 2015-08-04 2019-05-22 株式会社東芝 無線機器配置推定装置、無線機器配置推定方法、無線機器配置推定プログラム
JP7089194B2 (ja) * 2020-07-27 2022-06-22 ダイキン工業株式会社 推定システムおよび推定方法
CN114205716B (zh) * 2020-09-18 2023-03-24 华为技术有限公司 确定音箱声道角色的方法、系统、电子设备及存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039603A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Mitsubishi Electric Corp 測位装置
JP5053017B2 (ja) * 2007-09-26 2012-10-17 京セラ株式会社 携帯端末、基地局及び携帯端末の位置検出方法
JP4666048B2 (ja) * 2008-10-10 2011-04-06 ソニー株式会社 無線通信装置、無線通信方法およびプログラム
JP5648434B2 (ja) * 2010-11-11 2015-01-07 富士通株式会社 無線基地局及び位置検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014003381A (ja) 2014-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10462764B2 (en) Method and apparatus for identifying pseudo base-station, and terminal
US8982732B2 (en) Detecting neighboring access points in a network
RU2741626C1 (ru) Способ конфигурирования измерений и относящийся к нему продукт
KR102161100B1 (ko) 위치 관련 정보 제공 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
US10009838B2 (en) Access point connection method and electronic device thereof
CN108605205B (zh) 用于确定电子装置的位置的设备和方法
US9615277B2 (en) Method for determining position based on network and electronic device thereof
CN108931246B (zh) 一种检测未知位置的障碍物存在概率的方法和装置
CN103501482A (zh) 网络接入方法、装置及终端
KR20130093008A (ko) 전자장치들에 망 액세스를 제공하기 위한 시스템 및 방법
JP2009047457A (ja) 無線測位システム
CN110958686B (zh) 信息处理方法、通信设备及存储介质
JP2016504817A (ja) チャネル使用のシームレスなハンドオーバ及びジオフェンシングを可能にするためのジオロケーション及び集中化スペクトル管理データベースの使用
KR20150025208A (ko) 네트워크 연결 방법 및 그 방법을 처리하는 전자 장치
KR20220098777A (ko) 포지셔닝 정보의 처리방법, 장치 및 저장 매체
US20130290495A1 (en) Method of setting optimal ping interval and electronic device therefor
RU2740072C1 (ru) Способ, устройство и система для измерения минимизации выездного тестирования
JP5908801B2 (ja) 現在位置を特定できる無線通信装置、無線通信装置における通信方法、及びそのためのプログラム
CN105530684B (zh) 网络接入方法、装置和系统
KR102191366B1 (ko) 무선통신 시스템에서 전자장치의 핸드오버 방법 및 장치
KR102239563B1 (ko) 전자 장치 및 전자 장치에서의 근거리 통신망의 액세스 포인트 탐색 방법
US20150103738A1 (en) Selecting an access point for determining position of a device based on traffic load information
JP5136783B2 (ja) 無線通信システムにおける不感地帯検出方法及び装置
KR20150025093A (ko) 무선 랜 시스템에서 액세스 포인트에 연결하기 위한 방법 및 그 전자 장치
JP2007166448A (ja) 無線通信システム及び基地局切り替え装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908801

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350