JP5907371B2 - 絞り装置およびカメラ - Google Patents
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Description
すなわち、駆動モータと作動部材の間には歯車伝達機構を構成する複数の歯車が設けられるが、これらの歯車を噛み合わせるときに、歯車の歯を傷つけるおそれがあった。具体的には、駆動モータの回転軸に取り付けられた駆動歯車を従動歯車に噛み合わせる場合に、歯車同士の衝突によって歯車の歯が傷つくことがあった。その理由は、従来の絞り装置においては、従動歯車を回転自在に支持する支軸に沿う方向(縦方向)から駆動歯車を従動歯車に接近させて歯車同士を噛み合わせる構成となっているためである。
歯車ボックス部を有する絞り基板と、
前記絞り基板に移動可能に取り付けられるとともに、光を通過させる絞り開口を形成する絞り部材と、
前記絞り基板の歯車ボックス部内に取り付けられるとともに、前記絞り開口の大きさを変化させるように前記絞り部材を移動させる作動部材と、
駆動モータと、
前記駆動モータの回転軸に取り付けられた駆動歯車と、
前記駆動歯車と前記作動部材との間で駆動力の伝達を行うとともに、前記絞り基板の歯車ボックス部内で支軸に回転自在に取り付けられた従動歯車と、
前記絞り基板の歯車ボックス部に取り付けられたカバー部材と、
前記駆動モータを保持した状態で前記カバー部材に装着されるホルダー部材と、
を備え、
前記ホルダー部材は、前記カバー部材に設けられた、前記支軸と直角をなす受け面に沿って移動することにより、前記カバー部材に装着されるものであり、
前記駆動歯車は、前記カバー部材の受け面に沿う前記ホルダー部材の移動により、前記従動歯車と噛み合うように構成されたものである
ことを特徴とする絞り装置である。
前記ホルダー部材は、前記カバー部材に対して、前記受け面に沿う方向からのスライドインによるスナップイン方式で装着されている
ことを特徴とするものである。
前記カバー部材は、前記支軸の端部と嵌合して前記支軸を支持する支持孔を有する
ことを特徴とするものである。
前記従動歯車は、
前記作動部材に形成された外歯構造の作動歯車と、
前記作動歯車に噛み合う第1の減速歯車と、
前記第1の減速歯車に噛み合う第2の減速歯車と、
前記第2の減速歯車および前記駆動歯車に噛み合う第3の減速歯車と、を有し、
前記絞り基板は、
前記第1の減速歯車を回転自在に支持する第1の支軸と、
前記第2の減速歯車および前記作動部材を回転自在に支持する第2の支軸と、
前記第3の減速歯車を回転自在に支持する第3の支軸と、を有し、
前記第1の支軸、前記第2の支軸および前記第3の支軸が、二等辺三角形の頂点に位置する状態で前記絞り基板の歯車ボックス部に配置されている
ことを特徴とするものである。
上記第1〜第4のいずれかに記載の絞り装置と、
前記絞り装置の絞り開口を通して入射する光を電気信号に変換する光電変換素子と、
を備えることを特徴とするカメラである。
本発明の実施の形態においては、次の順序で説明を行う。
1.カメラの構成
2.絞り装置の構成
3.絞り装置の組み立て工程の概要
4.絞り装置の動作
5.絞り装置の組み立て工程の詳細
6.本実施の形態に係る効果
7.変形例
図1は本発明が適用されるカメラの構成例を示すもので、(A)はカメラ全体の外観図、(B)は鏡筒内部の概略図である。図示したカメラ100は、たとえば、防犯目的に建物の天井部分(又は壁など)に設置される監視カメラである。このカメラ100は、取り付け台座101と、カメラ本体102とを備えている。取り付け台座101は、たとえば、ねじ止めによって建物の天井部分に固定する構造になっている。カメラ本体102は、鏡筒部103と、対物レンズ104とを備えている。対物レンズ104は、鏡筒部103の先端に取り付けてある。鏡筒部103の内部には、上記の対物レンズ104を含む光学系を組み込んである。また、光学系の一機能部として、後述する絞り装置1と、撮像素子105を組み込んである。撮像素子105は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子などで構成される。撮像素子105は、後述する絞り装置1の絞り部材(後述)が形成する開口部(絞り開口)を通して入射する光を電気信号に変換する光電変換素子の一例として組み込まれている。なお、本発明は、ここで例示したカメラ100に限らず、絞り装置1を備える他の構成のカメラにも適用可能である。また、光学系の構成としても、レンズの種類・枚数・配置や、絞り装置1の配置等、種々の変更が可能である。
図2は本発明の実施の形態に係る絞り装置の構成例を示す斜視図であり、図3はその一部を拡大した図である。図示した絞り装置1は、大きくは、絞り基板2と、絞り部材3と、遮蔽部材4と、絞り駆動部5と、を備えている。さらに、絞り駆動部5は、作動部材6と、複数(図例では3個)の減速歯車7,8,9と、カバー部材10と、駆動モータ11と、ホルダー部材12と、を備えている。なお、本実施の形態においては、絞り基板2の板厚方向の一方を上方、他方を下方として説明する。
図4は絞り基板の構造を示す三面図であり、図中(A)は絞り基板の上面図、(B)は絞り基板の側面図、(C)は絞り基板の下面図となっている。絞り基板2は、たとえば、樹脂を用いて構成されている。絞り基板2は、全体的に略長方形に形成されている。絞り基板2には開口部16が一体に形成されている。開口部16は、絞り基板2を板厚方向に貫通するかたちで平面視円形に形成されている。絞り基板2の長手方向の一端側には、歯車ボックス部17が形成されている。歯車ボックス部17は、絞り基板2と一体に形成されている。歯車ボックス部17は、絞り基板2の表面から板厚方向に突出する4つの周壁17a,17b,17c,17dによって所要の空間をなすように形成されている。4つの周壁17a,17b,17c,17dのうち、周壁17a,17bは絞り基板2の長手方向で対向し、周壁17c,17dは絞り基板2の短手方向で対向している。
絞り部材3(図2参照)は、光を通過させる絞り開口を形成するものである。絞り部材3は、絞り基板2に移動可能に取り付けられる。具体的には、絞り部材3は、絞り基板2の長手方向(図4のX軸方向)に移動可能に取り付けられる。
遮蔽部材4(図2参照)は、絞り基板2に取り付けられる絞り部材3を外部から遮蔽するものである。遮蔽部材4は、薄い板状の部材となっている。遮蔽部材4には、タマゴ形状の開口部48と、一対の逃げ孔49a,49bが形成されている。開口部48は、一対の絞り羽根41,42が形成する絞り開口を塞がない程度の大きさに形成されている。逃げ孔49a,49bは、それぞれ平面視略円弧状に形成されている。これらの逃げ孔49a,49bは、後述する作動部材6の係合ピン51a,51bとの位置的な干渉(接触)を回避するための孔である。
絞り駆動部5は、絞り装置1を実質的に駆動する部分である。以下、絞り駆動部5を構成する作動部材6、3つの減速歯車7,8,9、カバー部材10、駆動モータ11、ホルダー部材12について順に説明する。
作動部材6(図3参照)は、一対の絞り羽根41,42が形成する絞り開口の大きさを変化させる方向で、一対の絞り羽根41,42を移動させるように作動(回転動作)するものである。作動部材6は、たとえば、樹脂の一体成形によって形成されている。作動部材6には、上述した一対の係合ピン51a,51bとともに、作動歯車52と軸孔53が形成されている。作動歯車52は、作動部材6の中央部で平面視円形に突出するように形成されている。作動歯車52は、先述した減速歯車7,8,9や後述する駆動歯車65とともに、歯車伝達機構を構成するものである。また、作動歯車52は、減速歯車7,8,9とともに、従動歯車に属するものである。作動歯車52は、円周上の一部に所定の角度範囲(たとえば、90度)で外歯を形成した構造になっている。軸孔53は、作動部材6の中心に形成された貫通孔である。作動部材6は、上述した支軸29を軸孔53に挿入した状態で、支軸29を中心に回転自在となるように絞り基板2に取り付けられる。このため、軸孔53の内径は、支軸29の外径に対応して設定されている。また、作動部材6には、一対の逃げ孔54a,54bが形成されている。逃げ孔54aは、上述した支軸30との位置的な干渉を避けるための孔であり、逃げ孔54bは、上述した支軸31との位置的な干渉を避けるための孔である。絞り基板2に作動部材6を取り付けた状態では、支軸30が逃げ孔54a内に配置されるとともに、支軸31が逃げ孔54b内に配置されるようになっている。
図5は減速歯車の構造を示す図であり、図中(A)は減速歯車7の構造、(B)は減速歯車8の構造、(C)は減速歯車9の構造をそれぞれ示している。減速歯車7,8,9は、それぞれ樹脂の一体成形によって形成されている。減速歯車7,8,9は、それぞれ二段の歯車構造を有している。
図6はカバー部材の構造を示す四面図であり、図中の(A)はカバー部材を一方向から見た側面図、(B)はカバー部材の上面図、(C)はカバー部材を他方向から見た側面図、(D)はカバー部材の下面図となっている。カバー部材10は、絞り基板2の歯車ボックス部17に取り付けられるものである。カバー部材10の外周形状は、絞り基板2の歯車ボックス部17の外周形状とほぼ同じ形状(略長方形)になっている。そして、歯車ボックス部17の上部開口を閉塞するかたちでカバー部材10が歯車ボックス部17の上端部に取り付けられるようになっている。カバー部材10の上面側には、上下方向に位置をずらして2つの受け面20a,20bが設けられている。受け面20aは、受け面20bよりも低位に形成されている。受け面20a,20bは、歯車ボックス部17の上面を構成している。これらの受け面20a,20bは、カバー部材10にホルダー部材12を取り付けるときに、ホルダー部材12を受ける面となる。
図7は駆動モータの構造を示す図である。駆動モータ11は、絞り装置1(絞り駆動部5)の駆動源となるものである。駆動モータ11は、たとえば、ステッピングモータを用いて構成されるものである。駆動モータ11の回転軸11aには駆動歯車65が取り付けられている。駆動歯車65の歯数は、歯車伝達機構全体で所望の減速比が得られるように、減速歯車7,8,9の大径歯車部7a,8a,9aの歯数よりも少ない歯数に設定されている。また、本実施の形態においては、駆動歯車65の歯数が、減速歯車7,8,9の小径歯車部7b,8b,9bの歯数よりも少ない歯数に設定されている。駆動モータ11には、鍔部66a,66bと端子部67が設けられている。鍔部66a,66bは、駆動モータ11の外周部の計2箇所に設けられている。鍔部66a,66bは平面視略U字形に形成されている。端子部67には複数の端子ピン67aが設けられている。また、端子部67にはプリント配線基板68(図2、図3)が半田付け等により取り付けられるようになっている。プリント配線基板68には図示しないリード線が半田付け等により取り付けられるようになっている。
図8はホルダー部材の構造を示す四面図であり、図中の(A)はホルダー部材を一方向から見た側面図、(B)はホルダー部材の上面図、(C)はホルダー部材を他方向から見た側面図、(D)はホルダー部材の下面図となっている。ホルダー部材12は、駆動モータ11を保持した状態でカバー部材10に取り付けられるものである。ホルダー部材12には、2つの係止片70a,70bと、2つの挟持片71a,71bと、開口部72と、リード線引き出しガイド73と、台座部74a,74bと、モータ取付ガイド部75a,75bとが設けられている。
絞り装置1の組み立て工程は、大きくは、絞り基板2に絞り駆動部5を取り付ける工程と、絞り基板2に絞り部材3を取り付ける工程とに分かれる。
絞り装置1は、駆動モータ11の駆動にしたがって動作する。すなわち、駆動モータ11が駆動すると、その回転駆動力が、駆動歯車65から減速歯車9、減速歯車8および減速歯車7を介して作動歯車52に伝達される。このため、作動部材6は、駆動モータ11の駆動にしたがって回転する。
以下、絞り基板2に絞り駆動部5を取り付ける工程について、さらに詳しく説明する。
絞り基板2の歯車ボックス部17内に作動部材6を取り付ける場合は、上記図9に示すように、作動部材6の軸孔53に支軸29に挿入するかたちで、作動部材6を支軸29に取り付ける。また、作動部材6の逃げ孔54aに支軸30を挿入するとともに、作動部材6の逃げ孔54bに支軸31を挿入する。また、作動部材6の係合ピン51aを絞り基板2の逃げ孔36に挿入するとともに、作動部材6の係合ピン51bを絞り基板2の逃げ孔37に挿入する。これにより、歯車ボックス部17の内部では、作動部材6がリブ33の上に載置され、その状態で支軸29を中心に作動部材6が回転自在に支持される。作動部材6の回転動作範囲の一方の終端は、上記図9に示すように、周壁17aの内側に設けられた突出部20に対して、作動部材6の第1の肩部21aが突き当たった状態で規制される。また、作動部材6の回転動作範囲の他方の終端は、上記図9に示す状態から作動部材6が時計回り方向に回転することにより、第2の肩部21bが突出部20に突き当たった状態で規制される。
まず、上記図10に示すように、減速歯車7の軸孔7cに支軸30を挿入するかたちで、減速歯車7を支軸30に取り付ける。このとき、減速歯車7の小径歯車部7bを作動部材6の作動歯車52に噛み合わせる。支軸30に取り付けられた減速歯車7の下面と、これに対向する作動部材6の上面との間には、図15に示すような隙間Gが確保される。この隙間Gは、支軸30に段付き部19を形成しておき、この段付き部19に減速歯車7を突き当てることにより確保される。
カバー部材10の取り付けに際しては、3つの係止片56a,56b,56cをそれぞれに対応する被係止部26,27,28の位置に合わせて、上記図13に示すように、歯車ボックス部17の上端にカバー部材10を被せる。このとき、3つの位置決め孔55a,55b,55cをそれぞれに対応する突起22,23,24に嵌合させることにより、歯車ボックス部17に対してカバー部材10を位置決めする。また、カバー部材10の裏面側に設けられた3つの支持孔57a,57b,57cをそれぞれに対応する支軸29,30,31の小径部29a,30a,31aに嵌合させることにより、支軸29,30,31をカバー部材10で支持する。また、3つの係止片56a,56b,56cをそれぞれに対応する被係止部26,27,28に引っ掛けることにより、絞り基板2の歯車ボックス部17にカバー部材10をスナップイン方式で装着する。この装着状態においては、カバー部材10の受け面20a,20bが、支軸29,30,31と直角をなすように配置される。
ホルダー部材12に駆動モータ11を取り付ける場合は、2つの鍔部66a,66bをそれぞれに対応する挟持片71a,71bの位置に合わせて、ホルダー部材12のモータ取付面76に駆動モータ11を押し付ける。このとき、駆動モータ11の外周面をモータ取付ガイド部75a,75bに沿わせるようにする。また、一方の鍔部66aの凹状部に挟持片71aを引っ掛けるとともに、他方の鍔部66bの凹状部に挟持片71bを引っ掛ける。これにより、駆動モータ11が一対の挟持片71a,71bによってホルダー部材12に留め付けられる。
カバー部材10にホルダー部材12を取り付ける場合は、上記図7に示すように駆動モータ11の駆動歯車65を下向きにし、この状態で上記図14に示すようにカバー部材10にホルダー部材12を装着する。具体的には以下のような手順で装着する。なお、ここでは上記図14の他に、カバー部材10の詳細を示す上記図6とホルダー部材12の詳細を示す上記図8を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係る絞り装置1によれば、次のような効果が得られる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
2…絞り基板
3…絞り部材
6…作動部材
7,8,9…減速歯車
10…カバー部材
11…駆動モータ
11a…回転軸
12…ホルダー部材
17…歯車ボックス部
20a,20b…受け面
29,30,31…支軸
57a,57b,57c…支持孔
65…駆動歯車
100…カメラ
105…撮像素子
Claims (5)
- 歯車ボックス部を有する略長方形の絞り基板と、
前記絞り基板に対し該絞り基板の長手方向に移動可能に取り付けられるとともに、光を通過させる絞り開口を形成する絞り部材と、
前記絞り基板の歯車ボックス部内に取り付けられるとともに、前記絞り開口の大きさを変化させるように前記絞り部材を移動させる作動部材と、
駆動モータと、
前記駆動モータの回転軸に取り付けられた駆動歯車と、
前記駆動歯車と前記作動部材との間で駆動力の伝達を行うとともに、前記絞り基板の歯車ボックス部内で支軸に回転自在に取り付けられた従動歯車と、
前記絞り基板の歯車ボックス部に取り付けられたカバー部材と、
前記駆動モータを保持した状態で前記カバー部材に装着されるホルダー部材と、
を備え、
前記ホルダー部材は、前記カバー部材に設けられた、前記支軸と直角をなす受け面に沿って移動することにより、前記カバー部材に装着されるものであり、
前記駆動歯車は、前記カバー部材の受け面に沿う前記ホルダー部材の移動により、前記従動歯車と噛み合うように構成されたものであり、
前記従動歯車は、
前記作動部材に形成された外歯構造の作動歯車と、
前記作動歯車に噛み合う第1の減速歯車と、
前記第1の減速歯車に噛み合う第2の減速歯車と、
前記第2の減速歯車および前記駆動歯車に噛み合う第3の減速歯車と、を有し、
前記絞り基板は、
前記第1の減速歯車を回転自在に支持する第1の支軸と、
前記第2の減速歯車および前記作動部材を回転自在に支持する第2の支軸と、
前記第3の減速歯車を回転自在に支持する第3の支軸と、を有し、
前記第2の支軸は、前記絞り基板の短手方向で前記第1の支軸および前記第3の支軸の間に配置され、
前記第1の支軸および前記第3の支軸は、前記第2の支軸よりも前記絞り基板の長手方向の端部寄りに配置され、
前記第1の減速歯車の中心と前記第3の減速歯車の中心とが、前記絞り基板の短手方向と平行な軸線上に配置され、該軸線上に前記駆動歯車の中心が配置され、
前記第3の減速歯車に前記駆動歯車を噛み合わせるために前記カバー部材上で前記ホルダー部材を移動させる方向は、前記絞り基板の短手方向と平行な前記軸線に沿う方向に設定されている
ことを特徴とする絞り装置。 - 前記ホルダー部材は、前記カバー部材に対して、前記受け面に沿う方向からのスライドインによるスナップイン方式で装着されている
ことを特徴とする請求項1に記載の絞り装置。 - 前記カバー部材は、前記支軸の端部と嵌合して前記支軸を支持する支持孔を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の絞り装置。 - 前記第1の支軸、前記第2の支軸および前記第3の支軸が、二等辺三角形の頂点に位置する状態で前記絞り基板の歯車ボックス部に配置され、
前記第2の支軸は、前記絞り基板の長手方向に平行なX軸上に配置され、前記X軸上に前記駆動歯車の中心が位置するように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の絞り装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の絞り装置と、
前記絞り装置の絞り開口を通して入射する光を電気信号に変換する光電変換素子と、
を備えることを特徴とするカメラ。
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