JP5907227B1 - 楽音制御装置、楽音制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】楽音の切り替え時に、瞬時値の急峻な変化を少なくし、かつ、処理負担が少なくすること。【解決手段】楽音制御装置1は、CPU11を備える。CPU11は、第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する。そして、CPU11は、第1の楽音波形信号の出力時であって、切り替えの指示が検出された時点での第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する。また、CPU11は、取得された瞬時値を有する信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始する。【選択図】図2

Description

本発明は、楽音制御装置、楽音制御方法及びプログラムに関する。
従来より、ミキサー等の楽音制御装置においては、デジタル処理により生成された音声波形等の一次元の波形データが出力されている最中に、別の波形に切り替えることが行われる。また、波形に付加されているエフェクトを、別のエフェクトに切り替えることにより、結果的にある波形から別の波形に切り替えることも行われている。
このような波形の切り替えに際して、即座に単に波形を切り替えると、切り替える時点で波形の瞬時値が急峻に変化することにより波形が不連続となってしまう。この瞬時値の急峻な変化は、ノイズとして聴こえてしまう恐れがあった。このため、楽音制御装置においては、例えば、一方の波形をフェードアウトさせきってから他方の波形をフェードインさせるという手法で波形の切り替えを行う。しかしながら、このような手法の場合には、切り替えの処理がフェードインとフェードアウトで二段階になるため、切り替え時の出力に要する時間が長くなってしまう問題が生じる。
瞬時値の急峻な変化を少なくし、かつ、出力に要する時間が長くならない手法としては、例えば、特許文献1及び2に記載される技術のように、異なる楽音の波形を切り替える際に、フェードインとフェードアウトを同時期に行うクロスフェードという手法がある。
特開2004−013179号公報 特開2010−113278号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び2に記載の技術では、クロスフェードさせる際に、切り替える前の波形と切り替えた後の波形との両方を同時に生成する必要があり、このための処理負担が多くなってしまうという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ひとつの楽音波形から別の楽音波形への切り替え時に、ノイズ等の発生を防止しつつ、かつ、処理負担も少なくすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一様泰の楽音制御装置は、
第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する指示検出手段と、
前記第1の楽音波形信号の出力時であって、前記指示検出手段により前記切り替えの指示が検出された時点での前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する取得手段と、
前記取得手段にて取得された瞬時値を固定値とした直流の信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始するフェードイン・フェードアウト処理手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ひとつの楽音波形から別の楽音波形への切り替え時に、ノイズ等の発生を防止しつつ、かつ、処理負担も少なくすることができる。
本発明の一実施形態に係る楽音制御装置の外観構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る楽音制御装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 CPUにおいて実行される本実施形態のクロスフェードについて説明する。 図2のハードウェア構成を有する楽音制御装置が実行するエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理の流れを説明するフローチャートである。 CPUで実行される処理を模式的に表した機能ブロック図である。 図2のハードウェア構成を有する楽音制御装置が実行する波形出力割り込み処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る楽音制御装置1の外観構成を示す模式図である。
また、図2は、本発明の一実施形態に係る楽音制御装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
楽音制御装置1は、例えば入力または生成された楽音に対してスクラッチ操作を行ったり、エフェクトを付与したりする、いわゆるターンテーブル/DJミキサの機能を電子的な処理で実現した電子機器である。
図1及び図2において、楽音制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、外部インターフェース部16と、入力部17と、出力部18と、記憶部19と、通信部20と、ドライブ21と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
本実施形態においてはCPU11で楽音に対してエフェクトを付加する処理を行っているが、別の専用ハード回路で行うように構成してもよい。
また、CPU11は、本実施形態においては、2種類のエフェクト処理(エフェクト処理Aとエフェクト処理B)を施すように構成される。
CPU11で実行されるエフェクト付加処理は、後述するROM12に記憶されたエフェクト処理Aとエフェクト処理Bのエフェクト用のプログラムに基づいて、DSP(Digital Signal Processor)として動作して、エフェクト処理の対象となる波形の瞬時値(以下「原波形瞬時値」という。)に対してエフェクト処理を施すことにより行われる。
また、本実施形態においては、CPU11は、楽音に付加されるエフェクトAを別のエフェクトBに切り替える際に、エフェクトAの付加された楽音の代わりに一定レベルの直流信号をフェードアウトさせると同時に、エフェクトBの付加された楽音をフェードインさせるクロスフェードの処理を実行する。
ここで、CPU11において実行される本実施形態のクロスフェードについて説明する。
通常、例えば、所定のエフェクトが付加された楽音から、楽音を変更せずに、付加されるエフェクトのみ変更した場合などは、再生される楽音が変化するため、楽音自体が切り替わったと同じ状態になる。このような場合のクロスフェードは、所定のエフェクトが付加された楽音を再生し続けるとともに、この再生する楽音をフェードアウトさせる処理が行われ、このフェードアウトと同時に別のエフェクトが付加された楽音をフェードインさせる。しかし、クロスフェードを行っている最中は、ずっとフェードアウトさせる楽音とフェードインさせる楽音との両方を同時に再生し続けることが必要であり、どうしてもCPU11の処理負担が大きいものとなってしまう。
そこで、CPU11において実行される本実施形態のクロスフェードでは、フェードインの処理は、従来と同様に切り替えられた後に再生される楽音に対して行うが、フェードアウトに関しては、通常行われるフェードアウトとは異なる処理を行う。
即ち、フェードアウトの側において、切り替え直前の最後の瞬時値を取得し、この取得瞬時値に対してフェードアウト処理を行うようにしている。言い換えれば、切り替え前の波形を瞬時値という一定レベルの波形、つまり直流とみなし、この直流に対して、フェードアウトの処理を行う。このため、フェードアウト側においては、楽音波形を再生し続ける必要がなくなるため、CPU11の処理負担は大幅に軽減されることになる。
図3は、本実施形態のクロスフェードにおけるフェードアウトを説明するための模式図である。なお、図中、縦軸は「波形レベル」を表し、横軸は「時間」を表している。
本実施形態のクロスフェードにおけるフェードアウトは、通常のフェードアウトとは異なり、図3に示すように、クロスフェード期間の開始時点の瞬時値で以降のフェードアウトの対象となる固定の瞬時値とする。即ち、クロスフェード期間の開始時点の瞬時値をフェードアウトの処理の対象として二点鎖線で示した固定の直流値に対して、時間に応じて減衰させるようにフェードアウトの処理を施して、実線で示したような瞬時値とする。
このように構成されるCPU11により、後述するエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理及び波形出力割り込み処理が実行される。
図2に戻り、ROM12には、エフェクト用のプログラム(本実施形態においては、エフェクト処理Aとエフェクト処理Bのプログラム)が記憶されている。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。例えば、RAM13には、クロスフェードの処理に用いる瞬時値等が記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、外部インターフェース部16、入力部17、出力部18、記憶部19、通信部20及びドライブ21が接続されている。
外部インターフェース部16は、USB(Universal Serial Bus)あるいはMIDI(Musical Instrument Digital Interface)等の入出力ポートを備え、外部機器との信号の入出力を制御する。
入力部17は、パッド、回転操作子(ノブ)、スライダー、及びボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。具体的には、入力部17は、図1に示すように、エフェクトの種類等を設定するためのパッド17aと,エフェクトの強さや種類等を設定するための回転操作子17bに割り当てるパラメータを選択するための選択ボタン17cと、を含んでいる。
パッド17aは、パッドそれぞれに対して予めエフェクト処理(本実施形態においては、エフェクト処理Aとエフェクト処理Bの2種類のエフェクト処理)が割り当てられている、ユーザのパッド17aへの押下操作により、エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理に従って、エフェクトが変更され、波形出力割り込み処理に従ってクロスフェードが行われることになる。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。例えば、出力部18のディスプレイには、例えば、回転操作子17bによって調整するパラメータの種類や値等が表示される。また、出力部18のスピーカからは、CPU11によりエフェクト処理が施された音声波形の楽音等がアナログまたはデジタルで波形出力する。なお、エフェクト処理が施された音声波形の楽音等は、ラインアウト類で他機器に出力するように構成してもよい。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、リズムあるいはテンポのデータ等、楽音制御装置1において用いられる各種データを記憶する。
通信部20は、インターネット等を含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ21によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部19に記憶されている各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。
したがって、このように構成される楽音制御装置1においては、所定のエフェクト付加処理から異なるエフェクト付加処理に切り替える際に、クロスフェードを行うが、切り替えが発生した時点から、予め決められたクロスフェードの時間の間、切り替え前のエフェクトが付加された楽音波形において、切り替えが発生した時点の最後の瞬時値をフェードアウトさせ、切り替え後のエフェクトが付加された楽音波形に対してフェードインの処理を行う。即ち、フェードアウト処理は、クロスフェード開始時点での楽音波形の最後の瞬時値を固定値とした直流の信号を切り替え前のエフェクトが付加された波形とみなしている。
このため、本実施形態の楽音制御装置1においては、従来の場合に比して、クロスフェードの最中にフェードアウトさせる楽音波形を再生し続ける必要がないため、CPU11の理負担を軽減することができる。また、音が徐々に小さくなって行くフェードアウト側の波形が直流信号であるため、クロスフェード開始付近の瞬時値の急峻な変化を抑えることができ、エフェクト切り替えによる違和感を低減させることができる。
[動作]
次に、楽音制御装置1の動作を説明する。
なお、以下の楽音制御装置1の動作の例では、楽音制御装置1に入力される楽音は、外部の音源からの入力によって得られた楽音の波形データを用いたものとして説明を行うが、例えば、ROM12に記憶されたPCM(Pulse Code Modulation)音源データ、アルゴリズムによって生成された波形データ、マイク入力等によって得られた波形データでもよい。また、波形を得るために処理負荷が大きい原波形に対してDSPとして動作するCPU11によるエフェクト処理を行う例を説明する。さらに、CPU11においては、割り込み処理が可能に構成され、エフェクト処理を切り替えるためのパッド17aの操作時に発生するエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理と、出力すべき瞬時値を生成するために1サンプリング時間毎に発生する波形出力割り込み処理が実行される。
図5は、このCPU11で実行される処理を模式的に表した機能ブロック図である。
ここにおいて、レジスタWo、We及びWdは、CPU11の内部レジスタもしくはRAM13内に設定されたレジスタである。そして、エフェクト選択設定部22、エフェクト付加部23、波形取得部24、指示検出部25、フェードイン・フェードアウト部26及び制御部27の機能は、CPU11の処理によって実現されるものである。
まず、この楽音制御装置1に入力される楽音波形データ(原波形)は、1サンプル毎にレジスタWoに格納される。そしてレジスタWoに格納された波形データは、エフェクト選択設定部22により設定されたエフェクトが、エフェクト付加部23により付加され、レジスタWeに格納される。続いてレジスタWeに格納されたエフェクトの付加された波形データは、前述の出力部18に出力される。
このようにして楽音制御装置1に供給された楽音波形データは、1サンプル毎に設定されたエフェクトが付加されて出力される。
ここで、ユーザが入力部17によりエフェクト切り替え指示の操作が行われると、指示検出部25は、これを検知して新たに選択設定されたエフェクトをエフェクト選択設定部22に設定する。また、これと同時に波形取得部24によりレジスタWdに前回出力した1サンプル分の波形データ(瞬時値)を格納させる。さらに指示検出部25は、制御部27を動作させ、制御部27はエフェクト切り替え指示があった時点からタイマのカウントを始め、クロスフェードする時間(クロスフェード時間)が経過したかを判断する。制御部27はクロスフェード時間内であれば、フェードイン・フェードアウト部26を動作させる。このフェードイン・フェードアウト部26は、レジスタWeに新たに選択設定されたエフェクトの付加された波形テータが格納される度にこの波形データをフェードインするとともに、レジスタWdに格納された波形データ、つまり固定の瞬時値をフェードアウトして、これら両方の波形データを混合する。そして制御部27はこの混合された波形データをレジスタWeに再格納し、この再格納された波形データを出力部18へ出力させる。
また、制御部27は、クロスフェード時間が経過したと判断すると、フェードイン・フェードアウト部26の動作を停止させる。この結果、再びレジスタWeに格納されている、エフェクト付加部23によりエフェクトの付加された波形データがそのまま出力部18へ出力されるようになる。
以下にこの図5に示された機能をCPU11で実現させるための処理を表すフローチャートについて説明する。
[エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理]
まず、図4を参照して、楽音制御装置1が実行するエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理について説明する。これは、図5のエフェクト選択設定部22の機能を実現するものである。
図4は、図2のハードウェア構成を有する楽音制御装置1が実行するエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理の流れを説明するフローチャートである。
「エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理」は、ユーザによる入力部17のパッド17aへの操作毎に現在のエフェクト動作を切り替える処理である。
エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理は、ユーザによる入力部17のパッド17aへのエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理開始の操作により開始される。
なお、本実施形態においては、エフェクト処理Aと、エフェクト処理Bの2種類のエフェクト処理を設定する前提で以下説明を行う。
ステップS11において、CPU11は、現在のエフェクト選択設定がどのエフェクト選択設定であるか否かを判定する。
現在のエフェクト選択設定がエフェクト処理Bである場合には、ステップS11において[B]と判定されて、処理はステップS12に進む。
現在のエフェクト選択設定がエフェクト処理Aである場合には、ステップS11において[A]となり、処理はステップS13に進む。
ステップS12において、CPU11は、エフェクト選択設定をエフェクト処理Bからエフェクト処理Aにエフェクトを変更する。その後、エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理は終了する。
ステップS13において、CPU11は、エフェクト選択設定をエフェクト処理Aからエフェクト処理Bにエフェクトを変更する。その後、エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理は終了する。
エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理により、現在再生中の楽音に対するエフェクトが切り替えられ、波形出力割り込み処理で実行されるクロスフェードの処理に反映されることになる。
[波形出力割り込み処理]
次に、図6を参照して、楽音制御装置1が実行する波形出力割り込み処理ついて説明する。
図6は、図2のハードウェア構成を有する楽音制御装置1が実行する波形出力割り込み処理の流れを説明するフローチャートである。
「波形出力割り込み処理」は、選択設定されたエフェクト処理を施して波形を出力する一連の処理である。また、「波形出力割り込み処理」では、上述したエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理におけるエフェクト切り替えが発生した場合には、クロスフェード時間の間、切り替え前のエフェクトによって計算された最後の瞬時値の直流値をフェードアウトさせ、切り替え後のエフェクトによって得られた瞬時値をフェードインさせてクロスフェードを行う処理を実行する。
なお、図6に示す波形出力割り込み処理は、出力すべき瞬時値を生成するために1サンプリング時間毎に発生する処理を示している。
波形出力割り込み処理は、ユーザによる入力部17へのエフェクト切り替えスイッチ割り込み処理開始の操作により開始される。
ステップS31において、CPU11は、再生中の楽音のエフェクト対象となる原波形瞬時値(Wo)を取得する。
ステップS32において、CPU11は、エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理が実行されて、現在のエフェクト選択設定が前回から変わったか否かを判定する(図5の指示検出部25の機能に相当する)。
現在のエフェクト選択設定が前回から変わっている場合には、ステップS32においてYESと判定されて、処理はステップS33に進む。
現在のエフェクト選択設定が前回から変わっていない場合には、ステップS32においてNOと判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS33において、CPU11は、前回の瞬時値(We)を直流値(Wd)とする。即ち、切り替え前のエフェクトが施された最後の瞬時値(We)を、フェードアウトの処理を施す固定の直流値(Wd)とする。その後、CPU11は、直流値(Wd)をRAM13等に記憶させる(図5の波形取得部24の機能に相当する)。
ステップS34において、CPU11は、現在のエフェクト選択設定はエフェクト処理Aか、エフェクト処理Bであるかを判定する。
現在のエフェクト選択設定はエフェクト処理Aである場合には、ステップS34において[A]と判定されて、処理はステップS35に進む。
現在のエフェクト選択設定はエフェクト処理Bである場合には、ステップS34において[B]と判定されて、処理はステップS36に進む。
ステップS35において、CPU11は、ステップS31の処理で取得した原波形瞬時値(Wo)にエフェクト処理Aを施す。
ステップS36において、CPU11は、ステップS31の処理で取得した原波形瞬時値(Wo)にエフェクト処理Bを施す(図5のエフェクト付加部23の機能に相当する)。
ステップS37において、CPU11は、エフェクトのかかった瞬時値(We)とする。即ち、原波形瞬時値(Wo)に対して、ステップS35を経由した場合には、エフェクト処理Aを施してエフェクトのかかった瞬時値(We)とし、ステップS36を経由した場合には、エフェクト処理Bを施してエフェクトのかかった瞬時値(We)とする。
ステップS38において、CPU11は、エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理が実行されており、エフェクトが切り替えられてからクロスフェード時間以上の時間が経過したか否かを判定する。
エフェクトが切り替えられてからクロスフェード時間以上の時間が経過していない場合には、ステップS38においてNOと判定されて、処理はステップS39に進む。
エフェクトが切り替えられてからクロスフェード時間以上の時間が経過した場合には、ステップS38においてYESと判定されて、処理はステップS40に進む。
ステップS39において、CPU11は、ステップS33の処理でRAM13等に記憶された直流値(Wd)と現在のエフェクトのかかった瞬時値(We)をクロスフェードして、エフェクトのかかった瞬時値(We)に代入する。詳細には、CPU11は、直流値(Wd)に対してフェードアウトする処理を施し、現在のエフェクトのかかった瞬時値(We)に対してフェードインする処理を施したものでクロスフェードさせて、エフェクトのかかった瞬時値として代入する。
当該処理は、クロスフェード期間が終了するまで繰り返し実行されることになる。即ち、クロスフェード期間が終了するまで、切り替え前の波形の最後の波形値である直流値(Wd)に対してフェードアウトの処理を施し、切り替え後の時間経過により変化する波形の瞬時値(We)に対してフェードインの処理を施すことになる(図5のフェードイン・フェードアウト部26の機能に相当する)。
ステップS40において、CPU11は、エフェクトのかかった瞬時値(We)を出力するように出力部18を制御する。即ち、CPU11は、通常のエフェクトの場合には、ステップS37のエフェクトのかかった瞬時値(We)を出力し、エフェクト切り替えスイッチ割り込み処理におけるエフェクト切り替えが発生し、クロスフェード時間の間であれば、ステップS39において代入したエフェクトのかかった瞬時値(We)を出力するように出力部18を制御する。
その後、波形出力割り込み処理は終了し、次の楽音の出力が終了するまでの間、1サンプリング時間での新たな波形出力割り込み処理が実行され続ける。
したがって、楽音制御装置1では、切り替え前の波形の最終的な瞬時値を直流値として、クロスフェード時の波形であるかのようにみなすことにより、通常のクロスフェードよりも処理負荷を軽くしつつ、瞬時値の急峻な変化を抑えることができる。
以上のように、本願発明の実施形態における楽音制御装置1は、CPU11を備える。
CPU11は、第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する。
そして、CPU11は、第1の楽音波形信号の出力時であって、切り替えの指示が検出された時点での第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する。
また、CPU11は、取得された瞬時値を有する信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始する。
これにより、楽音制御装置1においては、楽音に付加されているエフェクトの切り替え時に、再生される楽音波形の瞬時値の急峻な変化をより少なくしてノイズの発生を防止できるとともに、CPU11の処理負担が少なくすることができる。
また、楽音制御装置1においては、第1の楽音波形信号は、原楽音波形信号に対して、第1のエフェクトを付加した楽音波形信号であり、第2の楽音波形信号は、原楽音波形信号に対して、第1のエフェクトと異なる第2のエフェクトを付加した楽音波形信号である。
また、CPU11は、原楽音波形信号に付加される第1のエフェクトを第2のエフェクトに切り替える指示を検出する。
これにより、楽音制御装置1においては、楽音制御装置1においては、楽音に付加されているエフェクトの切り替え時に、再生される楽音波形の瞬時値の急峻な変化をより少なくしてノイズの発生を防止できる。
CPU11は、切り替えの指示の検出時点を、第1の楽音波形信号の瞬時値を取得するタイミングとする。
これにより、楽音制御装置1においては、ユーザに違和感のなくエフェクトの切り替えを行うことができる。
また、楽音制御装置1はさらに、外部より操作可能な入力部17のパッド17aを有する。
CPU11は、入力部17のパッド17aへの操作に応じて、切り替えの指示を検出する。
これにより、楽音制御装置1においては、ユーザの入力部17のパッド17aへの押下操作直後にクロスフェードを開始するため、ユーザにリアルタイムな操作感を与えることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、楽音制御装置1に入力される楽音は、外部の音源からの入力によって得られた楽音の波形データを用いたが、例えば、ROM12に記憶されたPCM(Pulse Code Modulation)音源データ、アルゴリズムによって生成された波形データ、マイク入力等によって得られた波形データでもよい。
また、上述の実施形態では、外部の音源からの入力によって得られた同一の楽音波形に対して、異なるエフェクト処理に切り替えたときのクロスフェードの例について説明したが、例えば、エフェクト処理を施した状態からエフェクト処理を施さない状態に切り替える際や、ひとつの種類の楽音波形から別の種類の楽音波形に切り替える際のクロスフェードにおいても適用可能である。
また、上述の実施形態では、クロスフェードは、再生されている楽音波形の瞬時値に関係なく、エフェクトの切り替えの操作直後に行うように構成したが、瞬時値の急激な変化をより低減することを目的として、エフェクトの切り替えの操作後でかつ、瞬時値が波形のピーク時点からずらした時点からクロスフェードを行うように構成してもよい。
具体的には、CPU11は、楽音の波形のピーク以外のタイミング以外の時点を、第1の楽音の切り替え時点とするように構成することができる。
また、この際、所定の閾値を下回った時点にずらしたタイミングでクロスフェードを開始するように構成してもよい。
上述の実施形態では、本発明が適用される楽音制御装置1として、いわゆるターンテーブル/DJミキサの機能を電子的な処理で実現した電子機器を例に挙げて説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、パラメータの調整機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、キーボードや電子ギター等の電子楽器、ミキサー、エフェクター、イコライザー等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、上述の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が楽音制御装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に上述の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する指示検出手段と、
前記第1の楽音波形信号の出力時であって、前記指示検出手段により前記切り替えの指示が検出された時点での前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する取得手段と、
前記取得手段にて取得された瞬時値を有する信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始するフェードイン・フェードアウト処理手段と、
を備えることを特徴とする楽音制御装置。
[付記2]
前記第1の楽音波形信号は、原楽音波形信号に対して、第1のエフェクトを付加した楽音波形信号であり、
前記第2の楽音波形信号は、前記原楽音波形信号に対して、前記第1のエフェクトと異なる第2のエフェクトを付加した楽音波形信号であり、
前記指示検出手段は、前記原楽音波形信号に付加される前記第1のエフェクトを前記第2のエフェクトに切り替える指示を検出する、
ことを特徴とする付記1に記載の楽音制御装置。
[付記3]
前記取得手段は、前記指示検出手段による前記切り替えの指示の検出時点を、前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得するタイミングとする、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の楽音制御装置。
[付記4]
前記取得手段は、前記指示検出手段による前記切り替えの指示の検出時点を、前記指示検出手段による前記切り替えの指示の検出後であって、楽音の波形のピーク以外のタイミングとする、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の楽音制御装置。
[付記5]
前記楽音制御装置はさらに、外部より操作可能な入力部を有し、
前記指示検出手段は、前記入力部への操作に応じて、前記切り替えの指示を検出することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載の楽音制御装置。
[付記6]
楽音制御装置に用いられる楽音制御方法であって、
第1の楽音波形信号の出力時に、当該第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示が検出された場合に、前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する処理を実行し、
前記瞬時値を取得する処理にて取得された瞬時値を有する信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始することを特徴とする楽音制御方法。
[付記7]
楽音制御装置に用いられるコンピュータに、
第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する指示検出機能と、
前記第1の楽音波形信号の出力時に、前記指示検出機能により前記切り替えの指示が検出された場合に、前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する取得機能と、
前記取得機能にて取得された瞬時値を有する信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始するフェードイン・フェードアウト処理機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・楽音制御装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・外部インターフェース部,17・・・入力部,17a・・・パッド,17b・・・回転操作子,17c・・・選択ボタン,18・・・出力部,19・・・記憶部,20・・・通信部,21・・・ドライブ,22・・・エフェクト選択設定部,23・・・エフェクト付加部,24・・・波形取得部,25・・・指示検出部,26・・・フェードイン・フェードアウト部,27・・・制御部,31・・・リムーバブルメディア

Claims (11)

  1. 第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する指示検出手段と、
    前記第1の楽音波形信号の出力時であって、前記指示検出手段により前記切り替えの指示が検出された時点での前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する取得手段と、
    前記取得手段にて取得された瞬時値を固定値とした直流の信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始するフェードイン・フェードアウト処理手段と、
    を備えることを特徴とする楽音制御装置。
  2. 前記第1の楽音波形信号は、原楽音波形信号に対して、第1のエフェクトを付加した楽
    音波形信号であり、
    前記第2の楽音波形信号は、前記原楽音波形信号に対して、前記第1のエフェクトと異
    なる第2のエフェクトを付加した楽音波形信号であり、
    前記指示検出手段は、前記原楽音波形信号に付加される前記第1のエフェクトを前記第
    2のエフェクトに切り替える指示を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
  3. 前記取得手段は、前記指示検出手段による前記切り替えの指示の検出時点を、前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得するタイミングとする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音制御装置。
  4. 前記取得手段は、前記指示検出手段による前記切り替えの指示の検出時点を、前記指示検出手段による前記切り替えの指示の検出後であって、楽音の波形のピーク以外のタイミングとする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音制御装置。
  5. 前記楽音制御装置はさらに、外部より操作可能な入力部を有し、
    前記指示検出手段は、前記入力部への操作に応じて、前記切り替えの指示を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
  6. 前記取得手段は、前記切り替えの指示が検出された時点での前記第1の楽音波形信号のレベルを、前記第1の楽音波形信号の瞬時値として取得する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
  7. 前記フェードイン・フェードアウト処理手段はさらに、前記第1の楽音波形信号のレベルを前記瞬時値として取得された後に前記第1の楽音波形信号を停止するとともに、前記停止された第1の楽音波形信号に代えて、前記取得された第1の楽音波形信号のレベルを固定値とした直流の信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始する、請求項6に記載の楽音制御装置。
  8. 前記フェードイン・フェードアウト処理手段は、前記フェードアウトの処理として、前記第1の楽音波形信号のレベルを固定値とした直流の信号のレベルを時間の経過とともに小さくする処理を実行するとともに、前記フェードインの処理として、前記第2の楽音波形信号のレベルを時間の経過とともに大きくする処理を実行する、請求項6または7に記載の楽音制御装置。
  9. 前記フェードイン・フェードアウト処理手段はさらに、前記フェードアウトの処理をされた信号及び前記フェードインの処理をされた信号を混合して出力する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の楽音制御装置。
  10. 楽音制御装置に用いられる楽音制御方法であって、
    第1の楽音波形信号の出力時であって、当該第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示が検出された時点で、前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する処理を実行し、
    前記瞬時値を取得する処理にて取得された瞬時値を固定値とした直流の信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始することを特徴とする楽音制御方法。
  11. 楽音制御装置に用いられるコンピュータに、
    第1の楽音波形信号から当該第1の楽音波形信号と異なる第2の楽音波形信号への切り替えの指示を検出する指示検出機能と、
    前記第1の楽音波形信号の出力時であって、前記指示検出機能により前記切り替えの指示が検出された時点で、前記第1の楽音波形信号の瞬時値を取得する取得機能と、
    前記取得機能にて取得された瞬時値を固定値とした直流の信号に対して、フェードアウトの処理の実行を開始するとともに、前記第2の楽音波形信号に対して、フェードインさせる処理の実行を開始するフェードイン・フェードアウト処理機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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