JP5906769B2 - ロボット装置およびロボット制御方法 - Google Patents

ロボット装置およびロボット制御方法 Download PDF

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本発明は、ロボット装置およびロボット制御方法に関する。
従来、例えばエンジン等に設けるギアを、噛み合い相手側のギアに噛み合わせながら軸部材に組み付けるギア組付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このギア組付装置は、ギアと噛み合い相手側のギアとの噛み合い部に設けられた合わせマークの位置をカメラ等の検出器によって検出する。そして、ギア組付装置は、検出信号に基づきギア同士の合わせマークが互いに合致する位置までギアを回転させて、ギアと噛み合い相手側のギアとを噛み合わせて組み付ける。
特開平11−28629号公報
しかしながら、特許文献1には、ギア組付装置の検出器による合わせマークの具体的な検出方法が開示されていない。ギアの歯の近傍に設けられる合わせマークとして、例えば三角形状マークが用いられる場合がある。この場合、三角形状マークとギアの軸方向から見た一歯とは、形状が類似する。検出器をカメラにより構成し、この検出器が生成する撮影画像から公知の画像処理であるパターンマッチング処理によって合わせマークを検出する場合、ギアの歯を合わせマークとして誤認識するおそれがある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、部品に設けられたマークを正確に検出する、ロボット装置およびロボット制御方法を提供することを目的とする。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるロボット装置は、第1のマークが設けられた第1の部品に対し、第2のマークが設けられた第2の部品の位置および姿勢を変更して前記第2の部品を移動させるロボット本体と、前記第1の部品と前記第2の部品との撮影画像から、前記第1のマークの画像である第1のマーク画像と前記第2のマークの画像である第2のマーク画像とを検出し、前記撮影画像における、所定の基準軸に対する前記第1のマーク画像の主方向の角度である第1の角度と前記基準軸に対する前記第2のマーク画像の主方向の角度である第2の角度とを求めるマーク角度検出部と、前記第1の角度と前記第2の角度とに基づき、前記第1のマークに対して前記第2のマークの位置を合わせるための前記第2の部品の移動量を計算する移動量取得部と、前記移動量に基づき前記ロボット本体を駆動制御して、前記第2の部品を前記第1の部品に組み合わせさせるロボット駆動制御部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、本発明の一態様であるロボット装置は、撮影画像についてパターンマッチング処理を実行することなく、第1のマークに第2のマークを正確に位置合わせさせて、第2の部品を第1の部品に組み合わせることができる。
ここで、前記第1の部品は、第1の歯車であり、前記第2の部品は、第2の歯車であり、前記第1のマーク画像の主方向は、前記第1の歯車の中心から前記第1のマーク画像へ向かう方向であり、前記第2のマーク画像の主方向は、前記第2の歯車の中心から前記第2のマーク画像へ向かう方向であってもよい。
前記移動量取得部は、前記第1の角度と前記第2の角度との差が180度になるように、前記第2の部品の移動量を計算してもよい。
前記移動量取得部は、前記第1の歯車の中心から前記第2の歯車の中心へ向かう方向が、前記基準軸に対する第1のマーク画像の主方向と一致する場合、前記第2の角度が180度になるように、前記第2の部品の移動量を計算してもよい。
[2]上記[1]記載のロボット装置において、前記第1の部品および前記第2の部品それぞれは、前記第1のマークと前記第2のマークとの位置を合わせた状態で組み合わせ可能な歯車であることを特徴とする。
この構成によれば、マークの形状が三角形やくさび等の、歯車の歯形状に類似する形状である場合において、歯車の歯をマークとして誤認識するおそれがない。
したがって、本発明の一態様であるロボット装置によれば、歯車に設けられたマークを正確に検出することができる。
[3]上記[1]記載のロボット装置において、前記第1の部品は、多角形穴を有する部材であり、前記第2の部品は、前記多角形穴に嵌合可能な形状を有する部材であることを特徴とする。
[4]上記[1]〜[3]いずれか一項記載のロボット装置において、前記撮影画像における前記第1の部品の画像である第1の部品画像と前記第2の部品の画像である第2の部品画像とのそれぞれについて、前記第1の部品画像および前記第2の部品画像それぞれの中心に対して設けられる円の円周によりマーク画像が貫かれる大きさの半径と、前記円の円周上の一次元の画素列にフィルター処理を行って除去する周波数成分の上限値および下限値とを含む解析条件を記憶する解析条件記憶部をさらに備え、前記マーク角度検出部は、前記解析条件記憶部から前記解析条件を読み込み、前記第1の部品画像および前記第2の部品画像それぞれから、前記解析条件に含まれる前記半径の円を部品画像の中心に対して設けたときの円周上の一次元の画素列を抽出し、前記画素列を周波数分析して周波数成分を取得し、前記周波数成分の前記上限値以上の成分と前記下限値以下の成分とを前記周波数成分から削除した縮小周波数成分を取得し、前記縮小周波数成分を逆周波数分析して一次元配列データを取得し、前記一次元配列データにおける最大値もしくは最小値または値の変化率が所定のレベルを超える点に対応する前記第1の角度および前記第2の角度を求めることを特徴とする。
この構成によれば、本発明の一態様であるロボット装置は、撮影画像についてパターンマッチング処理を実行することなく、第1のマークに第2のマークを正確に位置合わせさせて、第2の部品を第1の部品に組み合わせることができる。
[5]上記[4]記載のロボット装置において、前記周波数分析は、離散フーリエ変換であり、前記逆周波数分析は、逆離散フーリエ変換であることを特徴とする。
[6]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるロボット装置は、第1のマークが設けられた第1の部品に対して、2系統のアームをそれぞれ可動に備え、前記2系統のアームのうち一方のアームにより第2のマークが設けられた第2の部品を移動させて、所望の位置および姿勢に設置するロボット本体と、前記ロボット本体を移動可能に支持する搬送部と、前記2系統のアームのうち他方のアームに取り付けられ、前記第1の部品および前記第2の部品を撮影して撮影画像を生成する撮影部と、前記撮影画像から、前記第1のマークの画像である第1のマーク画像と前記第2のマークの画像である第2のマーク画像とを検出し、前記撮影画像における、所定の基準軸に対する前記第1のマーク画像の主方向の角度である第1の角度と前記基準軸に対する前記第2のマーク画像の主方向の角度である第2の角度とを求めるマーク角度検出部と、前記第1の角度と前記第2の角度とに基づき、前記第1のマークに対して前記第2のマークの位置を合わせるための前記第2の部品の移動量を計算する移動量取得部と、前記移動量に基づき前記ロボット本体を駆動制御して、前記第2の部品を前記第1の部品に組み合わせさせるロボット駆動制御部と、を備えることを特徴とする。
ここで、本発明の一態様であるロボット装置は、例えば、2系統のアームを備えた垂直多関節ロボット(双腕ロボット)である。
この構成によれば、本発明の一態様であるロボット装置は、撮影画像についてパターンマッチング処理を実行することなく、第1のマークに第2のマークを正確に位置合わせさせて、第2の部品を第1の部品に組み合わせることができる。
[7]上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるロボット制御方法は、マーク角度検出部が、第1のマークが設けられた第1の部品と第2のマークが設けられた第2の部品との撮影画像から、前記第1のマークの画像である第1のマーク画像と前記第2のマークの画像である第2のマーク画像とを検出し、前記撮影画像における、所定の基準軸に対する前記第1のマーク画像の主方向の角度である第1の角度と前記基準軸に対する前記第2のマーク画像の主方向の角度である第2の角度とを求めるマーク角度検出ステップと、移動量取得部が、前記第1の角度と前記第2の角度とに基づき、前記第1のマークに対して前記第2のマークの位置を合わせるための前記第2の部品の移動量を計算する移動量取得ステップと、ロボット駆動制御部が、前記移動量に基づいて外部のロボット本体を駆動制御し、前記第2の部品を前記第1の部品に組み合わせさせるロボット駆動制御ステップと、を有することを特徴とする。
この構成によれば、本発明の一態様であるロボット制御方法は、撮影画像についてパターンマッチング処理を実行することなく、第1のマークに第2のマークを正確に位置合わせさせて、第2の部品を第1の部品に組み合わせることができる。
したがって、本発明の態様によれば、部品に設けられたマークを正確に検出することができる。
本発明の第1実施形態であるロボット装置を適用したロボットシステムが作業を行う様子を示す、概略の外観図である。 同実施形態における、ロボット制御装置の機能構成を示すブロック図である。 テンプレート画像記憶部が記憶するテンプレート画像を模式的に示す図である。 追跡画像における歯車の画像を模式的に示す図である。 サンプル画像における歯車の画像を模式的に示す図である。 同実施形態において、ロボット制御装置が実行する、オブジェクトの組み込み前移動処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態において、ロボット制御装置が実行する、オブジェクトの位置調整処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態において、ロボット制御装置のマーク角度検出部が実行するマーク角度検出処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態において、ロボット制御装置の解析条件決定部が実行する解析条件決定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるロボットシステムの概略の外観図である。 遊星歯車機構の一例を示す平面図である。 多角形穴を有する部材の二つの例を示す平面図である。 第1実施形態の変形例として、ロボット制御装置をロボット本体に内蔵させて構成したロボットシステムの概略の外観図である。 第2実施形態の変形例として、ロボット制御装置をロボット本体に内蔵させて構成したロボットシステムの概略の外観図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1実施形態におけるロボットシステムは、第1の部品が取り付けられたアセンブリー部品に、ロボット本体が搬送する第2の部品を、第1の部品および第2の部品それぞれに設けられた位置合わせマークの位置を合わせて取り付ける組立てシステムである。本実施形態では、第1の部品および第2の部品が平歯車(以下、歯車という。)である例について説明する。
図1は、第1実施形態であるロボット装置を適用したロボットシステムが作業を行う様子を示す、概略の外観図である。
同図において、ロボットシステム1は、ロボット本体10と、把持部11と、ロボット制御装置20と、撮影装置30と、ケーブル40と、ケーブル41とを含んで構成される。
ロボット本体10とロボット制御装置20とケーブル41とは、ロボット装置に含まれる。
ロボット本体10は、具体的には、地面に対して固定された支持台10aと、旋回可能および屈伸可能に支持台10aに連結されたアーム部10bと、旋回可能および首振り可能にアーム部10bに連結されたハンド部10cとを含んで構成される。ロボット本体10は、例えば7軸垂直多関節ロボットであり、支持台10aとアーム部10bとハンド部10cとの連係した動作によって7軸の自由度を有する。つまり、その7軸の自由度は、支持台10aおよびアーム部10bによる6軸の自由度と、ハンド部10cによる1軸の自由度とである。
ロボット本体10は、把持部11を可動に備える。把持部11は、物体(例えば、歯車等の部品)を把持または挟持可能な爪部を備える。なお、図1では、把持部11を、その機能を示すために模式的に示してある。
ロボット本体10は、ロボット制御装置20から供給されるロボット制御命令を取り込み、このロボット制御命令による駆動制御によって、把持部11の位置および姿勢を三次元空間内で所望に変更し、また把持部11の爪部を開閉させる。
なお、ロボット本体10は、7軸の自由度を有するものに限られず、例えば、6軸の自由度を有するものであってもよい。また、支持台10aを、壁や天井等、地面に対して固定された場所に設置してもよい。
図1に示すように、ロボット本体10の動作による把持部11の可動範囲内には、アセンブリー部品5が設置されている。なお、同図では、アセンブリー部品5の支持台(机)の図示を省略してある。アセンブリー部品5は、板状の基台50と、基台50に対してそれぞれ略垂直(垂直を含む。)に立てられた軸51と、軸52とを備える。そして、アセンブリー部品5は、軸51に歯車53(第1の部品)が取り付けられ、軸52に歯車54(第2の部品)が取り付けられて構成される。ただし、アセンブリー部品5は、軸51に歯車53が取り付けられた後、軸52に歯車54が取り付けられることにより完成される。
軸穴に通る軸の方向からみたときの歯車53および歯車54それぞれの歯の近傍には、位置合わせマーク(以下、マークという。)が設けられている。マークは、このマークが設けられた歯車の周方向における位置合わせの目印である。詳細は後述するが、マークは、例えば、一角が径方向の外側を向いた三角形状を有する。例えば、この場合、歯車53に設けられた第1のマークと歯車54に設けられた第2のマークとが互いに向き合う位置、言い換えると、互いに向き合った第1のマークおよび第2のマークの頂点間の距離が最も近くなる位置において、歯車53と歯車54とは、正確な位置関係で組み合わされる。
なお、図1における部品や構造等の縮尺は、図を明りょうなものとするために実際のものとは異なる。
撮影装置30は、アセンブリー部品5を撮影して静止画像または動画像である撮影画像を取得し、この撮影画像を、ケーブル40を介してロボット制御装置20に供給する。これにおいて、撮影装置30は、歯車53と歯車54とが互いに正常に組み合わされて基台50に取り付けられた状態のアセンブリー部品5を撮影して得た撮影画像を、テンプレート画像としてロボット制御装置20に供給する。テンプレート画像を、例えば、教示画像、参照画像ともいう。
また、撮影装置30は、組立て作業中のアセンブリー部品5を撮影して得た撮影画像を、追跡画像としてロボット制御装置20に供給する。ここで、本実施形態において、追跡画像は、歯車54が取り付けられていない状態のアセンブリー部品5と、把持部11に把持または狭持された歯車54とが写った画像である。
また、撮影装置30は、目印をそれぞれ設けた歯車53および歯車54を撮影して得た撮像画像を、サンプル画像としてロボット制御装置20に供給する。目印は、あらかじめ形状が既知であり且つ中心位置を検出し易いマーカーである。この目印は、例えば円形のシールにより実現される。サンプル画像は、マーク角度検出部26が追跡画像を解析することにより歯車53および歯車54それぞれに設けられたマークを検出するための解析条件を決定するために用いられる画像である。解析条件の詳細については、後述する。
撮影装置30は、例えば、デジタルカメラ装置、デジタルビデオカメラ装置により実現され、アセンブリー部品5に対して略垂直(垂直を含む。)上方において、撮影方向が略垂直(垂直を含む。)下方となる位置に固定設置される。ただし、図1において、軸51と軸52との距離に対して、軸51および軸52と撮影装置30との距離は十分に長い。
ケーブル40は、ロボット制御装置20が出力する撮影装置30に対する制御データを撮影装置30に供給したり、撮影装置30が出力する応答データや撮影画像をロボット制御装置20に供給したりする。制御データは、例えば、ロボット制御装置20が撮影装置30に対して通知する、撮影開始命令や撮影停止命令等の制御命令を含む。応答データは、例えば、撮影装置30がロボット制御装置20に対して通知する、制御データに対する応答を含む。
ケーブル41は、ロボット制御装置20が出力するロボット制御命令をロボット本体10に供給したり、ロボット本体10が出力するロボット制御応答をロボット制御装置20に供給したりする。ロボット制御命令は、ロボット本体10の各可動部を駆動制御する制御命令である。ロボット制御応答は、例えば、ロボット本体10がロボット制御装置20に対して通知する、ロボット制御命令に対する応答を含む。ケーブル41は、例えば、シリアル通信線等のケーブルやコンピューターネットワークである。
ロボット制御装置20は、撮影装置30から供給されるサンプル画像を取り込み、このサンプル画像に基づいて歯車53および歯車54それぞれについての解析条件を決定して記憶する。また、ロボット制御装置20は、撮影装置30から供給される、アセンブリー部品5の追跡画像を取り込み、この追跡画像に基づいてロボット本体10の各可動部の動作を制御し、歯車54を軸52に通してアセンブリー部品5に取り付けさせる。
図2は、ロボット制御装置20の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、ロボット制御装置20は、撮影画像取得部21と、テンプレート画像記憶部22と、オブジェクト検出部23と、オブジェクト移動制御部(ロボット駆動制御部)24と、解析条件記憶部25と、マーク角度検出部26と、移動量取得部27と、解析条件決定部28とを備える。
撮影画像取得部21は、撮影装置30から供給される、アセンブリー部品5のテンプレート画像を取り込み、このテンプレート画像をテンプレート画像記憶部22に供給する。また、撮影画像取得部21は、撮影装置30から供給される、アセンブリー部品5の追跡画像を取り込み、この追跡画像をオブジェクト検出部23に供給する。また、撮影画像取得部21は、撮影装置30から供給されるサンプル画像を取り込み、このサンプル画像をオブジェクト検出部23に供給する。
テンプレート画像記憶部22は、撮影画像取得部21から供給されるテンプレート画像を記憶する。また、テンプレート画像記憶部22は、目印のテンプレート画像である目印テンプレート画像を記憶する。テンプレート画像記憶部22は、例えば半導体記憶装置により実現される。
オブジェクト検出部23は、撮影画像取得部21から供給される追跡画像を取り込み、テンプレート画像記憶部22からテンプレート画像を読み込む。そして、オブジェクト検出部23は、追跡画像とテンプレート画像とのテンプレートマッチング処理を実行し、追跡画像から歯車54の画像(オブジェクト)と軸52の画像(ゴール)とを探索し、オブジェクトおよびゴールを検出する。テンプレートマッチング処理は、テンプレート画像を用いて追跡画像からオブジェクトおよびゴールを探索する処理であり、本実施形態では公知技術を適用して実現可能である。
そして、オブジェクト検出部23は、追跡画像から検出したオブジェクトおよびゴールの各位置に基づいて、歯車54を把持している把持部11の現在位置から軸52までの移動方向および移動距離を計算し、これら移動方向および移動距離を示す移動量情報をオブジェクト移動制御部24に供給する。
また、オブジェクト検出部23は、撮影画像取得部21から供給される追跡画像を取り込み、テンプレート画像記憶部22からテンプレート画像を読み込む。そして、オブジェクト検出部23は、追跡画像とテンプレート画像とのテンプレートマッチング処理を実行し、追跡画像から歯車53の画像および歯車54の画像を探索して検出する。
そして、オブジェクト検出部23は、追跡画像とこの追跡画像における歯車53および歯車54それぞれの画像の位置情報(例えば、中心の位置座標)とを、マーク角度検出部26に供給する。
また、オブジェクト検出部23は、撮影画像取得部21から供給されるサンプル画像を取り込み、テンプレート画像記憶部22からテンプレート画像および目印テンプレート画像を読み込む。そして、オブジェクト検出部23は、サンプル画像とテンプレート画像とのテンプレートマッチング処理を実行し、サンプル画像から歯車画像を探索して検出する。また、オブジェクト検出部23は、サンプル画像と目印テンプレート画像とのテンプレートマッチング処理を実行し、サンプル画像から歯車に設けられた目印の画像を探索して検出する。
そして、オブジェクト検出部23は、サンプル画像とこのサンプル画像における歯車および目印の位置情報(例えば、中心の位置座標)とを、解析条件決定部28に供給する。
オブジェクト移動制御部24は、オブジェクト検出部23から供給される把持部11についての移動量情報を取り込む。また、オブジェクト移動制御部24は、後述する移動量取得部27から供給される把持部11についての移動量情報を取り込む。オブジェクト移動制御部24は、取り込んだ移動量情報に基づいて、ロボット本体10の把持部11の移動先の位置および姿勢を計算する。そして、オブジェクト移動制御部24は、その計算結果に基づいて、ロボット本体10の各可動部を駆動制御するためのロボット制御命令を生成し、このロボット制御命令をロボット本体10に供給する。
解析条件記憶部25は、解析条件決定部28から供給される解析条件を記憶する。解析条件記憶部25は、例えば半導体記憶装置により実現される。
マーク角度検出部26は、オブジェクト検出部23から供給される追跡画像と、この追跡画像における歯車53および歯車54それぞれの画像の位置情報とを取り込み、解析条件記憶部25から解析条件を読み込む。そして、マーク角度検出部26は、解析条件を適用して、追跡画像における歯車53の画像および歯車54の画像それぞれからマークの画像を検出する。そして、マーク角度検出部26は、追跡画像において、各マークの画像(マーク画像)の角度を求めて角度情報を生成し、この角度情報を移動量取得部27に供給する。マーク画像の角度とは、例えば、追跡画像における所定の基準軸に対するマークの主方向の角度である。具体的には、マーク画像の角度は、当該マークが設けられた歯車の画像の中心とマーク画像の位置合わせの先端とを結ぶ直線(主方向に伸びる線)が、例えば、追跡画像の水平方向の軸(基準軸)となす角度である。
つまり、マーク角度検出部26は、解析条件を適用し、追跡画像から歯車53に設けられた第1のマーク画像と歯車54に設けられた第2のマーク画像とを検出する。そして、マーク角度検出部26は、追跡画像における、第1のマーク画像および第2のマーク画像それぞれの角度である第1の角度および第2の角度を求めて第1の角度情報および第2の角度情報を生成する。そして、マーク角度検出部26は、これら第1の角度情報及び第2の角度情報を移動量取得部27に供給する。
移動量取得部27は、マーク角度検出部26から供給される第1の角度情報および第2の角度情報を取り込む。そして、移動量取得部27は、第1の角度情報および第2の角度情報に基づいて、歯車54を把持している把持部11の移動量を計算する。例えば、移動量取得部27は、歯車54を回すことにより第1のマークに対して第2のマークの位置を合わせるとともに、歯車54を垂直下方に下げることにより軸52に歯車54を通すために、歯車54を把持している把持部11の移動方向および移動距離を計算する。そして、移動量取得部27は、これら移動方向および移動距離を示す移動量情報をオブジェクト移動制御部24に供給する。
解析条件決定部28は、オブジェクト検出部23から供給されるサンプル画像とこのサンプル画像における歯車および目印の位置情報とを取り込む。そして、解析条件決定部28は、目印の画像が含まれるサンプル画像に基づいて、歯車に設けられたマークを検出するための条件を決定する。そして、解析条件決定部28は、決定した解析条件を解析条件記憶部25に供給する。
図3は、テンプレート画像記憶部22が記憶するテンプレート画像を模式的に示す図である。テンプレート画像500は、基台50に歯車53および歯車54が正常に取り付けられた状態のアセンブリー部品5を、撮影装置30が撮影して得た撮影画像である。同図に示すように、テンプレート画像500は、基台50の画像である基台画像550と、軸51の画像である軸画像551と、軸52の画像である軸画像552と、歯車53の画像である歯車画像553と、歯車54の画像である歯車画像554と、歯車53に設けられたマークの画像であるマーク画像553mと、歯車54に設けられたマークの画像であるマーク画像554mとを含む。テンプレート画像500における歯車画像553と歯車画像554とは、マーク画像553mとマーク画像554mとの位置を合わせた状態、つまり、マーク画像553mとマーク画像554mとが向かい合い、且つ頂点間の距離が最短である状態で、歯が正常に噛み合っている。
図4は、追跡画像における歯車53および歯車54の画像を模式的に示す図である。同図は、歯車53に歯車54が組み合わされる前段階の追跡画像であり、歯車53に対して歯車54が撮影装置30に近い位置にある例である。同図に示すように、追跡画像600は、歯車53の画像である歯車画像653と、歯車54の画像である歯車画像654と、歯車53に設けられたマークの画像であるマーク画像653mと、歯車54に設けられたマークの画像であるマーク画像654mとを含む。
図4において、追跡画像600にXY直交座標系を設けた場合、歯車画像653の中心を通りX軸に平行な軸と、歯車画像653の中心およびマーク画像653mの中心を通る軸とのなす角度が、マーク画像653mの角度である。同様に、歯車画像654の中心を通りX軸に平行な軸と、歯車画像654の中心およびマーク画像654mの中心を通る軸とのなす角度が、マーク画像654mの角度である。具体的には、同図において、マーク画像653mの角度は、0(ゼロ)度である。また、マーク画像654mの角度は、軸Aと軸Bとのなす角度Cである。
ここで、マーク角度検出部26が、追跡画像600に含まれる歯車画像653および歯車画像654からマーク画像653mおよびマーク画像654mを検出し、このマーク画像の角度を求める具体的な方法について、図4の歯車画像654を例に説明する。解析条件記憶部25は、歯車54についての解析条件を記憶している。解析条件は、歯車画像654の中心に対して設けられる円Dの円周によりマーク画像654mが貫かれる大きさの半径を含む。また、解析条件は、歯車画像654における円Dの円周上の一次元の画素列にフィルター処理を行って除去する周波数成分の上限値および下限値(以下、これらをまとめて、上下限値ともいう。)を含む。フィルター処理には周波数分析処理が含まれる。この周波数分析処理として、例えば離散フーリエ変換を適用する。
マーク角度検出部26は、オブジェクト検出部23から供給される追跡画像600と、歯車画像654の位置情報(例えば、中心の位置座標)とを取り込むと、解析条件記憶部25から歯車54についての解析条件を読み込む。マーク角度検出部26は、歯車画像654から、解析条件に含まれる半径の円Dを歯車画像654に設けたときの円周上の一次元の画素列を抽出する。そして、マーク角度検出部26は、その画素列を周波数分析(例えば、離散フーリエ変換)して周波数成分を取得し、周波数成分の上限値以上の成分と下限値以下の成分とをその周波数成分から削除した縮小周波数成分を取得する。そして、マーク角度検出部26は、縮小周波数成分を逆周波数分析して一次元配列データを取得し、この一次元配列データにおける最大値もしくは最小値に対応する角度、または値の変化率が所定のレベルを超える点に対応する角度を求める。逆周波数分析として、例えば逆離散フーリエ変換を適用する。
本実施形態において、マーク角度検出部26が実行するフィルター処理は、周波数分析と、上限値および下限値を用いた周波数帯域の強度調整と、逆周波数分析との一連の処理を含む。
図5は、サンプル画像における歯車54の画像を模式的に示す図である。同図に示すように、サンプル画像700は、歯車54の画像である歯車画像754と、歯車54に設けられたマークの画像であるマーク画像754mと、目印の画像である目印画像755とを含む。目印画像755は、歯車画像754の中心とマーク画像754mの中心とを通る直線E上に、その中心を置いて設けられる。実際、目印は、歯車54の中心とマークの中心とを通る直線上であって且つ歯先に貼付される。
ここで、解析条件決定部28が、歯車54についての解析条件を決定する具体的な方法について、図5を参照して説明する。解析条件決定部28は、オブジェクト検出部23から供給されるサンプル画像700と、サンプル画像700における目印の位置情報(例えば、中心の位置座標)とを取り込む。そして、解析条件決定部28は、目印の位置情報に基づいて目印画像755の角度を取得する。そして、解析条件決定部28は、円Fの半径と、周波数成分から縮小周波数成分を得るための上下限値を設定する。これらの値は、半径、上限値、および下限値による三次元の値を任意のきざみにより段階的に変更する。つまり、解析条件決定部28は、歯車画像754の全域において、半径、上限値、および下限値を変更しながら走査する。解析条件決定部28は、半径、上限値、および下限値の組み合わせごとに、マーク角度検出部26にマーク画像754mの角度を取得させ、目印画像755とマーク画像754mとの角度の相関度を計算する。例えば、解析条件決定部28は、目印画像755とマーク画像754mとの角度差の二乗を計算する。そして、解析条件決定部28は、半径、上限値、および下限値の全ての組み合わせにおいて相関度が最も大きい組み合わせを抽出し、この組み合わせにおける半径および上下限値を解析条件として解析条件記憶部25に記憶させる。
次に、ロボット制御装置20の動作を説明する。
図6は、ロボット制御装置20が実行する、オブジェクトの組み込み前移動処理の手順を示すフローチャートである。つまり、同図のフローチャートは、ロボット制御装置20が、歯車54を軸52に通す前段階の処理手順を示す。
ステップS1において、撮影画像取得部21は、撮影装置30から供給される撮影画像である追跡画像を取り込み、この追跡画像をオブジェクト検出部23に供給する。
次に、ステップS2において、オブジェクト検出部23は、撮影画像取得部21から供給される追跡画像を取り込み、テンプレート画像記憶部22からテンプレート画像を読み込む。
次に、ステップS3において、オブジェクト検出部23は、追跡画像とテンプレート画像とのテンプレートマッチング処理を実行し、追跡画像から歯車54の画像(オブジェクト)と軸52の画像(ゴール)とを探索し、オブジェクトおよびゴールを検出する。
次に、ステップS4において、オブジェクト検出部23は、追跡画像から検出したオブジェクトがゴールしたか否かを判定する。オブジェクトがゴールするとは、オブジェクトがゴールに到達するという意味である。そして、オブジェクト検出部23は、オブジェクトがゴールしたと判定した場合(S4:YES)、本フローチャートの処理を終了させる。一方、オブジェクト検出部23は、オブジェクトがゴールしていないと判定した場合(S4:NO)、ステップS5の処理に移す。
ステップS5において、オブジェクト検出部23は、追跡画像から検出したオブジェクトおよびゴールの各位置に基づいて、歯車54を把持している把持部11の現在位置から軸52までの移動方向および移動距離を計算し、これら移動方向および移動距離を示す移動量情報をオブジェクト移動制御部24に供給する。
次に、オブジェクト移動制御部24は、オブジェクト検出部23から供給される把持部11についての移動量情報を取り込み、この移動量情報に基づいて、ロボット本体10の把持部11の移動先の位置および姿勢を計算する。
次に、オブジェクト移動制御部24は、その計算結果に基づいて、ロボット本体10の各可動部を駆動制御するためのロボット制御命令を生成する。
次に、ステップS6において、オブジェクト移動制御部24は、ロボット制御命令をロボット本体10に供給し、ステップS1の処理に戻る。
図7は、ロボット制御装置20が実行する、オブジェクトの位置調整処理の手順を示すフローチャートである。つまり、同図のフローチャートは、ロボット制御装置20が、歯車53および歯車54それぞれに設けられたマークの位置が合致するよう歯車53に対する歯車54の位置を調整させる処理手順を示す。
ステップS21において、撮影画像取得部21は、撮影装置30から供給される撮影画像である追跡画像を取り込み、この追跡画像をオブジェクト検出部23に供給する。次に、オブジェクト検出部23は、撮影画像取得部21から供給される追跡画像を取り込み、テンプレート画像記憶部22からテンプレート画像を読み込む。次に、オブジェクト検出部23は、追跡画像とテンプレート画像とのテンプレートマッチング処理を実行し、追跡画像から歯車53の画像および歯車54の画像を探索して検出する。次に、オブジェクト検出部23は、追跡画像とこの追跡画像における歯車53および歯車54それぞれの画像の位置情報(例えば、中心の位置座標)とを、マーク角度検出部26に供給する。そして、マーク角度検出部26は、オブジェクト検出部23から供給される追跡画像とこの追跡画像における歯車53および歯車54それぞれの位置情報とを取り込む。
次に、ステップS22において、マーク角度検出部26は、歯車53の画像について、マーク角度検出処理を実行し、追跡画像における歯車53に設けられた第1のマークの角度を求める。次に、マーク角度検出部26は、第1のマークの角度を示す第1の角度情報を移動量取得部27に供給する。そして、移動量取得部27は、マーク角度検出部26から供給された第1の角度情報を取り込む。
次に、ステップS23において、マーク角度検出部26は、歯車54の画像について、マーク角度検出処理を実行し、追跡画像における歯車54に設けられた第2のマークの角度を求める。次に、マーク角度検出部26は、第2のマークの角度を示す第2の角度情報を移動量取得部27に供給する。そして、移動量取得部27は、マーク角度検出部26から供給された第2の角度情報を取り込む。
ステップS22およびステップS23それぞれのマーク角度検出処理の詳細については、後述する。
次に、ステップS24において、移動量取得部27は、第1の角度情報および第2の角度情報に基づいて、歯車54を把持している把持部11の移動量を計算する。例えば、移動量取得部27は、歯車54を回すことにより第1のマークに対して第2のマークの位置を合わせるとともに、歯車54を垂直下方に下げることにより軸52に歯車54を通すために、歯車54を把持している把持部11の移動方向および移動距離を計算する。次に、移動量取得部27は、これら移動方向および移動距離を示す移動量情報をオブジェクト移動制御部24に供給する。
次に、ステップS25において、オブジェクト移動制御部24は、移動量取得部27から供給される移動量情報を取り込み、この移動量情報に基づいて、ロボット本体10の把持部11の移動先の位置および姿勢を計算する。次に、オブジェクト移動制御部24は、その計算結果に基づいて、ロボット本体10の各可動部を駆動制御するためのロボット制御命令を生成する。
次に、ステップS26において、オブジェクト移動制御部24は、ロボット制御命令をロボット本体10に供給する。
以上で、本フローチャートの処理は終了する。
図8は、ロボット制御装置20のマーク角度検出部26が実行するマーク角度検出処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、歯車54を例に説明する。マーク角度検出部26は、オブジェクト検出部23から、追跡画像とこの追跡画像における歯車54の画像の位置情報(例えば、中心の位置座標)との供給を受けて、本フローチャートの処理を開始する。
ステップS41において、マーク角度検出部26は、解析条件記憶部25から解析条件である円の半径と周波数成分の上下限値とを読み込む。
次に、ステップS42において、マーク角度検出部26は、歯車54の画像から、解析条件に含まれる半径の円を歯車54の画像に設けたときの円周上の一次元の画素列を抽出する。
次に、ステップS43において、マーク角度検出部26は、その画素列を周波数分析して周波数成分を取得する。例えば、マーク角度検出部26は、画素列を離散フーリエ変換して周波数成分を取得する。
次に、ステップS44において、マーク角度検出部26は、周波数成分の上限値以上の成分と下限値以下の成分とをその周波数成分から削除した縮小周波数成分を取得する。
次に、ステップS45において、マーク角度検出部26は、縮小周波数成分を逆周波数分析して一次元配列データを取得する。例えば、マーク角度検出部26は、縮小周波数成分を逆離散フーリエ変換して一次元配列データを取得する。
次に、ステップS46において、マーク角度検出部26は、一次元配列データにおける最大値もしくは最小値に対応する角度、または値の変化率が所定のレベルを超える点に対応する角度を求める。
以上で、本フローチャートの処理は終了する。
図9は、ロボット制御装置20の解析条件決定部28が実行する解析条件決定処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、歯車画像54を例に説明する。
ステップS61において、解析条件決定部28は、オブジェクト検出部23から供給されるサンプル画像と、このサンプル画像における目印の位置情報(例えば、中心の位置座標)とを取り込む。
次に、ステップS62において、解析条件決定部28は、目印の位置情報に基づいて目印の画像の角度を取得する。
次に、ステップS63において、解析条件決定部28は、円の半径と、周波数成分から縮小周波数成分を得るための上下限値とを設定する。解析条件決定部28は、本フローチャートのループを繰り返しながら、半径、上限値、および下限値による三次元の値それぞれを任意のきざみにより段階的に変更する。つまり、解析条件決定部28は、歯車54の画像全域において、半径、上限値、および下限値を変更しながら走査する。
次に、ステップS64において、解析条件決定部28は、設定された、半径、上限値、および下限値をマーク角度検出部26に供給し、マーク角度検出部26にマークの角度を取得させて、このマークの角度を取得する。
次に、ステップS65において、解析条件決定部28は、目印の画像とマークの画像との角度の相関度を計算する。例えば、解析条件決定部28は、目印の画像とマークの画像との角度差の二乗を計算する。
次に、ステップS66において、解析条件決定部28は、歯車54の画像全域において、半径、上限値、および下限値の走査が完了したか否かを判定する。解析条件決定部28は、走査が完了したと判定した場合(S66:YES)は、ステップS67の処理に移し、走査が完了していないと判定した場合(S66:NO)は、ステップS63の処理に戻す。
ステップS67において、解析条件決定部28は、半径、上限値、および下限値の全ての組み合わせにおいて相関度が最も高い組み合わせを抽出し、この組み合わせにおける半径および上下限値を解析条件として解析条件記憶部25に記憶させる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2実施形態におけるロボットシステムでは、ロボット本体は、2系統のアームを備える。本実施形態では、各アームにはハンドが取り付けられている。そしてこのロボットシステムは、ロボット本体の一方のアームのハンドに取り付けられた撮影装置によってアセンブリー部品の撮影画像を取得し、他方のアームのハンドに取り付けられた把持部によって部品を搬送させる。
図10は、第2実施形態におけるロボットシステムの概略の外観図である。
同図において、ロボットシステム2は、ロボット本体60と、撮影装置61と、把持部62と、ロボット制御装置20と、ケーブル63とを含んで構成される。
ロボット本体60とロボット制御装置20とケーブル63とは、ロボット装置に含まれる。
ロボット制御装置20は、第1実施形態と同様の構成であるため、ロボット制御装置20についての詳細な説明を省略する。
ロボット本体60は、具体的には、地面に対して可動に設置された本体60aと、旋回可能に本体60aに連結された首部60bと、首部60bに対して固定された頭部60cと、旋回可能および屈伸可能に頭部60cに連結された第1アーム部60dと、旋回可能および屈伸可能に頭部60cに連結された第2アーム部60eと、ロボット本体60の設置面に対してロボット本体60を移動可能に本体60aに取り付けられた搬送部60fとを含んで構成される。
第1アーム部60dの開放端であるハンドには、把持部62が取り付けられている。また、第2アーム部60eの開放端であるハンドには、撮影装置61が取り付けられている。
搬送部60fは、ロボット本体60の設置面に対して、ロボット本体60を一定方向または方向自在に移動可能に支持する。搬送部60fは、四組の車輪、四組のキャスター、一対の無限軌道等により実現される。
ロボット本体60は、例えば、2系統のアームを備えた垂直多関節ロボット(双腕ロボット)である。ロボット本体60は、ロボット制御装置20から供給されるロボット制御命令を取り込み、このロボット制御命令による駆動制御によって、撮影装置61および把持部62それぞれの位置および姿勢を三次元空間内で所望に変更し、また把持部62の爪部を開閉させる。
撮影装置61は、被写体を撮影して静止画像または動画像である撮影画像を取得し、この撮影画像をロボット制御装置20に供給する。撮影装置61は、例えば、デジタルカメラ装置、デジタルビデオカメラ装置により実現される。
把持部62は、物体を把持または挟持可能な爪部を備える。なお、図10では、把持部62を、その機能を示すために模式的に示してある。
ケーブル63は、ロボット制御装置20が出力するロボット制御命令をロボット本体60に供給したり、ロボット本体60が出力するロボット制御応答をロボット制御装置20に供給したりする。ロボット制御命令は、ロボット本体60の各可動部を駆動制御する制御命令である。ロボット制御応答は、例えば、ロボット本体60がロボット制御装置20に対して通知する、ロボット制御命令に対する応答を含む。ケーブル63は、例えば、シリアル通信線等のケーブルやコンピューターネットワークである。
ロボット制御装置20は、ロボット本体60の首部60bと頭部60cと第2アーム部60eとの動作を制御し、撮影装置61の位置および姿勢を変更させる。具体的に、ロボット制御装置20は、撮影装置61を、図示しないアセンブリー部品に対して略垂直上方において、撮影方向が略垂直下方となる位置に設置させる。
また、ロボット制御装置20は、ロボット制御装置20は、撮影装置61から供給される、アセンブリー部品の撮影画像を取り込み、この撮影画像に基づいてロボット本体60の首部60bと頭部60cと第1アーム部60dとの動作を制御し、第1実施形態と同様に、歯車を軸に通してアセンブリー部品に取り付ける。
以上説明したとおり、本発明の第1実施形態および第2実施形態におけるロボット制御装置20において、解析条件決定部28は、サンプル画像における第1の歯車画像と第2の歯車画像とのそれぞれについて、歯車画像の中心に対して設けられる円の円周によりマーク画像が貫かれる大きさの半径と、円周上の一次元の画素列にフィルター処理を行って除去する周波数成分の上下限値とを含む解析条件を決定し、この解析条件を解析条件記憶部25に記憶させる。
そして、ロボット制御装置20において、マーク角度検出部26は、解析条件記憶部25から解析条件を読み込み、追跡画像における第1の歯車画像および第2の歯車画像それぞれから、解析条件に含まれる半径の円を歯車画像の中心に対して設けたときの円周上の一次元の画素列を抽出する。そして、マーク角度検出部26は、各画素列を周波数分析(例えば、離散フーリエ変換)して周波数成分を取得し、各周波数成分の上限値以上の成分と下限値以下の成分とを周波数成分から削除した縮小周波数成分を取得する。そして、マーク角度検出部26は、各縮小周波数成分を逆周波数分析して一次元配列データを取得し、各一次元配列データにおける最大値もしくは最小値に対応する角度、または値の変化率が所定のレベルを超える点に対応する角度(第1の角度および第2の角度)を求める。
そして、ロボット制御装置20において、移動量取得部27は、第1の角度および第2の角度に基づき、第1のマークに対して第2のマークの位置を合わせるための第2の歯車の移動量を計算する。
そして、ロボット制御装置20において、オブジェクト移動制御部24は、移動量に基づきロボット本体10を駆動制御して、第2の歯車を第1の歯車に組み合わせさせる。
このように構成したことにより、ロボット制御装置20は、追跡画像におけるパターンマッチング処理を実行することなく歯車画像からマーク画像の位置および角度を高精度に検出することができる。よって、マークの形状が三角形やくさび等の歯形状に類似する形状である場合において、歯車の歯をマークとして誤認識するおそれがない。よって、ロボット制御装置20によれば、歯車に設けられたマークを正確に検出することができる。
したがって、ロボットシステム1およびロボットシステム2によれば、撮影画像についてパターンマッチング処理を実行することなく、第1のマークに第2のマークを正確に位置合わせさせて、歯車54(第2の部品)を歯車53(第1の部品)に組み合わせることができる。
なお、第1実施形態および第2実施形態では、歯に負荷をかけずに、歯車53と歯車54とを噛み合わせる例について説明した。これ以外にも、本発明の各実施形態を、例えば、ラック・アンド・ピニオン(Rack and Pinion)を組み立てる場合にも適用できる。
また、本発明の各実施形態を、例えば、遊星歯車機構を備えた減速機を組み立てる用途にも適用できる。遊星歯車機構は、太陽歯車を中心として、一つまたは複数の遊星歯車が自転することにより公転する機構である。
図11は、遊星歯車機構の一例を示す平面図である。同図に示すように、本発明の各実施形態を適用すれば、外歯歯車1011と太陽歯車1012と遊星歯車1013とを噛み合わせて、遊星歯車機構を組み立てることが可能である。
ロボットシステム1およびロボットシステム2は、例えば、太陽歯車1012に対して遊星歯車1013の位置を合わせた後、遊星歯車1013に対して外歯歯車1011の位置を合わせる。歯車対の位置合わせの方法は、第1実施形態において説明したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
また、本発明の各実施形態を、例えば、多角形穴を有する部材にその多角形穴に嵌合可能な大きさで且つ略同一(同一を含む。以下同じ。)形状の部材を嵌合させて、アセンブリー部品を組み立てることが可能である。
図12は、多角形穴を有する部材の二つの例を示す平面図である。同図に示すように、本発明の各実施形態を適用すれば、第1の例として、部材1021の六角穴に、この六角形穴に嵌合可能な形状を有する部材を、回転位置を合わせて嵌合させる作業を行うことが可能である。
同様に、第2の例として、部材1022の十字穴に、この十字穴に嵌合可能な形状を有する部材を、回転位置を合わせて嵌合させる作業を行うことが可能である。
また、第1実施形態では、ロボット制御装置20がロボット本体10の外部に設置される例とした。これ以外に、ロボット制御装置20をロボット本体10に内蔵させてもよい。
図13は、第1実施形態の変形例として、ロボット制御装置20をロボット本体10に内蔵させて構成したロボットシステムの概略の外観図である。同図に示すように、ロボット制御装置20は、例えば、ロボット本体10の支持台10aの内部に収納されている。
また同様に、第2実施形態では、ロボット制御装置20がロボット本体60の外部に設置される例とした。これ以外に、ロボット制御装置20をロボット本体60に内蔵させてもよい。
図14は、第2実施形態の変形例として、ロボット制御装置20をロボット本体60に内蔵させて構成したロボットシステムの概略の外観図である。同図に示すように、ロボット制御装置20は、例えば、ロボット本体60の本体60aのキャビネットに収納されている。
また、上述した実施形態であるロボット制御装置20の一部の機能をコンピューターで実現するようにしてもよい。この場合、その制御機能を実現するためのロボット制御プログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたロボット制御プログラムをコンピューターシステムに読み込ませて、このコンピューターシステムが実行することによって実現してもよい。なお、このコンピューターシステムとは、オペレーティング・システム(Operating System;OS)や周辺装置のハードウェアを含むものである。また、コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、メモリーカード等の可搬型記録媒体、コンピューターシステムに備えられる磁気ハードディスクやソリッドステートドライブ等の記憶装置のことをいう。さらに、コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、インターネット等のコンピューターネットワーク、および電話回線や携帯電話網を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、さらには、その場合のサーバー装置やクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持するものを含んでもよい。また上記のロボット制御プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせにより実現するものであってもよい。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はその実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 ロボットシステム
2 ロボットシステム(ロボット装置)
5 アセンブリー部品
10 ロボット本体
10a 支持台
10b アーム部
10c ハンド部
11 把持部
20 ロボット制御装置
21 撮影画像取得部
22 テンプレート画像記憶部
23 オブジェクト検出部
24 オブジェクト移動制御部
25 解析条件記憶部
26 マーク角度検出部
27 移動量取得部
28 解析条件決定部
30 撮影装置
40 ケーブル
41 ケーブル
50 基台
51 軸
52 軸
53 歯車
54 歯車
60 ロボット本体
60a 本体
60b 首部
60c 頭部
60d 第1アーム部
60e 第2アーム部
60f 搬送部
61 撮影装置
62 把持部
63 ケーブル

Claims (7)

  1. 第1のマークが設けられた第1の部品に対し、第2のマークが設けられた第2の部品の位置および姿勢を変更して前記第2の部品を移動させるロボット本体と、
    影画像から、前記第1のマークの画像である第1のマーク画像と前記第2のマークの画像である第2のマーク画像とを検出し、所定の基準軸に対する前記第1のマーク画像の主方向の第1の角度と前記基準軸に対する前記第2のマーク画像の主方向の第2の角度とを求め、
    前記第1の角度と前記第2の角度とに基づき、前記第1のマークに対して前記第2のマークの位置を合わせるための前記第2の部品の移動量を計算し
    前記移動量に基づき前記ロボット本体を駆動制御して、前記第2の部品を前記第1の部品に組み合わせさせるロボット制御部備え
    前記第1の部品は、第1の歯車であり、
    前記第2の部品は、第2の歯車であり、
    前記第1のマーク画像の主方向は、前記第1の歯車の中心から前記第1のマーク画像へ向かう方向であり、
    前記第2のマーク画像の主方向は、前記第2の歯車の中心から前記第2のマーク画像へ向かう方向であることを特徴とするロボット装置。
  2. 前記ロボット制御部は、前記第1の角度と前記第2の角度との差が180度になるように、前記第2の部品の移動量を計算することを特徴とする請求項1に記載のロボット装置。
  3. 前記ロボット制御部は、前記第1の歯車の中心から前記第2の歯車の中心へ向かう方向が、前記基準軸に対する第1のマーク画像の主方向と一致する場合、前記第2の角度が180度になるように、前記第2の部品の移動量を計算することを特徴とする請求項2に記載のロボット装置。
  4. 前記ロボット制御部は、前記撮影画像における前記第1の部品の画像である第1の部品画像と前記第2の部品の画像である第2の部品画像とのそれぞれについて、前記第1の部品画像および前記第2の部品画像それぞれの中心に対して設けられる円の円周によりマーク画像が貫かれる大きさの半径と、前記円の円周上の一次元の画素列にフィルター処理を行って除去する周波数成分の上限値および下限値とを含む解析条件を、解析条件記憶部から読み込み、
    前記第1の部品画像および前記第2の部品画像それぞれから、前記解析条件に含まれる前記半径の円を部品画像の中心に対して設けたときの円周上の一次元の画素列を抽出し、前記画素列を周波数分析して周波数成分を取得し、前記周波数成分の前記上限値以上の成分と前記下限値以下の成分とを前記周波数成分から削除した縮小周波数成分を取得し、前記縮小周波数成分を逆周波数分析して一次元配列データを取得し、前記一次元配列データにおける最大値もしくは最小値または値の変化率が所定のレベルを超える点に対応する前記第1の角度および前記第2の角度を求める
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか一項記載のロボット装置。
  5. 前記周波数分析は、離散フーリエ変換であり、
    前記逆周波数分析は、逆離散フーリエ変換である
    ことを特徴とする請求項4記載のロボット装置。
  6. 系統のアームをそれぞれ可動に備え、前記2系統のアームのうち一方のアームにより第2の部品を移動させるロボット本体をさらに備え、
    影画像から、第1の部品に設けられた第1のマークの画像である第1のマーク画像と前記第2の部品に設けられた第2のマークの画像である第2のマーク画像とを検出し、前記撮影画像における、所定の基準軸に対する前記第1のマーク画像の主方向の第1の角度と前記基準軸に対する前記第2のマーク画像の主方向の第2の角度とを求め、
    前記第1の角度と前記第2の角度とに基づき、前記第1のマークに対して前記第2のマークの位置を合わせるための前記第2の部品の移動量をし、
    前記移動量に基づき前記ロボット本体を駆動制御して、前記第2の部品を前記第1の部品に組み合わせさせるロボット制御部を備え
    前記第1の部品は、第1の歯車であり、
    前記第2の部品は、第2の歯車であり、
    前記第1のマーク画像の主方向は、前記第1の歯車の中心から前記第1のマーク画像へ向かう方向であり、
    前記第2のマーク画像の主方向は、前記第2の歯車の中心から前記第2のマーク画像へ向かう方向であることを特徴とするロボット装置。
  7. ロボット制御部が、撮影画像から、第1の部品に設けられた第1のマークの画像である第1のマーク画像と第2の部品に設けられた第2のマークの画像である第2のマーク画像とを検出し、前記撮影画像における、所定の基準軸に対する前記第1のマーク画像の主方向の第1の角度と前記基準軸に対する前記第2のマーク画像の主方向の第2の角度とを求め、
    前記第1の角度と前記第2の角度とに基づき、前記第1のマークに対して前記第2のマークの位置を合わせるための前記第2の部品の移動量を計算し、
    前記移動量に基づいて外部のロボット本体を駆動制御し、前記第2の部品を前記第1の部品に組み合わせさせるロボット制御ステップを有し、
    前記第1の部品は、第1の歯車であり、
    前記第2の部品は、第2の歯車であり、
    前記第1のマーク画像の主方向は、前記第1の歯車の中心から前記第1のマーク画像へ向かう方向であり、
    前記第2のマーク画像の主方向は、前記第2の歯車の中心から前記第2のマーク画像へ向かう方向であることを特徴とするロボット制御方法。
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