JP5904805B2 - 整形ビームアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、所望の方向に主ローブを形成し、無線伝送に供される整形ビームアンテナに関する。
従来、所望の方向に主ローブを形成可能なアンテナには、例えば、後述する特許文献1に示すように、長さが(λ/2)ないし(22λ/32)であるスリーブと、長さが(λ/4)であるスリーブと、その上端から(λ/2)隔たった箇所に上端を持つシュペルトップとが縦に積み上げられて構成される「スリーブ負荷形ビームチルトアンテナ」があった。
このようなビームチルトアンテナは、その長さ(高さ)の合計が1.5λ以上となり、上端のスリーブの長さが調整されることにより、垂直面上における所望の方向に主ローブの方向が設定される。
さらに、上記ビームチルトアンテナでは、多段にスリーブが積み重ねられたコリニアアンテナとして構成され、下端に配置されたシュペルトップによって、さらら下に伸びる給電路の外皮に高周波電流が乗ることが抑止される。
したがって、水平方向における無指向性が維持されつつ、垂直面における指向性が狭められることにより、高利得化が図られる。
特開平7−66618号公報
ところで、上述した従来のビームチルトアンテナでは、二つ以上の放射素子に対して所定の位相差による給電が直列に行われる(以下、このようにして行われる給電を「直列給電」という。)ことにより、水平方向から上方あるいは下方への主ローブのチルトが図られていた。
しかし、所望の利得や指向性が得られる周波数帯域は、給電の形態が上記直列給電であるために、狭くなっていた。
また、コリニアアンテナは、一般に、広い周波数帯域に亘って特定の方向あるいは多様な方向にビームが形成されるべき用途には適さず、しかも、構造が比較的複雑であって寸法も大きいために、設置されるべきサイトにおける実装性、コスト等の制約に阻まれて、採用され難い場合が多かった。
本発明は、構造が単純であるにもかかわらず、広帯域に亘って所望の方向に主ローブを形成できる整形ビームアンテナを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、第一のアンテナ素子は、半波長(λ/2)と実数α((−λ/2)<α<(λ/2))との和に長さが等しい筒体として構成されている。第二のアンテナ素子は、前記半波長(λ/2)と前記実数αとの差に長さが等しい筒体として構成されている第一の円板導体は、前記第一のアンテナ素子に挿嵌されている。第二の円板導体は、前記第二のアンテナ素子に挿嵌されている。給電線は、前記第一のアンテナ素子および前記第二のアンテナ素子に緩挿または遊挿されて、前記第一の円板導体に設けられた第一の給電点に外部導体が接続され、前記第二の円板導体に設けられた第二の給電点に中心導体が接続されて給電を行う。前記第一の給電点は、前記第一のアンテナ素子の開口から長さL (=(λ/2)/8)の位置にある。前記第二の給電点は、前記第二のアンテナ素子の開口から長さL (=(λ/2)/12)の位置にある。前記第1の給電点から、前記第一の円板導体および前記第一のアンテナ素子の内壁を介して前記第一のアンテナ素子の前記開口に至る移相量Φ と、前記第1の給電点から、前記第二の給電点、前記第二の円板導体および前記第二のアンテナ素子の内壁を介して前記第二のアンテナ素子の開口に至る移相量Φ との差の絶対値がπラジアンである
すなわち、給電線は、第一のアンテナ素子と第二のアンテナ素子との何れの外側にも位置することなく、これらのアンテナ素子に対する給電を実現する。また、このような給電の下で形成される主ローブの方向は、第一のアンテナ素子と第二のアンテナ素子との長さの差(=|α|)が大きいほど、これらのアンテナ素子の内、短いアンテナ素子が位置する方向に偏る。
そして、請求項1に記載の整形ビームアンテナでは、前記第一の給電点と前記第二の給電点とが上述したように配置されることにより、前記給電線と、前記装置の第一の円板導体および第二の円板導体と、前記第一のアンテナ素子および前記第二のアンテナ素子とのインピーダンス整合が図られる。
すなわち、本発明に係る整形ビームアンテナと給電路とのインピーダンス不整合に起因する帯域や利得の低下が回避される。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の整形ビームアンテナにおいて、前記第一のアンテナ素子と前記第二のアンテナ素子とは、前記第一および前記第二のアンテナ素子により構成されたダイポールアンテナによって形成される主ローブの幅が所望の値となる距離および姿勢で配置される。
すなわち、主ローブの幅は、構成要素が増加することなく、第一および第二のアンテナ素子の相対的な距離および姿勢の設定により、所望の値に設定される。
請求項に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の整形ビームアンテナにおいて、前記第一のアンテナ素子に挿嵌されて、前記第一のアンテナ素子の内壁とともに前記給電線に接続されたシュペルトップとして機能する第三の円板導体を有する
本発明によれば、構成が単純であるにもかかわらず、第一および第二のアンテナ素子が並列に給電されることによって帯域が広く確保され、しかも、給電線の遮蔽による指向性や利得の低下を伴うことなく、所望の方向にビームが形成される。
また、本発明では、送信または受信が行われるべき無線信号の波長λに適応して、所望の帯域および方向に無線伝送路が安定に形成される。
したがって、本発明が適用された無線伝送系や無線通信系では、コスト、実装性、置局条件の制約に阻まれることなく、伝送品質や通信品質に併せて、信頼性が高められ、かつ安定に維持される。
本発明の第一の実施形態を示す図である。 本実施形態によって達成されるインピーダンス整合を示す図である。 本実施形態における垂直方向の指向性を示す図である。 本発明の第二の実施形態を示す図である。 反射器によって達成される利得および水平面上における指向性を示す図である。
反射器によって達成される主ローブの幅を示す図である。 本発明の第三の実施形態を示す図である。 格子状の反射器によって達成される利得および指向性を示す図である。 格子状の反射器によって達成される主ローブの幅を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の第一の実施形態を示す図である。
本実施形態は、以下に列記される要素(1)〜(7)で構成される。
(1) 長さが波長λおよび実数α(|α|<(λ/2))(例えば、「0.01」ないし「0.02」の値)に対してL(=(λ/2)−α)である円筒状導体11T
(2) 長さが上記波長λ(円筒状導体11T、11Bの直径に応じて定まる係数(例えば、「0.8」ないし「0.99」の値)との積として与えられる。)および実数αに対してL(=(λ/2)+α)である円筒状導体11B
(3) 円筒状導体11Tの中空部の中心軸に直交する状態で、側壁がその中空部の内壁に遊嵌(挿嵌)可能な形状および寸法で形成され、かつ頂部と底部との中心の間に形成されて寸法および形状が後述する同軸ケーブル13の中心導体が挿嵌(緩嵌)可能な値に設定された貫通孔12Thを有すると共に、厚みがtである円板導体12T
(4) 円筒状導体11Bの中空部の中心軸に直交した状態で、側壁がその中空部の内壁に遊嵌(挿嵌)可能な形状および寸法で形成され、かつ頂部と底部との中心の間に形成されて寸法および形状が後述する同軸ケーブル13の絶縁体が挿嵌(緩嵌)する値に設定された貫通孔12Bh-1を有すると共に、厚みがtである円板導体12B-1
(5) 円筒状導体11Bの中空部の中心軸に直交した状態で、側壁がその中空部の内壁に遊嵌(挿嵌)可能な形状および寸法で形成され、かつ頂部と底部との中心の間に形成されて寸法および形状が同軸ケーブル13の外部導体に緩嵌する値に設定された貫通孔12Bh-2を有すると共に、厚みがtである円板導体12B-2
(6) 一端およびその近傍が予め加工されることにより、以下(6-1)〜(6-3)に示す状態に設定され、かつ他端が図示されない無線装置のアンテナ端子に接続された同軸ケーブル13
(6-1) 同軸ケーブル13の一端P0から長手方向に長さL1に亘って隔たった点P1に至る区間S1では、その同軸ケーブル13の外被、外部導体および絶縁体(ポリエチレン等の誘電体として構成される。)が取り除かれることによって、中心導体のみが露出する。なお、区間S1では、例えば、図1(a)の上部に示すように、外部導体のみが取り除かれ、かつ絶縁体は中心導体と共に残されてもよい。
(6-2) 点P1からさらに上記円板導体12B-1の厚み(≒t)だけ隔たった点P2に至る区間S2では、同軸ケーブル13の外被が取り除かれることによって外導体が露出し、その外部導体の該当する部位が同軸ケーブル13の外被の切断面に沿って折り返される。
(6-3) 点P2からさらに所定の長さL2に亘って隔たった点P3に至る区間S3では、同軸ケーブル13の外被が取り除かれる。なお、区間S3では、同軸ケーブル13の外被は、図1(a)の下部に示すように、必ずしも全域に亘って取り除かれなくてもよく、さらに、例えば、点P3において、円板導体12B-2(の貫通孔12Bh-2)に対する同軸ケーブル13の外導体の接続や緩嵌が何らかの方法や機械的な構成の下で可能であるならば、その点P3の近傍のみで取り除かれ、あるいは全く取り除かれなくてもよい。
なお、上記長さL1、L2は、図1に示すように、円筒状導体11T、11Bの軸が共通の仮想的な直線上に並んだ状態において、円筒状導体11Tの底面にある開口Aと円形状導体11Bの頂部にある開口Aとの間の距離dに対して、例えば、下式で示される値に予め設定される。
L1=(5λ/48)+d+t
=t+L+d+L
=t+((λ/2)/12)+d+((λ/2)/8)
L2=(3λ/16)+(α/2)
=(((λ/2)+α)/2)−L
=(((λ/2)+α)/2)−((λ/2)/8)
ここに、円筒状導体11T、11Bの軸に沿った下記の点(a),(b),(c)をそれぞれ点X0、X1、X2として定義する。
(a) 点X0:円筒状導体11Tの底部より(λ/24=(λ/2)/12=L)隔たった点
(b) 点X1:円筒状導体11Bの頂部より(λ/16=(λ/2)/8=L)隔たった点
(c) 点X2:円筒状導体11Bの頂部より((λ/4)+t+(α/2)=L+t+L2)隔たった点
これらの構成要素は、下記の手順(1)〜(9)で組み立てられることによって、本実施形態に係る整形ビームアンテナとして構成される。
(1) 円板導体12B-2の貫通孔12Bh-2に、同軸ケーブル13を一端P0から順に挿通させることによって、その円板導体12B-2の外部導体を既述の点P3に緩嵌させる。
(2) 必要であれば、円板導体12B-2をかしめ、あるいは半田付けを施すことにより、貫通孔12Bh-2の位置を上記点P3に固定する。
(3) 円板導体12B-1の貫通孔12Bh-1に、同軸ケーブル13を一端P0から挿通させることによって、その円板導体12B-1の外部導体を既述の点P2に緩嵌させる。
(4) 必要であれば、円板導体12B-1をかしめ、あるいは半田付けを施すことにより、貫通孔12Bh-1の位置を上記点P2に固定する。
(5) 円板導体12Tの貫通孔12Thに、既述の通りに露出した同軸ケーブル13の中心導体の先端部を遊嵌(挿嵌)させ、かつ円板導体12Tをかしめ、あるいは半田付けを施すことにより、その貫通孔12Thを同軸ケーブル13の中心導体の先端部に固定する。
(6) 円筒状導体11Bの中空部に、このようにして円板導体12T、12B-1、12B-2が一体化されたおよび同軸ケーブル13を順次挿通させることにより、円板導体12B-1、12B-2が図1に示すように、それぞれ既述の点X1、X2に位置する状態とする。
(7) このような状態を維持しつつ円筒状導体11Bの外側面の内、これらの点X1、X2に対応する部位を外側から内部方向にそれぞれかしめることにより、円筒状導体11Bの中空部における円板導体12B-1、12B-2の位置を固定する。
(8) 円筒状導体11Tの中空部に、円板導体12Tおよびこれに連なる同軸ケーブル13の中心導体を順次挿通させることにより、その円板導体12Tが既述の点X0に位置する状態とする。
(9) このような状態を維持しつつ円筒状導体11Tの外側面の内、上記点X0に対応する部位を外側から内部方向にかしめることにより、円筒状導体11Tの中空部における円板導体12Tの位置を固定する。
以下、円筒状導体11T、11Bが長手方向に垂直に連なった状態で配置されていることを前提として、本実施形態の原理および効果を説明する。
本発明の特徴は、本実施形態では、アンテナ素子としてそれぞれ機能する円筒状導体11T、11Bの長さの差αと、これらの円筒状導体11T、11Bの給電点の位置と、両者の間に確保されるスペースの幅(=d)との組み合わせにあり、その組み合わせの下で、後述するように同軸ケーブル13とのインピーダンス整合に併せて、主ローブの方向および幅が下記通りに設定される点にある。
本実施形態では、円筒状導体11T、11Bは、何れも長さが約(λ/2)であり、両者の間に確保されたスペースに近い給電点に対する給電が同軸ケーブル13を介して行われることによって、全長がほぼ一波長(=λ)であるダイポールアンテナとして機能する。
〔インピーダンス整合〕
本実施形態では、点X0(P0)、X1(P1)の位置は、同軸ケーブル13の諸元(絶縁体の比誘電率、中心導体の寸法・形状等)と、円筒状導体11T、11Bの断面や中空部の形状およびサイズとで定まる下記の移相量Φ、Φの差の絶対値がπラジアンとなる値に予め設定される。なお、このような設定は、例えば、電磁界シミュレータ等の利用により実現性が確認された後に、設計的パラメータの微調整が図られることによって行われてもよい。
(1) 図1に太い一点鎖線で示すように、点P1から区間S1を介して点P0に至る区間における同軸ケーブル13の中心導体と、点P0から円板導体12および円筒状導体11Tの内壁を介して既述の開口Aの縁部に至る区間とにおける移相量Φ
(2) 図1に太い二点鎖線で示すように、点P1の近傍にある同軸ケーブル13の外部導体から円板導体12B-1および円筒状導体11Bの内壁を介して既述の開口Aの縁部に至る区間における移相量Φ
すなわち、円筒状導体11T、11Bは、長さが異なるものの、同軸ケーブル13とのインピーダンス整合が良好に図られつつ給電され、ほぼ1波長のダイポールアンテナとして機能する。
さらに、これらの円筒状導体11T、11Bは、垂直方向における共通の軸上に所定の間隔を隔てて配置され、かつ同軸ケーブル13を介して並列に給電される。
したがって、本実施形態に係るダイポールアンテナは、複数の素子が直列に給電されるコリニアアンテナのように狭帯域とはならず、VSWRが「2.0」以下である比帯域が18パーセントと図2に示されるように、広帯域特性が実現される。
〔主ローブの方向〕
本実施形態に係るダイポールアンテナの主ローブは、円筒状導体11T、11Bからそれぞれ個々の方向に放射される電磁界のベクトル和として形成される。したがって、このような主ローブの方向は、アンテナ素子である円筒状導体11T、11Bの長さL 、L に差(=|α|)があると、水平方向に対して偏る。また、このような差は、一般に、垂直方向における放射角の最大値を決定する主要なファクターとなる。
本実施形態では、上記αの値は、図3に示すように、主ローブが形成されるべき所望の仰角(例えば、円筒状導体11T、11Bの間に確保されるスペースの幅dが「0.55λ」に設定され、かつこれらの円筒状導体11T、11Bに対する給電が9°の位相差で行われる場合には、本実施形態に係るアンテナが周辺に設置された滑走路に進入する飛行機との間に好適な無線伝送路が形成される3°となる。)や俯角が達成可能な値に予め設定される。
したがって、本実施形態によれば、コリニアアンテナ等に比較して大幅に構成が単純であるにもかかわらず、上記インピーダンス整合の下で広帯域に亘って所望の方向に確度高く安定に主ローブが形成される。
〔主ローブの幅〕
本実施形態に係るダイポールアンテナでは、上記主ローブの垂直方向における幅は、アンテナ素子である円筒状導体11T、11Bの垂直方向における距離(既述の開口A と開口A との距離d)が広いほど狭くなる。
したがって、上記距離dは、主ローブの幅が所望の値(例えば、45°)となる値に設定される。
〔シュペルトップの一体化〕
本実施形態では、同軸ケーブル13の外部導体は、既述の貫通孔12Bh-2の内壁において円板導体12B-2に接続され、その円板導体12B-2の外側壁に接続される。このような円板導体12B-2の外側壁に接続された円筒状導体11Bの内壁は、既述の通りに約半波長(=(((λ/2)+α)/2))隔たったその円筒状導体11Bの開口(既述の開口Aと対向する。)縁部で解放される。
したがって、円板導体12B-2と、このような円筒状導体11Bの内壁の部位は、同軸ケーブル13の外部導体に接続されたシュペルトップとして機能し、その同軸ケーブル13の外部導体に高周波数電流が乗ることと、該当する外部導体から電磁波が放射されることとを阻止する。
このように本実施形態によれば、上述した広帯域化と、主ローブの所望の方向および幅の設定とは、既述の通りに同軸ケーブル13とのインピーダンス整合に関連性がある以下の値が好適な値の組み合わせとして設定されることにより、何れもが達成される。
(1) 円筒状導体11T、11Bの長さL、Lの差α
(2) 距離d
(3) 円板導体12T、12Bの厚み(≒t)
(4) 同軸ケーブル13の中心導体の太さ、絶縁体の比誘電率、形状、寸法
さらに、本実施形態に係るダイポールアンテナによれば、コリニアアレイアンテナ等に比べて、全長が1波長と大幅に短いにもかかわらず構造が単純であるため、軽量化および低廉化が可能となり、かつ信頼性が高められる。
また、本実施形態では、半波長ダイポールやλ/4モノポールアンテナに比べて垂直方向における指向性の半値幅を狭く出来るため、高い利得を維持しつつ、大地方向から到来する反射波が抑圧され、高い伝送品質や通信品質が得られる。
なお、本実施形態に係るダイポールアンテナは、既述の円筒状導体11T、11B、円板導体12T、12B-1、12B-2および同軸ケーブル13の組み合わせとして構成されている。
しかし、本実施形態は、このような構成要素のみの組み合わせに限定されず、コスト、製造、信頼性その他の多様な制約の下で既述の作用効果が低下せず、あるいは低下したとしても許容される限度であるならば、例えば、以下に列記するように、上記円筒状導体11T、11B、円板導体12T、12B-1、12B-2および同軸ケーブル13の一部または全てが如何なる形態で併合され、あるいは複数の要素に区分されて構成されてもよい。
(1) 円筒状導体11Tが点X0で係合や螺合等により連結可能な2つの部材(以下、開口Aを有する一方の部材を「円筒状導体11T」と称し、残りの部材を「円筒状導体11T」と称する。)として構成され、円板導体12Tがこれらの円筒状導体11T、11Tの何れか一方または双方に嵌合(螺嵌、継合、嵌挿、嵌装、挟着、嵌着、圧着、螺着、溶着、填着、嵌入、圧入、圧砕等であってもよい。)可能な部材として構成される。
(2) 円筒状導体11Tが点X0で係合や螺合等により連結可能な2つの部材(既述の「円筒状導体11T」および「円筒状導体11T」)として構成され、円板導体12Tが円筒状導体11Tの頂部と、円筒状導体11Tの底部との何れか一方に一体化されて構成される。
(3) 円筒状導体11Bが点X1と点X2との双方もしくは何れか一方で係合や螺合等により連結可能な3つまたは2つの部材(以下、これらの部材の内、開口Aに近い一方の部材を「円筒状導体11B」と称し、これに連なるべき直近の部材を「円筒状導体11B」と称する。)として構成され、円板導体12B-1(12B-2)がこれらの円筒状導体11B、11Bの何れか一方または双方に嵌合(螺嵌、継合、嵌挿、嵌装、挟着、嵌着、圧着、螺着、溶着、填着、嵌入、圧入、圧砕等であってもよい。)可能な部材として構成される。
(4) 円筒状導体11Bが点X1と点X2との双方もしくは何れか一方で係合や螺合等により連結可能な3つまたは2つの部材(以下、これらの部材の内、開口Aに近い一方の部材とこれに連なるべき直近の部材との何れについても、それぞれ既述の通り「円筒状導体11B」と「円筒状導体11B」と称する。)として構成され、円板導体12B-1(12B-2)が円筒状導体11Bの頂部と円筒状導体11Tの底部との何れか一方に一体化されて構成される。
また、本実施形態に係るダイポールアンテナの組み立ての手順は既述の手順に限定されず、特に、同軸ケーブル13に施される加工、その同軸ケーブル13と円筒状導体11T、11Bや円板導体12T、12B-1、12B-2との電気的な接続や位置合わせの手順は、これらの円筒状導体11T、11B、円板導体12T、12B-1、12B-2および同軸ケーブル13が如何なる要素の組み合わせとして構成される場合であっても、その組み合わせに適した順序で行われ、あるいは適宜省略されてもよい。
さらに、本実施形態では、円板導体12B-2と、その円板導体12B-2の外側部に接続された円筒状導体11Bの内壁の内、底部の開口に至る区間とが既述のシュペルトップとして機能している。
しかし、本実施形態では、以下の要件の全てを満たす無線装置が備えられる場合には、シュペルトップの機能が不要であるため、円板導体12B-2は備えられなくてもよい。
(1) 点X1に対応する円筒状導体11Bの内部に、同軸ケーブル13に代えて配置される。
(2) 波長がλである周波数f(=C/λ)の無線信号の送信と受信との双方もしくは何れか一方を行う。
(3) 外部と連係することなく単独で作動し、無線伝送路、光伝送路の何れかを介して外部と連係する。
(4) 上記送信や受信に供されるアンテナの素子として、本実施形態に係るダイポールアンテナが適用される。
(5) このようなダイポールアンテナに対する給電は、上記無線装置に直結され、かつ既述の加工によって露出した同軸ケーブル13の中心導体および外部導体をそれぞれ代替する線路および端子が源となる平衡給電または不平衡給電として行われる。
また、本実施形態では、円筒状導体11Tは、その頂部から点X0に至る区間の部位は、アンテナ素子としての機能や性能に支障が生じないならば、筒体として構成されず、中空部を有しない棒状体として構成されてもよい。
さらに、本実施形態では、円筒状導体11T、11Bは、両者の軸が仮想的な直線上にある状態で配置されている。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、円筒状導体11T、11Bは、両者が物理的に隔たった状態であるならば、双方の軸の仮想的な延長線が平行であり、あるいは互いに交差する状態で配置されてもよい。
また、本実施形態では、点P1の近傍における円板導体12B-1(貫通孔12Bh-1を含む。)の構造と、同軸ケーブル13の外被、外部導体、絶縁体に施されるべき加工との形態は、図1(a)に示すものに限定されず、以下に列記する何れの形態であってもよい。
(1) 図1(b)に示すように、貫通孔12Bh-1は円板導体12B-1の底部側から階段状(徐々)に径が小さくなる孔として形成され、かつ同軸ケーブル13の絶縁体はその貫通孔12Bh-1の内壁に緩嵌(衝合や嵌合であってもよい。)する形状で整形される。
(2) 図1(c)に示すように、貫通孔12Bh-1は同軸ケーブル13の外部導体に挿嵌(緩嵌)する形状および寸法で形成され、その同軸ケーブル13はの外部導体は円板導体12B-1の頂部における貫通孔12Bh-1の開口部より上方には残らない形状および寸法で整形される。
さらに、本実施形態は、図1に示すように、個別の部材(構成要素)である円筒状導体11T、11B、円板導体12T、12B-1、12B-2および同軸ケーブル13が組み合わせられ、かつ既述の通りに組み立てられることによって構成されている。
しかし、本発明は、このような構成に限定されず、以下に列記するようにプリント回路として構成されてもよい。
(1) 3層基板の内層(第2層)に形成された以下のプリント回路
(1-1) 円筒状導体11bの内部に配置される同軸ケーブル13の中心導体に相当する線状のプリント回路Cc
(1-2) そのプリント回路Ccが有する2つの側端の双方に個別に平行に形成され、同軸ケーブル13の外部導体に相当する板状のプリント回路Ce-1、Ce-2
(2) 上記プリント回路Ccと、プリント回路Ce-1、Ce-2の対とにそれぞれ半田付け等により接続され、既述の無線装置のアンテナ端子との接続に供される同軸コネクタ
(3) 上記3層基板の外層である第一層および第二層に個別に形成されて所定の間隔および位置でスルーホールを介して違いに接続されると共に、これらの層の間で互いに平行に対向する導体板の対として形成され、円筒状導体11Tの内側壁および外側壁を代替する板状のプリント回路C-1、C-2
(4)同様の3層基板の第一層および第二層に個別に形成されて所定の間隔および位置でスルーホールを介して違いに接続されると共に、これらの層の間で互いに平行に対向する導体板の対として形成され、円筒状導体11Bの内側壁および外側壁を代替する板状のプリント回路C-1、C-2
なお、上記板状のプリント回路C-1、C-2とプリント回路C-1、C-2とについては、既述の第一層と第三層との何れか一方が無い両面基板が上記3層基板に代えて適用される場合には、何れも、1つのプリント回路として構成されてもよい。
〔第二の実施形態〕
図4は、本発明の第二の実施形態を示す図である。
本実施形態は、既述の第一の実施形態に係るダイポールアンテナ21に併せて、そのダイポールアンテナ21のアンテナ素子である円筒状導体11T、11Bの側面に平行なパラボロイド等の導体板である反射器22が備えられることによって、構成される。さらに、その反射器22は、円筒状導体11T、11Bに対して約(λ/4)隔たった位置に配置され、かつ支持される。なお、反射器22の反射面の位置、形状および寸法については、所望のビーム形成が実現されるならば、如何なるものであってもよい。
このような構成のアンテナでは、上記反射器22は、図4(a)〜(d)に示すように、開き角がそれぞれ所望の値(例えば、180°、90°、30°、0°)に設定されることにより、図5および図6に示すように、ダイポールアンテナ21の水平方向における主ローブの幅が約90°ないし250°に亘る広範な値に絞られる。
なお、反射器22は、必ずしも、既述のパラボロイド等のような導体板として構成されなくてもよく、例えば、図4(d)に示すように、棒状体として構成された場合であっても、ダイポールアンテナ21の水平方向における主ローブの幅を絞り、そのダイポールアンテナ21の利得を所望の値に設定することは可能である。
〔第三の実施形態〕
図7は、本発明の第三の実施形態を示す図である。
図において、図4に示すものと機能が同じものについては、同じ符号を付与して示す、ここでは、その説明を省略する。
本実施形態と既述の第二の実施形態との構成の相違点は、アンテナ素子である円筒状導体11T、11Bの側部に平行に支持された棒状の導体(以下、「棒体」という。)の組み合わせからなる格子として、反射器22が構成された点にある。
このような構成のアンテナでは、上記第二の実施形態とほぼ同様に、反射器22の開き角が設定されることにより、図8および図9に示すように、ダイポールアンテナ21の水平方向における主ローブの幅が約100°ないし250°に亘る広範な値に絞られる。
また、本実施形態では、図7に点線で示すように、反射器22に設定され得る開き角の全てと、その反射器22が構成されるべき上記格子の密度との双方に適応可能であるべき位置に、棒体を支持可能な支持部材31T、31Bが非導体として予め備えられた場合には、これらの支持部材31T、31Bによって支持されるべき棒体の本数、配置および密度の設定や変更をフィールドで自在に行うことが可能となり、例えば、空港内の建物等から実際に到来する反射波や回折波を柔軟に抑圧あるいは軽減可能となる。
さらに、本実施形態では、反射器22が格子として構成されるため、台風等の著しい強風に対する物理的な強度が高められ、かつアンテナの帯域、指向性、インピーダンス整合等の特性の安定な維持が可能となる。
なお、本実施形態では、上記強風に対する物理的な強度は、円筒状導体11T、11Bが内部に支持されるレドームの内壁または外側壁に上記支持部材31T、31Bが配置されることにより、確保されてもよい。
また、本実施形態では、形状や構成が単純な支持部材31T、31Bと、既述の棒体の組み合わせとして反射器22が構成されるため、構成要素の標準化が容易に実現され、製造および入手の何れもが容易となる。
したがって、本実施形態に係るアンテナを介して形成される無線伝送路では、安価にかつ安定に、しかも柔軟に所望の伝送品質や通信品質が高められる。
なお、上述した各実施形態では、同軸ケーブル13は本実施形態に係るダイポールアンテナを物理的に支持する構造体を兼ねるが、このような支持は、ケーブル13以外の部材によって別途実現されてもよい。
また、上述した各実施形態では、円板導体12T、12B-1の軸に垂直な方向における断面の形状は、円形でなくてもよく、同軸ケーブル13および円筒状導体11T、11Bの内壁の断面形状に適した形状であれば、如何なるものであってもよい。
さらに、本発明は、滑走路に進入する航空機が位置する方向に主ローブが形成されるべき航空管制用の無線系に限定されず、例えば、既述の実数αが負数に設定されることにより、垂直面上で主ローブがチルトする方向が下方に設定されることにより、消費電力その他のランニングコスト、置局条件等に厳しい制約が課される携帯電話等の移動体通信系を構成する無線基地局用のアンテナとして採用されてもよい。
また、本発明は、既述の航空管制用の無線系や移動体通信系の周波数帯に限定されず、既述の構成の実現と、その構成の下で好適な作用効果を奏することが妨げられないならば、如何なる周波数帯、帯域、変調方式、多元接続方式が採用された無線系にも同様に適用可能である。
さらに、主ローブが形成されるべき垂直方向のチルト角は、既述の3°に限定されず、如何なる値に設定されてもよく、あるいは実数αがほぼ「0」に設定されることにより、0°に設定されてもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の範囲において多様な実施形態の構成が可能であり、構成要素の全てまたは一部に如何なる改良が施されてもよい。
11T,11B 円筒状導体
12T,12B 円板導体
13 同軸ケーブル
21 ダイポールアンテナ
22 反射器
31T,31B 支持部材

Claims (3)

  1. 半波長(λ/2)と実数α((−λ/2)<α<(λ/2))との和に長さが等しい筒体として構成された第一のアンテナ素子と、
    前記半波長(λ/2)と前記実数αとの差に長さが等しい筒体として構成された第二のアンテナ素子と
    前記第一のアンテナ素子に挿嵌された第一の円板導体と、
    前記第二のアンテナ素子に挿嵌された第二の円板導体と、
    前記第一のアンテナ素子および前記第二のアンテナ素子に緩挿または遊挿されて、前記第一の円板導体に設けられた第一の給電点に外部導体が接続され、前記第二の円板導体に設けられた第二の給電点に中心導体が接続されて給電を行う給電線と、
    を備えており、
    前記第一の給電点は、前記第一のアンテナ素子の開口から長さL (=(λ/2)/8)の位置にあり、
    前記第二の給電点は、前記第二のアンテナ素子の開口から長さL (=(λ/2)/12)の位置にあり、
    前記第1の給電点から、前記第一の円板導体および前記第一のアンテナ素子の内壁を介して前記第一のアンテナ素子の前記開口に至る移相量Φ と、前記第1の給電点から、前記第二の給電点、前記第二の円板導体および前記第二のアンテナ素子の内壁を介して前記第二のアンテナ素子の開口に至る移相量Φ との差の絶対値がπラジアンである、
    ことを特徴とする整形ビームアンテナ。
  2. 請求項1に記載の整形ビームアンテナにおいて、
    前記第一のアンテナ素子と前記第二のアンテナ素子とは、
    前記第一および前記第二のアンテナ素子により構成されたダイポールアンテナによって形成される主ローブの幅が所望の値となる距離および姿勢で配置された、
    ことを特徴とする整形ビームアンテナ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の整形ビームアンテナにおいて、
    前記第一のアンテナ素子に挿嵌されて、前記第一のアンテナ素子の内壁とともに前記給電線に接続されたシュペルトップとして機能する第三の円板導体を有する、
    ことを特徴とする整形ビームアンテナ。
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