JP5904148B2 - 再構成可能回路、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

再構成可能回路、画像形成装置及びプログラム Download PDF

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本発明は、再構成可能回路、画像形成装置及びプログラムに関する。
公報記載の従来技術として、回路構成を部分的に再構成可能な再構成可能回路と、前記再構成可能回路の回路構成の再構成を制御する再構成制御手段と、を備え、前記再構成制御手段は、1つのパイプラインを構成し且つ前記再構成可能回路上に同時に再構成可能な複数の部分回路を、前記パイプラインの先頭の部分回路から順に前記再構成可能回路上に再構成し、再構成された部分回路から順に起動していく、データ処理装置が存在する(特許文献1参照)。
特開2011−186981号公報
本発明の目的は、動作開始までの起動時間を短縮できる再構成可能回路等を提供する。
請求項1に記載の発明は、再構成を設定する再構成データに基づいて、再構成される複数の領域を設定する領域設定手段と、前記複数の領域のそれぞれの領域に対して前記再構成データに設定された順位にしたがって当該複数の領域のそれぞれの領域を再構成するように制御する再構成制御手段と、前記複数の領域における再構成された領域を起動するように制御する起動制御手段とを備え、前記複数の領域は、論理を実行する領域と、相互に論理のやり取りが行なわれる当該論理を実行する領域の間にあって論理のやり取りの実行及び停止を制御する論理制御領域と、を含み、前記再構成制御手段は、前記論理制御領域を、当該論理制御領域により論理のやり取りが行なわれる前記論理を実行する領域を再編成する前に再編成することを特徴とする再構成可能回路である。
請求項に記載の発明は、前記複数の領域は、外部と接続され信号の入出力が行われる端子を備え、信号の入出力の実行又は停止を制御する入出力端子領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の再構成可能回路である。
請求項に記載の発明は、画像を記録部材に形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、再構成を設定する再構成データに基づいて、再構成される複数の領域を設定する領域設定手段と、当該複数の領域のそれぞれの領域に対して当該再構成データに設定された順位にしたがって当該複数の領域のそれぞれの領域を再構成するように制御する再構成制御手段と、当該複数の領域における再構成された領域を起動するように制御する起動制御手段と、を備える再構成可能回路を備え、前記再構成可能回路の前記複数の領域は、論理を実行する領域と、相互に論理のやり取りが行なわれる当該論理を実行する領域の間にあって論理のやり取りの実行及び停止を制御する論理制御領域と、を含み、前記再構成制御手段は、前記論理制御領域を、当該論理制御領域により論理のやり取りが行なわれる前記論理を実行する領域を再編成する前に再編成することを特徴とする画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、コンピュータに再構成を設定する再構成データに基づいて、再構成される複数の領域を再構成可能回路に設定する領域設定手順と、前記複数の領域のそれぞれの領域に対して前記再構成データに設定された順位にしたがって当該複数の領域のそれぞれの領域を再構成するように制御する再構成制御手順と、前記複数の領域における再構成された領域を起動するように制御する起動制御手順とを実行させるためのプログラムであって、前記複数の領域は、論理を実行する領域と、相互に論理のやり取りが行なわれる当該論理を実行する領域の間にあって論理のやり取りの実行及び停止を制御する論理制御領域と、を含み、前記再構成制御手順は、前記論理制御領域を、当該論理制御領域により論理のやり取りが行なわれる前記論理を実行する領域を再編成する前に再編成することを特徴とするプログラムである
請求項1の発明によれば、すべての領域を一括して再構成する場合に比べ、動作開始までの起動時間が短縮できる。
請求項の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、再構成可能回路が再構成時に外部に及ぼす影響を抑制できる。
請求項の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、制御部の起動時間を短縮できる。
請求項の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、動作開始までの起動時間が短縮できる。
第1の実施の形態が適用される画像形成システムの構成の一例を示す図である。 画像形成装置の構成の一例を示す図である。 制御部の一例を示す図である。 第1の実施の形態を適用した再構成可能回路の再構成のタイミングチャートの一例である。 第1の実施の形態を適用しない場合における再構成可能回路の再構成のタイミングチャートである。 再構成可能回路の再構成における領域設定ユニット、再構成制御ユニット、起動制御ユニットによる手順を説明する図である。 第2の実施の形態における制御部の一例を示す図である。 第2の実施の形態を適用した再構成可能回路の再構成のタイミングチャートの一例である。
[第1の実施の形態]
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(画像形成システム)
図1は、第1の実施の形態が適用される画像形成システムの構成の一例を示す図である。
この画像形成システムは、スキャン機能、プリント機能、コピー機能及びファクシミリ機能を備えた所謂複合機として動作する画像形成装置100と、画像形成装置100に接続される通信回線110と、通信回線110に接続される端末装置120と、通信回線110に接続されるファクシミリ装置130と、通信回線110に接続されるサーバ装置140とを有している。
ここで、通信回線110は、インターネット回線や電話回線等によって構成されている。また、端末装置120は、通信回線110を介して、画像形成装置100に画像の形成等を指示するものであり、例えばPC(Personal Computer)で構成される。さらに、ファクシミリ装置130は、通信回線110を介して、画像形成装置100との間でファクシミリを送受信する。さらにまた、サーバ装置140は、通信回線110を介して、画像形成装置100との間でデータ(プログラムを含む)を送受信する。
また、画像形成装置100は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る画像読取部103と、紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成部102と、ユーザから電源のオン/オフ、スキャン機能、プリント機能、コピー機能及びファクシミリ機能を用いた動作に関連する指示を受け付けるとともに、ユーザに対してメッセージを表示するユーザインタフェース(UI)部101と、通信回線110を介して端末装置120、ファクシミリ装置130及びサーバ装置140との間でデータの送受信を行う送受信部104と、これら画像読取部103、画像形成部102、UI部101及び送受信部104の動作を制御する制御部1を備えている。そして、この画像形成装置100では、画像読取部103によってスキャン機能が実現され、画像形成部102によってプリント機能が実現され、画像読取部103及び画像形成部102によってコピー機能が実現され、画像読取部103、画像形成部102及び送受信部104によってファクシミリ機能が実現される。なお、送受信部104は、例えばインターネット回線用のものと電話回線用のものとを、別々に設けるようにしてもかまわない。
画像形成装置100は、画像読取部103から読み取った画像を、画像形成部102により紙等の記録部材に印刷する。
また、画像形成装置100は、通信回線110を介して、画像形成装置100の外部に置かれた端末装置120、ファクシミリ装置130又はサーバ装置140から送信された画像などのデータを画像形成部102により記録部材に印刷する。
一方、画像形成装置100は、画像読取部103が読み取った画像などのデータを、送受信部104から通信回線110を介して画像形成装置100の外部に置かれた端末装置120及び/又はファクシミリ装置130に送信する。
(画像形成装置100)
図2は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。
画像形成装置100は、前述したように、制御部1と、UI部101、画像形成部102、画像読取部103、送受信部104を備えている。
そして、制御部1は、論理演算及び算術演算を実行するALU(Arithmetic Logical Unit:論理算術演算ユニット)などを備えた中央演算処理装置(以下ではCPUと表記する。)10と、画像形成装置100を制御する制御データ及び形成する画像に関する画像データなどを保持するメモリ30とを備えている。
また、制御部1は、CPU10の演算結果に基づいて予め定められた機能を実行する4つの制御ブロック20−1〜20−4を備えている。制御ブロック20−1はUI部101を制御する機能を有するUI制御ブロック、制御ブロック20−2は画像形成部102を制御する機能を有する画像形成制御ブロック、制御ブロック20−3は画像読取部103を制御する機能を有する画像読取制御ブロック、制御ブロック20−4は送受信部104を制御する機能を有する送受信制御ブロックである。ここでは、制御ブロック20−1〜20−4のそれぞれを区別しないときは、制御ブロック20と表記する。また、制御ブロック20−1をUI制御ブロック20−1、制御ブロック20−2を画像形成制御ブロック20−2、制御ブロック20−3を画像読取制御ブロック20−3、制御ブロック20−4を送受信制御ブロック20−4と表記することがある。
そして、制御部1は、CPU10、制御ブロック20(UI制御ブロック20−1、画像形成制御ブロック20−2、画像読取制御ブロック20−3、送受信制御ブロック20−4)、メモリ30の間で、データ、メモリの番地(アドレス)、命令(コマンド)などを相互に送受信可能にするバス50を備えている。
さらに、制御部1は、CPU10、制御ブロック20(UI制御ブロック20−1、画像形成制御ブロック20−2、画像読取制御ブロック20−3、送受信制御ブロック20−4)、メモリ30に電源を供給する電源ブロック40を備えている。
メモリ30は、マスクROM、各種PROM(Programmable ROM:例えばOTP ROM (One Time Programmable ROM)、UV−EPROM(Ultra−Violet Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM))、フラッシュメモリなどの、電源が供給されていない間であっても書き込まれたデータを保持できる不揮発性メモリと、電源が供給されていないと情報を保持することができないDRAM(Dynamic RAM)などの揮発性メモリとで構成されている。
制御部1は、不揮発性メモリを画像形成装置100が動作するために必要なパラメータなどを保持しておくために使用し、揮発性メモリを画像形成装置100が動作している間の作業領域(ワークエリア)として使用することができる。
図1及び図2を参照して、画像形成装置100の基本的な動作を説明する。
UI部101は、例えばボタンやタッチパネルなどで構成された入力機器であって、ユーザからの指示が入力される。そして、UI制御ブロック20−1は、UI部101に入力されたユーザの指示をCPU10に送信し、CPU10からの命令を受信し、UI部101がユーザの指示に対応した応答(入力画面などの切り替え)をするように制御する。
画像形成部102は、レーザビーム、LEDなどにより感光体ドラムに潜像を書き込み、潜像をトナーで現像して紙などの記録部材に転写する方式のプリンタでもよく、インクジェットなどで記録部材に像を形成する方式のプリンタであってもよい。そして、画像形成制御ブロック20−2は、メモリ30内の画像データを画像形成部102に送信したり、画像形成部102から動作の状態に関するデータを受信してCPU10に送信したりする。
画像読取部103は、画像が記録された記録部材に対向させた受光素子アレイをスキャンさせる方式の画像読取機器であってもよく、CCDなどの撮像素子で画像を読み取る方式の撮像機器であってもよい。そして、画像読取制御ブロック20−3は、CPU10と画像読取部103との間にあって、CPU10から画像読取部103の読み取り条件などを設定するデータを受信して画像読取部103に送信したり、画像読取部103が読み取った画像データを受信してメモリ30に送信したりする。
送受信部104は、通信回線110を介して端末装置120又はファクシミリ装置130から送信された画像などのデータを受信する。送受信制御ブロック20−4は、送受信部104が受信したデータをCPU10やメモリ30に送信する。また、送受信部104は、通信回線110に接続された端末装置120又はファクシミリ装置130に、画像読取部103が読み取った画像などのデータを、送受信制御ブロック20−4を介して送信する。
(制御ブロック20)
次に、制御ブロック20を説明する。
第1の実施の形態では、UI制御ブロック20−1、画像形成制御ブロック20−2、画像読取制御ブロック20−3、送受信制御ブロック20−4は、それぞれ同様な構成を有している。よって、1個の制御ブロック20を説明する。なお、ここでは画像形成制御ブロック20−2を例として説明する。
画像形成制御ブロック20−2では、画像読取部103又は送受信部104から入力された画像データを解析しページ記述言語(PDL:page description language)など、コード化された画像データをラスタ画像データに変換(ラスタライズ)する変換処理、ラスタ画像データがRGB表色系であるときはCIEL表色系さらにYMCK表色系に変換する色空間処理、階調を補正する階調補正処理、YMCK表色系で変換された画像データからスクリーンパタンを生成するハーフトーン処理、YMCKの色毎に設けられた露光器に対応した色材階調データを生成する色材階調データ生成処理、YMCKの色毎に設けられた感光体上にトナー像を形成する露光処理などが行われる。
図3は、制御部1の一例を示す図である。図3に示すように、制御部1は、CPU10、制御ブロック20、メモリ30、バス50を備えている。図3では、1個の制御ブロック20を抜き出して示している。なお、電源ブロック40を省略している。
そして、制御部1のCPU10、制御ブロック20、メモリ30は、バス50に接続されている。
制御ブロック20は、再構成可能回路200及び再構成可能回路200を再構成するためのデータ(再構成データ)を保持するROM210を備えている。なお、再構成可能回路200はプログラマブル論理回路とも呼ばれる。
ROM210は、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリなどで、電源断時においても再構成可能回路200の再構成データを保持している。そして、電源投入により、ROM210に保持されている再構成データが読み出され、再構成可能回路200が再構成される。
よって、ROM210は、ハードディスクドライブ(HDD)であってもよく、電源投入時などにHDDなどから再構成可能回路200の再構成データが読み出されて書き込まれるRAMであってもよい。
なお、このROM210は、再構成可能回路200の中に構成されていてもよく、バス50に接続されたメモリ30であってもよい。
図3では、制御ブロック20は、1個の再構成可能回路200を備えているが、他の再構成可能回路をさらに備えていてもよく、他のICなどに集積された回路や抵抗、コンデンサなどの部品をさらに備えていてもよい。
ここでは、再構成可能回路200は、例えば「機能を設定できる回路ブロック(論理ブロック)」と「配線のオンオフができるスイッチマトリクス」などから構成されるFPGA(field programmable gate array)や、「ANDゲート」と「ORゲート」とを組み合わせて構成されるPLD(programmable logic device)などであってよい。ここでは、再構成可能回路200はFPGAであるとして説明する。
再構成可能回路200は、後述する再構成データに基づいて、それぞれが単独で論理の演算などの動作が可能となる単位で分けられた複数の論理領域201−1、201−2、201−3を備えている。ここで、論理領域201−1、201−2、201−3をそれぞれ区別しないときは論理領域201と表記する。
そして、再構成可能回路200は、論理領域201間に設けられた論理制御領域202−1、202−2を備えている。ここでも、論理制御領域202−1、202−2をそれぞれ区別しないときは論理制御領域202と表記する。
論理領域201及び論理制御領域202のそれぞれの数は上記以外であってもよい。
さらに、再構成可能回路200は、再構成可能回路200の外部と信号のやり取り(入出力)を行うための複数の端子Tを備えた入出力端子領域203備えている。なお、入出力端子領域203は、それぞれが論理領域201毎に信号の入出力をする端子Tをまとめた複数に分けられていてもよい。
なお、論理領域201、論理制御領域202、入出力端子領域203をそれぞれ区別しないときは領域と表記する。
さらにまた、再構成する単位である論理領域201、論理制御領域202、入出力端子領域203を設定する領域設定手段の一例としての領域設定ユニット204、これらの領域の再構成を制御する再構成制御手段の一例としての再構成制御ユニット205、再構成された領域の起動を制御する起動制御手段の一例としての起動制御ユニット206を備えている。
論理領域201は、単独又は複数で論理の演算などの動作が可能なものであればよく、例として画像形成制御ブロック20−2の場合、前述した変換処理、色空間処理、階調補正処理、ハーフトーン処理、色材階調データ生成処理、露光処理などの機能(機能モジュール)単位であってもよい。なお、これらの機能のすべてが、1個の再構成可能回路200に構成されなくともよく、複数の再構成可能回路200に構成されてもよい。さらに、一部の機能が他のICなどで構成されていてもよい。
また、論理領域201は、例えば露光処理などでは、YMCKそれぞれの色で行うため、露光処理をそれぞれの色で分けたインスタンス単位であってもよい。なお、複数のインスタンスをまとめてもよい。例えば露光処理などにおいて、YとMとを処理するインスタンスとCとKとを処理するインスタンスとをまとめてもよい。
さらに、上記の処理のそれぞれが複数のプロセスから構成される場合、それぞれのプロセス単位であってもよい。
さらにまた、論理領域201は、上記の論理ブロック単位、AND、OR、NAND、NORなどの論理ゲート単位であってもよい。
再構成可能回路200の規模が大きくなるにしたがい、上記した複数の機能(変換処理、色空間処理、階調補正処理など)を1個の再構成可能回路200上に構成することが可能になっている。これにより、画像形成装置100(制御部1)の小型化を図ることができる。しかし、再構成可能回路200の規模が大きくなると、電源投入時など、再構成可能回路200の再構成を行う場合において、再構成可能回路200の動作が開始(起動)するまでの待ち時間(起動時間)が長くなってしまう。
そこで、第1の実施の形態では、再構成可能回路200は、再構成データに基づいて再構成可能回路200を複数の領域に分割し、複数の領域のそれぞれに順位を付し、その順位にしたがって各領域を再構成する。そして、他の領域の再構成の完了を待つことなく、再構成が完了した領域から起動して動作を開始させる。このことで、電源投入時などに再構成を行う場合において、再構成可能回路200が動作を開始するまでの待ち時間(起動時間)を短くしている。
ここで、再構成可能回路200の再構成を指示するデータである再構成データについて説明する。第1の実施の形態に適用される再構成可能回路200の再構成データは、再構成可能回路200にそれぞれが単独又は複数で動作可能な単位として再構成される複数の領域を設定するデータと、複数の領域を再構成する順番を指定する順位と、複数の領域のそれぞれを再構成するデータとを含んで構成されている。そして、複数の領域のそれぞれを再構成するデータは、再構成される順位にしたがって並べられていることが好ましい。
そして、再構成データは、設計ツールによって作成され、設計ツール上において、設計者によって複数の領域及びそれらを再構成する順位が指定される。なお、複数の領域のそれぞれを再構成するデータは、設計ツールによって、再構成される順位にしたがって並びかえられることが好ましい。
図3に戻って再構成可能回路200をさらに説明する。
図3に示す再構成可能回路200は、例として、3つの論理領域201(論理領域201−1、201−2、201−3)から構成されている。なお、説明の便宜のために、論理領域201−1を論理領域A、論理領域201−2を論理領域B、論理領域201−3を論理領域Cと表記する。そして、論理領域Aと論理領域Bとの間に設けられた論理制御領域202−1を論理制御領域AB(図3では“A−B”と表記)、論理領域Bと論理領域Cとの間に設けられた論理制御領域202−2を論理制御領域BC(図3では“B−C”と表記)と表記する。
次に、再構成可能回路200の接続関係を説明する。
論理領域Aは論理制御領域ABを介して論理領域Bに接続されている。論理領域Bは論理制御領域BCを介して論理領域Cに接続されている。ここでは、再構成された論理領域Aと、再構成された論理領域Bとが信号の送受信を行う。また、再構成された論理領域Bと再構成された論理領域Cとが信号の送受信を行うとする。そして、再構成された論理領域Aと再構成された論理領域Cとは信号の送受信を行わないとする。なお、信号の送受信を、論理のやり取り又は論理の交換と表記する。
論理領域Aと論理領域Bとの間にある論理制御領域ABは、論理領域Aと論理領域Bとの間の論理の交換を停止させたり、論理領域Aと論理領域Bとの間の論理の交換を開始(実行)させたりする。
論理制御領域ABは、論理領域Aと論理領域Bとの間の論理の交換を停止させると、論理領域Aの論理(状態)が論理領域Bの論理(状態)によって影響を受けないようになり、同様に論理領域Bの論理(状態)が論理領域Aの論理(状態)によって影響を受けないようになる。
この論理制御領域ABは、論理領域Aの論理(状態)及び論理領域Bの論理(状態)に関わらず、出力端子の状態を、論理のローレベルの状態(「L」と表記する)又はハイレベルの状態(「H」と表記する)に設定できるバッファ回路などで構成することができる。また、出力端子側から見たインピーダンスが高い状態(「Hi−Z」と表記する)を含むスリーステート出力が可能なバッファ回路(スリーステートバッファ回路)であってもよい。これらは双方向のバッファ回路であってもよい。
さらに、これらのバッファ回路が、論理領域Aの論理領域Bに接続される接続端子部分及び論理領域Bの論理領域Aに接続される接続端子部分に設けられていてもよい。
論理制御領域BCも同様である。
また、再構成可能回路200の入出力端子領域203も、このようなバッファ回路で構成されていてもよい。
よって、論理制御領域ABなどの論理制御領域202及び入出力端子領域203もそれぞれで動作可能な領域である。
再構成可能回路200の領域設定ユニット204及び再構成制御ユニット205は、再構成データを保持したROM210に接続されている。なお、再構成データがメモリ30に保持されている場合には、領域設定ユニット204及び再構成制御ユニット205はバス50に接続されて、メモリ30から再構成データを読み込むようになっている。
そして、再構成可能回路200の領域設定ユニット204は、ROM210からの再構成データに基づいて、再構成可能回路200上に論理領域201、論理制御領域202、入出力端子領域203を設定する(破線矢印)。
次に、再構成制御ユニット205は、設定された論理領域201、論理制御領域202、入出力端子領域203のそれぞれに対して、再構成データに設定された順位にしたがって再構成を制御する(実線矢印)。
再構成可能回路200の起動制御ユニット206は、再構成が完了した論理領域201に対して、動作を開始(起動)するように制御する(実線矢印)。なお、起動制御ユニット206は、論理領域201とともに、論理制御領域202、入出力端子領域203に対しても動作を開始(起動)するように制御する。
なお、論理領域201、論理制御領域202、入出力端子領域203と、領域設定ユニット204、再構成制御ユニット205、起動制御ユニット206との関係については後述する。
再構成制御ユニット205は、論理領域A、B、Cの再構成が完了すると、それぞれに割り当てられた端子Tに、それぞれ再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_A、CONF_DONE_B、CONF_DONE_C)を送信する。
CPU10は、これらの再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_A、CONF_DONE_B、CONF_DONE_C)を受信することにより、再構成が完了した論理領域A、B、Cとのデータの送受信が可能となる。
また、再構成可能回路200の再構成制御ユニット205と起動制御ユニット206とで信号がやり取りされることで、再構成可能回路200の再構成が行われる。
図4は、第1の実施の形態を適用した再構成可能回路200の再構成のタイミングチャートの一例である。ここでは、論理領域A、B、Cの再構成のみを説明し、入出力端子領域203及び論理制御領域AB、BCの再構成については後述する。そして、再構成可能回路200の領域設定ユニット204により論理領域A、B、Cが設定されているとする。さらに、論理領域A、B、Cの順に再構成が行われるように順位が設定されているとする。
図4における横方向は時間軸tで、時刻t1〜t8へと時間が経過するとする。なお、時刻t1〜t8は、後述する第1の実施の形態を適用しない場合(後述する図5参照)と同じとした。
時刻t1において、再構成制御ユニット205は、論理領域Aの再構成を開始する(再構成A)。すなわち、時刻t1は、電源が投入され、領域設定ユニット204により領域が設定された後であって、再構成制御ユニット205が論理領域Aの再構成Aを開始するタイミングに当たる。
そして、時刻t2において論理領域Aの再構成Aが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Aの再構成Aが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_A)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Aは起動されて動作(動作A)を開始する。
次に、時刻t2において、再構成制御ユニット205は、論理領域Bの再構成を開始する(再構成B)。そして、時刻t3において論理領域Bの再構成Bが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Bの再構成Bが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_B)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Bは起動されて動作(動作B)を開始する。
また、時刻t3において、再構成制御ユニット205は、論理領域Cの再構成を開始する(再構成C)。そして、時刻t6において論理領域Cの再構成Cが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Cの再構成Cが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_C)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Cは起動されて動作(動作C)を開始する。
すなわち、第1の実施の形態の一例である図4においては、論理領域A〜Cは予め定められた順位(ここではAからCの順番)にしたがって順に再構成されるとともに、先に再構成された領域は、後に再構成される領域の再構成が完了を待つことなく順に起動される。
そして、論理領域Aの初期化が必要なときは、論理領域Aが動作を開始した時刻t2から初期化を開始することができる。そして、初期化が時刻t4において完了するとする。このとき、初期化に必要な期間(時刻t2から時刻t4の期間)が、図4に示すように、論理領域Bの再構成Bの期間(時刻t2から時刻t3までの期間)と論理領域Cの再構成Cの期間(時刻t3から時刻t6までの期間)とを加えた期間より短く、時刻t6の前に完了すれば、論理領域Cの再構成Cが完了した時刻t6において、再構成可能回路200が全体(論理領域A、B、C)として動作が開始(起動)できる。
図5は、第1の実施の形態を適用しない場合における再構成可能回路200の再構成のタイミングチャートである。ここでも、論理領域A、B、Cの再構成のみを説明する。第1の実施の形態を適用しない場合では、論理領域A、B、Cは一体として再構成される。そして、再構成が完了した時点において、再構成可能回路200が全体(論理領域A、B、C)として動作を開始する。
ここでは、時刻t1において、再構成可能回路200の論理領域A、B、Cが一体として再構成が開始される。そして、時刻t5において、論理領域A、B、Cの再構成が完了する。このとき、再構成可能回路200は、割り当てられた端子Tに再構成が終了したことを通知する信号(CONF_DONE)を出力する。そして、論理領域A、B、Cの動作(動作A、B、C)が開始(起動)される。
再構成可能回路200の論理領域A、B、Cを一体として再構成する期間(時刻t1から時刻t5までの期間)は、図4に示した第1の実施の形態が適用される場合の論理領域A、B、Cを順に再構成するにかかる時間(時刻t1から時刻t6までの期間)より短いとしている。これは、論理領域A、B、Cを一体として再構成する場合、再構成する規模が大きくなるため、再構成に時間がかかるが、論理領域A、B、Cのそれぞれを再構成するにかかる時間の和より短くなると考えられるからである。
しかし、論理領域Aの初期化は、論理領域A、B、Cが一体として再構成された時刻t5から行うことになり、論理領域Aの初期化の完了は時刻t7となる。
すなわち、図4に示した第1の実施の形態が適用される場合、すなわち論理領域A、B、Cに順位を設定し、その順位にしたがって順に再構成する場合は、論理領域A、B、Cを一体として再構成する場合に比べ、図5における時刻t6から時刻t7の期間に相当する時間だけ、再構成可能回路200が再構成を開始してから全体(論理領域A、B、C)として動作を開始するまでの時間が短くなる。
以上説明したように、論理領域A、B、Cに設定する再構成の順位は、動作の開始後に初期化などの処理が必要な回路を優先するように設定すればよい。例えば、パラメータなどを格納する領域など、外部からデータを読み込んでパラメータとして格納するために時間(期間)を要する領域とすればよい。
また、論理領域Aが論理領域B、Cを制御するCPUとして動作する場合、CPUとして機能する論理領域Aの再構成を完了させ、動作を開始させることにより、論理領域B、Cが動作を開始した時点から、論理領域B、Cを制御することができる。
これにより、再構成可能回路200が電源投入後などにおいて再構成を開始してから、再構成可能回路200が全体(論理領域A、B、C)として動作を開始(起動)するまでの待ち時間(起動時間)を短縮できる。
次に、論理領域A、B、C間に設けられた論理制御領域202について説明する。
論理領域201に順位を設けて順に再構成し、他の論理領域201の再構成が完了する前に、再構成が完了した論理領域201から動作を開始させるためは、論理領域201の再構成時及び動作開始時に、論理領域201の論理が、他の再構成中又は再構成が行われていない論理領域201から影響を受けないことが必要となる。
そこで、第1の実施の形態では、論理の交換を行うことが予定されている論理領域201間に論理制御領域202を設けている。そして、論理制御領域202では、それが接続する論理領域201の再構成が完了する前においては、論理制御領域202を、論理領域201の間で論理の交換ができない(停止する)ように設定する。そして、論理領域201の再構成が完了した後においては、論理領域201間で論理の交換ができる(実行する)ように設定する。
このようにすることで、論理領域201に順位を設けて再構成し、他の論理領域201の再構成が完了する前に、再構成が完了した論理領域201から動作を開始(起動)させることができる。
入出力端子領域203についても同様であって、再構成可能回路200又は論理領域201の再構成が完了する前においては、外部に接続される回路などと論理の交換を停止するように設定され、再構成可能回路200又は論理領域201の再構成が完了した後においては、外部に接続される回路などと論理の交換が実行できるように設定する。
図6は、再構成可能回路200の再構成における領域設定ユニット204、再構成制御ユニット205、起動制御ユニット206による手順を説明する図である。図6では、図4に示した再構成可能回路200を例として、再構成可能回路200における論理領域A、B、C、論理制御領域AB、BC、入出力端子領域203、領域設定ユニット204、再構成制御ユニット205、起動制御ユニット206、再構成制御ユニット205及び起動制御ユニット206に接続するROM210、及び再構成可能回路200に接続されるCPU10、メモリ30を示している。
そして、図6における下方向に時間tが経過するとする。
図3、図4を参照しつつ、図6を説明する。
電源投入時又は再構成の実行を伴うリセット時において、再構成可能回路200の領域設定ユニット204は、ROM210から再構成データを読み出し、書き込まれた領域設定データを基に、再構成可能回路200上に論理領域A、B、C、論理制御領域AB、BC(図6においては“A−B”、“B−C”と表記する)、入出力端子領域203を設定する(破線矢印)(領域設定手順)。
次に、再構成制御ユニット205は、入出力端子領域203に対して、再構成の実行を指示する信号(CONF_START_T)を入出力端子領域203の再構成データとともに送出する(再構成制御手順の一例である。)。これにより、入出力端子領域203の再構成が開始される。そして、入出力端子領域203の再構成が完了すると、再構成制御ユニット205は再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_T)を起動制御ユニット206に送信する。起動制御ユニット206は、信号(CONF_DONE_T)を受信すると、入出力端子領域203に動作の停止を指示する信号(STOP_T)を送信する。入出力端子領域203は、信号(STOP_T)を受信すると、再構成可能回路200と外部の回路などとの間で論理の交換ができないように、入出力端子領域203のすべての端子Tを停止状態にする(起動制御手順の一例である。)。例えば、入出力端子領域203のすべての端子Tの状態を「L」、「H」又は「Hi−Z」にする。
すると、再構成制御ユニット205は、論理制御領域ABに対して、再構成の実行を指示する信号(CONF_START_AB)を論理制御領域ABの再構成データとともに送出する。これにより、論理制御領域ABの再構成が開始される。そして、論理制御領域ABの再構成が完了すると、再構成制御ユニット205は再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_AB)を起動制御ユニット206に送信する。起動制御ユニット206は、信号(CONF_DONE_AB)を受信すると、論理制御領域ABに動作の停止を指示する信号(STOP_AB)を送信する。論理制御領域ABは、信号(STOP_AB)を受信すると、論理領域Aが論理領域Bと論理の交換ができないように、論理制御領域ABを停止状態にする。例えば、論理制御領域ABの論理領域Bと接続される側の端子の状態を「L」、「H」又は「Hi−Z」にする。
起動制御ユニット206は、論理制御領域ABに動作の停止を指示するコマンド(STOP_AB)を送信するとともに、再構成制御ユニット205にも信号(STOP_AB)を送信する。
すると、再構成制御ユニット205は、論理領域Aに対して、再構成の実行を指示する信号(CONF_START_A)を論理領域Aの再構成データとともに送出する。これにより、論理領域Aの再構成が開始される。このとき、論理制御領域ABは停止状態にあるので、論理領域Aの論理がどのように変化しても、論理領域Bに影響を与えない。そして、論理領域Aの再構成が完了すると、再構成制御ユニット205は再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_A)を起動制御ユニット206に送信する。なお、再構成制御ユニット205は、論理領域Aの再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_A)を、それを送信するために設けられた端子T(図3参照)に送信する。これにより、信号(CONF_DONE_A)を送信するために設けられた端子Tは停止状態から動作を開始した動作状態(実行状態と表記することがある)になる。そして、この端子Tの状態の変化により、CPU10は、論理領域Aが動作状態に移行することを検知する。このとき、CPU10と論理領域Aとが信号の送受信(論理の交換)を行うための端子Tについても、停止状態から動作状態にする。
起動制御ユニット206は、信号(CONF_DONE_A)を受信すると、論理領域Aに動作を開始(起動)することを指示する信号(START_A)を送信する。すると、論理領域Aは動作の停止状態から動作状態に移行(図4の時刻t2に対応)し、CPU10から送信される論理領域Aの初期化のためのデータ(図6ではData)などを受信し、予め定められた記憶エリアなどに格納する。
なお、論理制御領域ABは停止状態にあるので、論理領域Bとは論理の交換ができない。
起動制御ユニット206は、論理領域Aの動作を開始する信号(START_A)を論理領域Aに送信するとともに、再構成制御ユニット205にも送信する。再構成制御ユニット205は、論理領域Aの動作を開始(実行)する信号(START_A)を受信すると、論理制御領域BCに対して、再構成の実行を指示するコマンド(CONF_START_BC)を論理制御領域BCの再構成データとともに送出する。これにより、論理制御領域BCの再構成が開始される。
これは、論理制御領域BCの再構成が完了する前に、論理領域Bを再構成すると、論理領域Bの論理の影響を論理領域Cが受けるためである。また、逆に論理領域Cの状態の影響を論理領域Bが受けるためである。
そして、論理制御領域BCの再構成が完了すると、再構成制御ユニット205は再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_BC)を起動制御ユニット206に送信する。起動制御ユニット206は、信号(CONF_DONE_BC)を受信すると、論理制御領域BCに動作の停止を指示する信号(STOP_BC)を送信する。
論理制御領域BCは、信号(STOP_BC)を受信すると、論理領域Bと論理領域Cとの間での論理の交換ができないように、論理制御領域BCを停止状態にする。
起動制御ユニット206は、論理制御領域BCに動作の停止を指示する信号(STOP_BC)を送信するとともに、再構成制御ユニット205にも信号(STOP_BC)を送信する。
すると、再構成制御ユニット205は、論理領域Bに対して、再構成の実行を指示する信号(CONF_START_B)を論理領域Bの再構成データとともに送出する。これにより、論理領域Bの再構成が開始される。このとき、論理制御領域AB及び論理制御領域BCは停止状態にあるので、論理領域Bの論理がどのように変化しても、論理領域A及び論理領域Cに影響を与えない。そして、論理領域Bの再構成が完了すると、再構成制御ユニット205は再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_B)を起動制御ユニット206に送信する。なお、再構成制御ユニット205は、論理領域Bの再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_B)を、それを送信するために設けられた端子T(図3参照)に送信する。これにより、信号(CONF_DONE_B)を送信するために設けられた端子Tは動作状態になる。そして、この端子Tの状態の変化により、CPU10は、論理領域Bが動作状態に移行することを検知する。このとき、CPU10と論理領域Bとが信号の送受信(論理の交換)を行うための端子Tについても、停止状態から動作状態にする。
起動制御ユニット206は、信号(CONF_DONE_B)を受信すると、論理領域Bに動作を開始(実行)することを指示するコマンド(START_B)を送信する。すると、論理領域Bは動作状態に移行(図4の時刻t3に対応)し、CPU10から送信される論理領域Bの初期化のためのデータ(図6ではData)などを受信し、予め定められた記憶エリアなどに格納する。
そして、起動制御ユニット206は、論理制御領域ABに動作を開始(実行)することを指示する信号(START_AB)を送信する。すると、論理制御領域ABが動作状態に移行し、論理領域Aと論理領域Bとで論理制御領域ABを介して論理の交換が開始される(図6の経路α)。
起動制御ユニット206は、論理制御領域ABに動作を開始(実行)することを指示する信号(START_AB)を送信するとともに、再構成制御ユニット205にもコマンド(START_AB)を送信する。
すると、再構成制御ユニット205は、論理領域Cに対して、再構成の実行を指示する信号(CONF_START_C)を論理領域Cの再構成データとともに送出する。これにより、論理領域Cの再構成が開始される。このとき、論理制御領域BCは停止状態にあるので、論理領域Cの論理がどのように変化しても、論理領域Bに影響を与えない。そして、論理領域Cの再構成が完了すると、再構成制御ユニット205は、論理領域Cの再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_C)を起動制御ユニット206に送信する。なお、再構成制御ユニット205は、論理領域Cの再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_C)を、それを送信するために設けられた端子T(図3参照)に送信する。これにより、信号(CONF_DONE_C)を送信するために設けられた端子Tは動作状態になる。そして、この端子Tの状態の変化により、CPU10は、論理領域Cが動作状態に移行することを検知する。このとき、CPU10と論理領域Cとが信号の送受信(論理の交換)を行うための端子Tについても、停止状態から動作状態にする。
起動制御ユニット206は、信号(CONF_DONE_C)を受信すると、論理領域Cに動作を開始(実行)することを指示する信号(START_C)を送信する。すると、論理領域Cは動作状態に移行(図4の時刻t6に対応)し、CPU10から送信される論理領域Cの初期化のためのデータ(図6ではData)などを受信し、予め定められた記憶エリアなどに格納する。
そして、起動制御ユニット206は、論理制御領域BCに動作を開始(実行)することを指示する信号(START_BC)を送信する。すると、論理制御領域BCは停止状態から動作状態に移行し、論理領域Bと論理領域Cとで論理制御領域BCを介して論理の交換が開始される(図6に経路β)。
その後、起動制御ユニット206は、入出力端子領域203に対して、動作を開始(実行)することを指示する信号(START_T)を送信する。すると、入出力端子領域203の停止状態にあった端子Tが動作状態に移行する。
以上のようにして、再構成可能回路200の再構成が完了し、全体が動作状態に移行する。
以上説明したように、図6では、再構成可能回路200が複数の論理領域201に分けられるとともに、複数の論理領域201において再構成される順位が設定され、先に再構成された論理領域201が後に再構成される論理領域201の再構成が完了していない状態において起動される。
再構成されていない状態の論理領域201は、論理が確定できず未確定である。よって、再構成される論理領域201と再構成されていない論理領域201との間で、論理の交換が行われる状態になっていると、再構成されていない論理領域201の未確定な論理の影響を受けて、再構成された論理領域201の論理が予め定められた状態から外れる。
そこで、第1の実施の形態では、論理制御領域202を再構成される論理領域201の間に設け、これらの論理領域201がともに再構成されるまで、論理の交換が行われないように停止状態に維持する。
なお、論理制御領域202は、論理領域201間にあって論理の交換を停止するものであればよい。よって、論理制御領域202は、前述したように、双方向に論理を交換できるバッファ回路であって、停止状態と動作状態に設定できるものであればよい。また、それぞれの論理領域の外側に設けられ、接続される論理領域と論理の交換を行う端子であって、停止状態と動作状態に設定できるものであればよい。
そして、バッファ回路の場合は、接続される論理領域201が再構成される場合には、その再構成を妨げないとともに他の論理領域201と論理の交換ができない停止状態に設定され、接続される論理領域201が再構成された後には、論理の交換ができる動作状態に設定される。
また、端子の場合は、それに接続される論理領域201の再構成を妨げないとともに他の論理領域201と論理の交換ができない停止状態に設定され、その論理領域201及びそれと接続される論理領域201の再構成が完了したのち、論理の交換ができる動作状態に設定される。
なお、図6では、論理領域201の例である論理領域A、B、CについてA、B、Cの順に再構成の順位を設定した。しかし、論理領域A、B、Cの再構成の順位を設定すれば、自ずと論理制御領域202の例である論理制御領域AB、BC及び入出力端子領域203の再構成の順位が設定される。論理領域A、B、C、論理制御領域AB、BC及び入出力端子領域203を含む再構成の順位は、設計ツールにおいて設定することが好ましい。
また、図4に示したタイムチャートは、一例であって、図4における時刻t2から論理領域Bの再構成(再構成B)と並行して論理領域Cの再構成(再構成C)を行ってもよい。論理領域B及び論理領域Cの再構成に要する時間と、すでに再構成が完了した論理領域Aの初期化に要する時間とにおいて、長い方の時間が経過したときに、再構成可能回路200が動作可能となる。
これは、図6に示した手順において、論理制御領域BCの再構成が完了し、再構成制御ユニット205が起動制御ユニット206から論理領域Bの動作の停止を指示する信号(STOP_BC)を受信した後に、論理領域B及び論理領域Cのそれぞれに対して再構成を指示する信号(CONF_START_B、CONF_START_C)を送信すればよい。
さらに、図6では論理領域Aの再構成が完了した後に論理領域Aを起動した。このとき、例えば、論理領域Bの再構成が完了した後に論理領域Aを起動してもよい。すなわち、再構成の完了後において必ずしも起動しなくともよい。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態において例として示した再構成可能回路200は、論理領域A、B、Cを備え、論理領域Aと論理領域Bとが論理の交換を行い、論理領域Bと論理領域Cとが論理の交換を行うとし、論理領域Aと論理領域Cとは直接には論理の交換を行わないとした。
第2の実施の形態において例として示す再構成可能回路200は、論理領域A、B、C、Dを備え、それぞれが相互に論理の交換を行う。
図7は、第2の実施の形態における制御部1の一例を示す図である。制御部1は、CPU10、メモリ30、バス50、制御ブロック20を備えている。そして、制御ブロック20は、再構成可能回路200及び再構成データを格納するROM210を備えている。
ここでは、再構成可能回路200は、4個の論理領域201(論理領域201−1〜201−4)を備えているとする。そして、それぞれの論理領域201の間に6個の論理制御領域202(論理制御領域202−1〜202−6)を備えているとする。
なお、説明の便宜のために、論理領域201−1を論理領域A、論理領域201−2を論理領域B、論理領域201−3を論理領域C、論理領域201−4を論理領域Dと表記する。そして、論理領域Aと論理領域Bとの間に設けられた論理制御領域202−1を論理制御領域AB(図7では“A−B”と表記)、論理領域Aと論理領域Cとの間に設けられた論理制御領域202−2を論理制御領域AC(図7では“A−C”と表記)、論理領域Aと論理領域Dとの間に設けられた論理制御領域202−3を論理制御領域AD(図7では“A−D”と表記)、論理領域Bと論理領域Dとの間に設けられた論理制御領域202−4を論理制御領域BD(図7では“B−D”と表記)、論理領域Bと論理領域Cとの間に設けられた論理制御領域202−5を論理制御領域BC(図7では“B−C”と表記)、論理領域Cと論理領域Dとの間に設けられた論理制御領域202−6を論理制御領域CD(図7では“C−D”と表記)と表記する。
論理領域201及び論理制御領域202のそれぞれの数は上記以外であってもよい。
さらに、再構成可能回路200は、入出力端子領域203を備えている。
そして、再構成可能回路200は、領域設定ユニット204、再構成制御ユニット205、起動制御ユニット206を備えている。
そして、図7においては図示しないが、領域設定ユニット204、再構成制御ユニット205、起動制御ユニット206は、論理領域A、B、C、D、論理制御領域AB、AC、AD、BC、CD、BDに接続されている。
そして、第1の実施の形態の図6と同様に、再構成制御ユニット205は、論理領域A、B、C、Dのそれぞれの再構成が完了したときに、それぞれに割り当てられた端子Tに再構成が完了したことを通知する信号(CONF_DONE_A、CONF_DONE_B、CONF_DONE_C、CONF_DONE_D)を送信する。
図8は、第2の実施の形態を適用した再構成可能回路200の再構成のタイミングチャートの一例である。ここでは、論理領域A、B、C、Dの再構成のみを説明する。そして、再構成可能回路200の領域設定ユニット204により論理領域A、B、C、Dが既に設定されているとする。さらに、論理領域A、B、C、Dの順に再構成が行われるように順位が設定されているとする。
そして、図8における横方向は時間軸tで、図4、5と同じとした。
時刻t1において、再構成可能回路200は、論理領域Aの再構成を開始する(再構成A)。すなわち、時刻t1は、電源が投入され、領域設定ユニット204により領域が設定された後であって、再構成制御ユニット205が論理領域Aの再構成Aを開始するタイミングに当たる。
そして、時刻t2において論理領域Aの再構成Aが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Aの再構成Aが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_A)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Aは動作(動作A)を開始する。
次に、時刻t2において、再構成制御ユニット205は、論理領域Bの再構成を開始する(再構成B)。そして、時刻t3において論理領域Bの再構成Bが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Bの再構成Bが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_B)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Bは起動されて動作(動作B)を開始する。
また、時刻t3において、再構成制御ユニット205は、論理領域Cの再構成を開始する(再構成C)。そして、時刻t6において論理領域Cの再構成Cが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Cの再構成Cが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_C)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Cは起動されて動作(動作C)を開始する。
さらにまた、時刻t6において、再構成制御ユニット205は、論理領域Dの再構成を開始する(再構成D)。そして、時刻t7において論理領域Dの再構成Dが完了すると、再構成制御ユニット205は、割り当てられた端子Tに論理領域Dの再構成Dが終了したことを通知する信号(CONF_DONE_C)を出力する。そして、起動制御ユニット206によって、論理領域Dは起動されて動作(動作D)を開始する。
すなわち、第2の実施の形態の一例である図8においては、論理領域A〜Dは予め定められた順位(ここではAからDの順番)にしたがって順に再構成されるとともに、先に再構成された領域は、後に再構成される領域の再構成が完了を待つことなく順に起動される。
第1の実施の形態で説明した再構成可能回路200と同様に、第2の実施の形態の再構成可能回路200の論理領域Aが初期化を必要とするときは、論理領域Aが動作を開始した時刻t2から初期化を始めることができる。そして、初期化に必要な期間が、図8に示すように、論理領域Bの再構成Bの期間(時刻t2から時刻t3までの期間)、論理領域Cの再構成Cの期間(時刻t3から時刻t6までの期間)及び論理領域Dの再構成Dの期間(時刻t6から時刻t7までの期間)を加えた期間より短く、時刻t7の前に完了すれば、論理領域Dの再構成が完了した時刻t7において、再構成可能回路200が全体(論理領域A、B、C、D)として動作が開始できる。
例えば、論理領域Aが論理領域B、C、Dがそれぞれ参照するパラメータを格納するエリアを含んでいれば、論理領域Aの再構成が完了して動作を開始する(起動する)時刻t2から、CPU10はメモリ30などに格納されたパラメータを論理領域Aにバス50を介して送信し、論理領域Aにパラメータを格納することができる。
これにより、再構成可能回路200が電源投入後などにおいて再構成を開始してから、再構成可能回路200が全体(論理領域A〜D)として動作を開始するまでの待ち時間を短縮できる。
また、論理領域Aが論理領域B、C、Dを制御するCPUとして動作する場合、CPUとして機能する論理領域Aの再構成を完了させ、動作を開始させることにより、論理領域B、C、Dが動作を開始した時点から、論理領域B、C、Dを制御することができる。
これにより、再構成可能回路200が電源投入後などにおいて再構成を開始してから、再構成可能回路200が全体(論理領域A〜D)として動作を開始するまでの待ち時間を短縮できる。
なお、再構成可能回路200の再構成における論理領域A、B、C、D、論理制御領域AB、AC、AD、BC、CD、BDと領域設定ユニット204、再構成制御ユニット205、起動制御ユニット206との間における各種の信号の送受信は、第1の実施の形態における図6において説明したと同様であるので、説明を省略する。
なお、論理領域A、B、C、Dなどの論理領域201に対して設定される再構成の順位は、第1の実施の形態と同様に、動作の開始後に初期化などの処理が必要な論理領域201を優先して設定すればよい。例えば、パラメータなどを格納する論理領域201など、再構成可能回路200の外部からデータを読み込んでパラメータとして格納するなど、初期化に時間(期間)を要する論理領域201とすればよい。
また、図8に示したタイムチャートは、一例であって、時刻t2から論理領域Bの再構成(再構成B)と並行して論理領域Cの再構成(再構成C)及び/又は論理領域Dの再構成(再構成D)を行ってもよい。また、時刻t2から論理領域Bの再構成(再構成B)を行った後、時刻t3において論理領域Cの再構成(再構成C)と並行して論理領域Dの再構成(再構成D)の再構成を行ってもよい。
さらに、図8では論理領域Aの再構成が完了した後に論理領域Aを起動した。このとき、例えば、論理領域Bの再構成が完了した後に論理領域Aを起動してもよい。すなわち、再構成の完了後において必ずしも起動しなくともよい。
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせてもよい。すなわち、論理領域A、B、Cについては、第2の実施の形態の図7の関係で接続されるが、論理領域Dが論理領域Bに接続されてもよい。すなわち、論理領域A、B、Cは相互に論理の交換を行うが、論理領域Dは論理領域Bと論理の交換を行う。また、論理領域Dが論理領域Cに接続されてもよい。
第1の実施の形態と第2の実施の形態では、再構成データはROM210に格納されており、再構成可能回路200は再構成データをROM210から読み出すとした。しかし、再構成可能回路200が、内部に再構成データを格納するROMを備え、領域によって再構成データを再構成可能回路200の内部のROM又は外部のROM210から読み出すようにしてもよい。
以上説明した第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、1度再構成された論理領域が、再び別の動作を行うために再構成される場合(リコンフィグ)については説明をしなかった。しかし、例えば、図4において、論理領域Cが動作Cをした後に(時刻t8以降に)、動作Cと異なる別の動作を行うように再構成されるリコンフィグな場合を含んでもよい。
1…制御部、10…CPU、20、20−1〜20−4…制御ブロック、30…メモリ、40…電源ブロック、50…バス、100…画像形成装置、101…UI部、102…画像形成部、103…画像読取部、104…送受信部、110…通信回線、120…端末装置、130…ファクシミリ装置、140…サーバ装置、200…再構成可能回路、201、201−1〜201−4…論理領域、202、202−1〜202−6…論理制御領域、203…入出力端子領域、204…領域設定ユニット、205…再構成制御ユニット、206…起動制御ユニット、210…ROM

Claims (4)

  1. 再構成を設定する再構成データに基づいて、再構成される複数の領域を設定する領域設定手段と、
    前記複数の領域のそれぞれの領域に対して前記再構成データに設定された順位にしたがって当該複数の領域のそれぞれの領域を再構成するように制御する再構成制御手段と、
    前記複数の領域における再構成された領域を起動するように制御する起動制御手段とを備え
    前記複数の領域は、論理を実行する領域と、相互に論理のやり取りが行なわれる当該論理を実行する領域の間にあって論理のやり取りの実行及び停止を制御する論理制御領域と、を含み、
    前記再構成制御手段は、前記論理制御領域を、当該論理制御領域により論理のやり取りが行なわれる前記論理を実行する領域を再編成する前に再編成することを特徴とする再構成可能回路。
  2. 前記複数の領域は、外部と接続され信号の入出力が行われる端子を備え、信号の入出力の実行又は停止を制御する入出力端子領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の再構成可能回路。
  3. 画像を記録部材に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、再構成を設定する再構成データに基づいて、再構成される複数の領域を設定する領域設定手段と、当該複数の領域のそれぞれの領域に対して当該再構成データに設定された順位にしたがって当該複数の領域のそれぞれの領域を再構成するように制御する再構成制御手段と、当該複数の領域における再構成された領域を起動するように制御する起動制御手段と、を備える再構成可能回路を備え
    前記再構成可能回路の前記複数の領域は、論理を実行する領域と、相互に論理のやり取りが行なわれる当該論理を実行する領域の間にあって論理のやり取りの実行及び停止を制御する論理制御領域と、を含み、
    前記再構成制御手段は、前記論理制御領域を、当該論理制御領域により論理のやり取りが行なわれる前記論理を実行する領域を再編成する前に再編成することを特徴とする画像形成装置。
  4. コンピュータに
    再構成を設定する再構成データに基づいて、再構成される複数の領域を再構成可能回路に設定する領域設定手順と、
    前記複数の領域のそれぞれの領域に対して前記再構成データに設定された順位にしたがって当該複数の領域のそれぞれの領域を再構成するように制御する再構成制御手順と、
    前記複数の領域における再構成された領域を起動するように制御する起動制御手順とを実行させるためのプログラムであって、
    前記複数の領域は、論理を実行する領域と、相互に論理のやり取りが行なわれる当該論理を実行する領域の間にあって論理のやり取りの実行及び停止を制御する論理制御領域と、を含み、
    前記再構成制御手順は、前記論理制御領域を、当該論理制御領域により論理のやり取りが行なわれる前記論理を実行する領域を再編成する前に再編成することを特徴とするプログラム
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