JP5904138B2 - 位置情報提供システム - Google Patents

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本発明は、仲間づくりを支援するようにした位置情報提供システムに関するものである。
車両、特に自動車においては、運転や自動車そのものを楽しむ同好者が数多く存在するものである。ある種のスポーツカーやクラシックカー等においては、ファンクラブが形成されて、定期にあるいは不定期に互いに集合することも行われている。
このような同好の者が互いに知り合ったり、何らかのつながりを持つことは、仲間作りという点で好ましい一方、自動車の運転を日常的に繰り返すだけでは仲間作りは事実上困難である。
特許文献1には、ディスプレイの地図上に表示される他車のアイコンをタッチすることにより、他車との通信を開始するものが開示されている。特許文献2には、エージェント同士で相性判断するものが開示されている。特許文献3には、定型質問の回答結果で携帯電話のユーザ間の通信を整理するものが開示されている。
特開2003−139546号公報 特開2001−101283号公報 特開2007−95087号公報
ところで、車両を運転しているときに、同好を同じくする者が運転する車両同士が所定範囲内にあるときに、互いに適宜交信できれば、車両の運転がより楽しいものとなり、仲間づくりの一助となる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、同好を同じくする者が運転する車両同士が所定範囲内に存在するときに、この車両同士で適宜交信できるようにした位置情報提供システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
車両同士の間での交信によって仲間づくりの支援を行うようにした位置情報提供システムであって、
自車両を含む多数の車両について、その運転者の興味または趣向となる同好を登録する同好登録手段と、
前記同好登録手段に登録された運転者が運転する特定車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記特定車両の走行状態が、日常的な走行状態にあるのか非日常的な走行状態にあるのかを判定する走行状態判定手段と、
前記位置情報取得手段で取得された位置情報に基づいて、ある特定車両から所定範囲内に存在する複数の他の特定車両の位置情報を、前記走行状態判定手段で判定された走行状態に関する情報と共に、ある特定車両に対して報知する他車両情報報知手段と、
を備えているようにしてある。
上記解決手法によれば、自車両(ある特定車両)を運転する者は、付近に存在する他車のうち同好を同じくする者が運転する他の特定車両の存在を知ることができる。そして、他の特定車両について、日常的な走行状態であるのか、非非日常的な走行状態であるのかに応じて、この他の特定車両のうちどの車両と交信して仲間づくりをするかを選択することができる。特に、他の特定車両が、遠方から来ていて互いに近接する機会が極めてわずかなときに、この他の特定車両との仲間作りを行うことが可能となる。とりわけ、日常的な走行状態であるのかあるいは非日常的な走行状態であるのかは、交信しようとする相手を選択するときの大きな目安となる。すなわち、日常的な走行状態にある車両においては、例えば通勤や買い物等、日常行動を行っている可能性が高いときなので、交信しずらい雰囲気となる。この一方、非日常的な走行状態のときは、もっぱら運転を楽しむ環境下にあるものと考えることができ、このときは積極的に交信を行なうことが楽しみにつながる環境下であることが高いので、交信相手としてふさわしいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
他の特定車両の位置情報および走行状態に関する情報がある特定車両に報知されたときに、1あるいは複数の他の特定車両を選択する他車両選択手段と、
ある特定車両から、前記他車両選択手段で選択された他の特定車両に対して挨拶を報知する挨拶報知手段と、
前記挨拶報知手段で挨拶が報知された他の特定車両から、ある特定車両に対して挨拶の返信を行う返信手段と、
を備えているようにしてある。上記解決手法によれば、他の特定車両の位置および日常的かあるいは非日常的かの走行状態の相違に応じて選択した他の特定車両について、挨拶を交わすことができる。
前記同好登録手段に登録される同好として、運転者が同一車種の車両を保有あるいは運転するものとされている、ようにしてある(請求項3対応)。この場合、ある特定の車種についてのファンクラブを自動的に形成することができる。
非日常的な走行状態として、特定車両におけるナビゲーション装置が遠方への目的地設定されている場合を含むものとされ、
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両に対して報知する非日常的な走行状態として、目的地設定された状態とその他の状態とを区別して行う、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、交流しようとする他の特定車両の選択をより的確に行えるようにする上で好ましいものとなる。
所定範囲内に存在する他の特定車両が、ある特定車両のナビゲーション装置によって表示されている地図上に表示される、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、他の特定車両の位置を、自車両のナビゲーション地図上でもって直感的に知ることができる。
前記挨拶報知手段によって報知される挨拶内容および前記返信手段によって返信される挨拶への返信内容がそれぞれ、あらかじめ複数設定されていて、このあらかじめ設定されている複数の挨拶内容および返信内容が特定車両の表示画面に表示されて、特定車両の運転者に選択可能とされている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、運転しつつ交信を容易に行う上で、また交信の際に不適切な表現をして相手を傷つけてしまうことを防止する等の上で好ましいものとなる。
特定車両同士の遭遇度合あるいは挨拶度合を示す相性度合いを記憶、更新する相性関係記憶手段を備え、
前記他車両情報報知手段は、前記相性関係記憶手段に記憶されている相性度合いを合わせてある特定車両に対して報知する、
ようにしてある(請求項7対応)。この場合、遭遇度合あるいは挨拶度合を示す相性度合いを知ることによって、交信相手をより適切に選択することができる。
特定車両同士は、基地局を経由して交信を行うようにされ、
前記登録手段、位置情報取得手段、他車両情報報知手段および相性関係記憶手段が、前記基地局に設けられている、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、膨大な情報の処理を基地局側で負担させるようにして、車両側での制御系の負担軽減等の上で好ましいものとなる。
本発明によれば、車両を運転しつつ同好者との仲間づくりを行うことができる。
本発明が適用された全体システム例を示す図。 本発明が適用された特定車両の運転席付近の状態を示す斜視図。 自車両のナビゲーション地図上に、周辺に存在する他の特定車両の位置を示した例を示す図。 自車両のナビゲーション地図上に、選択した他の特定車両に関する情報が表示された例を示す図。 自車両のナビゲーション地図上に、あらかじめ用意された複数の挨拶文が表示された例を示す図。 自車両のナビゲーション地図上に、選択した他の特定車両からの返信分が表示された例を示す図。 基地局側での制御例を示すフローチャート。 特定車両側での制御例を示すフローチャート。 特定車両側での制御例を示すフローチャート。
図1において、インターネットNに対して複数の無線通信基地Mが接続され、1つの無線通信基地Mには基地局(センター)Cが構成されている。Vは多数の特定車両であり、各特定車両Vは、実施形態では、あるメーカーが製造するオープンカータイプとなる車種名「○○○○○」という同一車種とされている。つまり、多数の特定車両Vは、車種名「○○○○○」という特定の車両を保有あるいは運転する者の同好対象となっている。各特定車両Vは、基地局C3を介して相互に通信可能とされている。
図2は、特定車両Vの運転席付近を示すものである。図2中、1はインストルメントパネル、2はフロントウインドガラス、3はステアリングハンドルである。
インストルメントパネル1の車幅方向中央部には、車体前後方向に延びるセンターコンソール4の前端部が連結されている。このセンターコンソール4上には、前方側から後方側へ順次、変速機操作用の操作ノブ5、スイッチパネル部6、アームレスト7が配置されている。また、センターコンソール4のうち、ステアリングハンドル3側には、パーキングブレーキレバー8が配設されている。
スイッチパネル部6には、以下に説明するような複数のスイッチが設けられている。まず、コマンドスイッチとしてのダイアルスイッチ10を有する。ダイアルスイッチ10は、前後のチルト操作と、左右のチルト操作と、上下方向軸線回りの回転操作と、押し下げ操作(プッシュ操作)が可能となっている。
詳細は略すが、ダイアルスイッチ10の直前方に位置させて、車幅方向に沿って3つの押し下げスイッチが配設され、また、ダイアルスイッチ10の左側方直近には押し下げスイッチが配設され、右側方直近には押し下げスイッチが配設されている。スイッチパネル部6には、さらに、音量調整スイッチ20が配設されている。
ダイアルスイッチ10は、回転操作される関係上、例えば突出高さが例えば2〜3cm程度とされた略円柱状に形成されている。また、ダイアルスイッチ10は、手のひらが載置された状態であるいは親指、人差し指、中指の3本の手指先で回転操作しやすいように、大径とされている(大人の指2〜4本分の直径で、例えば4〜6cm程度)。前記各押し下げスイッチは、ダイアルスイッチ10上に手のひらを置いた状態で、手指でもって押し下げ操作可能とされている。
インストルメントパネル1上には、車幅方向略中央部においてタッチパネル式のディスプレイ40が配設され、またステアリングハンドル3の直前方にはディスプレイ41が配設されている。後述するナビゲーション装置の地図は、ディスプレイ40に表示されるようになっている。そして、前記ダイアルスイッチ10や押し下げスイッチの操作によって、ディスプレイ40の表示画面が操作されるようになっている。
センターコンソール4には、通信機能を有する携帯情報端末37(実施形態ではいわゆるスマートフォン)が接続される接続部35が形成されている。この接続部35に携帯情報端末37を接続した状態で、特定車両Vは、基地局Cと通信可能とされる。なお、車両に接続された携帯情報端末37の操作は、ダイアルスイッチ10や押し下げスイッチの操作によって行えるようになっている(このためのアプリケーションソフトがあらかじめ解体情報端末37に導入されている)。また、後述する他の車両との交信のために必要なアプリケーションソフトも、携帯情報端末37にあらかじめ導入されている。
基地局C(に構成されたサーバ装置)は、各種制御用のコンピュータを有する他、記憶手段等を有して、概略的に、登録処理、位置情報処理、走行状態判別処理、相性度合処理、特定車両Vからの要求対応処理等の機能を行う。登録処理は、車種名「○○○○○」という両を保有あるいは運転することを前提とした者について行われ、登録者の愛称(例えばまつ子、小次郎、太郎等)、「○○○○○」車種の写真や年式、自動車に関連する別の同好(例えばドレスアップの同好やチューンナップの同好)、自動車以外の同好(例えばゴルフ、スキー、釣り等)、性別、年代(年齢)、連絡先(電話番号、メールアドレス、URL等)等の情報を、特定車両V側から受信して、記憶する。なお、特定車両Vから基地局Cへの登録情報の送信は、携帯情報端末37からの電話送信、パソコンを利用したインターネットからの送信登録、自動車販売店での登録等、種々の手法を行うことが可能となっている。
基地局Cにおける位置情報処理は、多数の特定車両Vについて、現在の位置を受信して記憶する処理となる。各特定車両Vの位置は、例えば特定車両Vに搭載されたナビゲーション装置で検出された現在位置(GPSに基づく位置)を時々刻々と特定車両Vから受信することにより行われる。
基地局Cにおける走行状態判別処理は、大別して、特定車両Vの走行状態に基づいて、日常的な走行状態であるのか、非日常的な走行状態であるのかを判別する処理となる。日常的な走行状態としては、ある特定車両Vが、普段駐車している駐車場から所定距離範囲内に存在するときや、日頃走行している経路中に位置しているときに、日常的な走行状態であると判定する。そして、特定車両Vが、上記以外の位置に位置しているときは、非日常的な走行状態であると判定すると共に、特定車両Vに搭載されているナビゲーション装置が遠方(例えば日常的行動範囲から50km以上の遠隔地)に目的地設定されていたり、娯楽等に関連した施設(例えば温泉地や遊園地等の施設)に目的地設定されているとき、あるいは旅行目的であることが設定されているときに非日常的でかつ旅行中と判定する。
基地局Cにおける相性度合処理は、特定車両V(を運転する者)同士の相性度合を記憶、更新する処理となる。具体的には、ある特定車両Vが別の特定車両Vに対して所定の近距離範囲内に位置した状態が発生する毎に相性度合が高くなるように更新される。また、特定車両V同士が相互に交信が行われたときは、この交信が行われる毎に相性度合が高い方に更新される。
基地局Cにおける要求対応処理は、要求のあった特定車両Vからの要求内容に応じた情報を当該特定車両Vに送信(返信)する処理となる。具体的には、ある特定車両Vから、周辺に存在する他の特定車両Vの情報要求を受けたときに、周辺に存在する他の特定車両Vの位置情報と走行状態の区別情報(日常的な走行状態か、旅行による非日常的走行状態か、旅行以外の非日常的走行状態かの区別情報)との各情報を送信する。
基地局Cから他の特定車両Vについての情報を受信した自車両(ある特定車両V)は、そのナビゲーション地図上に、他の特定車両Vの位置が、例えば図3のように表示される。図3中V1が自車両(周辺の他の特定車両Vの情報を要求したある特定車両)であり、V2が、自車両V1の所定距離範囲内に存在する他の特定車両である。日常的、旅行による非日常的、旅行以外の非日常的の各走行状態の区別は、他の特定車両V2を示す記号を変更することにより明確化して表示されている。なお、図3中、破線で示す円弧は、自車両V1から所定距離範囲を示すもので、地図上に表示しなくともよいものである。また、実施形態では、他の特定車両V(V2)のうち車庫(保管用駐車場)に存在するものは、送信対象外としてある。
図3の状態で、周辺に存在する他の特定車両V2のうち、1あるいは複数の特定車両Vを選択すると(ナビゲーション地図上の他の特定車両V2をタッチ)、選択したことの情報を既知局Cに送信される。選択した特定車両Vについての詳細情報が基地局Cから送信ンされることにより、ナビゲーション地図上に吹出形式で、例えば図4のような表示が行われる。すなわち、選択された他の特定車両Vの愛称が「まつ子」であり、その保有(運転)している他の特定車両の写真が表示され、しかも相性(相性度合)も表示される。また、こ吹出表示中には、「あいさつ」と「閉じる」の選択ボタンが合わせて表示される。図4では、選択した他の特定車両V2が自車両V1の直前方に位置した状態となっており、それまでの走行経歴から、互いに1時間同じ道を通ってきたことから、「前車に接近、前車について箱根の山を1時間かけて越えた」というサービス表示が行われている(このサービス表示は、自車両Vの有するナビゲーション装置の機能に基づいて行なうようにしてもよく、基地局Cからのサービスとして行うこともできる)。なお、図4〜図6で「閉じる」ボタンをタッチしたときは、通常の地図表示に復帰される。
図4の状態で、「あいさつ」ボタンをタッチすることにより、図5に示すように、ナビゲーション地図上に、吹出形式で、複数の定型挨拶文が表示される。図5の状態で、例えば「道中気をつけて」をタッチすると、この挨拶文が、他の特定車両V2に送信される(他の特定車両V2のナビゲーション地図上に「道中気をつけて」の吹出表示が行われる)。
「道中気をつけて」の挨拶文を受けた他の特定車両V2が、例えば「ありがとう」の返信文を選択して送信したときは、「道中気をつけて」を送信した自車両Vのナビゲーション地図上に、吹出形式で「ありがとう」の表示が行われる。なお、返信文は、あらかじめ作成、記憶された複数の返信文が用意されて、他の特定車両V2のナビゲーション地図上に表示される(図5のような表示に対応)。
以上が基地局Cおよび各特定車両Vで行う処理(機能)の概略であり、以下その詳細について、図7〜図9のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明でQはステップを示す。
まず、基地局Cの制御例を示す図7について説明すると、Q1において、前述した登録処理が行われる。次いでQ2において、多数の特定車両Vについての位置情報が取得されて、記憶される。この後、Q3において、多数の特定車両Vの走行状態が判定されて判定結果が記憶される。そして、Q4において、特定車両V間での相性度合いが取得、更新される。
Q4の後、Q5において、ある特定車両Vから、その周辺に存在する他の特定車両Vについての情報提供の要求があったか否か(要求信号を受信したか否か)が判別される。このQ5の判別でYESのときは、Q6において、ある特定車両Vの周辺(所定距離範囲)に存在する他の特定車両Vの位置と走行状態とを、ある特定車両Vに送信する。
Q6の後、Q7において、特定車両V間で、挨拶と返信とのやりとり(交信)が行われたか否かが判別される。このQ7の判別でYESのときは、Q8において、交信された特定車両V同士の相性度合が高い値に更新される。
Q8の後、Q9において、挨拶とその返信とが行われた各特定車両Vから、直接連絡の要求があったか否かが判別される。このQ9の判別でYESのときは、Q10において、直接連絡の要求があった特定車両Vに対して、交信した相手と直接連絡可能な連絡先が送信される。Q9、Q10の処理は、基本的に個人情報を保護しつつ、本人からの許諾確認がとれた場合に限り、直接連絡をとれるようにしたもので、より積極的な(より関係の深い)仲間づくりを支援するための処理となっている。
前記Q5の判別でNOのとき、Q7の判別でNOのとき、Q9の判別でNOのときは、いずれもリターンされる。
図8は、特定車両V側での制御例を示すものである。まず、Q21において、自車両の周辺に存在する他の特定車両の情報を要求したか否かが判別される。具体的には、例えば通常のナビゲーション地図表示の状態から、図3におけるボタンS1をタッチしたか否かが判別される。このQ21の判別でYESのときは、Q22において、周辺に存在する他の特定車両Vの情報(位置と走行状態)の要求信号が、基地局Cに送信される。
Q22後、Q23において、基地局Cから送信される情報を受信したか否かが判別される。このQ23の判別でNOのときは、Q22に戻る。Q23の判別でYESのときは、Q24において、基地局Cからの受信情報に基づいて、図3のようなナビゲーション地図表示とされる。
Q24の後、Q25において、表示されている他の特定車両のうちいずれかの特定車両が選択された否かが判別される(図3に表示されている他の特定車両V2のいずれかをタッチしたか否かの判別)。このQ25の判別でNOのときは、Q24に戻る。Q25の判別でYESのときは、Q26において、Q25で選択された他の特定車両についての詳細情報の要求信号が、基地局Cに送信される。
Q26の後、Q27において、基地局Cからの送信情報を受信したか否かが判別される。このQ27の判別でNOのときは、Q26に戻る。Q27の判別でYESのときは、Q28において、自車両のナビゲーション地図が、図4に示すような表示とされる。
Q28の後、Q29において、挨拶を行う旨の操作が行われた否かが判別される(図4の「あいさつ」ボタンをタッチしたか否かが判別の判別)。Q29の判別でNOのときは、Q28に戻る。Q29の判別でYESのときは、Q30において、自車両のナビゲーション地図が例えば図5に示すような表示とされる。
Q30の後、Q31において、表示されている挨拶文の中からいずれかの挨拶文が選択されたか否かが判別される。このQ31の判別でNOのときは、Q30に戻る。Q31の判別でYESのときは、Q32において、選択された挨拶文が、基地局Cを介して選択されている他の特定車両に送信される。
Q32の後、Q33において、挨拶を送信した他の特定車両から返信があったか否かが判別される。このQ33の判別でNOのときは、Q33の処理が繰り返えされる。Q33の判別でYESのときは、Q34において、返信されてきた返信文が、例えば図6に示すようにナビゲーション地図に表示される。
Q34の後、Q35において、今回挨拶と返信とが行われが他の特定車両との直接連絡を要求するか否かが判別される(例えば図3〜図6に示すボタンS2をタッチしたか否かの判別)。このQ35の判別でYESのときは、Q36において、直接交信についての処理が行われる。このQ36での処理は、直接交信を望む旨の情報送信が行われ、基地局Cにおいて他の特定車両からも直接交信を望む情報送信が行われていることを確認されたときに、他の特定車両と直接交信するための連絡先が基地局Cから送信されてくるので、この基地局Cからの送信を受信して、ナビゲーション地図上に直接の連絡先を表示させることにより行われる(合わせて記憶も行われる)。なお、他の特定車両が直接交信を望まないときは、直接交信のための連絡先は来ないものとなる(基地局Cから直接交信不可の情報が送信されてくる)。
Q36の後は、Q37において、通常のナビゲーション地図表示に復帰される。前記Q35の判別でNOのときは、Q38において、Q21での処理開始から所定時間経過しているか否かが判別される。このQ38の判別でNOのときはQ34に戻る。また、Q38の判別でYESのときは、Q37に移行される(時間経過による通常のナビゲーション地図表示への復帰)。なお、図3〜図6のボタンS3をタッチすることにより、いずれの段階でも通常のナビゲーション地図表示に復帰される。
前記Q21の判別でNOのときは、図9のQ41において、他の特定車両から挨拶文を受信したか否かが判別される。このQ41の判別でYESのときは、Q42以降の処理が実行されるが、この処理は、自車両が他の特定車両になったときの対応処理となる。すなわち、Q42において、受信した挨拶文がナビゲーション地図上に表示される。この後Q43において、返信要求の操作が行われたか否かが判別される。この判別は、例えば図3〜図6のボタンS4をタッチしたときに、返信要求があったと判断される。このQ43の判別でYESのときは、Q44において、あらかじめ作成された複数の返信文がナビゲーション地図上に吹出形式で表示される(図5対応)。
Q44の後、Q45において、複数表示されている返信文のうちいずれかの返信文が選択されたか否かが判別される。このQ45の判別でNOのときは、Q44に戻る。Q45の判別でYESのときは、Q46において、選択された返信文が送信されて、挨拶文を送信してきた特定車両のナビゲーション地図上に、例えば図6のような表示が行われる。
Q46の後、Q47において、今回挨拶と返信とが行われが他の特定車両との直接連絡を要求するか否かが判別される(図8のQ35対応)。このQ47の判別でYESのときは、Q47において、直接交信についての処理が行われる(図8のQ36対応)。
Q48の後、Q43の判別でNOのとき、Q47の判別でNOときは、図8のQ37に移行される。なお、図3〜図6のボタンS5をタッチしたときは、直前の画面表示へ戻るようになっている(例えば、図4の選択した他の特定車両との相性が悪いと思ったときは、ボタンS5をタッチして、図3の表示へ戻る等)。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。特定車両同士での直接交信を常時行えるようにしてもよい。例えば、図4の表示まで行われた段階で、他の特定車両(図4では愛称「まつ子」)への直接連絡先を合わせて表示すると共に、愛称「まつ子」の他の特定車両に対して自車両に関する各種の情報の提供と直接連絡先を表示させるようにしてもよい(例えばスマートフォンを利用した直接交信)。同好の種類としては、同一車種の保有あるいは運転のみならず、自動車のドレスアップやチューンナップに興味を有する者、あるいは自動車に関する以外の適宜のものとすることができる。特定車両同士の交信に伴う入力、表示等は、車両に搭載された(固定された)ディスプレイ40を利用することなく、入力機能と通信機能と表示機能を有する携帯情報端末(例えばスマートフォン)を利用して行うようにしてもよい。特定車両同士の交信としては、画面表示の手法に代えてあるいは加えて、音声による交信手法を行うようにしてもよい(例えば挨拶文や返信文を音声読み上げ)。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、車両を運転している者の仲間づくりを支援することができる。
N:インターネット
M:無線通信基地
C:基地局
V:特定車両
S1:ボタン(他の特定車両要求)
S2:ボタン(直接交信要求)
S3:ボタン(終了)
S4:ボタン(返信)
S5:ボタン(戻る)
37:携帯情報端末(スマートフォン)
40:ディスプレイ

Claims (8)

  1. 車両同士の間での交信によって仲間づくりの支援を行うようにした位置情報提供システムであって、
    自車両を含む多数の車両について、その運転者の興味または趣向となる同好を登録する同好登録手段と、
    前記同好登録手段に登録された運転者が運転する特定車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記特定車両の走行状態が、日常的な走行状態にあるのか非日常的な走行状態にあるのかを判定する走行状態判定手段と、
    前記位置情報取得手段で取得された位置情報に基づいて、ある特定車両から所定範囲内に存在する複数の他の特定車両の位置情報を、前記走行状態判定手段で判定された走行状態に関する情報と共に、ある特定車両に対して報知する他車両情報報知手段と、
    を備えていることを特徴とする位置情報提供システム。
  2. 請求項1において、
    他の特定車両の位置情報および走行状態に関する情報がある特定車両に報知されたときに、1あるいは複数の他の特定車両を選択する他車両選択手段と、
    ある特定車両から、前記他車両選択手段で選択された他の特定車両に対して挨拶を報知する挨拶報知手段と、
    前記挨拶報知手段で挨拶が報知された他の特定車両から、ある特定車両に対して挨拶の返信を行う返信手段と、
    を備えていることを特徴とする位置情報提供システム。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記同好登録手段に登録される同好として、運転者が同一車種の車両を保有あるいは運転するものとされている、ことを特徴とする位置情報提供システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    非日常的な走行状態として、特定車両におけるナビゲーション装置が遠方への目的地設定されている場合を含むものとされ、
    前記他車両情報報知手段は、ある特定車両に対して報知する非日常的な走行状態として、目的地設定された状態とその他の状態とを区別して行う、
    ことを特徴とする位置情報提供システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
    所定範囲内に存在する他の特定車両が、ある特定車両のナビゲーション装置によって表示されている地図上に表示される、ことを特徴とする位置情報提供システム。
  6. 請求項2において、
    前記挨拶報知手段によって報知される挨拶内容および前記返信手段によって返信される挨拶への返信内容がそれぞれ、あらかじめ複数設定されていて、このあらかじめ設定されている複数の挨拶内容および返信内容が特定車両の表示画面に表示されて、特定車両の運転者に選択可能とされている、
    ことを特徴とする位置情報提供システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
    特定車両同士の遭遇度合あるいは挨拶度合を示す相性度合いを記憶、更新する相性関係記憶手段を備え、
    前記他車両情報報知手段は、前記相性関係記憶手段に記憶されている相性度合いを合わせてある特定車両に対して報知する、
    ことを特徴とする位置情報提供システム。
  8. 請求項7において、
    特定車両同士は、基地局を経由して交信を行うようにされ、
    前記登録手段、位置情報取得手段、他車両情報報知手段および相性関係記憶手段が、前記基地局に設けられている、ことを特徴とする位置情報提供システム。
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