JP5902660B2 - 評価システム、評価装置、評価方法およびプログラム - Google Patents

評価システム、評価装置、評価方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、システムの評価を行う評価システム、評価装置、評価方法およびプログラムに関する。
近年、システムの動作試験を、ローカルな日時を用いて行うテストシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このようなテストシステムを利用することで、それぞれの動作が起動する日時を待たずに試験を行うことができる。
特開2008−234276号公報
このようなテストシステムにおいては、1つの試験(ジョブ)が終了するまで、他の試験を実行することができない。仮に、あるローカルな日時(仮想日時)を用いて試験を実行しているときに、他のローカルな日時(仮想日時)を用いる他の試験を実行してしまうと、正しい試験結果を得ることができないおそれがある。そのため、仮想日時を用いた試験の実施が他の仮想日時を用いた試験の実施状況によって制限されてしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する評価システム、評価装置、評価方法およびプログラムを提供することである。
本発明の評価システムは、
レイヤ識別子と、日時を変換するための変換定義情報とをあらかじめ対応付けて記憶しているレイヤ記憶手段と、
現在の日時を示す時計と、
前記レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行する制御手段と、
前記時計から現在の日時を取得し、前記レイヤ識別子に基づいて、該レイヤ識別子と対応付けられて記憶されている変換定義情報を前記レイヤ記憶手段から読み出し、該読み出した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を前記制御手段へ出力する日時変換手段とを有し、
前記制御手段は、前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、日時の変換の命令を前記日時変換手段へ出力し、前記日時変換手段から出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行する。
また、本発明の評価装置は、
現在の日時を示す時計と、
レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行する制御部と、
前記時計から現在の日時を取得し、前記レイヤ識別子に基づいて、該レイヤ識別子と対応付けられて記憶されている変換定義情報をレイヤ記憶部から読み出し、該読み出した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を前記制御部へ出力する日時変換部とを有し、
前記制御部は、前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、日時の変換の命令を前記日時変換部へ出力し、前記日時変換部から出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行する。
また、本発明の評価方法は、
レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行するステップと、
現在の日時を取得するステップと、
前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、前記日時の変換の命令を出力するステップと、
前記日時の変換の命令が出力された場合、前記レイヤ識別子に基づいて、前記日時を変換するための変換定義情報を取得するステップと、
前記取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を出力するステップと、
出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行するステップとを行う。
また、本発明のプログラムは、
レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行する手順と、
現在の日時を取得する手順と、
前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、前記日時の変換の命令を出力する手順と、
前記日時の変換の命令が出力された場合、前記レイヤ識別子に基づいて、前記日時を変換するための変換定義情報を取得する手順と、
前記取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を出力する手順と、
出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、仮想日時を用いた試験の実施を他の仮想日時を用いた試験の実施状況によって制限されずに行うことができる。
本発明の評価システムの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示したレイヤ記憶部に記憶されている対応付けの一例を示す図である。 図1に示した評価システムにおける評価方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の評価システムの第2の実施の形態を示す図である。 図4に示したレイヤ記憶部が、変換定義情報として所定の日時を示す情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。 図4に示したレイヤ記憶部が、変換定義情報として差分情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。 図4に示したレイヤ記憶部が、変換定義情報として仮想日時情報または差分情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。 図4に示したプログラムの記載の一例を示す図である。 図4に示した評価システムにおける評価方法を説明するためのシーケンス図である。 図4に示した評価システムにおける評価方法を説明するためのシーケンス図である。 図4に示したレイヤ記憶部が、モジュールごとに異なる変換定義情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。 図4に示したモジュール記憶部にモジュールとした記憶されているAPIの一例を示す図である。 図4に示したレイヤ記憶部に記憶されたレイヤ定義の一例を示す図である。 課金処理プログラムの一例を示す図である。 図12に示したレイヤ定義がレイヤ記憶部に定義されており、図13に示した課金処理プログラムが実行された場合の処理を説明するためのフローチャートである。
本発明の評価システムは、サービスを提供するシステム(以下、サービスシステム)において、当該サービスの提供内容を試験するシステムである。以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の評価システムの第1の実施の形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、レイヤ記憶部100と、時計210と、制御部220と、日時変換部230とが設けられた構成となっている。
レイヤ記憶部100は、レイヤ識別子と、日時を変換するためにあらかじめ定義された情報(変換定義情報)とをあらかじめ対応付けて記憶しているレイヤ記憶手段である。
時計210は、現在の日時を示すことができるものであれば良く、一般的な時計であっても良い。
制御部220は、指定されたレイヤ識別子を日時変換部230へ出力する制御手段である。また、制御部220は、日時変換部230から出力されてきた仮想日時情報が示す日時を用いて、指定されたレイヤ識別子と対応付けられて指定された処理を実行する。
日時変換部230は、時計210から現在の日時を取得する。また、日時変換部230は、制御部220から出力されてきたレイヤ識別子に基づいて、そのレイヤ識別子と対応付けられている変換定義情報をレイヤ記憶部100から読み出す。また、日時変換部230は、レイヤ記憶部100から読み出した変換定義情報を用いて、時計210から取得した現在の日時を変換する日時変換手段である。また、日時変換部230は、変換後の日時を示す仮想日時情報を制御部220へ出力する。
図2は、図1に示したレイヤ記憶部100に記憶されている対応付けの一例を示す図である。
図1に示したレイヤ記憶部100には図2に示すように、複数のレイヤ識別子がそれぞれ、あらかじめ設定された変換定義情報と対応付けられて記憶されている。このレイヤ識別子は、制御部220が処理(プログラム)を実行する際に用いる変換定義を指定するための識別子であり、それぞれのレイヤを互いに識別できるものであれば良く、その付与の方法は特に規定しない。また、この変換定義情報は、時計210が示す現在の日時をどのように変換するかといった変換定義(変換式)である。
図2に示すように、例えば、レイヤ識別子「L01」と、変換定義情報「変換式1」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L01」が指定された場合、日時変換部230は、変換式1を用いて現在の日時を変換する。また、レイヤ識別子「L02」と、変換定義情報「変換式2」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L02」が指定された場合、日時変換部230は、変換式2を用いて現在の日時を変換する。また、レイヤ識別子「L03」と、変換定義情報「変換式3」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L03」が指定された場合、日時変換部230は、変換式3を用いて現在の日時を変換する。
以下に、本形態における評価方法について説明する。
図3は、図1に示した評価システムにおける評価方法を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部220がプログラムを起動すると(ステップS1)、プログラムを実行中、指定されたレイヤ識別子と日時の変換の命令とを日時変換部230へ出力する。ここで、レイヤ識別子は、プログラムにて指定されているものであっても良いし、プログラムを実行する際にあらかじめ外部から入力されて指定されているものであっても良いし、プログラム上に記載された関数等を用いて呼び出されて指定されるものであっても良い。
続いて、日時変換部230は、制御部220から出力されてきたレイヤ識別子に応じた変換定義情報をレイヤ記憶部100から読み出す(ステップS2)。また、日時変換部230は、時計210から現在の日時を取得する(ステップS3)。すると、日時変換部230は、取得した日時を、レイヤ記憶部100から読み出した変換定義情報を用いて仮想日時へ変換する(ステップS4)。日時変換部230は、仮想日時を示す仮想日時情報を制御部220へ出力する。
すると、制御部220は、日時変換部230から出力されてきた仮想日時情報が示す仮想日時を用いて処理を実行する(ステップS5)。このとき実行される処理は、起動しているプログラム上で、指定されたレイヤ識別子と対応付けられている処理である。
このように、起動しているプログラムが、仮想日時を用いて処理を実行する必要がある場合、システム(装置)が持っている時計の日時そのものを変更してしまうのではなく、時計から現在日時を読み出して、読み出した日時を当該プログラムが指定したレイヤに基づいて変換し、変換した日時を用いて処理を行う。そのため、プログラムを用いてシステムや装置の試験を行う場合、試験の実施を他の試験の実施状況によって制限されずに行うことができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の評価システムの第2の実施の形態を示す図である。第2の実施の形態は、第1の実施の形態を詳細にしたものである。
本形態は図4に示すように、レイヤ記憶部100と、評価装置200−1,200−2と、モジュール記憶部300と、会員データベース400と、作業者装置500−1〜500−3とが設けられた構成となっている。
レイヤ記憶部100は、第1の実施の形態におけるものと同様に、レイヤ識別子と、日時を変換するためにあらかじめ定義された情報(変換定義情報)とをあらかじめ対応付けて記憶している。ここで、レイヤ記憶部100は、変換定義情報として所定の日時を示す情報を記憶するものであっても良いし、差分情報を記憶するものであっても良い。また、レイヤ記憶部100は、このような対応付けを複数記憶している。また、この対応付けは、作業者装置500−1〜500−3から送信されてきた情報に基づいて、追加・更新・削除される。つまり、この対応付けは、作業者装置500−1〜500−3を用いて編集可能なものである。また、レイヤ記憶部100は、評価装置200−1,200−2内に具備されていても良い。
図5は、図4に示したレイヤ記憶部100が、変換定義情報として所定の日時を示す情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。
図4に示したレイヤ記憶部100には図5に示すように、レイヤ識別子と、変換定義情報として所定の日時を示す情報とが対応付けられて記憶されている。所定の日時を示す情報は、プログラムが実行する処理に必要な日時を示す情報である。例えば、所定の日時を示す情報は、プログラムが実行する処理が、月初めに行う処理であれば、月初めの日時を示す情報であり、プログラムが実行する処理が、年末に行う処理であれば、年末の日時を示す情報である。
図5に示すように、例えば、レイヤ識別子「L01」と、変換定義情報「2013年12月31日23:59:00」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L01」が指定された場合、日時変換部230は、時計から取得した現在の日時を「2013年12月31日23:59:00」へ変換する。また、レイヤ識別子「L02」と、変換定義情報「2014年1月1日10:00:00」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L02」が指定された場合、日時変換部230は、時計から取得した現在の日時を「2014年1月1日10:00:00」へ変換する。また、レイヤ識別子「L03」と、変換定義情報「2014年4月1日00:00:00」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L03」が指定された場合、日時変換部230は、時計から取得した現在の日時を「2014年4月1日00:00:00」へ変換する。
図6は、図4に示したレイヤ記憶部100が、変換定義情報として差分情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。
図4に示したレイヤ記憶部100には図6に示すように、レイヤ識別子と、変換定義情報として差分情報とが対応付けられて記憶されている。差分情報は、日時変換部230が時計から取得した現在の日時と変換後の日時との差分を示す情報である。
図6に示すように、例えば、レイヤ識別子「L01」と、変換定義情報「+1555200秒」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L01」が指定された場合、日時変換部230は、時計から取得した現在の日時を当該日時に「1555200秒」を加算した日時へ変換する。また、レイヤ識別子「L02」と、変換定義情報「−21600秒」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L02」が指定された場合、日時変換部230は、時計から取得した現在の日時を当該日時から「21600秒」を減算した日時へ変換する。また、レイヤ識別子「L03」と、変換定義情報「+86400秒」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L03」が指定された場合、日時変換部230は、時計から取得した現在の日時を当該日時に「86400秒」を加算した日時へ変換する。
図7は、図4に示したレイヤ記憶部100が、変換定義情報として仮想日時情報または差分情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。
図4に示したレイヤ記憶部100には図7に示すように、レイヤ識別子と、変換定義情報として仮想日時情報または差分情報とが対応付けられて記憶されている。レイヤ識別子「L01」および「L02」と差分情報とが対応付けられて記憶されている。また、レイヤ識別子「L03」と仮想日時情報とが対応付けられて記憶されている。このように、レイヤ記憶部100に記憶される変換定義情報は、仮想日時情報であっても良いし、差分情報であっても良いし、それらが混在されていても構わない。
図7に示すようにレイヤ記憶部100にてレイヤ識別子「L03」と対応付けられて記憶されている変換定義情報が仮想日時情報である場合、例えば、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L03」が指定された場合の日時変換部230の処理の一例を説明する。制御部220がプログラム内で呼び出したモジュールで、時計210が示す現在の日時が2013年5月14日13:30:20の時に日時変換部230が現在日時を取得すると、日時変換部230は、制御部220へ仮想日時を2016年2月28日23:50:20と返す(秒部分は現在の日時と同じものを返す)。日時変換部230は、そのときの現在日時と仮想日時との差分+88165200秒を算出して、そのプログラムのジョブと対応付けて記憶しておく。そして、11分後の現在日時が、2013年5月14日13:41:20の時に、制御部220が同じプログラムの内で次に呼び出したモジュールで、日時変換部230が現在日時を取得すると、同じジョブであるならば、日時変換部230は、記憶している差分を用いてシステム時間を算出して、制御部220へ仮想日時を2016年2月29日00:01:20と返す。
評価装置200−1,200−2は、通信ネットワークであるネットワーク600を介して作業者装置500−1〜500−3から送信されてきた命令に応じて、評価(試験)を行う装置である。また、評価装置200−1,200−2は、商用装置等のサービスを提供するための装置(以下、商用装置等と称する)に具備されている機能・性能をすべて具備する必要はなく、商用装置等の動作を試験・評価するための機能・性能を具備しているもので良い。つまり、評価装置200−1,200−2は、サービス利用者の端末にプログラムを実行してサービスを提供する商用装置と同様の動作を行い、商用装置で実行する前に開発したプログラムの評価を行うサーバコンピュータなどのコンピュータである。また、評価装置200−1には、時計210と、制御部220と、日時変換部230とが設けられている。これらは、第1の実施の形態におけるものと同じである。
制御部220は、評価装置200−1の評価を行うための複数のプログラム221−1〜221−3を記憶している。例えば、制御部220は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとから構成され、CPUが起動した際に、これらのプログラム221−1〜221−3をメモリから読み出すものであっても良い。このプログラム221−1〜221−3は、作業者装置500−1〜500−3から送信されてきたものであっても良い。また、制御部220は、作業者装置500−1〜500−3から送信されてきた命令に基づいてプログラム221−1〜221−3を起動し、実行した処理の結果を、命令を送信してきた作業者装置500−1〜500−3へ送信する。
プログラム221−1〜221−3には、どのような定義の値を用いて、どのモジュールを、どの順番で、どのように実行するかなどが記載されている。なお、1つの処理に対して、複数のプログラムが実行されるものであっても良い。また、評価装置200−1,200−2へ送信されてきた命令に対し、どのプログラムを実行するかを示す情報、つまり、命令とプログラムとの対応付けがメモリにあらかじめ記憶されている。
評価装置200−2にも、図4に示した評価装置200−1が具備している構成要素が具備されている。なお、図4に示した形態においては、評価装置が2台である場合を例に挙げて示しているが、その台数は規定しない。また、作業者装置500−1〜500−3から送信されてきた命令に応じて評価を行う装置の選択については、作業者装置500−1〜500−3から送信されてきた命令に基づいて行われるものであっても良いし、評価装置200−1,200−2の処理負荷に基づいて行われるものであっても良い。なお、評価装置200−1,200−2で評価したプログラムにて記載されているレイヤ定義をそのまま、商用装置にプログラムをコピーして実行しても問題ない。なぜなら、商用装置にて備えている日時変換部では、送信されてきたレイヤ識別子を無効とするため、時計から読みだされた日時がそのままプログラムに返されるからである。
モジュール記憶部300は、制御部220が実行するプログラム221−1〜221−3が呼び出すモジュールを複数記憶する。このモジュールは、プログラム221−1〜221−3から呼び出され、所定の計算や、データの書き込み・読み出しを行う。各モジュールは、汎用的に複数のプログラムから呼び出し可能であり、例えば、API(Application Program Interface)、命令や関数の集合、小規模のプログラム等である。また、各モジュールは、その内容がプログラムに記載され、プログラムとモジュールとが一体化されているものであっても良い。
会員データベース400は、サービスシステムを利用する会員に関する情報を記憶する。会員に関する情報とは、例えば、会員ごとに付与された会員IDや、会員の氏名、連絡先、サービスの利用状況等を示す情報である。
作業者装置500−1〜500−3は、開発部門や設計部門、保守部門等に所属している、サービスを提供するシステムや装置、処理手順やプログラム、モジュール等を試験・評価する作業者が操作する通信端末である。作業者装置500−1〜500−3は、ネットワーク600を介して、評価装置200−1,200−2、レイヤ記憶部100、モジュール記憶部300および会員データベース400と接続可能である。また、作業者装置500−1〜500−3は、作業者が入力したプログラムを、評価装置200−1,200−2へ送信する。また、作業者装置500−1〜500−3は、作業者の操作に応じた命令を、評価対象となる評価装置200−1,200−2へ送信する。また、作業者装置500−1〜500−3は、評価装置200−1,200−2から送信されてきた処理の結果を出力する。この出力方法は、画面表示であっても良いし、音声出力や印刷であっても良い。また、作業者装置500−1〜500−3は、レイヤ識別子と変換定義情報とを対応付けたレイヤ定義を、評価装置200−1,200−2経由、または、直接、レイヤ記憶部100へ送信し、レイヤ記憶部100がこのレイヤ定義を記憶する。なお、作業者装置500−1〜500−3は、変換定義情報を生成する変換定義作成手段を具備しているものであっても良い。作業者が評価したい仮想日時を作業者装置500−1〜500−3に入力すると、変換定義作成手段は、現在の日時と仮想日時との差分時間(例えば、単位は秒、もしくは、差分の日数や時刻)を算出し、算出した結果に基づいて変換定義情報を生成するものであっても良い。また、変換定義作成手段は、この年のこの日時と絶対日時とを指定して、変換定義情報を生成するものであっても良い。また、変換定義作成手段は、分や秒は、現在時刻のものを使用するようにしても良い。なお、図4に示した形態においては、作業者装置が3台である場合を例に挙げて示しているが、その台数は規定しない。
以下に、本形態における評価方法について説明する。
図8は、図4に示したプログラム221−1の記載の一例を示す図である。
図8に示すように、プログラム221−1では、レイヤ識別子「L01」が指定され、モジュール1,2が呼び出される命令となっている。つまり、プログラム221−1は、レイヤ識別子「L01」を用いて変換された日時を用いて、モジュール1,2が実行される構成となっている。
図9A,9Bは、図4に示した評価システムにおける評価方法を説明するためのシーケンス図である。ここでは、作業者装置500−1が作業者の操作を受け付け、評価装置200−1が評価対象である場合を例に挙げて説明する。また、制御部220が図8に示したプログラム221−1を実行する場合を例に挙げて説明する。
まず、作業者装置500−1が試験を開始するための所定の操作を受け付けると(ステップS11)、当該操作に応じた命令を評価装置200−1へ送信する(ステップS12)。この操作は、会員IDと、当該会員へ提供するサービスを識別するためのサービス識別子とを含む処理命令の入力操作である。例えば、当該会員に対してサービスを提供する時と同様に、ログイン画面や選択画面などの、入力を促すGUI(Graphical User Interface)を作業者装置500−1が表示し、その画面に対して行われた入力や選択に応じて、処理命令を評価装置200−1へ送信する。送信された命令を制御部220が受信すると、制御部220は当該命令に応じてプログラム221−1を起動する(ステップS13)。ここで、制御部220は、複数の会員の命令に基づいて、それぞれ複数のプログラムを実行する。そのため、制御部220は、どの処理命令で、どの会員ID、どのサービス識別子で実行されたプログラムかを識別することができるようにする必要がある。そこで、制御部220は、ユニークなジョブ識別子を用いて、プログラムをジョブとして管理しても良い。
起動したプログラム221−1を実行中、プログラムにて指定されたレイヤ識別子を制御部220が日時変換部230へ出力する。すると、日時変換部230は、制御部220から出力されてきたレイヤ識別子に応じた変換定義情報をレイヤ記憶部100から読み出す(ステップS14)。ここでは、プログラム221−1には図8に示した記載があるため、日時変換部230は、レイヤ識別子「L01」と対応付けられた変換定義情報をレイヤ記憶部100から読み出す。
続いて、制御部220は、実行しているプログラムに記載されたモジュール1をモジュール記憶部300から呼び出し(ステップS15)、実行する(ステップS16)。制御部220は、モジュール実行中、現在の日時を読み込む処理があるかどうかを判定する(ステップS17)。現在の日時を読み込む処理がある場合、制御部220は、日時の変換の命令を日時変換部230へ出力する。
すると、日時変換部230は、時計210から現在の日時を取得する(ステップS18)。続いて、日時変換部230は、取得した日時を、レイヤ記憶部100から読み出した変換定義情報を用いて仮想日時へ変換する(ステップS19)。そして、日時変換部230は、仮想日時を示す仮想日時情報を制御部220へ出力する。すると、制御部220は、日時変換部230から出力されてきた仮想日時情報が示す仮想日時を用いて、モジュール1の処理を実行する。制御部220は、ステップS15〜S19の処理をモジュール2についても行う。
上記の説明では、プログラムが実行され、制御部220がプログラムに定義されているレイヤ識別子を読み込むと、レイヤ識別子を制御部220が日時変換部230へ出力するように記載したが、制御部220が、日時の変換の命令を日時変換部230へ出力する時に、日時の変換の命令に含めてレイヤ識別子を送信しても良い。この場合は、ステップS17の後、日時変換部230が、日時の変換の命令を受けてからステップS19までに、ステップS14の処理を行う。
プログラムの一部またはすべてが終了した場合、制御部220は、実行結果を、ネットワーク600を介して作業者装置500−1へ送信する(ステップS20)。ここで、制御部220は、実行結果をメモリやデータベースに格納しておき、作業者装置500−1から実行結果の取得要求があった時、メモリやデータベースから実行結果を読み出して作業者装置500−1へ送信するものであっても良い。
作業者装置500−1は、制御部220から送信されてきた実行結果を出力する(ステップS21)。このとき、作業者装置500−1は、実行結果が送信されたことをトリガに当該実行結果を表示するものであっても良いし、送信されてきた実行結果を装置内のメモリに一度格納し、作業者の所定の入力を受け付けた時、実行結果をメモリから読み出して表示するものであっても良い。また、そのとき、作業者装置500−1は、付随する会員データベースに記憶されているデータ等も読み出して表示するものであっても良い。また、作業者装置500−1は、送信されてきた実行結果と、あらかじめ設定されている予想結果値とを比較し、その比較の結果を表示するものであっても良い。
このように、評価装置が、各プログラムが指定したレイヤ定義を用いて、現在の日時を仮想日時へ変換するため、複数のレイヤ定義を設定しておけば、各プログラムが異なる仮想時間を用いて処理を行うことができる。
(第3の実施の形態)
また、図4に示したレイヤ記憶部100が、モジュールごとに異なる変換定義情報を記憶するものであっても良い。図4に示したレイヤ記憶部100が、モジュールごとに異なる変換定義情報を記憶する形態を第3の実施の形態として、以下に説明する。第3の実施の形態の構成については、図4に示したものと同じである。
図10は、図4に示したレイヤ記憶部100が、モジュールごとに異なる変換定義情報を記憶している場合の対応付けの一例を示す図である。
図4に示したレイヤ記憶部100には図10に示すように、レイヤ識別子と、モジュール識別子と、変換定義情報とが対応付けられて記憶されている。モジュール識別子は、起動しているプログラムがモジュール記憶部300から呼び出すモジュールを識別するための情報である。
図10に示すように、例えば、レイヤ識別子「L01」と、モジュール識別子「モジュール3」と、変換定義情報「+1555200秒」とが対応付けられて記憶されている。また、レイヤ識別子「L01」と、モジュール識別子「モジュール6」と、変換定義情報「+1555860秒」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L01」が指定された場合、プログラムが「モジュール3」を呼び出せば、日時変換部230は、時計210から取得した現在の日時を当該日時に「1555200秒」を加算した日時へ変換し、プログラムが「モジュール6」を呼び出せば、日時変換部230は、時計210から取得した現在の日時を当該日時に「1555860秒」を加算した日時へ変換する。
また、レイヤ識別子「L02」と、モジュール識別子「モジュール1」と、変換定義情報「−21600秒」とが対応付けられて記憶されている。また、レイヤ識別子「L02」と、モジュール識別子「その他」と、変換定義情報「−21800秒」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L02」が指定された場合、プログラムが「モジュール1」を呼び出せば、日時変換部230は、時計210から取得した現在の日時を当該日時から「21600秒」を減算した日時へ変換し、プログラムがその他のモジュールを呼び出せば、日時変換部230は、時計210から取得した現在の日時を当該日時から「21800秒」を減算した日時へ変換する。
また、レイヤ識別子「L03」と、モジュール識別子「モジュール3」と、変換定義情報「2016年2月28日23:50:00」とが対応付けられて記憶されている。また、レイヤ識別子「L03」と、モジュール識別子「モジュール6」と、変換定義情報「2016年2月29日00:01:00」とが対応付けられて記憶されている。これにより、制御部220が実行するプログラムにおいてレイヤ識別子「L03」が指定された場合、プログラムが「モジュール3」を呼び出せば、日時変換部230は、時計210から取得した現在の日時を「2016年2月28日23:50:00」へ変換し、プログラムが「モジュール6」を呼び出せば、日時変換部230は、時計210から取得した現在の日時を「2016年2月29日00:01:00」へ変換する。
このように、モジュールごとに異なる変換定義情報を定義することで、日時情報に基づく処理の試験の柔軟性が高まる。
(第4の実施の形態)
また、タイマを用いたプログラムを実行するにあたり、仮想日時を設定できるものであっても良い。タイマを用いたプログラムを実行するにあたり、仮想日時を設定できる形態を第4の実施の形態として、以下に説明する。第4の実施の形態の構成については、図4に示したものと同じである。
第2の実施の形態においては、作業者装置500−1〜500−3から送信された命令をトリガに実行されるプログラムを例に挙げて説明したが、第4の実施の形態では、あらかじめ設定された日時となったことをトリガに実行されるプログラムを例に挙げて説明する。さらに、第2の実施の形態とは異なる手法によるモジュールごとに、異なる仮想日時を設定できる形態も併せて説明する。
図11は、図4に示したモジュール記憶部300にモジュールとした記憶されているAPIの一例を示す図である。
図4に示したモジュール記憶部300には図11に示すように、API名と、その動作内容と、実行タイミングとが対応付けられて記憶されている。実行タイミングは、作業者装置500−1〜500−3から処理の実行タイミングのトリガが送信されるもの(=指定なし)と、指定のタイミング(月初、月末等)に処理を実行するもの(=指定あり)とがある。
例えば、図11に示すような対応付けがモジュール記憶部300に記憶されている場合の会員の月額料金の課金処理を行うプログラム(以下、課金処理プログラムと称する)について説明する。この課金処理プログラムは、会員の月額料金を利用月の次月の初めに課金する処理を行うプログラムである。ここで、課金処理プログラムは、利用月の最終日の13時に入会中であることを確認できた会員のみを課金対象として抽出し、課金対象となった会員の利用料金を算出し、その料金を会員の支払手段(クレジットカード払いや口座引落など)に課金し、課金処理後に課金確認を行なう。
以下に、課金処理プログラムの処理の流れについて説明する。
(1)会員が入会中であることを確認する(API5)。
(2)会員の入会中であることが確認できた月の利用料金を確認する(API6)。
(3)課金処理プログラムに、当該会員の処理実行予約を行なう(API12)。
(4)課金処理を行なう(API3)。
(5)課金処理の確認を行う(API10)。
ここで、(1)の処理は、利用月の14時に行われる。また、(4)の処理は、利用月の次月の初日の0時に行なわれる。したがって、(1)および(4)の処理を指定されたタイミング通りに行うと、時間がかかってしまう。そこで、課金処理プログラムにおいてレイヤ定義を設定し、レイヤ定義で指定される仮想日時を用いて処理を行う。
図12は、図4に示したレイヤ記憶部100に記憶されたレイヤ定義の一例を示す図である。
図4に示したレイヤ記憶部100には図12に示すように、レイヤ識別子と、処理を実行する実日時と、仮想日時と、それらの日時の差分時間とが対応付けられてレイヤ定義として記憶されている。このレイヤ定義では、実日時2013年4月10日13:15:00に、仮想日時2013年4月30日13:00:00となるように、レイヤ識別子「L01」が定義されている。また、実日時2013年4月10日13:15:12に、仮想日時2013年5月1日00:00:00となるように、レイヤ識別子「L02」が定義されている。
図13は、課金処理プログラムの一例を示す図である。
図13に示した課金処理プログラムにおいては、レイヤ識別子が「L01」で定義されている仮想日時を用いてAPI5、API6およびAPI12が呼び出されて実行され、その後、レイヤ識別子が「L02」で定義されている仮想日時を用いてAPI3およびAPI10が呼び出されて実行される。
図14は、図12に示したレイヤ定義がレイヤ記憶部100に定義されており、図13に示した課金処理プログラムが実行された場合の処理を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部220が課金処理プログラムであるプログラム221−1を実行すると、制御部220は、最初に定義されているレイヤ識別子「L01」を含めて、現在日時を変換する日時変換命令を日時変換部230へ出力し、日時変換部230から出力される時刻を監視する。すると、日時変換部230は、制御部220から出力されてきたレイヤ識別子「L01」と対応付けられている変換定義情報をレイヤ記憶部100から読み出す(ステップS21)。また、日時変換部230は、読み出した変換定義に基づいて、時計210が示す実日時に1727100秒を加算することで実日時を仮想日時へ変換する(ステップS22)。そして、日時変換部230は、仮想日時を示す仮想日時情報を制御部220へ出力する。
すると、制御部220は、日時変換部230から出力されてきた仮想日時情報が示す仮想日時が、利用月の最終日として設定されている2013年4月30日13:00:00になると(ステップS23)、モジュール記憶部300からAPI5を呼び出して実行する(ステップS24)。API5は、入会中であることを確認できた会員を課金対象として抽出する処理を行うモジュールである。制御部220は、API5の処理が終了すると、モジュール記憶部300からAPI6を呼び出して実行する(ステップS25)。API6は、課金対象となった会員の利用料金を算出する処理を行うモジュールである。また、制御部220は、API6の処理が終了すると、モジュール記憶部300からAPI12を呼び出して実行する(ステップS26)。API12は、課金対象となった会員の支払手段に課金処理予約を行うモジュールである。
このように、API5,6,12では、レイヤ定義にレイヤ識別子「L01」が設定されている。そのため、制御部220は、モジュール内で日時を参照する際、レイヤ定義を含めて、日時変換部230へ現在日時を要求する日時要求命令を送信すると、日時変換部230からはレイヤ識別子「L01」と対応付けられた、実時間に1727100秒が加算された仮想時間が返される。
制御部220は、次に定義されているレイヤ識別子「L02」を含めて、現在日時を変換する日時変換命令を日時変換部230へ出力し、日時変換部230から出力される時刻を監視する。すると、日時変換部230は、制御部220から出力されてきたレイヤ識別子「L02」と対応付けられている変換定義情報をレイヤ記憶部100から読み出す(ステップS27)。また、日時変換部230は、読み出した変換定義に基づいて、時計210が示す実日時に1813488秒を加算することで実日時を仮想日時へ変換する(ステップS28)。そして、日時変換部230は、仮想日時を示す仮想日時情報を制御部220へ出力する。
すると、制御部220は、日時変換部230から出力されてきた仮想日時情報が示す仮想日時が、利用月の次月の最初の日として設定されている2013年5月1日00:00:00になると(ステップS29)、モジュール記憶部300からAPI3を呼び出して実行する(ステップS30)。API3は、課金処理予約されている会員の支払手段に課金処理を行うモジュールである。制御部220は、API3の処理が終了すると、モジュール記憶部300からAPI10を呼び出して実行する(ステップS31)。API10は、課金処理が正しく行われたかの確認を行うモジュールである。
このように、API3,10では、レイヤ定義にレイヤ識別子「L02」が設定されている。そのため、制御部220は、モジュール内で日時を参照する際、レイヤ定義を含めて、日時変換部230へ現在日時を要求する日時要求命令を送信すると、日時変換部230からはレイヤ識別子「L02」と対応付けられた、実時間に1813488秒が加算された仮想時間が返される。
API5,6,12,3,10を実日時で実行した場合、(1)の処理から(5)の処理まで、10時間以上の処理時間が必要となる。一方、本形態のようにモジュールごとに異なったレイヤ定義を設定することで、処理時間が終了するまでに待ち時間が発生しないような評価を行うことが可能となる。
なお、作業者装置500−1〜500−3から送信された命令を、制御部220にてすぐに実行させたくない場合は、会員IDとサービス識別子とを含む処理命令と、処理命令を評価装置へ送信する日時を示す日時情報とを含むバッチファイルを作業者装置500−1〜500−3からネットワーク600を介して、評価装置200−1,200−2へ送信し、評価装置200−1,200−2の記憶部に記憶させる。そして、評価装置200−1,200−2は、時計210が示す現在の日時が、記憶されたバッチファイルに含まれる日時情報が示す日時になると、処理命令を実行するものであっても良い。また、バッチファイルを記憶するバッチ装置を別途設け、バッチ装置がバッチファイルの記憶、評価装置200−1,200−2への処理命令の送信を行うものであっても良い。また、プログラムの実行開始のトリガとして、評価装置200−1,200−2に設けられたタイマが既定の日時になったときを用いるものであっても良い。
以上説明したように、本発明は、試験用のプログラムにおいて、仮想日時への変換定義を指定し、指定された変換定義を用いて、システム時計から取得した現在の日時を仮想日時へ変換し、仮想日時を用いて処理を実行する構成を有する。そのため、試験の実施を他の試験の実施状況によって制限されずに行うことができる。
上述した評価装置200−1,200−2に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を評価装置200−1,200−2にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを評価装置200−1,200−2に読み込ませ、実行するものであっても良い。評価装置200−1,200−2にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、評価装置200−1,200−2に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、評価装置200−1,200−2に設けられたCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)レイヤ識別子と、日時を変換するための変換定義情報とをあらかじめ対応付けて記憶しているレイヤ記憶手段と、
現在の日時を示す時計と、
指定されたレイヤ識別子と日時の変換の命令とを出力する制御手段と、
前記制御手段から前記日時の変換の命令が出力されてきた場合、前記時計から現在の日時を取得し、前記制御手段から出力されてきたレイヤ識別子に基づいて、該レイヤ識別子と対応付けられている変換定義情報を前記レイヤ記憶手段から読み出し、該読み出した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を前記制御手段へ出力する日時変換手段とを有し、
前記制御手段は、前記日時変換手段から出力されてきた仮想日時情報が示す日時を用いて、所定の処理を実行する評価システム。
(付記2)前記レイヤ記憶手段は、前記変換定義情報として所定の日時を示す情報を記憶し、
前記日時変換手段は、前記取得した現在の日時を前記所定の日時へ変換し、前記現在の日時と前記所定の日時との差分を算出して記憶しておき、次に前記日時の変換の命令が出力されてきた場合、該記憶している差分を用いて現在の日時を変換する、付記1に記載の評価システム。
(付記3)前記レイヤ記憶手段は、前記変換定義情報として差分情報を記憶し、
前記日時変換手段は、前記取得した現在の日時を、該取得した現在の日時から前記差分情報が示す時間を減算した日時または該取得した現在の日時に前記差分情報が示す時間を加算した日時へ変換する、付記1に記載の評価システム。
(付記4)当該評価システムを用いてシステムを評価する作業者が操作する作業者装置を有し、
前記作業者装置は、前記作業者の操作に応じた命令を前記制御手段へ送信し、
前記制御手段は、前記作業者装置から送信されてきた命令に基づいて起動し、前記実行した処理の結果を前記作業者装置へ送信する、付記1から3のいずれか1項に記載の評価システム。
(付記5)前記レイヤ記憶手段は、前記レイヤ識別子と前記変換定義情報との対応付けを複数記憶している、付記1から4のいずれか1項に記載の評価システム。
(付記6)前記時計、前記制御手段、および前記日時変換手段は、当該評価システムに設けられた評価装置に具備されている、付記1から5のいずれか1項に記載の評価システム。
(付記7)前記評価装置が複数設けられている、付記6に記載の評価システム。
(付記8)前記制御手段は、前記所定の処理として、あらかじめ記憶されたプログラムにて指定された処理を実行する、付記1から7のいずれか1項に記載の評価システム。
(付記9)現在の日時を示す時計と、
指定されたレイヤ識別子と日時の変換の命令とを出力する制御部と、
前記制御部から前記日時の変換の命令が出力されてきた場合、前記時計から現在の日時を取得し、前記制御部から出力されてきたレイヤ識別子に基づいて、日時を変換するためにあらかじめ定義された情報である変換定義情報を取得し、該取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を前記制御部へ出力する日時変換部とを有し、
前記制御部は、前記日時変換部から出力されてきた仮想日時情報が示す日時を用いて、所定の処理を実行する評価装置。
(付記10)前記レイヤ識別子と前記変換定義情報との対応付けを記憶するレイヤ記憶部を有し、
前記日時変換部は、前記制御部から出力されてきたレイヤ識別子と対応付けられている変換定義情報を前記レイヤ記憶部から読み出し、該読み出した変換定義情報を前記日時変換部へ出力する、付記9に記載の評価装置。
(付記11)指定されたレイヤ識別子に基づいて、日時を変換するための変換定義情報を取得するステップと、
現在の日時を取得するステップと、
前記取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換するステップと、
変換後の日時を用いて、所定の処理を実行するステップとを行う評価方法。
(付記12)コンピュータに、
指定されたレイヤ識別子に基づいて、日時を変換するための変換定義情報を取得する手順と、
現在の日時を取得する手順と、
前記取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換する手順と、
変換後の日時を用いて、所定の処理を行う手順とを実行させるためのプログラム。
100 レイヤ記憶部
200−1,200−2 評価装置
210 時計
220 制御部
221−1〜221−3 プログラム
230 日時変換部
300 モジュール記憶部
400 会員データベース
500−1〜500−3 作業者装置
600 ネットワーク

Claims (9)

  1. レイヤ識別子と、日時を変換するための変換定義情報とをあらかじめ対応付けて記憶しているレイヤ記憶手段と、
    現在の日時を示す時計と、
    前記レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行する制御手段と、
    前記時計から現在の日時を取得し、前記レイヤ識別子に基づいて、該レイヤ識別子と対応付けられて記憶されている変換定義情報を前記レイヤ記憶手段から読み出し、該読み出した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を前記制御手段へ出力する日時変換手段とを有し、
    前記制御手段は、前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、日時の変換の命令を前記日時変換手段へ出力し、前記日時変換手段から出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行する評価システム。
  2. 請求項1に記載の評価システムにおいて、
    前記レイヤ記憶手段は、前記変換定義情報として所定の日時を示す情報を記憶し、
    前記日時変換手段は、前記取得した現在の日時を前記所定の日時へ変換し、前記現在の日時と前記所定の日時との差分を算出して記憶しておき、次に前記日時の変換の命令が出力されてきた場合、該記憶している差分を用いて現在の日時を変換する評価システム。
  3. 請求項1に記載の評価システムにおいて、
    前記レイヤ記憶手段は、前記変換定義情報として差分情報を記憶し、
    前記日時変換手段は、前記取得した現在の日時を、該取得した現在の日時から前記差分情報が示す時間を減算した日時または該取得した現在の日時に前記差分情報が示す時間を加算した日時へ変換する評価システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の評価システムにおいて、
    前記制御手段は、前記日時の変換の命令を前記日時変換手段へ出力する時に、前記日時の変換の命令に含めて前記レイヤ識別子を送信する評価システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の評価システムにおいて、
    前記レイヤ記憶手段は、前記レイヤ識別子と前記変換定義情報との対応付けを複数記憶しており、
    前記制御手段は、前記プログラムに複数のレイヤ識別子が定義されている場合、第1のレイヤ識別子の記載の後に呼び出されるモジュールには、現在の日時を読み込む処理がある場合、前記第1のレイヤ識別子を含めて日時の変換の命令を前記日時変換手段へ出力し、第2のレイヤ識別子の記載の後に呼び出されるモジュールには、現在の日時を読み込む処理がある場合、前記第2のレイヤ識別子を含めて日時の変換の命令を前記日時変換手段へ出力する評価システム。
  6. 請求項1から3のいずれか1項に記載の評価システムにおいて、
    前記制御手段は、前記プログラムが実行され、前記プログラムに定義されている前記レイヤ識別子を読み込むと、前記レイヤ識別子を前記日時変換手段へ出力する評価システム。
  7. 現在の日時を示す時計と、
    レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行する制御部と、
    前記時計から現在の日時を取得し、前記レイヤ識別子に基づいて、該レイヤ識別子と対応付けられて記憶されている変換定義情報をレイヤ記憶部から読み出し、該読み出した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を前記制御部へ出力する日時変換部とを有し、
    前記制御部は、前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、日時の変換の命令を前記日時変換部へ出力し、前記日時変換部から出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行する評価装置。
  8. 評価装置による評価方法であって、
    レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行するステップと、
    現在の日時を取得するステップと、
    前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、前記日時の変換の命令を出力するステップと、
    前記日時の変換の命令が出力された場合、前記レイヤ識別子に基づいて、前記日時を変換するための変換定義情報を取得するステップと、
    前記取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を出力するステップと、
    出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行するステップとを含む評価方法。
  9. コンピュータに実行させるための評価プログラムであって、
    レイヤ識別子指定する記載と、呼び出される複数のモジュール記載と、を含むプログラムを実行する手順と、
    現在の日時を取得する手順と、
    前記プログラムに記載された第1のモジュールを呼び出し、当該第1のモジュールを実行中、現在の日時を読み込む処理がある場合、前記日時の変換の命令を出力する手順と、
    前記日時の変換の命令が出力された場合、前記レイヤ識別子に基づいて、前記日時を変換するための変換定義情報を取得する手順と、
    前記取得した変換定義情報を用いて、前記取得した現在の日時を変換し、変換後の日時を示す仮想日時情報を出力する手順と、
    出力された前記仮想日時情報が示す日時を用いて、前記第1のモジュールの処理を実行する手順とを含むプログラム。
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