JP5902306B2 - 異種ネットワークにおいてトラフィックパイロット電力比を構成するための方法および装置 - Google Patents

異種ネットワークにおいてトラフィックパイロット電力比を構成するための方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年10月28日に出願されたMETHOD AND APPARATUS FOR CONFIGURING TRAFFIC-TO-PILOT POWER RATIOS IN HETEROGENEOUS NETWORKSと題する仮出願第61/553,106号の優先権を主張する。
技術分野
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、変動する電力で信号を送信することに関する。
背景技術
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立され得る。さらに、ピアツーピアワイヤレスネットワーク構成では、モバイルデバイスは他のモバイルデバイスと(および/または基地局は他の基地局と)通信することができる。
従来の基地局を補うために、よりロバストなワイヤレスカバレージをモバイルデバイスに与えるために追加の低電力基地局が展開され得る。たとえば、増分キャパシティの増大(growth)、よりリッチなユーザエクスペリエンス、屋内(in-building)または他の特定の地理的カバレージなどのために、(たとえば、一般に、H(e)NBと総称されるホームノードBまたはホームeNB、フェムトノード、フェムトセルノード、ピコノード、マイクロノードなどと呼ばれることがある)低電力基地局が展開され得る。いくつかの構成では、そのような低電力基地局は、モバイル事業者のネットワークへのバックホールリンクを提供することができる、ブロードバンド接続(たとえば、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルまたは他のモデムなど)を介してインターネットに接続される。この点について、低電力基地局は、現在のネットワーク環境を考慮することなしに、家庭、オフィスなどに展開されることが多い。したがって、低電力基地局は、ワイヤレスネットワークにおいて他の基地局(たとえば、他の低電力基地局および/またはマクロ基地局)との大幅な干渉を受けることがあるか、またはそのような干渉を引き起こすことがある。
そのような干渉に対処するために、セル範囲拡張(CRE:cell range expansion)を含むいくつかの概念が開発されており、これにより、別の低電力基地局または高電力基地局が干渉を引き起こすのに十分近い場合でも、デバイスは低電力基地局によってサービスされることが可能になる。これは、(たとえば、基地局間のバックホールリンクを介してネゴシエーションを使用して)基地局の間でリソースを協調させるために拡張セル間干渉協調(eICIC:enhanced inter-cell interference coordination)など、干渉協調方式を使用することによって与えられ得る。しかしながら、干渉協調方式により、しばしば、少なくとも1つの基地局が、別の基地局によってネゴシエートされた保護されたリソースを利用しなくなるので、基地局からの通信は、そのような方式の使用を必要とすることによって依然として妨げられ(be hindered)得る。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の態様およびそれの対応する開示によれば、本開示では、基地局が変動する送信電力を使用してサブフレームおよび/またはリソースブロックを介して送信することを可能にするために、サブフレームおよび/またはリソースブロックごとにトラフィックパイロット(T/P)比(traffic-to-pilot (T/P) ratio)を指定することに関して様々な態様について説明する。基地局と通信するデバイスが、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信することができる。さらに、本デバイスは、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力を判断することができる。その上、本デバイスは、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理することができる。
別の例では、本デバイスは、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信し、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信することができる。本デバイスは、第1のT/P比に部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された基地局のデータ信号から干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去することができる。その上、本デバイスは、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信し、基地局から受信された基準信号の電力を判断し、基準信号の電力に第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、干渉データ信号を部分的に消去したことに続いてデータ信号を処理することができる。
別の例では、デバイスが、複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することができる。本デバイスは、さらに、複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断し、複数のキャリアの各々を介した基準信号の電力と比較したデータ信号のための送信電力を指定して、デバイスに複数のキャリアの各々についてT/P比を示すことができる。その上、本デバイスは、送信電力に従って複数のキャリアの各々を介してデータ信号を送信することができる。
さらに別の例では、デバイスが基準信号を送信することができる。本デバイスは、さらに、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを基地局とネゴシエートし、基地局のための保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断し、基準信号の電力と比較した保護されたリソースにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比を示すことができる。その上、本デバイスは、送信電力に従って保護されたリソースを介してデータ信号を送信することができる。
関係する態様によれば、T/P比に基づいて基地局からの信号を処理するための方法が提供される。本方法は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信することを含むことができる。さらに、本方法は、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力を判断することを含むことができる。その上、本方法は、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理することを含み得る。
別の態様は、T/P比に基づいて基地局からの信号を処理するように構成された通信装置に関する。本通信装置は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力を判断するための手段を含むことができる。その上、本通信装置は、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理するための手段を含むことができる。
別の態様は通信装置に関する。本装置は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信するように構成された処理システムを含むことができる。さらに、処理システムは、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力を判断するように構成され得る。その上、処理システムは、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理するように構成され得る。
さらに別の態様は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信するためのコードを含むコンピュータ可読媒体を有することができる、コンピュータプログラム製品に関する。さらに、コンピュータ可読媒体は、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力を判断するためのコードを含むことができる。その上、コンピュータ可読媒体は、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理するためのコードを含むことができる。
関係する態様によれば、T/P比に基づいて基地局からの信号を処理するための方法が提供される。本方法は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信することを含むことができる。さらに、本方法は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信することを含むことができる。さらに、本方法は、第1のT/P比に部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された基地局のデータ信号から干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去することを含むことができる。さらに、本方法は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信することを含むことができる。さらに、本方法は、基地局から受信された基準信号の電力を判断することを含むことができる。その上、本方法は、基準信号の電力に第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、干渉データ信号を部分的に消去したことに続いてデータ信号を処理することを含み得る。
別の態様は、T/P比に基づいて基地局からの信号を処理するように構成された通信装置に関する。本通信装置は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、第1のT/P比に部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された基地局のデータ信号から干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、基地局から受信された基準信号の電力を判断するための手段を含むことができる。その上、本通信装置は、基準信号の電力に第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、干渉データ信号を部分的に消去したことに続いてデータ信号を処理するための手段を含むことができる。
別の態様は通信装置に関する。本装置は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信するように構成された処理システムを含むことができる。さらに、処理システムは、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信するように構成され得る。さらに、処理システムは、第1のT/P比に部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された基地局のデータ信号から干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去するように構成され得る。さらに、処理システムは、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信するように構成され得る。さらに、処理システムは、基地局から受信された基準信号の電力を判断するように構成され得る。その上、処理システムは、基準信号の電力に第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、干渉データ信号を部分的に消去したことに続いてデータ信号を処理するように構成され得る。
さらに別の態様は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信するためのコードを含むコンピュータ可読媒体を有することができる、コンピュータプログラム製品に関する。さらに、コンピュータ可読媒体は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信するためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、第1のT/P比に部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された基地局のデータ信号から干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去するためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信するためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、基地局から受信された基準信号の電力を判断するためのコードを含むことができる。その上、コンピュータ可読媒体は、基準信号の電力に第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、干渉データ信号を部分的に消去したことに続いてデータ信号を処理するためのコードを含むことができる。
関係する態様によれば、サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信のための方法が提供される。本方法は、複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することを含むことができる。さらに、本方法は、複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することを含むことができる。さらに、本方法は、複数のキャリアの各々を介した基準信号の電力と比較したデータ信号のための送信電力を指定して、デバイスに複数のキャリアの各々についてT/P比を示すことを含むことができる。その上、本方法は、送信電力に従って複数のキャリアの各々を介してデータ信号を送信することを含み得る。
別の態様は、サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用して送信するように構成された通信装置に関する。本通信装置は、複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、複数のキャリアの各々を介した基準信号の電力と比較したデータ信号のための送信電力を指定して、デバイスに複数のキャリアの各々についてT/P比を示すための手段を含むことができる。その上、本通信装置は、送信電力に従って複数のキャリアの各々を介してデータ信号を送信するための手段を含むことができる。
別の態様は通信装置に関する。本装置は、複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信するように構成された処理システムを含むことができる。さらに、処理システムは、複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するように構成され得る。さらに、処理システムは、複数のキャリアの各々を介した基準信号の電力と比較したデータ信号のための送信電力を指定して、デバイスに複数のキャリアの各々についてT/P比を示すように構成され得る。その上、処理システムは、送信電力に従って複数のキャリアの各々を介してデータ信号を送信するように構成され得る。
さらに別の態様は、複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信するためのコードを含むコンピュータ可読媒体を有することができる、コンピュータプログラム製品に関する。さらに、コンピュータ可読媒体は、複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、複数のキャリアの各々を介した基準信号の電力と比較したデータ信号のための送信電力を指定して、デバイスに複数のキャリアの各々についてT/P比を示すためのコードを含むことができる。その上、コンピュータ可読媒体は、送信電力に従って複数のキャリアの各々を介してデータ信号を送信するためのコードを含むことができる。
関係する態様によれば、サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信のための方法が提供される。本方法は、基準信号を送信することを含むことができる。さらに、本方法は、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを基地局とネゴシエートすることを含むことができる。さらに、本方法は、基地局のための保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することを含むことができる。さらに、本方法は、基準信号の電力と比較した保護されたリソースにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比を示すことを含むことができる。その上、本方法は、送信電力に従って保護されたリソースを介してデータ信号を送信することを含み得る。
別の態様は、サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用して送信するように構成された通信装置に関する。本通信装置は、基準信号を送信するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを基地局とネゴシエートするための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、基地局のための保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するための手段を含むことができる。さらに、本通信装置は、基準信号の電力と比較した保護されたリソースにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比を示すための手段を含むことができる。その上、本通信装置は、送信電力に従って保護されたリソースを介してデータ信号を送信するための手段を含むことができる。
別の態様は通信装置に関する。本装置は、基準信号を送信するように構成された処理システムを含むことができる。さらに、処理システムは、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを基地局とネゴシエートするように構成され得る。さらに、処理システムは、基地局のための保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するように構成され得る。さらに、処理システムは、基準信号の電力と比較した保護されたリソースにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比を示すように構成され得る。その上、処理システムは、送信電力に従って保護されたリソースを介してデータ信号を送信するように構成され得る。
さらに別の態様は、基準信号を送信するためのコードを含むコンピュータ可読媒体を有することができる、コンピュータプログラム製品に関する。さらに、コンピュータ可読媒体は、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを基地局とネゴシエートするためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、基地局のための保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、基準信号の電力と比較した保護されたリソースにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比を示すためのコードを含むことができる。その上、コンピュータ可読媒体は、送信電力に従って保護されたリソースを介してデータ信号を送信するためのコードを含むことができる。
上記および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
開示する態様について、開示する態様を限定するためにではなく、例示するために与える、添付の図面とともに以下で説明し、同様の表示は同様の要素を示す。
電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 電気通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様に従って構成された基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図。 連続キャリアアグリゲーションタイプを開示する図。 非連続キャリアアグリゲーションタイプを開示する図。 MACレイヤデータアグリゲーションを開示する図。 複数キャリア構成において無線リンクを制御するための方法を示すブロック図。 変動する電力でデータ信号を通信するためのトラフィックパイロット(T/P)比を指定するための例示的なシステムのブロック図。 示されたT/P比に基づいてデータ信号を処理するための例示的な方法のフローチャート。 別の基地局からの基準信号の干渉を部分的に消去するための例示的な方法のフローチャート。 1つまたは複数のデータ信号送信のためのT/P比を示すための例示的な方法のフローチャート。 1つまたは複数のデータ信号送信のためのT/P比を示すための別の例示的な方法のフローチャート。 示されたT/P比に基づいてデータ信号を処理する例示的なシステムのブロック図。 1つまたは複数のデータ信号送信のためのT/P比を示す例示的なシステムのブロック図。
詳細な説明
添付の図面に関して以下に示す詳細な説明は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
本明細書では、サブフレームおよび/またはリソースブロック(RB:resource block)ごとにデータを送信するために使用されるトラフィックパイロット(T/P)比を指定する基地局に関係する態様について説明する。たとえば、T/P比は、基準信号(たとえば、パイロット)を送信するために使用される電力のレベルと比較した、データ(たとえば、トラフィック)を送信するために使用される電力のレベルを示すために使用され得る。T/P比は、対応するサブフレームおよび/またはRBにおいてデータを搬送する信号の送信電力を判断するために受信デバイスによって使用され得る。この電力は、たとえば、信号を復調する際に、チャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator)などのチャネル状態(CSI:channel state)フィードバックを判断する際になど、使用され得る。一例では、データ送信のために変動する電力を使用することにより、サービング基地局は、1つまたは複数の他の基地局とともに(たとえば、セル範囲拡張(CRE)のために)よりロバストな干渉協調を実装することが可能になることがあり、その場合、サービング基地局は、低減された電力で送信することによって1つまたは複数の他の基地局によってネゴシエートされた保護されたリソースを介してデバイスと通信することができる。
さらに、たとえば、サービング基地局および1つまたは複数の他の基地局が、衝突する基準信号を送信する場合、デバイスは、1つまたは複数の他の基地局によって送信された基準信号の干渉を部分的に消去するためにサブフレームおよび/またはRBを介して1つまたは複数の他の基地局のT/P比を取得することができる。これは、復調すること、CSIフィードバックを報告することなどのために、サービング基地局から送信された信号のより正確な表現をレンダリングすることができる。さらに、基地局からの変動する送信電力を可能にすることは、デバイスが複数のキャリアを介して基地局と通信することができる、キャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)においても有益であり得る。
たとえば、従来のCAでは、マクロ基地局が、低電力基地局との全基準信号衝突を防ぐために少なくとも1つのキャリアを介して低減された電力で送信する。したがって、たとえば上記で説明した概念を使用して、マクロ基地局は、少なくとも1つのキャリアを介してデータ通信のためにサブフレームおよび/またはRBごとにT/P比を指定しながら、より高い電力(たとえば、全電力)で基準信号を送信することができる。マクロ基地局の基準信号と低電力基地局の基準信号が衝突する場合、低電力基地局と通信するデバイスは、所与のサブフレームおよび/またはリソースブロックにおいてマクロ基地局によって使用される(1つまたは複数の)T/P比を受信することができ、したがってそのT/P比に基づいて基準信号によって引き起こされる干渉を部分的に消去することができる。
本明細書で参照する低電力基地局は、フェムトノード、ピコノード、マイクロノード、ホームノードBまたはホーム発展型ノードB(H(e)NB)、リレー、および/あるいは他の低電力基地局を含むことができ、本明細書ではこれらの用語のうちの1つを使用して呼ばれることがあるが、これらの用語の使用は低電力基地局を全体的に包含するものである。たとえば、低電力基地局は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)に関連するマクロ基地局と比較して比較的低い電力で送信する。したがって、低電力基地局のカバレージエリアはマクロ基地局のカバレージエリアよりも実質的に小さいことがある。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTE/LTE−Aのすべてのリリースに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE/LTE−A用語を使用する。
図1に、ワイヤレス通信ネットワーク100を示し、これはLTE/LTE−Aネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、UEと通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNB110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与え得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスしている(serving)eNBサブシステムを指すことがある。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110a、110b、および110cは、それぞれマクロセル102a、102b、および102cのためのマクロeNBであり得る。eNB110xは、ピコセル102xのためのピコeNBであり得る。eNB110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであり得る。図1に示す例では、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eNB110aおよびUE120rと通信し得る。中継局は、リレーeNB、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し、これらのeNBの協調および制御を与え得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNB110と通信し得る。eNB110はまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
UE120(たとえば、120x、120yなど)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定(stationary)または移動(mobile)であり得る。UEは、デバイス、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム(または他のテザーデバイス)、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートブック、ネットブック、ウルトラブック、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の潜在的に干渉する送信を示す。
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMまたは同様の多重化方式の場合は周波数領域で、SC−FDMまたは同様の多重化方式の場合は時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、Kは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1つ、2つ、4つ、8つまたは16個のサブバンドがあり得る。
図2に、LTEにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造200を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、無線フレーム202など、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、サブフレーム0 204など、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは、スロット0 206およびスロット1 208など、2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはRBに区分され得る。各RBは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
LTEでは、eNBは、eNB中の各セルに関する1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)と2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)とを送り得る。1次同期信号および2次同期信号は、図2に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
eNBは、図2の第1のシンボル期間全体において示されているが、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、RBが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。図2に示す例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個(図2ではM=3)のシンボル期間中に物理ハイブリッド自動再送/要求(HARQ:hybrid automatic repeat/request)インジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。図2の第1のシンボル期間の中には示されていないが、PDCCHおよびPHICHは、第1のシンボル期間の中にも含まれることを理解されたい。同様に、PHICHおよびPDCCHはまた、図2にはそのようには示されていないが、第2のシンボル期間と第3のシンボル期間の両方の中にある。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。様々な信号およびチャネルはLTE構成に対応することがある。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心(たとえば、中心1.08メガヘルツ(MHz))においてPSS、SSSおよびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送り得る。
各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中に1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中に基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)に構成され得る。各REGは、1つのシンボル期間中の4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICH用の3つのREGは、すべてシンボル期間0中に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2中で拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、36または72個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せがPDCCHに対して許可され得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHについてREGの様々な組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、一般に、PDCCHに対して許可される組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
UEは、複数のeNBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
図3に、図1中の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB110および図1中のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。制限された関連付けのシナリオでは、基地局110は図1中のマクロeNB110cであり得、UE120はUE120yであり得る。基地局110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。基地局110はアンテナ334a〜334tを備え得、UE120はアンテナ352a〜352rを備え得る。
基地局110において、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。プロセッサ320は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得し得る。プロセッサ320はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)332a〜332tに与え得る。各変調器332は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器332はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器332a〜332tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ334a〜334tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ352a〜352rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)354a〜354rに与え得る。各復調器354は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器354は、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器356は、すべての復調器354a〜354rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ358は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120の復号されたデータをデータシンク360に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380に与え得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ364は、データソース362から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ380から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理し得る。プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ366によってプリコーディングされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)復調器354a〜354rによって処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ334によって受信され、変調器332によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器336によって検出され、さらに受信プロセッサ338によって処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ338は、復号されたデータをデータシンク339に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340に与え得る。
コントローラ/プロセッサ340および380は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ340および/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための様々なプロセスを実行するかまたはその実行を指示し得る。UE120におけるプロセッサ380および/または他のプロセッサおよびモジュールも、たとえば、図8〜図9に示す機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するかまたはその実行を指示し得る。さらに、たとえば、プロセッサ380は、本明細書で説明する態様を実行するために、図7に示すモジュールを備えるかまたは少なくともそれらのモジュールに動作可能に結合され得る。メモリ342および382は、それぞれ基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得、そのデータおよびプログラムコードは、図8〜図11中の方法、図7中のモジュールなどを実行するための命令を含むことができる。スケジューラ344は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
キャリアアグリゲーション
LTEアドバンストUEは、各方向において送信のために使用される最高合計100Mhz(5つのコンポーネントキャリア)のキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、20Mhz帯域幅内のスペクトルを使用することができる。概して、アップリンク上ではダウンリンクよりも少ないトラフィックが送信され、したがって、アップリンクスペクトル割振りはダウンリンク割振りよりも小さくなり得る。たとえば、20Mhzがアップリンクに割り当てられる場合、ダウンリンクは100Mhzを割り当てられ得る。これらの非対称FDD割当ては、スペクトルを節約することができ、ブロードバンド加入者による一般に非対称な帯域利用にぴったり合うが、他の割当てが可能であり得る。
キャリアアグリゲーションタイプ
LTEアドバンストモバイルシステムでは、2つのタイプのキャリアアグリゲーション(CA)方法、連続CAと非連続CAが提案されており、それらの例が図4Aおよび図4Bに示されている。非連続CAは、複数の利用可能なコンポーネントキャリア410が周波数帯域に沿って分離されたときに生じる(図4B)。一方、連続CAは、複数の利用可能なコンポーネントキャリア400が互いに隣接するときに生じる(図4A)。図示のように、たとえば、連続CAでは、キャリア1 402、キャリア2 404、およびキャリア3 406が周波数において隣接する。非連続CAでは、キャリア1 412、キャリア2 414、およびキャリア3 416が周波数において隣接しない。非連続CAと連続CAの両方は、LTEアドバンストUEの単一ユニットを処理する(serve)ために複数のLTE/コンポーネントキャリアをアグリゲートする。
LTEアドバンストUEにおける非連続CAでは、周波数帯域に沿ってキャリアが分離されるので、複数のRF受信ユニットと複数のFFTとが配備され得る。非連続CAは、大きい周波数範囲にわたる複数の分離されたキャリア上でのデータ送信をサポートするので、周波数帯域が異なると、伝搬経路損失、ドップラーシフトおよび他の無線チャネル特性が大いに変わり得る。
したがって、非連続CA手法の下でブロードバンドデータ送信をサポートするために、異なるコンポーネントキャリアのためのコーディング、変調、および送信電力を適応的に調整するための方法が使用され得る。たとえば、拡張ノードB(eNB)が各コンポーネントキャリア上で固定の送信電力を有するLTEアドバンストシステムでは、各コンポーネントキャリアの実効カバレージまたはサポート可能な変調およびコーディングが、異なり得る。
データアグリゲーション方式
図5に、国際モバイル電気通信(IMT:International Mobile Telecommunications)アドバンストシステムまたは同様のシステムのための媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいて異なるコンポーネントキャリア502、504、および506(図5)からの送信ブロック(TB:transmission block)をアグリゲートするためにデータアグリゲーション500を実行することを示す。MACレイヤデータアグリゲーションでは、各コンポーネントキャリアは、MACレイヤ中にそれ自体の独立したハイブリッド自動再送要求(HARQ)エンティティ508、510、および512を有し、物理レイヤ中にそれ自体の送信構成パラメータ(たとえば、送信電力、変調およびコーディング方式、ならびに複数アンテナ構成)を有する。同様に、物理レイヤ中で、1つのHARQエンティティ514、516、および518が各コンポーネントキャリアに与えられ得る。
制御シグナリング
概して、複数のコンポーネントキャリアのための制御チャネルシグナリングを配備するための3つの異なる手法がある。第1は、LTEシステムにおける制御構造の軽微な変更を伴い、各コンポーネントキャリアは、それ自体のコード化制御チャネルを与えられる。
第2の方法は、異なるコンポーネントキャリアの制御チャネルをジョイントコーディングし、専用コンポーネントキャリアにおいて制御チャネルを配備することを伴う。複数のコンポーネントキャリアのための制御情報は、この専用制御チャネルでは、シグナリングコンテンツとして統合され得る。その結果、LTEシステムにおいて制御チャネル構造との後方互換性が維持されるとともに、CAでのシグナリングオーバーヘッドが低減される。
異なるコンポーネントキャリアのための複数の制御チャネルは、ジョイントコーディングされ、次いで、第3のCA方法によって形成された周波数帯域全体にわたって送信される。この手法は、制御チャネルにおいて低いシグナリングオーバーヘッドと高い復号性能とを提供するが、UE側の電力消費量が高くなる。ただし、この方法は、LTEシステムとの互換性がない。
ハンドオーバ制御
IMTアドバンスト(国際モバイル電気通信アドバンスト:International Mobile Telecommunications-Advanced)UEのためにCAが使用されるとき、複数のセルにわたるハンドオーバプロシージャ中に送信連続性をサポートすることが好ましい。しかしながら、特定のCA構成およびサービス品質(QoS)要件とともに、受信(incoming)UEのために十分なシステムリソース(たとえば、良好な送信品質をもつコンポーネントキャリア)を確保することが、次のeNBにとって難しい(be challenging)ことがある。この理由は、2つ(またはそれ以上)の隣接するセル(eNB)のチャネル状態が、特定のUEについて異なり得るからである。1つの手法では、UEは、各隣接セルにおいて1つのコンポーネントキャリアのみのパフォーマンスを測定する。これは、LTEシステムにおけるのと同様の測定遅延、複雑さ、およびエネルギー消費を与える。対応するセルにおける他のコンポーネントキャリアのパフォーマンスの推定は、この1つのコンポーネントキャリアの測定結果に基づき得る。この推定に基づいて、ハンドオーバ決定および送信構成が判断され得る。
図6に、一態様による、物理チャネルをグループ化することによって複数キャリアワイヤレス通信システムにおいて無線リンクを制御するための方法600を示す。図示のように、本方法は、ブロック602において、1次キャリアと、1つまたは複数の関連する2次キャリアとを形成するために、少なくとも2つのキャリアからの制御機能を1つのキャリア上にアグリゲートすることを含む。次にブロック604において、1次キャリアと各2次キャリアとのための通信リンクを確立する。次いで、ブロック606において、1次キャリアに基づいて通信を制御する。
変動するT/P比を用いた送信
以下の概念はCA構成と非CA構成とに同様に適用され得る。基地局が、変動するT/P電力比を使用してサブフレームおよび/またはRB内で通信することができ、利用されたT/P比は、1つまたは複数のデバイスが関係する信号の電力を判断することを可能にするために、それらのデバイスに(たとえば、基地局によって)通信され得る。たとえば、判断された電力は、信号を復調すること、信号のCSIフィードバックを報告することなどの目的で使用され得る。これにより、所与の基地局が、より低電力の送信を使用することによって別の基地局のネゴシエートされた保護されたリソースを介して送信することができるように、よりロバストな干渉協調方式が基地局の間で使用されることが可能になることがある。その上、T/P比は、衝突する基準信号の干渉を消去するために使用され得る。CAでは、変動するT/P比により、マクロ基地局は、T/P比を使用してより低電力のデータ送信を指定しながらマクロ基地局のカバレージエリアを最大にするために、少なくとも基準信号送信について、全部の利用可能な電力を使用して実質的にすべてのキャリアを介して送信することが可能になることがある。
図7に、異なるT/P比を使用して信号を送信するための例示的なシステム700を示す。システム700は、ワイヤレスネットワークアクセスを受信するために基地局704と通信するデバイス702を含む。システム700は、1つまたは複数のデバイスと通信するために基地局704と同様の周波数キャリアを利用し、したがってデバイス702と基地局704との間の通信に干渉することがある、基地局706をも含む。デバイス702は、UE、モデム(または他のテザーデバイス)、それらの一部分などであり得る。基地局704および706は、それぞれマクロ基地局、フェムトノード、ピコノード、マイクロノード、モバイル基地局、リレーノード、(たとえば、デバイス702とピアツーピアまたはアドホックのモードで通信する)デバイス、それらの一部分などであり得る。
デバイス702は、1つまたは複数のサブフレームまたはRBにおいてデータ通信を送信する際に基地局によって使用される1つまたは複数のT/P比を取得するためのT/P比受信構成要素708と、1つまたは複数のT/P比に基づいて基地局からの信号を修正するための信号処理構成要素710と、干渉基地局のために示されるT/P比に基づいて1つまたは複数の信号から干渉基地局の干渉を除去するための随意の干渉消去構成要素712とを含むことができる。
基地局704は、1つまたは複数のデバイスに対して1つまたは複数のサブフレーム、RBなどにおいて基地局704によって使用されるT/P比を判断および/または指定するためのT/P比判断構成要素714と、デバイス702に基準信号および/またはデータ信号を送信するための送信構成要素716とを含むことができる。基地局704は、基地局704がそれを介してデバイスと通信するべきでない(または少なくともしきい値電力を超えて通信するべきでない)保護されたリソースを1つまたは複数の周囲の基地局とネゴシエートするためのセル間干渉協調(ICIC)ネゴシエート構成要素718、および/または1つまたは複数の周囲の基地局によって使用されるT/P比を取得するためのT/P比受信構成要素720を随意に含むことができる。
基地局706は、1つまたは複数の他の基地局またはデバイスに対して1つまたは複数のサブフレーム、RBなどにおいて使用される1つまたは複数のT/P比を示すためのT/P比指定構成要素722、T/P比に基づいてサブフレームまたはRBを介してデータ(たとえば、および/または基準信号)を通信するための送信構成要素724、ならびに/あるいは保護されたリソースを1つまたは複数の基地局とネゴシエートすること、および/または1つまたは複数の基地局が保護されたリソースを介してそれを超えて通信することができる電力を判断することを行うためのICICネゴシエート構成要素726を随意に含むことができる。
一例によれば、T/P比判断構成要素714は、異なるサブフレームおよび/またはRBを介してデータ送信を通信するための異なるT/P比を判断することができる。T/P比判断構成要素714が、サブフレームの1つまたは複数のスロット、通信フレーム、RBの集合など、時間および/または周波数の他の区分を介して送信する際に利用すべき異なるT/P比を同様に判断することができることを諒解されたい。いずれの場合も、T/P比判断構成要素714は(たとえば、1つまたは複数のデバイスにブロードキャストまたは専用シグナリング中でT/P比を広告することによって)デバイス702にT/P比を示すことができる。たとえば、T/P比判断構成要素714は、サブフレームまたはRBのリスト、利用可能なサブフレームまたはRBに対応するマップ、あるいは他のデータ構造においてT/P比を示すことができ、所与の通信フレーム中のサブフレームのために、1つまたは複数の後続の通信フレームのためになど、T/P比を指定することができる。さらに、T/P比は、基準信号を送信するための電力と比較したデータ通信を送信するための電力の比率に関係する、0から1までの値であり得る。
一例では、T/P比受信構成要素708は、様々なサブフレームおよび/またはRBのためのT/P比を取得することができる。したがって、送信構成要素716は、サブフレームおよび/またはRBごとに(1つまたは複数の)一定のT/P比に従ってサブフレームおよび/またはRBを介してデータ信号を送信することができる。信号処理構成要素710は、それらのリソースを介して基地局704から信号を取得することができ、受信された基準信号の電力に、対応するT/P比を適用することに基づいて、データ信号のための電力を判断することができる。信号処理構成要素710は、データ信号を復調するために、データ信号のためのCSIフィードバックを報告するためになど、その電力を利用することができる。この点について、基地局704は、T/P比を使用して指定されたより低い電力を超えて通信することによって、基地局706によっても利用され得るリソースを介してデバイス702と通信することができる。
一例では、ICICネゴシエート構成要素726は、基地局704がそれを介して送信することを控えるかまたは少なくとも送信電力を制限するべきであるリソースを基地局704とネゴシエートすることができる。この例では、ICICネゴシエート構成要素718は、基地局706と通信するいくつかのデバイスのために保護されるべきそのようなリソースを判断することができるが、しきい値を下回る送信電力を使用してそれらのリソースを介して送信することは、それらのリソースを介して大幅な(substantial)干渉を引き起こさないはずである。したがって、T/P比判断構成要素714は、そのようなリソースを介して、デバイス702などのいくつかのデバイスと通信することを判断することができる。一例では、これは、基地局704に対するデバイス702のロケーション、および/またはデバイスによって報告されたCQIに基づき得る(たとえば、より高いCQIは、そのようなリソースを介してより低い送信電力を可能にすることがある)。たとえば、そのようなパラメータは、デバイス702がより低い送信電力で基地局704から信号を受信することが可能であるかどうかを判断するために評価され得る。一例では、所与のサブフレームについて、ICICネゴシエート構成要素718および726は、eICICを使用して時間領域において保護されたリソースをネゴシエートすることができる。別の例では、ICICネゴシエート構成要素718および726は、ICICを使用して周波数領域において保護されたリソースをネゴシエートすることができる。
送信構成要素716および724は、それぞれの基地局704および706からのデータ信号を復調するために使用され得る、共通基準信号(CRS)などの基準信号をそれぞれ送信することができる。一例では、送信構成要素716および724は同じリソースを介してCRSを送信し、衝突が生じることがある。この例では、一態様では、干渉消去構成要素712は、基地局706に関して受信されたT/P比情報に基づいて、基地局706によって送信されたCRSの干渉を部分的に消去することができる。たとえば、T/P比指定構成要素722は、変動する電力を使用してデータ信号を同様に送信するために基地局706によって使用されるT/P比を示すことができる。T/P比指定構成要素722は、説明したように、バックホール接続を介して基地局704に(T/P比受信構成要素720によって受信され、デバイス702に送られ(forwarded)得る)T/P比を通信すること、1つまたは複数のデバイスにブロードキャストまたは専用シグナリング中でT/P比をシグナリングすることなどのうちの少なくとも1つを行うことができる。いずれの場合も、T/P比受信構成要素708は、基地局706によって使用されるT/P比を取得することができ、基地局706からのCRSに起因する1つまたは複数のサブフレームまたはRBを介した干渉の量を判断することができる(たとえば、1−(示されたT/P比))。したがって、干渉消去構成要素712は、CRSによって引き起こされる判断された干渉を消去することができ、信号処理構成要素710は、得られた信号を復調し、および/または得られた信号のためのCSIを報告することができる。
別の例では、基地局704および706は、複数のキャリアを介してデバイス702と通信することを可能にするためにCAを与えることができる。上記で説明した概念を使用して、この例ではマクロ基地局であり得る基地局704は、複数のキャリアを介して基地局704のカバレージエリアを最大にするために実質的に全電力(full power)を使用して複数のキャリアを介してCRSを通信することができる。T/P比判断構成要素714は、次いで、電力を指定するために変動するT/P比を使用してそれらのキャリアの少なくとも一部分上で他のリソースを介してデータ通信を送信するために使用される電力を変動させることができる。したがって、基地局704は(たとえば、説明したように、基地局706とともに)依然としてそれらのリソースを介してICIC方式を実装することができるが、CRSを介した基地局704の信号強度はすべてのキャリアにわたって最大にされ得る。この例では、前に説明したように、T/P比受信構成要素708はT/P比を取得することができ、信号処理構成要素710は、関係するサブフレームおよび/またはRBにおいて受信された信号を復調するために、それらの信号のためのCSIを報告するためになど、CRSに基づいてそれらの信号を介してT/P比を適用することができる。
以下の図8〜図11に、サブフレーム、リソースブロック、または他の時間/周波数リソース区分を介して送信するために変動するT/P比を利用することに関係する例示的な方法を示す。説明を簡単にするために、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態によれば、他の行為と同時に、および/または本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で行われ得るので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態による方法を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるとは限らない。
図8に、受信されたT/P比を使用して信号を処理するための例示的な方法800を示す。802において、特定のサブフレームまたはRBにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係するT/P比が受信される。説明したように、これは、1つまたは複数の通信フレームのために指定されたリスト、マップ、または他の構造などにおいて複数のT/P比を受信することを含むことができる。T/P比は、基地局からおよび/あるいは別の基地局またはネットワーク構成要素から受信され得、説明したように、0から1までの値または同様の比インジケータを含むことができる。一態様では、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比が受信され得る。
804において、基地局から受信された基準信号の電力が判断され得る。たとえば、基準信号はCRSであり得、上記電力は受信機によって測定され得る。一態様では、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力が判断され得る。
806において、基準信号の電力にT/P比を適用することに部分的に基づいて、サブフレームまたはRB内で受信されたデータ信号が処理され得る。たとえば、基準信号の電力にT/P比を適用することによって、データ信号の電力が収集され得る。一態様では、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号が処理され得る。別の態様では、基準信号の電力は、データ信号を復調するために、データ信号に関係するCSIフィードバックを報告するためになど、使用され得る。
図9に、1つまたは複数の干渉基地局のCRSを部分的に消去するための例示的な方法900を示す。たとえば、1つまたは複数の干渉基地局は、T/P比を指定することによって変動する電力を使用して同様に送信することができる。
902において、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して干渉基地局からの干渉基準信号とともに基地局からの基準信号が受信され得る。説明したように、サービング基地局と干渉基地局は、場合によっては、基準信号(たとえば、CRS)を送信するために同様のリソースを使用することができ、したがってサービング基地局からの基準信号は、干渉基地局からの基準信号からの干渉を伴って受信される。
904において、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために干渉基地局によって利用される第1のT/P比が受信され得る。たとえば、T/P比は、干渉基地局からの、サービング基地局などからの、シグナリング中で受信され得る。一例では、T/P比は、干渉基地局の基準信号とサービング基地局の基準信号がそれを介して衝突することが知られているサブフレームおよび/またはRBのためのものであり得る。
906において、T/P比に基づいて干渉基地局からのデータ信号が部分的に消去され得る。たとえば、T/P比は、サブフレームまたはRBを介した基準信号に起因する干渉の一部分を判断するために使用され得、干渉基地局の基準信号は、判断された干渉に従って部分的に消去され得る。得られた信号は、たとえば、復調、CSIフィードバックの報告などによって処理され得る。
908において、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比が受信され得る。
910において、基地局から受信された基準信号の電力が判断され得る。
912において、基準信号の判断された電力に第2のT/P比を適用することによってデータ信号が処理され得る。一態様では、ブロック906において示したように、干渉データ信号も処理の一部としてデータ信号から部分的に消去され得る。別の態様では、データ信号の処理は、データ信号を復調するために、データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するためになど、基準信号の電力を使用することを含み得る。
図10に、変動する電力で信号を送信するための例示的な方法1000を示す。
1002において、基準信号が送信され得る。たとえば、これは、制御リソースを介してCRSまたは同様の基準信号を送信することを含むことができる。一態様では、基準信号は複数のキャリアの各々を介して送信され得る。
1004において、サブフレームまたはRBを介してデータ信号を通信するための送信電力が判断され得る。一例では、これは、ICICまたは同様の干渉協調方式を使用してリソースを別の基地局とネゴシエートすることに基づき得る。別の例では、サブフレームまたはRBの指示が、構成、ハードコーディングなどにおいて受信され得る。一態様では、上記判断は複数のキャリアの各々について実行され得る。
1006において、基準信号の電力と比較したサブフレームまたはRBにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比が示され得る。これは、バックホール接続などを介して上記デバイスにおよび/または1つまたは複数の基地局にT/P比をシグナリングすることを含むことができる。一態様では、T/P比は複数のキャリアの各々について示され得る。さらに、T/P比は、説明したように、所与の通信フレームからの、所与の通信フレームのための、通信ごとになど、リスト、マップなどにおいてシグナリングされ得る。
1008において、送信電力に従ってサブフレームまたはRBを介してデータ信号が送信され得る。一態様では、データ信号は複数のキャリアの各々を介して送信され得る。したがって、送信機の電力が、送信電力でデータ信号を送信することになるように調整され得る。
図11に、変動する電力で信号を送信するための例示的な方法1100を示す。
1102において、基準信号が送信され得る。たとえば、これは、制御リソースを介してCRSまたは同様の基準信号を送信することを含むことができる。一態様では、基準信号は複数のキャリアの各々を介して送信され得る。
1104において、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはRBが基地局とネゴシエートされ得る。一例では、これは、ICICまたは同様の干渉協調方式を使用してリソースを別の基地局とネゴシエートすることに基づき得る。一態様では、送信電力もサブフレームまたはリソースブロックを介してネゴシエートされ得る。
1106において、基地局のための保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力が判断され得る。一例では、サブフレームまたはRBの指示が、構成、ハードコーディングなどにおいて受信され得る。一態様では、上記判断は複数のキャリアの各々について実行され得る。
1108において、基準信号の電力と比較したサブフレームまたはRBにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比が示され得る。これは、バックホール接続などを介して上記デバイスにおよび/または1つまたは複数の基地局にT/P比をシグナリングすることを含むことができる。一態様では、T/P比は複数のキャリアの各々について示され得る。さらに、T/P比は、説明したように、所与の通信フレームからの、所与の通信フレームのための、通信ごとになど、リスト、マップなどにおいてシグナリングされ得る。
1110において、送信電力に従ってサブフレームまたはRBを介してデータ信号が送信され得る。一態様では、データ信号は複数のキャリアの各々を介して送信され得る。したがって、送信機の電力が、送信電力でデータ信号を送信することになるように調整され得る。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、説明したように、サブフレームおよび/またはRBのための送信電力を判断すること、衝突するCRSを部分的に消去すべきかどうかを判断することなどに関する推論が行われ得ることを諒解されよう。本明細書で使用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、イベントおよび/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について論証する(reasoning about)、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために採用され得、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的(probabilistic)、すなわち、データおよびイベントの考察に基づく関心があるもの(interest)の状態の確率分布の計算であり得る。推論は、イベントおよび/またはデータのセットからより高いレベルのイベントを構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、イベントが時間的に緊切して相関するか否かにかかわらず、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータの発生源(sources)に由来するかどうかにかかわらず、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットから新しいイベントまたはアクションが構成される。
図12を参照すると、1つまたは複数の受信されたT/P比に基づいて信号を処理するためのシステム1200が示されている。たとえば、システム1200は、少なくとも部分的にデバイス内に常駐することができる。システム1200は機能ブロックを含むものとして表されており、それらの機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの組合せによって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1200は、連携して(in conjunction)動作することができる構成要素(たとえば、電気的構成要素)の論理グルーピング1202を含む。
たとえば、論理グルーピング1202は、特定のサブフレームまたはRBにおいてデータ信号を送信するために基地局によって使用される電力に関係するT/P比を受信するための電気的構成要素1204を含むことができる。たとえば、T/P比は、説明したように、複数の比を用いたリスト、マップ、または他の構造において受信され得る。一態様では、受信するための電気的構成要素1204は、特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信するようにさらに構成され得る。たとえば、電気的構成要素1204は、上記で説明したように、T/P比受信構成要素708を含むことができる。
さらに、論理グルーピング1202は、基準信号の電力を判断することと、基地局によって送信された基準信号の判断された電力にT/P比を適用することに部分的に基づいて、サブフレームまたはRB内で受信されたデータ信号を処理することとを行うための電気的構成要素1206を備えることができる。一態様では、判断することおよび/または処理することを行うための電気的構成要素1206は、複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、基準信号の電力に、上記キャリアに対応する複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロック内で上記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理することとを行うように構成され得る。説明したように、一例では、上記電力は、データ信号を復調するために、データ信号に基づいてCSIフィードバックを与えるためになど、判断および使用され得る。さらに、たとえば、電気的構成要素1206は、一態様では、上記で説明したように、信号処理構成要素710を含むことができる。
さらに、論理グルーピング1202は、第1のT/P比に部分的に基づいて、特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された基地局のデータ信号から干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去するための電気的構成要素1208を備えることができる。一態様では、電気的構成要素1208によって実行される、干渉データ信号の部分的消去は、データ信号を復調することの一部として実行され得る。さらに、たとえば、電気的構成要素1208は、一態様では、上記で説明したように、干渉消去構成要素712を含むことができる。
さらに、システム1200は、電気的構成要素1204、1206、および1208に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1210を含むことができる。メモリ1210の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素1204、1206、および1208のうちの1つまたは複数は、メモリ1210の内部に存在することができることを理解されたい。一例では、電気的構成要素1204、1206、および1208は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または各電気的構成要素1204、1206、および1208は、コントローラ/プロセッサ380など、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。その上、追加または代替の例では、構成要素1204、1206、および1208は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各構成要素1204、1206、および1208は、対応するコードであり得る。
図13を参照すると、変動する送信電力を使用してデータ信号を送信するためのシステム1300が示されている。たとえば、システム1300は、少なくとも部分的にフェムトノード、マクロ基地局、または他の基地局内に常駐することができる。システム1300は機能ブロックを含むものとして表されており、それらの機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの組合せによって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1300は、連携して動作することができる構成要素(たとえば、電気的構成要素)の論理グルーピング1302を含む。
たとえば、論理グルーピング1302は、基準信号および/または1つまたは複数のデータ信号を送信するための電気的構成要素1304を含むことができる。一態様では、電気的構成要素1304は複数のキャリアの各々について使用されるように構成され得る。たとえば、電気的構成要素1304は、上記で説明したように、送信構成要素716を含むことができる。
さらに、論理グルーピング1302は、サブフレームまたはRBを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、基準信号の電力と比較したサブフレームまたはRBにおける送信電力についてデバイスに1つまたは複数のT/P比を示すこととを行うための電気的構成要素1306を備えることができる。一態様では、電気的構成要素1306は複数のキャリアの各々について使用されるように構成され得る。したがって、電気的構成要素1304は、所与のサブフレームまたはRBのための送信電力でデータ信号を送信することができ、受信機は、説明したように、対応するT/P比から電力を判断することに基づいて復調するかまたはフィードバックを報告することができる。一態様では、電気的構成要素1304は、基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを基地局とネゴシエートするように構成され得る。さらに、たとえば、電気的構成要素1306は、一態様では、上記で説明したように、T/P比判断構成要素714を含むことができる。別の態様では、論理グルーピング1302は、他の基地局から他のT/P比を受信することと、他の基地局からの干渉基準信号を部分的に消去するために上記デバイスに他のT/P比を通信することとを行うように構成され得る。別の態様では、論理グルーピング1302は、上記デバイスから複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信するように構成され得る。
さらに、システム1300は、電気的構成要素1304および1306に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1308を含むことができる。メモリ1308の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素1304および1306のうちの1つまたは複数は、メモリ1308の内部に存在することができることを理解されたい。一例では、電気的構成要素1304および1306は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または各電気的構成要素1304および1306は、コントローラ/プロセッサ340など、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。その上、追加または代替の例では、構成要素1304および1306は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各構成要素1304および1306は、対応するコードであり得る。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップは、ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェア/ファームウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェア/ファームウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェア/ファームウェアモジュールで実施されるか、またはそれらの組合せで実施され得る。ソフトウェア/ファームウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、フラッシュメモリ、相変化メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェア/ファームウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、相変化メモリ、CD/DVDまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する(consistent)最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]トラフィックパイロット(T/P)比に基づいて基地局からの信号を処理するための方法であって、
特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信することと、
前記複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、
前記基準信号の前記電力に、前記キャリアに対応する前記複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロック内で前記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理することとを備える、方法。
[C2]前記データ信号の前記処理が、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用することをさらに備える、[C1]に記載の方法。
[C3]トラフィックパイロット(T/P)比に基づいて基地局からの信号を処理するための方法であって、
特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信することと、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために前記干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信することと、
前記第1のT/P比に部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された前記基地局のデータ信号から前記干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去することと、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて前記データ信号を送信するために前記基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信することと、
前記基地局から受信された前記基準信号の電力を判断することと、
前記基準信号の前記電力に前記第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記干渉データ信号を部分的に消去したことに続いて前記データ信号を処理することとを備える、方法。
[C4]前記データ信号の前記処理が、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用することを備える、[C3]に記載の方法。
[C5]前記干渉データ信号の前記部分的消去が、前記データ信号を復調することの一部として実行される、[C3]に記載の方法。
[C6]サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信の方法であって、
複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することと、
前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信することとを備える、方法。
[C7]前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信することをさらに備える、[C6]に記載の方法。
[C8]サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信の方法であって、
基準信号を送信することと、
基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを前記基地局とネゴシエートすることと、
前記基地局のための前記保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
前記基準信号の電力と比較した前記保護されたリソースにおける前記送信電力についてデバイスに1つまたは複数のトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
前記送信電力に従って前記保護されたリソースを介して前記データ信号を送信することとを備える、方法。
[C9]前記ネゴシエートすることが、前記サブフレームまたはリソースブロックを介して前記送信電力をネゴシエートすることをさらに備える、[C8]に記載の方法。
[C10]他の基地局から他のT/P比を受信することと、
前記他の基地局からの干渉基準信号を部分的に消去するために前記デバイスに前記他のT/P比を通信することとをさらに備える、[C8]に記載の方法。
[C11]前記基準信号の前記送信が、複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリアを介して送信することを備え、前記複数のキャリアのキャリアアグリゲーションが前記デバイスのために与えられる、[C8]に記載の方法。
[C12]トラフィックパイロット(T/P)比に基づいて基地局からの信号を処理するための装置であって、
特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信するための手段と、
前記複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断するための手段と、
前記基準信号の前記電力に、前記キャリアに対応する前記複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロック内で前記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理するための手段とを備える、装置。
[C13]前記データ信号の処理のための前記手段が、前記データ信号を復調するために、または前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するようにさらに構成された、[C12]に記載の装置。
[C14]トラフィックパイロット(T/P)比に基づいて基地局からの信号を処理するための装置であって、
特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信するための手段と、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために前記干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信するための手段と、
前記第1のT/P比に部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された前記基地局のデータ信号から前記干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去するための手段と、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて前記データ信号を送信するために前記基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信するための手段と、
前記基地局から受信された前記基準信号の電力を判断するための手段と、
前記基準信号の前記電力に前記第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記干渉データ信号を部分的に消去したことに続いて前記データ信号を処理するための手段とを備える、装置。
[C15]前記データ信号の処理のための前記手段が、前記データ信号を復調するために、または前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するようにさらに構成された、[C14]に記載の装置。
[C16]前記干渉データ信号の前記部分的消去が、前記データ信号を復調することの一部として実行される、[C14]に記載の装置。
[C17]サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信のための装置であって、
複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信するための手段と、
前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するための手段と、
前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すための手段と、
前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信するための手段とを備える、装置。
[C18]前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信するための手段をさらに備える、[C17]に記載の装置。
[C19]サブフレームまたはリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信のための装置であって、
基準信号を送信するための手段と、
基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを前記基地局とネゴシエートするための手段と、
前記基地局のための前記保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するための手段と、
前記基準信号の電力と比較した前記保護されたリソースにおける前記送信電力についてデバイスに1つまたは複数のトラフィックパイロット(T/P)比を示すための手段と、
前記送信電力に従って前記保護されたリソースを介して前記データ信号を送信するための手段とを備える、装置。
[C20]ネゴシエートするための前記手段が、前記サブフレームまたはリソースブロックを介して前記送信電力をネゴシエートするようにさらに構成された、[C19]に記載の装置。
[C21]他の基地局から他のT/P比を受信するための手段と、
前記他の基地局からの干渉基準信号を部分的に消去するために前記デバイスに前記他のT/P比を通信するための手段とをさらに備える、[C19]に記載の装置。
[C22]前記基準信号の送信のための前記手段が、複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリアを介して送信するようにさらに構成され、前記複数のキャリアのキャリアアグリゲーションが前記デバイスのために与えられる、[C19]に記載の装置。
[C23]特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信することと、
前記複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、
前記基準信号の前記電力に、前記キャリアに対応する前記複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロック内で前記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理することとを行うように構成された処理システムを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C24]前記処理システムが、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するようにさらに構成された、[C23]に記載の装置。
[C25]特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信することと、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために前記干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信することと、
前記第1のT/P比に部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された前記基地局のデータ信号から前記干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去することと、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて前記データ信号を送信するために前記基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信することと、
前記基地局から受信された前記基準信号の電力を判断することと、
前記基準信号の前記電力に前記第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記干渉データ信号を部分的に消去したことに続いて前記データ信号を処理することとを行うように構成された処理システムを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C26]前記処理システムが、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するようにさらに構成された、[C25]に記載の装置。
[C27]前記干渉データ信号の前記部分的消去が、前記データ信号を復調することの一部として実行される、[C25]に記載の装置。
[C28]複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することと、
前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信することとを行うように構成された処理システムを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C29]前記処理システムが、前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信するようにさらに構成された、[C28]に記載の装置。
[C30]基準信号を送信することと、
基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを前記基地局とネゴシエートすることと、
前記基地局のための前記保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
前記基準信号の電力と比較した前記保護されたリソースにおける前記送信電力についてデバイスに1つまたは複数のトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
前記送信電力に従って前記保護されたリソースを介して前記データ信号を送信することとを行うように構成された処理システムを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C31]前記処理システムが、前記サブフレームまたはリソースブロックを介して前記送信電力をネゴシエートするようにさらに構成された、[C30]に記載の装置。
[C32]前記処理システムが、
他の基地局から他のT/P比を受信することと、
前記他の基地局からの干渉基準信号を部分的に消去するために前記デバイスに前記他のT/P比を通信することとを行うようにさらに構成された、[C30]に記載の装置。
[C33]前記処理システムが、複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリアを介して送信するようにさらに構成され、前記複数のキャリアのキャリアアグリゲーションが前記デバイスのために与えられる、[C30]に記載の装置。
[C34]特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に各々が関係する複数のT/P比を受信することと、
前記複数のキャリアのうちのあるキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、
前記基準信号の前記電力に、前記キャリアに対応する前記複数のT/P比のうちのあるT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロック内で前記キャリアを介して受信されたデータ信号を処理することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C35]前記コンピュータ可読媒体が、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するためのコードをさらに備える、[C34]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C36]特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して基地局からの基準信号と干渉基地局からの干渉基準信号とを受信することと、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックを介して送信するために前記干渉基地局によって利用される第1のT/P比を受信することと、
前記第1のT/P比に部分的に基づいて、前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて受信された前記基地局のデータ信号から前記干渉基地局の干渉データ信号を部分的に消去することと、
前記特定のサブフレームまたはリソースブロックにおいて前記データ信号を送信するために前記基地局によって使用される電力に関係する第2のT/P比を受信することと、
前記基地局から受信された前記基準信号の電力を判断することと、
前記基準信号の前記電力に前記第2のT/P比を適用することに部分的に基づいて、前記干渉データ信号を部分的に消去したことに続いて前記データ信号を処理することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C37]前記コンピュータ可読媒体が、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するためのコードをさらに備える、[C36]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C38]前記干渉データ信号の前記部分的消去が、前記データ信号を復調することの一部として実行される、[C36]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C39]複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することと、
前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C40]前記コンピュータ可読媒体が、前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信するためのコードをさらに備える、[C39]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C41]基準信号を送信することと、
基地局のための保護されたリソースであるものとしてサブフレームまたはリソースブロックを前記基地局とネゴシエートすることと、
前記基地局のための前記保護されたリソースを介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
前記基準信号の電力と比較した前記保護されたリソースにおける前記送信電力についてデバイスに1つまたは複数のトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
前記送信電力に従って前記保護されたリソースを介して前記データ信号を送信することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C42]前記コンピュータ可読媒体が、前記サブフレームまたはリソースブロックを介して前記送信電力をネゴシエートするためのコードをさらに備える、[C41]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C43]前記コンピュータ可読媒体が、
他の基地局から他のT/P比を受信することと、
前記他の基地局からの干渉基準信号を部分的に消去するために前記デバイスに前記他のT/P比を通信することとを行うためにコードをさらに備える、[C41]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C44]前記コンピュータ可読媒体が、複数のキャリアのうちの少なくとも1つのキャリアを介して送信するためのコードをさらに備え、前記複数のキャリアのキャリアアグリゲーションが前記デバイスのために与えられる、[C41]に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (16)

  1. 基地局から受信されたトラフィックパイロット(T/P)比に基づいてユーザ機器(UE)において信号を処理するための方法であって、
    前記UEで、複数のT/P比を受信することと、ここにおいて各T/P比が、特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために前記基地局によって使用される電力に関しており、前記複数のキャリアのうちのあるキャリアに関するT/P比が、データ信号を送信するための電力と基準信号を送信するための電力との比率に関係する0と1の間の値である
    前記複数のキャリアのうちの第1のキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、ここにおいて前記基準信号の前記電力が、前記UEにおける受信機による測定値に基づいて判断される
    前記基準信号の前記判断された電力に、前記第1のキャリアに対応する前記複数のT/P比のうちの第1のT/P比を少なくとも適用することによって、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロック内で前記第1のキャリアを介して受信されたデータ信号を処理することと、ここにおいて前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された、干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて、前記データ信号の前記処理の間、前記UEにおいて少なくとも部分的に消去される、
    を備える、方法。
  2. 前記データ信号の前記処理が、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信の方法であって、
    複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することと、
    前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
    前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
    前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信することと
    を備え
    各T/P比が、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に関係しており、
    前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて少なくとも部分的に消去される、方法。
  4. 前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  5. 基地局から受信されたトラフィックパイロット(T/P)比に基づいてユーザ機器(UE)において信号を処理するための装置であって、
    前記UEで、複数のT/P比を受信するための手段と、ここにおいて各T/P比が、特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために前記基地局によって使用される電力に関しており、前記複数のキャリアのうちのあるキャリアのT/P比が、データ信号を送信するための電力と基準信号を送信するための電力との比率に関係する0と1の間の値である
    前記複数のキャリアのうちの第1のキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断するための手段と、ここにおいて前記基準信号の前記電力が、前記UEにおける受信機による測定値に基づいて判断される
    前記基準信号の前記判断された電力に、前記第1のキャリアに対応する前記複数のT/P比のうちの第1のT/P比を少なくとも適用することによって、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロック内で前記第1のキャリアを介して受信されたデータ信号を処理するための手段と、ここにおいて前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された、干渉基地局からの干渉データ信号は、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて、前記データ信号の前記処理の間、前記UEにおいて少なくとも部分的に消去される、
    を備える、装置。
  6. 前記データ信号の処理のための前記手段が、前記データ信号を復調するために、または前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するようにさらに構成された、請求項に記載の装置。
  7. 特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおける変動する電力を使用する送信のための装置であって、
    複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すための手段と、
    前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信するための手段と
    を備え
    各T/P比が、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に関係しており、
    前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて少なくとも部分的に消去される、装置。
  8. 前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信するための手段をさらに備える、請求項に記載の装置。
  9. 基地局から受信されたトラフィックパイロット(T/P)比に基づいて信号を処理するための装置であって、
    複数のT/P比を受信することと、ここにおいて各T/P比が、特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために前記基地局によって使用される電力に関しており、前記複数のキャリアのうちのあるキャリアのT/P比が、データ信号を送信するための電力と基準信号を送信するための電力との比率に関係する0と1の間の値である
    前記複数のキャリアのうちの第1のキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、ここにおいて前記基準信号の前記電力が、ユーザ機器(UE)における受信機による測定値に基づいて判断される
    前記基準信号の前記判断された電力に、前記第1のキャリアに対応する前記複数のT/P比のうちの第1のT/P比を少なくとも適用することによって、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロック内で前記第1のキャリアを介して受信されたデータ信号を処理することと、ここにおいて前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された、干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて、前記データ信号の前記処理の間、前記UEにおいて少なくとも部分的に消去される、
    を行うように構成された処理システム
    を備える、装置。
  10. 前記処理システムが、前記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用するようにさらに構成された、請求項に記載の装置。
  11. 特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおける変動する電力を使用するための装置であって、
    複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することと、
    前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
    前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
    前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信することと
    を行うように構成された処理システム
    を備え
    各T/P比が、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に関係しており、
    前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて少なくとも部分的に消去される、装置。
  12. 前記処理システムが、前記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信するようにさらに構成された、請求項11に記載の装置。
  13. 基地局から受信されたトラフィックパイロット(T/P)比に基づいてユーザ機器(UE)において信号を処理するためのコンピュータ可読記憶媒体であって、
    複数のT/P比を受信することと、ここにおいて各T/P比が、特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために前記基地局によって使用される電力に関しており、前記複数のキャリアのうちのあるキャリアのT/P比が、データ信号を送信するための電力と基準信号を送信するための電力との比率に関係する0と1の間の値である
    前記複数のキャリアのうちの第1のキャリアを介して前記基地局から受信された基準信号の電力を判断することと、ここにおいて前記基準信号の前記電力が、前記UEにおける受信機による測定値に基づいて判断される
    前記基準信号の前記判断された電力に、前記第1のキャリアに対応する前記複数のT/P比のうちの第1のT/P比を少なくとも適用することによって、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロック内で前記第1のキャリアを介して受信されたデータ信号を処理することと、ここにおいて前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された、干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて、前記データ信号の前記処理の間、前記UEにおいて少なくとも部分的に消去される、
    コンピュータにわせるためのコードを記憶している、コンピュータ可読記憶体。
  14. 記データ信号を復調するためにまたは前記データ信号に基づいてチャネル状態情報を報告するために前記基準信号の前記電力を使用することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに記憶している、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  15. 特定のサブフレームまたは特定のリソースブロックにおける変動する電力を使用するためのコンピュータ可読記憶媒体であって、
    複数のキャリアの各々を介して基準信号を送信することと、
    前記複数のキャリアの各々を介してデータ信号を通信するための送信電力を判断することと、
    前記複数のキャリアの各々を介した前記基準信号の電力と比較した前記データ信号のための前記送信電力を指定して、デバイスに前記複数のキャリアの各々についてトラフィックパイロット(T/P)比を示すことと、
    前記送信電力に従って前記複数のキャリアの各々を介して前記データ信号を送信することと
    コンピュータにわせるためのコードを記憶しており、
    各T/P比が、前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて複数のキャリアのうちの1つを介して送信するために基地局によって使用される電力に関係しており、
    前記特定のサブフレームまたは前記特定のリソースブロックにおいて受信された干渉基地局からの干渉データ信号が、前記干渉基地局によって送信された対応するT/P比に基づいて少なくとも部分的に消去される、コンピュータ可読記憶体。
  16. 記デバイスから前記複数のキャリアの各々に関係するチャネル状態情報フィードバックを受信することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに記憶している、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体
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