JP5896681B2 - サイクロン式濾過装置 - Google Patents

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本発明は、液体に含まれる不純物をろ過するためのサイクロン式濾過装置に関する。
例えば下水や汚水等の排水を処理する施設においては、排水を高度に処理し、その処理水を河川等に放水している。
このような排水を処理する技術としては、ケーシング内に中空糸膜が収容されたフィルタを用いるものが現実に広く知られている(特許文献1参照)。
特開平11−33364号公報
しかしながら、中空糸膜が収容されたフィルタは、濾過作業を行っていくうちに、目詰まりしてくる。目詰まりを解消するために、逆洗するという考えはあるが、中空糸膜に捕捉された不純物は逆洗しても十分に除去できない。しかも、逆洗作業によってその逆洗水に含まれる不純物が中空糸膜に付着することになり、常識的にはフィルタの交換が必要となる。また、逆洗作業を手軽に行えないものが大半である。
本発明は、上記実情を考慮して創作されたもので、フィルタに対する逆洗作業を手軽に行え、それによってフィルタを反復利用できるサイクロン式濾過装置を提供することを目的とする。
本発明は、筒状のケーシング内を仕切板によって上下に仕切り、ケーシング内の下側に液体を供給する液体濾過室を形成すると共に、ケーシング内の上側に濾過後の処理水を蓄えてから通過させる逆洗水貯留室を形成し、仕切板には逆洗水貯留室と液体濾過室とを連通する連通口を備えると共に、仕切板の連通口からフィルタを液体濾過室に突出し、フィルタは、筒形であるフィルタ周壁部の下端に底板部を備えると共に、フィルタ周壁部の外周面には内外を連通するスリットを備え、スリットは、筒形の全長に亘ってコイル状に形成されるか、又は環状に且つ筒形の全長に亘って間隔をあけて複数形成されており、スリットの上下幅を筒の外側から内側に向かって幅広に形成してあるサイクロン式濾過装置である。しかも、サイクロン式濾過装置は、ケーシング内の液体濾過室に供給した液体が直接、フィルタに向かうのを防ぎ、遠心作用を高めるために次のようにする。すなわち、仕切板から筒形の邪魔板がケーシングと同心状に垂下しており、邪魔板の内周側にフィルタ間隔をあけて配置する
また、本発明は、前記したように、フィルタを液体濾過室に突出し、それに併せてフィルタ周壁部の下端に底板部を備えると共に、フィルタのスリットの上下幅を筒の外側から内側に向かって幅広に形成したものに代えて、フィルタを逆洗水貯留室に突出し、それに併せてフィルタ周壁部の上端に天板部を備えると共に、フィルタのスリットの上下幅を筒の外側から内側に向かって幅狭に形成したものであっても良い。
この場合も、サイクロン式濾過装置は、ケーシング内の液体濾過室に供給した液体が直接、フィルタに向かうのを防ぎ、遠心作用を高めるために次のようにする。すなわち、仕切板から筒形の邪魔板がケーシングと同心状に垂下させる。そのうえで邪魔板とフィルタを同一径とし、平面方向から視て邪魔板とフィルタとが重なり合う配置とするか、あるいは邪魔板をフィルタよりも直径の大きなものとし、平面方向から視て邪魔板をフィルタよりも外側に間隔をあけて配置する。
逆洗水貯留室排水濾過室との容量比は問わない。ただし、目詰まりの原因となっている付着物を逆洗によってフィルタからより多く除去するには次のようにすることが望ましい。すなわち、ケーシングは、逆洗水貯留室の容量を排水濾過室のそれと比べて、同容量以上にしてあることである。
本発明によれば、濾過作業では、液体に含まれる不純物の多くをサイクロンによる遠心力の作用で分離させてケーシングの底部に集め、残りの不純物をフィルタで濾過することになる。そして、フィルタが目詰まりした場合に行う逆洗作業では、逆洗水貯留室に溜まった処理水が自重で落下する際にスリット内を上下幅の広い箇所から狭い箇所を経て勢い良く通過することから、自然とフィルタの目詰まりが解消される。なお、逆洗水貯留室に溜まる処理水にはフィルタで除去できない程度の不純物しか含まれておらず、その処理水を逆洗作業に用いても、フィルタに別の不純物が付着することはない。
また、仕切板から邪魔板を垂下してあるので、サイクロンの遠心力が充分に作用して、液体に含まれる不純物が効率よく底部に溜まった上で、それでも除去できなかった不純物がフィルタで濾過されるので、フィルタが目詰まりし難く、長期に亘って使用できる。
また、ケーシングについては逆洗水貯留室の容量を排水濾過室のそれと比べて、同容量以上にしてあれば、濾過作業を行うことにより溜まる逆洗水が大量になるので、目詰まりの原因となっている付着物が逆洗作業によって一段と除去されることになり、フィルタの濾過能力がより向上する。
(イ)(ロ)図は、本発明の第1実施形態のサイクロン式濾過装置を示す濾過作業中の使用状態図、濾過作業中の排水流れを示す平面方向の説明図である。 (イ)(ロ)図は、第1実施形態のサイクロン式濾過装置を示す逆洗作業中の使用状態図、逆洗作業中の逆洗水の流れを示す平面方向の説明図である。 第2実施形態のサイクロン式濾過装置を示す濾過作業中の使用状態図である。
図1には第1実施形態のサイクロン式濾過装置11を用いて濾過作業を行っている状態が示されている。第1実施形態のサイクロン式濾過装置11は、主要な構成部品として、円筒状の上ケース12、同様の円筒状の下ケース13、上ケース12と下ケース13の間に挟むフィルタ14付きの仕切板15、仕切板15の上面及び下面に重ねるパッキング16を備えている。以下、各構成部品と、これらの連結構造を詳述する。
上ケース12は、円筒形の上ケース周壁部21と、上ケース周壁部21の上端を塞ぐ天板部22とから構成されている。上ケース周壁部21の上部には、その円筒形の接線方向に処理水を排出させる二次側の配管23が接続されている。また、上ケース周壁部21の上部には空気取入れ用の配管24が接続されており、図示の例では、この配管24が二次側の配管23に分岐して接続されている。
下ケース13は、円筒形の下ケース周壁部31と、下ケース周壁部31の下端を塞ぐ底部32と、底部32のある下ケース周壁部31を支持する脚部33とから構成されている。底部32は、下方に向かって半径が小さくなる円錐形であって、その中央部にはドレーン用の配管34が接続されている。また、下ケース周壁部31の上部外周には、その円筒形の接線方向から排水を流入させる一次側の配管35が接続されている。また、下ケース周壁部31の上部外周には、排水と共に空気を供給する配管36が接続されており、図示の例では、この配管36が一次側の配管35に分岐して接続されている。そして、下ケース13の配管34、35、36や上ケース12の配管23、24に図示の例では止め弁34a、35a、36a、23a、24aがそれぞれ接続してある。
また、下ケース周壁部31の上端部には下フランジ31aが半径方向外向きに突出しており、一方、上ケース周壁部21の下端部にも上フランジ21aが半径方向外向きに突出している。これら下フランジ31aと上フランジ21aを重ね合わせてボルト・ナットで締結することにより、円筒状のケーシング17が形成される。また、下フランジ31aと上フランジ21aとの間には、仕切板15が、その上下面にリング状のパッキング16を介しながら挟まれている。そして、ケーシング17の内部には、仕切板15よりも上側に濾過後の処理水を蓄えてから通過させる逆洗水貯留室17aが形成され、仕切板15よりも下側に液体を供給する液体濾過室となる排水濾過室17bが形成される。この逆洗水貯留室17aの容量は、排水濾過室17bの容量とほぼ同じにしてある。
仕切板15は、円盤形であって、上下方向に貫通する連通口15aが中心に形成されており、連通口15aによって排水濾過室17bと逆洗水貯留室17aが繋がっている。連通口15aの内側には円筒状のフィルタ14が差し込まれ、連通口15aをその全周に亘ってフィルタ14の上部に溶接してある。これによって、フィルタ14が仕切板15から垂下して設けられる。
フィルタ14は、円筒形のフィルタ周壁部41と、フィルタ周壁部41の下端を塞ぐ底板部42とを備えている。
フィルタ周壁部41の構成は、複数本の支持棒43を円周方向に間隔をあけて平行に配置し、これら支持棒43の外側を取り囲むようにしながら断面三角形のワイヤ44を支持棒43の延長方向に隙間を開けながらコイル状に巻き、ワイヤ44をこれら支持棒43に溶着等して固定したものである。従って、ワイヤ44に沿って内外を連通するスリット45がフィルタ周壁部41の外周面の全長に亘ってコイル状に形成されている。このため、円筒形のフィルタ周壁部41の中心線を含む縦断面において、上下に隣り合うワイヤ44の間には隙間が形成されている。また、フィルタ周壁部41は、断面三角形のワイヤ44の頂点の一つを円筒形の内周側に向け、その頂点に対向する一辺を円筒形の外周面に向けてある。これによって、スリット45の上下幅Wは、外側から内側に向かって広くなり、スリット45の縦断面は断面三角形(より詳しくは等脚台形)となる。しかも、スリット45の外周側の上下幅Wが非常に狭いことから、フィルタ周壁部41の外周面は、平滑な円筒面状に形成される。
このようなフィルタ周壁部41の下端に底板部42が溶着等されており、フィルタ周壁部41の上端を開口端としてある。また、フィルタ周壁部41の外周側には間隔をあけて円筒形の邪魔板18が仕切板15から垂下して設けられる。邪魔板18とフィルタ周壁部41とケーシング17(下ケース周壁部31)とは、同心状の位置関係となる。
上述した第1実施形態のサイクロン式濾過装置11は、以下の(1)、(2)のようにして使用する。
(1)濾過作業を行う場合は、図1に示すように、一次側、空気供給用及び二次側の配管35、36、23に接続された止め弁35a、36a、23aを開き、ドレーン用及び空気取入れ用の配管34、24に接続された止め弁34a、24aを閉じる。そして、図示しないポンプを駆動して、一次側の配管35から排水を排水濾過室17bに流入させると共に、コンプレッサーを駆動して空気供給用の配管36から空気を排水濾過室17bに流入させる。すると、排水は、邪魔板18によってフィルタ14に直接向かうことを阻止されて旋回しながら下方に向かい、その間に排水に含まれる大きな不純物は、遠心力の作用によって下ケース13の内面に衝突して底部32に溜まり、遠心力で除去できなかった残りの不純物は、排水と共に上昇して邪魔板18とフィルタ14の内側に向かう。このとき、空気供給用の配管から空気が供給されていなければ、そのままフィルタ14の外周面に残りの不純物は付着することになるが、気泡によってその多くは付着を阻止されて底部に向かい、それ以外の不純物がフィルタ14で濾過され、フィルタ14の外周面に付着する。つまり、気泡がフィルタ14に対する不純物の付着量を減らす。そして、フィルタ14を通過した後の処理水が逆洗水貯留室17aに入り込んで二次側の配管23から流出する。濾過作業を行っているうちにフィルタ14が目詰まりした場合には、ポンプを停止して、逆洗作業を行う。
(2)逆洗作業を行う場合は、図2に示すように、濾過作業の場合とは逆に、ドレーン用及び空気取入れ用の配管34、24に接続された止め弁34a、24aを開いて、一次側、空気供給用及び二次側の配管35、36、23に接続された止め弁35a、36a、23aを閉じる。すると、逆洗水貯留室17aに溜まっていた処理水、つまり逆洗水が自重で落下し、このときに空気が逆洗水貯留室17aに入り込むと共に、フィルタ14の中から外に向かって逆洗水が通過する。スリット45の上下幅Wは、内側が広く、外側が狭く形成されていることから、勢い良く逆洗水がスリット45の中を通過することになり、これによって、付着物はフィルタ14の外周面から剥がれ、排水濾過室17bの底に溜まっていた不純物や逆洗水と一緒になって、ドレーン用の配管34から排出される。このようにして、目詰まりが自然に解消される。
図3には第2実施形態のサイクロン式濾過装置11を用いて濾過作業を行っている状態が示されている。第1実施形態と比べると、第2実施形態のサイクロン式濾過装置11は、フィルタ14の突出方向を上方向とし、逆洗水貯留室17aにフィルタ14を収容してある点について相違している。
しかも、第2実施形態のサイクロン式濾過装置11はフィルタ14の構成についても相違している。より詳しく言えば、フィルタ14の構成は、第1実施形態では、下端を底板部42で塞ぐことによってフィルタ周壁部41の上端を開口端とすると共に、スリット45の上下幅Wが外側から内側に向かって広くなるものであったが、第2実施形態では、上端を天板部46で塞ぐことによってフィルタ周壁部41の下端を開口端とすると共に、スリット45の上下幅Wが内側から外側に向かって広くなるものである。従って、フィルタ周壁部41は、断面三角形のワイヤ44の1つの頂点が外周側を向き、その頂点に対向する一辺が内周側を向く状態で構成され、フィルタ周壁部41の内周面が平滑な円筒面状に形成される。
上述した第2実施形態のサイクロン式濾過装置11も第一実施形態と同様に使用する。(1)濾過作業で第1実施形態と異なるのは、排水に含まれる不純物が、フィルタ14の内面に付着することである。
(2)また、逆洗作業で第1実施形態と異なるのは、付着物がフィルタ14の内面から剥がれて排水濾過室17bに向かうことである。
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、スリット45は、円筒形の全長に亘ってコイル状に形成されたものに限らず、図示しないが、円環状に且つ円筒形の全長に亘って等間隔をあけて複数(多数)形成されたものでも良く、この場合は、円筒型の全長に亘って等間隔をあけて円形に巻いたワイヤを多数配列することによって、フィルタ周壁部を構成する。
また、一次側の配管35や空気取入れ用の配管24については、止め弁35a、24aの代わりに逆止弁を用いても良い。この場合、逆止弁の取付方向を考慮すれば止め弁のように閉鎖しなくとも濾過作業中は、排水が逆止弁を経て一次側の配管35に流れ込むと共に、排水が空気取入れ用の配管24のところでは逆止弁によって進行を妨げられて外部には流出しなくなり、逆に逆洗作業中は、外部から逆止弁を経て空気取入れ用の配管24に空気が流れ込み、逆洗水が一次側の配管35のところで逆止弁によって進行を妨げられて逆流しなくなる。
更に、第2実施形態のサイクロン式濾過装置11の場合、仕切板15を無いものと仮定してフィルタ14と邪魔板との関係を平面方向から見ると、邪魔板18をフィルタ14よりも直径の大きなものとし、邪魔板18をフィルタ14よりも外側に間隔をあけて配置する関係に限らず、邪魔板18とフィルタ14を同一径とし、邪魔板18とフィルタ14とが重なり合う関係であっても良いし、邪魔板18をフィルタ14よりも小径とし、フィルタ14を邪魔板18よりも外側に間隔をあけて配置する関係としても良い。
なお、本発明のサイクロン式濾過装置で濾過する液体は、排水に限らず、飲料水等であっても良く、濾過する液体に併せてスリット45の上下幅Wを設定する。
11サイクロン式濾過装置
12上ケース
13下ケース
14フィルタ
15仕切板
15a連通口
16パッキング
17ケーシング
17a逆洗水貯留室
17b排水濾過室(液体濾過室)
18邪魔板
21上ケース周壁部
21a上フランジ
22天板部
23二次側の配管
23a止め弁
24空気取入れ用の配管
24a止め弁
31下ケース周壁部
31a下フランジ
32底部
33脚部
34ドレーン用の配管
34a止め弁
35一次側の配管
35a止め弁
36空気供給用の配管
36a止め弁
41フィルタ周壁部
42底板部
43支持棒
44ワイヤ
45スリット
W上下幅
46天板部

Claims (4)

  1. 筒状のケーシング内を仕切板によって上下に仕切り、ケーシング内の下側に液体を供給する液体濾過室を形成すると共に、ケーシング内の上側に濾過後の処理水を蓄えてから通過させる逆洗水貯留室を形成し、仕切板には逆洗水貯留室と液体濾過室とを連通する連通口を備えると共に、仕切板の連通口からフィルタを液体濾過室に突出し、
    フィルタは、筒形であるフィルタ周壁部の下端に底板部を備えると共に、フィルタ周壁部の外周面には内外を連通するスリットを備え、
    スリットは、筒形の全長に亘ってコイル状に形成されるか、又は環状に且つ筒形の全長に亘って間隔をあけて複数形成されており、
    スリットの上下幅を筒の外側から内側に向かって幅広に形成し、
    仕切板から筒形の邪魔板がケーシングと同心状に垂下しており、邪魔板の内周側にフィルタを間隔をあけて配置してあることを特徴とするサイクロン式濾過装置。
  2. 筒状のケーシング内を仕切板によって上下に仕切り、ケーシング内の下側に液体を供給する液体濾過室を形成すると共に、ケーシング内の上側に濾過後の処理水を蓄えてから通過させる逆洗水貯留室を形成し、仕切板には逆洗水貯留室と液体濾過室とを連通する連通口を備えると共に、仕切板の連通口からフィルタを逆洗水貯留室に突出し、
    フィルタは、筒形であるフィルタ周壁部の上端に天板部を備えると共に、フィルタ周壁部の外周面には内外を連通するスリットを備え、
    スリットは、筒形の全長に亘ってコイル状に形成されるか、又は環状に且つ筒形の全長に亘って間隔をあけて複数形成されており、
    スリットの上下幅を筒の外側から内側に向かって幅狭に形成し、
    仕切板から筒形の邪魔板がケーシングと同心状に垂下し、
    邪魔板とフィルタを同一径とし、平面方向から視て邪魔板とフィルタとが重なり合う配置としていることを特徴とするサイクロン式濾過装置。
  3. 筒状のケーシング内を仕切板によって上下に仕切り、ケーシング内の下側に液体を供給する液体濾過室を形成すると共に、ケーシング内の上側に濾過後の処理水を蓄えてから通過させる逆洗水貯留室を形成し、仕切板には逆洗水貯留室と液体濾過室とを連通する連通口を備えると共に、仕切板の連通口からフィルタを逆洗水貯留室に突出し、
    フィルタは、筒形であるフィルタ周壁部の上端に天板部を備えると共に、フィルタ周壁部の外周面には内外を連通するスリットを備え、
    スリットは、筒形の全長に亘ってコイル状に形成されるか、又は環状に且つ筒形の全長に亘って間隔をあけて複数形成されており、
    スリットの上下幅を筒の外側から内側に向かって幅狭に形成し、
    仕切板から筒形の邪魔板がケーシングと同心状に垂下し、
    邪魔板をフィルタよりも直径の大きなものとし、平面方向から視て邪魔板をフィルタよりも外側に間隔をあけて配置してあることを特徴とするサイクロン式濾過装置。
  4. ケーシングは、逆洗水貯留室の容量を排水濾過室のそれと比べて、同容量以上にしてあることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のサイクロン式濾過装置。
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