JP5895278B2 - G−csfを含む線維芽細胞動員剤及び創傷治療剤 - Google Patents
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Description
本発明者らは、心筋梗塞後の創傷組織の再生について検討を行った。その結果、G−CSFを投与することにより、心筋梗塞巣に線維芽細胞が移動し、心機能の低下が防止され、心臓のリモデリングを改善することを見出した。本発明はこの知見に基づき完成したものである。
また、本発明は、G−CSFを有効成分として含む、心疾患発症後の心臓における線維芽細胞の生着剤を提供するものである。
さらに、本発明は、有効量のG−CSFを投与することを含む、線維芽細胞動員方法を提供する。
また、本発明は、有効量のG−CSFを投与することを含む、創傷治療方法を提供するものである。
心疾患の具体的な例としては、例えば、虚血性心疾患(心筋梗塞など)や心筋疾患(心筋症など)などを挙げることができる。例えば、心筋梗塞後にG−CSFを投与することにより、心筋梗塞巣へ線維芽細胞を生着させることが可能である。
本発明に用いるG−CSFは、どのようなG−CSFでも用いることができるが、好ましくは高度に精製されたG−CSFであり、より具体的には、哺乳動物G−CSF、特にヒトG−CSFと実質的に同じ生物学的活性を有するものである。G−CSFの由来は特に限定されず、天然由来のG−CSF、遺伝子組換え法により得られたG−CSFなどを用いることができるが、好ましくは遺伝子組換え法により得られたG−CSFである。遺伝子組換え法により得られるG−CSFには、天然由来のG−CSFとアミノ酸配列が同じであるもの、あるいは該アミノ酸配列中の1または複数のアミノ酸を欠失、置換、付加等したもので、天然由来のG−CSFと同様の生物学的活性を有するもの等であってもよい。アミノ酸の欠失、置換、付加などは当業者に公知の方法により行うことが可能である。例えば、当業者であれば、部位特異的変異誘発法(Gotoh,T.et al.(1995)Gene 152,271−275;Zoller,M.J.and Smith,M.(1983)Methods Enzymol.100,468−500;Kramer,W.et al.(1984)Nucleic Acids Res.12,9441−9456;Kramer,W.and Fritz,H.J.(1987)Methods Enzymol.154,350−367;Kunkel,T.A.(1985)Proc.Natl.Acad.Sci.USA.82,488−492;Kunkel(1988)Methods Enzymol.85,2763−2766)などを用いて、G−CSFのアミノ酸に適宜変異を導入することにより、G−CSFと機能的に同等なポリペプチドを調製することができる。また、アミノ酸の変異は自然界においても生じうる。一般的に、置換されるアミノ酸残基においては、アミノ酸側鎖の性質が保存されている別のアミノ酸に置換されることが好ましい。例えばアミノ酸側鎖の性質としては、疎水性アミノ酸(A、I、L、M、F、P、W、Y、V)、親水性アミノ酸(R、D、N、C、E、Q、G、H、K、S、T)、脂肪族側鎖を有するアミノ酸(G、A、V、L、I、P)、水酸基含有側鎖を有するアミノ酸(S、T、Y)、硫黄原子含有側鎖を有するアミノ酸(C、M)、カルボン酸及びアミド含有側鎖を有するアミノ酸(D、N、E、Q)、塩基含有側鎖を有するアミノ酸(R、K、H)、芳香族含有側鎖を有するアミノ酸(H、F、Y、W)を挙げることができる(括弧内はいずれもアミノ酸の一文字表記を表す)。あるアミノ酸配列に対する1又は複数個のアミノ酸残基の欠失、付加及び/又は他のアミノ酸による置換により修飾されたアミノ酸配列を有するポリペプチドがその生物学的活性を維持することはすでに知られている(Mark,D.F.et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA(1984)81,5662−5666;Zoller,M.J.& Smith,M.Nucleic Acids Research(1982)10,6487−6500;Wang,A.et al.,Science 224,1431−1433;Dalbadie−McFarland,G.et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA(1982)79,6409−6413)。
等張化剤としては例えば、D−マンニトール、ソルビート等を挙げることができる。
吸着防止剤としては例えば、ヒト血清アルブミン、レシチン、デキストラン、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド共重合体、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール等を挙げることができる。
全骨髄移植
(1)骨髄移植モデルマウスの作製
8〜10週齢のC57BL/6マウス(CLEA、東京、日本)に、4×106V linear acceleratorを用いて致死量の放射線(850cGy)を全身に単回照射し、レシピエントマウスとして用いた。GFPトランスジェニックマウス(C57BL/6、10〜12週齢)(Okabe et al.,(1997)FEBS.Lett.407,313−319)の大腿骨及び頸骨より骨髄粗分画を採取し、5×106個の骨髄細胞をレシピエントマウスの尾静脈より移植した。
骨髄移植の60日後、マウスに0.5%イソフルランガスを吸入麻酔し、開胸して左心室を露出させ、左冠動脈を結紮して心筋梗塞を作製した。心筋梗塞作製後24時間に、生理食塩水に溶解した組換えヒトG−CSF(中外製薬(株)製)(100又は300μg/kg/day)を1日1回、10日間連続してマウスに皮下投与した(G−CSF投与群)。対照群のマウスには生理食塩水のみを投与した。
生存率
G−CSF投与群(300μg/kg)及び対照群について生存率(n=68)を調べた(図3)。対照群の生存率は、心筋梗塞作製後60日で約60%であったが、G−CSF投与群の生存率は約90%であった。
心筋梗塞作製後60日に、正常マウス並びに対照群及びG−CSF投与群のマウスについて、15MHz整相列トランスデューサーを備えたイメージポイント1500超音波診断装置(Philips Co.,USA)を用いて、経胸壁心エコー(Mモード心エコー)を行い、心筋梗塞巣の形態観察を行った。マウスは、ケタミン(30mg/kg)及びキシラジン(6mg/kg)で麻酔し、自発呼吸を維持させた。図4から明らかなように、対照群では、正常な左室と比較して、前壁部分の心筋が薄化し、無収縮であり、左室内径が拡大していた。これに対し、G−CSF投与群(100μg/kg)では、左室拡張末期経の拡大の程度が対照群に比して抑制されていた。また、左室前壁は低収縮であるものの、対照群と比較すると有意に改善していた。
心筋梗塞作製後60日に、対照群及びG−CSF投与群(100又は300μg/kg)のMモード画像より左室収縮末期内径(LVESD)及び拡張末期内径(LVEDD)を測定した(n=68)。また、拡張末期容量(EDV)及び収縮末期容量(ESV)をTeichholz法により計算した。左室駆出率(EF)は下式により計算した。
結果を、図5及び図6に示す。いずれもG−CSF投与群で心機能の著しい改善が観察された。
(i)切片の作製
マウスをケタミン(30mg/kg)及びキシラジン(6mg/kg)で麻酔し、心臓をPBSで灌流し、PBSに溶解した4%パラホルムアルデヒドで灌流固定した。心臓を取り出し、これをOCT化合物(Miles Scientific,Naperville,IL,USA)中に包埋し、液体窒素で急速凍結した。包埋した心臓をスライスして切片を作製した。
心筋梗塞作製後60日に、対照群及びG−CSF投与群(300μg/kg)の心臓左心室短軸断面の凍結切片についてアザン染色を行った。結果を図7(a)に示す。対照群では左心室の径の拡大、梗塞巣の「ひ薄化」・伸展化が観察され、いわゆる心筋梗塞後のリモデリングが観察された。これに対し、G−CSF投与群では梗塞後のリモデリングは軽度であり、梗塞巣の「ひ薄化」・伸展化は軽減していた。すなわち、G−CSF投与により、心筋梗塞巣の組織が再生され、リモデリングが防止されたことが明らかとなった。
(iii)免疫染色
凍結切片(6μm)をPBSで洗浄し、抗体を用いて4℃で一晩染色した。その後、PBSで3回洗浄し、TRITC(DAKO,Japan)結合2次抗体とともに4℃で4時間インキュベートした(赤色)。核はDAPI(Sigma Aldrich)で染色した(青色)。
図10に抗α−平滑筋アクチン抗体(clone 1A4;Sigma Aldrich)を用いて免疫染色を行った結果を示す。骨髄由来のGFP陽性細胞が赤く染色されており、平滑筋細胞に分化していることが明らかとなった。
骨髄由来単一造血幹細胞の移植
GFPトランスジェニックマウスより骨髄を採取し、セルソーターでGFP陽性画分を分離後、c−kit陽性、Sca−1陽性、linage抗原陰性、CD34陰性の造血幹細胞を回収した。このうちの細胞1個と、別の正常ドナーマウスから採取した骨髄粗分画の5×106個の細胞とを、致死量放射線を照射したレシピエントマウスに骨髄移植した。3ヶ月後、骨髄におけるGFP陽性細胞の生着率を確認した。麻酔開胸後、左冠動脈を結紮して心筋梗塞を作製した。その後、G−CSF(300μg/kg)を10日間皮下投与した。G−CSF投与後10日における末梢血有核細胞数は、全骨髄移植群と単一造血幹細胞移植群で共に約30,000ぐらいであり、差は見られなかった(図16)。
致死量の放射線照射を行った8〜10週齢のC57BL/6マウスに、CAG−EGFPマウス(Okabe M.et al.,FEBS Lett.1997,407:313−319)の骨髄から採取した全骨髄細胞(w−BM)、又はc−kit陽性、Sca−1陽性、lineage抗原陰性の単一集団細胞(KSL−SP)を尾静脈より移植した。8週間後、左冠動脈の結紮によりマウスに心筋梗塞(MI)を作製した。MI作製後24時間に、生理食塩水(G−CSF(−))又は300μg/kg/dayのG−CSF(G−CSF(+))を1日1回、10日間連続してマウスに皮下投与した。MI作製後8週に、マウスを解剖し、心臓を免疫組織学的に解析した。各マウス群(n=10)あたり100サンプル標本について、梗塞巣のGFP陽性細胞、GFP陽性ビメンチン陽性細胞、及びGFP陽性アクチニン陽性細胞を計測した。GFP陽性細胞の平均値を表1に示す。
Claims (5)
- 顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)を有効成分として含み、懸濁化剤、溶解補助剤、安定化剤、等張化剤、保存剤、吸着防止剤、界面活性化剤、希釈剤、賦形剤、pH調整剤、無痛化剤、含硫還元剤、酸化防止剤からなる群から選ばれる1以上の成分を更に含んでなり、骨髄由来の線維芽細胞を心筋梗塞の梗塞巣へ動員するために用いる、線維芽細胞動員剤であって、
前記G−CSFは100〜500μg/kg/dayで投与される、前記線維芽細胞動員剤。 - 創傷した組織に骨髄由来の線維芽細胞を動員することを特徴とする請求項1に記載の繊維芽細胞動員剤。
- 顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)を有効成分として含み、懸濁化剤、溶解補助剤、安定化剤、等張化剤、保存剤、吸着防止剤、界面活性化剤、希釈剤、賦形剤、pH調整剤、無痛化剤、含硫還元剤、酸化防止剤からなる群から選ばれる1以上の成分を更に含んでなり、骨髄由来の線維芽細胞を心筋梗塞の梗塞巣へ生着させるために用いる、線維芽細胞生着剤であって、
前記G−CSFは100〜500μg/kg/dayで投与される、前記線維芽細胞生着剤。 - 骨髄由来の線維芽細胞を心筋梗塞の梗塞巣へ動員させるために用いる線維芽細胞動員剤の製造における、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)の使用であって、
前記動員剤は、懸濁化剤、溶解補助剤、安定化剤、等張化剤、保存剤、吸着防止剤、界面活性化剤、希釈剤、賦形剤、pH調整剤、無痛化剤、含硫還元剤、酸化防止剤からなる群から選ばれる1以上の成分を更に含んでなり、そして
前記G−CSFは100〜500μg/kg/dayで投与される、
前記使用。 - 骨髄由来の線維芽細胞を心筋梗塞の梗塞巣へ生着させるために用いる線維芽細胞生着剤の製造における、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)の使用であって、
前記生着剤は、懸濁化剤、溶解補助剤、安定化剤、等張化剤、保存剤、吸着防止剤、界面活性化剤、希釈剤、賦形剤、pH調整剤、無痛化剤、含硫還元剤、酸化防止剤からなる群から選ばれる1以上の成分を更に含んでなり、そして
前記G−CSFは100〜500μg/kg/dayで投与される、
前記使用。
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