JP5895045B2 - ダクト用固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電話線、送電線、電線、光ファイバー、鋼索等の物品の収納に用いるダクト本体にダクトカバーを固定する留具とボルトとナットとからなるダクト用固定装置に関する。
図7は、特許文献1で開示されたダクト用固定装置31を示す。図7において、ダクト用固定装置31は、留具32とボルト33とナット34;35とワッシャ36;37とを備える。留具32は、板状の本体部38と、本体部38の一端部から折り曲げられたフック部39と、本体部38の他端部からフック部39とは反対側に折り曲げられた折り返し部40と、本体部38の両側部からフック部39と同じ側に折り曲げられた側壁部41と、側壁部41の下部に設けられた支点部42と、本体部38と折り返し部40とに渡り一端部と他端部との方向に延びる縦長に形成された長孔43とを備える。
そして、ダクト用固定装置31によりダクト本体46とダクトカバー47とを固定するには、ボルト33の雄ねじ部44がダクト本体46の内部からダクト本体46の側板材48に設けられた貫通孔49に挿入され、ダクト本体46の外部からワッシャ36とナット34とが雄ねじ部44に装着され、ワッシャ36と側板材48とがボルト33の頭部45とナット34とで締め付けられ、ボルト33が側板材48に固定される。その後、ダクトカバー47がダクト本体46に被せられ、留具32の長孔43がダクト本体46の外部からボルト33の雄ねじ部44に嵌め込まれ、フック部39がダクトカバー47の上に乗せられた状態において、留具32の外部からワッシャ37とナット35とがボルト33の雄ねじ部44に装着され、ナット35が締め付けられると、留具32の支点部42がダクト本体46の側板材48に接触し、留具32が支点部42を中心としてダクト本体46の側に傾き、留具32の側壁部41がダクトカバー47のフランジ部50をダクト本体46の側板材48に押し付けると共にフック部39がダクトカバー47をダクト本体46に押し付ける。これにより、ダクト本体46とダクトカバー47とがダクト用固定装置31で固定される。
しかしながら、上記特許文献1で開示されたダクト用固定装置31を作成して実験を行なったところ、留具32のボルト33を通す孔が本体部38と折り返し部40とに渡り一端部と他端部との方向に延びる縦長に形成された長孔43になっているので、ナット35を締め付けた場合に、ダクトカバー47に接触したフック部39を中心として留具32がせり上がり、留具32でダクトカバー47をダクト本体46に押し付ける力が弱くなるという欠点があった。又、留具32の側壁部41がダクトカバー47のフランジ部50をダクト本体46の側板材48に押し付ける構造になっているので、ナット35を締め付けた場合に、ダクト本体46の側板材48がボルト33を中心として内部側に傾いてダクト本体46とダクトカバー47との間に隙間ができるという欠点あった。又、ボルト33がダクト本体46の内部から外部に向けて装着される構造になっているので、ボルト33の雄ねじ部44がナット35より外部に出っ張るので、その出っ張った部分に人や物が引っかかりやすいという欠点がある。更に、留具32が折り返し部40と側壁部41とを有するので、留具32の構造が複雑であるという欠点があった。
特許第4648337号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、留具が簡単な構造でダクト本体とダクトカバーとを強く固定することを目的とする。
本発明は、ダダクト本体にダクトカバーを固定する留具と雄ねじ部材と雌ねじ部材とからなるダクト用固定装置であって、前記留具が本体部とこの本体部の一端部から折り曲げられたフック部と前記本体部の他端部から前記フック部と同じ側に折り曲げられた支点部と前記本体部に設けられた貫通孔とを備えており、前記ダクトカバーが前記ダクト本体に被せられ、前記留具のフック部が前記ダクトカバーの外部に乗せられた状態において、前記雄ねじ部材が前記留具の本体部の前記貫通孔を経由して前記雌ねじ部材に締め付けられることにより、前記留具の支点部が前記ダクト本体の側板材の外側面に接触し、前記外側面上の支点部を支点として前記本体部が前記雄ねじ部材に対し横方向に移動することにより、前記雄ねじ部材が前記貫通孔の支点部側縁に接触して前記留具の上方への移動を規制し、前記留具が支点部を中心として前記ダクト本体の側に傾き、前記留具の本体部が前記ダクト本体と前記ダクトカバーとから離れていると共に上方にせり上がることなく、前記フック部が前記ダクトカバーを前記ダクト本体に押し付けることを特徴とするダクト用固定装置である。
本発明は、留具が本体部とフック部と支点部と貫通孔とからなる簡単構造であり、ダクトカバーがダクト本体に被せられ、留具のフック部がダクトカバーの上に乗せられ、雄ねじ部材が留具の本体部の外部から留具の貫通孔を経由して雌ねじ部材に締め付けられると、支点部がダクトカバーの側板材に接触し、雄ねじ部材が留具の貫通孔の支点部側縁に接触して留具の上方への移動を規制し、留具の本体部がダクト本体部とダクトカバーとから離れていると共に、上方にせり上がることなく、留具のフック部がダクトカバーをダクト本体に押し付けることで、ダクト本体とダクトカバーとを強く固定することができるという効果がある。
実施の形態に係るダクトとダクト用固定装置とを示す分解斜視図。 実施の形態に係るダクト本体とダクトカバーとをダクト用固定装置で固定した状態を図1の矢印S方向から見た正面図。 実施の形態に係るダクト用固定装置の詳細な構造を示す図1のA−A線断面図に相当する断面図。 実施の形態に係る留具とボルトとワッシャとをダクトのナットに嵌めた状態を示す図1のA−A線断面図に相当する断面図。 実施の形態に係るボルトを手で締め付けた状態を示す図1のA−A線断面図に相当する断面図。 実施の形態に係るボルトを工具で締め付けた状態を示す図1のA−A線断面図に相当する断面図。 従来のダクト本体とダクトカバーとをダクト用固定装置で固定した状態を示す図1のA−A線断面図に類似する断面図。
本明細書における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1の状態にダクト15及びダクト用固定装置1を置いて矢印Sで示す前側から見た場合に特定される方向である。
図1を参照し、実施の形態に係るダクト用固定装置1について説明する。ダクト用固定装置1はダクト15のダクト本体16とダクトカバー17とを固定する装置であり、留具2とナット3とワッシャ4とボルト5とを備えるが、ワッシャ4を使用しない場合もある。留具2とナット3とワッシャ4とボルト5とは金属製のものを用いれば耐久性及び強度の上から好ましいが、実施の形態では留具2がステンレス製であり、防錆性能を高めるようになっている一方、ナット3が雌ねじ部6を備えたアルミニウム製であり、ダクト15のダクト本体16とダクトカバー17とを工場から現場に運搬する際にナット3による擦過傷がダクト本体16やダクトカバー17に付かないようになっている。又、ワッシャ4及びボルト5は市販品が用いられており、コストダウンが図られている。ワッシャ4は、中心部に貫通孔7を備える。ボルト5は、雄ねじ部8の一端部に雄ねじ部8より外径の大きな頭部9を有する有頭ボルトにより構成される。
留具2は、板状の本体部10と、本体部10の一端部から折り曲げられたフック部11と、本体部10の他端部からフック部11と同じ側に折り曲げられた支点部12と、本体部10に設けられた貫通孔13とを備えた、簡単な構造になっている。貫通孔13は、ボルト5の雄ねじ部8が直線的に挿入可能で雄ねじ部8の外径に近い内径を有する大きさであり、例えば、ボルト5に対応して使用されるワッシャ4として市販されているワッシャ4に形成された貫通孔7と同じ大きさであれば最良である。
ダクト15は、ダクト本体16とダクトカバー17とから構成される。ダクト本体16は、金属製であり、工場において、対向する一対の側板材18の間に複数本の支持材19を架設した造形に形成される。一対の側板材18には、側板材18におけるダクトカバー17の側に位置する開放側端部から一対の側板材18の間の側に斜め上方に折り曲げられたフランジ部20と、側板材18の支持材19の側に位置する内側端部から一対の側板材18の間の側に直角に折り曲げられたフランジ部21とを備える。又、一対の側板材18には、ダクト用固定装置1のナット3が固定される。ダクトカバー17は、金属製であり、工場において、切妻屋根のような造形に形成される。
具体的には、ダクトカバー17は、一対の側板材18の間における最頂部の稜線部23から一対の側板材18に向かって二つの傾斜面24が本を伏せたような山形の形状になっているので、ダクトカバー17の上に滴下した雨水や水が適切に排水される。ダクトカバー17の左右側部から下方に折り曲げられたフランジ部25を備える。ダクトカバー17におけるフランジ部25と傾斜面24との内側における挟角θ1は、ダクト本体16における側板材18とフランジ部20との内側における挟角θ2と等しい角度に構成される(θ1=θ2)。ダクト本体16は、上記構造に限定されるものではなく、対向する一対の側板材18の間に底板材を架設した構造でもよい。又、ダクトカバー17は、上記構造に限定されるものではなく、平屋根又は片流れ屋根のような構造でもよい。
実施の形態に係るダクト用固定装置1によりダクト本体16とダクトカバー17とを固定する場合について説明する。ダクトカバー17がダクト本体16に被せられ、ダクトカバー17のフランジ部25がダクト本体16の外部から側板材18の外側面に接触させられ、ダクトカバー17の傾斜面24がダクト本体16の外部からフランジ部20の上側面に接触させられ、留具2のフック部11がダクトカバー17の外部から上に乗せられた状態において、ボルト5の雄ねじ部8が留具2の外部に配置されたワッシャ4の貫通孔7から本体部10の貫通孔13を経由してナット3に締め付けられると、留具2の支点部12がダクト本体16の側板材18に接触し、雄ねじ部8が貫通孔13の下縁に接触して留具2の上方への移動を規制し、留具2が支点部12を中心としてダクト本体16の側に傾き、ダクト本体16とダクトカバー17とから離れていると共に、上方にせり上がることなく、フック部11がダクトカバー17をダクト本体16に強く押し付ける。ボルト5が締め付けられることにより留具2の本体部10がダクトカバー17のフランジ部25から離れていると共に上方にせり上がることのない構成については、図3乃至図6で詳述する。
図3を参照し、実施の形態に係るダクト用固定装置1の詳細な構造について説明する。側板材18に取り付けられたナット3には、ポップリベット・ファスナー株式会社製のアルミニウム製のポップナット3(POPNUT:登録商標)を使用し、側板材18に形成された取付孔26を利用してナット3の一端部がかしめられて側板材18に固定される。ナット3の他端部が側板材18から外部に突出した寸法Hは、留具2の支点部12が本体部10から突出する寸法よりも小さい。これにより、留具2のフック部11がフランジ部20の上側面に全面的に接触され、留具2の支点部12が側板材18の外側面に接触され、留具2の本体部10が側板材18と平行になるように、留具2を側板材18の外部に配置した場合には、例えば0.5mm程度の隙間28がナット3と本体部10との間に形成される。
一方、留具2のフック部11がフランジ部20の上側面に全面的に接触され、留具2の支点部12が側板材18の外側面に接触され、留具2の本体部10が側板材18と平行になるように、留具2を側板材18の外部に配置した場合には、本体部10の貫通孔13の中心L1がナット3の雌ねじ部6の中心L2より上方に位置がずれて配置されると共に、ボルト5の雄ねじ部8が貫通孔13を直線的に経由して雌ねじ部6に装着可能になるように配置される。
図4乃至図6を参照し、実施の形態に係るダクト用固定装置1によりダクト本体16とダクトカバー17とを固定する場合について詳述する。先ず、図4に示すように、ダクトカバー17がナット3の固定されたダクト本体16に被せられ、ダクトカバー17のフランジ部25がダクト本体16の外部から側板材18の外側面に接触させられ、ダクトカバー17の傾斜面24がダクト本体16の外部からフランジ部20の上側面に接触させられ、ナット3が留具2のフック部11と支点部12との間に位置するように、留具2のフック部11がダクトカバー17の外部から上に乗せられた状態において、留具2のフック部11の先端部がダクトカバー17の傾斜面24とフランジ部25との境である角部27の上に乗せられ、留具2の本体部10がナット3に向き合わせられ、留具2の支点部12が側板材18の外側面に接触させられ、ボルト5の雄ねじ部8の先端部が留具2の外部に配置されたワッシャ4の貫通孔7から本体部10の貫通孔13を経由してナット3に装着される。
次に、図5に示すように、人が手でボルト5を締め付け、ナット3の雌ねじ部6に対する雄ねじ部8の進入量が増加するのに伴い、留具2がナット3の側に移動して、支点部12がダクト本体16の側板材18に接触して、留具2が支点部12を中心としてダクト本体16の側に傾く一方、雄ねじ部8が貫通孔13の支点部側面29に接触して留具2の上方への移動を規制し、フック部11の先端部がダクトカバー17の傾斜面24から僅かに離れて、フック部11が傾斜面24に被さり、本体部10がダクトカバー17のフランジ部25とダクト本体16とから離れていると共に上方にせり上がることなく、フック部11がダクトカバー17をダクト本体16に押し付ける。一方、本体部10がナット3の側板材18から外部に突出した端面の支点部側縁30aで受け止められ、本体部10が支点部12の側からフック部11の側に行くに従って側板材18から徐々に離れた斜めの状態になる。
その後、図6に示すように、雄ねじ部8が貫通孔13の支点部側面29に接触して留具2の上方への移動を規制したまま、人がレンチのような工具でボルト5を締め付けることにより、ナット3の雌ねじ部6に対する雄ねじ部8の進入量が更に増加するのに伴い、留具2が支点部12を中心としてダクト本体16の側に更に傾き、本体部10がナット3の側板材18から外部に突出した端面のフック部側縁30bで受け止められ、本体部10が支点部12の側からフック部11の側に行くに従って側板材18に徐々に近づく斜めの状態になり、フック部11がダクトカバー17の傾斜面24と平行になって接触し、フック部11がダクトカバー17をダクト本体16に更に押し付ける。
実施の形態に係るダクト用固定装置1によれば、図5に示すようにボルト5が工具を使用しない人力で締め付けられる場合でも、図6に示すようにボルト5が工具を用いた力により締め付けられる場合でも、ボルト5の雄ねじ部8が留具2の貫通孔13の支点部側面29に接触しているので、本体部10が上方にせり上がることなく、留具2が支点部12を中心としてダクト本体16の側に傾いて、本体部10がダクトカバー17のフランジ部25とダクト本体16とから離れていて、フック部11がダクトカバー17をダクト本体16に押し付けるので、留具2でダクトカバー17をダクト本体16に強く固定することができるうえ、ダクトカバー17とダクト本体16との間に隙間ができないようにダクトカバー17とダクト本体16とが接触するので、ダクト15の防水性能が高くなる。
又、図6に示すように、ボルト5の雄ねじ部8が留具2の外部に出っ張ることがなく、ボルト5の頭部が留具2の外部に突出するだけであるので、人や物がボルト5に引っかかりにくくなる。又、図6に示すように、ボルト5の雄ねじ部8がナット3よりダクト15の内部の側に突出しないように、ボルト5の長さを選定すれば、ダクト15の内部、つまり、ダクト本体16とダクトカバー17とで囲まれた内部に収納される物品が雄ねじ部8から傷を受けることもない。
1はダクト用固定装置、2は留具、3はナット、4はワッシャ、5はボルト、6は雌ねじ部、7は貫通孔、8は雄ねじ部、9は頭部、10は本体部、11はフック部、12は支点部、13は貫通孔、14は欠番、15はダクト、16はダクト本体、17はダクトカバー、18は側板材、19は支持材、20;21はフランジ部、22は欠番、23は稜線部、24は傾斜面、25はフランジ部、26は取付孔、27は角部、28は隙間、29は支点部側面、30aは支点部側縁、30bはフック部側縁、31はダクト用固定装置、32は留具、33はボルト、34;35はナット、36;37はワッシャ、38は本体部、39はフック部、40は折り返し部、41は側壁部、42は支点部、43は長孔、44は雄ねじ部、45は頭部、46はダクト本体、47はダクトカバー、48は側板材、49は貫通孔、50はフランジ部、Hは寸法、L1;L2は中心、θ1;θ2は挟角。

Claims (4)

  1. ダクト本体にダクトカバーを固定する留具と雄ねじ部材と雌ねじ部材とからなるダクト用固定装置であって、
    前記留具が本体部とこの本体部の一端部から折り曲げられたフック部と前記本体部の他端部から前記フック部と同じ側に折り曲げられた支点部と前記本体部に設けられた貫通孔とを備えており、
    前記ダクトカバーが前記ダクト本体に被せられ、前記留具のフック部が前記ダクトカバーの外部に乗せられた状態において、前記雄ねじ部材が前記留具の本体部の前記貫通孔を経由して前記雌ねじ部材に締め付けられることにより、前記留具の支点部が前記ダクト本体の側板材の外側面に接触し、前記外側面上の支点部を支点として前記本体部が前記雄ねじ部材に対し横方向に移動することにより、前記雄ねじ部材が前記貫通孔の支点部側縁に接触して前記留具の上方への移動を規制し、前記留具が支点部を中心として前記ダクト本体の側に傾き、前記留具の本体部が前記ダクト本体と前記ダクトカバーとから離れていると共に上方にせり上がることなく、前記フック部が前記ダクトカバーを前記ダクト本体に押し付ける
    ことを特徴とするダクト用固定装置。
  2. ダクト本体にダクトカバーを固定する留具と雄ねじ部材と雌ねじ部材とからなるダクト用固定装置であって、
    前記留具が本体部とこの本体部の一端部から折り曲げられたフック部と前記本体部の他端部からフック部と同じ側に折り曲げられた支点部と前記本体部に設けられた貫通孔とを備えており、
    前記雌ねじ部材が前記ダクト本体の側板材に固定されており、
    前記ダクトカバーが前記ダクト本体に被せられ、前記留具のフック部が前記ダクトカバーの外部に乗せられた状態において、前記雄ねじ部材が前記留具の本体部の貫通孔を経由して雌ねじ部材に締め付けられることにより、前記留具の支点部が前記ダクト本体の側板材の外側面に接触し、前記外側面上の支点部を支点として前記本体部が前記雄ねじ部材に対し横方向に移動することにより、前記雄ねじ部材が前記貫通孔の支点部側縁に接触して留具の上方への移動を規制し、前記留具が前記支点部を中心として前記ダクト本体の側に傾き、前記留具の本体部が前記ダクト本体と前記ダクトカバーとから離れていると共に上方にせり上がることなく、前記フック部が前記ダクトカバーを前記ダクト本体に押し付ける
    ことを特徴とするダクト用固定装置。
  3. ダクト本体にダクトカバーを固定する留具と雄ねじ部材と雌ねじ部材とからなるダクト用固定装置であって、
    前記留具が本体部とこの本体部の一端部から折り曲げられたフック部と前記本体部の他端部から前記フック部と同じ側に折り曲げられた支点部と前記本体部に設けられた貫通孔とを備えており、
    前記雌ねじ部材が前記ダクト本体の側板材に固定されて前記側板材から前記ダクト本体の外側に突出しており、
    前記ダクトカバーが前記ダクト本体に被せられ、前記留具のフック部が前記ダクトカバーの外部に乗せられた状態において、前記雄ねじ部材の雄ねじ部が前記留具の外部から前記本体部の貫通孔を経由して前記雌ねじ部材に締め付けられることにより、前記留具の支点部が前記ダクト本体の側板材の外側面に接触し、前記外側面上の支点部を支点として前記本体部が前記雄ねじ部材に対し横方向に移動することにより、前記雄ねじ部材が前記貫通孔の支点部側縁に接触して前記留具の上方への移動を規制し、前記留具が前記支点部を中心として前記ダクト本体の側に傾き、前記留具の本体部が前記ダクト本体と前記ダクトカバーとから離れていると共に、上方にせり上がることなく、前記フック部が前記ダクトカバーを前記ダクト本体に押し付ける
    ことを特徴とするダクト用固定装置。
  4. ダクト本体にダクトカバーを固定する留具とボルトとナットとからなるダクト用固定装置であって、
    前記留具が平板の中央部に位置する本体部とこの本体部の一端部から折り曲げられたフック部と前記本体部の他端部から前記フック部と同じ側に折り曲げられた支点部と前記本体部に設けられた貫通孔とを備えており、
    前記ナットが前記ダクト本体の側板材に固定されて前記側板材から前記ダクト本体の外側に突出しており、
    前記ダクトカバーが前記ダクト本体に被せられ、前記留具のフック部が前記ダクトカバーの外部に乗せられた状態において、前記ボルトの雄ねじ部が前記留具の外部から前記本体部の貫通孔を経由して前記ナットに締め付けられることにより、前記留具の支点部が前記ダクト本体の側板材の外側面に接触し、前記外側面上の支点部を支点として前記本体部が前記雄ねじ部材に対し横方向に移動することにより、前記ボルトの雄ねじ部が前記貫通孔の支点部側縁に接触して前記留具の上方への移動を規制し、前記留具が前記支点部を中心として前記ダクト本体の側に傾き、前記留具の本体部が前記ダクト本体と前記ダクトカバーとから離れていると共に、上方にせり上がることなく、前記フック部が前記ダクトカバーを前記ダクト本体に押し付ける
    ことを特徴とするダクト用固定装置。
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