JP5895013B2 - 壁構造 - Google Patents

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本発明は、木造軸組工法で建築される建築物用の壁構造に関する。
従来の軸組構造は、鉛直方向に配設された一対の柱と、当該一対の柱の上端間および下端間を接続する土台、桁、梁などの横架材とを備える。しかし、このような軸組構造は、水平方向の抵抗力が十分ではなく、耐震性に問題がある。このため、軸組構造の強度向上を図るために、たとえば、柱と横架材とに囲まれた開口部分に、筋交いなどの補強材を設置する対策が施される。さらに、従来の軸組構造では、断熱性を高めるために、たとえば、構造用合板などのボード類に断熱材を組み合わせて設置する対策が必要となっている。
特開平10−212775
上述したように、従来の軸組構造では、耐震性および断熱性を高めるために、補強材や断熱材の設置などを要する。このため、工事が複雑化し、施工に多大な時間を要し、ひいては、建設コストの増加を招くという課題が生じている。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐震性および断熱性を兼ね備え、簡便な工法で施工可能な壁構造の提供にある。
本発明のある態様は、壁構造である。当該壁構造は、軸組と、前記軸組の開口を塞ぐように配置され、圧縮強度が0.4N/mm以上かつ熱伝導率が0.05W/(m・K)以下の硬質性樹脂材料で形成された面材と、 前記軸組の内周面から前記軸組の開口内に向けて突出した棒状の支持体と、を備え、前記面材は、前記支持体の位置に合わせて、前記支持体が設けられた前記軸組の内周面に対向する前記面材の側面に開口を持つ中空部分を有し、前記支持体が前記中空部分に固定されずに挿入されていることを特徴とする。
上記態様の壁構造において、前記面材が硬質性発泡材料であってもよい。前記中空部分が前記面材の面方向に横断して設けられ、かつ、前記支持体が前記中空部分を貫通し、前記支持体の一方の端部が前記軸組の前記内周面に固定され、前記支持体の他方の端部が前記内周面と対向する前記軸組の他の内周面に固定されていてもよい。前記面材が、前記軸組の開口を分割する複数の区画毎のパーツとして配置されていてもよい。前記面材が厚み方向において一体成形されていてもよい。前記面材が厚み方向に積層され、積層された面材同士が固定されていてもよい。
なお、上述した各要素を適宜組み合わせたものも、本件特許出願によって特許による保護を求める発明の範囲に含まれうる。
本発明によれば、壁構造を簡便な工法にて施工可能とし、かつ、壁構造の耐震性および断熱性を高めることができる。
実施の形態1に係る壁構造を示す平面図である。 図2(A)、図2(B)は、それぞれ、図1に示すA−A断面に沿った断面図、図1に示すB−B断面に沿った断面図である。 実施の形態2に係る壁構造の平面図である。 図4(A)、図4(B)は、それぞれ、図3に示すA−A断面に沿った断面図、図3に示すB−B断面に沿った断面図である。 変形例1に係る壁構造の平面図である。 図5のA−A線に沿った断面図を示す。 変形例2に係る壁構造の支持体に沿った断面図である。 変形例3に係る壁構造の平面図である。 図9(A)、図9(B)は、それぞれ、耐震性評価のための加力実験における、実施例1および実施例2の最大変形時の様子を示す写真である。 図10(A)、図10(B)は、それぞれ、耐震性評価のための加力実験における、実施例3および実施例4の最大変形時の様子を示す写真である。 図11(A)、図11(B)は、それぞれ、耐震性評価のための加力実験における、実施例5および実施例6の最大変形時の様子を示す写真である。 図12(A)、図12(B)は、それぞれ、耐震性評価のための加力実験における、比較例1および比較例2の最大変形時の様子を示す写真である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る壁構造10の平面図である。図2(A)、図2(B)は、それぞれ、図1に示すA−A断面に沿った断面図、図1に示すB−B断面に沿った断面図である。図1および図2(A)、図2(B)に示すように、壁構造10は、軸組20、面材30および支持体40を備える。
軸組20は、一対の横架材22a、22bおよび一対の鉛直材24a、24bを備える。軸組20の材料は、軸組に一般的に用いられる材料であれば、特に限定されないが、たとえば、スギ、ヒノキ、ヒバなどの木材が挙げられる。
横架材22aは、たとえば、土台、梁、桁である。横架材22bは、たとえば、梁、桁である。横架材22a、22bの長さは、特に限定されないが、通常910〜1820mm、横架材22a、22bの断面は、特に限定されないが、通常150〜450mmである。
鉛直材24a、24bは、横架材22aまたは地面に対して垂直に立てられた柱である。鉛直材24a、24bの下端同士は横架材22aにより固定され、鉛直材24a、24bの上端同士は横架材22bにより固定されている。鉛直材24a、24bおよび横架材22a、22bのみの状態では、鉛直材24a、24bおよび横架材22a、22bで囲まれる方形の開口部26が形成される。
面材30は、開口部26を塞ぐように配置されている。本実施の形態では、開口部26が下部、中央部、上部の3区画に分割され、各区画に面材30がパーツとして設置されている。より具体的には、下部の区画に面材30a、面材30a’が厚み方向に積層され、中央部の区画に面材30b、面材30b’が厚み方向に積層され、上部の区画に面材30c、面材30c’が厚み方向に積層されている。面材30は、圧縮強度が0.4N/mm以上で、かつ熱伝導率は、0.05W/(m・K)以下の硬質性樹脂材料であれば特に限定されないが、ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)などの硬質性発泡材をコスト面や軽量化の点で好ましく用いることができる。
面材30aの厚さと面材30a’の厚さを合わせた総厚は、60〜100mmが好ましい。面材30の総厚が60mmより薄いと、十分な強度を保つことができなくなる。面材30の総厚が、100mmより厚いとコストや重量に見合うだけの強度が得られなくなる。
以下、下部の区画に設けられた面材30a、面材30a’を例にとって面材30を説明する。面材30aおよび面材30a’には、それぞれ対向面の中央部において水平方向に溝が設けられており、面材30aと面材30a’を組み合わせたときに、当該一対の溝が合わさることにより中空部32aが形成される。言い換えると、面材30には、水平方向に貫通する中空部32aが設けられている。中空部32aは、後述する支持体40aが設けられた軸組20の内周面に対向する面材30a、面材30a’の両側面にそれぞれ開口を有する。
本実施の形態では、中空部32aの両側に沿って設置されたネジ50により面材30aと面材30a’とが固定されている。ネジ50を固定する際に用いられるワッシャーとして、たとえば、パワーファスニング社製の樹脂ワッシャーを用いることが好ましい。これにより、ネジ50部分における熱伝導を抑制し、壁構造10の断熱性を高めることができる。
支持体40は、軸組20の内周面から軸組20の開口部26内に向けて突出した棒状の部材である。支持体40の断面寸法は特に限定されないが、面材30の厚み方向の長さは、面材30の総厚に対して、80%以下であることが好ましい。面材30の厚み方向の支持体40の長さが、面材30の総厚の80%を超えると、面材30の強度を十分確保することができなくなる。
支持体40の一方の端部は、鉛直材24aの内周面に設けられた凹部23aに填め込まれた状態で、たとえば楔を用いて固定されている。また、支持体40の他方の端部は、鉛直材24bの内周面に設けられた凹部23bに填め込まれた状態で楔を用いて固定されている。本実施の形態では、支持体40a、b、cが、開口部26の各区画にそれぞれ設置されている。
支持体40aは、中空部32aに固定されずに挿入されている。言い換えると、支持体40aは、中空部32aに直に接着または固着されない状態で、中空部32aに挿入されている。したがって、軸組20が変形したときに、支持体40aは中空部32a内でスライドし、面材30a、面材30a’に対する相対位置を変えることができる。これにより、軸組20が変形した場合に、支持体40が中空部32内をスライドすることにより、面材30a、面材30a’にかかる応力を低減することができる。
本実施の形態に係る壁構造10によれば、少なくとも以下に挙げる効果を得ることができる。
従来用いられていた、筋交いのような補強部材を用いることなく、簡便な構造にて耐震性を高めることができる。施工時において、軸組に応じた面材を填め込むだけで済むため、容易な作業にて壁構造を完成することができる。また、面材に熱伝導性の低い材料を用いることにより、壁構造10に断熱性を付与することができ、断熱材などの設置が不要となるため、施工時間の短縮化および建設コストの低減を図ることができる。
また、本実施の形態のように、壁構造に用いる面材を複数の区画に分割して用意することにより、壁構造に必要な面材の持ち運びを容易にすることができる。
また、面材が樹脂材料で形成されているため、加工が容易であり、建築現場において、軸組の大きさに合わせて面材の大きさを容易かつ柔軟に調整することができる。
また、工場において面材を所定の規格に合わせて大量生産することで、建材コストの低減を図ることができる。
また、仮設住宅に上述した壁構造を採用することにより、断熱性能および耐震性能に優れた仮設住宅の建設を迅速かつ低コストで行うことが可能になると期待される。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2に係る壁構造10の平面図である。図4(A)、図4(B)は、それぞれ、図3に示すA−A断面に沿った断面図、図3に示すB−B断面に沿った断面図である。実施の形態2に係る壁構造10の基本的な構造は、実施の形態1と同様である。また、実施の形態1の壁構造10で得られる効果は、実施の形態2の壁構造10においても得られる。以下、実施の形態2に係る壁構造10の説明において、実施の形態1と同様な構成の説明を適宜省略する。
支持体40の一方の端部は、鉛直材24aに設けられた切り欠き部25aに、ビスなどを用いて固定されている。また、支持体40の他方の端部は、鉛直材24bに設けられた切り欠き部25bに、ビスなどを用いて固定されている。
軸組20の開口を分割する各区画において、面材30が厚み方向において一体成形されている点で実施の形態1と異なる。これにより、実施の形態1のように各区画において面材同士をネジなどで固定する必要がないため、建材コストの低減や工期の短縮を図ることができる。また、面材30を一体成形した部材とすることにより、面材30の強度が増すため、耐震性を高めることができる。
(変形例1)
図5は、変形例1に係る壁構造10の平面図である。図6は、図5のA−A線に沿った断面図を示す。変形例1の基本的な構造は、実施の形態2と同様である。以下、変形例1に係る壁構造10の説明において、実施の形態2と同様な構成の説明を適宜省略する。
本変形例では、隣接する面材30において、面材30の当接部分が平板部34および切り欠き部35により断面L字状となっている。面材30の厚さ方向における平板部34と切り欠き部35の位置関係は、隣接する面材30で逆になっており、隣接する面材30の平板部同士を当接させた状態で、隣接する面材が配置されている。これにより、面材間に隙間が生じることを抑制し、面材間の断熱性が低下することを抑制することができる。
(変形例2)
図7は、変形例2に係る壁構造の支持体に沿った断面図である。実施の形態1および2では、一本の支持体が面材の中空部分を貫通し、支持体の両端部がそれぞれ軸組に固定されているが、図7に示すように、支持体40a、支持体40a’が中空部32a内で分離し、支持体40a、支持体40a’がそれぞれ鉛直材24a、24bに固定されていてもよい。これにより、鉛直材24a、鉛直材24bのいずれかが大きく変形した場合に、支持体40a、支持体40bのいずれかが中空部32内をスライドすることにより、面材30a、面材30a’にかかる応力を低減することができる。
(変形例3)
図8は、変形例3に係る壁構造の平面図である。本変形例では、1枚の面材30に対して、2本の支持体40が設置されている。これによれば、各面材30が軸組20により確実に固定されるため、軸組20が変形したときに、面材30が軸組20から外れることをより確実に抑制することができる。
上述の各実施の形態および各変形例では、いわゆる、真壁仕様の壁構造が例示されているが、真壁仕様には限定されず、大壁仕様としてもよい。また、一方の面を真壁仕様とし、他方の面を大壁仕様としてもよい(以下、このような仕様を「片寄せ真壁」とよぶ場合がある)
また、上述の各実施の形態および各変形例では、軸組20の開口部26を分割する複数の区画毎に面材がパーツとして用いられているが、軸組20の開口部26全体を実施の形態1のように2枚の面材30を積層することで塞いだり、実施の形態2のように軸組20の開口部26全体を一体成形された面材300で塞いだりしてもよい。
また、上述の各実施の形態および各変形例では、支持体40が水平方向に設置されているが、支持体40を鉛直方向に設置してもよい。
また、実施の形態1では、軸組の開口部26を分割する各区画において、面材同士がビスにより固定されているが、固定方法はこれに限られず、面材同士を接着剤で固着してもよい。
以下、本発明の実施例を説明するが、これら実施例は、本発明を好適に説明するための例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
実施例1〜6、比較例1〜2の壁構造の構造および寸法を表1に示す。表1中の硬質性発泡材は、熱伝導率が0.04W/(m・K)のビーズ法ポリスチレンフォームである。また、表1中のスタイロフォーム(登録商標)の熱伝導率は0.04W/(m・K)である。
Figure 0005895013
<材料評価>
実施例1〜6に用いた硬質性発泡材および比較例1に用いたスタイロフォームについて、縦横寸法50×50mm、厚さ100mmの試験片を作製した。各試験片について、圧縮試験機を用いて圧縮強度(N/mm)を測定した。得られた結果を表2に示す。
Figure 0005895013
<耐震性評価>
実施例1〜6、比較例1〜2の壁構造について、以下の方法で耐震性を評価した。
反力フレームとしての溝型鋼に試験体の柱脚部をホールダウン金物を用いて固定し、試験体の桁にアクチュエータとロードセルを設置した。アクチュエータ先端に取り付けたロードセルにより水平荷重を計測し、反力フレームに取り付けた変位計により、桁および土台の水平変位、柱頭、柱脚部の引き抜け量を計測した。
目標変形角を、1/450、1/300、1/200、1/150、1/100、1/75、1/50、1/30、1/20radとして、正負交番加力を行った。加力時の載荷速度は、概ね1mm/sとした。1/20radの繰返し終了後、1/15radを超えるか、あるいは顕著な耐力低下が確認出来るまで一方向に単調載荷した。
実験から得られた荷重および各部の変位から試験体の荷重−変位関係を整理し、特定変形角における荷重を算出し包絡線を求めた。その際、3体の試験体の平均値を当該試験体の実験値として算出した。実験から得られた特定変形角における荷重−変形角関係を図9に示す。
荷重−変形角関係から木造軸組耐力壁の評価方法に従って、完全弾塑性にモデル化して壁倍率を算定した。壁倍率の算定結果および完全弾塑性にモデル化する際に求めた降伏耐力、終局耐力、最大耐力、塑性率を表3に示す。
Figure 0005895013
表3に示すように、実施例2、4、6の壁構造では、比較例2と同様あるいはそれ以上の壁倍率が得られることが確認された。なお、実施例1、3、5の壁構造では、壁倍率という指標を用いると比較例2より下回るものの、下記に示すように、加力実験後の変形が比較例2に比べて顕著に抑制される。
図9〜図12に、実施例1〜6、比較例1〜2の各試験体の耐震性評価のための加力実験における最大変形時の様子を示す。軸組のみの比較例1は、変形度合いが顕著であった。面材にスタイロフォームを用いた変形例2では、面材のずれ、軸組の隅角部への面材のめり込み、軸組の面外への面材のはらみが顕著であった。これに対して、実施例1〜6の試験体では、面材のずれ、軸組の隅角部への面材のめり込みが比較例2に比べて度合いが低減し、軸組の面外への面材のはらみについてが比較例2に比べて顕著に抑制されることが確認された。
<断熱性評価>
各試験体に対して、断熱性能試験を行い、熱貫流率を求めた。実施例1〜6の各試験体は、一般的な大壁タイプ(熱貫流率:0.4(W/m・K))やコンクリート150mm壁タイプ(熱貫流率:0.6(W/m・K))と同等もしくはそれ以上の断熱性能を持つことが確認された。
Figure 0005895013
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
10 壁構造、20 軸組、22 横架材、24 鉛直部材、30 面材、40 支持部材

Claims (6)

  1. 軸組と、
    前記軸組に固定されずに、前記軸組の開口を塞ぐように配置され、圧縮強度が0.4N/mm以上かつ熱伝導率が0.05W/(m・K)以下の硬質性樹脂材料で形成された面材と、
    前記軸組の内周面から前記軸組の開口内に向けて突出した棒状の支持体と、
    を備え、
    前記面材は、前記支持体の位置に合わせて、前記支持体が設けられた前記軸組の内周面に対向する前記面材の側面に開口を持つ中空部分を有し、
    前記支持体が前記中空部分にスライド可能な状態で固定されずに挿入されていることを特徴とする壁構造。
  2. 前記面材が硬質性発泡材料である請求項1に記載の壁構造。
  3. 前記中空部分が前記面材の面方向に横断して設けられ、かつ、前記支持体が前記中空部分を貫通し、前記支持体の一方の端部が前記軸組の前記内周面に固定され、前記支持体の他方の端部が前記内周面と対向する前記軸組の他の内周面に固定されている請求項1または2に記載の壁構造。
  4. 前記面材が、前記軸組の開口を分割する複数の区画毎のパーツとして配置される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の壁構造。
  5. 前記面材が厚み方向において一体成形されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の壁構造。
  6. 前記面材が厚み方向に積層され、積層された面材同士が固定されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の壁構造。
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