JP5893503B2 - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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本発明は、互いに交差する複数の微小な鏡面を備えた光学ユニットを複数マトリクス状に配置してマイクロミラーアレイを構成し、表示対象物の実像を空中に結像させて表示する表示装置及び表示方法に関する。
マイクロミラーアレイを用いて表示対象物の実像を空中に結像させて表示する表示装置として、例えば、下記の特許文献1〜4に開示された表示装置がある。特許文献1〜4に開示された表示装置は、図8(A)に示すようなマイクロミラーアレイ51からなる光学系を用いている。マイクロミラーアレイ51は、図8(B)に示すように、2つのマイクロミラー52を直角に交差させ、入射した光を2回反射させる光学素子53を基本素子とし、当該光学素子53を2次元マトリックス状に平面54上に配置して構成されている。平面54の一方面側に配置された表示対象物Xの実像Y1が、平面54の他方面側の平面54に対して表示対象物Xと面対称の位置に結像される。
また、下記の特許文献5では、図9に示すように、短冊状のミラー55を複数、各ミラーの鏡面が平行となるように、当該鏡面と垂直な方向に配列したものを、鏡面の向きが直交するように重ねて、表示対象物Xの実像Y1を結像するマイクロミラーアレイを構成したものが開示されている。
国際公開第2007/116639パンフレット 特開2010−262228号公報 特開2010−262229号公報 特開2011−133642号公報 特開2012−14194号公報
特許文献1〜5に開示された表示装置は、通常の平面鏡が、表示対象物の鏡面に対して面対象な鏡の中の虚像空間の位置に虚像を作るのに対し、当該表示装置は、表示対象物の実像を、マイクロミラーアレイが形成される平面に対し、面対称の位置の実空間に結像させるものである。即ち、虚像と実像との違いはあるものの、表示対象物に対して等倍の像ができることには変わりない。
携帯電話等のモバイル端末では機器のサイズを大きくせずに、表示だけ大きくしたいというニーズがある。当該ニーズに対して表示対象物の拡大像を結像する表示装置が望まれる。表示対象物と表示装置の間に凹面鏡やレンズを挿入した光学系を構築すれば、表示対象物の像を拡大することは可能であるが、光学系により表示装置が大きくなり機器を小さくすることができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、表示対象物の等倍でない実像を実空間内に結像させて表示する表示装置を提供する点にある。
上記目的を達成するため、本発明は、互いに交差する複数の鏡面を備えた光学ユニットを、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面を構成する曲面配置面に複数マトリクス状に配置し、前記光学ユニットの夫々が、前記曲面配置面の表面と裏面の何れか一方の第1面側から入射した光を、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第1面とは反対側の第2面側に出射するように構成された第1の光学系を備えることを特徴とする表示装置を提供する。
更に、上記特徴の表示装置において、前記光学ユニットの夫々が、前記曲面配置面の前記第1面側の空間に配置された表示対象物からの光を前記第1面側から受光し、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第2面側に出射して、前記第2面側の空間に前記表示対象物の実物とは大きさの異なる前記表示対象物の実像を結像させることが好ましい。
更に、上記目的を達成するため、本発明は、上記特徴の表示装置の前記第1の光学系の前記曲面配置面の前記第1面側の空間に表示対象物を配置し、前記表示対象物からの光を前記第1面側から受光し、前記光学ユニットの夫々において、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第2面側に出射して、前記第2面側の空間に前記表示対象物の実物とは大きさの異なる前記表示対象物の実像を結像させることを特徴とする表示方法を提供する。
更に、上記特徴の表示装置及び表示方法において、前記曲面配置面の前記第1面側が凹面となっていることが好ましく、更に、前記表示対象物の前記曲面配置面の前記第1面からの離間距離が、前記曲面配置面の曲率半径の2分の1より短いことが好ましい。
更に、上記特徴の表示装置において、前記光学ユニットを1つの平面を構成する平面配置面に複数マトリクス状に配置し、前記光学ユニットの夫々が、前記平面配置面の表面と裏面の何れか一方の第1面側から入射した光を、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記平面配置面の前記第1面と反対側の第2面側に出射するように構成された第2の光学系を、更に備えることが好ましく、更に、前記第2の光学系から出射した光が、前記第1の光学系に入射するように前記第1及び第2光学系を配置してなることが好ましい。
更に、上記特徴の表示装置において、前記第2の光学系において、前記光学ユニットの夫々が、前記平面配置面の前記第1面側の空間に配置された表示対象物からの光を受光し、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記平面配置面の前記第2面側に出射して、前記平面配置面の前記第2面側で前記曲面配置面の前記第1面側の空間に前記表示対象物の実物と同じ大きさの向きが逆転した前記表示対象物の倒立実像を結像させ、
前記第1の光学系において、前記光学ユニットの夫々が、前記曲面配置面の前記第1面側の空間に結像された前記表示対象物の倒立実像からの光を受光し、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第2面側に出射して、前記第2面側の空間に前記表示対象物の実物とは大きさの異なる前記表示対象物と同じ向きの前記表示対象物の正立実像を結像させることが好ましい。
上記特徴の表示装置または表示方法によれば、第1の光学系の光学ユニットを配置した曲面配置面の第1面側に表示対象物を配置すると、反対側に第2面側の空間に、表示対象物の等倍でない倒立実像が結像され、表示対象物を拡大或いは縮小した実像を表示することができる。特に、前記曲面配置面の第1面側が凹面であると、表示対象物の拡大像を表示することができる。
更に、前記光学ユニットを1つの平面を構成する平面配置面に複数マトリクス状に配置して構成される第2の光学系を更に備えることにより、表示対象物の等倍でない正立実像を表示することができる。
また、上記特徴の表示装置を用いることで、大きさに制限のある携帯電話等の携帯情報端末の画面表示を拡大して空中に表示することができる。また、立体の表示対象物の拡大正立実像を空中に表示する拡大ルーペや、ショーウィンドウ等での商品展示のようなサイネ−ジ用途においても、表示対象の拡大実像を空中に表示することができる。
本発明の表示装置の基本構造を模式的に示す図 本発明の表示装置で倒立実像が結像される様子を模式的に示す図 本発明の表示装置で使用される光学ユニットにおける光の入射及び反射の様子を模式的に説明する図 本発明の表示装置により拡大された倒立実像が結像されるメカニズムを説明する図 本発明の表示装置の製造方法を模式的に示す図 本発明の表示装置を用いた一応用例を模式的に示す図 本発明の表示装置を用いた他の応用例を模式的に示す図 従来のマイクロミラーアレイを用いた表示装置及びその要部の構成例を模式的に示す図 従来のマイクロミラーアレイを用いた表示装置の他の構成例を模式的に示す図
以下において、本発明の表示装置及び当該表示装置を用いた表示方法の実施形態につき図面を参照して説明する。
図1に、本発明の表示装置11の基本構造を模式的に示す。表示装置11は、平坦な鏡面からなるマイクロミラー12を2つ互いに直角に交差させた光学ユニット13を、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面を構成する曲面配置面RSに、複数マトリクス状に配置して構成されるマイクロミラーアレイである。
曲面配置面RSは、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面を構成するように湾曲した基板14の表面に形成される。本実施形態では、基板14の厚みは、数10μm〜数100μm程度、例えば、50μm〜500μm程度を想定する。
個々の光学ユニット13は、基板14に形成された、曲面配置面RSと平行な断面が矩形、例えば正方形の角注状の貫通孔の4つの内壁面の内の隣接する2面を鏡面とし、他の2面を、光を反射しない、または、反射し難い面としている。従って、個々のマイクロミラー12は矩形状で、基板14の厚み方向の1辺の長さは、基板14の厚みと同じであり、曲面配置面RSに沿った1辺の長さは、基板14の厚みと同様に、数10μm〜数100μm程度、例えば、50μm〜500μm程度を想定する。本実施形態の光学ユニット13は、図8(B)に例示した従来の表示装置の光学素子53と基本的には同じ構造である。本発明の表示装置11と従来の表示装置との大きな相違点は、光学ユニット13が平面的に配置されるのではなく、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面を構成する曲面配置面RSに沿って配置されている点である。
尚、図1では、基板14の厚み、つまり、マイクロミラー12の高さを無視して、曲面配置面RSを模式的に図示しており、各光学ユニット13の2つのマイクロミラー12を夫々太い実線で表し、貫通孔の4つの内壁面の内の鏡面でない2面は細い実線で表している。
以上の構成により、図2に示すように、曲面配置面RSの凹面を形成する第1面側の空間S1に、表示対象物Xを、曲面配置面RSから曲率半径Rの2分の1(R/2)だけ離れた中間位置Fより曲面配置面RS側の表示対象物配置領域内に配置すると、曲面配置面RSの第1面とは反対側の第2面側の空間S2に、表示対象物Xの拡大された倒立実像Yが結像する。ここで、倒立とは、表示対象物Xが立体である場合の、曲面配置面RSとの離間方向(奥行き方向)に対して、表示対象物Xと実像Yの位置関係が反転していることを意味している。
次に、表示装置11において、表示対象物Xの拡大された倒立実像Yが結像するメカニズムについて、図3及び図4を参照して説明する。本実施形態では、図3(A)に示すように、各光学ユニット13の2つのマイクロミラー12が交差してできる直線Lが、曲面配置面RSの第1面側の空間S1内に位置する曲率中心O(曲面配置面RSが1次元的曲率の曲面である場合は、曲率中心線)を、夫々通過する場合を想定する。つまり、各光学ユニット13の直線Lは、各光学ユニット13の配置されている位置の曲面配置面RSと直交している。
先ず、1つの光学ユニット13において、表示対象物X上の1点Pからの光が、第1面側から2つのマイクロミラー12の一方に入射して、他方のマイクロミラー12に向けて反射し、他方のマイクロミラー12に入射した光が、第2面側に向けて出射する。ここで、入射光の経路K1と出射光の経路K2を直線Lと垂直な平面F1に投影した写像は、図3(B)に示すように、入射経路K1と出射経路K2は互いに平行で、向きが逆となる。つまり、点Pからの光は、点Pに向けて反射される。ここで、光学ユニット13は、平面F1内では、コーナーミラーとして機能するため、平面F1内での向き、つまり、2つのマイクロミラー12の向いている方向Q(2つのマイクロミラー12の内角2等分線の向き)と点Pの関係は任意である。
一方、点Pと直線Lを含む平面F2に投影した写像は、図3(C)に示すように、入射経路K1と直線Lの法線の成す角度(入射角α1)と出射経路K2と直線Lの法線の成す角度(出射角α2)が等しく、入射経路K1の向きと出射経路K2の向きは、直線Lに平行な方向には変化しない。図3(B)に示すように、入射経路K1と出射経路K2の平面F1の面内では、平面F1に平行で入射経路K1と垂直な方向に、最大1つの光学ユニット13の幅だけずれるが、平面F2の面内では、直線Lを含む射経路K1と垂直な平面に、入射経路K1に沿って入射した光が、出射経路K2に沿って反射したように振舞う。1つの光学ユニット13における入射経路K1と出射経路K2の関係は、図8(B)に例示した従来の表示装置の光学素子53と基本的に同じである。
次に、図4に示すように、曲面配置面RS上の異なる2点に配置された2つの光学ユニット13a,13bについて、夫々の入射経路K1a,K1bと出射経路K2a,K2bについて考察する。ここで、光学ユニット13aの2つのマイクロミラー12が交差してできる直線LをL1とし、光学ユニット13bの2つのマイクロミラー12が交差してできる直線LをL2とする。便宜的に、2つの光学ユニット13a,13bが、点Pの一方側にあって、光学ユニット13bの方が、光学ユニット13aより点Pに近いと仮定する。更に、理解を容易にするために、比較例として、1つの平面を構成する平面配置面FSを、曲面配置面RSの曲率中心Oと表示対象物X上の1点Pを結ぶ直線Lpと直交し、直線Lpとの交点Uで、曲面配置面RSと接するように仮想的に配置し、その平面配置面FS上の異なる2点に2つの光学ユニット13c,13dが仮想的に配置されている場合を想定する。ここで、点Pから入射経路K1aに沿って光学ユニット13aに入射する光が、同じ入射経路K1aに沿って光学ユニット13cにも入射するものとする。同様に、点Pから入射経路K1bに沿って光学ユニット13bに入射する光が、同じ入射経路K1bに沿って光学ユニット13dにも入射するものとする。光学ユニット13cからの光は、出射経路K2cを通って第2面側の空間S2に進み、光学ユニット13dからの光は、出射経路K2dを通って第2面側の空間S2に進み、直線Lp上の、平面配置面FSと面対称な点Gに焦点を結ぶ。
説明の便宜上、入射経路K1aと直線Lpの成す角をβ1、入射経路K1bと直線Lpの成す角をβ2とし、直線L1と直線Lpの成す角をθ1、直線L2と直線Lpの成す角をθ2とする。また、出射経路K2cと出射経路K2dは点Gで交差し、点Pと点Gは、交点Uから等距離にあるので、出射経路K2cと直線Lpの成す角はβ1、出射経路K2dと直線Lpの成す角はβ2となる。
一方、光学ユニット13aの出射経路K2aは、直線L1と直線Lpの成す角がθ1であるので、入射角α1及び出射角α2は夫々角θ1だけ大きくなり、出射経路K2cと角θ1の2倍の角度2×θ1で交差し、出射経路K2aと直線Lpの成す角は(β1−2×θ1)となる。同様に、光学ユニット13bの出射経路K2bは、直線L2と直線Lpの成す角がθ2であるので、入射角α1及び出射角α2は夫々角θ2だけ大きくなり、出射経路K2dと角θ2の2倍の角度2×θ2で交差し、出射経路K2bと直線Lpの成す角は(β2−2×θ2)となる。
ここで、光学ユニット13aの出射経路K2aと光学ユニット13bの出射経路K2bが、第2面側の空間S2で交差すると、実像が結像されることになる。出射経路K2aと出射経路K2bの成す角度θ2abは、以下の数1で表されるので、実像が結像されるには、角度θ2abが0より大きいこと、出射経路K2aと直線Lpの成す角は(β1−2×θ1)と出射経路K2bと直線Lpの成す角は(β2−2×θ2)の夫々が0より大きいことが条件となる。つまり、以下の数2〜数4に示す不等式が成立する必要がある。
(数1)
θ2ab=(β1−2×θ1)−(β2−2×θ2)
=(β1−β2)−2×(θ1−θ2)
(数2)
(β1−β2)>2×(θ1−θ2)
(数3)
β1>2×θ1
(数4)
β2>2×θ2
上記数2は、直線L1と直線L2の成す角(θ1−θ2)の2倍より、入射経路K1aと入射経路K1bの成す角(β1−β2)の方が大きいことを示している。また、数3及び数4は、各光学ユニット13に入射した光が、光学ユニット13で2回反射して、出射経路K2が夫々直線Lp側に屈曲することを示している。斯かる条件を満足する点Pの位置は、曲面配置面RSから曲率半径Rの2分の1(R/2)だけ離れた中間位置Fより曲面配置面RS側の表示対象物配置領域内に存在する。尚、各出射経路K2は、直線Lp上で正確に一点に収束するのではなく、或る程度の収差(焦点の広がり)が生じる。
また、出射経路K2aと出射経路K2bの成す角度θ2abは、入射経路K1aと入射経路K1bの成す角(β1−β2)より、2×(θ1−θ2)だけ小さいので、曲面配置面RSに配置された光学ユニット13による点Pの実像が結像される位置と曲面配置面RS間の距離は、曲面配置面RSと点P間の距離より長くなる。つまり、表示対象物Xの実像Yは、表示対象物Xより拡大される。また、別の観点から見れば、点Pの実像は、曲率中心Oと点Pを結ぶ直線Lp上の第2面側の空間S2内に結像するので、複数の異なる位置の点Piは、曲率中心Oと各点Piを結ぶ直線Lpi上の第2面側の空間S2内に結像することになる。ここで、曲面配置面RSの第2面側は凸面であるので、各直線Lpiは、空間S2内で放射状に広がるため、表示対象物Xの実像Yは、表示対象物Xより拡大される。
更に、表示対象物X上の点Pが、曲面配置面RSに近い程、点Pの実像の空間S2内の結像位置は、曲面配置面RSに近づく。従って、表示対象物Xが立体である場合、実像Yは、奥行き方向に向きが反転した倒立実像となる。
次に、表示装置11の製造方法を、図5を参照して説明する。図5(A)に示すように、ガラスまたは樹脂よりなる平板状の基体20に、マトリックス状に配置された矩形、例えば正方形の角注状の貫通孔21を、例えば半導体集積回路の製造プロセスで用いられるフォトリソグラフィとドライエッチングを用いて形成する。次に、当該貫通孔21の4つの内壁面のうち隣り合う2つの面22,23に対して、例えば方向性をもった蒸着によりアルミニウム等の鏡面反射する金属膜を形成する。ここで、貫通孔21の大きさは、縦、横、深さともに数10μm〜数100μm程度、例えば、50μm〜500μmの範囲であることが望ましい。次に、基体20を2次元的曲率または1次元的曲率を有する曲面(例えば、球面または円筒面)を有する金型に押し付けることにより、図5(B)に示すように、基体20を湾曲させて、その表面に曲面配置面RSを形成する。これにより、図1に示す表示装置11が作製される。
一例として、光学ユニット13がマトリクス状に配列されたアレイ領域が矩形領域で、仮に80mm×80mmの正方形状とし、貫通孔21の縦横の配列ピッチを80μm、縦横のサイズを50μm×50μmとした場合、曲面配置面RS上に、1000×1000(100万個)の光学ユニット13が形成される。尚、基体20は、100mm×100mmより大きいサイズのものを使用する。
次に、図1に示す表示装置11の応用例について、図6を参照して説明する。図6に示す応用例では、携帯電話や電子ブック等の電子情報端末の液晶表示装置や有機EL表示装置等で構成される表示画面30上に、表示装置11を配置し、空中に拡大されたディスプレイ画面を結像し、表示画面30に表示された画像を拡大して表示する。
図6に示す例では、表示装置11の曲面配置面RSは、1次元的曲率を有する曲面(円筒面)を形成しており、曲面配置面RSの第1面側の空間S1に表示画面30が配置されている。図6中には図示しないが、上述の如く、曲面配置面RSに複数の光学ユニット13がマトリクス状に配置されている。
表示画面30は横方向に長く、表示される画像は、縦方向が圧縮された形状になっている。表示装置11に対して、表示画面30を上述の表示対象物配置領域内に配置するにより、表示画面30に表示された画像は、縦方向を拡大した実像31が表示装置11の第2面側(凸面側)の空間S2に結像する。
図6に示す応用例では、曲面配置面RSが1次元的曲率を有する円筒面に形成された表示装置を使い、表示画面30の画像の縦方向にのみ拡大した実像31を空間S2内に結像させる例を示したが、表示装置11の曲面配置面RSが2次元的曲率を有する球面に形成されている場合は、縦方向及び横方向の両方向に拡大した画像を表示できる。
例えば、図6に例示した構成で、表示画面30に表示されたキーボードの画像の実像を、空間S2内に拡大して結像させ、空間S2内の空中でタッチした位置を、カメラ等で位置検出することで、空中に結像した扱い易い大きさのキーボードで、小さなモバイル機器を操作することができる。つまり、表示画面30に表示するキーボードの画像サイズを小さくすることができる。
次に、図1に示す表示装置11の別の応用例について、図7を参照して説明する。図2に示したように、表示対象物Xが立体である場合、実像Yは、奥行き方向に向きが反転した倒立実像となる。当該別の応用例は、表示装置11と、光学ユニット13を1つの平面を構成する平面配置面FSに複数マトリクス状に配置して構成される表示装置41を、円筒型の筐体42内に配置して構成される拡大ルーペ40である。表示装置41は、図8に示した平面54上に形成されたマイクロミラーアレイ51で構成されるものと基本的に同じである。筐体42の内壁面は、当該内壁面に入射する迷光を反射しないように表面処理が施されている。
図7に示す例では、表示対象物X側に、つまり前段に表示装置41を配置し、その後段に表示装置11を配置した構成により、表示装置41により、表示対象物Xの等倍の倒立実像Y1を、表示装置11の曲面配置面RSの第1面側の空間S1内に結像させ、表示装置11により、当該倒立実像Y1を奥行き方向に反転し、更に拡大した実像Y2を、曲面配置面RSの第2面側の空間S2内に結像させる。
図7に示すように、表示装置41による倒立実像Y1は、表示対象物Xに対して、平面配置面FSを挟んで面対称の位置に等倍で表示されるので、当該面対称の等倍表示位置を、表示装置11の曲面配置面RSの曲面配置面RSから曲率半径の2分の1だけ離れた中間位置より曲面配置面RS側の表示対象物配置領域内になるように、表示対象物Xと表示装置41間の距離、或いは、表示装置11と表示装置41間の距離を調整する。そうすると、表示装置11の曲面配置面RSの第2面側の空間S2内に、表示対象物Xの拡大された正立実像が結像される。
尚、図7に示すように、拡大ルーペ40の表示装置41より表示対象物X側に、表示対象物Xを照らす照明装置43を配置しても良い。
[別実施形態]
以下に、上記実施形態の変形例を別実施形態として示す。
〈1〉上記実施形態では、曲面配置面RS上に配置される各光学ユニット13の2つのマイクロミラー12の向いている方向(図3では、方向Qで表示されている)は、全て観察者の方向に向いている場合を想定したが、曲面配置面RS上の光学ユニット13が配置される領域を、多数の微小領域に区画して、各微小領域内において、マイクロミラー12の向きを、四方に分散させて、光学ユニット13を配置しても良い。斯かる構成により、様々な方向から、拡大された実像を観察することが可能となり、更に、複数の観察者が夫々異なる方向から同時に拡大された実像を観察することが可能となる。
〈2〉上記実施形態では、各光学ユニット13の2つのマイクロミラー12の交差する角度は90度の場合を想定したが、必ずしも正確に90度である必要はない。例えば、曲面配置面RSの曲率中心Oと、隣接する2つの光学ユニット13(例えば、直線L上の任意の点)を夫々結ぶ直線の成す内角程度或いはそれ以下の誤差は許容される。
図3(B)を用いて説明したように、光学ユニット13に入射した光の入射経路K1と出射経路K2は、点Pと直線Lを含む平面F2内において、最大1つの光学ユニット13の幅(マイクロミラー12の1辺の長さの√2倍)だけずれるので、点Pの実像は、当該ずれによっても拡大して収差が生じる。これを補正するために、2つのマイクロミラー12の交差する角度は90度より、上述の曲率中心Oと、隣接する2つのマイクロミラー12の両端を夫々結ぶ直線の成す内角程度、小さくすることで、当該収差を抑制できる。
尚、各光学ユニット13の2つのマイクロミラー12の交差する角度は90度から大きく外れると、2つのマイクロミラー12の一方側に入射した光と、他方側に入射した光の出射経路K2が大きく異なってしまうため、実像が2箇所に結像する可能性、或いは、虚像が結像する可能性が生じ、更には、2回反射以外の1回反射や3回以上の反射の可能性が高くなるため、好ましくない。
〈3〉上記実施形態では、各光学ユニット13の2つのマイクロミラー12を90度で交差させて構成する場合を例示したが、当該交差は、2つのマイクロミラー12の成す平面が90度(上記誤差は許容される)で交差すれば良く、当該交差部で、2つのマイクロミラー12が接ししている必要はない。
更に、上記実施形態では、基板14に形成された角注状の貫通孔の4つの内壁面の内の隣接する2面を鏡面としたが、4面とも鏡面としても構わない。但し、4面とも鏡面とした場合には、光学ユニット13内に入射した光が、2回ではなく、3回或いは4回反射して出射する可能性が生じるが、当該出射光が迷光となって、空間S2内に結像した実像に対する干渉光となり得る。しかし、表示装置11では、干渉光となり得る3回或いは4回反射光は、入射経路と曲面配置面RSの成す角度が小さい場合に起こり易いため、曲面配置面RSの周辺部で発生し易い点、曲面配置面RSの第2面は凸面となっているため、3回或いは4回反射後に出射した光は、周辺部に発散して、実像に対する干渉が小さいと考えられる。
一方、基板14に形成された角注状の貫通孔の4つの内壁面を全て鏡面として、光学ユニット13を構成した場合には、上述の〈1〉のように、様々な方向から、拡大された実像を観察することが可能となり、更に、複数の観察者が夫々異なる方向から同時に拡大された実像を観察することが可能となる。
〈4〉上記実施形態では、表示装置11の製造方法として、フォトリソグラフィとドライエッチングを用いて、平板状の基体20に、角注状の貫通孔21を形成する場合を説明したが、角注状の貫通孔21の形成方法としては、ドライエッチング等の加工によらずに、ナノインプリント工法等を利用しても良い。例えば、ナノインプリント工法を使用する場合には、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面配置面RSに、予め貫通孔21をマトリクス状に形成した1次金型(マザーモールド)を準備し、当該1次金型の反転型を作製して、当該反転型を用いて表示装置11を作製することも可能である。この場合、1次金型に形成した貫通孔21の4つの内壁面の内の隣接する2面を鏡面に、他の2面を粗面に仕上げておけば、基体20の材料としてアルミニウム等の金属材料を使用することで、貫通孔21内の隣接する2面を鏡面にすることができる。
〈5〉上記実施形態では、基板14に形成された角注状の貫通孔の4つの内壁面の少なくとも隣接する2面を鏡面として、光学ユニット13を構成する場合を説明したが、例えば、上記特許文献5に示されたような、短冊状のミラーを一方向に複数配列したパネルを、当該配列方向を直交させて2段に重ねた構造でも、各段のパネルの短冊状のミラーの各端縁の包絡面を1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面配置面RSとすることでも、同様の原理のマイクロミラーアレイを構成することができる。
〈6〉上記実施形態では、曲面配置面RSの第1面側(表示対象物X側)を凹面として、表示対象物Xの実像Yを拡大像としたが、逆に、第1面側(表示対象物X側)を凸面とすると、表示対象物Xの縮小された実像Yが、第2面側の空間S2に結像される。換言すれば、表示対象物Xを第2面側(凸面側)に配置すると、第1面側(凹面側)の空間S1内に、表示対象物Xの縮小された実像Yが結像される。
〈7〉上記実施形態において、図7を用いて説明した拡大ルーペ40では、光学ユニット13を1つの平面を構成する平面配置面FSに複数マトリクス状に配置して構成される表示装置41と、図1に示す表示装置11を、前段と後段に配置して、拡大された正立実像を結像させる例を説明したが、例えば、図1に示す表示装置11を2つ、前段と後段に配置して、拡大された正立実像を結像させるようにしても良い。この場合、各表示装置11で、2回に分けて拡大されるため、個々の表示装置11の拡大率を小さく抑えて、つまり、曲率半径を長くして拡大ルーペを構成するようにしても良い。
更に、図1に示す表示装置11を2つ前段と後段に配置して拡大ルーペを構成する場合、夫々の表示装置11の曲面配置面RSを、1次元的曲率を有する曲面(円筒面)を形成するように形成し、前段と後段で、夫々の曲率中心線(円筒面の中心軸)の向きが直交するように配置するようにしても良い。
〈8〉上記実施形態において、曲面配置面RSは、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面として、球面或いは円筒面である場合を想定したが、曲面配置面RSが球面または円筒面であることより生じる収差を補正するために、曲面配置面RSを非球面或いは非円筒面としても良い。
11: 表示装置
12: マイクロミラー(鏡面)
13: 光学ユニット
13a,13b: 曲面配置面上に配置される光学ユニット
13c,13d: 平面配置面上に配置される光学ユニット
14: 基板
20: 基体
21: 貫通孔
22,23: 貫通孔の内壁面
30: 表示画面
31: 表示画面の実像
40: 拡大ルーペ
41: 光学ユニットを平面配置面にマトリクス状に複数配置した表示装置
42: 筐体
43: 照明装置
61: マイクロミラーアレイ
62: マイクロミラー
63: 光学素子
64: 平面
65: ミラー
F: 中間位置
F1: 直線Lと垂直な平面
F2: 点Pと直線Lを含む平面
FS: 平面配置面
K1: 入射光の経路
K1a: 光学ユニット13a,13cに入射する入射光の経路
K1b: 光学ユニット13b,13dに入射する入射光の経路
K2: 出射光の経路
K2a: 光学ユニット13aから出射する出射光の経路
K2b: 光学ユニット13bから出射する出射光の経路
K2c: 光学ユニット13cから出射する出射光の経路
K2d: 光学ユニット13dから出射する出射光の経路
L: 光学ユニットの2つのマイクロミラーが交差してできる直線
Lp: 曲面配置面の曲率中心と点Pを結ぶ直線
O: 曲面配置面の曲率中心
P: 表示対象物上の1点
Q: 2つのマイクロミラーの向いている方向
RS: 曲面配置面
S1: 曲面配置面の第1面側の空間
S2: 曲面配置面の第2面側の空間
X: 表示対象物
Y: 拡大された倒立実像
Y1: 等倍の倒立実像
Y2: 拡大された正立実像

Claims (11)

  1. 互いに交差する複数の鏡面を備えた光学ユニットを、1次元的曲率または2次元的曲率を有する曲面を構成する曲面配置面に複数マトリクス状に配置し、
    前記光学ユニットの夫々が、前記曲面配置面の表面と裏面の何れか一方の第1面側から入射した光を、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第1面とは反対側の第2面側に出射するように構成された第1の光学系を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記曲面配置面の前記第1面側が凹面となっていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光学ユニットの夫々が、前記曲面配置面の前記第1面側の空間に配置された表示対象物からの光を前記第1面側から受光し、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第2面側に出射して、前記第2面側の空間に前記表示対象物の実物とは大きさの異なる前記表示対象物の実像を結像させることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記表示対象物の前記曲面配置面の前記第1面からの離間距離が、前記曲面配置面の曲率半径の2分の1より短いことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記光学ユニットを1つの平面を構成する平面配置面に複数マトリクス状に配置し、
    前記光学ユニットの夫々が、前記平面配置面の表面と裏面の何れか一方の第1面側から入射した光を、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記平面配置面の前記第1面と反対側の第2面側に出射するように構成された第2の光学系を、更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  6. 前記第2の光学系から出射した光が、前記第1の光学系に入射するように前記第1及び第2光学系を配置してなることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第2の光学系において、前記光学ユニットの夫々が、前記平面配置面の前記第1面側の空間に配置された表示対象物からの光を受光し、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記平面配置面の前記第2面側に出射して、前記平面配置面の前記第2面側で前記曲面配置面の前記第1面側の空間に前記表示対象物の実物と同じ大きさの向きが逆転した前記表示対象物の倒立実像を結像させ、
    前記第1の光学系において、前記光学ユニットの夫々が、前記曲面配置面の前記第1面側の空間に結像された前記表示対象物の倒立実像からの光を受光し、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第2面側に出射して、前記第2面側の空間に前記表示対象物の実物とは大きさの異なる前記表示対象物と同じ向きの前記表示対象物の正立実像を結像させることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記倒立実像の結像位置の前記曲面配置面の前記第1面からの離間距離が、前記曲面配置面の曲率半径の2分の1より短いことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 請求項1に記載の表示装置の前記第1の光学系の前記曲面配置面の前記第1面側の空間に表示対象物を配置し、
    前記表示対象物からの光を前記第1面側から受光し、前記光学ユニットの夫々において、前記複数の鏡面で複数回反射させた後、前記曲面配置面の前記第2面側に出射して、前記第2面側の空間に前記表示対象物の実物とは大きさの異なる前記表示対象物の実像を結像させることを特徴とする表示方法。
  10. 前記曲面配置面の前記第1面側が凹面となっていることを特徴とする請求項9に記載の表示方法。
  11. 前記表示対象物の前記曲面配置面の前記第1面からの離間距離が、前記曲面配置面の曲率半径の2分の1より短いことを特徴とする請求項10に記載の表示方法。
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