JP5893254B2 - 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法 - Google Patents

自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5893254B2
JP5893254B2 JP2011066822A JP2011066822A JP5893254B2 JP 5893254 B2 JP5893254 B2 JP 5893254B2 JP 2011066822 A JP2011066822 A JP 2011066822A JP 2011066822 A JP2011066822 A JP 2011066822A JP 5893254 B2 JP5893254 B2 JP 5893254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
azimuth angle
gravity vector
geomagnetic
absolute
pitch offset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011066822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012202780A (ja
Inventor
大輔 上坂
大輔 上坂
村松 茂樹
茂樹 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2011066822A priority Critical patent/JP5893254B2/ja
Publication of JP2012202780A publication Critical patent/JP2012202780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5893254B2 publication Critical patent/JP5893254B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

本発明は、自律測位に用いる重力ベクトルを補正する技術に関する。
従来、正確な端末姿勢を推定するために、重力ベクトルを補正する技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、携帯装置は、角速度センサ及び加速度センサを有し、角速度データ及び加速度データから重力方向を逐次算出する。重力ベクトルは、角速度データに基づいて算出される。最初に、その重力ベクトルを、加速度ベクトルの方向へ近づくように補正する。次に、端末が所定の運動をする場合に、その重力ベクトルを、加速度データ及び角速度データの予め定義された関係から推定される重力方向へ近づくように補正する。最後に、その重力ベクトルを、所定期間における加速度ベクトルの平均の方向へ近づくように補正する。このように補正された重力ベクトルを用いて、正確な端末姿勢を推定することができる。
特開2010−263930号公報
特許文献1に記載の技術によれば、携帯装置に、少なくとも角速度センサを搭載する必要がある。また、加速度データと角速度データとの関係を予め定義しておく必要があり、携帯装置を保持する態様の個人差には対応できない。
そこで、本発明は、携帯装置を保持する態様の個人差に関係なく、重力ベクトルを補正することができる携帯装置、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、
3軸の加速度データを出力する加速度センサと、
3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、
絶対位置を測位するGPS(Global Positioning System)測位手段と、
加速度データ及び地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角dを出力する自律測位手段と、
時間経過に応じて、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θを導出する絶対方位角導出手段と
を有する携帯装置において、
推定方位角d及び絶対方位角θと、地磁気データにおける地磁気ベクトルの伏角φとから、ピッチオフセットp(角度)を算出し、該ピッチオフセットpを自律測位手段へ出力するピッチオフセット算出手段を更に有し、
自律測位手段は、重力ベクトルをピッチオフセットpだけ逆算して補正し、該重力ベクトルを用いて推定方位角dを算出する
ことを特徴とする。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
ピッチオフセット算出手段は、以下の式によってピッチオフセットpを算出する
Figure 0005893254
ことも好ましい。
本発明によれば、
3軸の加速度データを出力する加速度センサと、
3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、
絶対位置を測位するGPS測位手段と
を有する携帯装置に搭載されたコンピュータを機能させるものであって、
加速度データ及び地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角dを出力する自律測位手段と、
時間経過に応じて、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θを導出する絶対方位角導出手段と
してコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
推定方位角d及び絶対方位角θと、地磁気データにおける地磁気ベクトルの伏角φとから、ピッチオフセットp(角度)を算出し、該ピッチオフセットpを自律測位手段へ出力するピッチオフセット算出手段としてコンピュータを更に機能させ、
自律測位手段は、重力ベクトルをピッチオフセットpだけ逆算して補正し、該重力ベクトルを用いて推定方位角dを算出する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の携帯装置用のプログラムにおける他の実施形態によれば、
ピッチオフセット算出手段は、以下の式によってピッチオフセットpを算出する
Figure 0005893254
としてコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明によれば、
3軸の加速度データを出力する加速度センサと、
3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、
絶対位置を測位するGPS測位手段と、
速度データ及び地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角dを出力する自律測位機能と、
時間経過に応じて、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θを導出する絶対方位角導出機能と
を有する携帯装置の重力ベクトルの補正方法において、
推定方位角d及び絶対方位角θと、地磁気データにおける地磁気ベクトルの伏角φとから、ピッチオフセットp(角度)を算出し、該ピッチオフセットpを自律測位機能へ出力するステップと、
自律測位機能が、重力ベクトルをピッチオフセットpだけ逆算して補正し、該重力ベクトルを用いて推定方位角dを算出するステップと
を有することを特徴とする。
本発明の携帯装置、プログラム及び方法によれば、自律位置(加速度データ及び地磁気データ)と絶対位置(GPS測位データ)とを用いることによって、携帯装置を保持する態様の個人差に関係なく、重力ベクトルを補正することができる。
本発明における携帯装置の機能構成図である。 ヨーオフセットを表すユーザ座標系である。 ピッチオフセットを表すユーザ座標系である。 y軸から見た重力ベクトルを表すユーザ座標系である。 z軸から見た重力ベクトルを表すユーザ座標系である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明における携帯装置の機能構成図である。
携帯装置1は、ユーザに所持されるものであって、例えば携帯電話機又はスマートフォンのようなものである。図1によれば、携帯装置1は、加速度センサ101と、地磁気センサ102と、GPS測位部103とを有する。
加速度センサ101は、加速度、即ち単位時間当たりの速度の変化を検出する。携帯装置の傾きを検出することができる3軸タイプの場合、3次元の加速度を検出でき、地球の重力(静的加速度)の計測にも対応できる。
地磁気センサ102は、3軸方向(前後方向、左右方向及び上下方向)の地磁気の方向を測定する。地磁気センサ102は、ホール素子を分離し、分離したホール素子からそれぞれ検出された値を出力する。
GPS測位部103は、絶対位置となる緯度経度情報を測位する。
また、携帯装置1は、自律測位部111と、絶対方位角導出部112と、ヨーオフセット算出部113と、ピッチオフセット算出部114と、アプリケーション部115とを有する。アプリケーション部115は、自律測位部111から導出された推定方位角d''を用いて、様々なサービスをユーザに提供する。これら機能構成部は、携帯装置1に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、重力ベクトルの補正方法としても理解できる。
ここで、進行向きをx軸正方向、進行向きに対して左手方向をy軸正方向、進行向きに対する上方をz軸方向とするとする。このとき、各軸の回転を、以下のように表す。
x軸周りの回転 : ロール(roll)
y軸周りの回転 : ピッチ(pitch)
z軸周りの回転 : ヨー(yaw)
また、重力ベクトルに影響を与える誤差は、ヨー及びピッチである。従って、重力ベクトルを補正するためには、ヨーオフセットyとピッチオフセットpとが算出できればよい。即ち、本発明によれば、ロールオフセットrは、重力ベクトルに影響を与えないものとする。
自律測位部111は、加速度データ及び地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角d(°)を出力する。自律測位部111は、既存のデッドレコニング(Dead Reckoning:DR)技術(自律推測航法技術)に基づくものであって、屋内のように測位電波を受信できない場所にあっても、その位置を自律的に測位することができる。デッドレコニング技術は、エンコーダや慣性センサを利用した相対的自己位置推定技術をいい、一般に、既知の初期値(位置と姿勢)に対して、地磁気データ又は角速度データ(ジャイロスコープ)及び加速度データを足し合わせて、その後の位置及び姿勢を算出する。そのために、デッドレコニング技術のみでは、誤差が蓄積していくことなる。即ち、重力ベクトルの誤差も蓄積していくこととなる。
図1によれば、自律測位部111は、ヨーオフセット算出部113からのヨーオフセットyと、ピッチオフセット算出部114からのピッチオフセットpを入力する。自律測位部111は、自ら算出した推定方位角にヨーオフセットyを足し合わせ(逆算)、また、自ら算出した重力ベクトルにピッチオフセットpを足し合わせる(逆算)。これによって、重力ベクトル誤差による自律測位の誤差を補正することができる。
絶対方位角導出部112は、GPS測位部103から取得した絶対位置を、時間経過に応じて蓄積する。そして、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θ(°)を導出する。絶対方位角θは、ヨーオフセット算出部113及びピッチオフセット算出部114へ出力される。
ヨーオフセット算出部113は、自律測位部111から得られた推定方位角dと、絶対測位部112から得られた絶対方位角θとを入力する。そして、ヨーオフセット算出部113は、推定方位角d及び絶対方位角θからヨーオフセットyを算出する。
図2は、ヨーオフセットを表すユーザ座標系である。
図2(a)は、上方(z軸上)から見た地表面を表すユーザ座標系である。図2(b)は、前後、左右、上下方向を表すユーザ座標系である。ここで、重力ベクトルは、ヨーに誤差を生じているとする。このとき、ヨーオフセットyは、方位角90°方向と270°方向に進行した際の推定方位角d90及びd270から算出することができる。
y=(d270+d90)/2−180
即ち、d90及びd270の左右のずれを、ヨーオフセットyとすることができる。
このように算出されたヨーオフセットyは、自律測位部111へフィードバックされる。これによって、自律測位部111は、自ら推定された重力ベクトルに対してヨーオフセットyを引いたベクトルを、重力ベクトルとして位置を推定する。
これによって、自律測位部111は、ヨーオフセットyを用いて、推定方位角dのヨーを補正する。ヨーの補正後の推定方位角d'は、以下のように算出される。
d'=d−y
ピッチオフセット算出部114は、自律測位部111から出力されたヨー補正後の推定方位角d'と、絶対測位部112から得られた絶対方位角θとを入力すると共に、地磁気センサ102から地磁気ベクトルの伏角φを入力する。そして、ピッチオフセット算出部114は、ピッチオフセットpを算出する。
図3は、ピッチオフセットを表すユーザ座標系である。
図3(a)は、上方(z軸上)から見た地表面を表すユーザ座標系である。図2(b)は、前後、左右、上下方向を表すユーザ座標系である。図3によれば、南から北へ向けて地磁気が到来している。
φ:地磁気ベクトルの伏角
d:推定方位角
d':ヨー補正された推定方位角
θ:絶対方位角
地磁気ベクトルの大きさ:1
角度は、北から時計回りで表される。
図3によれば、地磁気ベクトルは、前後成分、回転軸成分及び鉛直成分に分解される。
前後成分 =sinφcosθ
回転軸成分=sinφsinθ
鉛直成分 =cosφ
回転面成分=(前後成分,鉛直成分)
ピッチオフセットは、左右方向(y軸)を回転軸とした、重力ベクトルの回転オフセットである。重力ベクトルにピッチオフセットがかかることにより、重力ベクトルを基準とした座標系では、地磁気ベクトルの方が、本来あるべき位置から回転して見える。
図4は、y軸から見た重力ベクトルを表すユーザ座標系である。
図4(a)によれば、ピッチ誤差を含まない実際の重力ベクトルを表す。
図4(b)によれば、ピッチ誤差を含む推定の重力ベクトルを表す。
図4(c)によれば、図4(b)の推定の重力ベクトルを鉛直方向へ強制的に回転させたものを表す。
図4(d)によれば、図4(a)及び図4(c)を重ね合わせたものである。これによれば、地磁気ベクトルが回転しているように見える。
図5は、z軸から見た重力ベクトルを表すユーザ座標系である。
図5によれば、重力ベクトルに対する垂直な面(地表面、即ちz軸)から見たものである。ここで、重力ベクトルが正しい場合に見える地磁気ベクトルと、重力ベクトルがオフセットしている場合に見える地磁気ベクトルとは、ずれて見える。ヨー補正後の推定方位角d'は、絶対方位角θに対してピッチオフセットを含む。
そこで、ピッチオフセット算出部114は、ヨー補正後の推定方位角d'からピッチオフセットpを逆算する。地磁気ベクトルの回転軸成分は、回転の影響を受けないので、前述のとおり、一定である。
回転軸成分=sinφsinθ 式(1)
一方で、回転面成分(前後成分、鉛直成分)は、以下のように表される。
m=(sinφcosθ、cosφ)
これに、回転p(ピッチオフセット)を加えると、以下のようになる。
Figure 0005893254
つまり、ピッチオフセットがかかった前後成分(観測値)は、以下のように表される。
前後成分=sinφcosθcosp−cosφsinp 式(2)
回転後の、回転軸成分(式1)と前後成分(式2)とから、以下の式が成り立つ。
Figure 0005893254
ここで、三角関数の合成の公式を用いて、式(3)を変形すると、以下のようになる。
Figure 0005893254
このように算出されたピッチオフセットpは、自律測位部111へフィードバックされる。これによって、自律測位部111は、自ら推定された重力ベクトルに対してピッチオフセットpを引いたベクトルを、重力ベクトルとして位置を推定する。
以上、詳細に説明したように、本発明の携帯装置、プログラム及び方法によれば、自律位置(加速度データ及び地磁気データ)と絶対位置(GPS測位データ)とを用いることによって、携帯装置を保持する態様の個人差に関係なく、重力ベクトルを補正することができる。
本発明によれば、自律測位部の推定方位角と絶対測位部の絶対方位角との誤差分から、重力ベクトルのオフセットを算出し、そのオフセットを自律測位部にフィードバックすることによって、できる限り正確な自律測位の結果を出力するようにしている。これによって、角速度センサを搭載する必要がなく、自律測位に必須の加速度センサ及び地磁気センサとGPS測位部とのみを搭載していればよい。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 携帯装置
101 加速度センサ
102 地磁気センサ
103 GPS測位部
111 自律測位部
112 絶対方位角導出部
113 ヨーオフセット算出部
114 ピッチオフセット算出部
115 アプリケーション部
2 GPS衛星

Claims (5)

  1. 3軸の加速度データを出力する加速度センサと、
    3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、
    絶対位置を測位するGPS(Global Positioning System)測位手段と、
    前記加速度データ及び前記地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角dを出力する自律測位手段と、
    時間経過に応じて、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θを導出する絶対方位角導出手段と
    を有する携帯装置において
    前記推定方位角d及び前記絶対方位角θと、前記地磁気データにおける地磁気ベクトルの伏角φとから、ピッチオフセットp(角度)を算出し、該ピッチオフセットpを前記自律測位手段へ出力するピッチオフセット算出手段を更に有し、
    前記自律測位手段は、前記重力ベクトルを前記ピッチオフセットpだけ逆算して補正し、該重力ベクトルを用いて前記推定方位角dを算出する
    ことを特徴とする携帯装置。
  2. 前記ピッチオフセット算出手段は、以下の式によってピッチオフセットpを算出する
    Figure 0005893254
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 3軸の加速度データを出力する加速度センサと、
    3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、
    絶対位置を測位するGPS測位手段と
    を有する携帯装置に搭載されたコンピュータを機能させるものであって、
    前記加速度データ及び前記地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角dを出力する自律測位手段と、
    時間経過に応じて、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θを導出する絶対方位角導出手段と
    してコンピュータを機能させるプログラムにおいて
    前記推定方位角d及び前記絶対方位角θと、前記地磁気データにおける地磁気ベクトルの伏角φとから、ピッチオフセットp(角度)を算出し、該ピッチオフセットpを前記自律測位手段へ出力するピッチオフセット算出手段としてコンピュータを更に機能させ、
    前記自律測位手段は、前記重力ベクトルを前記ピッチオフセットpだけ逆算して補正し、該重力ベクトルを用いて前記推定方位角dを算出する
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする携帯装置用のプログラム。
  4. 前記ピッチオフセット算出手段は、以下の式によってピッチオフセットpを算出する
    Figure 0005893254
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項に記載の携帯装置用のプログラム。
  5. 3軸の加速度データを出力する加速度センサと、
    3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、
    絶対位置を測位するGPS測位手段と、
    記加速度データ及び前記地磁気データを用いて重力ベクトルを算出すると共に、自律的に測位した推定方位角dを出力する自律測位機能と、
    時間経過に応じて、先の時刻の絶対位置と後の時刻の絶対位置とから絶対方位角θを導出する絶対方位角導出機能と
    を有する携帯装置の重力ベクトルの補正方法において、
    前記推定方位角d及び前記絶対方位角θと、前記地磁気データにおける地磁気ベクトルの伏角φとから、ピッチオフセットp(角度)を算出し、該ピッチオフセットpを前記自律測位機能へ出力するステップと、
    前記自律測位機能が、前記重力ベクトルを前記ピッチオフセットpだけ逆算して補正し、該重力ベクトルを用いて前記推定方位角dを算出するステップと
    を有することを特徴とする携帯装置の重力ベクトルの補正方法。
JP2011066822A 2011-03-24 2011-03-24 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法 Active JP5893254B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011066822A JP5893254B2 (ja) 2011-03-24 2011-03-24 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011066822A JP5893254B2 (ja) 2011-03-24 2011-03-24 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012202780A JP2012202780A (ja) 2012-10-22
JP5893254B2 true JP5893254B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=47183958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011066822A Active JP5893254B2 (ja) 2011-03-24 2011-03-24 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5893254B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017090360A1 (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 古野電気株式会社 センサ誤差算出装置、姿勢角算出装置、センサ誤差算出方法、姿勢角算出方法
KR102652232B1 (ko) * 2018-07-24 2024-03-28 삼성전자주식회사 위성 측위 회로를 이용하여 획득된 방위 정보에 기반하여, 센서를 통해 획득된 방위 정보 또는 센서를 보정하는 방법 및 이를 지원하는 전자 장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5630969B2 (ja) * 2009-05-12 2014-11-26 任天堂株式会社 姿勢算出装置、姿勢算出プログラム、姿勢算出システム、および、姿勢算出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012202780A (ja) 2012-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107084717B (zh) 用于基于磁场地图的定位系统的移动终端及其方法
JP5328252B2 (ja) ナビゲーションシステムの位置検出装置および位置検出方法
JP4199553B2 (ja) ハイブリッド航法装置
CN106679657B (zh) 一种运动载体导航定位方法及装置
JP6094026B2 (ja) 姿勢判定方法、位置算出方法及び姿勢判定装置
JP4876204B2 (ja) 小型姿勢センサ
CN103235328B (zh) 一种gnss与mems组合导航的方法
JP5602070B2 (ja) 位置標定装置、位置標定装置の位置標定方法および位置標定プログラム
JP2012173190A (ja) 測位システム、測位方法
JP2009098125A5 (ja)
JP2014506318A5 (ja) 移動するユーザ、移動端末、または交通手段の軌跡推定方法、コンピュータプログラム、および軌跡推定装置
EP2837911B1 (en) Method to improve leveling performance in navigation systems
JP7025215B2 (ja) 測位システム及び測位方法
JP6339429B2 (ja) 方位を決定するためのデバイス及びその方法
JP2012008096A (ja) バイアス推定方法、姿勢推定方法、バイアス推定装置及び姿勢推定装置
JP5511088B2 (ja) 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法
JP2016033473A (ja) 位置算出方法及び位置算出装置
CN105606093B (zh) 基于重力实时补偿的惯性导航方法及装置
CN108627152A (zh) 一种微型无人机基于多传感器数据融合的导航方法
WO2018191957A1 (zh) 一种云台姿态估计方法、装置以及相应的云台
JP6221295B2 (ja) 位置算出方法及び位置算出装置
EP3227634B1 (en) Method and system for estimating relative angle between headings
CN111307114A (zh) 基于运动参考单元的水面舰船水平姿态测量方法
JP5893254B2 (ja) 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法
JP4527171B2 (ja) 単一gpsと慣性データ(加速度,角速度)によるビークル姿勢角の計測方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160224

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5893254

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150