JP5892228B1 - 同報無線システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的な同報無線システムにおいては、「放送の優先度」が同じ場合、割り込みで放送することができなかった。【解決手段】本発明の同報無線システムは、指示に基づいて放送を実施する無線送受信装置と、無線送受信装置が放送を実施することを要求する信号である放送要求を発信することができる一つ以上の放送設備と、放送の優先順位を示す指標である優先度のうち、無線送受信装置が実施中の放送の優先度である第一の優先度を記憶する記録部と、第一の優先度が、無線送受信装置が放送を実施中に受信した放送要求に含まれる優先度と比較して高く、かつ、所定の条件が満たされるときに、割り込みで前記放送要求で要求された放送を実施することを指示する制御部とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、同報無線システムに関し、特に、同報無線システムにおける放送制御方式に関する。
今日の一般的な同報無線システムにおいては、操作卓、遠隔制御局設備、外部起動装置、自動起動装置等の放送設備から放送コンテンツを発信する際、その放送の「放送の優先度」を設定することができる。
この「放送の優先度」は数段階設定することができる。例えば、放送の緊急度が低い放送の場合、その「放送の優先度」を一般として放送(一般放送)を行い、放送の緊急度が高い場合、その「放送の優先度」を緊急として放送(緊急放送)を行うという運用が想定される。
この「放送の優先度」を利用して、一般的な同報無線システムにおいては、例えば遠隔制御局設備から発信した一般放送を放送しているときに、例えば操作卓から発信した「放送の優先度」がより高い緊急放送を割り込みで放送することができる。
市町村デジタル同報通信システム標準規格ARIB STD−T86 3.0版(社団法人電波産業会)には上述したような一般的な同報無線システムが記載されている。
市町村デジタル同報通信システム標準規格ARIB STD−T86 3.0版(社団法人電波産業会)平成19年5月29日改定
しかしながら、上述した一般的な同報無線システムにおいては、「放送の優先度」が同じ場合、割り込みで放送することができなかった。つまり、一般放送を放送中に、他の一般放送を割り込みで放送することはできなかった。また、緊急放送を放送中に、他の緊急放送を割り込みで放送することはできなかった。
本発明の目的は、「放送の優先度」が同じ場合でも割り込みで放送を行うことができる同報無線システムを提供することにある。
本発明の同報無線システムは、指示に基づいて放送を実施する無線送受信装置と、無線送受信装置が放送を実施することを要求する信号である放送要求を発信することができる一つ以上の放送設備と、放送の優先順位を示す指標である優先度のうち、無線送受信装置が実施中の放送の優先度である第一の優先度を記憶する記録部と、第一の優先度が、無線送受信装置が放送を実施中に受信した放送要求に含まれる優先度と比較して高く、かつ、所定の条件が満たされるときに、割り込みで前記放送要求で要求された放送を実施することを指示する制御部とを備える。
本発明の同報無線方法は、指示に基づいて放送を実施するステップと、放送を実施することを要求する信号である放送要求を発信するステップと、放送の優先順位を示す指標である優先度のうち、実施中の放送の優先度である第一の優先度を記憶するステップと、第一の優先度が、放送を実施中に受信した放送要求に含まれる優先度と比較して高く、かつ、所定の条件が満たされるときに、割り込みで前記放送要求で要求された放送を実施することを指示するステップとを備える。
本発明の同報無線システムおよび同報無線方法によれば、「放送の優先度」が同じ場合でも割り込みで放送を行うことができる。
本発明の第1の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる演算部の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第9の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる同報無線システムの概要図である。 本発明の第1の実施形態にかかる同報無線システムの、演算部の構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有するものには同じ符号をつけ、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
(構成)
図10は本発明の第1の実施形態にかかる同報無線システムの概要図である。
本発明の同報無線システムは、放送設備群11および親局設備12および子局設備群13を有する。放送設備は親局設備に対して放送の実施を要求する(放送要求を行う)装置である。放送設備は複数存在する場合がある。以下、複数の放送設備をまとめて放送設備群と呼ぶ場合がある。親局設備は子局設備に対し無線呼出信号を発信する装置である。子局設備は親局設備から発信される無線呼出信号を受信し、無線呼出信号に基づいて放送を行う装置である。子局設備は複数存在する場合がある。以下、複数の子局設備をまとめて子局設備群と呼ぶ場合がある。
放送設備群11は必要に応じて、親局設備12に対して放送要求を行う。親局設備12は子局設備群13の中から、放送対象(以下、放送対象局とも呼ぶ。)を一つ又は複数選択して、選択した放送対象へ無線呼出信号を送信する。放送対象として選択された子局設備は、親局設備12から受信した無線呼出信号に基づいて、住民14に対して拡声放送等の放送を実施する。以下、親局設備が放送対象局へ無線呼出信号を送信することを親局設備が放送を実施するとも言う。
図1は本発明の第1の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
本発明の親局設備は図1に示す通り、無線送受信装置3、操作卓4から構成される。また、本発明の放送設備群は図1に示す通り、遠隔制御局設備1、外部起動装置2、操作卓4を有する。遠隔制御局設備1、外部起動装置2、操作卓4それぞれは単体で放送設備とも呼ばれる。これらのうち、遠隔制御局設備1、外部起動装置2は必須の構成ではなく、同報無線システムの規模や使用目的によって、接続したり接続しなかったりすることをそれぞれについて選択してよい。
操作卓4は記録部5、制御部6、演算部7、インタフェース(I/F)部8を機能部として持つ。I/F部8は放送設備と親局設備の通信を行う接続部分としてのインタフェース機能を持つと共に、ユーザインタフェースとしての機能をも持つ。操作卓4は放送設備群及び親局設備の両方に属する。
(作用)
ここからは特に断りがない限り、「放送の優先度の値」が小さい方が、「放送の優先度」が高い場合を仮定して、実施形態の動作を説明する。ここで、「放送の優先度の値」および「放送の優先度」は放送の優先順位を示す指標である。「放送の優先度の値」および「放送の優先度」は放送毎に設定される。「放送の優先度の値」は数値で表され、最小値は0である。「放送の優先度」としては、例えば「一般」や「緊急」等がある。「一般」よりも「緊急」の方が優先される。
ここでは、外部起動装置2がある放送(放送Aとする。)の放送要求を発信し、無線送受信装置3が放送Aを放送してから5分以内に、遠隔制御局設備1が別のある放送(放送Bとする。)の放送要求を後から発信する場合について説明する。ここでは、放送Aの「放送の優先度の値」を1、放送Bの「放送の優先度の値」を5と仮定する。ここで、放送要求とは無線送受信装置3が放送を実施することを要求する信号である。放送要求は、一つの放送毎に放送設備から発信される。I/F部8は放送設備から発信される放送要求を受信する。放送要求は、「放送の優先度の値」を含んでいる。
このとき、I/F部8は、遠隔制御局設備1が発信した「放送の優先度の値」が5である放送の放送要求を受信する。
図2は本発明の第1の実施形態にかかる演算部の動作を説明するフローチャートである。
割り込み放送の可否を判断するために、演算部7は動作が開始されると(開始)、まず、無線送受信装置3が放送を実施しているか否か確認する(ステップS1)。ここで、割り込み放送の可否を判断するとは、同報無線システムが割り込みで放送を実施するか否か判断するということもできる。
ステップS1において、無線送受信装置3が放送を行っていない場合(ステップS1no)、演算部7は再度ステップS1の動作をはじめから行う。
ステップS1において、無線送受信装置3が放送を行っている場合(ステップS1yes)、次に、演算部7は、放送中の放送(放送A)の「放送の優先度」を変更するか否か判断する(ステップS2)。例えば、放送Aの放送開始から1分以上経過していれば変更すると判断し、放送Aの放送開始から1分未満であれば否と判断する、というような判断の基準を設定することができる。
ステップS2において、変更すると判断した場合(ステップS2yes)、演算部7は、記録部5に記憶されている放送Aの「放送の優先度の値」を取得し、変更した後、書き戻す(ステップS3)。より具体的には、例えば、演算部7は放送Aの「放送の優先度の値」を記録部5から取得し、放送Aの放送開始からの経過時間に応じてn分経過していたら放送Aの「放送の優先度の値」をn加えたものに変更する(nは整数)。
次に、演算部7は、I/F部8が放送要求を受信したか否かを確認する(ステップS4)
ステップS4において、I/F部8が放送要求を受信していない場合(ステップS4no)、演算部7は再度ステップS1の動作をはじめから行う。
ステップS4において、I/F部8が放送要求を受信した場合(ステップS4yes)、次に、演算部7は、記録部5に記憶されている放送Aの「放送の優先度」と後から受信した放送要求に含まれている放送(放送B)の「放送の優先度」とを取得する(ステップS5)。
次に、演算部7は放送Aの「放送の優先度」が、放送Bの「放送の優先度」より高いか否か判断する(ステップS6)。
ステップS6において、もし放送Aの「放送の優先度」が、放送Bの「放送の優先度」と同じか、高ければ(放送Aの放送の優先度≧放送Bの放送の優先度)(ステップS6yes)、演算部7は割り込み放送不可と判断し、制御部6にこの結果を伝え(ステップS7)、処理を終了する(終了)。
ステップS6において、もし放送Aの「放送の優先度」が、放送Bの「放送の優先度」より低ければ(放送Aの放送の優先度<放送Bの放送の優先度)(ステップS6no)、次に、演算部7は割り込み放送可と判断し、制御部6にこの結果を伝え(ステップS8)、処理を終了する(終了)。
演算部7は処理を終了した後再びステップS1から処理を開始する。また、演算部7は処理を終了した後一定時間経過してからステップS1の処理を開始することとしてもよい。このようにすることにより時間あたりの平均的な処理の負荷を低減でき、それにより消費電力が低減するという効果が期待できる。
あるいは、演算部7は処理を終了した後制御部6から動作開始の指示が来るまで待機することとしてもよい。この場合、制御部6はI/F部8が放送要求を受信したか確認し続ける。I/F部8が放送要求を受信したことが確認された場合、制御部6は演算部7に動作開始の指示を行う。演算部7は、制御部6から動作開始の指示が来た場合、ステップS1から処理を開始する。
制御部6は、割り込み放送可という割り込み放送の可否の判断の結果を演算部7から受け取った場合、割り込み放送の処理として、無線送受信装置3に割り込みで放送を実施する旨を指示する。そして、無線送受信装置3は、制御部6から割り込みで放送を実施する旨の指示を受け取った場合、割り込みで別の放送を実施する。ここで、別の放送とは、放送設備から発信される放送要求に対応する放送であってもよい。あるいは、別の放送とは、これから割り込みで放送を行うことを案内する内容の放送であってもよい。そして、割り込みで放送を行うことを案内する内容の放送の後、放送設備から発信される放送要求に対応する放送を放送することとしてよい。
また、制御部6は、割り込み放送不可という割り込み放送の可否の判断の結果を演算部7から受け取った場合、処理を終了する。
放送開始から1分経過する毎に、実施中の放送の優先度の値を1大きいものに変更するので、放送開始時に放送要求元の放送の優先度の値が1であった場合、放送開始後5分未満のとき、放送中の放送の放送の優先度の値は5以下である。また、放送開始から5分経過したとき、放送の優先度の値は6である。
また、本発明は必ずしも放送開始から1分経過する毎に、放送Aの放送の優先度の値を1大きいものに変更するものではない。例えば、実放送Aの放送の優先度の値に経過時間を掛け合わせることとしてもよい。また、放送A放送の優先度の値を変更することに代えて、放送Bの放送の優先度を変更しても良い。さらに、放送Bの放送の優先度の値を放送開始から1分経過する毎に、1小さくすることとしてもよい。また、放送Bの放送の優先度の値を経過時間で割ることとしてもよい。あるいは、放送Aおよび放送B双方の放送の優先度を変更した後に比較し、割り込み放送を行うか否かを判断しても良い。
図11は本発明の第1の実施形態にかかる同報無線システムの、演算部の構成を示すブロック図である。演算部7は無線送受信装置の放送実施判定部71、放送の優先度変更判定部72、放送要求受信判定部73、放送の優先度の大小判定部74を有する。無線送受信装置の放送実施判定部71は無線送受信装置3が放送を実施しているか否か確認する。放送の優先度変更判定部72は、放送中の放送(放送A)の「放送の優先度」を変更するか否か判断する。放送要求受信判定部73は、I/F部8が放送要求を受信したか否かを確認する。放送の優先度の大小判定部74は、放送Aの「放送の優先度」が、放送Bの「放送の優先度」より高いか否か判断する。
(効果)
本実施形態により、放送開始後十分に時間が経過した放送については、割り込みで別の放送を放送することができる。これにより、別の放送を迅速に放送することが可能となる。
(第2の実施形態)
(構成)
本発明の第2の実施形態として、上述した第1の実施形態の構成に加えて、ある放送設備から発信された放送を放送中に、その放送の「放送の優先度」を任意の値に変更する事ができる実施形態が考えられる。このような構成により、より柔軟な放送制御が可能となる。
より具体的には、例えば、同報無線システムの繰り返し放送中に、繰り返し回数又は放送経過時間に合わせて、放送中の放送の、放送の優先度を低くするという構成が考えられる。同報無線システムにおいては、情報をより確実に周知するために、同様の内容を繰り返して放送する場合がある。また緊急時は、繰り返し回数を有限回数または無制限に設定して放送を行い、放送要求元の放送設備の操作者は避難するという運用が想定される。これらの放送の「放送の優先度」が高い場合、他の放送設備から割り込みで放送を行うことができない。本実施形態では、例えば放送開始5分後に、放送中の放送の「放送の優先度」を低くする、または、繰り返し放送の放送回数が1回増える度に、放送中の放送の、「放送の優先度」を低くする。このような構成により、繰り返し放送を放送中の場合においても、さらに重要な放送を割り込みで放送することが可能となる。
(作用)
すなわち、特に重要な内容を放送しているときは、放送中の放送の優先度を高くして、放送中の放送に対する割り込み放送を防ぐことができる。そして、放送した内容を繰り返す場合や、重要度の低い内容を放送しているときは、放送中の放送の優先度を低くして、放送中の放送に対する割り込み放送を行わせることができる。
(効果)
本実施形態により、放送中の放送に対する、割り込み放送を行わせることができる。これにより、重要な情報を迅速に住民に周知することが可能となる。
(第3の実施形態)
(構成)
図3は本発明の第3の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本発明の第3の実施形態においては、第1の実施形態の構成に加えて、操作卓4または遠隔制御局設備1がセンサ部9を有する。
(作用)
無線送受信装置3が放送する放送は、操作卓4または遠隔制御局設備1から発信される場合がある。操作卓4または遠隔制御局設備1が放送を発信中に、センサ部9は、各放送設備の周辺環境に関する情報を取得する。そして、操作卓4または遠隔制御局設備1は、センサ部9が取得した各放送設備の周辺環境に関する情報に応じて、「放送の優先度」を変更する。
より具体的には、操作卓4が有するセンサ部9または遠隔制御局設備1が有するセンサ部9に各種センサを接続し、その各種センサが取り付けられた操作卓または遠隔制御局設備の周辺環境に関する情報を各種センサから取得する。各種センサとは例えば、人感センサ、光センサ、温度センサ、風圧センサ、音センサ、振動センサ等、放射線センサ、化学物質センサ、臭いセンサ、カメラ等である。周辺環境に関する情報とは例えば周辺の人の数や人の動作、匂い物質等の化学物質や放射線の量等である。
そして、操作卓4または遠隔制御局設備1は、各種センサから取得した周辺環境に関する情報に基づき、記録部5に記憶されている、放送中の放送の「放送の優先度の値」を変更することを操作卓4へ指示する。
例えば操作卓4、遠隔制御局設備1それぞれが、周辺の人の数や人の動きを、人感センサや音センサ、振動センサ、カメラ等で収集して、その情報に応じて「放送の優先度」を設定するという動きが想定される。また、活火山や化学工場、原子力発電所等の近くに放送設備がある場合、化学物質センサや臭いセンサ、放射線センサ等で周辺環境情報を収集して、それらの値が高い場合を緊急事態と判断し、放送中の放送の「放送の優先度の値」を高く設定する。これにより、緊急事態にある放送設備からの放送を優先的に放送するという放送制御を実現できる。
(効果)
本実施形態によれば、緊急事態にある放送設備からの放送を優先的に放送するという放送制御を実現できる。
(第4の実施形態)
図4は本発明の第4の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施形態では、無線送受信装置3が記録部5、制御部6、演算部7、I/F部8を機能部として持つ。各機能部の動作は第1の実施形態と同様である。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2は無線送受信装置3が有するI/F部8に接続する。
本実施形態では無線送受信装置3がシステム全体の制御の大半を担う。また、本実施形態によれば、遠隔制御局設備1、外部起動装置2を操作卓4に接続することなく制御を行うことができる。
(第5の実施形態)
図5は本発明の第5の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施形態では、無線送受信装置3が記録部5、制御部6、演算部7を機能部として持つ。また、操作卓4がI/F部8を機能部として持つ。各機能部の動作は第1の実施形態と同様である。また、本実施形態では無線送受信装置3を操作卓4に複数接続する。
本実施形態によれば複数台の無線送受信装置3が、機能部の処理を分担して行うことができる。
(第6の実施形態)
図6は本発明の第6の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施形態では、無線送受信装置3が記録部5、制御部6、I/F部8を機能部として持つ。また、操作卓4が演算部7を機能部として持つ。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2それぞれの放送設備が演算部7を機能部として持つ。あるいは、遠隔制御局設備1、外部起動装置2それぞれの放送設備のいずれか1つまたは複数が演算部7を機能部として持ち、演算部7を持たない放送設備があっても良い。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2は、無線送受信装置3が有するI/F部8に接続する。各機能部の動作は第1の実施形態と同様である。
本実施形態では無線送受信装置3と放送設備群とを含めて親局設備とみなすことができる。本実施形態では制御部6と演算部7とをそれぞれ別の装置が持つので、機能部の処理の負荷が各装置へ分散される効果が期待できる。また、本実施形態によれば遠隔制御局設備1、外部起動装置2を操作卓4に接続することなく制御を行うことができる。
(第7の実施形態)
図7は本発明の第7の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態では、無線送受信装置3が記録部5、制御部6を機能部として持つ。また、操作卓4が演算部7、I/F部8を機能部として持つ。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2それぞれの放送設備が演算部7を機能部として持つ。あるいは、遠隔制御局設備1、外部起動装置2それぞれの放送設備のいずれか1つ又は複数が演算部7を機能部として持ち、演算部7を持たない放送設備があっても良い。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2は、操作卓4が有するI/F部8に接続する。各機能部の動作は第1の実施形態と同様である。
本実施形態では無線送受信装置3と放送設備群とを含めて親局設備とみなすことができる。本実施形態では制御部6と演算部7とをそれぞれ別の装置が持つので、機能部の処理の負荷が各装置へ分散される効果が期待できる。
(第8の実施形態)
図8は本発明の第8の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、本実施形態では、無線送受信装置3がI/F部8を機能部として持つ。また、別途設ける放送制御設備10が記録部5、制御部6、演算部7を機能部として持つ。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2、放送制御設備10は、無線送受信装置3が有するI/F部8に接続する。各機能部の動作は第1の実施形態と同様である。
本実施形態では無線送受信装置3と放送設備群と放送制御設備10を含めて親局設備とみなすことができる。また、本実施形態では制御部6および演算部7を放送制御設備10が持つので、遠隔制御局設備1、外部起動装置2、無線送受信装置3、操作卓4の各装置の負荷が軽減される効果が期待できる。また、本実施形態では遠隔制御局設備1、外部起動装置2を操作卓4に接続することなく制御を行うことができる。
(第9の実施形態)
図9は本発明の第9の実施形態にかかる同報無線システムの、放送設備群および親局設備の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、本実施形態では、操作卓4がI/F部8を機能部として持つ。また、別途設ける放送制御設備10が記録部5、制御部6、演算部7を機能部として持つ。また、遠隔制御局設備1、外部起動装置2、放送制御設備10は、操作卓4が有するI/F部8に接続する。各機能部の動作は第1の実施形態と同様である。
本実施形態では無線送受信装置3と放送設備群と放送制御設備10を含めて親局設備とみなすことができる。また、本実施形態では制御部6および演算部7を放送制御設備10が持つので、遠隔制御局設備1、外部起動装置2、無線送受信装置3、操作卓4の各装置の負荷が軽減される効果が期待できる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載の発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもないことである。
1 遠隔制御局設備
2 外部起動装置
3 無線送受信装置
4 操作卓
5 記録部
6 制御部
7 演算部
8 インタフェース(I/F)部
9 センサ部
10 放送制御設備
11 放送設備群
12 親局設備
13 子局設備群
14 住民
71 無線送受信装置の放送実施判定部
72 放送の優先度変更判定部
73 放送要求受信判定部
74 放送の優先度の大小判定部

Claims (8)

  1. 指示に基づいて放送を実施する無線送受信装置と、
    前記無線送受信装置が放送を実施することを要求する信号である放送要求を発信するこ
    とができる一つ以上の放送設備と、
    放送の優先順位を示す指標である優先度のうち、前記無線送受信装置が実施中の放送の
    優先度である第一の優先度を記憶する記録部と、
    前記無線送受信装置が放送を実施している場合に、前記放送要求に含まれる優先度また
    は前記第一の優先度を放送開始からの経過時間が大きくなるほど前記第一の優先度を低く
    するまたは放送開始からの経過時間が大きくなるほど前記放送要求に含まれる優先度を高
    くするように変更し、前記放送要求に含まれる優先度と前記第一の優先度とを比較し、前
    記第一の優先度が前記放送要求に含まれる優先度と比較して低いときに割り込みで放送を
    実施すると判断する演算部と、
    前記演算部が割り込みで放送を実施すると判断した場合に割り込みで放送を実施するこ
    とを指示する制御部
    とを備える同報無線システム。
  2. 前記演算部は、前記放送が実施されてから一定時間経過していれば前記放送要求に含ま
    れる前記優先度または前記第一の優先度を変更する
    請求項に記載した同報無線システム。
  3. 前記放送設備が、
    周辺環境に関する情報を取得するセンサ部を備え、
    前記周辺環境に関する情報に基づき、前記放送設備が緊急事態にあるかどうかを判断し

    前記放送設備が緊急事態にあると判断した場合、前記制御部が割り込みで放送を実施す
    ることを指示する、
    請求項1または2に記載した同報無線システム。
  4. 一つの前記放送設備が、前記記録部と前記演算部と前記制御部とを備える
    請求項1から3のいずれか1項に記載した同報無線システム。
  5. 前記無線送受信装置が、前記記録部と前記演算部と前記制御部とを備える
    請求項からのいずれか1項に記載した同報無線システム。
  6. 前記無線送受信装置を複数備え、
    複数の前記無線送受信装置それぞれが前記記録部と前記演算部と前記制御部とを備える
    請求項からのいずれか1項に記載した同報無線システム。
  7. 複数の前記放送設備それぞれが前記演算部を備える
    請求項からのいずれか1項に記載した同報無線システム。
  8. 指示に基づいて放送を実施するステップと、
    放送を実施することを要求する信号である放送要求を発信するステップと、
    放送の優先順位を示す指標である優先度のうち、実施中の放送の優先度である第一の優
    先度を記憶するステップと、
    前記無線送受信装置が放送を実施している場合に、前記放送要求に含まれる優先度また
    は前記第一の優先度を放送開始からの経過時間が大きくなるほど前記第一の優先度を低く
    するまたは放送開始からの経過時間が大きくなるほど前記放送要求に含まれる優先度を高
    くするように変更するステップと、
    前記放送要求に含まれる優先度と前記第一の優先度とを比較するステップと、
    前記第一の優先度が前記放送要求に含まれる優先度と比較して低いときに割り込みで放
    送を実施すると判断するステップと、
    割り込みで放送を実施すると判断した場合に割り込みで放送を実施することを指示する
    ステップ
    とを備える同報無線方法。

JP2014232723A 2014-11-17 2014-11-17 同報無線システム Active JP5892228B1 (ja)

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