JP5889425B2 - 減結合回路 - Google Patents

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Description

この発明は、無線通信装置等に搭載される複数のアンテナに接続される減結合回路に関し、特に、2本のアンテナ間の結合を低減する減結合回路に関するものである。
近年、無線通信システムの高速化/高品質化に伴って、ダイバーシチやMIMO(Multiple Input Multiple Output)を適用するために、送受信に複数のアンテナを用いるマルチアンテナ技術への要求が高まっている。ダイバーシチやMIMOが効果を発揮するためには、複数のアンテナ間の結合をできる限り小さくし、アンテナ相関を低くする必要がある。
しかし、一般に、小型の通信端末等の小さい領域に複数のアンテナを搭載する場合には、アンテナ間の距離を十分に確保できないため、アンテナ間結合が強くなり通信性能が劣化する。この問題に対して、アンテナに減結合回路を接続し、アンテナを介した結合を回路を介した結合で打ち消す方法が知られている。
例えば、減結合回路を2つの伝送線路と線路間を接続するリアクタンス素子で構成することにより、アンテナ間の相互結合を低減できることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、2本のアンテナの形状を工夫し、アンテナ間を接続回路(リアクタンス回路)で接続することで、アンテナ間結合を低減する方法がある(例えば、特許文献1参照)。更に、直交偏波共用パッチアンテナにおいて、給電ポート間の結合を低減するために、アンテナを介した結合を方向性結合器を介した結合で打ち消す方法が知られている(非特許文献2参照)。
特開2011−205316号公報
S.C. Chen,Y.S. Wang,and S.J. Chung,"A decoupling technique for increasing the port isolation between two strongly coupled antennas,"IEEE Trans.Antennas Propag.,vol.56,no.12,pp.3650-3658,Dec.2008. K.L. Lau,K.M. Luk,and D. Lin,"A wide-band dual-polarization patch antenna with directional coupler,"IEEE Antennas Wireless Propagat. Lett.,vol.1,pp.186-189,2002.
しかしながら、従来の減結合回路は、原理的に1つの周波数で結合を低減するものであり、使用する周波数帯域が広い場合には、帯域内全体で結合を低減させることができないという課題があった。特に、使用周波数帯域内で、アンテナ間結合の位相が大きく変化する場合には、帯域内全体で結合を低減させることができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減できる減結合回路を得ることを目的とする。
この発明に係る減結合回路は、一つの入力を二つに分配または二つの入力を一つに合成する第1、第2の分配回路と、所定の特性インピーダンスを有する伝送線路とを備え、第1の分配回路は、第1〜第3の端子を備え、第1の端子から入力された高周波信号を第2と第3の端子に出力する分配回路であり、かつ、第2の分配回路は、第4〜第6の端子を備え、第4の端子から入力された高周波信号を第5と第6の端子に出力する分配回路であり、かつ、第3の端子と伝送線路の一端とを接続すると共に、第6の端子と伝送線路の他端とを接続した減結合回路であって、第2の端子に第1のアンテナを接続すると共に、第5の端子に第2のアンテナを接続し、第1の端子から第1の分配回路、第1のアンテナ、空間、第2のアンテナ、第2の分配回路を介して、第4の端子へ出力される経路を第1の経路とし、第1の端子から第1の分配回路、伝送線路、第2の分配回路を介して、第4の端子へ出力される経路を第2の経路とし、第1の経路の結合振幅と第2の経路の結合振幅が等しくなるように、第1の分配回路と第2の分配回路の分配比を決定すると共に、伝送線路の長さを、第1の経路の結合位相と第2の経路の結合位相が、使用周波数帯域の上限周波数および下限周波数の間において逆相で、かつ、当該使用周波数帯域の上限周波数における結合位相と下限周波数における結合位相の差が、第1の経路と第2の経路で等しくなる長さとしたものである。
この発明の減結合回路は、第1の端子から入力された高周波信号を第2と第3の端子に出力する第1の分配回路と、第4〜第6の端子を備え、第4の端子から入力された高周波信号を第5と第6の端子に出力する第2の分配回路とを有し、第3の端子と伝送線路の一端とを接続すると共に、第6の端子と伝送線路の他端とを接続し、第2の端子に第1のアンテナを接続し、第5の端子に第2のアンテナを接続するようにしたので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減できる減結合回路を得ることができる。
この発明の実施の形態1による減結合回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による減結合回路を適用するアンテナの一例を示す説明図である。 図2の2素子ダイポールアンテナにおけるアンテナ間結合の計算結果を示す説明図である。 図2の2素子ダイポールアンテナに実施の形態1の減結合回路を適用した場合の経路A、Bの結合の振幅、位相を示す説明図である。 図2の2素子ダイポールアンテナに実施の形態1の減結合回路を適用した場合の結合量を示す説明図である。 図2の2素子ダイポールアンテナに非特許文献1の減結合回路を適用した場合の結合量を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による減結合回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による減結合回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による減結合回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態5による減結合回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態5による減結合回路の他の例を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による減結合回路を示す構成図である。図2は、実施の形態1に係る減結合回路を適用するアンテナの例であり、2素子のダイポールアンテナを示す図である。図3は、図2の2素子ダイポールアンテナにおけるアンテナ間結合の計算結果である。図4は、図2の2素子ダイポールアンテナに実施の形態1に係る減結合回路を適用した場合の経路A、Bの結合の振幅、位相である。図5は、図2の2素子ダイポールアンテナに実施の形態1に係る減結合回路を適用した場合の結合量である。図6は、図2の2素子ダイポールアンテナに非特許文献1の減結合回路を適用した場合の結合量である。
図1において、この実施の形態1に係る減結合回路には、入出力端子1〜4と、接続部11,12と、伝送線路21と、第1,第2の分配回路31,32とが設けられている。また、入出力端子1には第1のアンテナ51が接続され、入出力端子2には第2のアンテナ52が接続されている。
第1,第2の分配回路31,32は、一つの入力を二つに分配または二つの入力を一つに合成する分配回路であり、それぞれ3つの端子を有している。第1の分配回路31には、第1〜第3の3つの端子がある。第1の端子は、入出力端子3に接続され、第2の端子は、入出力端子1の第1のアンテナ51と反対側に接続される。また、接続部11に、第1の分配回路31の第3の端子と、伝送線路21の一端とが接続される。
第2の分配回路32には、第4〜第6の3つの端子がある。第2の分配回路32の第4の端子は、入出力端子4に接続される。第2の分配回路32の第5の端子は、入出力端子2の第2のアンテナ52と反対側に接続される。接続部12に、第2の分配回路32の第6の端子と、伝送線路21の他端とが接続される。
伝送線路21の特性インピーダンスは、第1,第2の分配回路31,32を設計する規格化インピーダンスと同一とする(例えば50Ω)と設計が容易となるが、その値はここで限定するものではない。
次に、実施の形態1の減結合回路の動作について説明する。
入出力端子3に高周波信号を入力すると、第1の分配回路31により、高周波信号が入出力端子1と接続部11へ分配される。入出力端子1へ分配された高周波信号は第1のアンテナ51に入力され、第1のアンテナ51から電磁波が放射される。この電磁波は、その一部が第2のアンテナ52で受信され、入出力端子2に入力される。一方、接続部11へ分配された高周波信号は伝送線路21を通過し、接続部12に入力される。入出力端子2に入力された信号と、接続部12に入力された信号は、第2の分配回路32により合成され、入出力端子4に出力される。
ここで、入出力端子3→第1の分配回路31→入出力端子1→第1のアンテナ51→第2のアンテナ52→入出力端子2→第2の分配回路32→入出力端子4の経路を経路A(第1の経路)とする。経路Aの入出力端子3から入出力端子4への結合をSa43(f)=α(f)ejφ(f)とする。ここで、fは周波数、α(f)は周波数fにおける結合の振幅、φ(f)は周波数fにおける結合の位相である。また、入出力端子3→第1の分配回路31→接続部11→伝送線路21→接続部12→第2の分配回路32→入出力端子4の経路を経路B(第2の経路)とする。経路Bの入出力端子3から入出力端子4への結合をSb43(f)=β(f)ejθ(f)とする。ここで、fは周波数、β(f)は周波数fにおける結合の振幅、θ(f)は周波数fにおける結合の位相である。
使用する周波数帯域を、f1〜f2とする。また、この周波数帯域における中心周波数をf0とする。まず、経路Aの結合振幅α(f)と経路Bの結合振幅β(f)が帯域内でおおむね等しくなるように、第1の分配回路31と第2の分配回路32の分配比を決定する。
また、伝送線路21の長さLは以下の条件(1)、(2)を満たすように決定する。
(1)中心周波数f0において、経路Aの結合位相φ(f0)と経路Bの結合位相θ(f0)がほぼ逆相となる。
(2)φ(f2)−φ(f1)がθ(f2)−θ(f1)とほぼ等しくなる。すなわち、経路Aと経路Bの群遅延がほぼ等しくなる。
以上のように、第1,第2の分配回路31,32の分配比、伝送線路21の長さLを決定すれば、使用する周波数帯域において、経路Aの結合と経路Bの結合をほぼ等振幅逆相にすることができ、両者を合成した入出力端子3から入出力端子4への結合量を低減することができる。
ここで、図2に示したように、2素子のダイポールアンテナを0.26λ0間隔で配置した場合を考える。λ0は、f0における自由空間波長である。この時の、アンテナ間結合の計算結果を図3に示す。なお、図3は、アンテナのVSWRが3以下となる周波数帯域0.93f0〜1.07f0におけるアンテナ間結合を示している。アンテナ間結合の位相が、帯域内で115度変化している。f1=0.93f0、f2=1.07f0とする。
図2に示した2素子のダイポールアンテナの結合を、図1の減結合回路により低減させる。ここで、第1の分配回路31における入出力端子1と接続部11の結合量を0、第2の分配回路32における入出力端子2と接続部12の結合量を0、第1の分配回路31の各端子の反射量を0、第2の分配回路32の各端子の反射量を0と仮定する。また、伝送線路21における接続部11,12での反射量を0とする。
第1のアンテナ51、第2のアンテナ52、第1の分配回路31、第2の分配回路32の規格化インピーダンスを50Ωとする。第1の分配回路31において、入出力端子3から入出力端子1への通過位相と、入出力端子3から接続部11への通過位相が等しいと仮定する。また、第2の分配回路32において、入出力端子4から入出力端子2への通過位相と、入出力端子4から接続部12への通過位相が等しいと仮定する。更に、伝送線路21において損失は無いとし、伝送線路21の特性インピーダンスを50Ωとする。
第1の分配回路31において、入出力端子3から入出力端子1への通過振幅(dB)をP1、入出力端子3から接続部11への通過振幅(dB)をP2とする。第2の分配回路32において、入出力端子4から入出力端子2への通過振幅(dB)をP1、入出力端子4から接続部12への通過振幅(dB)をP2とする。また、図3に示したアンテナ間結合の振幅の帯域内における最大値と最小値の平均値をγ(dB)とする。この時、図1における経路Aと経路Bの結合振幅がほぼ等しくなるように、次式よりP2を求める。

Figure 0005889425
経路Aの結合位相φは、図2に示したアンテナ間結合の位相に等しい。伝送線路21の長さは、次式により求めることで、経路Aの結合位相と経路Bの結合位相がf0において逆相となり、かつ、経路Aと経路Bの群遅延がほぼ等しくなる。なお、次式においては、φ、θの単位は[deg.](度)である。
Figure 0005889425
この例における経路A、Bの結合の振幅、位相を図4に示す。結合振幅は経路A、Bでほぼ等しいことが確認できる。また、結合位相は、帯域内において経路A、Bで約180度異なっており、群遅延(位相の周波数特性の傾き)がほぼ等しいことが確認できる。
入出力端子3から入出力端子4への結合S43(経路A、Bの結合を合成したもの)の振幅を図5に示す。帯域内において、結合量は−25dB以下であり、本減結合回路により結合量が低減されることが確認できる。
図2に示した2素子のダイポールアンテナに、非特許文献1の減結合回路を設置した場合の結合量を図6に示す。中心周波数f0においては、結合量は−20dB以下となっているが、周波数が帯域の端部に近づくにつれ結合量が劣化し、帯域全体で結合量を低減できていないことが確認できる。
以上のように、実施の形態1の減結合回路によれば、一つの入力を二つに分配または二つの入力を一つに合成する第1、第2の分配回路と、所定の特性インピーダンスを有する伝送線路とを備え、第1の分配回路は、第1〜第3の端子を備え、第1の端子から入力された高周波信号を第2と第3の端子に出力する分配回路であり、かつ、第2の分配回路は、第4〜第6の端子を備え、第4の端子から入力された高周波信号を第5と第6の端子に出力する分配回路であり、かつ、第3の端子と伝送線路の一端とを接続すると共に、第6の端子と伝送線路の他端とを接続した減結合回路であって、第2の端子に第1のアンテナを接続すると共に、第5の端子に第2のアンテナを接続するようにしたので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減できる減結合回路が得られるという効果を有する。
また、実施の形態1の減結合回路によれば、第1の端子から第1の分配回路、第1のアンテナ、空間、第2のアンテナ、第2の分配回路を介して、第4の端子へ出力される経路を第1の経路とし、第1の端子から第1の分配回路、伝送線路、第2の分配回路を介して、第4の端子へ出力される経路を第2の経路とし、第1の経路の結合振幅と第2の経路の結合振幅がほぼ等しくなるように、第1の分配回路と第2の分配回路の分配比を決定すると共に、伝送線路の長さを、第1の経路の結合位相と第2の経路の結合位相が、使用周波数帯域の中心周波数においてほぼ逆相で、かつ、使用周波数帯域の上限周波数における結合位相と下限周波数における結合位相の差が、第1の経路と第2の経路でほぼ等しくなるような長さとしたので、第1の端子と第4の端子の間の結合量を低減させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、実施の形態1に係る減結合回路の第1,第2の分配回路31,32を、第1,第2の方向性結合器33,34としたものである。図7は実施の形態2に係る減結合回路を示す構成図である。
図7において、実施の形態2に係る減結合回路では、実施の形態1に係る減結合回路の第1の分配回路31を第1の方向性結合器33とし、第2の分配回路32を第2の方向性結合器34としている。また、その一端がグランド導体101に接続された第1の終端抵抗201と、その一端がグランド導体101に接続された第2の終端抵抗202とが設けられている。その他の構成は図1に示す実施の形態1と同様である。
第1の方向性結合器33には第1〜第4の4つの端子がある。その第1の端子は入出力端子3に接続され、第2の端子は、入出力端子1の第1のアンテナ51と反対側に接続される。また、接続部11に、第1の方向性結合器33の第3の端子と、伝送線路21の一端とが接続される。接続部13に、第1の方向性結合器33の第4の端子と、終端抵抗201の他端とが接続される。
同様に、第2の方向性結合器34には第5〜第8の4つの端子がある。その第5の端子は入出力端子4に接続され、第6の端子は、入出力端子2の第2のアンテナ52と反対側に接続される。接続部12に、第2の方向性結合器34の第7の端子と、伝送線路21の他端とが接続される。接続部14に、第2の方向性結合器34の第8の端子と、終端抵抗202の他端とが接続される。
すなわち、第1の方向性結合器33は、第1の端子から入力された高周波信号を第2と第3の端子に出力し、第4の端子には出力しない方向性結合器であり、第2の方向性結合器34は、第5の端子から入力された高周波信号を第6と第7の端子に出力し、第8の端子には出力しない方向性結合器である。
第1の方向性結合器33においては、入出力端子3と接続部13の結合量は非常に小さく、入出力端子1と接続部11の結合量は非常に小さくなっている。また、第2の方向性結合器34においては、入出力端子4と接続部14の結合量は非常に小さく、入出力端子2と接続部12の結合量は非常に小さくなっている。
このように、図7の減結合回路では、第1の方向性結合器33の入出力端子1と接続部11のアイソレーションが確保され、第2の方向性結合器34の入出力端子2と接続部12のアイソレーションが確保されているので、設計を容易に行うことができる。
第1,第2の終端抵抗201,202の値は、一般に、第1,第2の方向性結合器33,34を設計する規格化インピーダンスと同一とするが(例えば50Ω)、その値はここで限定するものではない。また、第1の方向性結合器33と第2の方向性結合器34の結合量は、経路Aの結合振幅と経路Bの結合振幅がほぼ等しくなるように決定する。さらに、伝送線路21の長さLは実施の形態1と同様に求める。
以上のように、実施の形態2の減結合回路によれば、第1,第2の方向性結合器と、伝送線路と、第1,第2の終端抵抗と、グランド導体とを備え、第1の方向性結合器は、第1〜第4の端子を備え、第1の端子から入力された高周波信号を第2と第3の端子に出力し、第4の端子には出力しない方向性結合器であり、かつ、第2の方向性結合器は、第5〜第8の端子を備え、第5の端子から入力された高周波信号を第6と第7の端子に出力し、第8の端子には出力しない方向性結合器であって、かつ、第3の端子と伝送線路の一端を接続すると共に、第7の端子と伝送線路の他端を接続し、かつ、第4の端子とグランド導体とを第1の終端抵抗を介して接続すると共に、第8の端子とグランド導体とを第2の終端抵抗を介して接続した減結合回路であって、第2の端子に第1のアンテナを接続し、第6の端子に第2のアンテナを接続するようにしたので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減でき、かつ設計が容易な減結合回路が得られるという効果を有する。
また、実施の形態2の減結合回路によれば、第1の端子から第1の方向性結合器、第1のアンテナ、空間、第2のアンテナ、第2の方向性結合器を介して、第5の端子へ出力される経路を第1の経路とし、第1の端子から第1の方向性結合器、伝送線路、第2の方向性結合器を介して、第5の端子へ出力される経路を第2の経路とし、第1の経路の結合振幅と第2の経路の結合振幅がほぼ等しくなるように、第1の方向性結合器と第2の方向性結合器の結合量を決定すると共に、伝送線路の長さを、第1の経路の結合位相と第2の経路の結合位相が、使用周波数帯域の中心周波数においてほぼ逆相で、かつ、使用周波数帯域の上限周波数における結合位相と下限周波数における結合位相の差が、第1の経路と第2の経路でほぼ等しくなるような長さとしたので、第1の端子と第5の端子の間の結合量を低減させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、実施の形態1に係る減結合回路の第1,第2の分配回路31,32を、第1,第2のウィルキンソン分配回路35,36としたものであり、図8に、この発明の実施の形態3に係る減結合回路を示す。
図8において、実施の形態3に係る減結合回路では、実施の形態1に係る減結合回路の第1の分配回路31を第1のウィルキンソン分配回路35とし、第2の分配回路32を第2のウィルキンソン分配回路36としている。第1のウィルキンソン分配回路35には、伝送線路301〜305、抵抗203、接続部15〜17とが設けられている。第2のウィルキンソン分配回路36には、伝送線路306〜310、抵抗204、接続部18〜20とが設けられている。
第1のウィルキンソン分配回路35における伝送線路301の一端は、入出力端子3に接続される。接続部15に、伝送線路301の他端と、伝送線路302の一端と、伝送線路303の一端とが接続される。接続部16に、伝送線路302の他端と、抵抗203の一端と、伝送線路304の一端とが接続される。接続部17に、伝送線路303の他端と、抵抗203の他端と、伝送線路305の一端とが接続される。伝送線路304の他端は、入出力端子1の第1のアンテナ51と反対側に接続される。接続部11に、伝送線路305の他端と、伝送線路21の一端とが接続される。
第2のウィルキンソン分配回路36における伝送線路306の一端は、入出力端子4に接続される。接続部18に、伝送線路306の他端と、伝送線路307の一端と、伝送線路308の一端とが接続される。接続部19に、伝送線路307の他端と、抵抗204の一端と、伝送線路309の一端とが接続される。接続部20に、伝送線路308の他端と、抵抗204の他端と、伝送線路310の一端とが接続される。伝送線路309の他端は、入出力端子2の第2のアンテナ52と反対側に接続される。接続部12に、伝送線路310の他端と、伝送線路21の他端とが接続される。

Figure 0005889425
このとき、伝送線路301、306の特性インピーダンスZ0’、伝送線路302,307の特性インピーダンスZ2、伝送線路303,308の特性インピーダンスZ3は次式で表わされる。

Figure 0005889425
第1のウィルキンソン分配回路35においては、入出力端子1と接続部11の結合量は非常に小さくなっている。また、第2のウィルキンソン分配回路36においては、入出力端子2と接続部12の結合量は非常に小さくなっている。
このように、図8の減結合回路では、第1のウィルキンソン分配回路35の入出力端子1と接続部11のアイソレーションが確保され、第2のウィルキンソン分配回路36の入出力端子2と接続部12のアイソレーションが確保されているので、設計を容易に行うことができる。
以上のように、実施の形態3の減結合回路によれば、第1の分配回路を第1のウィルキンソン分配回路とすると共に、第2の分配回路を第2のウィルキンソン分配回路とし、第1のウィルキンソン分配回路において、第2、第3の端子のアイソレーションを確保し、第2のウィルキンソン分配回路において、第5、第6の端子のアイソレーションを確保したので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減でき、かつ設計が容易な減結合回路が得られるという効果を有する。
実施の形態4.
本実施の形態4では、実施の形態1に係る減結合回路の伝送線路21を、メアンダライン22としたものであり、図9に実施の形態4に係る減結合回路を示す。
図9において、実施の形態4に係る減結合回路では、実施の形態1に係る減結合回路の伝送線路21をメアンダライン22としている。それ以外は実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
このように、伝送線路をメアンダライン22にすることで、伝送線路を小型化することができる。
以上のように、実施の形態4の減結合回路によれば、伝送線路を、メアンダラインとしたので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減でき、かつ小型な減結合回路が得られるという効果を有する。
実施の形態5.
本実施の形態5では、実施の形態1に係る減結合回路の伝送線路21を、複数の集中定数素子から成る移相回路23としたものである。図10は、この発明の実施の形態5に係る減結合回路を示す図であり、図11は、実施の形態5に係る別の構成の減結合回路を示す図である。
図10において、実施の形態5に係る減結合回路では、実施の形態1に係る減結合回路の伝送線路21を集中定数素子から成る移相回路23としている。移相回路23には、複数のキャパシタ211と、複数のインダクタ212とが設けられている。
キャパシタ211は、その一端がグランド導体101に接続されている。各キャパシタ211の間に、インダクタ212が1個ずつ設置され、キャパシタ211のグランド導体と反対側の端部同士が、インダクタ212により接続されている。
また、図10では、各キャパシタ211の間に、インダクタ212が1個ずつ設置されているが、図11に示すように、各インダクタ212の間に、キャパシタ211を1個ずつ設置しても良い。すなわち、移相回路23は、並列のキャパシタ211と直列のインダクタ212が交互に複数個接続された構成であればよい。
集中定数素子(キャパシタ、インダクタ)を用いて構成したT形およびΠ形回路は、移相回路として利用できる。また、これらを複数組み合わせれば、移相量を大きくすることができる。このようにして構成したのが、図10および図11の移相回路23であり、集中定数素子のみで構成しているので、小型化することができる。
以上のように、実施の形態5の減結合回路によれば、伝送線路を、集中定数素子から構成された移相回路とし、移相回路を、並列のキャパシタと直列のインダクタが交互に複数個接続された構成としたので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減でき、かつ小型な減結合回路が得られるという効果を有する。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る減結合回路は、第1の分配回路の第3の端子と伝送線路の一端とを接続すると共に、第2の分配回路の第6の端子と伝送線路の他端とを接続し、第1の分配回路の第2の端子に第1のアンテナを接続し、第2の分配回路の第5の端子に第2のアンテナを接続するように構成したので、広帯域に渡ってアンテナ間の結合を低減できる減結合回路を得ることができ、無線通信装置等に搭載される複数のアンテナに接続される減結合回路において、特に、2本のアンテナ間の結合を低減する場合に用いるのに適している。
1〜4 入出力端子、11〜20 接続部、21,301〜310 伝送線路、22 メアンダライン、23 移相回路、31 第1の分配回路、32 第2の分配回路、33 第1の方向性結合器、34 第2の方向性結合器、35 第1のウィルキンソン分配回路、36 第2のウィルキンソン分配回路、51 第1のアンテナ、52 第2のアンテナ、101 グランド導体、201 第1の終端抵抗、202 第2の終端抵抗、203,204 抵抗、211 キャパシタ、212 インダクタ。

Claims (7)

  1. 一つの入力を二つに分配または二つの入力を一つに合成する第1、第2の分配回路と、所定の特性インピーダンスを有する伝送線路とを備え、
    前記第1の分配回路は、第1〜第3の端子を備え、前記第1の端子から入力された高周波信号を前記第2と第3の端子に出力する分配回路であり、かつ、前記第2の分配回路は、第4〜第6の端子を備え、前記第4の端子から入力された高周波信号を前記第5と第6の端子に出力する分配回路であり、
    かつ、
    前記第3の端子と前記伝送線路の一端とを接続すると共に、前記第6の端子と前記伝送線路の他端とを接続した減結合回路であって、
    前記第2の端子に第1のアンテナを接続すると共に、前記第5の端子に第2のアンテナを接続し、
    前記第1の端子から前記第1の分配回路、前記第1のアンテナ、空間、前記第2のアンテナ、前記第2の分配回路を介して、前記第4の端子へ出力される経路を第1の経路とし、
    前記第1の端子から前記第1の分配回路、前記伝送線路、前記第2の分配回路を介して、前記第4の端子へ出力される経路を第2の経路とし、
    前記第1の経路の結合振幅と前記第2の経路の結合振幅が等しくなるように、前記第1の分配回路と前記第2の分配回路の分配比を決定すると共に、
    前記伝送線路の長さを、前記第1の経路の結合位相と前記第2の経路の結合位相が、使用周波数帯域の上限周波数および下限周波数の間において逆相で、かつ、当該使用周波数帯域の前記上限周波数における結合位相と前記下限周波数における結合位相の差が、前記第1の経路と前記第2の経路で等しくなる長さとしたことを特徴とする減結合回路。
  2. 第1,第2の方向性結合器と、伝送線路と、第1,第2の終端抵抗と、グランド導体とを備え、
    前記第1の方向性結合器は、第1〜第4の端子を備え、前記第1の端子から入力された高周波信号を前記第2と第3の端子に出力し、前記第4の端子には出力しない方向性結合器であり、かつ、前記第2の方向性結合器は、第5〜第8の端子を備え、前記第5の端子から入力された高周波信号を前記第6と第7の端子に出力し、前記第8の端子には出力しない方向性結合器であって、
    かつ、
    前記第3の端子と前記伝送線路の一端を接続すると共に、前記第7の端子と前記伝送線路の他端を接続し、かつ、前記第4の端子と前記グランド導体とを前記第1の終端抵抗を介して接続すると共に、前記第8の端子と前記グランド導体とを前記第2の終端抵抗を介して接続した減結合回路であって、
    前記第2の端子に第1のアンテナを接続し、前記第6の端子に第2のアンテナを接続し、
    前記第1の端子から前記第1の方向性結合器、前記第1のアンテナ、空間、前記第2のアンテナ、前記第2の方向性結合器を介して、前記第5の端子へ出力される経路を第1の経路とし、
    前記第1の端子から前記第1の方向性結合器、前記伝送線路、前記第2の方向性結合器を介して、前記第5の端子へ出力される経路を第2の経路とし、
    前記第1の経路の結合振幅と前記第2の経路の結合振幅が等しくなるように、前記第1の方向性結合器と前記第2の方向性結合器の結合量を決定すると共に、
    前記伝送線路の長さを、前記第1の経路の結合位相と前記第2の経路の結合位相が、使用周波数帯域の上限周波数および下限周波数の間において逆相で、かつ、当該使用周波数帯域の前記上限周波数における結合位相と前記下限周波数における結合位相の差が、前記第1の経路と前記第2の経路で等しくなる長さとしたことを特徴とする減結合回路。
  3. 前記第1の分配回路を第1のウィルキンソン分配回路とすると共に、前記第2の分配回路を第2のウィルキンソン分配回路とし、
    前記第1のウィルキンソン分配回路において、前記第2、第3の端子のアイソレーションを確保し、前記第2のウィルキンソン分配回路において、前記第5、第6の端子のアイソレーションを確保したことを特徴とする請求項1記載の減結合回路。
  4. 前記伝送線路を、メアンダラインとしたことを特徴とする請求項1記載の減結合回路。
  5. 前記伝送線路を、メアンダラインとしたことを特徴とする請求項記載の減結合回路。
  6. 前記伝送線路を、集中定数素子から構成された移相回路とし、当該移相回路は、並列のキャパシタと直列のインダクタが交互に複数個接続されたことを特徴とする請求項1記載の減結合回路。
  7. 前記伝送線路を、集中定数素子から構成された移相回路とし、当該移相回路は、並列のキャパシタと直列のインダクタが交互に複数個接続されたことを特徴とする請求項記載の減結合回路。
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