JP5888951B2 - タッチパネル装置 - Google Patents
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Description
また、タッチパネル部の利用方法として、細いスタイラスペンでタッチされる場合と、太い指でタッチされる場合も、望ましい座標計算方法が異なるが、このような違いにも簡単に対応できないという課題があった。
複数のセンサを配置したタッチパネル部と、タッチパネル部を走査して各センサの出力値を取得するセンシング部と、最大の出力値に対応したセンサをピークセンサとして検出するピークセンサ検出部と、タッチパネル部の構造またはタッチパネル部上に存在する物体の種類に応じた複数の異なる重みデータを格納した重みテーブルと、タッチパネル部の構造関連情報またはタッチパネル部上存在物体の種類に関連する情報を格納した重み情報格納部と、所定の計算方式を有し、重み情報格納部の情報に対応する重みデータを重みテーブルから選択して、所定の計算方式と重みデータを出力する座標計算方法決定部と、座標計算方法決定部が出力した計算方式と重みデータおよびピークセンサとその周辺のセンサの出力値とからタッチパネル部上に存在する物体の位置座標を計算する座標算出部とを備える。
以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す概略構成図である。図において、1は複数のセンサを配置したタッチパネル部、2はタッチパネル部1を走査して各センサの出力値を取得するセンシング部、3は最大の出力値に対応したセンサをピークセンサとして検出するピークセンサ検出部、4はタッチパネル部1上に存在する物体の位置座標の計算方法を決定する座標計算方法決定部、5はピークセンサ及びその周辺のセンサの出力値と座標計算方法決定部4が決定した座標計算方法からタッチパネル部1上に存在する物体の位置座標を計算する座標算出部である。
X=Xp+k×((S2−S3)÷(S1+S2−2×S3))×L・・・ 式2
ただし、XpはピークセンサのX座標、
kはピークセンサと2ndピークセンサの位置関係に応じて定まる定数、
Lは個々のセンサの幅、
S1はピークセンサの出力値、
S2は2ndピークセンサの出力値、
S3は3rdピークセンサの出力値である。
以下、この発明の実施の形態2を図について説明する。概略構成図は実施の形態1と同じ図1である。この実施の形態の処理フローは図6である。ここでは、図7を用いて動作を説明する。図7は座標計算方法決定部4の構成を示す例であり、11はタッチパネル部の構造情報を格納した重み情報格納部としての構造情報格納部であり、12は構造情報に対応した重みデータを格納した重みテーブルである。この実施の形態では、構造情報は、タッチパネル部上の保護部材の材質と厚みとし、重みテーブル12には、保護部材の材質と厚みに応じた重みデータが格納されているものとする。
・・・ 式3
ただし、W1はピークセンサの出力値に対する重み、
W2は2ndピークセンサの出力値に対する重み、
W3は3rdピークセンサの出力値に対する重みであり、重みデータBに含まれ る値とする。
その他の記号は前記式2と同じである。
以下、この発明の実施の形態3を図について説明する。概略構成図は実施の形態1と同じ図1である。この実施の形態の処理フローは図8である。ここでは、図9を用いて動作を説明する。図9は座標計算方法決定部4の構成を示す例であり、13はタッチパネルの利用情報を格納した重み情報格納部としての利用情報格納部、14は利用情報に対応した重みデータを格納した重みテーブルである。この実施の形態では、利用情報は、タッチパネル部にタッチする形態(指でタッチするか、あるいはスタイラスペンでタッチするか)を示す情報とし、ユーザが事前に設定しておくものとする。また、重みテーブル14には、タッチ形態に応じた重みデータが格納されているものとする。
以下、この発明の実施の形態4を図について説明する。概略構成図は実施の形態1と同じ図1である。この実施の形態の処理フローは図10である。ここでは、図11〜13を用いて動作を説明する。図11は座標計算方法決定部4の構成を示す例であり、15はセンサ出力値の広がり度合いを抽出するセンサ値広がり度合い抽出部、15bはセンサ値広がり度合い抽出部15が抽出したセンサ出力値の広がり度合いの情報を格納する重み情報格納部としてのセンサ値広がり度合い情報格納部、16はセンサ値の広がり度合い情報に対応した重みデータを格納した重みテーブルである。また、重みテーブル16において、V1とV2は、センサ値の広がり度合いを示す閾値(定数)である。
ただし、S4は4thピークセンサの出力値を意味し、
S1〜S3は式2と同じ意味である。
以下、この発明の実施の形態5を図について説明する。概略構成図は実施の形態1と同じ図1である。この実施の形態の処理フローは図14である。ここでは、図14〜図16を用いて動作を説明する。図15は座標計算方法決定部4の構成を示す例であり、15はセンサ値広がり度合い抽出部、15bは重み情報格納部としてのセンサ値広がり度合い情報格納部、17はセンサ値広がり度合い情報格納部15bからのセンサ値の広がり度合い情報から重みデータを計算する重みテーブルとしての重みデータ算出部である。図16はシグモイド関数を示す特性図である。
Claims (6)
- 複数のセンサを配置したタッチパネル部と、前記タッチパネル部を走査して各センサの出力値を取得するセンシング部と、最大の出力値に対応したセンサをピークセンサとして検出するピークセンサ検出部と、前記タッチパネル部の構造または前記タッチパネル部上に存在する物体の種類に応じた複数の異なる重みデータを格納した重みテーブルと、前記タッチパネル部の構造関連情報または前記タッチパネル部上存在物体の種類に関連する情報を格納した重み情報格納部と、所定の計算方式を有し、前記重み情報格納部の情報に対応する重みデータを前記重みテーブルから選択して、前記所定の計算方式と前記重みデータを出力する座標計算方法決定部と、前記座標計算方法決定部が出力した前記計算方式と前記重みデータおよび前記ピークセンサとその周辺のセンサの出力値とから前記タッチパネル部上に存在する物体の位置座標を計算する座標算出部とを備えたタッチパネル装置。
- 前記座標計算方法決定部は、前記重み情報格納部が前記タッチパネル部の構造情報を格納する構造情報格納部であり、前記重みテーブルに格納される前記重みデータは前記タッチパネル部の構造に応じた複数の異なる重みデータであることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル装置。
- 前記座標計算方法決定部は、前記重み情報格納部が、前記タッチパネル部上に存在する物体の種類情報を格納する利用情報格納部であり、前記重みテーブルに格納される前記重みデータはタッチパネル部上存在物体の種類に応じた複数の異なる重みデータであることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル装置。
- 前記座標計算方法決定部は、前記ピークセンサ周辺のセンサについて出力値の広がり度合いを求めるセンサ値広がり度合い抽出部を有し、前記重み情報格納部はセンサ値広がり度合い抽出部から求めた広がり度合い情報を格納するセンサ値広がり度合い情報格納部であり、前記重みテーブルに格納される前記重みデータは広がり度合い情報に対応した複数の異なる重みデータであることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル装置。
- 前記タッチパネル部は、複数の領域に分割され、
前記座標計算方法決定部は、前記重み情報格納部に格納される情報が、複数の領域に分割された前記タッチパネル部の分割領域の位置情報であり、前記重みテーブルに格納される前記重みデータは前記タッチパネル部を複数に分割した領域毎に設定された複数の異なる重みデータであることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル装置。 - 前記座標計算方法決定部は、前記重みテーブルが、前記センサ値広がり度合い情報格納部からの広がり度合い情報から重みデータを計算する重みデータ算出部であることを特徴とする請求項4記載のタッチパネル装置。
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