JP5888899B2 - 映像処理装置、映像処理方法、及びプログラム - Google Patents
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本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、汎用的な映像送信装置を用いても、映像送信装置からの空間分割された映像を正しく合成することを目的とする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、映像処理装置100の構成の一例を示す図である。
映像処理装置100は、第1、第2の映像信号入力部101、102と、データ蓄積部103と、第1、第2の同期映像読み出し部104、105と、境界比較部106と、第1、第2の映像信号出力部107、108とを備えて構成される。また、映像処理装置100は、第1、第2の映像信号出力部107、108を介して映像表示部110に接続される。映像表示部110は、映像処理装置100から出力された映像を表示する。
データ蓄積部103は、第1、第2の映像信号入力部101、102から入力された映像信号を蓄積する。データ蓄積部103は、例えば、SDRAM等のメモリで構成されるフレームメモリである。
境界比較部106は、データ蓄積部103に蓄積されている空間分割された映像信号の境界部分の連続性の算出と比較を行い、第1、第2の同期映像読み出し部104、105に、読み出すフレームを指定する。境界比較部106は、例えば、CPUがROMに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。
映像表示部110は、空間分割された映像信号をそれぞれの表示領域に出力して映像を表示する。映像表示部110は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)やPDP(プラズマディスプレイパネル)等に代表される表示パネルである。
図2において、211、212、213は、それぞれ第1の映像入力信号の第1、第2、第3のフレームである。また、221、222、223は、それぞれ第2の映像入力信号の第1、第2、第3のフレームである。また、215、225は、それぞれ第1、第2の映像入力信号に対する垂直同期信号を示す。
一方、231、232、233は、それぞれ第1の映像出力信号の第1、第2、第3のフレームである。また、241、242、243は、それぞれ第2の映像出力信号の第1、第2、第3のフレームである。また、235、245は、それぞれ第1、第2の映像出力信号に対する垂直同期信号を示す。
また、図2に示すように、第1の映像入力信号と第2の映像入力信号は、外部の映像信号伝送路等の影響により、映像信号入力スキュー(skew)Tの期間を持って映像処理装置100に入力される。映像信号入力スキューTは、第1、第2の映像信号入力部101、102が、第1、第2の映像入力信号を入力するタイミングの時間差に対応するものである。
一方、この映像入力スキューTが、1フレームの垂直同期信号の期間の半分を超えてしまった場合、図2(b)に示すように、第2の映像入力信号の第1のフレーム221と、第1の映像入力信号の第2のフレーム212の垂直同期信号が接近する。このような場合に垂直同期信号が近いフレームを同期させて映像を出力すると、入力時に空間分割されたフレームとは異なったフレームと同期して映像が出力される。このため、図3(d)に示す映像330のように、各領域の画像が誤って合成され、映像が乱れて表示されてしまう場合がある。
次に、ステップS402において、境界比較部106は、合成対象の映像入力信号のフレームの境界領域の映像データ(境界領域にあたる合成対象の映像入力信号)のうち、未だ読み出していないフレームの映像データの読み出しを行う。合成対象の映像入力信号とは、基準映像入力信号以外の映像入力信号であり、本実施形態では、第2の映像入力信号である。
ステップS401とステップS402において読み出した境界領域の映像データ520、522に、当該映像データ520、522に対応する評価係数500の値を乗算した結果を以下に示す。境界領域の映像データ520の1ライン目の値は0と0である。同じく境界領域の映像データ522の1ライン目の値は0と0となる。よって、評価係数500を用いた評価値の演算により、(式1)に示される値が得られる。
第1、第2同期映像信号読み出し部104、105で読み出された映像データは、それぞれ第1、第2の映像信号出力部107、108を介して映像表示部110に出力される。その結果、映像表示部110は、図3に示す映像320を表示する。
また、評価値を算出するための評価係数は、図5(a)に示した評価係数500に限定されるものではない。例えば、単に境界に隣接している画素同士を比較し、その結果として得られる値を評価値としてもよい。このようにして得られる評価値は、評価係数500の値を「0、1、−1、0」とした場合の評価値に包含される。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、境界比較部106が、データ蓄積部103に蓄積された第1、第2の映像入力信号の境界領域を読み出す場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、境界比較部606が、第1、第2の映像信号入力部601、602から、第1、第2の映像入力信号の境界領域を直接取得するようにする。このように、第1の実施形態と本実施形態では、境界比較部606による、第1、第2の映像入力信号の取得方法が主として異なる。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施形態の映像処理装置600の境界比較部606は、第1、第2の映像信号入力部601、602から映像入力信号を受信している。第1、第2の映像信号出力部107、108及び境界比較部106のその他の処理は、第1の実施形態と同じである。また、データ蓄積部103、及び第1、第2の同期映像読み出し部104、105も第1の実施形態と同じである。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、まず、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が当該コンピュータプログラムを読み出して実行する。
Claims (9)
- 映像が複数の領域に空間分割された複数の映像信号を入力する入力手段と、
前記複数の映像信号のうち第1映像信号の映像フレームと、前記複数の映像信号のうち第2映像信号の複数の映像フレームであって、時間的に異なる複数の映像フレームのそれぞれとの境界領域での連続性に関する評価値を画素データに基づいて算出する算出手段と、
前記第1映像信号の映像フレームと共に表示させる前記第2映像信号の映像フレームを、前記複数の映像フレームの中から、前記算出された評価値を用いて1つ選択する選択手段と、
前記第1映像信号の前記映像フレームと共に、前記選択手段により選択された前記第2映像信号の映像フレームを表示させる表示制御手段とを有し、
前記算出手段は、前記連続性に関する評価が行われる前記複数の映像フレームの数を、前記第1映像信号と前記第2映像信号の入力の時間差に基づいて判定することを特徴とする映像処理装置。 - 前記算出手段は、前記空間分割における境界から所定範囲の画素データに基づいて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
- 前記算出手段は、前記第1映像信号の映像フレームと前記第2映像信号の複数の映像フレームのそれぞれの画素値のうち、前記空間分割における境界から所定範囲の画素値を取得し、前記取得された画素データに対して前記境界からの距離に応じた係数を乗算することで前記評価値を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像処理装置。
- 前記算出手段は、前記第1映像信号の映像フレームと前記第2映像信号の複数の映像フレームのそれぞれの画素データとして輝度値を用いて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の映像処理装置。
- 前記算出手段は、前記第1映像信号の映像フレームと前記第2映像信号の複数の映像フレームのそれぞれの画素データとして量子化された輝度値を用いて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の映像処理装置。
- 映像処理装置が行う映像処理方法であって、
映像が複数の領域に空間分割された複数の映像信号を入力する入力工程と、
前記複数の映像信号のうち第1映像信号の映像フレームと、前記複数の映像信号のうち第2映像信号の複数の映像フレームであって、時間的に異なる複数の映像フレームのそれぞれとの境界領域での連続性に関する評価値を画素データに基づいて算出する算出工程と、
前記第1映像信号の映像フレームと共に表示させる前記第2映像信号の映像フレームを、前記複数の映像フレームの中から、前記算出された評価値を用いて1つ選択する選択工程と、
前記第1映像信号の前記映像フレームと共に、前記選択工程により選択された前記第2映像信号の映像フレームを表示させる表示制御工程とを有し、
前記算出工程は、前記連続性に関する評価が行われる前記複数の映像フレームの数を、前記第1映像信号と前記第2映像信号の入力の時間差に基づいて判定することを特徴とする映像処理方法。 - 前記算出工程は、前記空間分割における境界から所定範囲の画素データに基づいて前記評価値を算出することを特徴とする請求項6に記載の映像処理方法。
- 前記算出工程は、前記第1映像信号の映像フレームと前記第2映像信号の複数の映像フレームのそれぞれの画素値のうち、前記空間分割における境界から所定範囲の画素値を取得し、前記取得された画素データに対して前記境界からの距離に応じた係数を乗算することで前記評価値を算出することを特徴とする請求項6又は7に記載の映像処理方法。
- コンピュータを請求項1乃至5の何れか1項に記載の映像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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