JP5887654B2 - 遊技台 - Google Patents

遊技台 Download PDF

Info

Publication number
JP5887654B2
JP5887654B2 JP2014183763A JP2014183763A JP5887654B2 JP 5887654 B2 JP5887654 B2 JP 5887654B2 JP 2014183763 A JP2014183763 A JP 2014183763A JP 2014183763 A JP2014183763 A JP 2014183763A JP 5887654 B2 JP5887654 B2 JP 5887654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
game
attached
hole
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014183763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015003127A (ja
Inventor
弘志 川原
弘志 川原
Original Assignee
株式会社大都技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大都技研 filed Critical 株式会社大都技研
Priority to JP2014183763A priority Critical patent/JP5887654B2/ja
Publication of JP2015003127A publication Critical patent/JP2015003127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5887654B2 publication Critical patent/JP5887654B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、スロットマシンやパチンコ機などに代表される遊技台に関する。
従来の遊技台では、複数の遊技部材が重ねて取り付けられた遊技台が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−230718号公報
しかしながら、従来の遊技台は、構造体について改良の余地がある。
本発明の目的は、構造体を特徴とする遊技台を提供することにある。
本発明は、第一の構造体と、第二の構造体と、第三の構造体と、を備えた遊技台であって、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、前記第一のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、第二の孔が設けられた構造体であり、前記第二の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、前記第一の構造体は、第一の孔が設けられた構造体であり、前記第一の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径であり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、前記第一のねじを着脱操作可能であ前記第一の構造体が前記第三の構造体に取付けられている状態で、前記第二の構造体を該第一の構造体から取り外しても、該第一の構造体および該第三の構造体が前記遊技台の一部に取付けられた状態であるように構成され、前記第一の構造体に前記第二の構造体が取り付けられている状態で、該第一の構造体を前記第三の構造体から取り外しても、該第三の構造体が前記遊技台の一部に取付けられた状態であるように構成される、ことを特徴とする遊技台である。
本発明によれば、構造体に特徴を持った遊技台を提供できる。
パチンコ機を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 遊技盤を正面から見た略示正面図である。 制御部の回路ブロック図を示したものである。 扉部材から電源基板取付部材を取り外し、且つ、電源基板取付部材から払出基板取付部材を取り外した状態を示した図である。 扉部材に電源基板取付部材を取り付けた状態で電源基板取付部材から払出基板取付部材のみを取り外した状態を示した図である。 電源基板取付部材に払出基板取付部材を取り付けた状態で扉部材から電源基板取付部材および払出基板取付部材を取り外した状態を示した図である。 (a)電源管理部を構成する電源基板が取り付けられた電源基板取付部材と、払出制御部を構成する払出基板が取り付けられた払出基板取付部材を正面斜め上から見た正面側斜視図である。(b)(a)に示す各部材を背面斜め上から見た背面側斜視図である。 図7(a)に示す各部材を左側から見た左側面図である。 電源基板が取り外された状態の電源基板取付部材と、払出基板が取り外された状態の払出基板取付部材を正面斜め上から見た正面側斜視図である。 (a)電源基板が取り付けられた電源基板取付部材に、払出基板が取り付けられた払出基板取付部材を取り付けた状態を正面斜め上から見た正面側斜視図である。(b)(a)を背面斜め上から見た背面斜視図である。 (a)図10に示す取り付け状態の正面図である。(b)図10に示す取り付け状態の背面図である。(c)(a)の矢視Cから見た側面図である。 (a)取付ねじの側断面図である。(b)図9のB−B線に沿う、払出基板取付部材の固定部の断面図である。(c)図9のB−B線に沿う、電源基板取付部材の固定部の断面図である。 図11のD−D線に沿う断面図であり、扉側取付台に電源基板取付部材の固定部を取り付け、且つ、電源基板取付部材の固定部にさらに払出基板取付部材の固定部を取り付けた状態を示す断面図である。 他の実施例に係る工具挿通孔を示した図である。 扉部材に電源基板取付部材および払出基板取付部材を取り付けた状態を示した図である。 扉部材から電源基板取付部材を取り外し、且つ、電源基板取付部材から払出基板取付部材を取り外した状態を示した図である。 電源基板取付部材に払出基板取付部材を取り付けた状態で扉部材から電源基板取付部材および払出基板取付部材を取り外した状態を示した図である。 (a)電源基板取付部材および払出基板取付部材を正面斜め上から見た正面側斜視図である。(b)電源基板取付部材および払出基板取付部材を背面斜め上から見た背面側斜視図である。 (a)電源基板が取り付けられた電源基板取付部材に、払出基板が取り付けられた払出基板取付部材を取り付けた状態を左側から見た左側面図である。(b)同状態の背面図である。 扉部材から電源基板取付部材を取り外し、且つ、電源基板取付部材から払出基板取付部材を取り外した状態を示した図である。 (a)電源基板取付部材および払出基板取付部材の正面図である。(b)電源基板取付部材および払出基板取付部材の背面図である。 (a)扉側取付台の雌ねじ部と、電源基板取付部材の固定部と、払出基板取付部材の工具挿通孔を抜き出して示した図である。(b)扉側取付台の雌ねじ部と、電源基板取付部材の固定部と、払出基板取付部材の工具挿通孔の断面図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施例1に係るパチンコ機(遊技台)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、パチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、ガラス製または樹脂製の透明板部材152および透明部材保持枠(ガラス枠)154からなる扉部材156の奥側に視認可能に配設した後述する遊技盤(盤面)102を備えている。なお、扉部材156は、遊技島(図示省略)に固定される外枠157の正面視左側に配設されたヒンジ159によって回動可能に支持されている。
また、発射杆138および発射槌140の下方には、発射杆138を制御して遊技領域104に向けて球の発射強度の操作を行うための操作ハンドル148を配設していると共に、貯留皿144の下方には、貯留皿144に貯留できない溢れ球を貯留するための下皿150を設けている。
図2は、遊技盤102を正面から見た略示正面図である。遊技盤102には、外レール106と内レール108とを配設し、遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある。)が転動可能な遊技領域104を区画形成している。
遊技領域104の略中央には、演出装置200を配設している。この演出装置200には、略中央に横長の装飾図柄表示装置110を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置112と、特別図柄表示装置114と、普通図柄保留ランプ116と、特別図柄保留ランプ118と、高確中ランプ120を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
演出装置200は、可動部を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。装飾図柄表示装置110は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な画像を表示するための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置110は、左図柄表示領域110a、中図柄表示領域110b、右図柄表示領域110cおよび演出表示領域110dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域110a、中図柄表示領域110bおよび左図柄表示領域110cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域110dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域110a、110b、110c、110dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置110の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置110は、液晶表示装置に代えて、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、EL(ElectroLuminescence)表示装置、ドラム式表示装置、リーフ式表示装置等他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置112は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。特図表示装置114は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ116は、保留している普図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を2つまで保留することを可能としている。特図保留ランプ118は、保留している特図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を4つまで保留することを可能としている。高確中ランプ120は、遊技状態が高確率状態(後述する大当り遊技の当選確率を通常の確率よりも高く設定した遊技状態)であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を低確率状態(後述する大当り遊技の当選確率を通常の確率に設定した遊技状態)から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置200の周囲には、一般入賞口122と、普図始動口124と、第1特図始動口126と、第2特図始動口128と、可変入賞口130を配設している。一般入賞口122は、本実施例では遊技盤102に複数配設しており、この一般入賞口122への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口122に入賞した場合)、後述する払出装置552を駆動し、所定の個数(本実施例では10個)の球を賞球として貯留皿144に排出する。貯留皿144に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口122に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口124は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤102の左側に1つ配設している。普図始動口124を通過した球は一般入賞口122に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口124を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置112による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口126は、本実施例では遊技盤102の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口126への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置552を駆動し、所定の個数(本実施例では3個)の球を賞球として貯留皿144に排出するとともに、特図表示装置114による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口126に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口128は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口126の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口128は、左右に開閉自在な羽根を備え、羽根の閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置112が当たり図柄を停止表示した場合に羽根が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口128への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置552を駆動し、所定の個数(本実施例では5個)の球を賞球として後述する貯留皿144に排出するとともに、特図表示装置114による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口128に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口130は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤102の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口130は、開閉自在な扉部材を備え、扉部材の閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選し、特図表示装置114が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材が所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口130への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置552を駆動し、所定の個数(本実施例では15球)の球を賞球として貯留皿144に排出する。なお、可変入賞口130に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材132や、遊技釘134を複数個、配設していると共に、内レール108の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口136を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が貯留皿144に貯留している球を発射レール142の発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドル148の操作量に応じた強度で発射モータ602を駆動し、発射杆138および発射槌140によって外レール106、内レール108を通過させて遊技領域104に打ち出す。そして、遊技領域104の上部に到達した球は、打球方向変換部材132や遊技釘134等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口122、可変入賞口130)や始動口(第1特図始動口126、第2特図始動口128)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口124を通過するのみでアウト口136に到達する。
<演出装置>
次に、パチンコ機100の演出装置200について説明する。この演出装置200の前面側には、ワープ装置230およびステージを配設し、演出装置200の背面側には、装飾図柄表示装置110および遮蔽手段250を配設している。すなわち、演出装置200において、装飾図柄表示装置110および遮蔽手段250は、ワープ装置230およびステージの後方に位置することとなる。
ワープ装置230は、演出装置200の左上方に設けた入球口232に入った遊技球を演出装置200の前面下方の前面ステージ234に排出し、さらに、前面ステージ234に排出した遊技球が前面ステージ234の中央部後方に設けた第2の入球口236に入った場合は、遊技球を、第1特図始動口126の上方である演出装置200の下部中央に設けた排出口238から第1特図始動口126に向けて排出するものである。この排出口238から排出した遊技球は特図始動口126に入球しやすくなっている。
遮蔽手段250は、格子状の左扉250aおよび右扉250bからなり、装飾図柄表示装置110および前面ステージ234の間に配設する。左扉250aおよび右扉250bの上部には、図示しない2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉250aおよび右扉250bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段250は、左右扉250a、250bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置110を視認し難いように遮蔽する。左右扉250a、250bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置110の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置110の表示の全てを視認可能である。また、左右扉250a、250bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左右扉250a、250bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置110の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置110による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置110を全く視認不可にしてもよい。
<制御部>
次に、図3を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて、主に演出の制御を行う副制御部400と、主制御部300が送信するコマンドに応じて、主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部550と、遊技球の発射制御を行う発射制御部600と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源管理部650によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器314が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器314が出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路316(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、各始動口、入賞口の入り口および可変入賞口の内部に設けた球検出センサを含む各種センサ318が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路316および基本回路302に出力するためのセンサ回路320と、特図表示装置114の表示制御を行うための表示回路322と、普図表示装置112の表示制御を行うための表示回路324と、各種状態表示部326(普図保留ランプ116、特図保留ランプ118、高確中ランプ118等)の表示制御を行うための表示回路328と、第2特図始動口128や可変入賞口130等を開閉駆動する各種ソレノイド330を制御するためのソレノイド回路332を接続している。
なお、第1特図始動口126に球が入賞したことを球検出センサ318が検出した場合には、センサ回路320は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路316に出力する。この信号を受信したカウンタ回路316は、第1特図始動口126に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口126に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路316は、第2特図始動口128に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口128に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口128に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路334を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路334を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路652にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300は、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部550にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、副制御部400および払出制御部550との通信を可能としている。なお、主制御部300と副制御部400および払出制御部550との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は副制御部400および払出制御部550にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、副制御部400および払出制御部550からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の副制御部400について説明する。
副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路402には、スピーカ416(およびアンプ)の制御を行うための音源IC418と、各種ランプ420の制御を行うための表示回路422と、演出装置200の演出用可動体等を駆動する駆動装置であるソレノイドまたはモータ等が含まれる各種演出用駆動装置424の制御を行うための演出用駆動装置制御回路426と、装飾図柄表示装置(液晶表示装置)110および遮蔽手段250の制御を行うための副制御部500と、チャンスボタン146の押下を検出して信号を出力するチャンスボタン検出回路380を接続している。
<払出制御部、発射制御部、電源管理部>
次に、パチンコ機100の払出制御部550、発射制御部600、電源管理部650について説明する。
払出制御部550は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置552を制御すると共に、払出センサ554が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部556を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット654との通信を行う。
発射制御部600は、払出制御部550が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、操作ハンドル148内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による発射ハンドル148の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆138および発射槌140を駆動する発射モータ602の制御や、貯留皿144から発射レール142に球を供給する球送り装置604の制御を行う。
電源管理部650は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、副制御部400等の各制御部や払出装置552等の各装置に供給する。さらに、電源管理部650は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えばコンデンサ)を備えている。
<パチンコ機の内部構造>
図4〜図6は、パチンコ機100の扉部材156を開放してパチンコ機100の内部構造を示した図である。より詳細には、図4は、扉部材156から電源基板取付部材700を取り外し、且つ、電源基板取付部材700から払出基板取付部材800を取り外した状態を示した図である。また、図5は、扉部材156に電源基板取付部材700を取り付けた状態で電源基板取付部材700から払出基板取付部材800のみを取り外した状態を示した図である。また、図6は、電源基板取付部材700に払出基板取付部材800を取り付けた状態で扉部材156から電源基板取付部材700および払出基板取付部材800を取り外した状態を示した図である。
図4に示すように、扉部材156の背面上部には、球を一時的に貯留するための球タンク160と、この球タンク160の下方に位置し、球タンク160の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置552に導くためのタンクレール161とが配設されている。
払出装置552は、筒状の部材からなり、その内部には、スプロケット162と払出センサ(図示省略)とを備えている。スプロケット162は、モータ(図示省略)によって回転可能に構成されており、タンクレール161を通過して払出装置552内に落下した球を一時的に滞留させると共に、モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した球を払出装置552の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。払出センサは、スプロケット162が送り出した球の通過を検知するためのセンサである。なお、この払出センサを通過した球は、球レール163を通過してパチンコ機100の表側に配設した貯留皿144に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
また、扉部材156の背面視左下には、上述の発射モータ602と、上述の発射制御部600を構成する発射基板164と、が配設され、この発射基板164の背面視左側には、後述する電源基板取付部材700を取り付けるための扉側取付台168が設けられている。
<電源基板取付部材、払出基板取付部材の全体構成>
次に、図7〜図11を用いて、電源基板取付部材700と払出基板取付部材800について詳細に説明する。なお、図7(a)は、上述の電源管理部650を構成する電源基板165が取り付けられた電源基板取付部材700と、上述の払出制御部550を構成する払出基板166が取り付けられた払出基板取付部材800を正面斜め上から見た正面側斜視図であり、同図(b)は、同図(a)に示す各部材を背面斜め上から見た背面側斜視図である。また、図8は、図7(a)に示す各部材を左側から見た左側面図である。また、図9は、電源基板165が取り外された状態の電源基板取付部材700と、払出基板166が取り外された状態の払出基板取付部材800を正面斜め上から見た正面側斜視図である。また、図10(a)は、電源基板165が取り付けられた電源基板取付部材700に、払出基板166が取り付けられた払出基板取付部材800を取り付けた状態を正面斜め上から見た正面側斜視図であり、同図(b)は、同図(a)を背面斜め上から見た背面斜視図である。また、図11(a)は、図10に示す取り付け状態の正面図、同図(b)は、図10に示す取り付け状態の背面図、同図(c)は、同図(a)の矢視Cから見た側面図である。
図7(a)および図9に示すように、電源基板取付部材700の正面視右端には、下端近傍と中央やや上寄りの位置に2つのヒンジ部702が外側に向けて突出形成されている。このヒンジ部702には、パチンコ機100の扉部材156の背面視右下に設けられたヒンジ軸(図示省略)が通されるヒンジ穴702aが形成されている。電源基板取付部材700は、これら2つのヒンジ部702を介して扉部材156のヒンジ軸に取り付けられ、このヒンジ軸を回動中心として水平方向に回動自在に構成される。また、電源基板取付部材700の正面視左端(回動中心から最も離れた位置)には、電源基板取付部材700を扉側取付台168に固定するための固定部704が形成されている。なお、電源基板取付部材700の固定部704については後述する。
また、図9に示すように、電源基板取付部材700における払出基板取付部材800側の面は、電源基板165を取り付けるための取付座面706とされており、電源基板165は、この取付座面706に嵌め込まれた後に取付ねじ(図示省略)によって電源基板取付部材700に固定される。
一方、払出基板取付部材800の正面視右側には、上端近傍と中央やや下寄りの2箇所に2つのヒンジ部802が外側に向けて突出形成されている。このヒンジ部802には、上述のヒンジ軸が通されるヒンジ穴が形成されている。払出基板取付部材800は、これら2つのヒンジ部802を介して扉部材156のヒンジ軸に取り付けられ、このヒンジ軸を回動中心として水平方向に回動自在に構成される。また、払出基板取付部材800の正面視左端(回動中心から最も離れた位置)には、払出基板取付部材800を電源基板取付部材700に固定するための固定部804が形成されている。なお、払出基板取付部材800の固定部804については後述する。
また、図9に示すように、払出基板取付部材800における電源基板取付部材700の反対側の面は、払出基板166を取り付けるための取付座面806とされており、払出基板166は、この取付座面806に嵌め込まれた後に取付ねじ(図示省略)によって払出基板取付部材800に固定される。
<電源基板取付部材700と払出基板取付部材800の固定部>
次に、図12および図13を用いて、電源基板取付部材700の固定部704と、払出基板取付部材800の固定部804について詳細に説明する。なお、図12(a)は、取付ねじ850の側断面図、同図(b)は、図9のB−B線に沿う、払出基板取付部材800の固定部804の断面図、同図(c)は、図9のB−B線に沿う、電源基板取付部材700の固定部704の断面図である。また、図13は、図11のD−D線に沿う断面図であり、扉側取付台168に電源基板取付部材700の固定部704を取り付け、且つ、電源基板取付部材700の固定部704にさらに払出基板取付部材800の固定部804を取り付けた状態を示す断面図である。
図13に示すように、扉側取付台168は、縦長板状のベース部168aと、このベース部168aの上下に突出形成された2つの雌ねじ部168bを備えている。雌ねじ部168bの底部外面は、ベース部168aから雌ねじ部168bの先端部に向けて次第に外径が小さくなるテーパ形状とされている。また、雌ねじ部168の内面には、先端部から底部近傍にかけて、取付ねじ850のねじ部850bが螺合可能な雌ねじが形成されている。
電源基板取付部材700の固定部704の一方側の面(扉側取付台168側の面)には、扉側取付台168の雌ねじ部168bの外径よりもやや大きな内径を有する円筒形状の一方側円筒部704aが上下に2つ突出形成されている。一方側円筒部704aの先端部内面は、一方側円筒部704aの底部から先端部に向けて次第に内径が大きくなるテーパ形状とされている。この一方側円筒部704aの先端部内面のテーパ角は、上述の雌ねじ部168bの底部外面のテーパ角とほぼ同一とされ、一方側円筒部704aが雌ねじ部168bの外側に嵌め込まれたときに、一方側円筒部704aの先端部内面が、雌ねじ部168bの底部外面に当接するように構成されている。なお、各雌ねじ部168bは、電源基板取付部材700を扉側取付台168に取り付ける際に、電源基板取付部材700の一方側円筒部704aを所定位置に案内するためのガイド部としても機能している。
一方、電源基板取付部材700の固定部704の他方側の面(払出基板取付部材800側の面)には、一方側円筒部704aよりもやや大きな径を有する円筒形状の他方側円筒部704bが、一方側円筒部704aと反対向きに2つ突出形成されているとともに、他端側円筒部704bの端部内面は、払出基板取付部材800側から電源基板取付部材700側に向かって次第に内径が小さくなるテーパ形状とされている。また、電源基板取付部材700の固定部704には、取付ねじ850のねじ部850bの外径よりもやや大きな内径を有する貫通孔704cが、一方側円筒部704aから他方側円筒部704bにかけて電源基板取付部材700を貫通して形成されている。さらに、固定部704の他方側の面の中央部近傍には、払出基板取付部材800側に開口された雌ねじ部704dが形成されている。この雌ねじ部704dの内面には、先端部近傍に、取付ねじ850のねじ部850bが螺合可能な雌ねじが形成されている。
電源基板取付部材700を扉側取付台168に取り付ける場合には、電源基板取付部材700の上下2つの一方側円筒部704aを扉側取付台168の上下2つの雌ねじ部168bに嵌め込んで位置決めを行った後、2本の取付ねじ850のねじ部850bを貫通孔704cを通して雌ねじ部168の雌ねじに螺合することによって、電源基板取付部材700を扉側取付台168に固定する。
また、払出基板取付部材800の固定部804の一方側の面(電源基板取付部材700側の面)には、固定部704の他方側円筒部704bの内径よりもやや小さな外径を有する円筒形状の一方側円筒部804aが上下に2つ突出形成されている。これら2つの一方側円筒部804aの内側空間は、取付ねじ850のねじ部850bを操作して電源基板取付部材700を扉側取付台168から取り外すための工具(例えば、ドライバ)を挿通可能な工具挿通孔として機能する。この工具挿通孔の内径は、取付ねじ850の頭部850aの外径よりもわずかに大きくなるように設計されるとともに、工具挿通孔の深さ(一方側円筒部804aにおける電源基板取付部材700側端部から払出基板取付部材800側端部までの最大長さ)は、取付ねじ850の全長以上になるように設計されている。
また、一方側円筒部804aの先端部は、一方側円筒部804aが電源基板取付部材700の他端側円筒部704bの内側に嵌め込まれたときに、他端側円筒部704bの底面に当接するように構成されている。なお、電源基板取付部材700の他端側円筒部704bは、払出基板取付部材800を電源基板取付部材700に取り付ける際に、払出基板取付部材800の一方側円筒部804aを所定位置に案内するためのガイド部としても機能している。さらに、払出基板取付部材800の固定部804の一方側の面の中央部近傍には、電源基板取付部材700の固定部704の雌ねじ部704dの外径よりもやや小さな内径を有する円筒形状の一方側円筒部804bが突出形成されている。
一方、払出基板取付部材800の固定部804の他方側の面には、一方側円筒部804bよりもやや大きな径を有する円筒形状の他方側円筒部804cが、一方側円筒部804bと反対向きに突出形成されている。また、払出基板取付部材800の固定部804には、取付ねじ850のねじ部850bの外径よりもやや大きな内径を有する貫通孔804dが、一方側円筒部804bから他方側円筒部804cにかけて払出基板取付部材800を貫通して形成されている。
払出基板取付部材800を電源基板取付部材700に取り付ける場合には、払出基板取付部材800の上下2つの一方側円筒部804aを電源基板取付部材700の上下2つの他方側円筒部704bの内側に嵌め込むとともに、払出基板取付部材800中央の一方側円筒部804bを電源基板取付部材700の雌ねじ部704dの外側に嵌め込んで位置決めを行った後、1本の取付ねじ850のねじ部850bを貫通孔804dを通して雌ねじ部704dの雌ねじに螺合することによって、払出基板取付部材800を電源基板取付部材700に固定する。
なお、本発明の構成は、上記実施例で示した構成に限定されるものではなく、例えば、以下に示す構成を採用することもできる。
<工具挿通孔の他の例>
図14(a)〜(d)は、他の実施例に係る工具挿通孔を示した図であり、図13に対応する断面図である。
例えば、図14(a)に示すように、工具挿通孔851の周囲に電源基板取付部700側とは反対方向に突出する円筒形状のリブ852を突出形成してもよい。このような構成とすれば、工具挿通孔の強度を高めることができる場合がある。また、取付ねじを取り外した場合に、取付ねじが工具挿通孔の外に飛び出すのを防ぐことができ、取付ねじの紛失を未然に防止できる場合がある。
また、同図(b)に示すように、工具挿通孔の底部内面に、工具挿通孔の内側に向けて突出する環状の環状突出部854を設けてもよい。このような構成とすれば、取付ねじを取り外した場合に、取付ねじが工具挿通孔の外に容易に飛び出すのを防ぐことができ、取付ねじの紛失を未然に防止できる場合がある。
また、同図(c)に示すように、工具挿通孔の内径を、工具挿通孔の先端部から底部に向けて次第に大きくしてもよい。このような構成とすれば、取付ねじの取り付けや取り外しが容易になる場合がある。
また、同図(d)に示すように、払出基板取付部材の雌ねじ部856の外周が、対向する電源基板取付部材の雌ねじ部に嵌合可能な形状(電源基板取付部材と払出基板取付部材の長手方向の位置決めを行うことが可能な形状)に成形されていてもよい。
<工具取付穴をパチンコ機の左右方向に設けた例>
図15は、扉部材156に電源基板取付部材730および払出基板取付部材830を取り付けた状態を示した図である。また、図16は、扉部材156から電源基板取付部材730を取り外し、且つ、電源基板取付部材730から払出基板取付部材830を取り外した状態を示した図である。また、図17は、電源基板取付部材730に払出基板取付部材830を取り付けた状態で扉部材156から電源基板取付部材730および払出基板取付部材830を取り外した状態を示した図である。また、図18(a)は、電源基板取付部材730および払出基板取付部材830を正面斜め上から見た正面側斜視図であり、同図(b)は、電源基板取付部材730および払出基板取付部材830を背面斜め上から見た背面側斜視図である。また、図19(a)は、電源基板165が取り付けられた電源基板取付部材730に、払出基板166が取り付けられた払出基板取付部材830を取り付けた状態を左側から見た左側面図であり、同図(b)は、同状態の背面図である。
この例では、図16および図17に示すように、扉側取付台860の雌ねじ部860bが扉部材156の背面視左側を向けて設けられている。また、この扉側取付台860の向きに合わせて、電源基板取付部材730の一方側円筒部734aや、払出基板取付部材830の工具挿通孔834aなども、各々の部材の端部側面(回動中心から最も離れた面)に形成されている。このように、工具挿通孔834aが、払出基板取付部材830の他端側側面(回動中心から最も遠い面)に形成されていれば、内枠を少し回動させるだけで工具貫通孔を外部に露出させることができ、作業性を高めることができる場合がある。
<工具取付穴をパチンコ機の上下方向に設けた例>
図20は、扉部材156から電源基板取付部材770を取り外し、且つ、電源基板取付部材770から払出基板取付部材870を取り外した状態を示した図である。また、図21(a)は、電源基板取付部材770および払出基板取付部材870の正面図であり、同図(b)は、電源基板取付部材770および払出基板取付部材870の背面図である。また、図22(a)は、扉側取付台890の雌ねじ部890bと、電源基板取付部材770の固定部770aと、払出基板取付部材870の工具挿通孔870aを抜き出して示した図であり、同図(b)は、扉側取付台890の雌ねじ部890bと、電源基板取付部材770の固定部770aと、払出基板取付部材870の工具挿通孔870aの断面図である。
この例では、図20および図22に示すように、扉側取付台890の雌ねじ部890bが扉部材156の背面視上側を向けて設けられている。また、この扉側取付台890の雌ねじ部890bの向きに合わせて、電源基板取付部材770の固定部770aの円筒部や、払出基板取付部材870の工具挿通孔870aも、各々の部材の上端部に形成されている。このように、工具挿通孔870aが、払出基板取付部材870の上面であって払出基板取付部材870の回動中心から最も離れた位置に形成されていれば、内枠を少し回動させるだけで工具貫通孔を外部に露出させることができ、作業性を高めることができる場合がある。
以上説明したように、上記従来の遊技台では、奥側の遊技部材を取り外すためには、まず手前側の遊技部材を取り外す必要があり、奥側の遊技部材のメンテナンスに手間がかかる上に、奥側の遊技部材の配設位置や形状によって手前側の遊技部材の配設位置や形状が制約されるため、手前側の遊技部材の設計の自由度が低下してしまうといった問題があった。また、取付ねじなどの部品を遊技部材から取り外した際に、取り外した部品を紛失してしまうおそれもあった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであって、遊技部材の配設位置や形状などの設計の自由度を高めるとともに、メンテナンスの作業性を向上させることができる遊技台を提供することを目的とする。
本発明に係る遊技台によれば、遊技部材の配設位置や形状などの設計の自由度を高めるとともに、メンテナンスの作業性を向上させることができる。
すなわち、本発明の実施形態例に係る遊技台(例えば、スロットマシン)は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に少なくとも配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ(例えば、図13の左側のねじ850)」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、前記第一のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、第二の孔(例えば、図13の左側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第二の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、前記第一の構造体は、第一の孔(例えば、図13の左側の貫通孔704c)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径であり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第二の構造体の少なくとも一部は、前記第一の構造体の少なくとも一部を覆う構造体であり前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、前記第一のねじを着脱操作可能である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成により、第二の構造体を取付けた状態で第一のねじの着脱操作を行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、第一のねじの頭部の外径が第二の孔の内径よりも小さいため、第一のねじの頭部が第二の孔によって保護されて外部に露出しにくくなり、第一のねじへの意図しない接触などによって第一のねじが緩むことを防ぐとともに、第一のねじを取り外す不正の機会も抑制することができる場合がある。
また、前記第一の構造体は、前記第二の孔の外側に突出部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が少なくとも設けられた構造体であり、前記突出部は前記第一のねじの回転軸に沿う方向において該第一のねじの頭部よりも突出している、ものであってもよい。
このような構成とすることにより、第一のねじの頭部が外部に露出しにくくなるので、第一のねじへの意図しない接触などによって第一のねじが緩むことを防ぐとともに、第一のねじを取り外す不正の機会も抑制することができる場合がある。
また、前記第二の孔の少なくとも一部が、前記第一の孔の少なくとも一部に重なった状態において、前記第一のねじが着脱操作可能である、ものであってもよい。
このような構成とすることにより、ねじが脱落したとしても第一の孔または第二の孔によってねじを、より確実に受けることができるため、ねじの紛失を防ぐとともにねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第二のねじ(例えば、図13の右側のねじ850)」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、前記第二のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、第四の孔(例えば、図13の右側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第四の孔の内径は、前記第二のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、前記第一の構造体は、第三の孔(例えば、図13の右側の貫通孔704c)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第三の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径である、ものとしてもよい。
このような構成により、第二の構造体を取付けた状態で第二のねじの着脱操作を行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、第二のねじの頭部の外径が第四の孔の内径よりも小さいため、第二一のねじの頭部が外部に露出しにくくなり、第二のねじへの意図しない接触などによって第二のねじが緩むことを防ぐとともに、第二のねじを取り外す不正の機会も抑制することができる場合がある。
また、前記第二のねじの一部が前記第三の孔に挿通可能なものであってもよい。
また、前記第一の構造体は、透明部材により少なくとも構成された構造体であり、前記第二の構造体は、透明部材により少なくとも構成された構造体であってもよい。
このような構成とすることにより、取付時の視認性を高め、取付の作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記第一のねじを取り外すことにより、前記第三の構造体から前記第一の構造体と前記第二の構造体の両方を取り外し可能であってもよい。
このような構成とすることにより、取付の作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記第一のねじの一部が前記第一の孔に挿通可能なものであってもよい。
また、前記第二の構造体の少なくとも一部は、前記第一の構造体の少なくとも一部を覆う構造体であってもよい。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であってもよい。
また、前記遊技台は、スロットマシンであってもよい。
また、本発明の実施形態例に係る遊技台(例えば、スロットマシン)は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシン)であり、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に少なくとも配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ」という)によって前記第三の構造体に少なくとも取付可能な構造体であり、前記第二の構造体は、第一の孔(例えば、図13の左側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の孔の大きさは、ドライバーの先端が少なくとも挿通可能な大きさであり、前記第一のねじ(例えば、図13の左側の取付ねじ850)は、ドライバーによって操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、ドライバーによって前記第一のねじが操作可能であり、前記第二の構造体の少なくとも一部は、前記第一の構造体の少なくとも一部を覆う構造体であり、前記第一の構造体は、第二の孔(例えば、貫通孔704c)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の構造体は、前記第二の孔の外側に突出部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が少なくとも設けられた構造体であり、前記突出部は前記第一のねじの回転軸に沿う方向において該第一のねじの頭部よりも突出している、ことを特徴とする遊技台である。
また、本発明の実施形態例に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、ぱちんこ機100)であり、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に少なくとも配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ」という)によって前記第三の構造体に少なくとも取付可能な構造体であり、前記第二の構造体は、第一の孔(例えば、図13の左側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の孔の大きさは、ドライバーの先端が少なくとも挿通可能な大きさであり、前記第一のねじ(例えば、図13の左側の取付ねじ850)は、ドライバーによって操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、ドライバーによって前記第一のねじが操作可能であり、前記第二の構造体の少なくとも一部は、前記第一の構造体の少なくとも一部を覆う構造体であり、前記第一の構造体は、第二の孔(例えば、貫通孔704c)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の構造体は、前記第二の孔の外側に突出部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が少なくとも設けられた構造体であり、前記突出部は前記第一のねじの回転軸に沿う方向において該第一のねじの頭部よりも突出している、ことを特徴とする遊技台である。
また、前記第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)は、ねじ(以下、「第二のねじ」という)によって前記第三の構造体(例えば、扉側取付台168)に少なくとも取付可能な構造体であり、前記第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)は、第三の孔(例えば、図13の右側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第三の孔の大きさは、ドライバーの先端が少なくとも挿通可能な大きさであり、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、ドライバーによって前記第二のねじが操作可能である、ものであってもよい。
また、前記第一の構造体は、透明部材により少なくとも構成された構造体であり、前記第二の構造体は、透明部材により少なくとも構成された構造体であってもよい。
また、本発明の実施形態例に係る遊技台(例えば、スロットマシン)は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ(例えば、図13の左側のねじ850)」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、前記第一のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、第二の孔(例えば、図13の左側の一方側円筒部804aの内側空間)が設けられた構造体であり、前記第二の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、前記第一の構造体は、第一の孔(例えば、図13の左側の貫通孔704c)が設けられた構造体であり、前記第一の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径であり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第三の構造体は前記遊技台の一部(例えば、扉部材156)に取付可能な構造体であり、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、前記第一のねじを着脱操作可能であり、前記第一の構造体が前記第三の構造体に取付けられている状態で、前記第二の構造体を該第一の構造体から取り外しても、該第一の構造体および該第三の構造体が前記遊技台の一部に取付けられた状態であるように構成され、前記第一の構造体に前記第二の構造体が取り付けられている状態で、該第一の構造体を前記第三の構造体から取り外しても、該第三の構造体が前記遊技台の一部に取付けられた状態であるように構成される、ことを特徴とする遊技台である。
また、前記第一の構造体は、前記第一のねじの頭部の周囲となる位置に周壁(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が設けられた構造体であり、前記第一のねじの回転軸に沿う方向において、前記周壁が該第一のねじの頭部よりも突出するように構成される、ものであってもよい。
また、前記周壁は、前記第一の孔を囲むとともに前記第一の構造体に設けられた他の構造物を囲わないように構成された壁であってもよい。
また、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第二のねじ(例えば、図13の右側のねじ850)」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、前記第二のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、第四の孔(例えば、図13の右側の一方側円筒部804aの内側空間)が設けられた構造体であり、前記第四の孔の内径は、前記第二のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、前記第一の構造体は、第三の孔(例えば、図13の右側の貫通孔704c)が設けられた構造体であり、前記第三の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径であってもよい。
また、前記第二のねじの一部が前記第三の孔に挿通可能であってもよい。
また、前記第一の構造体は、透明部材により構成された構造体であり、前記第二の構造体は、透明部材により構成された構造体であってもよい。
また、前記第一のねじを取り外すことにより、前記第三の構造体から前記第一の構造体と前記第二の構造体の両方を取り外し可能であってもよい。
また、前記第一のねじの一部が前記第一の孔に挿通可能であってもよい。
また、前記第二の構造体の一部は、前記第一の構造体の一部を覆う構造体であってもよい。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であってもよい。また、前記遊技台は、スロットマシンであってもよい。

また、本発明の実施形態例に係る遊技台(例えば、スロットマシン)は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシン)であり、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に少なくとも配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ」という)によって前記第三の構造体に少なくとも取付可能な構造体であり、前記第二の構造体は、第一の孔(例えば、図13の左側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の孔の大きさは、ドライバーの先端が少なくとも挿通可能な大きさであり、前記第一のねじ(例えば、図13の左側の取付ねじ850)は、前記ドライバーによって操作されることで、前記第一の構造体および前記第三の構造体のうちの少なくとも一方から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第一のねじは、第一の場合(例えば、払出基板取付部材800の固定部804が電源基板取付部材700の固定部704に取り付けられている場合)に、前記ドライバーによって操作可能なねじであり、前記第一の場合とは、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられている場合のことであり、前記第二の構造体の少なくとも一部は、前記第一の構造体の少なくとも一部を覆う構造体である。
このような構成とすることにより、複数の構造体を位置決めされた状態でねじによりねじ止めすることで、当該複数の構造体同士の取り付けを行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。また、複数の構造体同士の位置決めがうまくできていない場合には、例えば、工具を第一の孔(工具挿通孔)に挿入できない、あるいはねじ止めができないなど、構造体同士の取り付けを正常に行うことが困難となることがあるが、本願発明によれば、構造体同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることが可能で、構造体同士がずれた状態で取付作業が行われることにより、取付の作業効率が低下したり、取付手段が破損したりするような事態を未然に防止することができる場合がある。また、ねじが脱落したとしても第一の孔(工具挿通孔)によってねじを、より確実に受けることができるため、ねじの紛失を防ぐとともにねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、本発明の実施形態例に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、ぱちんこ機100)であり、前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に少なくとも配置された構造体であり、前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ」という)によって前記第三の構造体に少なくとも取付可能な構造体であり、前記第二の構造体は、第一の孔(例えば、図13の左側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の孔の大きさは、ドライバーの先端が少なくとも挿通可能な大きさであり、前記第一のねじ(例えば、図13の左側の取付ねじ850)は、前記ドライバーによって操作されることで、前記第一の構造体および前記第三の構造体のうちの少なくとも一方から着脱可能なねじであり、前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、前記第一のねじは、第一の場合(例えば、払出基板取付部材800の固定部804が電源基板取付部材700の固定部704に取り付けられている場合)に、前記ドライバーによって操作可能なねじであり、前記第一の場合とは、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられている場合のことであり、前記第二の構造体の少なくとも一部は、前記第一の構造体の少なくとも一部を覆う構造体である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成とすることにより、複数の構造体を位置決めされた状態でねじによりねじ止めすることで、当該複数の構造体同士の取り付けを行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。また、複数の構造体同士の位置決めがうまくできていない場合には、例えば、工具を第一の孔(工具挿通孔)に挿入できない、あるいはねじ止めができないなど、構造体同士の取り付けを正常に行うことが困難となることがあるが、本願発明によれば、構造体同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることが可能で、構造体同士がずれた状態で取付作業が行われることにより、取付の作業効率が低下したり、取付手段が破損したりするような事態を未然に防止することができる場合がある。また、ねじが脱落したとしても第一の孔(工具挿通孔)によってねじを、より確実に受けることができるため、ねじの紛失を防ぐとともにねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)は、ねじ(以下、「第二のねじ」という)によって前記第三の構造体(例えば、扉側取付台168)に少なくとも取付可能な構造体であり、前記第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)は、第二の孔(例えば、図13の右側の一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第二の孔の大きさは、前記ドライバーの先端が少なくとも挿通可能な大きさであり、前記第二のねじ(例えば、図13の右側の取付ねじ850)は、第二の場合(例えば、払出基板取付部材800の固定部804が電源基板取付部材700の固定部704に取り付けられている場合)に、前記ドライバーによって操作可能なねじであり、前記第二の場合とは、前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられている場合のことである、ものであってもよい。
このような構成とすることにより、複数の箇所において、複数の構造体を位置決めされた状態でねじによりねじ止めし、当該複数の構造体同士の取り付けを行うことができるため、より確実に、構造体同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることができる場合がある。
また、前記第一の構造体は、第三の孔(例えば、貫通孔704c)が少なくとも設けられた構造体であり、前記第一の構造体は、前記第三の孔の外側に突出部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が少なくとも設けられた構造体であり、前記突出部は前記第一のねじ(例えば、取付ねじ850)の回転軸に沿う方向において該第一のねじの頭部よりも突出している、ものであってもよい。
このような構成とすることにより、第一のねじの頭部が外部に露出しにくくなるので、第一のねじへの意図しない接触などによって第一のねじが緩むことを防ぐとともに、第一のねじを取り外す不正の機会も抑制することができる場合がある。
また、前記第一の構造体は、透明部材により少なくとも構成された構造体であり、前記第二の構造体は、透明部材により少なくとも構成された構造体である、ものとしてもよい。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機またはスロットマシンであり、前記第一の構造体の少なくとも一部は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に配置される構造体であり、前記第一の構造体は、取付手段(例えば、取付ねじ850)によって前記第三の構造体に少なくとも取付可能な構造体であり、前記取付手段は、工具によって操作することで、前記第一の構造体および前記第二の構造体のうちの少なくとも一方から着脱可能な手段であり、前記第二の構造体は、工具を挿通可能な工具挿通孔(例えば、一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられた構造体であり、前記工具挿通孔を取付位置(以下、「第一の取付位置」という。)に対して位置決め可能な位置決め構造(以下、「第一の位置決め構造」という。)が少なくとも設けられており、前記第一の取付位置は、前記第一の構造体における前記取付手段を取り付ける位置であり、前記第一の構造体および前記第二の構造体は、前記第一の位置決め構造によって位置決めされている状態で、ねじによりねじ止め可能な構造体である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成とすることにより、位置決め構造によって複数の構造体の位置決めを行い、その位置決めされた状態でさらにねじによりねじ止めすることで、当該複数の構造体同士の取り付けを行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。また、複数の構造体同士の位置決めがうまくできていない場合には、例えば、工具を工具挿通孔に挿入できない、あるいはねじ止めができないなど、構造体同士の取り付けを正常に行うことが困難となることがあるが、本願発明によれば、構造体同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることが可能で、構造体同士がずれた状態で取付作業が行われることにより、取付の作業効率が低下したり、取付手段が破損したりするような事態を未然に防止することができる場合がある。また、ねじが脱落したとしても工具挿通孔によってねじを、より確実に受けることができるため、ねじの紛失を防ぐとともにねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の取付位置は、前記取付手段が挿通可能な挿通孔(例えば、貫通孔704c)が設けられた位置であってもよい。
また、前記工具挿通孔と前記第一の取付位置の位置関係は、前記第一の位置決め構造による位置決めによって、特定の位置関係になるものであり、
前記第一の取付位置にある前記取付手段は、前記工具挿通孔を挿通させた工具によりアクセス可能であってもよい。
前記第一の取付位置を第二の取付位置に対して位置決め可能な第二の位置決め構造が設けられており、
前記第二の取付位置は、前記第三の構造体(例えば、扉側取付台168)における前記取付手段(例えば、取付ねじ850)を取り付ける位置であってもよい。
また、前記第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700の固定部704)には、前記第一の構造体および前記第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800の固定部804)の一方を他方に取り付ける際に、前記工具挿通孔(例えば、一方側円筒部804aの内側空間)を前記第一の取付位置に案内するためのガイド部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704bは)が形成されている、ものであってもよい。
また、本実施例に係るパチンコ機100は、遊技者が遊技した結果が特定の結果である場合(例えば、大当たりに対応する図柄が特図表示装置114に表示された場合)に前記遊技者に遊技価値(例えば、大当たり遊技)を付与する遊技台であって、取付部(例えば、扉側取付台168)と、前記遊技に関連して動作する遊技装置(例えば、電源基板165)を有し、取付手段(例えば、取付ねじ850)によって前記取付部に取り付け可能な第1遊技部材(例えば、電源基板取付部材700)と、前記第1遊技部材を挟んで前記取付部の反対側に配置される第2遊技部材(例えば、払出基板取付部材800)と、を備え、前記第2遊技部材には、前記取付手段を操作して前記第1遊技部材を前記取付部から取り外すための工具(例えば、ドライバ)を挿通可能な工具挿通孔(例えば、一方側円筒部804aの内側空間)が形成されていることを特徴とする、遊技台である。
本実施例に係るパチンコ機100によれば、第2遊技部材を取り外さずに工具挿通孔を介して第1遊技部材のみ取り外すことができるため、第1遊技部材と取付部が対向する面に不正な改造が施されていないかなどを容易に点検することができ、遊技台のメンテナンス性を高めることができる場合がある。また、取付手段の位置にかかわらず第2遊技部材の外形や大きさを自由に設計することができ、遊技台を構成する部材の設計の自由度を高めることができる場合がある。
また、前記取付手段は、前記工具によって回動可能な頭部、および前記取付部に螺合可能なねじ部を有する取付ねじ(例えば、取付ねじ850)を含み、前記工具挿通孔の内径が、前記取付ねじの頭部の外径よりもわずかに大きくてもよい。
このような構成とすれば、取付ねじが脱落したとしても工具挿通孔によって取付ねじを受けることができるため、取付ねじの紛失を防ぐとともに取付ねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記工具挿通孔の深さが、前記取付ねじの全長以上であってもよい。
このような構成とすれば、取付ねじが脱落したとしても工具挿通孔によって取付ねじを、より確実に受けることができるため、取付ねじの紛失を防ぐとともに取付ねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記第1遊技部材および前記第2遊技部材が、透明部材で構成されていてもよい。
このような構成とすれば、取り付けの緩みなどの不具合を発見し易い上に、不正行為の痕跡を発見しやすい場合がある。
また、前記第2遊技部材における前記工具挿通孔の周囲が、前記第1遊技部材に当接可能に構成してもよい。
このような構成とすれば、第1遊技部材を第2遊技部材に取り付ける際に、位置決めが容易となる上に、第2遊技部材を第1遊技部材に確実に取り付けることができ、第2遊技部材のがたつきや横ずれを抑えることができる場合がある。
また、前記第2遊技部材における前記工具挿通孔の周囲に、前記第1遊技部材側に突出する突出部(例えば、一方側円筒部804a)が形成されていてもよい。
このような構成とすれば、第1遊技部材を第2遊技部材に取り付ける際に、位置決めが容易となる上に、第2遊技部材を第1遊技部材に確実に取り付けることができ、第2遊技部材のがたつきや横ずれを抑えることができる場合がある。
また、前記第1遊技部材には、前記第2遊技部材を前記第1遊技部材に取り付ける際に前記第2遊技部材の突出部を所定位置に案内するための第2遊技部材ガイド部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が形成され、前記第2遊技部材ガイド部における前記第2遊技部材側の端部は、前記第2遊技部材に当接可能であってもよい。
このような構成とすれば、突出部を第2遊技部材ガイド部によって所定位置に案内することができるため、第2遊技部材の第1遊技部材への組付性が向上する場合がある。また、第2遊技部材のがたつきや横ずれを抑えることができる場合がある。
また、前記第2遊技部材ガイド部における前記第2遊技部材側の端部内面が、前記第2遊技部材側から前記第1遊技部材側に向かって次第に内径が小さくなるテーパ形状とされていてもよい。
このような構成とすれば、突出部を、より確実に所定位置に案内することができ、第2遊技部材の第1遊技部材への組付性が向上する場合がある。
また、上記図14(a)に示すように、前記第2遊技部材における前記工具挿通孔の周囲に、前記第1遊技部材側とは反対方向に突出する補強部(例えば、リブ852)が形成されていてもよい。
このような構成とすれば、工具挿通孔周辺の強度を高めることができる場合がある。
また、前記第1遊技部材には、前記取付部側に突出する第2突出部(例えば、一方側円筒部704a)が形成され、前記取付部には、前記第1遊技部材を前記取付部に取り付ける際に前記第1遊技部材の第2突出部を所定位置に案内するための第1遊技部材ガイド部(例えば、雌ねじ部168b)が形成されていてもよい。
このような構成とすれば、第2突出部を第1遊技部材ガイド部によって所定位置に案内することができるため、第1遊技部材の取付部への組付性が向上する場合がある。また、第1遊技部材のがたつきや横ずれを抑えることができる場合がある。
また、前記取付部における前記第1遊技部材ガイド部の底部外面、および、前記第1遊技部材における前記第2突出部の端部内面は、同一のテーパ角を有するテーパ形状とされていてもよい。
このような構成とすれば、取付部に対する第1遊技部材の位置決めをさらに確実に行うことができる場合がある。
また、前記取付部における前記第1遊技部材側の面、または、前記第1遊技部材における前記取付部側の面に、前記遊技に関連して動作する第2遊技装置(例えば、発射モータ602)が配設されていてもよい。
このような構成とすれば、第2遊技装置のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、前記第1遊技部材は、一端側が回動自在に支持されるとともに、他端側が前記取付手段によって前記取付部に取り付け可能とされ、前記第2遊技部材は、一端側が前記第1遊技部材と同一の軸上で回動自在に支持されるとともに、他端側に前記工具挿通孔が形成されていてもよい。
このような構成とすれば、第1遊技部材を取付部から取り外したり、第2遊技部材を第1遊技部材から取り外したりしても、第2遊技部材や第1遊技部材の一端側は常に支持されているため、作業性を高めることができる場合がある。
また、遊技島に固定される外枠(例えば、外枠157)と、前記取付部を有する内枠(例えば、扉部材156)と、をさらに備え、前記内枠は、一端側が前記外枠の一端側に回動自在に支持され、前記第2遊技部材の他端側は、前記内枠の他端側と同じ側に配置されていてもよい。
このような構成とすれば、内枠を少し回動させるだけで第2遊技部材の他端側の工具貫通孔を外部に露出させることができ、作業性を高めることができる場合がある。
また、前記第2遊技部材は、第2取付手段(例えば、取付ねじ)によって前記取付部または前記第1遊技部材に取り付け可能とされ、前記工具挿通孔の位置と前記第2取付手段の取り付け位置を、前記第2遊技部材の同一面上に略一直線上に配置してもよい。
このような構成とすれば、取付手段と第2取付手段の取り付け位置を容易に認識することができ、メンテナンス性をさらに高めることができる場合がある。
また、前記工具挿通孔の位置と前記第2取付手段の取り付け位置を、前記第2遊技部材の異なる面上に配置してもよい。
このような構成とすれば、取付手段と第2取付手段を容易に区別することができ、メンテナンス性をさらに高めることができる場合がある。
また、上述のように、前記工具挿通孔が、前記第2遊技部材の他端側側面(回動中心から最も遠い面)に形成されていてもよいし、前記第2遊技部材の上面であって第2遊技部材の回動中心から最も離れた位置に形成されていてもよい。
このような構成とすれば、内枠を少し回動させるだけで第2遊技部材の他端側の工具挿通孔を外部に露出させることができ、作業性を高めることができる場合がある。
なお、上記実施例では、本発明に係る「第1遊技部材」として電源基板取付部材を、また、本発明に係る「第2遊技部材」として払出基板取付部材を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、第1遊技部材と第2遊技部材の間に他の遊技部材を配設し、他の遊技部材の所定位置(第2遊技部材の工具挿通孔と同じ軸上の位置)に工具挿通孔を形成してもよい。
また、第1遊技部材の背面に何らかの遊技装置を設けてもよく、その場合、第1遊技部材の取付ねじを外すことでその遊技装置を点検することができる。
また、本実施例に係るパチンコ機100は、遊技者が遊技した結果が特定の結果である場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技台であって、取付部(例えば、扉側取付台168)と、第一の遊技部材(例えば、電源基板取付部材700)と、第二の遊技部材(払出基板取付部材800)と、が設けられており、前記第一の遊技部材は、取付手段(例えば、取付ねじ850)によって前記取付部に取り付け可能に構成され、前記第二の遊技部材は、前記第一の遊技部材を挟んで前記取付部の反対側に配置され、前記第二の遊技部材には、前記取付手段を操作して前記第一の遊技部材と前記取付部を着脱するための工具(例えば、ドライバ)を挿通可能な工具挿通孔(例えば、一方側円筒部804aの内側空間)が形成され、前記工具挿通孔を第一の取付位置に対して位置決め可能な位置決め構造が設けられており、前記第一の取付位置は、前記第一の遊技部材における前記取付手段の取付位置である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成によれば、位置決め構造によって複数の部材の位置決めを行った上で、当該複数の部材同士の取り付けを行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、遊技部材の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、複数の部材同士の位置決めがうまくできていない場合には、例えば、工具を工具挿通孔に挿入できないなど、部材同士の取り付けを正常に行うことが困難となることがあるが、本願発明によれば、部材同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることが可能で、部品同士がずれた状態で取付作業が行われることにより、取付の作業効率が低下したり、取付手段が破損したりするような事態を未然に防止することができる場合がある。
また、第二の遊技部材を取り外さずに工具挿通孔を介して第一の遊技部材のみ取り外すことができるため、第一の遊技部材と取付部が対向する面に不正な改造が施されていないかなどを容易に点検することができ、遊技台のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、取付手段の位置にかかわらず第二の遊技部材の外形や大きさを自由に設計することができ、遊技台を構成する部材の設計の自由度を高めることができる場合がある。
また、前記第一の取付位置を第二の取付位置に対して位置決め可能な第二の位置決め構造が設けられており、前記第二の取付位置は、前記取付部における前記取付手段の取付位置であってもよい。
このような構成によれば、第一の遊技部材における取付手段の取付位置と取付部における取付手段の取付位置との相対位置が正しい位置となるように、第一の遊技部材と取付部とを取り付けることができる結果、工具挿入孔に挿通した工具によって取付手段を的確に操作し、第一の遊技部材と取付部を確実に着脱することができる場合がある。
また、前記第一の遊技部材には、前記第一の遊技部材および前記第二の遊技部材の一方を他方に取り付ける際に、前記工具挿通孔を前記第一の取付位置に案内するための第一のガイド部が形成されている、ものとしてもよい。
このような構成によれば、第一の遊技部材における取付手段の取付位置と第二の遊技部材における取付手段の取付位置との相対位置が正しい位置となるように、第一の遊技部材と第二の遊技部材とを取り付けることができる結果、工具挿入孔に挿通した工具によって取付手段を的確に操作し、第一の遊技部材と取付部を確実に着脱することができる場合がある。
また、前記第一の遊技部材には、前記取付部および前記第一の遊技部材の一方を他方に取り付ける際に、前記第一の取付位置を前記第二の取付位置に案内するための第二のガイド部が形成されている、ものとしてもよい。
このような構成によれば、第一の遊技部材における取付手段の取付位置と取付部における取付手段の取付位置との相対位置が正しい位置となるように、第一の遊技部材と取付部とを取り付けることができる結果、工具挿入孔に挿通した工具によって取付手段を的確に操作し、第一の遊技部材と取付部を確実に着脱することができる場合がある。
また、前記取付手段は、前記工具によって回動可能な頭部、および前記取付部に螺合可能なねじ部を有する取付ねじを含み、前記位置決め構造は、前記工具挿通孔の中心軸と前記取付ねじの中心軸とを同軸的に配置するための位置決め構造であってもよい。
このような構成によれば、第二の遊技部材の工具挿通孔の中心軸と取付ねじの中心軸が同軸的に配置されるように、第二の遊技部材を取り付けることができる結果、工具挿入孔に挿通した工具によって取付ねじを的確に操作し、第一の遊技部材と取付部を確実に着脱することができる場合がある。
また、前記遊技価値の付与には、大当り遊技の開始が含まれてもよい。
また、本実施例に係るパチンコ機100は、第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700)と、第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800)と、第三の構造体(例えば、扉側取付台168)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機またはスロットマシンであり、前記第一の構造体の少なくとも一部は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に配置されるものであり、前記第一の構造体は、取付手段(例えば、取付ねじ850)によって前記第三の構造体に少なくとも取付可能なものであり、前記取付手段は、工具によって操作することで、前記第一の構造体および前記第三の構造体のうちの少なくとも一方から着脱可能なものであり、前記第二の構造体は、工具を挿通可能な工具挿通孔(例えば、一方側円筒部804aの内側空間)が少なくとも設けられたものであり、前記工具挿通孔を取付位置に対して位置決め可能な位置決め構造(例えば、他端側円筒部704b)が少なくとも設けられており、前記取付位置は、前記第一の構造体における前記取付手段を取り付ける位置であり、前記第一の構造体および前記第二の構造体は、前記位置決め構造によって位置決めされている状態でねじによりねじ止め可能なものである。
このような構成によれば、位置決め構造によって複数の構造体の位置決めを行い、その位置決めされた状態でさらにねじによりねじ止めすることで、当該複数の構造体同士の取り付けを行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、複数の構造体同士の位置決めがうまくできていない場合には、例えば、工具を工具挿通孔に挿入できない、あるいはねじ止めができないなど、構造体同士の取り付けを正常に行うことが困難となることがあるが、本願発明によれば、構造体同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることが可能で、構造体同士がずれた状態で取付作業が行われることにより、取付の作業効率が低下したり、取付手段が破損したりするような事態を未然に防止することができる場合がある。
また、ねじが脱落したとしても工具挿通孔によってねじを、より確実に受けることができるため、ねじの紛失を防ぐとともにねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、第二の構造体を取り外さずに工具挿通孔を介して第一の構造体のみ取り外すことができるため、第一の構造体と第三の構造体が対向する面に不正な改造が施されていないかなどを容易に点検することができ、遊技台のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、取付手段の位置にかかわらず第二の構造体の外形や大きさを自由に設計することができ、遊技台を構成する構造体の設計の自由度を高めることができる場合がある。
また、前記取付位置は、前記取付手段(例えば、取付ねじ850)が挿通可能な挿通孔(例えば、工具挿通孔)が設けられた位置であるとしてもよい。
このような構成によれば、位置決め構造によって複数の構造体の位置決めを行い、その位置決めされた状態でさらにねじによりねじ止めすることで、当該複数の構造体同士の取り付けを行うことができるため、従来よりも取付作業が容易で、構造体の交換や点検などの際のメンテナンス性を高めることができる場合がある。
また、複数の構造体同士の位置決めがうまくできていない場合には、例えば、工具を工具挿通孔に挿入できない、あるいはねじ止めができないなど、構造体同士の取り付けを正常に行うことが困難となることがあるが、本願発明によれば、構造体同士を正規の位置で組み合わせて取り付けることが可能で、構造体同士がずれた状態で取付作業が行われることにより、取付の作業効率が低下したり、取付手段が破損したりするような事態を未然に防止することができる場合がある。
また、ねじが脱落したとしても工具挿通孔によってねじを、より確実に受けることができるため、ねじの紛失を防ぐとともにねじの取り付けや取り外しの作業効率を向上させることができる場合がある。
また、前記工具挿通孔と前記取付位置の位置関係は、前記位置決めによって、特定の位置関係になるものであり、前記取付位置にある前記取付手段(例えば、取付ねじ850)は、前記工具挿通孔を挿通させた工具によりアクセス可能としてもよい。
このような構成によれば、第二の構造体を取り外さずに工具挿通孔を介して第一の構造体のみ取り外すことができるため、第一の構造体と第三の構造体が対向する面に不正な改造が施されていないかなどを容易に点検することができ、遊技台のメンテナンス性を高めることができる場合がある。また、取付手段の位置にかかわらず第二の構造体の外形や大きさを自由に設計することができ、遊技台を構成する構造体の設計の自由度を高めることができる場合がある。
また、前記取付位置は、前記第一の取付位置であり、前記第一の取付位置を第二の取付位置に対して位置決め可能な第二の位置決め構造が設けられており、前記第二の取付位置は、前記第三の構造体(例えば、扉側取付台168)における前記取付手段(例えば、取付ねじ850)の取付位置である、としてもよい。
このような構成によれば、第一の構造体における取付手段の取付位置と第三の構造体における取付手段の取付位置との相対位置が正しい位置となるように、第一の構造体と第三の構造体とを取り付けることができる結果、工具挿入孔に挿通した工具によって取付手段を的確に操作し、第一の構造体と第三の構造体を確実に着脱することができる場合がある。
また、前記第一の構造体(例えば、電源基板取付部材700)には、前記第一の構造体および前記第二の構造体(例えば、払出基板取付部材800)の一方を他方に取り付ける際に、前記工具挿通孔を前記第一の取付位置に案内するための第一のガイド部(例えば、電源基板取付部材700の他端側円筒部704b)が形成するものとしてもよい。
このような構成によれば、第一の構造体における取付手段の取付位置と第二の構造体における取付手段の取付位置との相対位置が正しい位置となるように、第一の構造体と第二の構造体とを取り付けることができる結果、工具挿入孔に挿通した工具によって取付手段を的確に操作し、第一の構造体と第三の構造体を確実に着脱することができる場合がある。
なお、上記実施例においては、遊技球を遊技媒体としたパチンコ機の例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシンなどにも適用可能である。
ここで、本発明が適用されるスロットマシンとしては、複数種類の図柄が施された複数のリールと、前記複数のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、前記複数のリールの各々に対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるストップスイッチと、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、停止時の前記複数のリールにより表示された図柄の組合せが前記抽選手段により内部当選した入賞役の図柄組合せであるか否かにより前記入賞役への入賞を判定する判定手段と、を備えたものが一例として挙げられる。
また、例えば、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。
なお、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。
本発明に係る遊技台は、スロットマシンや遊技機(パチンコ等)に代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
102 遊技盤
104 遊技領域
110 装飾図柄表示装置
112 普図表示装置
114 特図表示装置
122 一般入賞口
124 普図始動口
126 第1特図始動口
128 第2特図始動口
130 可変入賞口
168 扉側取付台
300 主制御部
400、500 副制御部
550 払出制御部
600 発射制御部
650 電源管理部
700 電源基板取付部材
800 払出基板取付部材

Claims (11)

  1. 第一の構造体と、
    第二の構造体と、
    第三の構造体と、
    を備えた遊技台であって、
    前記第一の構造体は、前記第二の構造体と前記第三の構造体の間に配置された構造体であり、
    前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第一のねじ」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、
    前記第一のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、
    前記第二の構造体は、第二の孔が設けられた構造体であり、
    前記第二の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、
    前記第一の構造体は、第一の孔が設けられた構造体であり、
    前記第一の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径であり、
    前記第二の構造体は、前記第一の構造体に取付可能な構造体であり、
    前記第二の構造体が前記第一の構造体に取付けられていても、前記第一のねじを着脱操作可能であ
    前記第一の構造体が前記第三の構造体に取付けられている状態で、前記第二の構造体を該第一の構造体から取り外しても、該第一の構造体および該第三の構造体が前記遊技台の一部に取付けられた状態であるように構成され、
    前記第一の構造体に前記第二の構造体が取り付けられている状態で、該第一の構造体を前記第三の構造体から取り外しても、該第三の構造体が前記遊技台の一部に取付けられた状態であるように構成される、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記第一の構造体は、前記第一のねじの頭部の周囲となる位置に周壁が設けられた構造体であり、
    前記第一のねじの回転軸に沿う方向において、前記周壁が該第一のねじの頭部よりも突出するように構成される、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項2に記載の遊技台であって、
    前記周壁は、前記第一の孔を囲むとともに前記第一の構造体に設けられた他の構造物を囲わないように構成された壁である、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一の構造体は、ねじ(以下、「第二のねじ」という。)によって前記第三の構造体に取付可能な構造体であり、
    前記第二のねじは着脱操作されることで、前記第一の構造体から着脱可能なねじであり、
    前記第二の構造体は、第四の孔が設けられた構造体であり、
    前記第四の孔の内径は、前記第二のねじの頭部の外径よりも大きい径であり、
    前記第一の構造体は、第三の孔が設けられた構造体であり、
    前記第三の孔の内径は、前記第一のねじの頭部の外径よりも小さい径である、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項4に記載の遊技台であって、
    前記第二のねじの一部が前記第三の孔に挿通可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一の構造体は、透明部材により構成された構造体であり、
    前記第二の構造体は、透明部材により構成された構造体である、
    ことを特徴とする遊技台。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一のねじを取り外すことにより、前記第三の構造体から前記第一の構造体と前記第二の構造体の両方を取り外し可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一のねじの一部が前記第一の孔に挿通可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第二の構造体の一部は、前記第一の構造体の一部を覆う構造体である、
    ことを特徴とする遊技台。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、ぱちんこ機である、
    ことを特徴とする遊技台。
  11. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、スロットマシンである、
    ことを特徴とする遊技台。
JP2014183763A 2014-09-10 2014-09-10 遊技台 Active JP5887654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183763A JP5887654B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 遊技台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183763A JP5887654B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 遊技台

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014057632A Division JP5618341B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 遊技台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015003127A JP2015003127A (ja) 2015-01-08
JP5887654B2 true JP5887654B2 (ja) 2016-03-16

Family

ID=52299491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014183763A Active JP5887654B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 遊技台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5887654B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000153048A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Adachi Raito Kogyosho:Kk パチンコ遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015003127A (ja) 2015-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010012061A (ja) 遊技台
JP2012085698A (ja) 遊技機
JP2019024985A (ja) 遊技機
JP5055508B2 (ja) 遊技用ユニット及び遊技台
JP4971082B2 (ja) 遊技台
JP2014176405A (ja) 遊技台
JP5887654B2 (ja) 遊技台
JP5618341B2 (ja) 遊技台
JP5935924B2 (ja) 遊技機
JP2009273658A (ja) 遊技台
JP5508482B2 (ja) 遊技台
JP5067672B2 (ja) 遊技台
JP2017205445A (ja) 遊技機
JP2011062389A (ja) 遊技台
JP6493359B2 (ja) 遊技機
JP5879608B2 (ja) 遊技台
JP6036929B2 (ja) 遊技機
JP5736696B2 (ja) 遊技機
JP5552659B2 (ja) 遊技台
JP5120662B2 (ja) 遊技台
JP6014841B2 (ja) 遊技台
JP6787424B2 (ja) 遊技機
JP6158907B2 (ja) 遊技台
JP4843570B2 (ja) 遊技台および操作検出ユニット
JP2017205447A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5887654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250