JP5885560B2 - 外部通信機能を備えたキュービクル - Google Patents

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Description

本発明は、筺体内に収納された電気機器の動作情報を外部と通信する機能を備えたキュービクルに関する。
従来、電気機器の動作情報を無線で外部と通信するために、無線送受信ユニットを筺体の内側に設置したキュービクルが知られている。この種のキュービクルは、内部機器を保護するために筺体が金属板で形成されているため、電波が筺体により遮蔽され、通信に支障を来たすことがある。そこで、電波を中継する空中線を筺体の外部に設けたキュービクルが提案されている。
例えば、特許文献1には、図7に示すようなキュービクル51において、筺体52の内部に無線装置(図示略)を設置し、筺体52の外部に支持柱一体型空中線53を立設し、空中線53の通信線(フィーダ線)を筺体52の通線口(図示略)に通して無線装置に接続する技術が記載されている。
特開平08−316713号公報
ところが、従来のキュービクル51によると、既設の受電または送電設備に通信機能を追加する場合に、通線口を筺体52に追加加工する必要があり、筺体52の剛性が低下し、内部機器の保護機能に悪影響を及ぼすという問題点があった。また、筺体52の外部に長大な空中線53が露出するため、キュービクル51の外観の見栄えが悪くなるという不都合もあった。
そこで、本発明の目的は、内部機器の保護機能を低下させることなく、筺体に既設の装備品を利用して、空中線を見栄えよく簡易に組み込むことができるキュービクルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のようなキュービクルを提供する。
気機器を収納する金属製の筺体の内側に設置した無線送受信ユニットと、筺体の外面に露出した非導電性材料から成る装備品に取り付けた空中線とが通信線で接続され、
前記装備品が、前記筐体の前面扉に装備された把手のホルダであり、前記ホルダに前記空中線が組み込まれて筺体外部からの電波を前記送受信ユニットに中継することを特徴とするキュービクル。
本発明のキュービクルによれば、筺体の外面に露出する装備品に非導電性部材を介して空中線を組み込んだので、金属による電波障害を抑えることができるとともに、筺体に既設の装備品を利用することで、別途の穴加工を不要にでき、内部機器の保護機能を低下させることなく、空中線を見栄えよく簡易に装備できるという効果がある。
本発明の実施例1を示すキュービクルの斜視図である。 通信形態を示す図1のキュービクルの側面図である。 空中線の取付構造を示す図2のA部拡大断面図である。 本発明の実施例2を示すキュービクルの斜視図である。 通信形態を示す図4のキュービクルの側面図である。 空中線の取付構造を示す図5のB部拡大断面図である。 従来のキュービクルを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、空中線16が前面扉6の透視窓組立体9に装備された実施例1のキュービクル1を示す。図4〜図6は、空中線16が前面扉6の把手組立体10に装備された実施例2のキュービクル21を示す。各図において、同一の符号は同一または類似する部材を示す。
図1、図2に示すように、実施例1のキュービクル1は金属製の筺体2を備えている。筺体2は本体部3とルーフ部4とベース部5とからなり、本体部3の内側に形成された機器収納室3aに受電または送電用の各種電気機器(図示略)と、電気機器の動作情報を外部ユニット7と通信する無線送受信ユニット8とが収納されている。本体部3の前面には扉6が設けられ、この前面扉6にキュービクル1の標準装備品である透視窓組立体9と把手組立体10とがそれぞれ筐体2の外面に露出するように装備されている。
図3に示すように、透視窓組立体9は、前面扉6の開口部6aを覆う窓ガラス12と、窓ガラス12を前面扉6に保持する窓枠13と、窓枠13との間に窓ガラス11を挟持する押え金具14とで構成されている。窓枠13はゴム等の非導電性材料で押出成形され、その長手方向溝15に空中線16が組み込まれている。そして、空中線16が通信線17によって無線送受信ユニット8に接続され、空中線16によって電波が送受信ユニット8と外部ユニット7との間で中継される。
図4、図5、図6に示すように、実施例2のキュービクル21においては、把手組立体10に前面扉6を開閉する把手22と、空中線16を保持するホルダ23とが設けられている。把手22は金属材料で形成され、筺体2の外面に露出する状態で前面扉6に取り付けられている。ホルダ23はゴムや合成樹脂等の非導電性材料で成形され、把手22の周囲に装着されている。そして、空中線16がホルダ23の凹所24(図6参照)に組み込まれ、通信線17によって無線送受信ユニット8に接続されている。
この実施形態のキュービクル1,21によれば、次のような作用効果が得られる。
(a)無線送受信ユニット8と空中線16とを分離して設けたので、空中線16を小型に製作して、透視窓組立体9または把手組立体10にコンパクトに組み込むことができる。
(b)無線送受信ユニット8を筺体本体部3の内側に設置し、該ユニット8に電気機器の動作情報を容易に提供できるとともに、電源を安定的に供給できる。
(c)空中線16を透視窓組立体9の窓枠13または把手組立体10のホルダ23に組み込んだので、従来と比較し、キュービクル1,21の外観上の見栄えが向上する。
(d)窓枠13およびホルダ23が非導電性材料で成形されているため、金属による電波障害を抑え、無線ユニット7,8同士の交信を支障なく行うことができる。
(e)透視窓組立体9、把手組立体10のどちらも標準装備品であるため、無線通信機能の追加にあたり、キュービクル1に既設の装備品を利用でき、筺体2に追加の穴を明ける必要がなく、筺体2の剛性を維持し、内部機器を安全に保護できる。
(f)空中線16を透視窓組立体9に設けた実施例1の場合は、特に、外部ユニット7を窓枠13の直前で操作し(図2参照)、近距離の無線通信によって情報伝達を正確に実施できるという利点がある。
(g)空中線16を把手組立体10に設けた実施例2の場合は、特に、前面扉6に既設の把手22にホルダ23を簡単に後付けでき、既存キュービクル1に新規機能を容易に追加できるという利点がある。
なお、上記実施例1,2では、空中線16が筐体2の前面扉6に設けられているが、筐体2の背面、左側面、右側面にも透視窓組立体9が装備されているキュービクル1の場合は、筺体2の複数面に空中線16を配設することで、電波の送受信方位を増やし、外部ユニット7の不感知領域を低減することができる。その他、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1,21 キュービクル
2 筺体
6 前面扉
7 外部ユニット
8 無線送受信ユニット
9 透視窓組立体
10 把手組立体
12 窓ガラス
13 窓枠
16 空中線
17 通信線
22 把手
23 ホルダ

Claims (1)

  1. 電気機器を収納する金属製の筺体の内側に設置した無線送受信ユニットと、筺体の外面に露出した非導電性材料から成る装備品に取り付けた空中線とが通信線で接続され、
    前記装備品が、前記筐体の前面扉に装備された把手のホルダであり、前記ホルダに前記空中線が組み込まれて筺体外部からの電波を前記送受信ユニットに中継することを特徴とするキュービクル。
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