JP5881257B2 - 駐輪場管理のための機器 - Google Patents

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Description

本発明は、駐輪場管理システムを構成する機器、特に定期利用のユーザ又はこのユーザの車両を管理するための識別票の発行機とサーバ装置に関するものである。
最近、駅周辺や大型商用施設などに放置される自転車や二輪車による交通障害が社会問題となっており、各種の駐輪管理装置/システムが提案されている。ここで提案されている従来技術によるシステムでは、定期利用のユーザは、施設の管理機関に対して、利用の申し込みをするシステムが採用されているのが通常である。
図16は従来技術による駐輪場システムの概略図である。公衆回線16000はインターネットである。駐輪場管理機関16001のサーバ装置16002と、駐輪場の係員16010の端末装置16009とは、この公衆回線に接続して互いに通信可能となっている。ユーザ16007は、自身の車両16006を特定して、駐輪場管理機関16001に対して、駐輪場16008のラック(車両のロック等の機構を備え、車両を収納する装置を示す用語である。駐輪ラックともいう。)の利用に係る申込み(破線矢印M)を行う。
ユーザ16007の個人認証、利用料金の決済等の所定の条件が満たされて、利用契約の成立が確認されると、管理機関16001から、識別シール16003が発行される。発行は、破線矢印Hで示した郵送により、ユーザの住所16005へ送られることにより、行われる。ユーザに識別シール等16003が収められた封書16004が送付Aされるのである。
上記のようなシステムにおいて、ユーザは、申込みから識別シール等の発行まで、1週間程度待たされるのが通常であった。ユーザの利便性の追求よりも、料金回収の確実化や不正の防止に目が向けられていて、誰もが使い勝手の良いシステムとなっていないのが現状である。
定期利用ユーザにとって、申込みから識別シール等の発行までの時間や手間が大きな不便である。一方で、駐輪場の管理ためには、ユーザの個人認証やユーザの車両識別は、不可欠である。
特許文献1には、ユーザの利便性の追求を目指した駐輪場管理システムが記載されている。ここで定期料金精算機は、定期券カードの新規登録料金又は更新登録料金の決済時に、少なくとも申込みを受けた駐車場の名称又はそのID番号と、駐車可能な駐車スペースの位置情報、及び、駐車可能な有効期限とを印刷した貼付シールを発行するように構成しされている。
しかしながら、新規の登録に対して利用できる駐輪場又は駐車場の通知は、郵送で新規の定期券カードを同封した封書を送付することで行われるという方式が採用されており、申込みから利用開始までの不便を解消するようなシステムとはなっていないのが問題である。
特開2007−183719号公報
本願発明が解決しようとする課題は、申込みから利用開始までの不便を解消するシステムを構成する機器を提供することである。
本発明の第1の観点によれば、契約によって、駐輪場を構成するラックをユーザと車両に割り当てて、運営する駐輪場システムにおける、該車両の識別票を発行する発行機と、契約情報を記憶するサーバ装置と、前記ユーザの携帯端末を含む駐輪場管理システムであって、
前記発行機は、
(a)前記契約の申込の入力及び前記契約と関連付けられた認証キーを含む発行依頼の入力を受ける入力手段と、
(b)前記発行依頼の通知を、前記識別票の作成データを配信する前記サーバ装置に、送信する第1通信手段と、
(c)前記作成データを、前記サーバ装置から受信して、前記識別票の作成をする作成手段と
を含み、
前記サーバ装置は、
(d)前記認証キーと、前記ユーザを特定するユーザ情報と、前記車両を特定する車両情報と、前記ラックを特定するラック情報と、前記契約で該ラックの利用可能となる期間を特定する有効期間とを含む前記契約情報を記憶する契約情報記憶手段と、
(e)前記車両を識別する識別票の作成に係る作成データを前記契約情報から生成する生成手段と、
(f)前記契約と関連付けられた認証キーを含む発行依頼の受信をし、現在時刻が前記有効期間から予め決めた演算で決定される発行可能期間内であるかを含む判別して、前記識別票が発行可能かどうかの認証をする認証手段と、
(g)前記受信に係る発信元に対して前記作成データを配信する第2通信手段と、
(h)前記契約の申込に係るユーザの携帯端末に前記認証キーを送信する認証情報通知手段と
を含み、
前記サーバから前記契約の申込に係るユーザの携帯端末に前記認証キーを送信することにより、該ユーザが申込からシール発行までのサービスを前記発行機の場所における一つのシーケンスで受けることを可能としたことを特徴とするシステムが、提供される。
第1の観点による発行機の入力手段は、上記契約の申込データを登録する申込手段をさらに含むとしてもよい。
上記申込データは、上記契約に係るユーザ情報、車両情報、ラック情報、期間情報を含むとしてもよい。
第1の観点による発行機は、決済手段をさらに含むとしてもよい。
決済手段としては、クレジットカードを読取って、クレジット会社と通信して決済を行う機器から構成されるもの、電子マネーを読取って決済するもの、インターネットバンキングのサイトに接続して引き落とすもの、ATM支払番号を通知して、ユーザに入金処理をさせるものなどが採用可能である。
第1の観点による発行機によって発行する識別票は、上記車両に貼付するシールであるとしてもよい。
(削除)
上記サーバ装置は、上記発信元からの発行完了の通知を受信して、発行履歴を記録する発行管理手段をさらに含むとしてもよい。
上記識別票は、上記車両に貼付するシールであるとしてもよい
本発明の発行機やサーバ装置は、これらの機器を構成要素とする駐輪場管理システムによって運営される駐輪場のユーザにとって、申込みから利用開始までの不便を解消するという利点がある。
図1は実施例1の機器によって構成された駐輪場システムの概要図である。 図2は発行機の外観図と機能構成図である。 図3は実施例1の発行機が置かれた駐輪場のレイアウトの一例を示した図である。 図4は実施例1のサーバ装置の機能ブロックを示した構成図である。 図5は契約情報のデータ構造を示したブロック図である。 図6は、ラック管理データの構造を示したブロック図である。 図7は、シール情報のデータ構造を示したブロック図である。 図8は、発行機、サーバ装置、そしてユーザが連携して行う動作を示したシーケンス図である。 図9は、利用申込みに際して、駐輪場管理機関のサーバ装置に登録される申込情報のデータ構造を示したブロック図である。 図10は、印刷されたシールの一例である。 図11は、履歴のデータ構造を示したブロック図である。 図12は、ユーザの携帯端末に表示したコードによる発行依頼の方式の変形例を示した図である。 図13は、実施例2の構成機器を含む駐輪システムの全体図である。 図14は、発行機の外観と機能構成を示した図である。 図15は、ユーザ、発行機、そして管理機関が連携して行う動作を示したシーケンス図である。 図16は、従来の駐輪場システムにおける構成機器の概要を示した図である。
駐輪場のユーザにおける申込みから利用開始までの不便を解消するという目的を、シール情報の配信をするサーバ装置、このサーバ装置からシール情報の配信を受けてシールを発行する発行機といった機器を提供することにより実現した。
以下の説明における機能構成部で示される機器の動作は、予め組み込まれたファームウエア等の制御プログラムが各機器の回路等のプロセッサーで実行され、当該機器や通信相手の機器の各種デバイスと協働することによって実現される。
また、これらのプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該プロセッサーによって記録媒体から読み出され、コントローラのユーザが操作すること又はコントローラを構成するデバイスからの信号を受信することをトリガに実行される。
図1は、実施例1の構成機器を含む駐輪システムの全体図である。
公衆回線1000はインターネットである。駐輪場管理機関1001のサーバ装置1002、ユーザ1004のパーソナルコンピュータ(以下、PCという)1005、そして駐輪場1006に配置された発行機1007は、この公衆回線に接続して互いに通信可能となっている。
ここでユーザが使う通信端末としてPCが採用されているが、本発明で採用可能な通信端末はこれに限られるものではなく、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのブラウザ端末が適宜採用されうる。
駐輪場管理機関1001は、車両1003のユーザ1004と、駐輪場1006内のラックを割り当てる契約を結び、駐輪場の利用を管理する。
サーバ装置1002は、後で詳細に説明するようにユーザのPC1005及び発行機1007と通信して、駐輪場の管理に係る情報を送受信し、記録する。
ここで、駐輪場管理機関1001が管理する駐輪場は、A駅前の駐輪場1006だけが図示されているが、本発明に係る駐輪場管理機関で管理される駐輪場は1つに限れれるものではなく、管理対象の駐輪場は複数でもよい。
図2は、発行機1007の外観2000と機能構成2010を示した図である。
まず、外観図2000から説明する。タッチパネル2001は、ユーザによる入力操作を受けるインターフェースである。クレジット読取口2002は、ユーザのクレジットによる決済のために備えられている。コード読取カメラ2003は、後で説明する2次元コードを読取るために備えられている。シール取出し口2004は、印刷された識別シール2005の取り出し口である。ユーザがここから印刷された識別シールを受取ることにより、識別シールの発行が完了する。
次に、機能構成図2010を説明する。入力部2011は、ユーザからシールの発行依頼の入力を受け入れる。ここで発行依頼は、ユーザによるタッチパネル2001の操作により入力された認証キーとユーザ名を構成要素に含むデータである。
コード読取部2012は、後で説明する変形例における発行依頼の入力の場合に用いられる2次元コードを読取る。
クレジットカード読取部2013は、後で説明する決済のためクレジットカードの情報を読取る。
第1通信部2014は、インターネットを介し、所定の通信プロトコルを用いて、外部との通信を行う。この通信によって、以下のような情報のやり取りが実現される。上記発行依頼をサーバ装置1002に送信したり、クレジットカードの読取情報をクレジットカード会社のコンピュータ等に送信することと、サーバ装置からシール情報(後で説明する。)を受信することなどである。
ここでは、インターネットのような公衆回線を介して通信する方式を採用したが、本発明で採用可能な通信方式はこれに限られるものではなく、駐輪場と駐輪場管理機関を結ぶ専用回線により通信する方式などであってもよい。
シール印刷部2015は、感熱印刷装置を含む機構を含む構成により実現され、
シール情報(後で説明する)を基に識別シールの印刷を行うことにより、識別シール
の作成を行う。
ここで本発明の本質は、印刷装置等の機構にはないので、具体的な印刷装置の説明は省略する。
シール発行部2016は、印刷された識別シールをシール取出し口2004に搬送する。このようにして、ユーザによる受取を促すことにより、シール発行を実現する。
ここで本発明の本質は、搬送装置等の機構にはないので、具体的な搬送装置の説明は省略する。
図3は、上記のような発行機1007が配置された駐輪場1006におけるラックのレイアウトの一例を示した模式図である。
C3001、D3002、E3003、F3004で示された4つの列に、それぞれC1〜C4、D1〜D4、E1〜E4、F1〜F4というように4つのラックが配置されている。
ここでラックを構成する車載レール、ロック装置等の詳細な機構は、本発明の本質とは関係ないので省略する。
図4は、本実施例のサーバ装置1002の機能構成を示したブロック図である。
第2通信部4001は、上記インターネットを介し、所定の通信プロトコルを用いて、発行機1007との通信や上記ユーザのPC1005との通信を行う。
契約情報記憶部4002は、事前に申し込まれた申込情報や入金処理やクレジットカード決済等の決済に関する情報から構成される契約情報を記憶する。
図5は、契約情報のデータ構造を示したブロック図である。契約を特定する認証キー5001、ユーザ名や住所等のユーザを特定するユーザ情報5002、車両番号や車種等の車両を特定する車両情報5003、駐輪場名や列名やラック番号等のラックを特定するラック情報5004、契約でラックの可能となる期間を特定する有効期間5005、そして入金、クレジット等の決済が完了しているかどうかを示す決済情報5006というデータ項目から、契約情報は構成されている。
ラック管理テーブル4003は、ラックの識別情報、位置情報及び現在および未来の状況を示す情報から構成されるラックの状況を管理するための参照テーブルである。
図6は、ラック管理テーブル4003で管理されるラック管理データの構造を示したブロック図である。ラックID6001、ラックがある列を特定する列情報6002、ラックがある駐輪場を特定する駐輪場ID6003、ラックが現在使用されているかどうかを示す使用状況6004、そしてラックの将来の使用に関する申込みの状況を示す予約状況6005というデータ項目から、ラック管理データは構成されている。
認証部4004は、まず、第2通信部による通信で受信した発行依頼に含まれる認証キーにより、認証対象となる契約情報を抽出する。この認証部は、さらに、契約情報に係るラックを特定する。
ここで、使用状況6004および予約状況で特定されるユーザが契約に係るユーザと一致するか、発行機に備えられたタイマーが示す現在時刻が有効期間5005から予め決めた演算で決定される発行可能期間内であるか、決済が完了しているかどうか、という予め設定した認証項目に対する判別が実行される。
上記判別の結果、すべての認証項目について肯定の判断がなされると、認証が成立であり、認証部はシール情報生成部4005に認証の成立を通知する。
ここで上記判別に採用される認証項目は、ここで示した認証項目に限定されるものではなく、適宜採用されうる。
シール情報生成部4005は、上記認証の成立が通知されると、契約情報から予め設定した情報を抽出し、シールに印刷される情報であるシール情報を生成する。
図7は、シール情報のデータ構造を示したブロック図である。ユーザ名7001、車両番号7002、駐輪場名7003、ラック番号7004、そして有効期間7005という構成である。
シール発行管理テーブル4006は、後で説明する発行した識別シールの発行情報等を記録し、管理するためのテーブルである。このテーブルは、駐輪場管理機関の必要や駐輪場のユーザからの問い合わせ等に応じて、シール発行に状況を把握するために利用される。
図8は、以上に示したユーザ1004、発行機1007、そして管理機関1001が連携して行う動作を示したシーケンス図である。アクター8010はユーザを、オブジェクト8020は駐輪場に配置された発行機を、そしてアクター8030はサーバ装置を備える管理機関に対応している。矢印で示した動作ステップは、矢印の始点のサイトと終点のサイトで、協働又は情報のやり取りがされていることを示している。
契約申込みステップS8001において、ユーザが駐輪場管理機関に対して、駐輪場の利用申込みを行う。
本発明に係る駐輪場の利用申込みは、特定の応募フォームに所定の事項を記載して駐車場管理機関に提出するか、応募ハガキを同様に駐車場管理機関に送付するか、E−mailで駐車場管理機関に送信するか、或いは、駐車場管理機関のホームページで登録書込を行う、などの複数の申込方法が採用可能である。
図9は、利用申込みに際して、駐輪場管理機関のサーバ装置に登録される申込情報のデータ構造を示したブロック図である。ユーザ名や住所等のユーザを特定するユーザ情報9001、車両番号や車種等の車両を特定する車両情報9002、駐輪場名や列名やラック番号等の希望するラックを特定する情報であるラック指定情報9003、そしてでラックを使用する予定期間を特定する契約予定期間9004というデータ項目から、申込情報は構成される。
そして、申込情報は、契約情報にリンクさせて、契約情報記憶部4002に記憶される。
本発明の申込情報は、ここで示したデータ構造に限定されるものではなく、適宜採用されうる。
請求ステップS8002において、駐輪場管理機関がユーザに対して契約の成立に必要な料金の請求を行う。
本発明に係る料金の請求は、駐輪場管理機関の人が所定のフォームの請求書をユーザに送付するか、サーバ装置の設けたメール発信機能によるE−mailで請求する、などの複数の請求方法が採用可能である。
決済ステップS8003において、ユーザが決済を行う。
決済は、発行装置等に設けたクレジットカード読取部にクレジットカードを読取らせて、クレジット会社と通信して決済するもの、電子マネーを読取って決済するもの、インターネットバンキングのサイトに接続して引き落とするもの、ATM支払番号を通知して、ユーザに入金処理をさせるもの、コンビニエンスストアの決済機能を使うものなどが採用可能である。
認証キー発行ステップS8004において、駐輪場管理機関が認証キーの発行を行う。ここで、 認証キーは、サーバ装置によって、上記契約情報にリンクさせて生成される。
本発明に係る認証キー発行は、駐輪場管理機関の人が所定のフォームの発行書をユーザに送付するか、サーバ装置の設けたメール発信機能によるE−mailで発行する、などの複数の請求方法が採用可能である。
発行依頼ステップS8005において、ユーザが発行機の入力部に対して、発行された認証キーを含む発行依頼の入力を行う。
ここでは、発行機に備えられたタッチパネル2001に表示したボタン等を操作して、ユーザ名と認証キーの入力を行う。
ここで本発明に係る発行依頼の入力は、タッチパネルの操作に限定されるものではなく、メカニカルキーから構成された入力装置などによる入力などが適宜採用されうる。
認証キー送信ステップS8006において、発行機は駐輪場管理機関のサーバ装置に認証キーを含む発行依頼を送信する。
認証ステップS8007において、サーバ装置1002によって、送信された発行依頼に含まれる認証キーとユーザ名を用いた認証が行われる。
サーバ装置による認証の動作は、以下の通りである。
まず、認証キーに関連付けられた契約情報が契約情報記憶部4002から抽出される。次に契約情報にリンクされた申込情報も呼び出される。そして、申込情報で特定されたラックに関するラック管理データがラック管理テーブルから呼び出される。
そして、ラック管理データに含まれる使用状況6004および予約状況6005で特定されるユーザ名が発行に係るユーザ名と一致するか、発行機に備えられたタイマーが示す現在時刻が有効期間5005から予め決めた演算で決定される発行可能期間内であるか、決済が完了しているかどうか、という予め設定した認証項目に対する判別が実行される。
上記判別の結果、すべての認証項目について肯定の判断がなされると、認証が成立となる。
上記認証の成立した場合、シール情報生成ステップS8008において、サーバ装置は、契約情報から予め設定した情報を抽出し、シールに印刷される情報であるシール情報を生成する。先に説明した図7はそのシール情報の一例である。
本発明で採用可能なシール情報は、図7に示すようなユーザ名7001、車両番号7002、駐輪場名7003、ラック番号7004、そして有効期間7005という構成に限定されることはなく、契約に係る車両やユーザを特定できるデータ構造である限り適宜採用されうる。
シール情報配信ステップS8009において、サーバ装置から発行機へシール情報の配信が行われる。
ここで配信は、上記公衆回線1000を介した通信のよって行うが、本発明の配信はこれに限定されるものではなく、サーバ装置と発行機との間に設けた専用回線等を用いる方式など適宜採用されうる。
シール作成ステップS8010において、発行機がシール情報に基づいて、識別シールの印刷を行う。
図10は、印刷されたシールの一例である。識別シール10000には、ユーザ名10001、車両種別・車両番号10002、駐輪場名10003、ラック位置10004、そして有効期間10005が印刷されている。
ここでは、識別票はシールであって、その作成として印刷が採用されているが、本発明の識別票の作成は、これに限定されるものではない。予め用意したICタグなどにシール情報に相当する識別情報を読み込ませることによる作成するなど適宜採用されうる。
シール発行ステップS8011において、発行機が作成された識別シール2005をシール発行口2004に搬送する。ユーザがシール発行口から受け取ることによって、発行完了となる。
発行完了送信ステップS8012において、発行機から駐輪場管理機関のサーバ装置に発行完了の通知が送信される。
発行完了の通知のトリガとして、タッチパネル2001に表示した受取ボタンに対するユーザのアクションを採用するが、本発明の発行完了の通知のトリガはこれに限られるものではなく、シール発行口に設けたセンサーによるシール受取の検知などが採用されうる。
発行履歴記録ステップS8013において、駐輪管理機関のサーバ装置によって、発行の履歴が記録される。
図11は、履歴のデータ構造を示したブロック図である。シールID11001、認証キー11002、ユーザ情報11003、発行情報11004、そして再発行情報11005というデータ構造である。
本発明で採用可能な履歴は、ここで示したデータ構造に限られるものではなく、適宜採用されうる。
(変形例)
上記認証キーを含む発行依頼は、タッチパネルを構成要素とする入力部によるものが、採用されているが、これとは別の変形方式による発行依頼もある。
図12は、ユーザの携帯端末に表示したコードによる発行依頼の方式の変形例を示した図である。
ユーザ1004が、発行機1007に設けたコード読取カメラ2003に対して、2次元コード12002を表示したスマートフォン12001を翳す方式である。発行機が、2次元コードに記載された発行依頼を読取り、サーバ装置に送信することにより、発行依頼が実現される。
図13は、実施例2の構成機器を含む駐輪システムの全体図である。
実施例2は、ユーザによる駐輪場利用の申込みについても、発行機の申込み機能によって実現される点で、実施例と大きく異なっている。以下、実施例と異なる構成や動作を中心に説明する。
公衆回線13000はインターネットである。駐輪場管理機関13001のサーバ装置13002と駐輪場13006に配置された発行機13007は、この公衆回線に接続して互いに通信可能となっている。
駐輪場管理機関13001は、車両13003のユーザ13004と、駐輪場13006内のラックを割り当てる契約を結び、駐輪場の利用を管理する。
サーバ装置13002は、発行機13007と通信して、駐輪場の管理に係る情報を送受信し、記録する。 さらに、このサーバ装置は、ユーザ13004の所有する携帯電話等のユーザ実在の担保となる通信端末13005に対して、認証キーを含む認証メール送信する。
ここで、駐輪場管理機関13001が管理する駐輪場は、A駅前の駐輪場13006だけが図示されているが、本発明に係る駐輪場管理機関で管理される駐輪場は1つに限れれるものではなく、管理対象の駐輪場は複数でもよい。
図14は、発行機13007の外観14000と機能構成14010を示した図である。
まず、外観図14000から説明する。タッチパネル14001は、ユーザによる入力操作を受けるインターフェースである。クレジット読取口14002は、ユーザのクレジットによる入金処理のために備えられている。シール取出し口14003は、印刷された識別シール14004の取り出し口である。ユーザがここから印刷された識別シールを受取ることにより、識別シールの発行が完了する。
次に、機能構成図14010を説明する。入力/出力部14011は、ユーザから駐輪場利用の契約申込みの入力やシールの発行依頼の入力を受け入れて、契約に係る情報やガイドの出力を行う。 契約申込みは、タッチパネルに表示された契約事項の入力フォームへのユーザ操作によって行われ、発行依頼は、同様のユーザ操作により入力された認証キーやユーザ名を構成要素に含むデータである。
クレジットカード読取部14012は、実施例1と同様に、決済のためクレジットカードの情報を読取る。
第1通信部14013は、実施例1と同様に、インターネットを介し、所定の通信プロトコルを用いて、外部との通信を行う。
シール印刷部14014は、実施例1と同様に、感熱印刷装置を含む機構を含む構成により実現される。
シール発行部14015は、印刷された識別シールをシール取出し口14003に搬送する。このようにして、ユーザによる受取を促すことにより、シール発行を実現する。
図15は、以上に示したユーザ13004、発行機13007、そして管理機関13001が連携して行う動作を示したシーケンス図である。アクター15010はユーザを、オブジェクト15020は駐輪場に配置された発行機を、そしてアクター15030はサーバ装置を備える管理機関に対応している。
契約申込みステップS15001において、ユーザが駐輪場に配置された発行機に対して、駐輪場の利用申込みを行う。
本発明に係る駐輪場の利用申込みは、特定の応募フォームを表示したタッチパネルに所定の事項を入力することにより、行われる。
申込み情報送信ステップS15002において、発行機は、駐輪場管理機関のサーバ装置へ、先のステップで入力された事項から構成される申込み情報の送信を行う。
認証情報通知ステップS15003において、サーバ装置が、申込に係るユーザに、認証に必要な認証キーをメール送信によって通知する。ここでは、メール送信の方式として、申込み情報に含まれる電話番号宛てのSMS(Short Message Service)が採用される。
ここで認証キーの生成は、実施例1と同様である。
請求情報送信ステップS15004において、サーバ装置が、発行機に対して、契約の成立に必要な料金の請求の情報の送信を行う。
請求情報通知ステップS15005において、発行機が、申込に係るユーザに対して、料金の請求の通知を行う。
ここでは、クレジットカード読取、インターネットバンキングのサイト、あるいはATM支払番号などの決済方法の案内を通知する。
決済ステップS15006において、上記請求の通知に従って、ユーザが決済を行う。
発行依頼入力ステップS15007において、ユーザが発行機の入力部に対して、通知された認証キーを含む発行依頼の入力を行う。
ここでは、発行機に備えられたタッチパネル14001に表示したボタン等を操作して、ユーザ名と認証キーの入力を行う。
ここで本発明に係る発行依頼の入力は、タッチパネルの操作に限定されるものではなく、メカニカルキーから構成された入力装置などによる入力などが適宜採用されうる。
発行依頼送信ステップS15008において、発行機は駐輪場管理機関のサーバ装置に認証キーを含む発行依頼を送信する。
認証ステップS15009において、サーバ装置13002は、送信された発行依頼に含まれる認証キーとユーザ名を用いた認証を行う。
サーバ装置による認証の動作は、実施例1と同様である。
上記認証の成立した場合、シール情報生成ステップS15010において、サーバ装置は、実施例1と同様に、契約情報から予め設定した情報を抽出し、シールに印刷される情報であるシール情報を生成する。
シール情報配信ステップS15011において、サーバ装置から発行機へシール情報の配信が行われる。
シール作成ステップS15012において、発行機がシール情報に基づいて、識別シールの印刷を行う。
シール発行ステップS15013において、発行機が作成された識別シール14004をシール発行口14003に搬送する。ユーザがシール発行口から受け取ることによって、発行完了となる。
発行完了送信ステップS15014において、発行機から駐輪場管理機関のサーバ装置に発行完了の通知が送信される。
発行履歴記録ステップS15015において、駐輪管理機関のサーバ装置によって、発行の履歴が記録される。
実施例2は、自身のPCを持たないユーザであっても、発行機の申込み機能を利用して、簡単に駐輪場利用の申込みから識別シールの発行までを行うことができるので、ICTリテラシーに欠けるユーザに対しても利便性が向上する。
駐輪場や駐輪施設を併用する駐車場の運営に適用できる。
1000 インターネット
1001 駐輪場管理機関
1002 サーバ装置
1003 ユーザの車輌
1004 ユーザ
1005 ユーザのパソコン
1006 駐輪場
1007 発行機

Claims (7)

  1. 契約によって、駐輪場を構成するラックをユーザと車両に割り当てて、運営する駐輪場システムにおける、該車両の識別票を発行する発行機と、契約情報を記憶するサーバ装置と、前記ユーザの携帯端末を含む駐輪場管理システムであって、
    前記発行機は、
    (a)前記契約の申込の入力及び前記契約と関連付けられた認証キーを含む発行依頼の入力を受ける入力手段と、
    (b)前記発行依頼の通知を、前記識別票の作成データを配信する前記サーバ装置に、送信する第1通信手段と、
    (c)前記作成データを、前記サーバ装置から受信して、前記識別票の作成をする作成手段と
    を含み、
    前記サーバ装置は、
    (d)前記認証キーと、前記ユーザを特定するユーザ情報と、前記車両を特定する車両情報と、前記ラックを特定するラック情報と、前記契約で該ラックの利用可能となる期間を特定する有効期間とを含む前記契約情報を記憶する契約情報記憶手段と、
    (e)前記車両を識別する識別票の作成に係る作成データを前記契約情報から生成する生成手段と、
    (f)前記契約と関連付けられた認証キーを含む発行依頼の受信をし、現在時刻が前記有効期間から予め決めた演算で決定される発行可能期間内であるかを含む判別して、前記識別票が発行可能かどうかの認証をする認証手段と、
    (g)前記受信に係る発信元に対して前記作成データを配信する第2通信手段と、
    (h)前記契約の申込に係るユーザの携帯端末に前記認証キーを送信する認証情報通知手段と
    を含み、
    前記サーバから前記契約の申込に係るユーザの携帯端末に前記認証キーを送信することにより、該ユーザが申込からシール発行までのサービスを前記発行機の場所における一つのシーケンスで受けることを可能としたことを特徴とするシステム
  2. 前記入力手段は、前記契約の申込データを登録する申込手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム
  3. 前記申込データは、前記契約に係るユーザ情報、車両情報、ラック情報、期間情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム
  4. 決済手段をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム
  5. 前記識別票は、前記車両に貼付するシールであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム
  6. 前記サーバ装置はさらに、前記発信元からの発行完了の通知を受信して、発行履歴を記録する発行管理手段をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のシステム
  7. 前記識別票は、前記車両に貼付するシールであることを特徴とする請求項6又はに記載のシステム
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