JP2014513825A - 安全な２者照合取引システム - Google Patents

Abstract

本発明は、購入者（１）および小売業者（２）を識別し、かつ売り場（２１）で購入者（１）および小売業者（２）の間で経済取引を行うための方法および構成（Ａ）に関し、購入者（１）が携帯デバイス（１１）を有し、売り場（２１）が取引システム（３）と通信する。取引システム（３）が、購入者および小売業者からの所与の情報に従って、購入者から小売業者に資金（３１）を移動する。本発明の方法および構成は；携帯デバイス（１１）が、携帯デバイス（１１）に備えられたカメラおよび無線周波受信機のうち少なくとも一方を用いて売り場のＩＤ（２４）を読み取り、携帯デバイス（１１）および売り場が、売り場のＩＤ（２４）および携帯デバイスのＩＤ（１４）を備えるメッセージを生成し、異なる通信チャネルを通して伝送するステップを備える。さらに、本発明は、本発明が実行されるのに必要なソフトウェアコードを行うコンピュータプログラム製品を備える。
【選択図】図１

Description

本発明は、購入者および小売業者を識別するように適合された方法、構成およびコンピュータプログラム製品に関係し、購入者が小売業者の売り場の前におり、購入者および小売業者の間で安全な電子決済を行い、それにより、購入者が、購入を行うために利用されるカメラまたはＲＦＩＤまたはＷｉＦｉならびに類似の無線周波数受信機および／または送信機を備える携帯デバイスを有する。

資金／決済を通して、一方の側から他方の側に伝送することができる取引システムを利用することが公知であり、当事者が、ベンダ、銀行、クレジット供給業者または他の金融機関との契約および口座を有する。取引システムは少なくとも、２者のＩＤ、２者の口座詳細、および取引を行うための、支払う側からの指示を必要とする。

２者が購入者および小売業者であってもよく、この場合、たとえば商品、サービスおよび同種のものに対する決済のように、購入者から小売業者に資金が移される。購入者は小売業者に属する売り場に存在する。このとき、購入者が売り場で自分を識別すること、および売り場が、必要なデータを取引システムに伝送することが公知であり、必要な情報は、買い手／購入者、売り手／販売業者、および送金されるべき金額を識別する情報である。

売り場で購入者を識別する公知の手法が数多くある。最も一般的な手法が、購入者が、購入者により売り場に提供される身分証明書または個人コードと組み合わせて、何らかの種類のクレジットカードまたはバンクカードで身元を明らかにすることである。クレジットカートまたはバンクカードが、売り場と通信し、それにより、購入者を識別することができるスマートカードであってもよい。スマートカード、または電話番号などの、携帯デバイス内のＳＩＭカードからの固有の情報を、個人コードと組み合わせて利用することができ、正当な利用者以外の他のだれもがスマートカードまたは携帯デバイスを使用するのを防止する。

また、購入者が、自分を識別することが可能なスマートホンまたは任意の他の種類の携帯型コンピュータなどの携帯デバイスを有することが公知である。ＲＦＩＤ（ｒａｄｉｏ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）または近距離無線通信（ｎｅａｒ ｆｉｅｌｄ ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、ＮＦＣ）を用いて、売り場に対して購入者を識別するように、このような携帯デバイスを適合させることができる。しばしば、これらの携帯デバイスが、インターネットまたは携帯電話網を介したデータ通信に適合され、この場合、デバイスおよび購入者の両方を識別することができる加入者識別モジュール（ＳＩＭカード）を携帯デバイスが有する。ＲＦＩＤまたはＮＦＣを用いて売り場からＳＩＭカードを遠隔で読み取り、それにより、購入者のＩＤに関する情報を得る可能性を利用することが公知である。

購入者が売り場でどのようにして身元を明らかにするかにかかわらず、購入者および小売業者の間の照合が売り場で行われ、必要な情報が売り場から、取引を行うことができる取引システムに伝送される。

行われた取引の確認が取引システムから売り場に伝送され、売り場が、購入者に領収書を提供する。取引システム内の資金移動に必要な情報を、間違いのない安全な手法で収集することができるように、売り場で購入者および小売業者の両方を識別することが技術的問題である。

携帯デバイスの用途が増大しており、売り場で購入者を識別するためにこれらのデバイスを使用する要求が生じている。売り場および購入者の携帯デバイスの間で通信するための手段を提供することは経済的投資である。売り場のためのハードウェアがますます複雑になることはまた、この技術の、間違いのない信頼できる用途を提供するためにサポートおよびサービスが向上することを意味する。

したがって、携帯デバイスおよび売り場の間の遠隔通信を利用して、売り場で携帯デバイスを用いて、購入者を識別する可能性を提供することが問題である。さらに、購入者が、個人ＩＤコード（ＰＩＮ）などの秘密情報を売り場に提供しなければならないことが問題である。売り場のレジ係がこのような秘密情報を読み取ることはできないが、このような秘密情報が売り場（ＰＯＳ）から伝送され、盗聴または操作される可能性がある。

特許出願文献である、Ｈｉｇｇｉｎｓらに発行された米国特許出願公開第２００８／２２２０４８（Ａ１）号明細書（０４８’）、Ｙｏｕｓｈｉｄａらに発行された米国特許出願公開第２００５／０９６０１１（Ａ１）号明細書（０１１’）、欧州特許出願公開第２０８８５４９（Ａ１）号明細書（５４９’）、Ｓｈｕらに発行された米国特許出願公開第２００５／１０２２３３（Ａ１）号明細書（２３３’）、およびＷｈｉｔｅに発行された米国特許出願公開第２０１０／３２０２６６（Ａ１）号明細書（２６６’）が、概して、小売業者および購入者のデバイスが直接通信し、したがって、ＰＩＮコードおよびＩＤを盗難／盗聴にさらすために、本質的に安全ではない電子決済システムについて説明している。本発明では、以下の解決策によれば、小売業者および買い手だけが、たとえば自分たち自身のデバイス上で暗号化鍵および秘密鍵を利用して取引システムと通信する。この解決策は、上記で言及された出願文献０４８’、０１１’、５４９’、２３３’、および２６６’で開示されていない。

完全な決済トレーサビリティおよび認証を達成するために、以下の実施形態による解決策が、通信が署名され、かつ取引サーバが支払人証明書に、全体にわたる記録を保持する、支払人中心の公開鍵基盤（ＰＫＩ）解決策であり、この問題は、０４８’、０１１’、５４９’、２３３’、および２６６’では対処されていない。ＰＫＩ解決策は、ハードウェア、ソフトウェア、人々、ポリシ、およびデジタル証明書を作成し、管理し、配布し、使用し、記憶し、取り消すために必要な手順のセットである。

０４８’のように認証機構としてＳＭＳを利用することは安全ではない。したがって、本発明は、以下で説明されるように、購入者および小売業者を直接接続することなく、すべての通信をエンド・ツー・エンドで暗号化することによりこの解決策よりも改善される。したがって、０４８’などにより開示される、ＭＣＤおよびＭＰＤの間の安全ではない、検査されない通信が不要になる。

０１１’特許出願文献は、オペレータとして販売員を伴う、具体的にはウェブベースの解決策である。これは、以下で説明されるように、購入者が以下で説明されるように売り場にいる、または売り場の前にいるときにウェブ入力またはオペレータの監督が必要ではない／不可能である本発明により必要とされない。本発明による解決策では、小売業者が本発明の取引システムに請求書を自動的に通知し、購入者がウェブページに入る必要なしに領収書などの決済情報を受け取る。

文献５４９’はクレジット・カード・クリアリング・ハウス（ＣＣＣＨ）に依存するが、本発明の解決策は、任意の特定のＣＣＣＨとは無関係であり、代わりに、銀行および／またはバリュー・ストア・アカウントと直接通信する取引サーバを具体化する。

出願文献２３３’は、ディスプレイを利用して、自動販売機から電話機に情報を提供する。本発明は、売り場を識別するステッカコードを有し、かつ取引サーバ内で売り手および買い手の間で情報を手渡すことにより、この解決策と異なる。また、２３３’で説明される携帯デバイスは、取引サーバと直接ではなく、ＵＲＬを介してベンダサーバと通信し、したがって、信頼できる決済プロセッサではなく、ウェブリダイレクトとしてだけ機能する。

２６６’の文献は片方向通信を開示し、取引サーバを介して売り場から情報を提供する問題を解決することができないので、購入者が、２６６’の画像１、Ｓ２２１〜Ｓ２２３で描かれているように、金額および請求書が正しいレジに対応していることを検証することが困難である。

以下で説明されるように本発明の解決策では、携帯デバイスが、販売するレジから伝送され、かつ署名された、取引サービスからの決済のデジタル領収書を受け取ることができる。文献０４８’、０１１’、５４９’、２３３’、および２６６’は、領収書を印刷するレジに依存し、したがって、購入者の詳細、たとえば銀行口座、名前、および符号化されているが購入者のＰＩＮコードさえわかる／記録する。

米国特許出願公開第２００８／２２２０４８（Ａ１）号明細書 米国特許出願公開第２００５／０９６０１１（Ａ１）号明細書 欧州特許出願公開第２０８８５４９（Ａ１）号明細書 米国特許出願公開第２００５／１０２２３３（Ａ１）号明細書 米国特許出願公開第２００５／１０２２３３（Ａ１）号明細書

上記で言及された問題の１つまたは複数を解決する目的で、上記で説明された本発明の分野の観点から、売り場が携帯デバイスのＩＤを読み取る代わりに、携帯デバイスが、携帯デバイス内に備えられたカメラ／ＲＦＩＤ（ｒａｄｉｏ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）および類似の無線周波受信機を用いて、売り場のＩＤを読み取っていることが理解されることを、本発明は教示する。

今日、多くの携帯デバイスがカメラならびに無線周波受信機および／または送信機を備えているので、このため、携帯デバイスまたは売り場には、追加のいかなるハードウェア修正も必要ない。

携帯デバイスが、売り場のＩＤおよび携帯デバイスのＩＤを備えるメッセージを生成し、取引システムに伝送することが理解される。

一実施形態によれば、本発明は、購入者が売り場により決して識別されない、すなわち、購入者が売り場を運営している小売業者に対して完全に匿名であることを提供する。

売り場が；自分の携帯デバイスを利用して購入する購入者から伝送されるメッセージと時間に関して独立したメッセージを生成し、本発明による取引システムに伝送し、売り場のメッセージは、売り場のＩＤ、および支払われるべき金額を備える。

取引システムが、売り場のＩＤを用いてこれらのメッセージ間の照合を行う。これは、購入者および小売業者の間の照合が、公知のシステムのように売り場ではなく、購入者に関する知識を有する唯一のデバイスである取引システムで達成されることを意味する。

取引システムが、ＰＯＳからのメッセージで受信されるような、支払われるべき金額を備えるメッセージなどのメッセージを生成し、携帯デバイスに伝送する。

購入者が、携帯デバイス上で、支払われるべき金額を承認し、携帯デバイスが、支払われるべき、承認された金額に従って、購入者から小売業者への資金移動の承認または拒絶を備えるメッセージを生成し、取引システムに伝送する。

次に、取引システムが、取引を行うために必要な情報を受け取り、取引システムが、購入者から小売業者へ、承認された資金移動を行う。

取引が行われたとき、取引システムが、資金移動／決済の確認を備えるメッセージを生成し、売り場に伝送する。

この手法では、購入者も小売業者も識別され、取引システムが、間違いのない安全な手法で、購入者および小売業者の両方から受信される情報に基づき、取引を行うことができる。

本発明の一実施形態では、安全性を高め、かつ許可されない人が経済取引のために携帯デバイスを利用することを防止するために、購入者が携帯デバイス上で個人コードを使用して、支払われるべき金額を承認していることが理解される。

他の実施形態では、売り場のＩＤがタグ／ラベルにより表され、携帯デバイスが、適切なソフトウェアを利用して、タグ／ラベルから売り場のＩＤへの変換を達成することにより、この変換を行う。このようなタグ／ラベルは、たとえば、バーコード、２次元もしくは３次元クイック・レスポンス・コード（ＱＲ）などのＱＲコード、ＲＦＩＤおよび同種のコード、データマトリックス、またはＳｈｏｔＣｏｄｅなどの独自のコードであってもよく、ＳｈｏｔＣｏｄｅは、中央の標的の中心および中心を取り囲むデータ円を有する、ダーツ盤のような円を備えるバーコードである。これらのデータ円からデータビットを読み出す技術が、標的の中心からの角度および距離を測定することによる。角度および距離が、たとえば携帯電話、タッチパッド、および同種のデバイスで見いだされるカメラにより読み取られる。

携帯デバイスのカメラを利用して、タブ／ラベルを読み取るために、購入者がこれらのコードを売り場で容易に作り出し、表示することができる。大型スーパーマーケット、または多くの売り場を有する企業の場所で、売り場の個々のＩＤを各売り場に提供することは、安価であり、容易である。このようなタグを読み取り、かつこのようなタグを理解可能な識別に変換するために必要なコンピュータプログラムが、カメラを装備した大部分の携帯デバイスで容易に利用可能である。

売り場は物理的な売り場であってもよく、この場合、売り場は、倉庫、スーパーマーケット、レストラン、美容院もしくはガソリンスタンドなどの固定した売り場、または移動式の売り場、たとえば、バス、列車、船、タクシー、移動販売代理店、もしくはレストラン内の移動式の売り場および同種のものに属する売り場であってもよい。

理解される一実施形態によれば、パーソナルデバイスが売り場として機能すること、および２者が、すなわちパーソナルデバイスの所有者である小売業者および購入者が、本発明の本発明による方法を利用して、資金を購入者からパーソナルデバイスの所有者に伝送／送信することが可能であり、パーソナルデバイスは、パーソナルデバイスの所有者を通して取引システムにアクセスすることができる任意のパーソナルデバイス、たとえば携帯電話、携帯型コンピュータ、タッチパッド、スマートホン、固定されたコンピュータ、または同種のものであってもよい。

一実施形態では、売り場がレジ係のレジであること、およびレジ係のレジがメッセージを生成し、メッセージを受け取ることが理解される。

物理的な売り場があれば、一実施形態では、売り場が購入者に対する取引の領収書を生成することが理解される。

本発明はまた、売り場が、インターネット上で利用可能なオンラインショップなどの仮想的な売り場である場合にも利用することができる。

この場合、実際の売り場が、小売業者に関連するサーバであってもよく、この場合、サーバがメッセージを生成し、決済に関連するメッセージを受け取る。

売り場が物理的であるとき、購入者により接近でき、一度に１人の購入者だけを取り扱う。しかしながら、オンラインのインターネットショップなどの仮想的な売り場があれば、多くの購入者が同時に売り場に近づくことができる。したがって、仮想的な売り場では、売り場に対して固有のＩＤが生成され、固有のＩＤの表示が各取引に対して表示されることが理解される。

売り場が領収書を作り出すかどうかにかかわらず、本発明は、取引システムが、資金移動の確認を備えるメッセージを生成し、携帯デバイスに伝送することができることを提案する。

売り場が移動式である場合、売り場が、無線通信を用いて取引システムと通信することが理解される。

また、携帯デバイスが、無線通信を用いて取引システムと通信することが理解される。

本発明はまた、携帯デバイス、売り場、および取引システムを備える構成に関する。構成は、購入者および小売業者を識別し、かつ購入者および小売業者の間で経済取引を行うように適合され、売り場が小売業者に属し、携帯デバイスが購入者に属する。売り場および取引システムが、互いに通信するように適合され、取引システムが、購入者および小売業者からの所与の情報に従って購入者から小売業者に資金を移動するように適合される。

また、本発明は、具体的には、携帯デバイスおよび取引システムが互いに通信するように適合されること、ならびに携帯デバイスが、カメラおよび無線周波通信能力を備えることを教示する。

さらに、携帯デバイスが、自分のカメラ／無線受信機を用いて売り場のＩＤを読み取り、かつ売り場のＩＤおよび携帯デバイスのＩＤを備えるメッセージを生成し、かつ取引システムに伝送するように適合される。

売り場が、前記携帯デバイスから取引システムに伝送されたメッセージと時間に関して独立に区別されたメッセージを生成し、かつ伝送するように適合される。このメッセージは、売り場のＩＤ、および支払われるべき金額を備える。

さらに、取引システムが、売り場のＩＤを用いて両方のメッセージを照合し、かつ支払われるべき金額を備える他のメッセージを生成し、かつ携帯デバイスに伝送するように適合される。

携帯デバイスが、購入者から支払われるべき金額の承認または拒絶を受け取り、かつ支払われるべき、承認された金額に従って、購入者から小売業者への資金移動の承認または拒絶を備える他のメッセージを生成し、かつ取引システムに伝送するように適合される。

取引システムが、購入者から小売業者への承認された資金移動を行い、かつ資金移動の確認を備える他のメッセージを生成し、かつ売り場に伝送するように適合される。

購入者が、支払われるべき金額を承認することが可能であり、本発明は、承認のこのような１つの手法が、支払われるべき金額を購入者が承認するために、携帯デバイスが購入者から個人コードを受け取るように適合されることであることを提案する。

売り場を識別する安価で革新的な手段を提供する目的で、売り場のＩＤがタグ／ラベルにより表されること、および携帯デバイスが、タグ／ラベルを売り場のＩＤに変換するように適合されることが理解される。

タグ／ラベルが、多くの異なるタイプ、たとえばバーコード、ＲＦＩＤ、クイック・レスポンス・コード、データマトリックス、またはＳｈｏｔＣｏｄｅなどの独自のコードであってもよい。

前述のように、売り場が、物理的な売り場であっても、仮想的な売り場であってもよい。

物理的な売り場が、倉庫、スーパーマーケット、レストラン、美容院もしくはガソリンスタンドなどの固定した売り場、または移動式の売り場、たとえば、バス、列車、船、タクシー、移動販売代理店もしくはレストラン内の移動式の売り場に属する売り場であってもよい。

本発明の認識される一実施形態が、パーソナルデバイスが売り場として機能するように適合されることを教示し、この場合、パーソナルデバイスおよび携帯デバイスが、２者が、すなわちパーソナルデバイスの所有者および購入者が、購入者からパーソナルデバイスの所有者に資金を移動することを可能にするように適合される。パーソナルデバイスは、パーソナルデバイスの所有者を通して取引システムにアクセスすることができる任意のパーソナルデバイス、たとえば、携帯電話、携帯型コンピュータ、ｉＰａｄ（登録商標）、タッチパッド、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）などのスマートホン、アンドロイド電話機、または固定されたコンピュータおよび同種のものであってもよい。

売り場が従来型のレジ係のレジである場合、メッセージを生成し、かつ受け取るようにレジ係のレジを適合させることができる。

仮想的な売り場が、小売業者に関連するサーバによりホスティングされてもよく、たとえばインターネット上で利用可能なオンラインショップであってもよく、この場合、メッセージを生成し、かつメッセージを受け取るようにサーバを適合させることができる。

何人かの購入者が仮想的な売り場と同時に対話することを可能にするために、サーバが、各取引について売り場に対して固有のＩＤを生成し、かつＩＤの表示を仮想的な売り場に表示するように適合されることが理解される。

購入者が売り場から領収書を受け取る可能性とは無関係に、資金移動の確認を備えるメッセージを携帯デバイスに伝送するように取引システムを適合させることができることが理解される。

売り場が移動式である場合、売り場が、無線通信を用いて取引システムと通信するように適合されることが理解される。

また、携帯デバイスが、無線通信を用いて取引システムと通信するように適合されることが理解される。

本発明はまた、多くのコンピュータプログラム製品に関する。本発明の方法および構成が３つのデバイス、すなわち携帯デバイス、売り場および取引システムを伴うので、本発明を実現するために、３つの別個のコンピュータプログラム製品が必要である。

したがって、本発明は、購入者および小売業者を識別するように適合され、前記購入者が前記小売業者の売り場の前にいる場合、購入者および小売業者の間で安全な電子決済を行う方法を説明し、それにより、購入者が、購入を行うために利用されるカメラ／ＲＦＩＤ／ＷｉＦｉ、無線周波数受信機および／または送信機のうち少なくとも１つを備える携帯デバイスを有する。したがって、本発明は：
売り場も購入者も、異なる通信チャネルを通して信号が伝送されることにより購入者から小売業者への資金移動を精算する、口座を認識している取引システムと通信するためにあり、それにより、売り場が有線の第１の通信チャネルおよび無線の第１の通信チャネルのうち少なくとも一方を通して通信し、携帯デバイスが無線による第２のチャネルを介して無線で通信すること；
単一の購入に、前記取引システムを通して固有の取引参照が提供されること；
携帯デバイスが、単一の売り場を固有に識別する、売り場に置かれたタグを写真に撮るまたは読み取るカメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機を用いて、売り場を識別するように、購入者により動作させられること；
携帯デバイスが、写真に撮られた／読み取られたタグをソフトウェアが処理することにより得られる売り場のＩＤおよび携帯デバイスのＩＤを備える、署名されたメッセージを生成し、第２のチャネルを通して取引システムに伝送していること；
自動的に促すことにより、第２のチャネル上で携帯デバイスから取引システムに伝送されるメッセージと時間に関して独立に区別される少なくとも１つのメッセージを売り場により生成し、第１のチャネル上で取引システムに転送し、少なくとも１つのメッセージは、売り場のＩＤ、および購入者により支払われるべき金額を備えること；
第１のチャネルを通して売り場から伝送された少なくとも１つのメッセージを、第２のチャネルを通して携帯デバイスから伝送されたメッセージと、取引システムにより照合して、売り場のＩＤにより類似性を判定すること；および
照合により、第１のチャネルおよび第２のチャネルを介して伝送された売り場のＩＤ間の類似性が判定された場合、購入者が、開始の許可を取引システムに伝送するように携帯デバイスを促すことにより、支払われるべき金額を許可し、したがって、購入者の詳細が売り場に対して匿名ではあるが、売り場の購入ＩＤも購入者の購入ＩＤも取引システムにより知られ、取引システムが、購入者からの決済を引き出し、かつ単一の購入に提供される前記固有の取引参照に対して売り場に関連する口座の貸方に記入することにより決済を精算すること
を備える。

本発明の一実施形態が、購入者が携帯デバイス上で個人コードを利用して、支払われるべき金額を承認することを提供する。

他の実施形態が、タグ／ラベルが、バーコード、ＲＦＩＤ、クイック・レスポンス・コード、データマトリックス、および独自のコードのうち少なくとも１つであることを提供する。

さらに他の実施形態が、売り場が小売業者の所にある固定した売り場であることを提供する。

他の実施形態が、売り場が、バス、列車、船、タクシーの中に提供される、移動販売代理店より取り扱われる移動式の売り場、またはレストラン内の移動式の売り場であることを提供する。

さらに他の実施形態が、ポータブルデバイスが売り場として機能すること、および２者が、すなわち、パーソナルデバイスの所有者および携帯デバイスを持っている購入者が、デバイスを利用して、購入者から売り場のデバイスの所有者に資金を移動することを提供し、デバイスは、取引システムにアクセスできるデバイスであり、それにより、売り場は、携帯電話、スマートホン、ラップトップコンピュータ、ｉＰａｄ（登録商標）、タッチパッド、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）、アンドロイド電話機、および固定されたコンピュータおよび同種のもののうち少なくとも１つである。

さらに、一実施形態が、売り場がレジ係のレジであること、およびレジ係のレジがレジ係を促すことによりメッセージを生成することを提供する。

さらに他の一実施形態が、売り場が購入者への受領書を生成することを提供する。

さらに他の一実施形態が、売り場が仮想的な売り場であることを提供する。

他の実施形態が、売り場が、インターネット上で利用可能なオンラインショップであることを提供する。

他の実施形態が、売り場が、小売業者に関連するサーバであること、およびサーバが取引システムへの少なくとも１つのメッセージを生成し、取引システムからメッセージを受け取ることを備える。

さらに、本発明は、購入者および小売業者を識別するように適合され、かつ購入者および小売業者の間で安全な電子決済を行う構成を説明し、前記購入者が前記小売業者の売り場の前におり、それにより、購入者が、購入を行うために利用されるカメラ／ＲＦＩＤ／ＷｉＦｉならびに類似の無線周波受信機および／または送信機を備える携帯デバイスを有する。したがって、本発明の構成は：
売り場および購入者の両方と通信するように適合された、口座を認識している取引システムであって、異なる通信チャネルを通して、暗号化された信号が伝送されることにより購入者から小売業者への資金移動を精算し、それにより、売り場が有線の第１の通信チャネルおよび無線の第１の通信チャネルのうち少なくとも一方を通して通信し、携帯デバイスが無線周波数による第２のチャネルを介して無線で通信する取引システム；
それぞれの単一の購入に、固有の取引参照を提供するための、取引システム内の手段；
単一の売り場を固有に識別する、売り場に置かれたタグを写真に撮る／読み取るカメラ／ＲＦＩＤならびに類似の無線周波受信機および／または送信機を用いて、売り場を識別するように、購入者により動作させられるように適合された携帯デバイス；
少なくとも第１の暗号化され署名されたメッセージを携帯デバイスにより生成し、第２のチャネルを通して取引システムに伝送するように適合されたソフトウェアであって、メッセージは、写真に撮られた／読み取られたタグをソフトウェアが処理することにより得られる売り場のＩＤおよび携帯デバイスのＩＤを備えるソフトウェア；
自動的に促すことにより、第２のチャネル上で携帯デバイスから取引システムに伝送されるメッセージと時間に関して独立に区別される少なくとも１つのメッセージを売り場により生成し、第１のチャネル上で取引システムに転送するように適合され、少なくとも１つのメッセージは、売り場のＩＤ、および購入者により支払われるべき金額を備えること；
第１のチャネルを通して売り場から伝送された少なくとも１つの暗号化されたメッセージを、第２のチャネルを通して携帯デバイスから伝送された少なくとも１つのメッセージと、取引システムにより照合して、売り場のＩＤにより類似性を判定するためのソフトウェア照合手段；および
照合により、第１のチャネルおよび第２のチャネルを介して伝送された売り場のＩＤ間の類似性が判定された場合、購入者が、開始の許可を取引システムに伝送するように携帯デバイスを促すことにより、支払われるべき金額を承認する承認手段であって、したがって、購入者の詳細が売り場に対して匿名ではあるが、売り場のＩＤも購入者のＩＤも取引システムにより知られ、取引システムが、購入者から決済を引き出し、かつそれぞれの単一の取引ＩＤに対して売り場に関連する口座の貸方に記入することにより決済を精算する承認手段
を備える。

さらに、本発明は、携帯デバイスにより実行されたときに、カメラ／ＲＦＩＤ／ＷｉＦｉならびに類似の無線周波受信機および／または送信機を備える携帯デバイスが：
場面を撮るまたはＩＤを読み取るカメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機を用いて、単一の売り場で携帯デバイス内のソフトウェアによりＩＤを読み取るステップ；および
口座を認識している取引システムにＩＤを伝送するステップ
を行うことが可能になるコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供する。

一実施形態では、コンピュータプログラム製品は、携帯デバイスに関する適切な部分がプログラムコードで添付の請求項１〜１３の方法を行うことを説明する。

さらにまた、本発明は、単一の売り場で実行されたときに、売り場に関連する適切な部分がプログラムコードで請求項１〜１３の方法ステップを行う売り場が：
伝送を行うように売り場を促すことにより、売り場のＩＤを伝送するステップ；および
口座を認識している取引システムにＩＤを伝送するステップ
を行うことを可能にするコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供する。

さらに、本発明は、口座を認識している取引システムで実行されたときに、システムが、プログラムコードで添付の請求項１〜１３の方法ステップの、取引システムに関連する適切な部分を行って：
携帯デバイスおよび売り場から伝送されたＩＤを照合するステップ；
携帯デバイスおよび売り場の間の決済で口座を精算するステップ；および
売り場および携帯デバイスにメッセージを伝送するステップ
を行うことを可能にするコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供する。

添付の従属する構成クレームが、添付の従属する方法クレームに従うことが理解される。

これ以降、本説明全体を通じて本発明の実施形態および所与の例をよりよく理解するためには、添付図面が関連する。

本発明による方法および構成の概略図である。 携帯デバイスおよび売り場の概略図である。 売り場として機能するパーソナルデバイスの概略図である。 仮想の売り場の概略図である。 本発明による取引システムを通した、売り場および購入者の間の信号方式を概略的に示す。

本発明による方法、構成およびコンピュータプログラム製品の１つの有利な点が、いかなる追加のハードウェアもなしに、バックエンドシステムを介した売り場からの信号方式のための、現在のインフラストラクチャの範囲内で、購入者および売り場の間の安全な資金移動を提供することができることである。携帯デバイス、たとえばスマートホン、携帯電話または携帯型コンピュータが、カメラならびに無線周波受信機および／または送信機、ならびに異なるデータシステムへの無線オンライン接続を備え、今日、売り場が同じく何らかの種類の取引システムへの通信接続を備える。唯一必要な物理的変更またはハードウェア変更が、携帯デバイスのカメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機を使って、携帯デバイスにより読み取ることができる、売り場の仮想的ＩＤであり、非常に低コストで売り場に印刷および／または接着することができるＲＦＩＤタグが受動または能動であってもよい。

購入者および小売業者の間の照合が、売り場ではなく取引システム内で行われるので、売り場が購入者の識別に関するどのような問題も管理する必要がない。これは、購入者を識別するという問題から売り場を解放し、購入者が売り場で小売業者にどんな個人情報も明らかにする必要がなく、したがって、このような個人情報の誤用のリスクを排除し、これは、物理的な売り場で有利であるだけでなく、購入者の個人的完全性を損なうことなく、購入者を識別することに関して多くの問題が存在する仮想的な売り場でも有利である。

したがって、あらゆる種類の売り場、すなわち、移動式の物理的な売り場および固定された物理的な売り場の両方、ならびに仮想的な売り場で本発明を実現することができる。本発明は、２者の間で資金を移動する手法としてさえ実現することができ、この場合、一方の人のパーソナルデバイスが売り場の役割を果たし、かつもう一方の人の携帯デバイスにより読み取られるＩＤを作り出し、示すことができ、もう一方の人が購入者の役割を果たし、資金を一方の人から他方の人に移すために、これらの人の間で本発明を利用することができる。

また、取引システムと通信することができる簡単なコンピュータを使って、新しい商店主が売り場をセットアップする可能性を導入するために本発明を利用することができることが有利な点であり、これは、小規模な経済的手段を有する企業にとって有利な点である。本発明はまた、現金を管理する必要のない経済取引に可能性を広げ、これは、犯罪が問題となる領域で有利な点である。

次に、購入者１および小売業者２を識別する方法を示す図１を参照して本発明について説明する。購入者１が売り場２１に、購入者１および小売業者２の間で経済取引／決済を行うために存在する。

購入者１は、購入者が取引システム３とのオンライン通信にアクセスすることができるどのようなものであってもよい携帯デバイス１１を、たとえばスマートホン、携帯情報端末、または携帯型コンピュータを有する。売り場２１が、同じく取引システム３と通信することができる。携帯デバイスは、携帯デバイスの所有者である購入者１に接続される固有のＩＤ１４を有する。この固有のＩＤは、たとえば電話番号、またはデバイスに属するＳＩＭカード上で得られる加入者ＩＤであってもよい。

取引システム３が、購入者１および小売業者２からの所与の情報に従って、購入者１により利用される一方の経済機関１３から、小売業者２により利用される経済機関２３に、資金３１を移動する。この例では、購入者および小売業者が異なる経済機関１３、２３を利用する。しかしながら、購入者１および小売業者２が同一経済機関を利用することができることを理解されたい。

図１および図２を参照すると、本発明の方法が、本発明の一実施形態では、以下のステップを備え、それにより、携帯デバイス１１が、携帯デバイス１１に備えられたカメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機１１１を用いて売り場２１でＩＤ２４を読み取ることが示されている。本発明では、携帯デバイスは、任意の種類の無線周波送信エンティティを、たとえば移動体無線通信、およびＷｉＦｉ通信を介して広帯域システムに伝達するデバイスであってもよい。これによって、携帯デバイスがＳＩＭカードありまたはなしのタイプであってもよく、したがって、ＷｉＦｉ通信については、ＳＩＭカードなしであってもよい。このようなデバイスの例が、携帯電話、携帯型コンピュータ、ｉＰａｄ（登録商標）、タッチパッド、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）、アンドロイド電話機、または固定されたコンピュータおよび類似のものなどである。

さらに、携帯デバイス１１がメッセージＭ１を生成し、取引システム３に伝送し、メッセージＭ１は、売り場２１のＩＤ２４および携帯デバイスのＩＤ１４を備える。

これ以降、売り場が、売り場２１のＩＤ２４、および取引で支払われるべき金額２５を備える、メッセージＭ１と時間に関して独立に区別されるメッセージＭ２を生成し、取引システム３に伝送する。

これによって、取引システム３が、売り場２１のＩＤ２４を用いて、メッセージＭ１をメッセージＭ２と照合する。さらに、取引システム３が、支払われるべき金額２５を備えるメッセージＭ３を生成し、携帯デバイス１１に伝送する。

最終的に、購入者１が、携帯デバイス１１上で、支払われるべき金額２５を承認または拒絶する。したがって、携帯デバイス１１が、支払われるべき、承認された金額２５に従って、購入者から小売業者への資金移動の承認または拒絶１５を備えるメッセージＭ４を生成し、取引システム３に伝送する。

さらに、取引システム３が、購入者１から小売業者２への、承認された資金３１の移動を行う。その後、取引システム３がメッセージＭ５を生成し、売り場２１に伝送し、メッセージＭ５は、資金３１の移動の確認３２を備える。

前述のように、メッセージＭ１、Ｍ２が互いに時間に関して区別されて伝送され、これは、売り場がメッセージＭ２を生成し、伝送する前または後に、購入者が携帯デバイス１１を用いてメッセージＭ１を生成し、伝送するかどうかに、本発明が一切依存しないことを意味する。

取引システム３を用いて購入者の口座１３から小売業者の口座２３に資金を移動する方法が、本発明の当業者に周知である；したがって、このことについてより詳細に説明しない。

購入者１が、携帯デバイス１１上で個人コードを使用して、支払われるべき金額２５を承認していることが理解される。

売り場のＩＤ２４がタグ／ラベル／ＲＦＩＤ２４’により表されてもよく、しかも携帯デバイス１１が、タグ／ラベル２４’を売り場のＩＤ２４に変換する。

タグ／ラベル２４’が、バーコード、ＲＦＩＤ、クイック・レスポンス・コード、データマトリックス、またはＳｈｏｔＣｏｄｅなどの独自のコードであってもよい。

売り場２１が物理的な売り場であってもよく、この売り場２１が、倉庫、スーパーマーケット、レストラン、美容院もしくはガソリンスタンドなどの固定した売り場、または移動式の売り場、たとえば、バス、列車、船、タクシー、移動販売代理店、もしくはレストラン内の移動式の売り場もしくは同種のものに属する売り場であってもよい。

図３に示される、本発明の一実施形態によれば、パーソナルデバイス１１’が売り場２１’として機能すること、および２者が、すなわちパーソナルデバイスの所有者２’および購入者１が、本発明の方法を利用して、購入者１からパーソナルデバイス１１’の所有者２’に資金を伝送することが理解され、パーソナルデバイス１１’が、パーソナルデバイスの所有者２’を通して取引システム３にアクセスすることができる任意のパーソナルデバイス、たとえば携帯電話、携帯型コンピュータ、または固定されたコンピュータである。

図２に示されるように、従来型の売り場２１がレジ係のレジ２１ａであり、本発明がレジ係のレジ２１ａで実現される一実施形態では、レジ係のレジ２１ａが、直接または間接的に、Ｍ２メッセージを生成し、メッセージＭ５を受け取ることが理解される。

売り場２１から購入者２への取引の領収書２６を生成することが可能である。

図４は、売り場が同じく、インターネット４上で利用可能なオンラインショップなどの仮想的な売り場であってもよいことを示す。

この場合、売り場２１”が、小売業者２に関連するサーバ２６であり、購入者１に属する端末１６内でサーバ２６から生成される。サーバ２６が、メッセージＭ２を生成し、メッセージＭ５を受け取る。

仮想的な売り場２１”があれば、売り場２１’に対する固有のＩＤ、および固有のＩＤの表示２４”が生成され、各取引に対して購入者１により利用される端末１６上に表示されることが理解される。

売り場２１が、領収書２６により、または任意の他の手法で、資金移動を確認した場合でさえ、同じく、取引システム３が、資金移動の確認３２を備えるメッセージＭ６を生成し、携帯デバイス１１に伝送することできることが理解される。

移動式の売り場があれば、売り場２１が、無線通信を用いて取引システム３と通信することが理解される。

また、携帯デバイス１１が、無線通信を用いて取引システム３と通信する。

次に、再び図１を参照すると、携帯デバイス１１、売り場２１および取引システム３を備える、本発明による構成Ａについて説明する。

本発明の構成Ａが、購入者１および小売業者２を識別し、かつ購入者１および小売業者２の間の経済取引を行うように適合され、売り場２１が小売業者２に属し、携帯デバイス１１が購入者１に属する。

携帯デバイス１１が、携帯デバイスの所有者である購入者１に接続される固有のＩＤ１４を有する。この固有のＩＤは、たとえば電話番号、またはデバイスに属するＳＩＭカード上で得られる加入者ＩＤであってもよい。

売り場２１および取引システム３が互いに通信するように適合され、取引システム３が、購入者および小売業者からの所与の情報に従って、購入者１から小売業者２に、または購入者１に属する経済機関１３から小売業者２に属する経済機関２３に、資金３１を移動するように適合される。

次に、図１および図２を参照すると、一実施形態では、具体的には、携帯デバイス１１および取引システム３が互いに通信し、携帯デバイス１１が、カメラ／ＲＦＩＤならびに類似の無線周波受信機および／または送信機１１１を備え、携帯デバイス１１が、カメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機１１１を用いて、売り場２１のＩＤ２４’を読み取るように適合されることを本発明が教示することが描かれている。したがって、携帯デバイス１１が、売り場のＩＤ２４および携帯デバイスのＩＤ１４を備えるメッセージＭ１を生成し、かつ取引システム３に伝送するように適合される。

さらに、売り場２１が、売り場のＩＤ２４、および支払われるべき金額２５を備える、メッセージＭ１と時間に関して区別されるメッセージＭ２を生成し、かつ取引システム３に伝送するように適合される。取引システム３が、売り場のＩＤ２４を用いてメッセージＭ１をメッセージＭ２と照合するように適合され、取引システム３が、同じく、支払われるべき金額２５を備えるメッセージＭ３を生成し、かつ携帯デバイス１１に伝送するように適合される。

携帯デバイス１１に関しては、携帯デバイス１１が、購入者から支払われるべき金額の承認または拒絶１５を受け取るように適合され、携帯デバイス１１が、同じく、支払われるべき、承認された金額２５に従って、購入者から小売業者への資金移動の承認または拒絶１５を備えるメッセージＭ４を生成し、かつ取引システム３に伝送するように適合される。

さらに、取引システム３が、購入者１から小売業者２への承認された資金／決済３１の移動を行うように適合され、取引システム３が、さらに、メッセージＭ５を生成し、かつ売り場２１に伝送するように適合され、メッセージＭ５は、資金３１の移動の確認３２を備える。

購入者の口座から小売業者の口座に資金を移動するための手段が取引システム３内で得られ、当業者に周知である。したがって、これらの手段についてより詳細に説明しない。

購入者が、支払われるべき金額２５を承認するために、携帯デバイス１１が購入者１から個人コードを受け取るように適合される。

売り場のＩＤ２４がタグ／ラベル／ＲＦＩＤ２４’により表されてもよく、携帯デバイス１１が、タグ／ラベル２４’を売り場のＩＤ２４に変換するように適合される。タグ／ラベル２４’が、バーコード、クイック・レスポンス・コード、データマトリックス、ＲＦＩＤタグ、またはＳｈｏｔＣｏｄｅなどの独自のコードであってもよい。

売り場２１が物理的な売り場であってもよく、この場合、売り場２１が、倉庫、レストラン、美容院もしくはガソリンスタンドなどの固定した売り場、または移動式の売り場、たとえば、バス、列車、船、タクシー、移動販売代理店、もしくはレストラン内の移動式の売り場および同種のものに属する売り場であってもよい。

図３を参照すると、パーソナルデバイス１１’が売り場２１として機能するように適合され、かつパーソナルデバイス１１’および携帯デバイス１１が、２者が、すなわちパーソナルデバイス１１’の所有者２’および購入者１が、購入者１からパーソナルデバイス１１’の所有者２’に資金を移動することが可能になるように適合される、本発明の概略的な実装形態が示される。パーソナルデバイス１１’は、パーソナルデバイスの所有者２’を通して取引システム３にアクセスすることができる任意のパーソナルデバイス、たとえば、携帯電話、携帯型コンピュータ、ｉＰａｄ（登録商標）、タッチパッド、ｉＰｈｏｎｅ（登録商標）、アンドロイド電話機、または固定されたコンピュータおよび同種のものであってもよい。

また、売り場２１が、図２に示されるように、レジ係のレジであってもよく、この場合、メッセージＭ２を生成し、かつメッセージＭ５を受け取るようにレジ係のレジを適合させることができる。

さらに、購入者１に対して取引の領収書２６を生成するように売り場２１を適合させることができる。

図４は、売り場２１”が、同じく、小売業者２に関連するサーバ２６によりホスティングされる仮想的な売り場であってもよいことを示し、この場合、売り場２１”は、インターネット４上で利用可能なオンラインショップであり、購入者により利用される端末１６上で、購入者に対して表示される。

このサーバ２６が、メッセージＭ２を生成し、かつメッセージＭ５を受け取るように適合されてもよい。また、サーバ２６が、売り場２１”に対する固有のＩＤ、および固有のＩＤの表示２４”を生成し、かつ各取引に対してＩＤの表示２４”を仮想的な売り場２１”上で表示するように適合されてもよい。

売り場２１が購入者１に領収書２６を提供するかしないかにかかわらず、資金３１の移動の確認３２を備えるメッセージＭ６を携帯デバイス１１に伝送するように取引システム３を適合させることできることが理解される。

売り場２１が移動式の売り場である場合、売り場２１が、無線通信を用いて取引システム３と通信するように適合されることが理解される。

まとめると、本発明は、一実施形態では、購入者１および小売業者２を識別し、かつ購入者１および小売業者２の間で安全な電子決済を行う方法および構成を提供し、この場合、前記購入者が、前記小売業者２の売り場の前にいる。売り場の前が、物理的なＰＯＳ、または前述のような仮想的なＰＯＳ、たとえばインターネット上のホームページとして解釈される。決済という表現により、商品、サービス、ピア・ツー・ピア、および同種のものなどに対する、当事者間の決済の任意の移動が考えられる。これによって、購入者１は、購入を行うために利用されるカメラ／ＲＦＩＤ／ＷｉＦｉならびに類似の無線周波受信機および／または送信機を備える携帯デバイス１１を有する。したがって、本発明は、売り場２１、２４も購入者１も口座を認識している取引システム３と通信することを備える。取引システム３が、異なる通信チャネルを通して信号が伝送されることにより、購入者１から小売業者２への決済の移動を精算する。売り場２１、２４が、有線の第１の通信チャネルおよび無線の第１の通信チャネルのうち少なくとも１つを通して通信し、携帯デバイスが、第２の移動体無線チャネルを介して無線で通信する。取引システムを通して、それぞれの単一の決済に、固有の取引参照が提供される。

携帯デバイス１１が、単一の売り場２１、２４を固有に識別する、売り場に置かれたタグを写真に撮る／読み取るカメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機を用いて、売り場２１、２４を識別するように、購入者１により動作させられる。その後、携帯デバイス１１により、署名されたメッセージを生成し、第２のチャネルを通して取引システムに伝送される。メッセージは、写真に撮られた／読み取られたタグをソフトウェアが処理することにより得られる売り場２１、２４のＩＤおよび携帯デバイス１１のＩＤを備える。

自動的に促すことにより、売り場１２、２４を通して、少なくとも１つのメッセージを生成し、第２のチャネル上で携帯デバイスから取引システムに伝送されたメッセージと時間に関して独立に区別された、少なくとも１つのメッセージを第１のチャネル上で取引システムに転送する。少なくとも１つのメッセージが、少なくとも、売り場のＩＤ、購入者により支払われるべき金額を備える。自動的に促すことによりとは、購入者が決済を終えたときに、たとえば特定のボタンまたは同種のものを押すことにより、たとえばＰＯＳにあるレジがメッセージの自動伝送を開始しなければならないという意味を有する。

口座を認識している取引システム３が、第１のチャネルを通して売り場から伝送された少なくとも１つのメッセージを、第２のチャネルを通して携帯デバイスから伝送されたメッセージと、取引システムにより照合して、売り場のＩＤにより類似性を判定する。この文脈では、口座を認識しているとは、取引システム３が一般に行われているようにクレジット・カード・クリアリング・ハウスに依存するということではなく、本発明の取引システム３が、システム内にすべての購入者および小売業者の口座に関する情報を備えることを意味する。

さらに、照合により、第１および第２のチャネルを介して伝送された売り場のＩＤ間に類似性が判定された場合に、開始の許可を取引システムに伝送するように携帯デバイスを促すことにより、支払われるべき金額を購入者が承認しなければならない。したがって、購入者の詳細がこのように売り場に対して匿名であるが、売り場および購入者の両方の購入ＩＤが取引システム３に知られ、取引システム３が、購入者から決済を引き出し、かつたとえばソフトウェアを用いて売り場の固有の取引参照を提供された購入に対する売り場に関連する口座の貸方に記入することにより決済を精算する。

一実施形態では、前述の説明に従って、Ｍ１〜Ｍ６のようなメッセージを符号化し、第１のチャネルおよび第２のチャネルを通して信号で伝えることができ、それにより、売り場からの信号が第１のチャネル上で伝送され、携帯デバイスからの信号が第２のチャネル上で伝送されることが理解される。また、伝送Ｍ１〜Ｍ６の数は、口座を認識している取引システムとの間の通信をどのように達成することができるかの多くの他の例の中の単なる例でしかないことが理解される。

図５は、本発明による取引システムによる、売り場および購入者の間の信号方式を概略的に示す。図５は、本発明の当業者には自明である。しかし、図５は、安全な取引で鍵情報がどのように照合され、売り場２１、２４および携帯デバイス１１の間で取引サーバ３によりどのように仲介されるかを示す。

さらに、本発明は、携帯デバイスにより実行されたときに、カメラ／ＲＦＩＤ／ＷｉＦｉならびに類似の無線周波受信機および／または送信機を備える携帯デバイスが、ＩＤの場面を撮る／ＩＤを読み取るカメラ／ＲＦＩＤおよび類似の無線周波受信機を用いて、単一の売り場で携帯デバイス内のソフトウェアによりＩＤを読み取る以下のステップを行うことを可能にするコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供する。

一実施形態では、コンピュータプログラム製品は、携帯デバイスの適切な部分が、プログラムコードで添付の請求項１〜１３の、前記携帯デバイスに関連する方法を行うことを説明する。

さらにまた、本発明は、単一の売り場で実行されたときに、売り場に関連する適切な部分がプログラムコードで請求項１〜１３の方法ステップを行うことを売り場に可能にするコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供する。これは、伝送を行うように売り場を促すことにより売り場のＩＤを伝送するステップを行うためのものである。両方の伝送されたＩＤが照合する場合に、購入を精算するために、売り場のＩＤを備える、携帯デバイスから時間に関して独立して伝送されるメッセージと照合されるように、口座を認識している取引システム３に売り場のＩＤが送信される。

さらに、本発明は、口座を認識している取引システム３により実行されたときに、システム３が、プログラムコードで添付の請求項１〜１３の方法ステップの、取引システムに関する適切な部分を行うことが可能になるコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供し、それにより、携帯デバイスおよび売り場から伝送されたＩＤを照合するステップ、および携帯デバイスおよび売り場の間の購入で口座を精算するステップなどのステップを行う。これによって、売り場および携帯デバイスにメッセージを伝送する。

添付の１組の図面では、異なるコンピュータプログラム製品５、６、７が、ユニット内部で動作可能であり、かつこのユニットのメモリ領域に記憶されるとして示されている。しかしながら、同じく、商用化および配布のために利用可能になるように、揮発性または不揮発性の、任意の種類のコンピュータ可読媒体にコンピュータプログラム製品５、６、７を記憶することができることが理解される。

上記で説明されたすべての通信では、さまざまな、生成され伝送されるメッセージが特定の情報を備えることが描かれており、これらのメッセージが、ここでは指定されない他の情報を、すなわち通信を保護するために必要な情報、または資金移動を行うために取引システム内で購入者および／もしくは小売業者を識別するために必要とされることがある他の情報を備えてもよいことが理解されよう。

本発明が、前述の説明および図示される本発明の例示的実施形態に限定されないこと、および付属する添付の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲内で修正を行うことができることが理解される。

Claims (22)

1. 購入者（１）および小売業者（２）を識別するように適合された方法であって、前記購入者が、前記小売業者（２）の売り場（２１、２４）の前におり、前記購入者（１）および前記小売業者（２）の間で安全な電子決済を行っており、それにより、前記購入者（１）が、購入を行うために利用されるカメラ、無線周波受信機および無線周波送信機のうち少なくとも１つを備える携帯デバイス（１１）を有し：
   前記売り場（２１、２４）も前記購入者も、口座を認識している取引システム（３）と通信し、前記取引システム（３）が、異なる通信チャネルを通して信号が伝送されることにより、前記購入者（１）から前記小売業者（２）への決済の移動を精算し、それにより、前記売り場が有線の第１の通信チャネルおよび無線の第１の通信チャネルのうち少なくとも一方を通して通信し、前記携帯デバイスが無線周波数による第２のチャネルを介して無線で通信すること；
   それぞれの単一の購入に、前記取引システムにより固有の参照ＩＤが提供されること；
   前記携帯デバイス（１１）が、前記単一の売り場を固有に識別する、前記売り場（３）に配置されたタグ（２４’）を写真に撮るカメラおよび読み取る無線周波受信機のうち前記少なくとも一方を用いて前記売り場（３）を識別するように前記購入者（１）により動作させられること；
   前記携帯デバイス（１１）により、少なくとも１つの署名されたメッセージを生成し、前記第２のチャネルを通して前記取引システム（３）に伝送し、前記メッセージは、写真に撮られたタグ（２４’）および読み取られたタグ（２４’）のうち少なくとも一方をソフトウェアが処理することにより得られる前記売り場（２１、２４）のＩＤおよび前記携帯デバイス（１１）の前記ＩＤを備えること；
   自動的に促すことにより、前記売り場（２１、２４）により少なくとも１つのメッセージを生成し、前記第２のチャネル上で前記携帯デバイスから前記取引システム（３）に伝送された前記メッセージと時間に関して独立に区別される前記少なくとも１つのメッセージを前記第１のチャネル上で前記取引システム（３）に転送し、前記少なくとも１つのメッセージが、少なくとも、前記売り場の前記ＩＤ、および前記購入者（１）により支払われるべき金額を備えること；
   前記第１のチャネルを通して前記売り場（２１、２４）から伝送された前記少なくとも１つのメッセージを、前記第２のチャネルを通して前記携帯デバイス（１１）から伝送された前記メッセージと、前記取引システムにより照合して、前記売り場（２１、２４）の前記ＩＤにより類似性を判定すること；および
   前記照合により、前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネルを介して伝送された前記売り場（２１、２４）のＩＤ間の類似性が判定された場合、前記購入者（１）が、開始の許可を前記取引システムに伝送するように前記携帯デバイスを促すことにより、支払われるべき金額を許可し、したがって、前記購入者の詳細が前記売り場（２１、２４）に対して匿名ではあるが、前記売り場（２１、２４）のＩＤも前記購入者（１）のＩＤも前記取引システム（３）により知られ、前記取引システム（３）が、前記購入者（１）からの決済を引き出し、かつ単一の購入に提供される前記固有の取引参照に対して前記売り場（３）に関連する口座の貸方に記入することにより前記決済を精算すること
   を備えることにより特徴づけられる方法。
2. 前記購入者（１）が前記携帯デバイス（１１）上で個人コードを利用して、支払われるべき前記金額を承認する、請求項１に記載の方法。
3. 前記タグ（２４’）は、バーコード、クイック・レスポンス・コード、データマトリックス、ＲＦＩＤタグ、および独自のコードのうち少なくとも１つである、請求項１に記載の方法。
4. ポータブルデバイスが売り場（２１、２４）として機能し、しかも２者が、すなわち、パーソナルデバイスの所有者および携帯デバイス（１１）を持っている前記購入者が、前記デバイスを利用して、前記購入者から前記売り場のデバイスの前記所有者に資金を移動し、前記デバイスは、前記取引システムにアクセスできるデバイスであり、それにより、前記売り場（２１、２４）は、携帯電話、スマートホン、ラップトップコンピュータ、タッチパッド、および固定されたコンピュータのうち少なくとも１つである、請求項１に記載の方法。
5. 前記売り場はレジ係のレジであり、しかも前記レジ係のレジがレジ係を促すことによりメッセージを生成している、請求項１に記載の方法。
6. 前記売り場が前記購入者に領収書（３２）を生成する、請求項１に記載の方法。
7. 前記売り場は仮想的な売り場である、請求項１に記載の方法。
8. 前記売り場はインターネット上で利用可能なオンラインショップである、請求項１に記載の方法。
9. 前記売り場は、前記小売業者（２）に関連するサーバであり、しかも前記サーバが、前記取引システム（３）への少なくとも１つのメッセージを生成し、前記取引システム（３）からメッセージを受け取る、請求項１に記載の方法。
10. 購入者（１）および小売業者（２）を識別するように適合された構成（Ａ）であって、前記購入者が、前記小売業者（２）の売り場の前におり、前記購入者（１）および前記小売業者（２）の間で安全な電子決済を行っており、それにより、前記購入者が、購入を行うために利用されるカメラ、無線周波受信機および無線周波送信機のうち少なくとも１つを備える携帯デバイス（１１）を有し：
    前記売り場（２１、２４）および前記購入者（１）の両方と通信するために利用される、口座を認識している取引システム（３）であって、異なる通信チャネルを通して信号が伝送されることにより、前記購入者（１）から前記小売業者（２）への決済の移動を精算し、それにより、前記売り場（２１、２４）が有線の第１の通信チャネルおよび無線の第１の通信チャネルのうち少なくとも一方を通して通信し、前記携帯デバイス（１１）が無線による第２のチャネルを介して無線で通信する取引システム（３）；
    それぞれの単一の購入に、固有の取引参照を提供するように適合された取引システム内の手段；
    前記適合された携帯デバイス（１１）が、前記単一の売り場を固有に識別する、前記売り場（２１、２４）に配置されたタグ（２４’）を写真に撮るカメラおよび読み取る無線周波受信機のうち前記少なくとも一方を用いて、前記売り場（２１、２４）を識別するように、前記購入者（１）により動作させられること；
    前記携帯デバイス（１１）により、少なくとも１つの署名されたメッセージを生成し、かつ前記第２のチャネルを通して前記取引システム（３）に伝送するように適合されたソフトウェアであって、前記メッセージは、前記写真に撮られたタグ（２４’）および前記読み取られたタグ（２４’）のうち少なくとも一方をソフトウェアが処理することにより得られる前記売り場（２１、２４）のＩＤおよび前記携帯デバイスの前記ＩＤを備えるソフトウェア；
    自動的に促すことにより、前記売り場（２１、２４）により少なくとも１つのメッセージを生成するように適合され、前記第２のチャネル上で前記携帯デバイスから前記取引システムに伝送された前記メッセージと時間に関して独立に区別される前記少なくとも１つのメッセージを前記第１のチャネル上で前記取引システム（３）に転送し、前記少なくとも１つのメッセージは、少なくとも、前記売り場（２１、２４）の前記ＩＤ、および前記購入者（１）により支払われるべき金額を備えること；
    前記第１のチャネルを通して前記売り場（２１、２４）から伝送された前記少なくとも１つの暗号化されたメッセージを、前記第２のチャネルを通して前記携帯デバイス（１１）から伝送された前記少なくとも１つのメッセージと、取引システム（３）により照合して、前記売り場（２１、２４）の前記ＩＤにより類似性を判定するように適合されたソフトウェア照合手段；および
    前記照合により、前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネルを介して伝送された前記売り場（２１、２４）のＩＤ間の類似性が判定された場合、前記購入者（１）が、開始の許可を前記取引システム（３）に伝送するように前記携帯デバイス（１１）を促すことにより、支払われるべき前記金額を承認する、承認するための手段であって、したがって、前記購入者（１）の詳細が前記売り場に対して匿名ではあるが、前記売り場のＩＤも前記購入者のＩＤも前記取引システム（３）により知られ、前記取引システム（３）が、前記購入者（１）から決済を引き出し、かつ単一の購入に提供される前記固有の取引参照に対して前記売り場（２１、２４）に関連する口座の貸方に記入することにより前記決済を精算する、承認するための手段
    を備えることにより特徴づけられる構成（Ａ）。
11. 前記購入者（１）が前記携帯デバイス（１１）に入力された個人コードを利用して、支払われるべき前記金額を承認する、請求項１０に記載の構成。
12. 前記タグ（２４’）は、バーコード、クイック・レスポンス・コード、データマトリックス、ＲＦＩＤタグ、および独自のコードのうち少なくとも１つである、請求項１０に記載の構成。
13. ポータブルデバイスが売り場（２１、２４）として機能するように適合し、２者が、すなわち、パーソナルデバイスの所有者および携帯デバイス（１１）を持っている前記購入者（１）が、前記デバイス（１１）を利用して、前記購入者（１）から前記売り場のデバイス（２１、２４）の前記所有者に資金を移動し、前記デバイスは、前記取引システム（３）にアクセスできるデバイスであり、それにより、前記売り場は、携帯電話、スマートホン、ラップトップコンピュータ、タッチパッド、および固定されたコンピュータのうち少なくとも１つである、請求項１０に記載の構成。
14. 前記売り場はレジ係のレジであり、しかも前記レジ係のレジが前記レジ係を促すことによりメッセージを生成するように適合される、請求項１０記載の構成。
15. 前記売り場が前記購入者に領収書（３２）を生成するように適合される、請求項１０に記載の構成。
16. 前記売り場は仮想的な売り場である、請求項１０に記載の構成。
17. 前記売り場はインターネット上で利用可能なオンラインショップである、請求項１０に記載の構成。
18. 前記売り場は前記小売業者に関連するサーバであり、しかも前記サーバが、前記取引システム（３）への少なくとも１つのメッセージを生成し、かつ前記取引システムからメッセージを受け取るように適合される、請求項１０に記載の構成。
19. コンピュータプログラム製品であって、携帯デバイス（１１）により実行されたときに、カメラおよび無線周波受信機のうち少なくとも１つを備える前記携帯デバイスが：
    場面を撮るカメラ、および前記ＩＤを読み取る無線周波受信機のうち前記少なくとも一方を用いて、単一の売り場で前記携帯デバイス内のソフトウェアによりＩＤを読み取るステップ
    を行うことが可能になるコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品。
20. 前記携帯デバイス（１１）に関連する適切な部分が、プログラムコードで請求項１〜１３の前記方法を行う、請求項１９に記載のコンピュータプログラム製品。
21. コンピュータプログラム製品であって、単一の売り場（２１、２４）により実行されたときに、前記売り場に関連する適切な部分がプログラムコードで請求項１〜１３の方法ステップを行う前記売り場が：
    前記伝送を行うように前記売り場を促すことにより、前記売り場のＩＤを伝送するステップ；および
    口座を認識している取引システム（３）に前記ＩＤを伝送するステップ；および
    決済確認または拒否を期待するステップ
    を行うことを可能にするコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品。
22. コンピュータプログラム製品であって、口座を認識している取引システム（３）により実行されたときに、前記システムが、プログラムコードで請求項１〜１３の前記方法ステップの適切な部分を行って：
    携帯デバイスおよび売り場から伝送されたＩＤを照合するステップ；
    携帯デバイスおよび売り場の間での購入において口座を精算するステップ；および
    メッセージを前記売り場および前記携帯デバイスに伝送するステップ
    を行うことを可能にするコンピュータ・プログラム・コードを備えるコンピュータプログラム製品。