JP5880859B2 - 駐車支援システム及び位置決め体付きユニット - Google Patents

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Description

本発明は、車両外部に設けられる給電設備の送電ユニットから送出される電力を受電ユニットにより非接触で受電してバッテリに充電可能な車両の駐車支援システム及びその駐車支援システムに含まれる位置決め体付きユニットに関するものである。
従来、電気自動車(EV)等の電動車両のバッテリに、電源コードや送電ケーブルを用いないワイヤレス送電によって充電を行う非接触給電が知られている。また、電動車両の非接触給電では、電力を供給する側の給電装置の送電ユニットと、その送電ユニットから送出される電力を受電する車両側の受電ユニットとの位置ずれによって、大きく給電効率が低下することが知られている。
この問題を解決する手段として、例えば特許文献1には、カメラによって撮影される送電ユニット上に設けられた複数の発光部の画像の画像認識結果に基づいて車両の受電ユニットと給電装置の送電ユニットとの位置関係を検知し、その検知結果に基づいて送電ユニットへ車両を誘導するように車両を制御することで、効率的な給電を試みる技術が開示されている。
特許第4905571号公報
しかしながら、画像認識を行うためには高価な演算装置が必要になるとともに、画像認識を行うためには演算装置での処理の負荷が大きくなる。よって、画像認識を行う特許文献1に開示の技術では、コストが高くなるとともに、処理負荷も大きくなるという問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、受電ユニットと送電ユニットとの位置合わせをより正確に行いながらも、演算装置のコスト及び処理負荷を抑えることを可能にする駐車支援システム及び位置決め体付きユニットを提供することにある。
車支援システムに係る第1の発明は、車両外部に設けられる給電装置(20)の送電ユニット(22)から送出される電力を受電ユニット(11)により非接触で受電してバッテリ(10)に充電する車両に搭載され、車両から所定方向に送信する探査波の反射波を受信することで当該所定方向に存在する障害物を検知する複数の測距センサ(2、2a、2b、2c、2d)の検知結果を取得するセンサ情報取得手段(1、S1)を備える駐車支援装置(1)と、駐車領域の底面に設置された前記送電ユニットと、送電ユニットに対して少なくとも2つ以上設けられている送電ユニットの位置決め用の部材である位置決め体(23、23a、23b)とからなる位置決め体付きユニット(24)とを含み、位置決め体は、駐車領域に進入した車両が位置決め体から所定距離内に位置する場合に、当該車両側の面である位置決め体車両側面によって測距センサの探査波を当該車両の位置する方向に反射するように設けられており、送電ユニットは、駐車領域の底面に対して駐車領域に進入した車両側の面である送電ユニット車両側面を、位置決め体車両側面よりも小さい角度に傾けることで、送電ユニット車両側面からの、当該車両の位置する方向への探査波の反射を抑えるように設けられており、駐車支援装置は、位置決め体の各々と送電ユニットとの位置関係と、車両における受電ユニットの搭載位置とを予め記憶している位置記憶手段(1)と、センサ情報取得手段で取得した複数の測距センサの検知結果をもとに、車両に対する位置決め体の各々の位置を決定する位置決め体位置決定手段(1、S2)と、位置決め体位置決定手段で決定した車両に対する位置決め体の各々の位置と、位置記憶手段に記憶している位置関係及び車両における受電ユニットの搭載位置とに基づいて、送電ユニットと車両の受電ユニットとの位置合わせを行って駐車させる車両走行を支援する支援手段(1、S7)とを備えていることを特徴としている。
駐車支援システムに係る第2の発明は、車両外部に設けられる給電装置(20)の送電ユニット(22)から送出される電力を受電ユニット(11)により非接触で受電してバッテリ(10)に充電する車両に搭載され、車両から所定方向に送信する探査波の反射波を受信することで当該所定方向に存在する障害物を検知する複数の測距センサ(2・2a・2b・2c・2d)の検知結果を取得するセンサ情報取得手段(1、S1)を備える駐車支援装置(1)と、駐車領域の底面に設置された送電ユニットと、送電ユニットに対して少なくとも2つ以上設けられている送電ユニットの位置決め用の部材である位置決め体(23、23a、23b)とからなる位置決め体付きユニット(24)とを含み、位置決め体は、駐車領域に進入した車両が位置決め体から所定距離内に位置する場合に、当該車両側の面である位置決め体車両側面によって測距センサの探査波を当該車両の位置する方向に反射するように設けられており、送電ユニットは、駐車領域に進入した車両側の面である送電ユニット車両側面に、探査波の反射率を所定値以下に抑える低反射部材(30)を設けることにより、送電ユニット車両側面からの、当該車両の位置する方向への探査波の反射を抑えるように設けられており、駐車支援装置は、位置決め体の各々と送電ユニットとの位置関係と、車両における受電ユニットの搭載位置とを予め記憶している位置記憶手段(1)と、センサ情報取得手段で取得した複数の測距センサの検知結果をもとに、車両に対する位置決め体の各々の位置を決定する位置決め体位置決定手段(1、S2)と、位置決め体位置決定手段で決定した車両に対する位置決め体の各々の位置と、位置記憶手段に記憶している位置関係及び車両における受電ユニットの搭載位置とに基づいて、送電ユニットと車両の受電ユニットとの位置合わせを行って駐車させる車両走行を支援する支援手段(1、S7)とを備えていることを特徴としている。
位置決め体付きユニットに係る第1の発明は、前述の駐車支援システムに用いられる位置決め体(23、23a、23b)と送電ユニット(22)とからなることを特徴としている。
これによれば、駐車領域に進入した車両が位置決め体から所定距離内に位置する場合に、測距センサの探査波が、位置決め体車両側面からは反射されて返ってくるが、送電ユニット車両側面からは反射が抑えられて返ってきにくいので、送電ユニット車両側面からの反射波の影響を抑えて、位置決め体位置決定手段で位置決め体の位置を精度良く決定することが可能になる。
そして、位置決め体位置決定手段で決定した車両に対する位置決め体の各々の位置と、位置決め体の各々と前記送電ユニットとの位置関係とからは、車両に対する送電ユニットの位置が求められる。また、位置決め体が送電ユニットに対して2つ以上設けられているため、車両に対する送電ユニットの位置だけでなく向き(傾き)までも求められる。さらに、車両に対する送電ユニットの位置及び向きと、車両における受電ユニットの搭載位置とからは、受電ユニットに対する送電ユニットの位置及び向きが求められる。従って、支援手段では、受電ユニットと送電ユニットとの位置合わせをより正確に行って駐車させる支援を行うことが可能になる。
本発明の構成では、画像認識によって送電ユニットの位置を求めるのではなく、送電ユニットについての位置決め体の測距センサによる検知結果から送電ユニットの位置を求める。測距センサによる検知結果から位置を求める処理は、画像認識よりも単純な処理であり、画像認識を行う場合よりも安価な演算装置で行うことができる処理であるので、本発明の構成によれば、演算装置のコスト及び処理負荷を抑えることが可能になる。
その結果、受電ユニットと送電ユニットとの位置合わせをより正確に行いながらも、演算装置のコスト及び処理負荷を抑えることが可能になる。
駐車支援システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 駐車支援ECU1の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 測距センサ2a〜2dの説明を行うための模式図である。 位置決め体付き送電ユニット24の上面図である。 (a)及び(b)は位置決め体付き送電ユニット24の斜視図である。 測距センサ2の検知想定距離Xの求め方の説明を行うための模式図である。 (a)及び(b)は位置決め体付き送電ユニット24の斜視図である。 位置決め体車両対向面の傾斜角の定め方の説明を行うための模式図である。 ユニット車両対向面の傾斜角の定め方の説明を行うための模式図である。 駐車支援ECU1での後退駐車支援関連処理のフローの一例を示すフローチャートである。 位置決め体23を送電ユニット22と別体に設ける構成の一例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1を用いて、本発明が適用された駐車支援システム100の概略的な構成の一例について説明を行う。駐車支援システム100は、電動車両Aに搭載される駐車支援ECU1、及び送電ユニット22と位置決め体23とからなる位置決め体付きユニット24を含んでいる。
ここで言うところの電動車両Aとは、例えば電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)等の電動機を走行駆動源とする車両であって、例えば家屋や施設等の駐車場に設けられる給電装置20の送電ユニット22から送出される電力を受電ユニット11により非接触で受電してバッテリ10に充電する車両である。
受電ユニット11は、例えば略箱型の形状であって、電動車両Aの車体底面に固設され、送電ユニット22から送出される電力を非接触で受電するように構成される。一例としては、受電ユニット11は、自己共振コイルを含み、送電ユニット22に含まれる自己共振コイルと電磁場を介して共鳴することにより送電ユニット22から非接触で受電する。受電ユニット11での受電後は、受電ユニット11によって取り出された交流電力を整流器12が整流し、整流器12で整流された電力をDC/DCコンバータ13がバッテリ10の電圧レベルに変換してバッテリ10へ出力することで充電を行う。
給電装置20は、電源装置21と送電ユニット22とを備える。電源装置21は、例えば系統電源から供給される商用交流電力を高周波の電力に変換して送電ユニット22へ出力する。
送電ユニット22は、駐車場の床面に固設され、電源装置21から供給される高周波電力を電動車両Aの受電ユニット11へ非接触で送出するように構成される。一例としては、送電ユニット22は、自己共振コイルを含み、受電ユニット11に含まれる自己共振コイルと電磁場を介して共鳴することにより受電ユニット11へ非接触で送電する。
送電ユニット22は、例えば略箱型の形状であって、電動車両Aの車体底面の受電ユニット11の下方において、当該受電ユニット11と対向できるように、路面からの高さが低く抑えられている。送電ユニット22は、前述したように位置決め体23とともに位置決め体付き送電ユニット22を構成する。なお、位置決め体23については後に詳述する。
続いて、図2を用いて、駐車支援ECU1についての説明を行う。駐車支援ECU1は、図2に示すように、測距センサ2、後方カメラ3、舵角センサ4、車輪速センサ5、表示装置6、及び音声出力装置7と信号(情報)のやり取り可能に接続されている。
測距センサ2は、探査波を送信し、障害物で反射されるその探査波の反射波を受信することで障害物までの距離を検知するために用いられるセンサである。測距センサ2は、探査波を送信し、その探査波の反射波を受信するセンサであればよく、音波を用いるものであっても、光波を用いるものであっても、電波を用いるものであってもよい。例えば、測距センサ2としては、超音波センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダ等のセンサを用いることができるが、本実施形態では超音波センサを用いる場合を例に挙げて説明を行う。
また、本実施形態では、測距センサ2は、図3に示すように、電動車両Aのリヤバンパの右コーナー部の測距センサ2a、左コーナー部の測距センサ2d、リヤバンパの後方に向いた面に並んだ測距センサ2b・2cの合計4つ配置される。
これら4つの測距センサ2a〜2dによって、電動車両Aの斜め後方及び後方の検知距離の範囲内の障害物を検知する。具体例としては、送電ユニット22が設置された駐車領域に電動車両Aが後退して進入する際に、測距センサ2a〜2dを用いて、送電ユニット22に対して2つ設けられた位置決め体23a・23bまでの距離を検知する。
ここで言うところの駐車領域とは、電動車両Aが送電ユニット22から受電する際に駐車するための領域であって、例えば白線(図3のB参照)や構造物等によって区画分けされた領域であるものとする。駐車領域は、電源装置21や輪止めや塀等の構造物によって進入可能な方向(図3の白抜きの矢印参照)が、例えば前後左右の4方向のうちの1方向に限定されているものとする。
また、位置決め体23a・23bは、駐車領域に後退して進入する電動車両Aから見て送電ユニットの右側に設けられているのが位置決め体23a、左側に設けられているのが位置決め体23bとする。
測距センサ2a〜2dでは、例えば測距センサ2bから送信した探査波の位置決め体23aでの反射波を、測距センサ2bと測距センサ2aとでそれぞれ受信(図3の黒塗りの矢印参照)し、同一の探査波による位置決め体23aまでの距離の検知結果を測距センサ2a及び測距センサ2bが駐車支援ECU1に出力する。同一の探査波による位置決め体23aまでの距離の検知結果の入力を測距センサ2a及び測距センサ2bから受けた駐車支援ECU1では、公知の三角測量技術によって位置決め体23aの位置を検知する。
また、例えば測距センサ2cから送信した探査波の位置決め体23bでの反射波を、測距センサ2cと測距センサ2dとでそれぞれ受信(図3の黒塗りの矢印参照)し、同一の探査波による位置決め体23bまでの距離の検知結果を測距センサ2c及び測距センサ2dが駐車支援ECU1に出力する。同一の探査波による位置決め体23bまでの距離の検知結果の入力を測距センサ2c及び測距センサ2dから受けた駐車支援ECU1では、公知の三角測量技術によって位置決め体23bの位置を決定する。
位置決め体23a・23bの位置は、例えば地上面を基準とした平面座標系における座標で表されるものとすればよい。また、位置決め体23a・23bの位置は、測距センサ2に対しての相対位置として求められるが、電動車両Aの基準点(例えば車両中心)の位置と各測距センサ2a〜2dの電動車両Aにおける設置位置との相対位置をもとに、例えば電動車両Aの基準点に対しての相対位置に変換されるものとして以降の説明を行う。
本実施形態では、測距センサ2の探査波が、位置決め体23a・23bからは反射されて返ってくるが、送電ユニット22では反射が抑えられて返ってきにくくすることで、駐車支援ECU1での位置決め体23a・23bの位置を精度良く決定できるようにしている。
まず、位置決め体23a・23bの構造について図4及び図5を用いて説明を行う。図4は、送電ユニット22と位置決め体23とからなる位置決め体付きユニット24の上面図であって、図5(a)及び図5(b)は位置決め体付きユニット24の斜視図である。
図4及び図5に示すように、位置決め体23a・23bは送電ユニット22の角にあたる部分から突出するように送電ユニット22と一体に設けられている。位置決め体23a・23bは、送電ユニット22の水平方向における四隅の角のうち、電動車両Aが接近してくる側(図4の白抜きの矢印参照)の2つの角のそれぞれに、電動車両Aが接近してくる側に突出して設けられているものとする。電動車両Aが接近してくる側とは、駐車領域に電動車両Aが進入してくる側である。
上述の電動車両Aが接近してくる側の位置決め体23a・23bの面を、以下では位置決め体車両対向面と呼ぶ。この位置決め体車両対向面が請求項の位置決め体車両側面に相当する。位置決め体23bの位置決め体車両対向面は、図4のCで示す部分であり、位置決め体23aの位置決め体車両対向面についても同様の部分であるものとする。
位置決め体車両対向面は、図4及び図5に示すように、水平方向の形状が、外側に膨らんだ半円状(図4のC参照)になっている。なお、位置決め体車両対向面の水平方向の形状は、外側に膨らんだ曲線状であれば、半円状に限らない。ここでは、外側を、上述の電動車両Aが接近してくる側と言い換えることもできる。
位置決め体車両対向面の水平方向の形状を、外側に膨らんだ曲線状とすることにより、1つの測距センサ2から送信された探査波を拡散して反射し、複数の測距センサ2で反射波が受信しやすくなる。また、探査波を拡散して反射することで、位置決め体23a・23bに対する電動車両Aの位置ずれや傾きに関わらず、測距センサ2で反射波が受信しやすくなる。
なお、位置決め体車両対向面の水平方向の形状を曲線状とするのは、最低限として、位置決め体車両対向面のうちの、駐車領域に進入した電動車両Aの左右方向に並ぶ、もう一方の位置決め体23と向かい合う側の半分の範囲(図4中のD参照)でよい。
また、図5に示すように、位置決め体車両対向面は、駐車領域の底面に対して90度よりも小さい角度に傾けて設けられている。位置決め体車両対向面の垂直方向の形状は、図5(a)に示すように、直線状であってもよいし、図5(b)に示すように、外側に膨らんだ曲線状になっていてもよい。本実施形態では、図5(b)に示すように、位置決め体車両対向面の垂直方向の形状が外側に膨らんだ曲線状になっている場合を例に挙げて以降の説明を行う。
位置決め体車両対向面の路面に対する傾斜角は、駐車領域に進入した電動車両Aが位置決め体23a・23bから所定距離内に位置する場合に、位置決め体車両対向面によって測距センサ2の探査波を当該測距センサ2に反射するよう設けられている。以下では、図6及び図7を用いて、位置決め体車両対向面の傾斜角の定め方についての説明を行う。なお、図6及び図7で示す位置決め体付きユニット24は、図4のI−I断面である。
まず、測距センサ2の検知想定距離Xを求める。本実施形態では、図6に示すように、測距センサ2の設置位置の路面からの高さは50cm、測距センサ2の垂直指向性は半値角α(ゲインが−6dBになる角度)で20度〜30度である場合を例に挙げて以降の説明を行う。
半値角αを30度とした場合、測距センサ2の検知想定距離Xの最小値は、測距センサ2の設置位置の路面からの高さ及び半値角の値と三角関数とを用いることで、90cmとなる。なお、検知想定距離Xの最大値については250cmとする。
検知想定距離Xを90cm〜250cmとすると、測距センサ2の設置位置の路面からの高さ及び検知想定距離Xと三角関数とを用いることで、検知想定距離Xの範囲内での測距センサ2から送信される探査波の路面との対向角θは11〜30度となる(図7(a)参照)。よって、測距センサ2からの探査波を直接に当該測距センサ2に反射するための位置決め体車両対向面の傾斜角は、90度から対向角θを差し引いて、60〜79度となる。
位置決め体車両対向面の垂直方向の形状を、外側に膨らんだ曲線状にする場合には、傾きが最小の部分を60〜79度の範囲内として緩やかに角度を変化させるようにすればよい(図7(a)参照)。
これによれば、位置決め体車両対向面の垂直方向の形状を、外側に膨らんだ曲線状とすることにより、1つの測距センサ2から送信された探査波を拡散して反射し、電動車両Aごとの測距センサ2の設置位置の高さに関わらず、測距センサ2で反射波を受信しやすくしている。よって、電動車両Aの車種の違い等で測距センサ2の設置位置の高さが異なる場合でも、様々な電動車両Aに対応しやすくなる。
なお、位置決め体車両対向面の垂直方向の形状を直線状にする場合には、傾斜角が60〜79度の範囲内となるようにすればよい。
また、路面で一旦反射した探査波を位置決め体車両対向面で反射する2回反射を利用して測距センサ2から送信された探査波を間接的に当該測距センサ2に返す構成とする場合には、図7(b)に示すように、傾斜角は90度とすればよい。
続いて、送電ユニット22の探査波の反射に関する構造について図5、図8、及び図9を用いて説明を行う。なお、図8で示す位置決め体付きユニット24は、図4のII−II断面である。前述の電動車両Aが接近してくる側の送電ユニット22の面を、以下ではユニット車両対向面と呼ぶ。なお、このユニット車両対向面が請求項の送電ユニット車両側面に相当する。
ユニット車両対向面は、図5に示すように、駐車領域の底面に対して位置決め体車両対向面よりも小さい角度に傾けて設けられている。ユニット車両対向面の垂直方向の形状は、図5に示すように直線状である。
ユニット車両対向面の路面に対する傾斜角は、ユニット車両対向面によって測距センサ2の探査波の反射波が当該測距センサ2に返らないよう設けられている。以下では、図8を用いて、ユニット車両対向面の傾斜角の定め方についての説明を行う。
ユニット車両対向面の傾斜角は、測距センサ2の検知想定距離Xが最小の場合であっても測距センサ2の探査波が当該測距センサ2に返ってこない角度とする必要がある。測距センサ2の検知想定距離Xの最小値は、前述したように90cmとなるので、最小の検知想定距離Xでの測距センサ2から送信される探査波の路面との対向角θは30度となる(図8参照)。
測距センサ2の探査波の反射角度βを10度程度にすると、測距センサ2からの探査波の反射波が当該測距センサ2に返る割合を軽微にすることができるが、乱反射を考慮して反射角度βは20度とする。以上から、測距センサ2の探査波の反射波が当該測距センサ2に返らないようにするためのユニット車両対向面の傾斜角は、90度から(対向角30度+反射角度20度)を差し引いて、40度となる(図8参照)。
なお、測距センサ2の探査波の反射波が送電ユニット22から測距センサ2に返ることを抑えるための構成としては、ユニット車両対向面の傾斜角を調整する構成に限らず、図9に示すように、ユニット車両対向面に探査波の反射率を所定値以下に抑える低反射部材30を設ける構成としてもよい。
低反射部材30は、送電ユニット22の筐体よりも探査波の反射率が低ければよく、反射率が低いほど好ましい。低反射部材30は、探査波を吸収する材質からなるものであればよく、例えば探査波が音波の場合にはゴム等を用いる構成とすればよい。また、低反射部材30は、ユニット車両対向面の全面を覆うように設けられるのが好ましい。
低反射部材30を設ける構成では、ユニット車両対向面の傾斜角を調整する構成に比べ、測距センサ2の設置位置の高さや垂直指向性を考慮する必要がないので、種々の測距センサ2の設置位置の高さや垂直指向性に対応する必要がない。よって、より様々な電動車両Aに対応し易いという利点がある。
図2に戻って、後方カメラ3は、電動車両Aの例えば後部バンパよりも上方に設置され、自車後方に所定角範囲で広がる領域を撮像するものである。後方カメラ3は、光軸が車体後部の路面を向くように設置される。例えば後方カメラ3としては、CCDカメラを用いる構成とすればよい。後方カメラ3が撮像した自車後方周辺の画像(以下、後方画像)は、駐車支援ECU1に供給される。
舵角センサ4は、電動車両Aのステアリングの操舵角を検出するセンサであり、電動車両Aが直進状態で走行するときの操舵角を中立位置(0度)とし、その中立位置からの回転角度を操舵角として出力する。また、車輪速センサ5は、各転動輪の回転速度から電動車両Aの速度を検出するセンサである。
表示装置6は、駐車支援ECU1の指示に従ってテキストや画像を表示する。例えば表示装置6は、フルカラー表示が可能なものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いて構成することができる。また、表示装置6としては、例えば、車載ナビゲーション装置に設けられたディスプレイを利用する構成としてもよいし、車載ナビゲーション装置のディスプレイとは別に、インストゥルメントパネル等に設けたディスプレイを用いる構成としてもよい。
音声出力装置7は、スピーカ等から構成され、駐車支援ECU1の指示に従って音声を出力する。なお、音声出力装置7としては、例えば、車載ナビゲーション装置に設けられた音声出力装置を利用する構成としてもよい。
駐車支援ECU1は、主にマイクロコンピュータとして構成され、何れも周知のCPU、ROM・RAM・EEPROM等のメモリ、I/O、及びこれらを接続するバスによって構成される。駐車支援ECU1は、測距センサ2、後方カメラ3、舵角センサ4、車輪速センサ5から入力された各種情報に基づき、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行する。
例えば、駐車支援ECU1は、自車を後退させて送電ユニット22が設けられた駐車領域へ駐車させるための車両走行の支援に関する処理(以下、後退駐車支援関連処理)等の各種の処理を実行する。駐車支援ECU1が請求項の駐車支援装置に相当する。
ここで、図10のフローチャートを用いて、駐車支援ECU1での後退駐車支援関連処理についての説明を行う。本フローは、駐車支援ECU1が所定の開始トリガを検出したときに開始される。開始トリガとしては、例えば給電装置20での給電時の駐車支援の開始を指示するためのスイッチをオンにする操作入力などが挙げられる。
まず、ステップS1では、障害物検知処理を行って、ステップS2に移る。障害物検知処理では、測距センサ2a〜2dから得られる障害物までの距離の検知結果を取得する。よって、このステップS1の処理が請求項のセンサ情報取得手段に相当する。当然、測距センサ2a〜2dの各々の探査波の送信タイミングはずらしてあるものとする。
ステップS2では、位置決め体位置決定処理を行って、ステップS3に移る。位置決め体位置決定処理では、前述したように、同一の探査波による位置決め体23aまでの距離の検知結果の入力を2つの測距センサ2から受け、公知の三角測量技術によって位置決め体23aの位置を決定する。また、同一の探査波による位置決め体23bまでの距離の検知結果の入力を2つの測距センサ2から受け、公知の三角測量技術によって位置決め体23bの位置も決定する。よって、このステップS2の処理が請求項の位置決め体位置決定手段に相当する。位置決め体23a・23bの位置としては、前述したように電動車両Aの基準点に対しての相対位置を決定する。
ステップS3では、送電ユニット位置・傾き決定処理を行って、ステップS4に移る。送電ユニット位置・傾き決定処理では、予め駐車支援ECU1のROM等の不揮発性メモリに格納しておいた位置決め体23a・23bと送電ユニット22との位置関係の情報と、位置決め体位置決定処理で決定した位置決め体23a・23bの位置とから、電動車両Aの基準点に対しての送電ユニット22aの相対位置及び傾きを決定する。
位置決め体23a・23bと送電ユニット22との位置関係の情報としては、一例として、位置決め体23aと位置決め体23bとのそれぞれに対する、送電ユニット22の水平方向における4隅の角(例えば上面の角)の相対位置を、駐車支援ECU1の不揮発性メモリに格納しているものとする。よって、駐車支援ECU1が請求項の位置記憶手段に相当する。
これによれば、電動車両Aの基準点に対しての位置決め体23a・23bの相対位置が決まれば、電動車両Aの基準点に対しての送電ユニット22の水平方向における4隅の角の相対位置が決まるので、電動車両Aの基準点に対しての送電ユニット22aの相対位置及び傾きを決定できる。
なお、ここでは、位置決め体23aと位置決め体23bとのそれぞれに対する、送電ユニット22の水平方向における4隅の角の相対位置を、駐車支援ECU1の不揮発性メモリに格納する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。電動車両Aの基準点に対しての送電ユニット22aの相対位置及び傾きを決定できさえすれば、位置決め体23aと位置決め体23bとに対して、異なる角の相対位置を格納する構成としてもよいし、角の数が4つ以外の数であってもよい。
ステップS4では、位置・傾きずれ算出処理を行って、ステップS5に移る。位置・傾きずれ算出処理では、予め駐車支援ECU1のROM等の不揮発性メモリに格納しておいた自車における受電ユニット11の搭載位置と、送電ユニット位置・傾き決定処理で決定した電動車両Aの基準点に対しての送電ユニット22aの相対位置及び傾きとから、送電ユニット22と受電ユニット11との位置及び傾きのずれ量を算出する。
自車における受電ユニット11の搭載位置としては、一例として、電動車両Aの基準点に対しての、受電ユニット11の水平方向における4隅の角(例えば車体底面とは反対側の面の角)の相対位置を、駐車支援ECU1の不揮発性メモリに格納しているものとする。
送電ユニット22と受電ユニット11との位置のずれについては、例えば4隅の角の位置から求められる水平方向における重心位置同士のずれを算出する構成とすればよい。また、送電ユニット22と受電ユニット11との傾きのずれについては、例えば4隅の角の位置から求められる四辺の水平方向における傾きのずれを算出する構成とすればよい。
ステップS5では、目標駐車位置算出処理を行って、ステップS6に移る。目標駐車位置算出処理では、受電ユニット11と送電ユニット22との位置及び傾きが一致する目標駐車位置を設定する。ここで言うところの目標駐車位置とは、目標とする駐車位置と駐車角度との両方である。
ステップS6では、駐車経路算出処理を行って、ステップS7に移る。駐車経路算出処理では、電動車両Aの現在位置から目標駐車位置に駐車するための駐車経路を決定する。駐車経路の決定方法については、特開2003−34206号公報に開示されているように公知であるので、詳細については省略する。
ステップS7では、駐車支援処理を開始して、ステップS8に移る。駐車支援処理では、駐車経路算出処理で算出された駐車経路に沿って電動車両Aが走行するように操舵支援や自動操舵を行う。このステップS7の処理が請求項の支援手段に相当する。操舵支援としては、ステアリングの操舵タイミングや操舵量の案内音声を音声出力装置7から出力する構成としてもよい。
ステップS8では、電動車両Aが駐車を完了したことを検知した場合(ステップS8でYES)には、フローを終了する。電動車両Aが駐車を完了したことは、例えばシフト位置が駐車位置となったことを示す信号が、図示しないシフトポジションセンサから得られたことをもとに、駐車支援ECU1が検知する構成とすればよい。一方、電動車両Aが駐車を完了したことを検知していない場合(ステップS8でNO)には、ステップS7に戻ってフローを繰り返す。
以上の構成によれば、電動車両Aに対する送電ユニット22の相対位置だけでなく傾きまで決定し、受電ユニット11と送電ユニット22との位置だけなく傾きも含む位置合わせをより正確に行って駐車させることが可能になる。
また、以上の構成では、画像認識によって送電ユニット22の位置を求めるのではなく、送電ユニット22についての位置決め体23a・23bの測距センサ2a〜2dによる検知結果から送電ユニット22の位置を求める。測距センサ2a〜2dによる検知結果から位置を求める処理は、画像認識よりも単純な処理であり、画像認識を行う場合よりも安価な演算装置で行うことができる処理であるので、演算装置のコスト及び処理負荷を抑えることが可能になる。その結果、受電ユニット11と送電ユニット22との位置合わせをより正確に行いながらも、演算装置のコスト及び処理負荷を抑えることが可能になる。
なお、本実施形態では、位置決め体23が送電ユニット22と一体に設けられる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、全ての位置決め体23が送電ユニット22と別体に設けられている構成としてもよいし、一部の位置決め体23が送電ユニット22と別体に設けられている構成としてもよい。
また、位置決め体23を送電ユニット22と別体に設ける構成とする場合には、図11に示すように、駐車領域に進入する電動車両Aにとって送電ユニット22よりも手前に設けることが好ましい。図11において、位置決め体23a・23bは送電ユニット22と一体に設けられているものであって、位置決め体23c・23dは送電ユニット22とは別体に設けられている。また、白抜きの矢印が、駐車領域への電動車両Aの進入方向を示している。
図11に示すように、位置決め体23c・23dを、駐車領域に進入する電動車両Aにとって送電ユニット22よりも手前に設ける構成によれば、より早期に送電ユニット位置・傾き決定処理で送電ユニット22の相対位置及び傾きを決定することが可能になる。従って、駐車経路算出処理での目標駐車位置に駐車するための駐車経路の算出がより容易になる。
なお、本実施形態では、駐車領域が区画分けされており、電動車両Aの進入方向が前後左右の1方向にのみ限定されている場合についての説明を行ったが、必ずしもこれに限らない。例えば、電動車両Aの進入方向が前後左右の4方向のいずれにも限定されない場合には、その各方向に対応できるように位置決め体23を設ける数を増やす構成とすればよい。
例えば、送電ユニット22の上面の形状が正方形の場合には、前後左右の4方向のいずれにも対応できるように送電ユニット22の四隅の角に対して位置決め体23を設ける構成とすればよい。他にも、送電ユニット22の上面の形状が長方形の場合にも、前後左右のうちの前後2方向のいずれにも対応できるように送電ユニット22の四隅の角に対して位置決め体23を設ける構成としてもよい。
また、本実施形態では、電動車両Aのリヤバンパに測距センサ2a〜2dの4つの測距センサ2を配置する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。測距センサ2は、電動車両Aの少なくとも後方に存在する障害物を検知できれば、4つ以外の数を配置する構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、電動車両Aのリヤバンパに測距センサ2を配置する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。測距センサ2は、電動車両Aの前方の障害物を検知するように電動車両Aのフロントバンパに配置する構成としてもよい。この場合には、前述の後退駐車支援関連処理を、後退の代わりに前進に替えて行う構成とすればよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 駐車支援ECU(駐車支援装置、位置記憶手段)、10 バッテリ、11 受電ユニット、20 給電装置、22 送電ユニット、23・23a・23b 位置決め体、24 位置決め体付きユニット、S1 センサ情報取得手段、S2 位置決め体位置決定手段、S7 支援手段、100 駐車支援システム

Claims (9)

  1. 車両外部に設けられる給電装置(20)の送電ユニット(22)から送出される電力を受電ユニット(11)により非接触で受電してバッテリ(10)に充電する車両に搭載され、前記車両から所定方向に送信する探査波の反射波を受信することで当該所定方向に存在する障害物を検知する複数の測距センサ(2・2a・2b・2c・2d)の検知結果を取得するセンサ情報取得手段(1、S1)を備える駐車支援装置(1)と、
    駐車領域の底面に設置された前記送電ユニットと、前記送電ユニットに対して少なくとも2つ以上設けられている前記送電ユニットの位置決め用の部材である位置決め体(23、23a、23b)とからなる位置決め体付きユニット(24)とを含み、
    前記位置決め体は、
    前記駐車領域に進入した前記車両が前記位置決め体から所定距離内に位置する場合に、当該車両側の面である位置決め体車両側面によって前記測距センサの探査波を当該車両の位置する方向に反射するように設けられており、
    前記送電ユニットは、
    前記駐車領域に進入した前記車両側の面である送電ユニット車両側面を、前記駐車領域の底面に対して前記位置決め体車両側面よりも小さい角度に傾けることで、前記送電ユニット車両側面からの、当該車両の位置する方向への前記探査波の反射を抑えるように設けられており、
    前記駐車支援装置は、
    前記位置決め体の各々と前記送電ユニットとの位置関係と、前記車両における前記受電ユニットの搭載位置とを予め記憶している位置記憶手段(1)と、
    前記センサ情報取得手段で取得した複数の前記測距センサの検知結果をもとに、前記車両に対する前記位置決め体の各々の位置を決定する位置決め体位置決定手段(1、S2)と、
    前記位置決め体位置決定手段で決定した前記車両に対する前記位置決め体の各々の位置と、前記位置記憶手段に記憶している前記位置関係及び前記車両における前記受電ユニットの搭載位置とに基づいて、前記送電ユニットと前記車両の前記受電ユニットとの位置合わせを行って駐車させる車両走行を支援する支援手段(1、S7)とを備えていることを特徴とする駐車支援システム。
  2. 車両外部に設けられる給電装置(20)の送電ユニット(22)から送出される電力を受電ユニット(11)により非接触で受電してバッテリ(10)に充電する車両に搭載され、前記車両から所定方向に送信する探査波の反射波を受信することで当該所定方向に存在する障害物を検知する複数の測距センサ(2・2a・2b・2c・2d)の検知結果を取得するセンサ情報取得手段(1、S1)を備える駐車支援装置(1)と、
    駐車領域の底面に設置された前記送電ユニットと、前記送電ユニットに対して少なくとも2つ以上設けられている前記送電ユニットの位置決め用の部材である位置決め体(23、23a、23b)とからなる位置決め体付きユニット(24)とを含み、
    前記位置決め体は、
    前記駐車領域に進入した前記車両が前記位置決め体から所定距離内に位置する場合に、当該車両側の面である位置決め体車両側面によって前記測距センサの探査波を当該車両の位置する方向に反射するように設けられており、
    前記送電ユニットは、
    前記駐車領域に進入した前記車両側の面である送電ユニット車両側面に、前記探査波の反射率を所定値以下に抑える低反射部材(30)を設けることにより、前記送電ユニット車両側面からの、当該車両の位置する方向への前記探査波の反射を抑えるように設けられており、
    前記駐車支援装置は、
    前記位置決め体の各々と前記送電ユニットとの位置関係と、前記車両における前記受電ユニットの搭載位置とを予め記憶している位置記憶手段(1)と、
    前記センサ情報取得手段で取得した複数の前記測距センサの検知結果をもとに、前記車両に対する前記位置決め体の各々の位置を決定する位置決め体位置決定手段(1、S2)と、
    前記位置決め体位置決定手段で決定した前記車両に対する前記位置決め体の各々の位置と、前記位置記憶手段に記憶している前記位置関係及び前記車両における前記受電ユニットの搭載位置とに基づいて、前記送電ユニットと前記車両の前記受電ユニットとの位置合わせを行って駐車させる車両走行を支援する支援手段(1、S7)とを備えていることを特徴とする駐車支援システム。
  3. 請求項1において、
    前記送電ユニットは、前記送電ユニット車両側面が、前記送電ユニット車両側面の前記駐車領域の底面に対する傾斜角が、前記測距センサの探査波を前記測距センサの位置する方向に反射しない傾斜角となるように傾けて設けられていることを特徴とする駐車支援システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記位置決め体は、前記位置決め体車両側面の少なくとも水平方向の形状が、外側に膨らんだ曲線状になっていることを特徴とする駐車支援システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記位置決め体は、前記位置決め体車両側面が、前記位置決め体車両側面の前記駐車領域の底面に対する傾斜角が、前記測距センサの探査波を当該探査波が送信されてきた方向に直接反射する傾斜角となるように傾けて設けられていることを特徴とする駐車支援システム。
  6. 請求項において、
    前記位置決め体は、前記位置決め体車両側面の垂直方向の形状も、外側に膨らんだ曲線状になっていることを特徴とする駐車支援システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記位置決め体と前記送電ユニットとが一体に設けられていることを特徴とする駐車支援システム。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    複数の前記位置決め体のうちの2つ以上と前記送電ユニットとが別体に設けられているとともに、前記送電ユニットと別体の前記位置決め体は、前記駐車領域に進入する前記車両にとって前記送電ユニットよりも手前に設けられていることを特徴とする駐車支援システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の駐車支援システムに用いられる前記位置決め体(23、23a、23b)と前記送電ユニット(22)とからなることを特徴とする位置決め体付きユニット。
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