JP2020090254A - 車載装置、駐車制御方法、コンピュータプログラム、車載システム、及び給電ユニット - Google Patents

車載装置、駐車制御方法、コンピュータプログラム、車載システム、及び給電ユニット Download PDF

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山下 哲生
Tetsuo Yamashita
哲生 山下
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Abstract

【課題】給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行う。【解決手段】車載装置は、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置、駐車制御方法、コンピュータプログラム、車載システム、及び給電ユニットに関する。
特許文献1には、画像センサ、レーダセンサ、ソナーセンサ等を用いて車両の周辺を認識し、認識結果に基づいて駐車目標位置に車両の位置合わせを行う駐車支援システムが提案されている。
特開2016−7961号公報
しかしながら、特許文献1に開示された駐車支援システムでは、車両の周辺の認識結果に誤差が生じると、正確な位置合わせが困難となるという問題がある。
本開示は、以下の発明を含む。但し、本発明は、特許請求の範囲によって定められるものである。
本発明の一態様に係る車載装置は、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、を備える。
本発明の一態様に係る駐車制御方法は、車両に搭載された測距センサが、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定するステップと、前記測距センサによる測定距離に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定するステップと、決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力するステップと、を有する。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、車両に搭載されるコンピュータに、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、前記車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付けるステップと、受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定するステップと、決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様に係る車載システムは、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサと、前記車両に搭載された車載装置と、前記車両に搭載された受電ユニットと、を備え、前記車載装置は、前記測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、
を有する。
本発明の一態様に係る給電ユニットは、路面との間に段差部を有し、前記段差部は、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサの測定対象である。
本発明は、上記のような特徴的な処理部を備える車載装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする駐車制御方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現したりすることができる。また、車載装置の一部又は全部を半導体集積回路として実現したり、車載装置を含む駐車制御システムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行うことができる。
第1実施形態に係る駐車制御システムの構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係る車載システムの構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車両の装置構成の概略を示す平面図である。 第1実施形態に係る自動運転車載装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る自動運転車載装置の機能の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る受電ユニットと給電ユニットとの車体前後方向における離隔距離を決定する原理の一例を説明する図である。 第1実施形態に係る受電ユニットと給電ユニットとの車体前後方向における離隔距離を決定する原理の一例を説明する図である。 測距センサの出力信号波形の一例を示すグラフである。 第1実施形態に係る受電ユニットと給電ユニットとの車幅方向における離隔距離を決定する原理の一例を説明する図である。 第1実施形態に係る車体角を決定する原理の一例を説明する図である。 第1実施形態に係る給電ユニットの直線部分に最も早く到達する測距センサ及び最も遅く到達する測距センサそれぞれの出力信号波形の一例を示すグラフである。 第1実施形態に係る車体角の導出方法の一例を模式的に示す図である。 第1実施形態に係る駐車制御システムによる車両の自動駐車の手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係る給電ユニットの外観の一例を示す側面図である。 測距センサが図13Aに示す給電ユニットとの距離を測定した場合における測距センサの出力信号波形の一例を示すグラフである。 第2実施形態に係る駐車制御システムの構成の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る給電システムの構成の一部を示す平面図である。 第2実施形態に係る制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る制御装置の機能の一例を示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係る受電ユニットと給電ユニットとの車両が進行すべき方向における離隔距離を決定する原理の一例を説明する図である。 第2実施形態に係る受電ユニットと給電ユニットとの車両が進行すべき方向における離隔距離を決定する原理の一例を説明する図である。 第2実施形態に係る受電ユニットと給電ユニットとの車両が進行すべき方向に交差する方向における離隔距離を決定する原理の一例を説明する図である。 第2実施形態に係る車体角を決定する原理の一例を説明する図である。 第2実施形態に係る車体角の導出方法の一例を模式的に示す図である。 第2実施形態に係る駐車制御システムによる車両の自動駐車の手順の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例に係る受電ユニットの外観の一例を示す側面図である。 測距センサが図23Aに示す受電ユニットとの距離を測定した場合における測距センサの出力信号波形の一例を示すグラフである。
<本発明の実施形態の概要>
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態に係る車載装置は、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、を備える。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサの測定範囲は、車両から近距離の範囲である。したがって、車両が給電ユニットに近接したときに測距センサが給電ユニットまでの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサの出力信号を用いることで、給電ユニットの位置を正確に特定することができ、受電ユニットと給電ユニットとの路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行うことができる。
(2) また、本実施形態に係る車載装置において、前記相対位置は、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの前記車両の前後方向における離隔距離を含み、前記決定部は、前記車両が進行している間における前記出力信号の時間変化に基づいて、前記前後方向における前記離隔距離を決定してもよい。車両が進行している間に、測距センサの測定対象が路面から給電ユニットに変化すると、出力信号も変化する。このような出力信号の時間変化に基づいて、車両の進行方向における給電ユニットの位置を正確に特定することができる。このため、受電ユニットと給電ユニットとの車両の前後方向における離隔距離を正確に決定することができる。
(3) また、本実施形態に係る車載装置において、前記相対位置は、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの前記車両の幅方向における離隔距離を含み、前記決定部は、前記幅方向に並ぶ複数の前記測距センサのそれぞれからの出力信号に基づいて、前記幅方向における前記離隔距離を決定してもよい。車両の幅方向に並ぶ複数の測距センサの一部の測定対象が路面となり、その他の測定対象が給電ユニットとなり得る。このため、各測距センサの出力信号に基づいて、車両の幅方向における給電ユニットの位置を正確に特定することができる。このため、受電ユニットと給電ユニットとの車両の幅方向における離隔距離を正確に決定することができる。
(4) また、本実施形態に係る車載装置において、前記相対位置は、前記車両が進行すべき方向と前記車両の車体の前後方向とのなす角度を含み、前記決定部は、前記車両の幅方向に並ぶ複数の前記測距センサのそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、前記角度を決定してもよい。車両が進行している間に、各測距センサの測定対象が路面から給電ユニットに変化するタイミングには差が生じる。このため、測距センサのそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、車体が給電ユニットに対してどのような向きにあるのかを特定することができる。このため、車両が進行すべき方向と車体の前後方向とのなす角度を正確に決定することができる。
(5) また、本実施形態に係る車載装置において、前記給電ユニットは、前記路面との間に段差部を有し、前記出力信号の時間変化は、前記段差部を含む範囲において前記測距センサが距離を測定した場合の出力信号の時間変化であってもよい。測定対象が段差となる前後において測距センサの出力信号には明確な変化が生じるため、給電ユニットの位置を正確に特定することができる。
(6) また、本実施形態に係る車載装置において、前記段差部は多段であってもよい。これにより、測距センサの出力信号を特徴的な波形とすることができ、容易且つ正確に給電ユニットの位置を特定することができる。
(7) 本実施形態に係る駐車制御方法は、車両に搭載された測距センサが、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定するステップと、前記測距センサによる測定距離に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定するステップと、決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力するステップと、を有する。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサの測定範囲は、車両から近距離の範囲である。したがって、車両が給電ユニットに近接したときに測距センサが給電ユニットまでの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサの出力信号を用いることで、給電ユニットの位置を正確に特定することができ、受電ユニットと給電ユニットとの路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行うことができる。
(8) 本実施形態に係るコンピュータプログラムは、車両に搭載されるコンピュータに、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、前記車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付けるステップと、受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定するステップと、決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサの測定範囲は、車両から近距離の範囲である。したがって、車両が給電ユニットに近接したときに測距センサが給電ユニットまでの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサの出力信号を用いることで、給電ユニットの位置を正確に特定することができ、受電ユニットと給電ユニットとの路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行うことができる。
(9) 本実施形態に係る車載システムは、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサと、前記車両に搭載された車載装置と、前記車両に搭載された受電ユニットと、を備え、前記車載装置は、前記測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、を有する。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサの測定範囲は、車両から近距離の範囲である。したがって、車両が給電ユニットに近接したときに測距センサが給電ユニットまでの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサの出力信号を用いることで、給電ユニットの位置を正確に特定することができ、受電ユニットと給電ユニットとの路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行うことができる。
(10) また、本実施形態に係る車載システムは、前記受電ユニットと前記測距センサとを連結し、前記受電ユニットに対する前記測距センサの位置を固定する車載連結部材をさらに備えてもよい。これにより、受電ユニットと測距センサとの相対的な位置を固定したまま、車両に受電ユニットと測距センサとを容易に取り付けることができる。
(11) 本実施形態に係る給電ユニットは、路面との間に段差部を有し、前記段差部は、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサの測定対象である。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサの測定範囲は、車両から近距離の範囲である。したがって、車両が給電ユニットに近接したときに測距センサが給電ユニットまでの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサの出力信号を用いることで、給電ユニットの位置を正確に特定することができ、受電ユニットと給電ユニットとの路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニットに対する受電ユニットの位置合わせを高精度に行うことができる。また、測定対象が段差となる前後において測距センサの出力信号には明確な変化が生じるため、給電ユニットの位置を正確に特定することができる。
<本発明の実施形態の詳細>
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[1.第1実施形態]
以下、駐車制御システムの第1実施形態について説明する。
[1−1.駐車制御システムの構成]
図1は、本実施形態に係る駐車制御システムの構成の一例を示す模式図である。図1に示す駐車制御システム1は、駐車スペースに車両を自動駐車させるシステムである。図1中、駐車スペースSは、1台の車両10を駐車させるために白線Hで区画された矩形状の領域である。
図1では、車両10が駐車スペースSに進入又は退出する方向に沿った駐車スペースSの長手方向をY方向、長手方向に直交する幅方向をX方向とする。また、Y方向のうち、車両10が駐車スペースSへ進入する方向(即ち、車両10が進行すべき方向)をY1方向、駐車スペースSから退出する方向(Y1方向の逆方向)をY2方向とする。
さらに、車両10の幅方向、即ち車幅方向をx方向とし、車両10の前後方向、即ち車長方向をy方向とする。
本実施形態に係る駐車制御システム1は、エンジン車、電動車等の動力源を有する車両10を駐車スペースSに自動駐車させる。なお、「エンジン車」は、エンジンの動力によって推進する車両をいう。「電動車」は、モータの動力によって推進する車両をいい、EV(Electric Vehicle)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、HV(Hybrid Vehicle)を含む。以下では、電動車を自動駐車させる駐車制御システムについて説明する。
本実施形態に係る駐車制御システム1は、車両10を後方に進行させて駐車スペースSに駐車させる。なお、この構成は一例であり、車両10を前方に進行させて駐車させる構成であってもよい。
駐車スペースSの路面には、駐車スペースSに駐車される車両10に対して給電を行うための給電ユニット600が設置される。給電ユニット600は、対向配置される受電ユニットに対して無線給電を行うことが可能であり、Y方向に延び且つ駐車スペースSの幅方向中央を通過する中心線C上に設けられる。
給電ユニット600は平面視において直線部分を有している。具体的な一例では、給電ユニット600は、平面視において四角形である。図1の例では、給電ユニット600は、平面視において、X方向及びY方向のそれぞれに平行な辺を有する正方形である。給電ユニット600は、直線部分を有していれば、四角形以外の平面視形状であってもよい。例えば、給電ユニット600の平面視形状は三角形であってもよいし、半円形であってもよい。
路側には、給電ユニット600を含む給電システム110が設けられる。給電システム110は、給電ユニット600と、インバータを含む電源装置601と、制御装置602とを備える。なお、ここでいう「路側」とは、道路の側部という意味に限定されず、車両が走行する対象である道路、駐車場等の基盤設備を指す。
給電ユニット600は、電源装置601に接続される。制御装置602は、電源装置601に接続され、電源装置601を制御する。電源装置601は、制御装置602からの制御により、給電ユニット600へ電流を供給する。給電ユニット600は、電源装置601から供給される電流によって無線給電を行う。
制御装置602は、図示しない無線通信部を備え、車両10との無線通信を行うことができる。
車両10は、給電ユニット600から受電するための受電ユニット11を備える。受電ユニット11は、受電のために、路面に設置される給電ユニット600に対向させる必要があるため、車両10の下面に搭載される。また、受電ユニット11は車両10のx方向中心線上に搭載される。
車両10には、自動運転車載装置400及びセンサユニット200が搭載される。センサユニット200は、x方向に延びる直線状をなす。センサユニット200は、車両10の車体後側底部に設けられる。
自動運転車載装置400は、センサユニット200による出力信号を処理し、車両10の駐車制御のための指令を出力する。これによって車両10が走行し、受電ユニット11が給電ユニット600に対向する位置で車両10が停止する駐車制御が実行される。
[1−2.車載システムの構成]
図2は、本実施形態に係る車載システムの構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る車載システム100は、車両10に搭載される。
車載システム100は、例えば、センサユニット200と、車両制御装置301と、モータ302と、バッテリ303と、インバータ304と、ステアリング制御装置305と、舵角センサ306と、モータ307と、制動装置308と、表示装置309と、中継装置310と、車外通信機311と、給電制御装置312と、AC/DCコンバータ313と、受電ユニット11と、自動運転車載装置400とを備える。
モータ302は車軸に接続され、車両10の駆動トルクを発生する。モータ302及びバッテリ303にはインバータ304が接続される。インバータ304は、バッテリ303から受電し、モータ302を回転駆動する。また、制動時におけるモータ302による回生電力は、インバータ304を通じてバッテリ303に回収される。
ステアリング制御装置305は、舵角センサ306とモータ307とに接続される。ステアリング制御装置305は、舵角センサ306から舵角の検出値を受信し、図示しないパワーステアリング装置を駆動するモータ307を制御する。ステアリング制御装置305は、モータ307を制御することにより、車両の進行方向を変更するために、操舵輪の舵角、即ちタイヤ角を変更することができる。制動装置308は、車両の図示しない車軸に設けられた制動機構を駆動し、進行している車両10に制動力を発生させることができる。
車両制御装置301は、自動運転車載装置400からの指令を受信し、目標タイヤ角及び目標速度にしたがってモータ302を制御し、ステアリング制御装置305に制御指示を与えて車両を走行させたり、制動が必要な場合には制動装置308を制御して車両に制動力を生じさせたりする。具体的には、自動運転車載装置400から、目標タイヤ角の指令が与えられると、この指令にしたがってステアリング制御装置305に制御指示を与え、ステアリング制御装置305が制御指示と舵角センサの検出値とに基づいてモータ307を制御して、車両のタイヤ角を目標タイヤ角に設定する。自動運転車載装置400から、目標走行速度の指令が与えられると、車両制御装置301は、この指令にしたがってモータ302を制御して、車両を目標走行速度で走行させる。また、自動運転車載装置400から、制動指令が与えられると、車両制御装置301は、この指令にしたがってモータ302及び制動装置308を制御して、制動力を発生させる。
表示装置309は、車両制御装置301、自動運転車載装置400、及びその他の装置からの表示指示に応じて文字情報又は画像等を表示する。
給電制御装置312はAC/DCコンバータ313に接続され、AC/DCコンバータ313は受電ユニット11に接続される。給電制御装置312は、AC/DCコンバータ313を制御する。受電ユニット11が給電ユニット600に対向する場合、受電ユニット11は給電ユニット600から無線給電を受け、交流電流をAC/DCコンバータ313へ出力する。AC/DCコンバータ313は、給電制御装置312の制御によって受電ユニット11から与えられた交流電流を直流電流に変換し、車載の図示しないバッテリに直流電流を出力する。
車両制御装置301と、インバータ304と、ステアリング制御装置305と、制動装置308と、表示装置309とは、CANバス等のバス350に接続され、バス350には中継装置310が接続される。また、自動運転車載装置400及び給電制御装置312は、CANバス等のバス351に接続され、バス351には中継装置310が接続される。
中継装置310は、バス350,351等による車載ネットワークを通じて車載装置間の通信を中継する。即ち、車両制御装置301、インバータ304、ステアリング制御装置305、制動装置308、表示装置309、及び自動運転車載装置400のそれぞれは、中継装置310を介して相互に通信が可能である。中継装置310は、通信線352を介して車外通信機311に接続される。
車外通信機311は、無線通信を行うことが可能である。車外通信機311は、無線によって車外の装置、例えば路側機、端末、基地局、サーバ等と通信を行う。車外通信機311は、制御装置602と無線通信を行うことができる。
[1−3.自動運転車載装置の構成]
図2に示すように、自動運転車載装置400は、センサユニット200に接続され、センサユニット200からの出力信号を受信する。
自動運転車載装置400は、バス351、中継装置310、及び通信線352を介して車外通信機311に接続される。
自動運転車載装置400は、バス351、中継装置310、及びバス350を介して車両制御装置301に接続される。自動運転車載装置400は、目標タイヤ角及び目標走行速度を決定し、決定された目標タイヤ角及び目標走行距離を含む指令を出力したり、走行中の車両10の制動を決定し、車両10を減速させるための制動指令を出力したりする。
図3は、本実施形態に係る車両10の装置構成の概略を示す平面図である。図3に示すように、車両10の後端部分には、x方向に延びるセンサユニット200が配置される。センサユニット200は、x方向に並ぶ複数の測距センサ210を有する。
測距センサ210のそれぞれは、その測定方向を下方とする。即ち、測距センサ210のそれぞれは、自装置から下方の対象、例えば、路面、給電ユニット600等までの距離を測定し、距離に応じた信号を出力する。なお、ここでいう「下方」とは、路面と交差する方向を意味する。即ち、「下方」は、路面に直交する方向、特に鉛直下方に限定されず、路面に対して傾斜した方向であってもよい。
測距センサ210は、好ましくは非接触式の測距センサであり、例えば、超音波センサ、静電容量センサ、光学式センサであってもよい。測距センサ210は、測定距離に応じた信号レベルのアナログ信号、例えば電圧信号を出力してもよいし、測定距離を示すデジタル信号を出力してもよい。なお、以下の説明では、測距センサ210を、電圧信号を出力するタイプとする。
本実施形態に係る駐車制御システム1は、測距センサ210を用いて、給電ユニット600に近接した位置から、目標駐車位置である給電ユニット600までの車両10の駐車制御(以下、「近距離駐車制御」という)を行う。駐車制御システム1は、例えばバックカメラ等の車載カメラによるカメラ画像を用いて、車両10を遠距離から給電ユニット600に近接した位置までの走行制御を行い、その後、測距センサ210を用いて、車両10が目標駐車位置に停止するまでの近距離駐車制御を行ってもよい。
図3に示すように、センサユニット200と受電ユニット11とは、連結部材21によって連結される。連結部材21は、例えば金属、プラスチック等の剛性の高い部材であり、例えば板状に構成される。センサユニット200及び受電ユニット11のそれぞれは、連結部材21に固定的に取り付けられる。つまり、連結部材21は、受電ユニット11とセンサユニット200とを連結し、受電ユニット11に対するセンサユニット200(つまり、測距センサ210)の位置を固定する。これにより、受電ユニット11とセンサユニット200との相対的な位置を固定したまま、車両10に受電ユニット11とセンサユニット200とを容易に取り付けることができる。
なお、図3に示すように、連結部材21には自動運転車載装置400が取り付けられてもよい。これにより、受電ユニット11、センサユニット200、及び自動運転車載装置400を一体的に構成することができ、各装置の位置関係を固定したまま車両10に受電ユニット11、センサユニット200、及び自動運転車載装置400を容易に取り付けることができる。
図4は、本実施形態に係る自動運転車載装置400の構成の一例を示すブロック図である。自動運転車載装置400は、CPU401と、メモリ402と、通信インタフェース(入力部、出力部)405とを備える。メモリ402には、SRAM、DRAM等の一過性メモリ及びフラッシュメモリ等の非一過性メモリが含まれ、コンピュータプログラムである駐車制御プログラム403及び駐車制御プログラム403の実行に使用されるデータが格納される。自動運転車載装置400は、コンピュータを備えて構成され、自動運転車載装置400の各機能は、前記コンピュータの記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムである駐車制御プログラム403がCPU401によって実行されることで発揮される。駐車制御プログラム403は、CD−ROMなどの記録媒体に記憶させることができる。CPU401は、駐車制御プログラム403を実行し、後述するような駐車制御処理を行う。
通信インタフェース405はバス351に接続されており、車載システム100に含まれる各装置に対して通信を行うことが可能である。例えば、通信インタフェース405は、制御装置602が送信した情報を車外通信機311を介して受け付けたり、制御装置602へ送信するための情報を車外通信機311へ出力したり、走行指令、制動指令等の指令を車両制御装置301へ出力したりすることができる。また、通信インタフェース405は、センサユニット200に接続され、センサユニット200から出力信号を受信する。
CPU401は、センサユニット200に含まれる各測距センサ210により測定された距離を示す出力信号を受け付ける。CPU401は、出力信号に基づいて、給電ユニット600の特定部位のx−y空間における位置、さらに具体的な一例では給電ユニット600の中心位置(目標駐車位置)を算出する。CPU401は、受電ユニット11の特定部位のx−y空間における位置、さらに具体的な一例では受電ユニット11の中心位置(以下、「受電基準位置」という)と目標駐車位置Pとの相対位置を決定する。
図5は、本実施形態に係る自動運転車載装置400の機能の一例を示す機能ブロック図である。自動運転車載装置400は、CPU401が駐車制御プログラム403を実行することにより、入力部410、決定部420、生成部430、及び出力部440として機能する。
入力部410は、センサユニット200による出力信号を受信する。
決定部420は、出力信号に基づいて、受電ユニット11と給電ユニット600との間の路面に沿った方向における相対位置、例えば受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの間の路面に沿った方向における相対位置を決定する決定処理を実行する。「路面に沿った方向」とは、水平な路面であれば例えば水平方向であり、傾斜した路面であれば例えば路面と同一角度傾斜した平面内の方向である。路面に沿った方向の具体例は、x−y平面内の方向であり、例えばx方向及びy方向である。また、路面に沿った方向の他の具体例は、X−Y平面内の方向であり、例えばX方向及びY方向である。なお、ここでは、路面に沿った方向をx方向及びy方向とし、受電ユニット11と給電ユニット600との相対位置を、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置とした例について説明する。
受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの間の路面に沿った方向における相対位置には、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとのx方向及びy方向それぞれにおける離隔距離Dx,Dy並びに車両10が進行すべき方向であるY1方向と車両10の車体の前後方向であるy方向とのなす角度(以下、「車体角」という)θを含む。
図6A及び図6Bは、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとのy方向における離隔距離Dyを決定する原理の一例を説明する図である。図6A及び図6Bのそれぞれには、車両10の後部側の側面図が示される。
車両10が進行方向に進行すると、給電ユニット600と測距センサ210との相対位置が変化する。車両10が給電ユニット600に近接するように進行している場合、測距センサ210が給電ユニット600に対向する前は、測距センサ210は路面に対向する。このとき、測距センサ210の測定方向は下方であるため、路面との距離が測定される(図6A参照)。
図6A及び図6Bに示されるように、給電ユニット600は路面から突出する。即ち、給電ユニット600の上面は、路面よりも高い。給電ユニット600は、端部に路面との段差部600aを有する。
車両10が進行すると、測距センサ210が段差部600aを通過し、給電ユニット600と対向する。このとき、測距センサ210は給電ユニット600の上面との距離を測定する(図6B参照)。
図7は、測距センサ210の出力信号波形の一例を示すグラフである。図7において、横軸は時間、縦軸は信号レベル(電圧値)である。
図7に示すように、測距センサ210が路面までの距離を測定している間、測距センサ210から出力される電圧値はV0である。測距センサ210は時刻t1において段差部600aに到達する。測距センサ210が段差部600aを通過する間に出力電圧が上昇し、測距センサ210が給電ユニット600と対向すると出力電圧はV1(>V0)となる。
決定部420は、測距センサ210の信号レベルがステップ状に上昇する時点t1を特定する。その時点t1における測距センサ210のy方向位置が給電ユニット600の端部位置であると判断することができる。
再び図6Bを参照する。決定部420は、例えば給電ユニット600の端部から中心位置(目標駐車位置P)までの距離Dy1を記憶しており、特定した給電ユニット600の端部位置と記憶された距離とに基づいて、目標駐車位置Pのy座標値を決定する。決定部420は、例えば測距センサ210から受電基準位置P11までのy方向の距離Dy2も記憶している。決定部420は、時刻t1からの経過時間と、車両10の車速とに基づいて、測距センサ210が給電ユニット600の端部に位置してからの走行距離を算出し、当該走行距離、Dy1及びDy2に基づいて、その時点における受電基準位置P11から目標駐車位置Pまでのy方向における離隔距離を決定する。
図8は、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとのx方向における離隔距離Dxを決定する原理の一例を説明する図である。図8には、車両10を後方から見た図が示される。
センサユニット200に含まれる複数の測距センサ210は、給電ユニット600の幅(X方向長さ)よりも少なくとも長い距離を、x方向に並ぶ。したがって、センサユニット200が給電ユニット600の上にあるとき、一部の測距センサ210が給電ユニット600と対向し、他の測距センサ210は給電ユニット600と対向しない。給電ユニット600と対向する測距センサ210は、給電ユニット600までの距離を示す信号を出力し、給電ユニット600と対向しない測距センサ210は、路面までの距離を示す信号を出力する。このため、決定部420は、各測距センサ210の出力信号によって、どの測距センサ210が給電ユニット600に対向するかを判断することができる。
図8に示すように、例えば、各測距センサ210には番地(1,2,…,N)が割り振られる。決定部420は、給電ユニット600に対向する測距センサ210の番地を特定する。連続する複数の番地の測距センサ210が給電ユニット600に対向する場合、それらの測距センサ210のx方向における位置が、給電ユニット600のx方向における位置である。例えば、決定部420は、給電ユニット600に対向する複数の測距センサ210のうち、両端の測距センサ210の位置の中点を、目標駐車位置Pのx座標値と決定することができる。
決定部420は、各測距センサ210と受電基準位置P11とのx方向における位置関係を記憶する。この位置関係は、例えば、受電基準位置P11とx方向における位置が一致する測距センサ210が存在する場合、その測距センサ210の番地であってもよいし、受電基準位置P11とx方向における位置(x座標値)が一致する測距センサ210が存在しない場合、x方向における位置が受電基準位置P11に最も近い測距センサ210の番地と、その測距センサ210から受電基準位置P11までのx方向における距離との組み合わせであってもよい。
決定部420は、例えば、目標駐車位置P及び受電基準位置P11それぞれのx座標値に基づいて、受電基準位置P11から目標駐車位置Pまでのx方向における離隔距離を決定する。
図9は、車体角θを決定する原理の一例を説明する図である。図9には、給電ユニット600及びその周囲を上方から見た平面図が示される。
y方向とY方向とが互いに一致しない、即ち、y方向とY方向とが交差する場合、車両10の進行にしたがい、平面視における給電ユニット600の直線部分に対して複数の測距センサ210が到達する時間差が生じる。つまり、給電ユニット600の前端の直線部分に、測距センサ210aが最も早く到達し、測距センサ210bが最も遅く到達する。
図10は、給電ユニット600の直線部分に最も早く到達する測距センサ210a及び最も遅く到達する測距センサ210bそれぞれの出力信号波形の一例を示すグラフである。図10において、横軸は時間、縦軸は信号レベル(電圧値)である。
測距センサ210aの出力信号レベルは、時刻taにおいてステップ状に増加する。測距センサ210bの出力信号レベルは、時刻tbにおいてステップ状に増加する。決定部420は、それぞれの出力信号によって、測距センサ210aが給電ユニット600に到達した時刻をta、測距センサ210bが給電ユニット600に到達した時刻をtbと判断することができる。
図11は、車体角θの導出方法の一例を模式的に示す図である。図11に示すように、車体角θは、測距センサ210a及び210bの間の距離Dsと、時間tb−taにおける走行距離DTとのそれぞれを2辺とする三角形の内角の1つである。DTは、tb−ta及び車速から算出される。車体角θは、tanθ=DT/Dsとして求められる。
例えば、車両10の前後方向を向いた測距センサによって、進行方向下流側の対象物までの距離を測定する場合、測定範囲は広い。よって、このような測距センサによって車両10から遠くにある給電ユニット600までの距離を測定すると、その測定結果には誤差が含まれる可能性が高い。これに対して、本実施形態では、測距センサ210の測定方向を下方とするため、測距センサ210のx方向及びy方向についての測定範囲は、車両10から近距離の範囲である。したがって、車両10が給電ユニット600に近接したときに測距センサ210が給電ユニット600までの距離を測定する。このため、測距センサ210による測定誤差を抑制でき、このような測距センサ210の出力信号を用いることで、決定部420は給電ユニット600の位置を正確に特定し、受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニット600に対する受電ユニット11の位置合わせを高精度に行うことができる。
本実施形態に係る自動運転車載装置400は、下方を測定方向とする測距センサ210の出力信号に基づいて、路面とは高さが異なる給電ユニット600を検出する。このため、測距センサ210の測定方向は、給電ユニット600の高さを反映した距離を測定可能な範囲である必要がある。このような観点から、測距センサ210の測定方向は、路面に直交する方向に対してx方向及びy方向に±30°以内とすることが好ましく、給電ユニット600のさらに高精度な検出のためには±15°以内とすることが好ましい。
再び図5を参照する。生成部430は、決定部420により決定された、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置(Dx,Dy,θ)に基づいて、車両10の走行計画を生成する。具体的な一例では、生成部430は、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの離隔距離Dx,Dyに基づいて、受電ユニット11と給電ユニット600との位置を合わせるための車両10の走行方向及び走行距離を決定する。走行方向の決定には、決定部420によって決定された車体角θを用いることもできる。生成部430は、走行方向及び走行距離から、目標タイヤ角、目標走行速度、目標走行距離等を含む走行計画を生成する。
出力部440は、生成された走行計画にしたがって車両10を走行制御するための指令を出力する。例えば、走行指令には、目標タイヤ角、目標走行距離、目標車速等の情報が含まれる。出力された指令は、車両制御装置301に与えられる。車両制御装置301は、出力部440から与えられる指令にしたがって、インバータ304、ステアリング制御装置305、及び制動装置308を制御する。これにより、車両10が走行計画に従って走行し、自動駐車が実行される。
入力部410及び出力部440は、図4の通信インタフェース405により実現される。決定部420及び生成部430は、CPU401により実現される。
[1−4.駐車制御システムの動作]
以下、本実施形態に係る駐車制御システム1の動作について説明する。自動運転車載装置400のCPU401は、駐車制御プログラム403を実行することにより、駐車制御処理を実行する。自動運転車載装置400と制御装置602とが以下のように動作することにより、車両10の自動駐車が行われる。
図12は、本実施形態に係る駐車制御システム1による車両10の自動駐車の手順の一例を示すフローチャートである。
測距センサ210のそれぞれは、対象物(路面又は給電ユニット600)までの距離を測定し、測定結果を示す信号を出力する。測距センサ210からの出力信号は、自動運転車載装置400に入力される。自動運転車載装置400のCPU401は、測距センサ210の出力信号を受け付ける(ステップS101)。
CPU401は、上述した決定処理により、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置として、離隔距離Dx,Dyを決定する(ステップS102)。この処理において、CPU401は車体角θを決定することもできる。
CPU401は、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置に基づいて、受電ユニット11と給電ユニット600との位置を合わせるための車両10の走行計画(目標タイヤ角、目標走行速度、及び目標走行距離等)を生成する(ステップS103)。
CPU401は、決定された走行計画にしたがって車両10を走行させるための指令を生成し、生成された指令を出力する(ステップS104)。これにより、通信インタフェース405から車両制御装置301へ指令が出力される。車両制御装置301は、受信された指令から、インバータ304、ステアリング制御装置305、及び制動装置308へ制御信号を出力する。これにより、車両10が走行計画にしたがって走行する。
CPU401は、駐車が完了したか否か、即ち、給電ユニット600と受電ユニット11との位置合わせが完了したか否かを判定する(ステップS105)。
駐車が完了していない場合(ステップS105においてNO)、CPU401は、ステップS101に処理を移し、再度ステップS101〜S105の処理を実行する。これにより、測距センサ210の新たな出力信号に基づいて車両10の駐車制御が行われる。
他方、駐車が完了した場合(ステップS105においてYES)、CPU401は、受電ユニット11への給電のために給電ユニット600を駆動するため、給電開始要求を出力する(ステップS106)。給電開始要求は、車外通信機311から制御装置602へ送信される。
制御装置602は、給電開始要求を受信すると(ステップS201)、電源装置601を制御して、給電ユニット600へ無線給電のための電流を供給する(ステップS202)。
給電ユニット600に電流が供給されると、給電ユニット600から受電ユニット11へ無線給電が行われる。以上で、駐車制御システム1による駐車制御動作が終了する。
[1−5.変形例]
図13Aは、第1実施形態の変形例に係る給電ユニット600の外観の一例を示す側面図である。給電ユニット600は、その端部に多段の段差部600Aを有してもよい。図13Aに示す例では、給電ユニット600が3段の段差部600Aを有する。
図13Bは、測距センサ210が図13Aに示す給電ユニット600との距離を測定した場合における測距センサ210の出力信号波形の一例を示すグラフである。図13Bにおいて、横軸は時間、縦軸は信号レベル(電圧値)である。
図13Bに示すように、測距センサ210の出力信号レベルは段階的に増加する。信号レベルが増加する段階の数は、段差部600Aの段数と同じである。つまり、図13Aの例の場合、測距センサ210の出力信号レベルは、3段階で増加する。給電ユニット600の段差部600Aを多段にすることで、このような特徴的な波形の出力信号を得ることができる。測距センサ210の出力信号において特徴的な波形を検出することにより、容易且つ正確に給電ユニット600の位置を特定することができる。例えば、測距センサ210の出力信号が増加する回数と、段差部における段数とを比較することで、測距センサ210の出力信号の特徴的な波形を検出することができる。
[1−6.効果]
以上のように、第1実施形態に係る自動運転車載装置400は、入力部410と、決定部420と、出力部440とを備える。入力部410は、路面又は路面から突出する給電ユニット600までの路面に交差する方向における距離を測定する、車両10に搭載された測距センサ210からの出力信号を受け付ける。決定部420は、入力部410によって受け付けられた出力信号に基づいて、車両10に搭載された受電ユニット11と給電ユニット600との間の路面に沿った方向における相対位置を決定する。出力部440は、決定部420によって決定された相対位置に基づいて、受電ユニット11を給電ユニット600に位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサ210の測定範囲は、車両10から近距離の範囲である。したがって、車両10が給電ユニット600に近接したときに測距センサ210が給電ユニット600までの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサ210の出力信号を用いることで、給電ユニット600の位置を正確に特定することができ、受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニット600に対する受電ユニット11の位置合わせを高精度に行うことができる。
受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置は、受電ユニット11と給電ユニット600との車両10の前後方向における離隔距離Dyを含んでもよい。決定部420は、車両10が進行している間における測距センサ210の出力信号の時間変化に基づいて、車両10の前後方向における離隔距離Dyを決定してもよい。車両10が進行している間に、測距センサ210の測定対象が路面から給電ユニット600に変化すると、出力信号も変化する。このような出力信号の時間変化に基づいて、車両10の進行方向における給電ユニット600の位置を正確に特定することができる。このため、受電ユニット11と給電ユニット600との車両10の前後方向における離隔距離Dyを正確に決定することができる。
受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置は、受電ユニット11と給電ユニット600との車両10の幅方向における離隔距離Dxを含んでもよい。決定部420は、車両10の幅方向に並ぶ複数の測距センサ210のそれぞれからの出力信号に基づいて、車両10の幅方向における離隔距離Dxを決定してもよい。車両の幅方向に並ぶ複数の測距センサ210の一部の測定対象が路面となり、その他の測定対象が給電ユニット600となり得る。このため、各測距センサ210の出力信号に基づいて、車両10の幅方向における給電ユニット600の位置を正確に特定することができる。このため、受電ユニット11と給電ユニット600との車両の幅方向における離隔距離Dxを正確に決定することができる。
受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置は、車両10が進行すべき方向と車両10の車体の前後方向とのなす角度θを含んでもよい。決定部420は、車両10の幅方向に並ぶ複数の測距センサ210のそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、角度θを決定してもよい。車両10が進行している間に、各測距センサ210の測定対象が路面から給電ユニット600に変化するタイミングには差が生じる。このため、測距センサ210のそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、車両10が給電ユニット600に対してどのような向きにあるのかを特定することができる。したがって、車両10が進行すべき方向と車体の前後方向とのなす角度θを正確に決定することができる。
給電ユニット600は、路面との間に段差部600a,600Aを有し、出力信号の時間変化は、段差部600a,600Aを含む範囲において測距センサ210が距離を測定した場合の出力信号の時間変化であってもよい。測定対象が段差部600a,600Aとなる前後において測距センサ210の出力信号には明確な変化が生じるため、給電ユニット600の位置を正確に特定することができる。
段差部600Aは多段であってもよい。これにより、測距センサ210の出力信号を特徴的な波形とすることができ、容易且つ正確に給電ユニット600の位置を特定することができる。
車載システム100は、受電ユニット11と測距センサ210とを連結し、受電ユニット11に対する測距センサ210の位置を固定する連結部材21をさらに備えてもよい。これにより、受電ユニット11と測距センサ210との相対的な位置を固定したまま、車両10に受電ユニット11と測距センサ210とを容易に取り付けることができる。
[2.第2実施形態]
以下、駐車制御システムの第2実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
[2−1.駐車制御システムの構成]
図14は、本実施形態に係る駐車制御システムの構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る給電システム110は、給電ユニット600と、インバータを含む電源装置601と、制御装置602と、センサユニット250とを備える。
センサユニット250は、X方向に延びる直線状をなす。センサユニット250は路面に埋設される。
制御装置602は、センサユニット250による出力信号を処理し、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置を決定する。決定された相対位置を示す相対位置情報は、車両10に無線送信される。
本実施形態では、路側にセンサユニット250を設けるため、車両10にはセンサユニット200を設ける必要がない。
車両10には、自動運転車載装置400が搭載される。自動運転車載装置400は、制御装置602から送信された相対位置情報に基づいて、車両10の駐車制御のための指令を出力する。これによって車両10が走行し、受電ユニット11が給電ユニット600に対向する位置で車両10が停止する駐車制御が実行される。
[2−2.給電システムの構成]
図15は、給電システム110の構成の一部を示す平面図である。センサユニット250は、X方向に並ぶ複数の測距センサ210を有する。
測距センサ210のそれぞれは、その測定方向を上方とする。即ち、測距センサ210のそれぞれは、自装置から上方の対象、例えば、車両10の底部までの距離を測定し、距離に応じた信号を出力する。なお、ここでいう「上方」とは、路面と交差する方向を意味する。即ち、「上方」は、路面に直交する方向、特に鉛直上方に限定されず、路面に対して傾斜した方向であってもよい。以下では、測距センサ210の測定方向を路面に直交する方向とした例について説明する。
図15に示すように、センサユニット250と給電ユニット600とは、連結部材22によって連結される。連結部材22は、例えば金属、プラスチック等の剛性の高い部材であり、例えば板状に構成される。センサユニット250及び給電ユニット600のそれぞれは、連結部材22に固定的に取り付けられる。つまり、連結部材22は、給電ユニット600とセンサユニット250とを連結し、給電ユニット600に対するセンサユニット250(つまり、測距センサ210)の位置を固定する。これにより、給電ユニット600とセンサユニット250との相対的な位置を固定したまま、路側に給電ユニット600とセンサユニット250とを容易に取り付けることができる。
なお、連結部材22には電源装置601及び制御装置602が取り付けられてもよい。これにより、給電ユニット600、センサユニット250、電源装置601及び制御装置602を一体的に構成することができ、各装置の位置関係を固定したまま路側に給電ユニット600、センサユニット250、電源装置601及び制御装置602を容易に取り付けることができる。
[2−3.制御装置の構成]
図16は、本実施形態に係る制御装置602の構成の一例を示すブロック図である。制御装置602は、CPU621と、メモリ622と、通信インタフェース(入力部、出力部)624と、無線通信部625とを備える。メモリ622には、SRAM、DRAM等の一過性メモリ及びフラッシュメモリ等の非一過性メモリが含まれ、コンピュータプログラムである駐車支援プログラム623及び駐車支援プログラム623の実行に使用されるデータが格納される。制御装置602は、コンピュータを備えて構成され、制御装置602の各機能は、前記コンピュータの記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムである駐車支援プログラム623がCPU621によって実行されることで発揮される。駐車支援プログラム623は、CD−ROMなどの記録媒体に記憶させることができる。CPU621は、駐車支援プログラム623を実行し、後述するような駐車支援処理を行う。
通信インタフェース624は電源装置601及びセンサユニット250に接続されている。通信インタフェース624は、電源装置601へ制御信号を送信したり、センサユニット250から出力信号を受信したりすることができる。
CPU621は、センサユニット250に含まれる各測距センサ210により測定された距離を示す出力信号を受け付ける。CPU621は、出力信号に基づいて、受電ユニット11の特定部位のX−Y空間における位置、さらに具体的な一例では受電基準位置P11を算出する。CPU621は、給電ユニット600の特定部位のX−Y空間における位置、さらに具体的な一例では目標駐車位置Pと受電基準位置P11との相対位置を決定する。
図17は、本実施形態に係る制御装置602の機能の一例を示す機能ブロック図である。制御装置602は、CPU621が駐車支援プログラム623を実行することにより、入力部610、決定部620、及び送信部630として機能する。
入力部610は、センサユニット250による出力信号を受信する。
決定部620は、出力信号に基づいて、受電ユニット11と給電ユニット600との間の路面に沿った方向における相対位置、例えば受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの間の路面に沿った方向における相対位置を決定する決定処理を実行する。ここでは、路面に沿った方向をX方向及びY方向とし、受電ユニット11と給電ユニット600との相対位置を、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置とした例について説明する。
受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの間の路面に沿った方向における相対位置には、受電基準位置P11と目標駐車位置PとのX方向及びY方向それぞれにおける離隔距離DX,DY並びに車両10の車体角θを含む。
図18A及び図18Bは、受電基準位置P11と目標駐車位置PとのY方向における離隔距離DYを決定する原理の一例を説明する図である。図18A及び図18Bのそれぞれには、車両10の後部側の側面図が示される。
車両10が進行方向に進行すると、受電ユニット11と測距センサ210との相対位置が変化する。車両10が給電ユニット600に近接するように進行している場合、測距センサ210が受電ユニット11に対向する前は、測距センサ210は車両10の車体底面に対向する。なお、ここでいう「車体底面」には、受電ユニット11は含まれない。このとき、測距センサ210の測定方向は上方であるため、車体底面との距離が測定される(図18A参照)。
図18A及び図18Bに示されるように、受電ユニット11は車体底面から突出する。即ち、受電ユニット11の底面は、車体底面よりも低い。受電ユニット11は、端部に路面との段差部11aを有する。
車両10が進行すると、測距センサ210が段差部11aを通過し、受電ユニット11と対向する。このとき、測距センサ210は受電ユニット11の底面との距離を測定する(図18B参照)。
測距センサ210が車体底面までの距離を測定している間、測距センサ210から出力される電圧値は低い。測距センサ210は段差部11aに到達する。測距センサ210が段差部11aを通過する間に出力電圧が上昇し、測距センサ210が受電ユニット11と対向すると出力電圧は高い一定値となる(図7参照)。
決定部620は、測距センサ210の信号レベルがステップ状に上昇する時点を特定する。その時点における測距センサ210のY方向位置が受電ユニット11の端部位置であると判断することができる。
決定部620は、例えば受電ユニット11の端部から中心位置(受電基準位置P11)までの距離DY1を記憶しており、特定した受電ユニット11の端部位置と記憶された距離DY1とに基づいて、受電基準位置P11のY座標値を決定する。決定部620は、例えば測距センサ210から目標駐車位置PまでのY方向の距離DY2も記憶している。決定部620は、測距センサ210が段差部11aに到達した時刻からの経過時間と、車両10の車速とに基づいて、測距センサ210が受電ユニット11の端部に位置してからの走行距離を算出し、当該走行距離、DY1及びDY2に基づいて、その時点における受電基準位置P11から目標駐車位置PまでのY方向における離隔距離を決定する。
図19は、受電基準位置P11と目標駐車位置PとのX方向における離隔距離DXを決定する原理の一例を説明する図である。図19には、車両10をY2方向に見た図が示される。
センサユニット250に含まれる複数の測距センサ210は、受電ユニット11の幅(X方向長さ)よりも少なくとも長い距離を、X方向に並ぶ。したがって、センサユニット250が受電ユニット11の直下にあるとき、一部の測距センサ210が受電ユニット11と対向し、他の測距センサ210は受電ユニット11と対向しない。受電ユニット11と対向する測距センサ210は、受電ユニット11までの距離を示す信号を出力し、受電ユニット11と対向しない測距センサ210は、車体底部までの距離を示す信号を出力する。車体底部にも対向しない測距センサ210は距離を測定する対象を有しないため、その出力信号は0である。このため、決定部620は、各測距センサ210の出力信号によって、どの測距センサ210が受電ユニット11に対向するかを判断することができる。
図19に示すように、例えば、各測距センサ210には番地(1,2,…,N)が割り振られる。決定部620は、受電ユニット11に対向する測距センサ210の番地を特定する。連続する複数の番地の測距センサ210が受電ユニット11に対向する場合、それらの測距センサ210のX方向における位置が、受電ユニット11のX方向における位置である。例えば、決定部620は、受電ユニット11に対向する複数の測距センサ210のうち、両端の測距センサ210の位置の中点を、受電基準位置P11のX座標値と決定することができる。
決定部620は、各測距センサ210と目標駐車位置PとのX方向における位置関係を記憶する。この位置関係は、例えば、目標駐車位置PとX方向における位置が一致する測距センサ210が存在する場合、その測距センサ210の番地であってもよいし、目標駐車位置PとX方向における位置(X座標値)が一致する測距センサ210が存在しない場合、X方向における位置が目標駐車位置Pに最も近い測距センサ210の番地と、その測距センサ210から目標駐車位置PまでのX方向における距離との組み合わせであってもよい。
決定部620は、例えば、目標駐車位置P及び受電基準位置P11それぞれのX座標値に基づいて、受電基準位置P11から目標駐車位置PまでのX方向における離隔距離を決定する。
図20は、車体角θを決定する原理の一例を説明する図である。図20には、センサユニット250及びその周囲を上方から見た平面図が示される。
y方向とY方向とが互いに一致しない、即ち、y方向とY方向とが交差する場合、車両10の進行にしたがい、複数の測距センサ210に対して、平面視における受電ユニット11の直線部分が到達する時間差が生じる。つまり、受電ユニット11の後端の直線部分が、測距センサ210aに最も早く到達し、測距センサ210bに最も遅く到達する。
図10を参照する。測距センサ210aの出力信号レベルは、時刻taにおいてステップ状に増加する。測距センサ210bの出力信号レベルは、時刻tbにおいてステップ状に増加する。決定部620は、それぞれの出力信号によって、受電ユニット11が測距センサ210aに到達した時刻をta、受電ユニット11が測距センサ210bに到達した時刻をtbと判断することができる。
図21は、車体角θの導出方法の一例を模式的に示す図である。図21に示すように、車体角θは、測距センサ210a及び210bの間の距離DSと、時間tb−taにおける走行距離DTとのそれぞれを2辺とする三角形の内角の1つである。DTは、tb−ta及び車速から算出される。車体角θは、sinθ=DT/DSとして求められる。
再び図17を参照する。送信部630は、決定部620により決定された、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置(DX,Dy,θ)を示す相対位置情報を車両10へ送信する。
再び図14を参照する。相対位置情報は、車外通信機311によって受信され、自動運転車載装置400に与えられる。自動運転車載装置400は、相対位置情報に基づいて、車両10の走行計画を決定する。具体的な一例では、自動運転車載装置400は、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの離隔距離DX,DYに基づいて、受電ユニット11と受電ユニット11との位置を合わせるための車両10の走行方向及び走行距離を決定する。走行方向の決定には、車体角θを用いることもできる。自動運転車載装置400は、走行方向及び走行距離から、目標タイヤ角、目標走行速度、目標走行距離等を含む走行計画を生成する。
自動運転車載装置400は、生成された走行計画にしたがって車両10を走行制御するための指令を出力する。例えば、走行指令には、目標タイヤ角、目標走行距離、目標車速等の情報が含まれる。出力された指令は、車両制御装置301に与えられる。車両制御装置301は、自動運転車載装置400から与えられる指令にしたがって、インバータ304、ステアリング制御装置305、及び制動装置308を制御する。これにより、車両10が走行計画に従って走行し、自動駐車が実行される。
入力部610は、図16の通信インタフェース624により実現される。決定部620は、CPU621により実現される。送信部630は、無線通信部625により実現される。
[2−4.駐車制御システムの動作]
以下、本実施形態に係る駐車制御システム1の動作について説明する。制御装置602のCPU621は、駐車支援プログラム623を実行することにより、駐車支援処理を実行する。自動運転車載装置400と制御装置602とが以下のように動作することにより、車両10の自動駐車が行われる。
図22は、本実施形態に係る駐車制御システム1による車両10の自動駐車の手順の一例を示すフローチャートである。
測距センサ210のそれぞれは、対象物(車体底面又は受電ユニット11)までの距離を測定し、測定結果を示す信号を出力する。測距センサ210からの出力信号は、制御装置602に入力される。制御装置602のCPU621は、測距センサ210の出力信号を受け付ける(ステップS211)。
CPU621は、上述した決定処理により、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置として、離隔距離DX,DYを決定する(ステップS212)。この処理において、CPU621は車体角θを決定することもできる。
CPU621は、決定された相対位置を示す相対位置情報を、車両10に無線送信する(ステップS213)。相対位置情報には、例えば、離隔距離DX,DY及び車体角θが含まれる。
相対位置情報は、車外通信機311によって受信される。車外通信機311は、受信された相対位置情報を自動運転車載装置400に入力する。自動運転車載装置400は、相対位置情報の入力を受け付ける(ステップS111)。
自動運転車載装置400のCPU401は、受電基準位置P11と目標駐車位置Pとの相対位置に基づいて、受電ユニット11と給電ユニット600との位置を合わせるための車両10の走行計画(目標タイヤ角、目標走行速度、及び目標走行距離等)を生成する(ステップS112)。
CPU401は、決定された走行計画にしたがって車両10を走行させるための指令を生成し、生成された指令を出力する(ステップS113)。これにより、通信インタフェース405から車両制御装置301へ指令が出力される。車両制御装置301は、受信された指令から、インバータ304、ステアリング制御装置305、及び制動装置308へ制御信号を出力する。これにより、車両10が走行計画にしたがって走行する。
CPU401は、駐車が完了したか否か、即ち、給電ユニット600と受電ユニット11との位置合わせが完了したか否かを判定する(ステップS114)。
駐車が完了していない場合(ステップS114においてNO)、CPU401は、ステップS111に処理を移し、再度ステップS111〜S114の処理を実行する。これにより、新たに受信された相対位置情報に基づいて車両10の駐車制御が行われる。
他方、駐車が完了した場合(ステップS114においてYES)、CPU401は、受電ユニット11への給電のために給電ユニット600を駆動するため、給電開始要求を出力する(ステップS115)。給電開始要求は、車外通信機311から制御装置602へ送信される。
制御装置602のCPU621は、給電開始要求を受信したか否かを判定する(ステップS214)。給電開始要求が受信されていない場合(ステップS214においてNO)、CPU621は、ステップS211へ処理を戻す。これにより、測距センサ210の新たな出力信号に基づいて相対位置情報が生成され、送信される。
給電開始要求が受信された場合(ステップS214においてYES)、CPU621は、電源装置601を制御して、給電ユニット600へ無線給電のための電流を供給する(ステップS215)。
給電ユニット600に電流が供給されると、給電ユニット600から受電ユニット11へ無線給電が行われる。以上で、駐車制御システム1による駐車制御動作が終了する。
[2−5.変形例]
図23Aは、第2実施形態の変形例に係る受電ユニット11の外観の一例を示す側面図である。受電ユニット11は、その端部に多段の段差部11Aを有してもよい。図23Aに示す例では、受電ユニット11が3段の段差部11Aを有する。
図23Bは、測距センサ210が図23Aに示す受電ユニット11との距離を測定した場合における測距センサ210の出力信号波形の一例を示すグラフである。図23Bにおいて、横軸は時間、縦軸は信号レベル(電圧値)である。
図23Bに示すように、測距センサ210の出力信号レベルは段階的に増加する。信号レベルが増加する段階の数は、段差部11Aの段数と同じである。つまり、図23Aの例の場合、測距センサ210の出力信号レベルは、3段階で増加する。受電ユニット11の段差部11Aを多段にすることで、このような特徴的な波形の出力信号を得ることができる。測距センサ210の出力信号において特徴的な波形を検出することにより、容易且つ正確に受電ユニット11の位置を特定することができる。例えば、測距センサ210の出力信号が増加する回数と、段差部における段数とを比較することで、測距センサ210の出力信号の特徴的な波形を検出することができる。
[2−6.付記]
路側に設置された制御装置と、
車両に搭載された車載装置と、
を備え、
前記制御装置は、
車両の車体底面又は前記車体底面から突出する受電ユニットまでの路面に交差する方向における距離を測定する、路側に設置された測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、
前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記受電ユニットと路側に設置された給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、
を有し、
前記車載装置は、前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する、
駐車制御システム。
[2−7.効果]
以上のように、第2実施形態に係る制御装置602は、入力部610と、決定部620とを備える。入力部610は、車両10の車体底面又は車体底面から突出する受電ユニット11までの路面に交差する方向における距離を測定する、路側に設置された測距センサ210からの出力信号を受け付ける。決定部620は、入力部610によって受け付けられた出力信号に基づいて、受電ユニット11と路側に設置された給電ユニット600との間の路面に沿った方向における相対位置を決定する。路面に交差する方向における距離を測定するため、測距センサ210の測定範囲は近距離の範囲である。したがって、車両10が測距センサ210に近接したときに測距センサ210が受電ユニット11までの距離を測定し、測定誤差を抑制できる。このような測距センサ210の出力信号を用いることで、受電ユニット11の位置を正確に特定することができ、受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置を正確に決定することができる。このため、給電ユニット600に対する受電ユニット11の位置合わせを高精度に行うことができる。
受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置は、受電ユニット11と給電ユニット600との車両10が進行すべき方向における離隔距離DYを含んでもよい。決定部620は、車両10が進行している間における測距センサ210の出力信号の時間変化に基づいて、車両10が進行すべき方向における離隔距離DYを決定してもよい。車両10が進行している間に、測距センサ210の測定対象が車体底面から受電ユニット11に変化すると、出力信号も変化する。このような出力信号の時間変化に基づいて、車両10が進行すべき方向における受電ユニット11の位置を正確に特定することができる。このため、受電ユニット11と給電ユニット600との車両10が進行すべき方向における離隔距離DYを正確に決定することができる。
受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置は、車両10が進行すべき方向に交差する方向における受電ユニット11と給電ユニット600との離隔距離DXを含んでもよい。決定部620は、前記交差する方向に並ぶ複数の測距センサ210のそれぞれからの出力信号に基づいて、前記交差する方向における離隔距離DYを決定してもよい。車両10が進行すべき方向に交差する方向に並ぶ複数の測距センサ210の一部の測定対象が車体底面となり、その他の測定対象が受電ユニット11となり得る。このため、各測距センサ210の出力信号に基づいて、前記交差する方向における受電ユニット11の位置を正確に特定することができる。このため、受電ユニット11と給電ユニット600との前記交差する方向における離隔距離DXを正確に決定することができる。
受電ユニット11と給電ユニット600との路面に沿った方向における相対位置は、車両10が進行すべき方向と車両10の車体の前後方向とのなす角度θを含んでもよい。決定部620は、前記交差する方向に並ぶ複数の測距センサ210のそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、角度θを決定してもよい。車両10が進行している間に、各測距センサ210の測定対象が車体底面から受電ユニット11に変化するタイミングには差が生じる。このため、測距センサ210のそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、車両10が給電ユニット600に対してどのような向きにあるのかを特定することができる。したがって、車両10が進行すべき方向と車体の前後方向とのなす角度θを正確に決定することができる。
受電ユニット11は、車体底面との間に段差部11a,11Aを有し、出力信号の時間変化は、段差部11a,11Aを含む範囲において測距センサ210が距離を測定した場合の出力信号の時間変化であってもよい。測定対象が段差部11a,11Aとなる前後において測距センサ210の出力信号には明確な変化が生じるため、受電ユニット11の位置を正確に特定することができる。
段差部11Aは多段であってもよい。これにより、測距センサ210の出力信号を特徴的な波形とすることができ、容易且つ正確に受電ユニット11の位置を特定することができる。
給電システム110は、給電ユニット600と測距センサ210とを連結し、給電ユニット600に対する測距センサ210の位置を固定する連結部材22をさらに備えてもよい。これにより、給電ユニット600と測距センサ210との相対的な位置を固定したまま、路側に給電ユニット600と測距センサ210とを容易に取り付けることができる。
[3.補記]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的ではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及びその範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 駐車制御システム
10 車両
11 受電ユニット
11a,11A 段差部
21,22 連結部材
100 車載システム
110 給電システム
200,250 センサユニット
210,210a,210b 測距センサ
301 車両制御装置
302 モータ
303 バッテリ
304 インバータ
305 ステアリング制御装置
306 舵角センサ
307 モータ
308 制動装置
309 表示装置
310 中継装置
311 車外通信機
312 給電制御装置
313 AC/DCコンバータ
350,351 バス
352 通信線
400 自動運転車載装置
401 CPU
402 メモリ
403 駐車制御プログラム
405 通信インタフェース
410 入力部
420 決定部
430 生成部
440 出力部
600 給電ユニット
600a,600A 段差部
601 電源装置
602 制御装置
621 CPU
622 メモリ
623 駐車支援プログラム
624 通信インタフェース
625 無線通信部
610 入力部
620 決定部
630 送信部
11 受電基準位置
目標駐車位置

Claims (11)

  1. 路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、
    前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、
    を備える、
    車載装置。
  2. 前記相対位置は、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの前記車両の前後方向における離隔距離を含み、
    前記決定部は、前記車両が進行している間における前記出力信号の時間変化に基づいて、前記前後方向における前記離隔距離を決定する、
    請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記相対位置は、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの前記車両の幅方向における離隔距離を含み、
    前記決定部は、前記幅方向に並ぶ複数の前記測距センサのそれぞれからの出力信号に基づいて、前記幅方向における前記離隔距離を決定する、
    請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記相対位置は、前記車両が進行すべき方向と前記車両の車体の前後方向とのなす角度を含み、
    前記決定部は、前記車両の幅方向に並ぶ複数の前記測距センサのそれぞれからの出力信号の時間変化に基づいて、前記角度を決定する、
    請求項3に記載の車載装置。
  5. 前記給電ユニットは、前記路面との間に段差部を有し、
    前記出力信号の時間変化は、前記段差部を含む範囲において前記測距センサが距離を測定した場合の出力信号の時間変化である、
    請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の車載装置。
  6. 前記段差部は多段である、
    請求項5に記載の車載装置。
  7. 車両に搭載された測距センサが、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定するステップと、
    前記測距センサによる測定距離に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定するステップと、
    決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力するステップと、
    を有する、
    駐車制御方法。
  8. 車両に搭載されるコンピュータに、
    路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、前記車両に搭載された測距センサからの出力信号を受け付けるステップと、
    受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記車両に搭載された受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定するステップと、
    決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力するステップと、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
  9. 路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサと、
    前記車両に搭載された車載装置と、
    前記車両に搭載された受電ユニットと、
    を備え、
    前記車載装置は、
    前記測距センサからの出力信号を受け付ける入力部と、
    前記入力部によって受け付けられた前記出力信号に基づいて、前記受電ユニットと前記給電ユニットとの間の前記路面に沿った方向における相対位置を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記相対位置に基づいて、前記受電ユニットを前記給電ユニットに位置合わせするための走行制御に用いられる指令を出力する出力部と、
    を有する、
    車載システム。
  10. 前記受電ユニットと前記測距センサとを連結し、前記受電ユニットに対する前記測距センサの位置を固定する車載連結部材をさらに備える、
    請求項9に記載の車載システム。
  11. 路面との間に段差部を有し、
    前記段差部は、路面又は路面から突出する給電ユニットまでの前記路面に交差する方向における距離を測定する、車両に搭載された測距センサの測定対象である、
    給電ユニット。
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