JP5878935B2 - 無線アクセス技術間の測定結果を報告するための方法及び装置 - Google Patents

無線アクセス技術間の測定結果を報告するための方法及び装置 Download PDF

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Description

ここに明らかにされた技術は、一般的には無線通信システムの分野に関連し、特にそのような無線通信システム内の無線アクセス技術間の測定結果の報告に関連している。
今日、2,3例を挙げると、GSM/GPRS(Global System for Mobile Communications/General Packet Radio Service)WCDMA/HSPA(Wideband Code Division Multiple Acess/High Speed Packet Access)、CDMAベースの技術、WiFi(Wireless Fidelity)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、および最近ではLTE(Long Term Evolution)など、多くの無線/ワイヤレスやセルラアクセス技術および標準がある。これらの技術と標準はこの数十年の間に開発されていて、開発が続くであろうということは予期できる。仕様は3GPP、3GPP2、およびIEEEのような組織の中で開発される。
事業者が、特定の使用(すなわち一定の方法で帯域を使う権利)のために一定のバンドを「所有する」ことができるように、様々な周波数帯域は一般に政府機関によって割り当てられて、売られる。規則は、オーナ、すなわち事業者が特定の周波数帯域で特定の技術を展開すべきであると規定するかもしれない。場合によっては、事業者は、選択肢が例えばITU(国際電気通信連合)による一定の標準設定を果たすならば、かれらのスペクトルにおいて発展させる技術および標準を選択することができるかもしれない。
スペクトルが不足しがちな資源であるという事実の結果として、事業者は、LTEなどの新しいセルラアクセスを限られたスペクトル(例えば20MHz)で展開する権利を持つことができる。
しかし、事業者が既存のモバイル端末/ユーザ装置(UE)によって既存の固定顧客層を持っているかもしれないという事実は、事業者によって所有されたスペクトル全体において事業者がただ1つの技術を展開することを妨げるであろう。これは、例えば、UTRANネットワークを用いたWCDMA/HSPAへの加入によって多くの固定顧客層を持っている事業者に関するケースであるかもしれず、この事業者は、最も最近の発展、すなわちE−UTRANと呼ばれるUTRANの長期発展(LTE)を展開したいと思っている。
この例において、事業者は、その時使用可能な帯域をHSPAとLTEとの間で分配する必要があるかもしれない。LTEの初期の展開で、事業者は、従って例えば10MHz(2つのWCDMAキャリヤに対応)をHSPAに使い続け、初期のLTE展開のために10MHzを確保することができる。
しかし、違う技術への乏しいスペクトルのそのような区分化は性能にいくつかの望ましくない影響を及ぼしている。
− 提供可能なピークデータ送信速度(ピークレート)と使われるスペクトル幅との間には直接的な相関がある。従って、HSPAとLTE両方の帯域幅を上の例における10MHzに制限することは、顧客に提供されたピークレートをおおよそ半分に制限するであろう。従って、説明のために、それぞれの技術が20MHzにおいて約100Mbpsを提供することができるならば、それは、ピークレートがそれぞれの技術において約50Mbpsに制限されるであろうということを意味するであろう。
− 最初、HSPAキャリヤの負荷が大きく、その一方この例におけるLTEキャリヤが数人のユーザしか持っていないかもしれないことが起こり得る。従って、望ましくない輻輳をHSPAキャリヤの上にもたらしている割当てと使用との間の不均衡があるであろう。しかしながら、LTEキャリヤの上の良好なビットレートを提供するために、例えば5MHzだけをLTE顧客を割り当てることはいまだ可能ではなく、それ以降、LTEの発展はHSPAに関して競争力のある性能を提供しないであろう。
3GPPはGSM/GPRS、WCDMA/HSPA、およびLTE標準の開発と整備に責任がある。以下の説明において、HSPA発展の例はまたUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)と呼ばれるWCDMA無線アクセスを基にし、LTEは実例となる環境として使われる。LTEはOFDM(Orthogonal Frequency−Divisional Multipelxing)とSC−FDMA(Single−Carrier Frequency Divisional Multiplexing Access)に基づき、またUTRANまたはE−UTRANの長期発展と認められる。詳細なUTRAN無線アクセス仕様書は3GPP仕様書の25シリーズにおいて整えられ、その一方、E−UTRAN仕様書は36シリーズにおいて整えられている。LTEは3GPPリリース8において導入されたけれども、HSPAとLTE両方の開発と将来の発展はリリース9、10などにおいて並行に続いている。あげられた例は本発明を説明するためにあげられており、本発明がどのような特定の無線アクセス技術にも限定されないことは注目される。
2つの独立したキャリヤのコンビネーションまたはアグリゲーションが作られるキャリヤアグリゲーションは、資源活用とスペクトルの増大を効率的に達成する1つの方法である。例えば、LTE+HSPAキャリヤアグリゲーションにおいて、各キャリヤはLTEキャリヤまたはHSPAキャリヤである。そのようなLTE+HSPAキャリヤアグリゲーションにとって、ひとつの可能性は、モバイル端末/ユーザ装置(UE)が、第1のキャリヤ上の主/第1RAT(例えばHSPA)上の主在圏セルと第2のキャリヤ上の補助/第2RAT(例えばLTE)上の補助/第2在圏セルとに、主セルと補助セルとがRAT(LTEまたはHS)内で定義されているのと同様の方法で接続している。そのような「補助」キャリヤが性能を強化するために追加されるという意味において、複数のRATと複数のシステムのうちの1つがUEをコントロールすると考えることができると同時に、他のシステム(またはRAT)上のキャリヤ(または複数のキャリヤ)を性能「ブースタ」と考えることが可能である。例えば、UTRANは主システム/RATであり、一方、eUTRANは補助システム/RATであり得る。生じ得るコンフィギュレーション状況の中で、例えばUEが最初にUTRANと接続されて、そしてその後、そのUEが、キャリヤをLTE上に追加するように設定されることは起こり得ることである。いくつかのLTEキャリヤまたはセルが、性能を「ブースと」するために追加されたとしても、LTEはその時補助RATである(すなわちコネクション制御はUTRANに残る)。もちろん、LTEが主システムとして動作し、UTRAN/HSPAが補助システムとして動作するようにコンフィギュレーションを構想することは可能である。
あり得る様々な将来のシナリオはあてはまり、本発明の適用可能性を制限すると考えられるべきでない。図1において、どちらもユーザ装置(UE)4にサービスを提供しているRATである第1のRAT2と第2のRAT3を有する通信システム1が説明される。RAT(説明された例における第1のRAT2)の1つはコアネットワーク5と接続される(それはゲートウェイサービス、モビリティと切り替えなどの様々なサービスを処理する)。説明のための図1において、HSPAが主システム及びRAT2として作動していて、LTEが補助システム及びRAT3である場合に、1つの解決法が概説される。そのような状況の中で、下でさらに説明されるように、例えばモビリティが主システムとRATによってコントロールされることは可能である。
セルラシステムの1つの重要な面はモビリティとハンドオーバ(HO)である。一般に、セルラシステムの中のハンドオーバは、ネットワークによってコントロールされ、その場合にそのネットワークはUEによって提供された測定結果によって補助される。例えば、無線状態が変化するときに、UEが特定の方法で報告するように、様々な測定イベント(またはトリガ)はネットワークによって設定することができる。従って、ネットワークに対して、UEのハンドオーバが必要であるかどうかについての適切な決定をさせることが可能なはずである。例えばモバイル端末/UEが、潜在的な新しい在圏セルとして利用できる新しく強力なセルをネットワークに知らせるために、LTEとWCDMA/HSPAの両方の中で別々の測定イベントが定義される。
そのような測定が、またセルの間でマルチキャリヤアグリゲーションのためのキャリヤまたはセル追加などのモビリティ事項のほかに他の目的のために、あるいは例えばセル間の干渉管理のために使利用できることは注目されるべきである。
「アグリゲーション」に対して、様々なシステムが、違う標準名称を使うことに注意すべきである:HSPAにおいては、単語「デュアル」またはマルチセルアグリゲーションがしばしば使われる。一方、LTEでは、対応するケースを示すためにキャリヤアグリゲーションを用いる(例えば、E.DahlmanおよびステファンParkvall著「モバイルブロードバンドのための4G LTE/LTEアドバンスト」参照)。違う標準名称が、現在の開示範囲を制限するとみなされているべきでない。
さまざまな種類の測定イベントはそれぞれのRAT、例えばWCDMA/HSPAとLTEのために定義される。WCDMA/HSPAはさらに、ひとつのモバイル端末/UEが、いくつかのセル(すなわちアクティブセット(AS))に接続される(すなわち送信および/または受信するために設定される)ことができるソフトハンドオーバをサポートする。HSPAはさらに、アクティブセットにおけるセルから、HS−DSCH(High−Speed Downlink Shared Channel)サービス提供セルとE−DCH(Enhanced Dedicated Channel)サービス提供セルとを定義する。これのさらに詳細な情報については、3GPP技術仕様TS 25.331と例えば3GPP TS 25.319とTS 25.308を参照すること。
仕様TS 25.331は従来技術である測定イベントの複数の例を含む。周波数内ハンドオーバ(HO)のために使われることができるいくつかのイベントは、WCDMAのために、1A(セルをASに追加すること)、1B(セルをASから削除すること)、1C(ASにおいてセルを置換すること)、1D(ASにおける最良のセルの変化)を含む。例えば、1Aは、新しいセルがアクティブセットにおける含意のために考慮されるかもしれないことを意味して、「主CPICH(Common Pilot Channel)が報告範囲を入力する」と定義される。それでも、報告されたセルが含まれるかどうかを決めるのはそのネットワークである。
LTEに関して対応する周波数内測定イベントは、A1、A2(よりよい在圏セルの信号強度が、絶対しきい値よりも、より良い/より強い/より高いか、あるいは、より悪い/より低い)、A3(隣接セルの信号強度は在圏セルより、いっそう弱められる)、A4(隣接セルの信号強度が閾値よりも強い)、およびA5(在圏セルの信号強度が第1のしきい値より小さく、隣接セルの信号強度が第2の閾値よりも大きい)と呼ばれる。
3GPP技術仕様TS 36.331は、HO、キャリヤ追加、およびキャリヤ除去などをサポートするために、複数のイベントを含む。これらのイベントは、A1およびA2(よりよい在圏セルの信号強度が、絶対しきい値よりも、より良い/より強い/より高いか、あるいは、より悪い/より低い)と、隣接セルを在圏セルと比較するためのA3と、例えばRAT間測定評価のためのイベントB1及びB2を含む。さらに、マルチキャリヤLTEにおいて、新しい測定イベントが定義されていて、A6(補助キャリヤにおいて、周波数内隣接セルは在圏セルよりいっそう弱められる)である。このイベントによって、キャリヤ上のセルの相対的な強度を評価することは可能である(ここで、このキャリヤは主在圏セルすなわちPCellを持っていない)。このイベントによって、ネットワークはセルを補助LTEキャリヤの上で変わらせるかもしれない。
述べたとおり、現在のRATの上の(最も強い)隣接周波数内セルと同様に在圏セルが弱くなる(すなわち端末/UEはサービスエリアから出て行く)場合に、ハードハンドオーバをする先の他の潜在的なRATを見つけるために、RAT間ハンドオーバ(IRAT HO)と関連したイベントがまたある。WCDMAにおいて、3A(い在圏セルのCPICH信号強度が第1のしきい値よりも低下し、かつ、GSMキャリヤ上のRXLev信号強度が第2のしきい値よりも強くなる)と、3D(最もよい隣接GSMキャリヤの変化)は最も重要である。LTEのために、以下のイベントは定義される: B1(他のRAT上の隣接セル信号強度がしきい値より強くなる)とB2(在圏セルは第1のしきい値より悪化/低下し、かつ、他のRAT上の隣接セル信号強度は第2のしきい値より強くなる)。
異なる無線アクセス技術の同時使用はいくつかの課題を導入する。現在のRAT間測定がより多くの情報に基づくコネクション管理上の決定をするネットワークノードが設計され、提供される必要性を、本発明の発明者は予測する。特に、補助RAT上で扱えているコネクションを効率的な方法でサポートするための解決策が現在全然ない。
従って、前記の問題を解決する必要性がある(それに、ここに説明された実施形態を通して現在の開示は解答を提供する)。より高いピークレートと負荷バランシングが、少なくとも2つの無線アクセス技術を含む異種のものから成る展開において提供されることができるように、議論は例えばLTE+HSPAキャリヤアグリゲーションとしての複数の無線アクセス技術(「RAT間」)の同時使用のために解答を提供するであろう。HSPAキャリヤアグリゲーション(すなわち同じ無線アクセス技術(「RAT内」)中のキャリヤアグリゲーション)と同時にLTEキャリヤアグリゲーションは3GPP仕様書のリリース10標準の中で定義される。
発明の目的は、上記の言及された問題を克服するかあるいは少なくとも緩和することである。
この目的は、発明の第1の面によると、無線アクセス技術間測定を報告するための通信ネットワークのワイヤレス機器またはユーザ装置の中で実施された方法によって達成される。通信ネットワークは第1の無線アクセス技術システムと第2の無線アクセス技術システムとを含み、ユーザ装置は前記第1の無線アクセス技術システムの主在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システムの補助在圏セルに接続される。この方法は、前記第1の無線アクセス技術システムの中で信号強度測定を実行することと、前記第2の無線アクセス技術システムの中で信号強度測定を実行することと、前記信号強度測定に基づいて、前記第2の無線アクセス技術システムと関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定することと、満たされた前記基準のために対応する測定報告を前記通信ネットワークに送信することとを含む。
本発明の実施形態は、前記第2の在圏無線アクセス技術ネットワーク内の前記在圏セルの変更の必要性の監視と、加えて、前記第1の在圏無線アクセス技術ネットワーク内の前記在圏セルの変更の必要性の監視を可能ならしめる。無線アクセス技術ネットワーク間のモニタリングイベントを提供することで、これは可能である。
一実施形態において、前記送信することは、前記第2の無線アクセス技術システムと関連した測定を前記第1の無線アクセス技術システムに送信することを含む。
一実施形態においては、前記第2の無線アクセス技術システムと関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の前記隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システムの前記補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強くなるかどうかを判定することを含む。
上記の実施形態の変形例において、前記第2の無線アクセス技術システムの中の信号強度測定を実行することは、前記第2の無線アクセス技術システムの中でキャリヤ上の隣接セル信号強度測値を測定することと、隣接セル信号強度測定を補助在圏セル信号強度測定と比較することとを含む。
一実施形態においては、前記方法は、前記第1の無線アクセス技術システムと関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定することを含む。
上記の実施形態の変形例において、前記方法は、前記第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きく、かつ、前記第1の無線アクセス技術システム上の主在圏セルの信号強度が第2のしきい値より小さいかどうかを判定することを含む。
別の変形例において、前記方法は、前記第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルが前記第1の無線アクセス技術システムの中の主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうか判定することを含む。
一実施形態においては、前記第2の無線アクセス技術と関連する測定イベントのための判定基準が満たされるかを判定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の最強セルの信号強度がしきい値より小さいかどうかの判定を含む。
一実施形態においては、前記第2の無線アクセス技術と関連している測定イベントのための判定基準が満たされるかどうかを判定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットに追加されるべきであるかどうかを判定すること、および、前記隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルにとって代わるべきであるかどうかを判定すること、および、前記第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルは、前記第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定すること、またはそれらのいずれかを含む。
一実施形態の中で、測定イベントは在圏セル変化と関連している。
さらに、目的は、本発明の第2の側面によると、第1の無線アクセス技術システムと第2の無線アクセス技術システムとを含む通信ネットワークのワイヤレス機器またはユーザ装置によって達成される。ユーザ装置は、前記第1の無線アクセス技術システムの主在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システムの補助在圏セルに接続されるために設定される。前記ユーザ装置はプロセッサ回路を含み、該プロセッサ回路は、前記第1の無線アクセス技術システムの中で信号強度測定を実行し、前記第2の無線アクセス技術システムの中で信号強度測定を実行し、前記信号強度測定に基づいて、前記第2の無線アクセス技術システム上の在圏セル変化と関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定し、満たされた基準に関して、対応する測定報告を通信ネットワークに送信するように構成される。
一実施形態において、前記プロセッサ回路は、前記第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム上の前記補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するよう構成される。
上記の実施形態の変形例において、前記プロセッサ回路は、前記第2の無線アクセス技術システムの中でキャリヤ上の隣接セル信号強度測定値を測定し、前記第2の無線アクセス技術システムの中でキャリヤ上の在圏セル信号強度測定値を測定し、前記測定イベントの実現を判定することが、前記隣接セル信号強度測定値を前記補助在圏セル信号強度測定値と比較することとにより、前記第2の無線アクセス技術システムの中で信号強度測定を実行するよう構成される。
一実施形態において、前記プロセッサ回路は、前記第1の無線アクセス技術システムと関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定するようさらに構成される。
上記の実施形態の変形例において、前記プロセッサ回路は、前記第2の無線アクセス技術システム上の前記補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きく、かつ、前記第1の無線アクセス技術システムの上の前記主在圏セルの信号強度が第2のしきい値より小さいかどうかを判定するように構成される。
他の変形例において、前記プロセッサ回路は、前記第2の無線アクセス技術システムの上の前記補助在圏セルが前記第1の無線アクセス技術システムの中の前記主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するよう構成される。
一実施形態において、前記プロセッサ回路は、前記第2の無線アクセス技術システム上の最強セルの信号強度がしきい値より悪い/下位になるかどうかを判定するよう構成される。
一実施形態において、前記プロセッサ回路は、前記第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットに追加されるべきかどうかを判定することと、および、前記隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム上で前記補助在圏セルを置換するべきであるかどうかを判定することと、および、前記第2の無線アクセス技術システム上の前記補助在圏セルが前記第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定することの少なくともいずれかを行うよう構成される。
一実施形態において、前記測定イベントは前記在圏セルの変更と関連している。
さらに、本目的は、本発明の第3の側面によると、第1の無線アクセス技術システムと第2の無線アクセス技術システムを含む通信ネットワークであって、ユーザ装置をさらに含んでいる通信ネットワークのネットワークノードの中で実装された方法によって達成される。前記方法は、前記第1の無線アクセス技術システムの在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システムの補助在圏セルとに対し、ユーザ装置とのコネクションを設立することと、前記第2の無線アクセス技術システムと関連している1つ以上の測定イベントによってユーザ装置を設定することとを含む。
一実施形態において、前記方法は、前記測定イベントのための判定基準が満たされることに対応するユーザ装置からの測定報告を監視し、そして受信することと、受信した前記測定報告に従って動作を実行することとを含む。
上記の実施形態の変形例において、前記測定報告は前記第2の無線アクセス技術システムと関連していて、前記第1の無線アクセス技術システム経由で受信される。
一実施形態において、前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによって前記ユーザ装置を設定することを含む。
一実施形態において、前記設定することは、前記第1の無線アクセス技術システムと関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定するようユーザ装置を設定することを含む。
上記の実施形態の変形例において、前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きく、かつ、前記第1の無線アクセス技術システム上の主在圏セルの信号強度が第2のしきい値より小さいかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによって前記ユーザ装置を設定することを含む。
別の変形例において、前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の前記補助在圏セルが前記第1の無線アクセス技術システムの中の前記主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置を設定することを含む。
一実施形態において、前記測定イベントのための判定基準は、前記第2の無線アクセス技術システム上の最強セルの信号強度がしきい値より悪化するかどうか判定することを含む。
一実施形態において、前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットに追加されるべきであるかどうかを判定すること、および、隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム上で補助在圏セルを置換すべきであるかどうかを判定すること、および、前記第2の無線技術アクセスシステム上の前記補助在圏セルが前記第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定することの、少なくともいずれかのための基準と測定イベントとによって前記ユーザ装置を設定することを含む。
一実施形態において、前記測定イベントは在圏セルの変更と関連している。
本目的は、本発明の第4の側面によると、第1の無線アクセス技術システムと第2の無線アクセス技術システムとを含む通信ネットワークのネットワークノードによって達成される。前記通信ネットワークは、前記第1の無線アクセス技術システムの主在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システムの補助在圏セルとに接続されているユーザ装置をさらに含み、前記ネットワークノードは、前記第1の無線アクセス技術システムの主在圏セル、および前記第2の無線アクセス技術システムの補助在圏セルへのユーザ装置へのコネクションを設立し、前記第2の無線アクセス技術システムと関連する1つ以上の測定イベントによって前記ユーザ装置を設定するよう構成されたプロセッサ回路を含む。
一実施形態において、前記プロセッサ回路は、測定イベントのための判定基準が満たされることに対応するユーザ装置からの測定報告を監視し、そして受信し、受信した測定報告に従って動作を実行するよう構成される。
様々なさらなる実施形態において、前記プロセッサ回路は、前述したネットワークノードに実装された方法の特徴を実行するように配置される。
発明のさらなる機能と利点は、以下の説明と添付図面を読めば明瞭になるであろう。
図1は主システムと補助システムによってアグリゲーションを例示する図である。 図2はユーザ装置の中で実施された方法のフローチャートである。 図3はユーザ装置の中で実施された方法の別のフローチャートである。 図4はユーザ装置の中で実施された方法のまた別のフローチャートである。 図5はネットワークノードの中で実施された方法のフローチャートである。 図6は、方法を実施するための機能ブロックまたは方法を含むユーザ装置を説明する図である。 図7は図式的に環境を説明する図であり、特に、発明の実施形態が実施され得る通信システムの図である。 図8は、方法の実施形態を実施するのに適したユーザ装置を図式的に説明する図である。 図9は、方法の実施形態を実施するための手段を含む基地局を例示的に説明する図である。
制限ではなく説明の目的のための以下の説明において、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術などの特定の詳細が、完全な理解を提供するために記述される。他の例において、周知の装置器具、回路、および方法の詳細な説明は、不要な詳細によって説明が不明瞭にないように割愛する。同じ参照番号は説明を通して同じ、または同様な要素を参照する。
以下において、本発明の一側面についての完全な理解を提供するため、発明の様々な面に関連して従来技術の欠点が多少記載されている。
従来技術の測定イベントの中には、RAT間キャリヤアグリゲーション(異なるRATの同時使用)とともにここに説明されたシナリオのためにデザインされたであろうイベントが全然ない。すなわち、効率的な方法で補助RAT上でのコネクションハンドリングをサポートする解決方法が現在全然ない。UEが複数のRATの上で同時にコネクションをサポートしている場合、このコネクションハンドリングは例えば補助在圏セルの変化、干渉管理、またはUEのキャリヤ/セルの追加/除去を含んでもよい。特に、UEがWCDMA/HSPAの上の少なくとも1つのキャリヤ/セルと、LTEの上の少なくとも1つの第2のキャリヤ/セルを使っているシナリオが考慮される。現在のRAT間測定の不備は、UEが、第1のRATを離れて第2のRATを支持(すなわちハードハンドオーバ)しなければならないかもしれないシナリオを意図している。しかし、RAT間キャリヤアグリゲーションにおいて、必ずしも(ハード)ハンドオーバをせずとも、補助RAT中の補助セルを管理する必要性があるであろう。従って、コネクション管理の決定をしているネットワークノードには、本発明によって提供されるような付加的な情報が必要であろう。
測定結果の受信者であるひとつの受信ノードがあり、このエンティティは、ハンドオーバ、アクティブセットへのセルの追加/除去、在圏セルの変更等に関する決定を行うエンティティであるとする。説明目的だけのために、このエンティティがUTRANにおいて無線ネットワークコントローラ(RNC)ノードであると仮定する。論理的には、UTRANは、そのとき、主システムとして作動すると考えられ得る。
現在では、既存のUTRANイベント(TS 25.331で定義され、そのいくつかを簡単に前述したように)が、UTRAN(主システム)が例えばUTRAN内のハンドオーバをリードすることにより従来コントロールされたキャリヤの状況を監視することについて高い可能性を与える。しかし、既存のイベントは、第2のシステム(ここではLTEであると仮定した)中での状況についてのどのようなよい理解も与えない。従来技術のRAT間測定は、隣接システムへのハンドオーバを引き起こすために意図されていて、これらのRAT間イベントは、第2のシステム/RAT(LTE)中でコネクションを管理するためにどのような適切な測定結果も与えない。特に、第1のシステム/RATのコントロールの中にはない、第2のシステム/RAT(LTE)中の多数のモバイル装置があるかもしれず(すなわちRNCには見えない多くのLTE UEがあるかもしれず)、それゆえ第2のシステム/RAT中の「干渉者」として出現するかもしれないことは理解されるべきである。従って、上例におけるRNCは、第2のRAT(LTE)におけるキャリヤのために良好なコネクションハンドリングを行うのに苦労をするであろう。従って、この開示おいて提供されるように、新しいRAT間イベントの必要性がある。
さらに例証するために、在圏セルを変更する必要性が第2のシステム中にあるかもしれない(そのためのRAT間イベントはない)。例えば、第2のシステムの中のセルの相対的な強度/良好さを理解し、その補助システム中のセルの間の受け入れられたパイロットの相対的な強度/良好さの変化を理解する第1のシステムの中のコントロールエンティティ必要性があるかもしれない。
いくつかの測定イベントがHSPAとLTEにおいて定義されているにも関わらず、それらのどれも、ネットワークについて、在圏セルの変更または第2の在圏RAT上のアクティブセットの更新、及び、主在圏セル及び補助在圏セルの変更の必要性に関する知識を得るためには役に立たない。
現在の開示は、上記の言及された問題に解法を提供する。主RATの変更のためのトリガと同様に補助RAT上の在圏セルの変更(またはASの更新)のトリガのための新しい測定イベントが定義される。
特に、一実施形態に従って、UEが、主RAT経由で補助RATと関連した測定を報告する新たなRAT間測定イベントが記述される。すなわち補助RATにおいてされた測定についての測定報告は主RAT経由でコアネットワーク5に送信される。
特に、新しいイベント判定基準は、補助的なRATのキャリヤ上の在圏セルの品質と補助RATのキャリヤ上の隣接セルの品質との比較を含む。隣接セルは在圏セルと同じキャリヤの上または別の補助RATキャリヤの上にあるかもしれない。
別の実施形態の中で、補助RATのキャリヤの上の在圏セルの品質は主RATのキャリヤの上の在圏セルの品質と比較される。このイベントによって、主RATが他のRATに変更されるべきであるかどうかを決めることが可能である。
また別の実施形態の中で、イベントは、補助RATのキャリヤの上の最良のセル(または在圏セル)の信号強度がしきい値より悪化/低下するかどうかの判定と関連していた。そのようなイベントは、補助RATの除去または非活性化をコントロールするためにネットワークによって使用され得る。
さらに、ネットワークノードと同様に、無線通信デバイス、モバイル端末、またはUEにおいて新しい機能性を実行するための方法と装置とが説明される。
図2は、モバイル端末、ワイヤレス機器、またはUEの中で実行される第1の実施形態のフローチャートを示す。LTE+HSPAキャリヤアグリゲーションが可能なUEは、第1のRATの主セルおよび第2のRATの補助セルに接続される(100)。これらのセルはまたそれぞれ、主在圏セルおよび補助在圏セルと示される。
どのRATが主RATであり補助RATであるについての情報はネットワークノードによって決定され得る。ネットワークノードは一般にUEにこの情報を信号で伝える。その代わりに、RATのうちただ一つが主RATとして動作するかもしれず(すなわち動作することが可能で)、その場合、信号送信や明示的な決定は必要ない。
特定のRAT(110)のために定義された既知の原則と手順によると、定期的に、端末/UEは、周波数内セル検索(新しい隣接セルを見つけるため)と、第1の(主要な)RAT上の在圏セルと同様に検出された隣接セルの上の信号強度の測定とを行う。現在の実施形態によると、これは補助RAT(120)上でも行われる。端末/UEはその時、主RATと関連した測定イベントがトリガされる(不図示)かどうかを、すなわち、ひとつ以上の測定イベントのためのそれぞれの基準が満たされるかどうかを判定する。
現在の開示によると、UEは現在また、第2のRAT上の在圏セルの変更と関連した新しい測定イベントがトリガされたかどうかを、すなわち、第2のRAT上の隣接セルの信号強度が第2のRAT(130)上の(補助)在圏セルの信号強度より「オフセット」(設定可能なパラメータ)分強くなるかどうかを判定する。ネットワークノードは、その情報に基づいて、補助RAT上の在圏セルの変更があるべきかどうかを決定する。このオフセットはネットワークによって設定されたパラメータであり、また、より大きなオフセットが適用されるかもしれないが、一般に[0、6]dBの範囲の中に納まるであろう。
別の実施形態の中で、主RATの変更をサポートするために、UEはまた測定を実行する。例えば、UEは、第1のRAT上の主在圏セルの信号強度が第2のしきい値(140)より低い一方、第2のRAT上の補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きいかどうかを判定するよう構成され得る。測定イベントのためのこの基準が満たされるときに、UEは対応する測定結果をネットワーク(150)に提出する。ネットワークは、例えば主RATを変更するためにそのとき適切な行動をとることができる。さらに、代替の実施形態の中で、測定イベントは相対測定イベントであり、評価は、相対測定イベントのために判定基準を満たすことの評価を含み得る。例えば、第2のRAT上の補助(在圏)セルの信号強度が第1のRAT(130)上の主(在圏)セルの信号強度より「オフセット」分強くなるのであるならば、基準は満たされると決定され得る。また「オフセット」は、それがネットワークによって設定されるであろうという意味において、ネットワーク(NW)固有のパラメータである。測定イベントが始動したら、すなわち基準が満たされたなら、測定報告はネットワークノード(150)に送信される。UEが複数のイベントで設定されている場合、測定報告は、その報告を始動した特定のイベントの報告であることの情報を含んでもよい。
図3は本発明のさらに別の実施形態を示す。前の実施形態に記述されるようなステップ100、110、および120はこの実施形態の中でも実行される。この場合に、補助RAT上の最良の(すなわち最強の)セルの信号強度がしきい値(145)より悪化/低下するかどうかをUEは監視する。この場合に、「最良」は在圏セル(複数)と、検出された隣接セルとを含む。いったん測定イベントが始動したら、すなわち基準が満たされたなら、測定報告はネットワークノード(150)に送信される。この報告は、UEが複数のイベントで設定されている場合に、その報告を引き起こしたのがこの特定のイベントであったことを報じている情報を含んでもよい。そのような測定イベントは、ネットワークが補助RATを非活性化するために役立つかもしれない。代替の実施形態の中では、在圏セルだけが、そのような測定イベントを始動させるために使われる。
図4は本発明の端末/UEの実施形態の別のフローチャートを示す。この場合に、第2のRATは、ソフトハンドオーバ(例えば、第2のRATはWCDMA/HSPAである)をサポートする。ステップ200−220はそれぞれ図2のステップ100、110、120に対応しており、その一方ステップ230、240、250は、この実施形態の中で監視される新しい測定イベント(すべて第2のRAT上のアクティブセットを更新することと関連する、セル追加(230)、セル置換(240)、およびセル除去(250))を示す。より具体的には、測定イベントのセル追加230は、第2のRAT上の隣接セル(隣接セルとも呼ぶ)が第2のRATのアクティブセットに追加されるべきかどうかを判定することを含み、測定イベントの置換セル240は、隣接セルが第2のRAT上で在圏セルを置換すべきであるかどうかを判定することを含み、測定イベントの除去セル250は、第2のRAT上の在圏セルが第2のRATのアクティブセットから削除されるべきかどうかを判定することを含む。
以下において、上記したいくつかの特定の例があげられる。隣接セルがアクティブセットにおいて最強のセルから1dBオフセットされるならば、セルがアクティブなセットに追加されるかもしれない。それが最良のセル(例えば最強の信号を持っているセル)よりも下に2dBオフセットされるならば、アクティブセットに含められている最弱のセルは置換されてもよい。隣接セルはアクティブセットにおいて或るセルより3dB強くオフセットされるかもしれず、そのときには隣接セルはアクティブセットにおけるそのセルを置換する。
これらのすべてのイベントの共通の基準は、それらが隣接セルと補助RATの在圏セルと関連したRAT間イベントであることである。例えば、アクティブセットにおけるセル間で最良のセルに変化があるならば、「セル置換」イベントは、報告を結果として生じさせるトリガと定義されることができるだろう。測定イベントが始動したら、すなわち基準がステップ230、240、または250において満たされたなら、測定報告がネットワークノード(260)に送信される。UEが複数のイベントで設定されている場合には、この報告は、報告を引き起こしたのがこの特定のイベントであったことを報じている情報を含んでもよい。
上記実施形態に関して、本発明の一側面において、通信ネットワークのユーザ装置において実行される無線アクセス技術間測定を報告するための方法が提供される。この通信ネットワークは、主たる無線アクセス技術システムと補助的な無線アクセス技術システムとを含み、ユーザ装置は主たる無線アクセス技術システムの少なくとも1つのセルと補助的な無線アクセス技術システムの少なくとも1つのセルとに接続される。この方法は、
− 主たる無線アクセス技術システムにおいて信号強度測定を実行し(110,210)、
− 補助的な無線技術アクセスシステムにおいて信号強度測定を実行し(120,220)、
− 主たる無線アクセス技術システムと補助的な無線アクセス技術システムとにおける信号強度測定結果に基づいて、少なくとも補助的な無線アクセス技術システムについて測定イベントのための基準を満たしていることを評価し(130、140、145、230、240、250)、
− 通信ネットワーク(特定の信号強度測定報告において、測定イベントのために基準を満たしている測定報告)中のコントロールノードへ測定報告、特に信号強度の測定報告が測定ベントの基準を満たしていることを送信する(150、260)。
図5は本発明のさらなる実施形態に従ってネットワークノードの動作のフローチャートを示す。ネットワークノードは、第1のRATおよび第1のRAT上の主在圏セルの情報と、第2のRATおよび第2のRAT上の補助在圏セルの情報を与えて、モバイル端末/UEに対するLTE+HSPAキャリヤアグリゲーションコネクションを設定する(300)。このコネクションが最初に第1のRATの中で設立され、それから、後の例では補助セルが第2のRATに追加されることができるように、部分ステップ300が別々の時間インスタンスで実行されてもよいことは注目すべきである。
本発明の実施形態に従って、ネットワークノードはそのとき測定イベントによってUEを設定する(不図示)。以下に、どのように、すなわちどの測定イベントと対応する判定基準によってネットワークノードはUE4を設定するかについてのいくつかの例が与えられる。
一実施形態において、ネットワークノードは、第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強くなるかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置4を設定してもよい。
一実施形態において、ネットワークノードは、第1の無線アクセス技術システムと関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定するためにユーザ装置4を設定してもよい。
上記の実施形態(ユーザ装置4が、第1の無線アクセス技術システムと関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定するために設定される)の変形例において、ネットワークノードは、第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値よりも大きく、かつ、第1の無線アクセス技術システム上の主在圏セルの信号強度が第2のしきい値よりも小さいかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置4を設定してもよい。
別の変形例において、ネットワークノードは、第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルが第1の無線アクセス技術システムの中の主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置4を設定してもよい。
実施形態の中で、ネットワークノードは、第2の無線アクセス技術システム上の最強のセルの信号強度がしきい値より悪化するかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置4を設定してもよい。
一実施形態において、ネットワークノードは、第2の無線アクセス技術システム上の隣接セルが第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットに追加されるべきかどうかを判定すること、および、隣接セルが第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルを置換すべきかどうかを判定すること、および、第2の無線アクセス技術システム上の補助在圏セルが第2の無線アクセス技術システムのアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定すること、の少なくともいずれかのための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置4を設定してもよい。
図2および図4またはそのいずれかにおいて示されているように、ネットワークノードはその結果測定イベントを監視してよい(310)。測定イベントが始動し、報告がネットワークノードによって受信され、検出されたら、対応する動作が行われる(320)。例えば、測定報告が、第2のRATにおいて補助(在圏)セルの変更を実行する必要を示すならば、ネットワークノードは、第2のRATにおけるそのようなセルの変更を準備する行動をとることができる。ネットワークにおいて首尾良い準備の後に、ネットワークノードはそれから再設定メッセージをUEに送信し、UEは、命令を実行するために必要とされている動作を実行する。例えば、ネットワークは、UEに、第2のRATにおいて補助在圏セルを変更するように命じるかもしれない。動作が完了したときには、UEは、その動作が首尾よく完遂されていることを示しているメッセージをネットワークに送信してもよい。
上述の準備は、例え第2のRATをコントロールしているノードの中のハードウェアと他の資源の予約を含むかもしれない。コネクションをコントロールするネットワークノードが第2のRATをコントロールしているノードと違うのであれば、そのネットワークノードと第2のRATをコントロールしているノードとの間のシグナリングを用いて、資源を要求する必要が生じることもあり得る。
図6は、本発明の実施形態に従うモバイル端末/UE4の動作のブロック図を示す。UE4は、アンテナ410(またはいくつかのアンテナ)と、アナログベースバンド信号(RX)に無線信号を変換している(逆(TX)もまた同様)無線ユニット409(TRX)とを含む。UE4はさらにまた、受信側においては、アナログ−デジタル(AD)と、第1と第2のRATに対応している信号をフィルタリングで取り除くことを目的としたデジタルフィルタ機能とを含むデジタル処理装置407を有する。それぞれのRATについては、その技術分野で知られているように、復調器及び復号器402、403がある。さらに、それぞれの第1及び第2のRAT上の隣接セルと同様に在圏セルの信号強度の判定のために用いられる測定回路/ユニット401、404がUE4に含まれる。制御ユニット408はそのとき第1及び第2のRATから信号測定結果を受信し、以前に説明したように、潜在的な測定イベントを始動させる。いったん始動されると、その情報は、当該技術において周知のように、それぞれのRATに関する符号器および変調器405,411に送られるメッセージに含められる。信号はデジタル処理されそれぞれのRATの信号は合計されて(異なる搬送周波数で送信される)、信号をネットワークノードに送信している送信機ユニット409に送られる。いくつかの実施形態において、RAT間アグリゲーションがダウンリンク(DL)中のみでされ、それゆえ唯一のRAT(第1のRAT)だけがULにおいてその時使われる(すなわち第2のRATのための符号器及び変調器のユニット411は必要でない)ことは注目される。
図6において説明したいくつかのユニットが共通の回路またはユニットの上で実施され得ることはさらに注目される。例えば、2つのRATの符号器と変調器の機能は同じユニットの中で実施されるかもしれない。
実装例
説明した解決方法は、どのような適当な通信標準でもサポートし、どのような適当な部品でも使用する、どのような適切なタイプの通信システムにおいてでも実施し得るが、説明した解決方法の特定の実施例は、図7において説明されたような、ネットワークまたは通信システム1(例えばHSPAまたはLTE)中で実施することができる。
図7に例示するように、この例のネットワークは、UE4同志の間またはUE4と別の通信装置(地上通信線電話など)との間の通信をサポートする適当な追加の要素とともに、1以上のユーザ装置(UE)4のインスタンスと、UE4と通信することが可能な1つ以上の基地局6とを含んでよい。説明したUE4は、ハードウェア、および/またはソフトウェアのどのような適当なコンビネーションでも含む通信装置を表していて良いが、これらのUE4は、特定の実施例の中で図8(および/または図6)によってより詳しく説明されたこの例のUE4などの装置器具を表してもよい。同様に、説明された基地局6は、ハードウェア、および/またはソフトウェアのどのような適当なコンビネーションでも含むネットワークノードを表していて良いが、これらの基地局6は特定の実施例の中で、図9によってより詳しく説明したこの例の基地局などの装置を表してもよい。
図8に例示するように、この例のUE4は、プロセッサまたはプロセッサの回路408、メモリ412、トランシーバー409、およびアンテナ410を含む。特定の実施例においては、モバイル通信装置またはUEの他の形によって提供される上述した機能性のいくつか或いはすべては、図8において示されたメモリ412などのコンピュータ可読媒体に格納した命令を実行するUEのプロセッサ回路によって提供されるかもしれない。UE4の代替の実施形態は、上述した機能性のどれか、および/または上述した解決方法をサポートためことに必要なすべての機能性を含む、UEの機能性の一側面を提供することに関与し得る図8に示された部品を越えて追加の部品を含んでもよい。
図9に例示するように、この例の基地局6はプロセッサまたはプロセッサの回路601、メモリ603、トランシーバー602、およびアンテナ605を含む。特定の実施例の中で、モバイル基地局、基地局コントローラ、ノードB、強化されたノードB、および/またはすべての他のタイプのモバイル通信ノードによって提供されている上述した機能性のいくつか或いはすべてが、図9において示されたメモリ603などのコンピュータ可読媒体に記憶された命令を実行する基地局のプロセッサ回路601によって提供されてもよい。基地局6の代替の実施形態は、上で識別された機能性、および/または上で説明された解決方法をサポートするために必要なすべての機能性を含む、追加の機能性を提供することについて関与する追加の部品を含んでもよい。
本発明が明細書において言及された例示的な技術に制限されないことを再度注意するが、本発明は無線アクセス技術(RAT)のどのような組み合わせにでも等しく適用可能である。例えば、RATはLTEとWLANまたはHSPAとWLANまたはすべての他の無線アクセス技術を含んでいてよい。

Claims (26)

  1. 無線アクセス技術間測定を報告するための通信ネットワーク(1)のユーザ装置(4)において実行される方法であって、前記通信ネットワーク(1)は第1の無線アクセス技術システム(3)と第2の無線アクセス技術システム(3)とを含み、前記ユーザ装置(4)は前記第1の無線アクセス技術システム(2)の主在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システム(3)の補助在圏セルとに同時に接続されてサービスを受けており、前記方法は、
    前記第1の無線アクセス技術システム(2)の中で信号強度測定を実行すること(110,210)と、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)の中で信号強度測定を実行すること(120,220)と、
    前記信号強度測定に基づいて、前記第2の無線アクセス技術システム(3)の在圏セルの変更と関連している、または主無線アクセス技術システム(2、3)の変更と関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定すること(130,145,230,240)と、
    満たされた前記基準について、対応する測定報告を前記通信ネットワーク(1)に送信すること(150,260)とを含み、前記送信すること(150)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)に関連する測定結果を前記第1の無線アクセス技術システム(2)に送信することを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第2の無線アクセス技術システム(3)と関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定すること(130)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システム(3)の前記補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強くなるかどうかを判定することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の無線アクセス技術システム(3)中の信号強度測定を実行することは、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)中のキャリヤ上の隣接セル信号強度測値を測定することと、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)中のキャリヤ上の在圏セル信号強度の測定値を測定することとを含み、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)と関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定することは、
    隣接セル信号強度測定値を補助在圏セル信号強度測定値と比較することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の無線アクセス技術システム(2)と関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定すること(140)を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きく、かつ、前記第1の無線アクセス技術システム(2)上の主在圏セルの信号強度が第2のしきい値より小さいかどうかを判定すること(140)を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルが、前記第1の無線アクセス技術システム(2)の中の前記主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうか判定することを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記第2の無線アクセス技術(3)と関連している測定イベントのための判定基準が満たされるかを判定することは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の最強セルの信号強度がしきい値より低下するかどうかを判定すること(145)を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の無線アクセス技術システム(3)と関連している測定イベントのための判定基準が満たされるかどうかを判定することは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム(3)のアクティブセットに追加されるべきであるかどうかを判定すること(230)と、前記隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルを置換すべきであるかどうかを判定すること(240)と、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)のアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定することの、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 第1の無線アクセス技術システム(2)と第2の無線アクセス技術システム(3)とを含む通信ネットワーク(1)のユーザ装置(4)であって、前記ユーザ装置(4)は、前記第1の無線アクセス技術システム(2)の主在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システム(3)の補助在圏セルとに同時に接続されてサービスを受けるように構成され、前記ユーザ装置(4)はプロセッサ回路(408)を含み、該プロセッサ回路(408)は、
    前記第1の無線アクセス技術システム(2)の中で信号強度測定を実行し、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)の中で信号強度測定を実行し、
    前記信号強度測定に基づいて、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の在圏セル変化と関連している測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定し、
    満たされた基準に関して、前記第2の無線アクセス技術システム(3)に関連している測定結果を含む、対応する測定報告を前記第1の無線アクセス技術システム(2)に送信するように構成されることを特徴とするユーザ装置。
  10. 前記プロセッサ回路(408)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強くなるかどうかを判定するよう構成されることを特徴とする請求項9に記載のユーザ装置。
  11. 前記プロセッサ回路(408)は、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)中でキャリヤ上の隣接セル信号強度測定値を測定し、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)中でキャリヤ上の在圏セル信号強度測定値を測定することで、前記第2の無線アクセス技術システム(3)中で信号強度測定を行うよう構成され、
    前記プロセッサ回路(408)は、前記隣接セル信号強度測定値を前記在圏セル信号強度測定値と比較することにより、測定イベントの基準が満たされるかどうかを判定するよう構成されることを特徴とする請求項10に記載のユーザ装置。
  12. 前記プロセッサ回路(408)は、前記第1の無線アクセス技術システム(2)と関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定するようさらに構成されることを特徴とする請求項9または10または11に記載のユーザ装置。
  13. 前記プロセッサ回路(408)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きく、かつ、前記第1の無線アクセス技術システム(2)の上の前記主在圏セルの信号強度が第2のしきい値より小さいかどうかを判定するように構成されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ装置。
  14. 前記プロセッサ回路(408)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルが前記第1の無線アクセス技術システム(2)中の前記主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するよう構成されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ装置。
  15. 前記プロセッサ回路(408)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の最強セルの信号強度がしきい値より低いかどうかを判定するよう構成されることを特徴とする請求項9に記載のユーザ装置。
  16. 前記プロセッサ回路(408)は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システム(3)のアクティブセットに追加されるべきかどうかを判定すること、および、前記隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム(3)上で前記補助在圏セルを置換すべきであるかどうかを判定すること、および、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルが前記第2の無線アクセス技術システム(3)のアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定すること、の少なくともいずれかを行うよう構成されることを特徴とする請求項9に記載のユーザ装置。
  17. 前記測定イベントは前記在圏セルの変更と関連していることを特徴とする請求項9乃至16のいずれか一項に記載のユーザ装置。
  18. 第1の無線アクセス技術システム(2)と第2の無線アクセス技術システム(3)とを含み、ユーザ装置(4)をさらに含む通信ネットワーク(1)のネットワークノードにおいて実行される方法であって、
    前記ユーザ装置(4)が、前記第1の無線アクセス技術システム(2)と前記第2の無線アクセス技術システム(3)とに同時に接続してサービスを受けるように、前記第1の無線アクセス技術システム(2)の在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システム(3)の補助在圏セルとに対し、前記ユーザ装置(4)とのコネクションを設立すること(300)と、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)と関連している1つ以上の測定イベントによってユーザ装置(4)を設定することと、
    前記測定イベントのための判定基準が満たされることに対応するユーザ装置(4)からの測定報告を監視し(310)、そして受信することであって、前記測定イベントは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の在圏セルの変更、または、主無線アクセス技術システム(2、3)の変更に関連しているところのことと、
    受信した前記測定報告に従って動作を実行することであって、前記測定報告は前記第2の無線アクセス技術システム(3)と関連していて、前記第1の無線アクセス技術システム(2)経由で受信されるところのことと
    を含むことを特徴とする方法。
  19. 前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の隣接セルが、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の補助在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによって前記ユーザ装置(4)を設定することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記設定することは、前記第1の無線アクセス技術システム(2)と関連した測定イベントのための基準が満たされるかどうかを判定するようユーザ装置(4)を設定することを含むことを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
  21. 前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の補助在圏セルの信号強度が第1のしきい値より大きく、かつ、前記第1の無線アクセス技術システム(2)上の主在圏セルの信号強度が第2のしきい値より小さいかどうかを判定する(140)ための判定基準と測定イベントとによって前記ユーザ装置(4)を設定することを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の前記補助在圏セルが、前記第1の無線アクセス技術システム(2)中の前記主在圏セルより設定可能なパラメータ分強いかどうかを判定するための判定基準と測定イベントとによってユーザ装置(4)を設定することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  23. 前記測定イベントのための判定基準は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の最強セルの信号強度がしきい値より悪化するかどうか判定すること(145)を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  24. 前記設定することは、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム(3)のアクティブセットに追加されるべきであるかどうかを判定すること(230)、および、隣接セルが前記第2の無線アクセス技術システム(3)上で補助在圏セルを置換すべきであるかどうかを判定すること(240)、および、前記第2の無線技術アクセスシステム上の前記補助在圏セルが前記第2の無線アクセス技術システム(3)のアクティブセットから削除されるべきであるかどうかを判定すること(250)、の少なくともいずれかのための基準と測定イベントとによって前記ユーザ装置(4)を設定することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  25. 第1の無線アクセス技術システム(2)と第2の無線アクセス技術システム(3)とを含む通信ネットワーク(1)のネットワークノード(6)であって、前記通信ネットワーク(1)は、前記第1の無線アクセス技術システム(2)の主在圏セルと前記第2の無線アクセス技術システム(3)の補助在圏セルとに接続されているユーザ装置(4)をさらに含み、前記ネットワークノードはプロセッサ回路を含み、該プロセッサ回路は
    前記ユーザ装置(4)前記第1の無線アクセス技術システム(2)と前記第2の無線アクセス技術システム(3)とに同時に接続してサービスを受けるように、前記第1の無線アクセス技術システム(2)の主在圏セル、および前記第2の無線アクセス技術システム(3)の補助在圏セルへのユーザ装置(4)へのコネクションを設立し、
    前記第2の無線アクセス技術システム(3)と関連する1つ以上の測定イベントによって前記ユーザ装置(4)を設定し、
    前記測定イベントのための判定基準が満たされることに対応するユーザ装置(4)からの測定報告を監視し、そして受信し、前記測定イベントの判定基準は、前記第2の無線アクセス技術システム(3)上の在圏セルの変更、または、主無線アクセス技術システム(2、3)の変更に関連しており、前記プロセッサ回路(601)は、前記測定報告を前記第1の無線アクセス技術システム(2)経由で受信し、
    受信した前記測定報告に従って動作を実行するよう構成されたことを特徴とするネットワークノード。
  26. 前記プロセッサ回路は、請求項19乃至24のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されることを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。
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