JP5877927B1 - アクセス元企業情報通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホームページを活用した営業効率を向上するに好適なアクセス元企業情報通知システムを提供する。【解決手段】 営業支援サーバ100は、IPアドレスを含むアクセス情報をアクセス情報テーブル400に登録し、アクセス情報テーブル400のIPアドレスに基づいてアクセス元の企業情報を取得し、所定期間ごとに、当該所定期間内にwwwサーバ200にアクセスした対象アクセス元について取得した企業情報をクライアント端末300に通知する。これにより、ホームページを閲覧した企業のうち問い合わせに至らなかった企業を把握することができるので、例えばその企業についてターゲット登録要求又は架電要求を行えば、将来顧客の獲得につなげることができる。したがって、従来に比して、ホームページを活用した営業効率を向上することができる。【選択図】 図5

Description

本発明は、アクセス元の企業情報を通知するシステムに係り、特に、ホームページを活用した営業効率を向上するに好適なアクセス元企業情報通知システムに関する。
従来、営業を支援する技術としては、例えば、ホームページによる営業を支援する技術が知られている(特許文献1)。また、例えば、テレアポによる営業を支援する技術が知られている(特許文献2)。
特開2014−6791号公報 特開2002−269335号公報
ホームページによる営業は、顕在化した課題を持った相手がホームページを閲覧して課題解決のニーズがマッチすると、その相手から比較的即時に問い合わせが行われるので、短期的な売上につながる顧客(以下「現在顧客」という。)を獲得するのに効果的である。これに対し、テレアポによる営業は、顕在化した課題を持っていない多くの相手に対し営業担当者が定期的にアプローチし、潜在的な課題が顕在化するまで相手との関係を維持するので、将来の売上につながる顧客(以下「将来顧客」という。)を獲得するのに効果的である。本出願人は、先の出願(特許第5563174号)において、ホームページによる営業及びテレアポによる営業のそれぞれの特性に着目しこれらを併用することで、継続的・安定的な売上を確保することを実現している。
このようにホームページは、現在顧客の獲得に優れているものの、将来顧客を獲得するツールとしても活用できるのであれば、さらに営業効率が高まることが期待できる。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、ホームページを活用した営業効率を向上するに好適なアクセス元企業情報通知システムを提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のアクセス元企業情報通知システムは、サーバにアクセスしたアクセス元のアドレス情報を含むアクセス情報をアクセス情報記憶手段に登録するアクセス情報登録手段と、前記アクセス情報記憶手段の前記アクセス元のアドレス情報に基づいて前記アクセス元の企業情報を取得する企業情報取得手段と、所定期間ごとに、当該所定期間内に前記サーバにアクセスした対象アクセス元について前記企業情報取得手段で取得した企業情報を通知する企業情報通知手段とを備える。
ここで、企業情報は、例えば、企業を識別するための情報(例えば、名称、番号、ID、URL等のリンク情報)として構成することができる。また、企業情報は、例えば、文字、数字、図形、符合、記号、画像、音声その他の情報として構成することができる。
また、企業情報取得手段は、例えば、入力装置等から企業情報を入力してもよいし、外部の端末等から企業情報を獲得又は受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等から企業情報を読み出してもよいし、情報処理等により企業情報を生成し又は算出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信、読出(検索を含む。)、生成及び算出が含まれる。以下、取得の概念については同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。
〔発明2〕 さらに、発明2のアクセス元企業情報通知システムは、発明1のアクセス元企業情報通知システムにおいて、前記アクセス情報は、前記サーバが提供するページのうち前記アクセス元がアクセスしたページのアドレス情報を含み、前記アクセス情報記憶手段の前記ページのアドレス情報のうち前記所定期間内に前記対象アクセス元がアクセスしたページのアドレス情報をアドレス情報ごとに集計するアドレス情報集計手段を備え、前記企業情報通知手段は、前記対象アクセス元について前記企業情報取得手段で取得した企業情報及び前記アドレス情報集計手段で集計したページのアドレス情報を通知する。
〔発明3〕 さらに、発明3のアクセス元企業情報通知システムは、発明1及び2のいずれか1のアクセス元企業情報通知システムにおいて、前記企業情報通知手段は、営業ターゲットとするターゲット企業に関するターゲット企業情報を記憶するターゲット企業情報記憶手段の前記ターゲット企業情報に基づいて通知の可否を決定する。
ここで、通知の可否を決定する具体的な方法としては、例えば、対象アクセス元がターゲット企業である場合は通知を行う構成、又は対象アクセス元がターゲット企業でない場合は通知を行う構成を採用することができる。前者の構成であれば、ターゲット企業がページを閲覧したことを把握することができ、後者の構成であれば、ターゲット企業以外の企業がページを閲覧したことを把握することができる。
〔発明4〕 さらに、発明4のアクセス元企業情報通知システムは、発明3のアクセス元企業情報通知システムにおいて、前記企業情報通知手段で前記企業情報を通知した通知先から、当該企業情報に係るアクセス元をターゲット企業として登録するターゲット登録要求を受信するターゲット登録要求受信手段と、前記ターゲット登録要求受信手段で前記ターゲット登録要求を受信した場合は、前記通知先に通知した企業情報を前記ターゲット企業情報記憶手段に登録する企業情報登録手段とを備える。
〔発明5〕 さらに、発明5のアクセス元企業情報通知システムは、発明1乃至4のいずれか1のアクセス元企業情報通知システムにおいて、前記企業情報通知手段で前記企業情報を通知した通知先から、当該企業情報に係るアクセス元に対し営業活動を依頼する営業活動要求を受信する営業活動要求受信手段と、前記営業活動要求受信手段で前記営業活動要求を受信した場合は、前記通知先に通知した企業情報及び当該企業情報に係るアクセス元に対する営業活動の指示を営業担当者の端末に通知する営業活動指示通知手段とを備える。
以上説明したように、発明1のアクセス元企業情報通知システムによれば、ページを閲覧した企業のうち問い合わせに至らなかった企業を把握することができるので、例えばその企業をテレアポ等のプッシュ型営業の対象とすれば、将来顧客の獲得につなげることができる。したがって、従来に比して、ホームページを活用した営業効率を向上することができる。また、所定期間内にサーバにアクセスした企業を把握することができるので、企業がページを閲覧したタイミングでその企業に対し営業活動を行うことができる。さらに、所定期間ごとに通知を行うので、アクセスの都度通知が行われる場合に比して、通知が煩雑とならず、把握が容易となる。
さらに、発明2のアクセス元企業情報通知システムによれば、同一の企業が所定期間内にサーバにアクセスしたページをページごとに集計し把握することができるので、アクセスした重複分を含むすべてのページが通知される場合に比して、ページの把握が容易となる。
さらに、発明3のアクセス元企業情報通知システムによれば、ターゲット企業情報記憶手段のターゲット企業情報に基づいて通知の可否が決定されるので、例えばターゲット企業がページを閲覧したことや、ターゲット企業以外の企業がページを閲覧したことを把握することができる。
さらに、発明4のアクセス元企業情報通知システムによれば、通知された企業をターゲット企業として登録し営業の対象とすることができる。
さらに、発明5のアクセス元企業情報通知システムによれば、営業担当者に対し、通知された企業への営業活動を指示することができる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 営業支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。 アクセス情報テーブル400、企業情報テーブル420及びターゲット企業情報テーブル440のデータ構造を示す図である。 アクセス情報登録処理を示すフローチャートである。 アクセス元企業情報通知処理を示すフローチャートである。 ターゲット企業登録処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図6は、本実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、例えば、企業から営業代行の依頼を受け、営業代行企業が企業に代わって営業活動を行うことを支援する場合について、本発明を適用したものである。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、営業代行企業が利用する営業支援サーバ100と、wwwサーバ200と、wwwサーバ200の記憶領域内に設置したホームページ(以下単に「ホームページ」という。)の所有者である企業が利用するクライアント端末300とが接続されている。
ホームページには、wwwサーバ200へのアクセス情報を営業支援サーバ100に送信するためのJava(登録商標)スクリプト等のプログラムコードが埋め込まれており、ホームページへのアクセスがあると、アクセス元のクライアント端末又はwwwサーバ200によりプログラムコードが実行され、営業支援サーバ100にアクセス情報が送信される。アクセス情報は、(1)アクセスがあった日時(以下「アクセス日時」という。)、(2)アクセス元のIPアドレス(以下単に「IPアドレス」という。)、(3)アクセス元がアクセスしたページのURL(以下「ページURL」という。)、(4)検索エンジンで検索のために入力したキーワード(以下「検索キーワード」という。)を含む。
次に、営業支援サーバ100の構成を説明する。
図2は、営業支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。
営業支援サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図3は、アクセス情報テーブル400、企業情報テーブル420及びターゲット企業情報テーブル440のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図3(a)に示すように、アクセス情報を登録するためのアクセス情報テーブル400を記憶している。
アクセス情報テーブル400は、アクセス情報ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、アクセス日時を登録するフィールド402と、IPアドレスを登録するフィールド404と、ページURLを登録するフィールド406と、検索キーワードを登録するフィールド408とを有して構成されている。
また、記憶装置42は、図3(b)に示すように、企業情報を登録するための企業情報テーブル420を記憶している。
企業情報テーブル420は、IPアドレスごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、IPアドレスを登録するフィールド422と、企業の名称を登録するフィールド424とを有して構成されている。
また、記憶装置42は、図3(c)に示すように、営業ターゲットとするターゲット企業に関するターゲット企業情報を登録するためのターゲット企業情報テーブル440を記憶している。
ターゲット企業情報テーブル440は、ターゲット企業ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ターゲット企業を識別するための企業IDを登録するフィールド442と、ターゲット企業の名称を登録するフィールド444とを有して構成されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図4は、アクセス情報登録処理を示すフローチャートである。
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4のフローチャートに示すアクセス情報登録処理を実行する。
アクセス情報登録処理は、CPU30において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、アクセス情報を受信したか否かを判定し、アクセス情報を受信したと判定した場合(YES)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定した場合(NO)は、アクセス情報を受信するまでステップS100で待機する。
ステップS102では、受信したアクセス情報をアクセス情報テーブル400に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、クライアント端末300に通知を行う場合を説明する。
図5は、アクセス元企業情報通知処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図5のフローチャートに示すアクセス元企業情報通知処理を実行する。
アクセス元企業情報通知処理は、CPU30において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、前回の実行日時から所定時間(例えば1時間)が経過したか否かを判定し、所定時間が経過したと判定した場合(YES)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定した場合(NO)は、所定時間が経過するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、前回の実行日時よりも新しいアクセス日時に対応するIPアドレスをアクセス情報テーブル400から読み出し、ステップS204に移行して、読み出したIPアドレスが企業情報テーブル420に登録されているか否かを判定し、IPアドレスが登録されていないと判定した場合(NO)は、ステップS206に移行する。
ステップS206では、読み出したIPアドレスに対応する企業情報をJPNIC等のIPアドレス管理サーバから獲得し、ステップS208に移行して、獲得した企業情報を企業情報テーブル420に登録し、ステップS210に移行する。
ステップS210では、ステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報がターゲット企業情報テーブル440に登録されているか否かを判定し、企業情報が登録されていないと判定した場合(NO)は、ステップS212に移行する。
ステップS212では、前回の実行日時よりも新しいアクセス日時及びステップS202で読み出したIPアドレスと一致するIPアドレスが登録されているレコードをアクセス情報テーブル400のなかから検索し、これと同一のレコードにおいて登録されているページURLを読み出し、読み出したページURLを、重複を除いて集計する集計処理を実行する。例えば、ページA、ページB、ページC、ページB、ページAのURLが読み出された場合は、重複分が排除され、ページA、ページB、ページCの3つのURLに集計される。
次いで、ステップS214に移行して、ステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報、ステップS212で集計したページURL、当該企業情報に係る企業をターゲット企業として登録するターゲット登録要求を営業支援サーバ100に送信するためのリンクURL、及び、当該企業情報に係る企業に対しテレアポによる営業活動を依頼する架電要求を営業支援サーバ100に送信するためのリンクURLを含むメールをクライアント端末300に送信する通知処理を実行する。
次いで、ステップS216に移行して、前回の実行日時よりも新しいアクセス日時に対応するIPアドレスを、重複を除きすべて処理したか否かを判定し、すべてのIPアドレスを処理したと判定した場合(YES)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS216で、未処理のIPアドレスが存在すると判定した場合(NO)は、ステップS218に移行して、一度処理したIPアドレスは除き、前回の実行日時よりも新しいアクセス日時に対応する次のIPアドレスをアクセス情報テーブル400から読み出し、ステップS204に移行する。
一方、ステップS210で、ステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報がターゲット企業情報テーブル440に登録されていると判定した場合(YES)は、ステップS216に移行する。
一方、ステップS204で、読み出したIPアドレスが企業情報テーブル420に登録されていると判定した場合(YES)は、ステップS220に移行して、読み出したIPアドレスに対応する企業情報を企業情報テーブル420から読み出し、ステップS210に移行する。
次に、ターゲット企業情報テーブル440への登録要求又は架電要求を受け付ける場合を説明する。
図6は、ターゲット企業登録処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図6のフローチャートに示すターゲット企業登録処理を実行する。
ターゲット企業登録処理は、CPU30において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS300に移行する。
ステップS300では、クライアント端末300からターゲット登録要求を受信したか否かを判定し、ターゲット登録要求を受信したと判定した場合(YES)は、ステップS302に移行して、受信したターゲット登録要求に係る企業についてステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報をターゲット企業情報テーブル440に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS300で、ターゲット登録要求を受信しないと判定した場合(NO)は、ステップS304に移行して、クライアント端末300から架電要求を受信したか否かを判定し、架電要求を受信したと判定した場合(YES)は、受信した架電要求に係る企業についてステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報とともにテレアポによる営業活動を行う架電指示を営業担当者の端末に通知し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
営業担当者は、架電指示によりテレアポによる営業活動を行う。また、ターゲット企業情報テーブル440のターゲット企業情報を参照し、定期的にテレアポによる営業活動を行う。
一方、ステップS304で、架電要求を受信しないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、IPアドレスを含むアクセス情報をアクセス情報テーブル400に登録し、アクセス情報テーブル400のIPアドレスに基づいてアクセス元の企業情報を取得し、所定期間ごとに、当該所定期間内にwwwサーバ200にアクセスした対象アクセス元について取得した企業情報をクライアント端末300に通知する。
これにより、ホームページを閲覧した企業のうち問い合わせに至らなかった企業を把握することができるので、例えばその企業についてターゲット登録要求又は架電要求を行えば、将来顧客の獲得につなげることができる。したがって、従来に比して、ホームページを活用した営業効率を向上することができる。
また、所定期間内にwwwサーバ200にアクセスした企業を把握することができるので、企業がホームページを閲覧したタイミングでその企業に対し営業活動を行うことができる。さらに、所定期間ごとに通知を行うので、アクセスの都度通知が行われる場合に比して、通知が煩雑とならず、把握が容易となる。
さらに、本実施の形態では、ページURLを含むアクセス情報をアクセス情報テーブル400に登録し、アクセス情報テーブル400のページURLのうち所定期間内に対象アクセス元がアクセスしたページURLを、重複を除いて集計し、対象アクセス元について取得した企業情報及び集計したページURLをクライアント端末300に通知する。
これにより、同一の企業が所定期間内にwwwサーバ200にアクセスしたページをページごとに集計し把握することができるので、アクセスした重複分を含むすべてのページが通知される場合に比して、ページの把握が容易となる。
さらに、本実施の形態では、取得した企業情報がターゲット企業情報テーブル440に登録されていない場合は、取得した企業情報をクライアント端末300に通知する。
これにより、ターゲット企業以外の企業がホームページを閲覧したことを把握することができる。
さらに、本実施の形態では、クライアント端末300からターゲット登録要求を受信した場合は、受信したターゲット登録要求に係る企業について取得した企業情報をターゲット企業情報テーブル440に登録する。
これにより、通知された企業をターゲット企業として登録し営業の対象とすることができる。
さらに、本実施の形態では、クライアント端末300から架電要求を受信した場合は、受信した架電要求に係る企業について取得した企業情報とともにテレアポによる営業活動を行う架電指示を営業担当者の端末に通知する。
これにより、営業担当者に対し、通知された企業への営業活動を指示することができる。
本実施の形態において、wwwサーバ200は、発明1又は2のサーバに対応し、IPアドレス又はURLは、発明1又は2のアドレス情報に対応し、アクセス情報テーブル400は、発明1又は2のアクセス情報記憶手段に対応し、ターゲット企業情報テーブル440は、発明3又は4のターゲット企業情報記憶手段に対応している。また、ステップS102は、発明1のアクセス情報登録手段に対応し、ステップS206、S220は、発明1又は2の企業情報取得手段に対応し、ステップS212は、発明2のアドレス情報集計手段に対応し、ステップS214は、発明1乃至5の企業情報通知手段に対応している。
また、本実施の形態において、ステップS300は、発明4のターゲット登録要求受信手段に対応し、ステップS302は、発明4の企業情報登録手段に対応し、ステップS304は、発明5の営業活動要求受信手段に対応し、ステップS306は、発明5の営業活動指示通知手段に対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態においては、企業情報として企業の名称を登録したが、これに限らず、企業情報として、企業の住所、業種、設立年月日、株式上場の有無、資本金、売上高、利益、従業員数を登録することもできる。ターゲット企業情報についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、ステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報がターゲット企業情報テーブル440に登録されていない場合は、クライアント端末300に企業情報を通知したが、これに限らず、ステップS206で獲得し又はステップS220で読み出した企業情報がターゲット企業情報テーブル440に登録されている場合は、クライアント端末300に企業情報を通知してもよい。また、ターゲット企業情報テーブル440の登録の有無にかかわらず、クライアント端末300に企業情報を通知してもよい。ターゲット企業情報テーブル440に登録されている場合、クライアント端末300への通知メールには、ターゲット登録要求を営業支援サーバ100に送信するためのリンクURLは含めない。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、企業を対象としたが、個人事業者その他の自然人、企業以外の法人を対象とすることもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図4乃至図6のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、営業代行の依頼を受けて行う営業活動を支援する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、自社の営業部が自社の営業活動を支援する場合について本発明を適用することもできる。
100…営業支援サーバ、 200…wwwサーバ、 300…クライアント端末、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 199…インターネット、400…アクセス情報テーブル、 420…企業情報テーブル、 440…ターゲット企業情報テーブル

Claims (4)

  1. サーバにアクセスしたアクセス元のアドレス情報を含むアクセス情報をアクセス情報記憶手段に登録するアクセス情報登録手段と、
    前記アクセス情報記憶手段の前記アクセス元のアドレス情報に基づいて前記アクセス元の企業情報を取得する企業情報取得手段と、
    所定期間ごとに、当該所定期間内に前記サーバにアクセスした対象アクセス元について前記企業情報取得手段で取得した企業情報を通知する企業情報通知手段とを備え
    前記企業情報通知手段は、営業ターゲットとするターゲット企業に関するターゲット企業情報を記憶するターゲット企業情報記憶手段の前記ターゲット企業情報に基づいて通知の可否を決定することを特徴とするアクセス元企業情報通知システム。
  2. 請求項1において、
    前記アクセス情報は、前記サーバが提供するページのうち前記アクセス元がアクセスしたページのアドレス情報を含み、
    前記アクセス情報記憶手段の前記ページのアドレス情報のうち前記所定期間内に前記対象アクセス元がアクセスしたページのアドレス情報をアドレス情報ごとに集計するアドレス情報集計手段を備え、
    前記企業情報通知手段は、前記対象アクセス元について前記企業情報取得手段で取得した企業情報及び前記アドレス情報集計手段で集計したページのアドレス情報を通知することを特徴とするアクセス元企業情報通知システム。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項において、
    前記企業情報通知手段で前記企業情報を通知した通知先から、当該企業情報に係るアクセス元をターゲット企業として登録するターゲット登録要求を受信するターゲット登録要求受信手段と、
    前記ターゲット登録要求受信手段で前記ターゲット登録要求を受信した場合は、前記通知先に通知した企業情報を前記ターゲット企業情報記憶手段に登録する企業情報登録手段とを備えることを特徴とするアクセス元企業情報通知システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記企業情報通知手段で前記企業情報を通知した通知先から、当該企業情報に係るアクセス元に対し営業活動を依頼する営業活動要求を受信する営業活動要求受信手段と、
    前記営業活動要求受信手段で前記営業活動要求を受信した場合は、前記通知先に通知した企業情報及び当該企業情報に係るアクセス元に対する営業活動の指示を営業担当者の端末に通知する営業活動指示通知手段とを備えることを特徴とするアクセス元企業情報通知システム。
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