JP5877126B2 - 情報提供サーバ、関連情報サーバ、情報提供システム、及び情報提供方法 - Google Patents

情報提供サーバ、関連情報サーバ、情報提供システム、及び情報提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが端末を用いて行った行動の履歴に基づいて、当該ユーザが興味を持つと思われる推薦情報を当該ユーザに提供する情報提供サーバと、当該情報提供サーバと通信を行う関連情報サーバと、当該情報提供サーバ及び関連情報サーバを含む情報提供システムと、当該情報提供サーバが行う情報提供方法とに関する。
従来、コンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の行動がユーザによって行われた場合に、ユーザ行動の対象のメタデータ(ユーザ行動の対象に対応付けられた関連情報を有するデータ)の出現回数等について計算処理した結果に基づいて、ユーザに対して推薦(レコメンド)するコンテンツを選定する装置が提案されている。
例えば特許文献1に記載の情報処理装置では、行方向又は列方向の少なくとも一方にユーザのプロファイルデータ及びコンテンツのメタデータのデータ項目を有する行列形式のデータ構造でデータを保持している。この構成により、多くの計算処理を単純化して、これにより、様々なアルゴリズムを柔軟に組み合わせることを可能にしている。
従来、例として図1(a)に示されるように、上述のユーザの行動履歴(例:家具Xの購入)に基づいて、別のコンテンツや商品の購入をレコメンドする技術(例:強調フィルタリングや、「同色の類似商品」等のルールベースのレコメンド)によって、異なるジャンルのコンテンツや商品(例:家具Xと同色の、テレビや照明)の購入を検討させるきっかけとなる気づきをユーザに与えることが可能となっている。
この場合、コンテンツや商品等を販売する総合ストアサイトであるサービスドメイン(例:Amazon(登録商標)や楽天(登録商標))のそれぞれにおいて統一されたそれぞれの販促方針の下で、適切なレコメンドを可能にするためのメタデータの成型方法(例:同一色、同一ジャンル、同一カテゴリ、同一シリーズ、同一ブーム)とユーザ行動履歴の管理方法とが採用されている。
特開2009−289092号公報
一方、図1(b)に示されるように、例えば、動画ストアサイトであるサービスドメインと音楽ストアサイトであるサービスドメインとの間といったように、異なるサービスドメイン間では、通常、メタデータの成型方法もユーザ行動履歴の管理方法も、共有されておらず互いに異なる。このため、音楽ストアサイトでは、動画ストアサイトにおける販売実績等の情報を把握することができない。
この結果、動画ストアサイトにおけるユーザの行動履歴(例:アーティストYのビデオの購入)に基づいて、音楽ストアサイトにおける他のコンテンツや商品(例:アーティストYの楽曲CDやアーティストYと同じ出身国のアーティストZの楽曲CD)の購入を検討させるきっかけとなる気づきをユーザに与えることが不可能となっている。
そこで本発明は、上述の問題点を解消する為になされたものであり、互いに異なるサイト間であっても、ユーザの行動履歴に基づいて、更なる行動を起こさせるための気づきをユーザに与えることが可能な情報提供サーバ、関連情報サーバ、情報提供システム、及び情報提供方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る情報提供サーバは、ユーザが端末を用いて行った行動の履歴に基づいて、当該ユーザが興味を持つと思われる推薦情報を当該ユーザに提供する情報提供サーバであって、第一のサイトに対する端末による処理内容を示す第一の履歴情報を取得する第一取得手段と、第一取得手段により取得された第一の履歴情報に関連する関連情報に対する評価値を示す評価値情報を受信すると当該評価値に基づく当該関連情報を端末に送信する関連情報サーバに対し、当該評価値情報を送信する関連送信手段と、関連情報サーバにより送信された関連情報に対する端末による処理内容を示す第二の履歴情報を取得する第二取得手段と、推薦情報をユーザに提供する第二のサイトに対する端末による処理内容を示す第三の履歴情報を取得する第三取得手段と、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて評価値を算出する演算手段と、を備えることを特徴とする。
この情報提供サーバによれば、まず、第一のサイトに対する端末による処理内容を示す第一の履歴情報が取得され、この第一の履歴情報に関連する関連情報に対する評価値を示す評価値情報が関連情報サーバに送信される。関連情報サーバは、評価値情報を受信すると当該評価値に基づく当該関連情報を端末に送信する。そして、この関連情報に対する端末による処理内容を示す第二の履歴情報が取得され、また、推薦情報をユーザに提供する第二のサイトに対する端末による処理内容を示す第三の履歴情報が取得される。その後、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて評価値が算出される。このように、第一のサイトに対する第一の履歴情報の関連情報に対する第二の履歴情報が取得され、また、第二のサイトに対する第三の履歴情報が取得されて、これらの履歴情報に基づいて、関連情報に対する評価値が算出される。すなわち、次に関連情報サーバに送信される評価値情報は、これらの履歴情報に基づいているため、第一のサイトと第二のサイトといった異なるサイトに跨った端末における履歴に基づいて、関連情報が端末に送信される。この結果、互いに異なるサイト間であっても、ユーザの行動履歴に基づいて、更なる行動を起こさせるための気づきとなる関連情報をユーザに与えることが可能になる。
別の形態に係る情報提供サーバでは、第一の履歴情報には、第一のサイトに対して支払われた第一の支払額に関する情報が含まれており、当該第一の支払額が高くなるほど、評価値は高くなってもよい。
この形態では、第一の履歴情報には第一の支払額に関する情報が含まれており、当該第一の支払額が高くなるほど評価値は高くなる。第一の支払額が高いほど、第一のサイトに対するユーザの興味が大きいとみなすことができることから、その支払後に端末に送信される関連情報に対してもユーザの興味が大きくなると考えられる。このため、第一の支払額が高くなるほど評価値を高くすることにより、関連情報がユーザに持たせる興味の大きさを精度よく評価することが可能になる。
別の形態に係る情報提供サーバでは、第三の履歴情報には、第二のサイトに対して支払われた第二の支払額に関する情報が含まれており、当該第二の支払額が高くなるほど、評価値は高くなってもよい。
この形態では、第三の履歴情報には第二の支払額に関する情報が含まれており、当該第二の支払額が高くなるほど評価値は高くなる。第二の支払額が高いほど、第二のサイトに対するユーザの興味が大きいとみなすことができることから、その支払前に端末に送信された関連情報に対してもユーザの興味が大きくなっていたと考えられる。このため、第二の支払額が高くなるほど評価値を高くすることにより、関連情報がユーザに持たせた興味の大きさを精度よく評価することが可能になる。
本発明の一形態に係る関連情報サーバは、上述の情報提供サーバから評価値情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報を編集して出力する編集手段と、編集手段により編集された関連情報を端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この関連情報サーバによれば、まず、情報提供サーバからの評価値情報が受信され、受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報が編集されて出力される。そして、編集された関連情報が端末に送信される。すなわち、受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報が編集されるため、端末に送信する関連情報としてより適したものを送信することが可能になる。
本発明の一形態に係る情報提供システムは、上述の情報提供サーバと、上述の関連情報サーバと、を含むことを特徴とする。
この情報提供システムによれば、まず、情報提供サーバから評価値情報が受信され、受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報が編集されて出力される。そして、編集された関連情報が端末に送信される。すなわち、受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報が編集されるため、端末に送信する関連情報としてより適したものを送信することが可能になる。
本発明の一形態に係る情報提供方法は、ユーザが端末を用いて行った行動の履歴に基づいて、当該ユーザが興味を持つと思われる推薦情報を当該ユーザに提供する情報提供サーバが行う情報提供方法であって、第一のサイトに対する端末による処理内容を示す第一の履歴情報を情報提供サーバが取得する第一取得ステップと、第一取得ステップにより取得された第一の履歴情報に関連する関連情報に対する評価値を示す評価値情報を受信すると当該評価値に基づく当該関連情報を端末に送信する関連情報サーバに対し、当該評価値情報を情報提供サーバが送信する関連送信ステップと、関連情報サーバにより送信された関連情報に対する端末による処理内容を示す第二の履歴情報を情報提供サーバが取得する第二取得ステップと、推薦情報をユーザに提供する第二のサイトに対する端末による処理内容を示す第三の履歴情報を情報提供サーバが取得する第三取得ステップと、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて評価値を情報提供サーバが算出する演算ステップと、を有することを特徴とする。
この情報提供方法によれば、まず、第一のサイトに対する端末による処理内容を示す第一の履歴情報が取得され、この第一の履歴情報に関連する関連情報に対する評価値を示す評価値情報が関連情報サーバに送信される。関連情報サーバは、評価値情報を受信すると当該評価値に基づく当該関連情報を端末に送信する。そして、この関連情報に対する端末による処理内容を示す第二の履歴情報が取得され、また、推薦情報をユーザに提供する第二のサイトに対する端末による処理内容を示す第三の履歴情報が取得される。その後、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて評価値が算出される。このように、第一のサイトに対する第一の履歴情報の関連情報に対する第二の履歴情報が取得され、また、第二のサイトに対する第三の履歴情報が取得されて、これらの履歴情報に基づいて、関連情報に対する評価値が算出される。すなわち、次に関連情報サーバに送信される評価値情報は、これらの履歴情報に基づいているため、第一のサイトと第二のサイトといった異なるサイトに跨って端末における履歴に基づいて、関連情報が端末に送信される。この結果、互いに異なるサイト間であっても、ユーザの行動履歴に基づいて、更なる行動を起こさせるための気づきとなる関連情報をユーザに与えることが可能になる。
本発明によれば、互いに異なるサイト間であっても、ユーザの行動履歴に基づいて、更なる行動を起こさせるための気づきをユーザに与えることが可能な情報提供サーバ、関連情報サーバ、情報提供システム、及び情報提供方法を提供することができる。
総合ストアサイトにおける従来のレコメンド方法と、異なるサイトに跨っての従来のレコメンド方法が不可能なことと、を説明する説明図である。 レコメンドサーバを含む情報提供システム全体の構成の概略を説明するための機能構成図である。 レコメンドサーバの物理構成の概略を説明するための物理構成図である。 レコメンドサーバによって、異なるサイトに跨って推薦情報がクライアント端末に送信される仕組みの例を説明する説明図である。 評価値の算出方法の例を説明するための、あるクライアント端末におけるユーザ行動の履歴と、評価値とが対応付けられたテーブルのテーブル構成図である。 レコメンドサーバによる推薦情報送信処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)システム全体の構成
まず、本実施形態に係る情報提供サーバとしてのレコメンドサーバを含む情報提供システム全体の構成について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、レコメンドサーバ1を含む情報提供システム100全体の構成の概略を説明するための機能構成図であり、図3は、情報提供システム100が含むレコメンドサーバ1及び関連情報サイトN(関連情報サーバ)のそれぞれの物理構成の概略を説明するための物理構成図である。レコメンドサーバ1は、デジタルコンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の行動がユーザによってクライアント端末Cを用いてコンテンツサイトA(第一のサイト)に対して行われた場合に、この行動の履歴に基づいて、コンテンツサイトB(第二のサイト)においてユーザが興味を持つと思われる推薦情報を、コンテンツサイトB経由でクライアント端末Cに送信して提供(紹介)するコンピュータ装置である。
ここで、クライアント端末Cは、スマートフォンSP、コンピュータ端末PC等のユーザ端末であり、デジタルコンテンツや商品等を販売するコンテンツサイトA,Bのそれぞれと通信を行うことにより、デジタルコンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の処理が可能な端末である。また、クライアント端末Cは、後述の関連情報を提供する関連情報サイトNと通信を行うことにより、この関連情報の表示、閲覧、関連情報におけるリンク先の表示、等の処理が可能である。クライアント端末CとコンテンツサイトAとの間の通信、クライアント端末CとコンテンツサイトBとの間の通信、及びクライアント端末Cと関連情報サイトNとの間の通信のそれぞれは、無線通信であっても有線通信であってもよく、例えば、無線基地局や通信プロバイダや通信事業者装置等を介して行われる。
ここで、関連情報サイトNは、デジタルコンテンツや商品等の販売、及び、これら販売物に関するニュースやブログ等の各種関連情報をクライアント端末Cに送信して紹介するサービスを行うサービスドメインであり、レコメンドサーバ1との通信が可能なサーバである。以下では、例として、コンテンツサイトAは主に動画を販売する専門サイトであり、コンテンツサイトBは主に音楽の楽曲を販売する専門サイトであるとして説明するが、コンテンツサイトA及びコンテンツサイトBのそれぞれの販売物は特に限定されない。コンテンツサイトAとレコメンドサーバ1との間の通信、コンテンツサイトBとレコメンドサーバ1との間の通信、及び関連情報サイトNとレコメンドサーバ1との間の通信のそれぞれは、無線通信であっても有線通信であってもよく、例えば、無線基地局や通信プロバイダや通信事業者装置等を介して行われる。
レコメンドサーバ1は、図3に示されるように、主な物理的な構成要素としてCPU1(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM2(Random Access Memory)及びROM3(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール4、並びにハードディスク等の補助記憶装置5等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、レコメンドサーバ1の機能が発揮される。
レコメンドサーバ1は、図2に示されるように、主な機能的な構成要素として、第一履歴取得部11(第一取得手段)、関連情報通信部12(関連送信手段)、第二履歴取得部13(第二取得手段)、推薦情報通信部14(推薦送信手段)、第三履歴取得部15(第三取得手段)、及び評価値演算部16(演算手段)を備えている。
第一履歴取得部11は、コンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第一の履歴情報を、コンテンツサイトA経由で取得する通信処理部分である。すなわち、コンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理P1が行われると、この処理内容を示す第一の履歴情報がコンテンツサイトAから第一履歴取得部11に送信される処理P2が行われる。コンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理とは、例えば、デジタルコンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の処理のことである。第一の履歴情報には、クライアント端末Cの処理の対象(例:デジタルコンテンツや商品)を一意に識別するIDと、処理内容を示すログ情報とが含まれている。
関連情報通信部12は、関連情報サイトNに対し、評価値情報を送信する通信処理部分である。ここで、評価値情報は、第一履歴取得部11により取得された第一の履歴情報に関連する関連情報のそれぞれに対する、後述の評価値を示す情報である。関連情報サイトNは、この評価値情報を受信すると、評価値に基づく関連情報のリストを、クライアント端末Cに送信する。より詳しくは、まず、クライアント端末Cの処理の対象に関連する関連情報のリストを要求する要求信号が、クライアント端末Cから関連情報サイトNに送信される(処理P3)。この要求信号が、関連情報サイトNから関連情報通信部12に送信されると、関連情報通信部12は、関連情報の後述の評価値を示す評価値情報を、関連情報サイトNに送信する(処理P4)。
ここで、関連情報とは、例えば、クライアント端末CによってコンテンツサイトAに対して行われた処理の対象であるデジタルコンテンツや商品等の例えば同色、同ジャンル、又は同カテゴリの、他のデジタルコンテンツや商品等の紹介、他ユーザによる感想、評価、コメント等が記載されたニュースやブログ、及びこれらについてのアドレスやメタデータや後述の評価値等の情報のことである。クライアント端末Cによって行われた処理の対象であるデジタルコンテンツや商品等のそれぞれに対応付けられたメタデータと、クライアント端末Cに送信される関連情報とは、互いに共通の特徴語(特徴を示す単語)を有している。
なお、関連情報サイトNは、この評価値に基づいて関連情報のリストを生成・編集し、クライアント端末Cに送信する(処理P5)。例えば、関連情報サイトNは、関連情報の評価値が高くなるほど、その関連情報のクライアント端末Cにおける表示の優先順位(例:関連情報の表示欄において上から数えた場合の順位)が高くなるよう並べ替える編集を行なってクライアント端末Cに送信する。
第二履歴取得部13は、関連情報のリストに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第二の履歴情報を、関連情報サイトN経由で取得する通信処理部分である。関連情報のリストは、関連情報通信部12により送信された評価値情報に基づいて作成された情報である。関連情報サイトNからのリストに対するクライアント端末Cによる処理P6が行われると、処理P6に応じた関連情報がクライアント端末Cに送信されると共に、処理P6の内容を示す第二の履歴情報が関連情報サイトNから第二履歴取得部13に送信される処理P7が行われる。関連情報サイトNに対するクライアント端末Cによる処理とは、例えば、関連情報のリストにおける上述のニュースやブログ等の表示(閲覧)、ニュースやブログ等におけるリンクのクリック等の処理のことである。第二の履歴情報には、表示された情報のアドレスと、処理内容を示すログ情報とが含まれている。
推薦情報通信部14は、第二履歴取得部13により取得された第二の履歴情報に関連すると共にコンテンツサイトBにおいて提供される提供物(例:販売物)を紹介する推薦情報を、コンテンツサイトB経由でクライアント端末Cに送信する通信処理部分である。すなわち、推薦情報がコンテンツサイトBに送信される処理P8が行われると、コンテンツサイトBは、この推薦情報をクライアント端末Cに送信する処理P9を行う。この推薦情報は、クライアント端末Cにおいて、アフィリエイト表示される。推薦情報のアフィリエイト表示とは、例えば、クライアント端末Cのディスプレイにおいて関連情報が表示される領域の隣接領域に、この推薦情報が表示されることである。なお、推薦情報通信部14は、上述の推薦情報を、関連情報サイトN経由でクライアント端末Cに送信してもよい。
ここで、推薦情報とは、例えば、クライアント端末Cによって行われた処理の対象である上述のニュースやブログ等で取り上げられたアーティスト、著者、製作者、関係者等によるデジタルコンテンツや商品等がレコメンド(推薦)された情報のことである。クライアント端末Cによって行われた処理の対象である上述のニュースやブログ等と、レコメンドされているデジタルコンテンツや商品等のそれぞれに対応付けられたメタデータとは、互いに共通の特徴語(特徴を示す単語)を有している。
第三履歴取得部15は、コンテンツサイトBに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第三の履歴情報を、コンテンツサイトB経由で取得する通信処理部分である。すなわち、コンテンツサイトBに対するクライアント端末Cによる処理P10が行われると、この処理内容を示す第三の履歴情報がコンテンツサイトBから第三履歴取得部15に送信される処理P11が行われる。コンテンツサイトBに対するクライアント端末Cによる処理とは、例えば、デジタルコンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の処理のことである。第三の履歴情報には、クライアント端末Cの処理の対象(例:デジタルコンテンツや商品)を一意に識別するIDと、処理内容を示すログ情報とが含まれている。
評価値演算部16は、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて、クライアント端末Cに送信される関連情報のそれぞれに対する評価値を算出して評価値情報を生成する演算処理部分である。第一の履歴情報には、コンテンツサイトAに対してクライアント端末Cによって支払われた第一の支払額に関する情報が含まれている。また、第三の履歴情報には、コンテンツサイトBに対してクライアント端末Cによって支払われた第二の支払額に関する情報が含まれている。なお、評価値演算部16によって生成された評価値情報は、関連情報通信部12による次の評価値情報の送信時に用いられる。
ここで、評価値演算部16は、上述の第一の支払額が高くなるほど、上述の評価値が高くなるように算出する。また、評価値演算部16は、上述の第二の支払額が高くなるほど、上述の評価値が高くなるように算出する。評価値演算部16による評価値の算出方法の詳細は、後述する。
関連情報サイトNは、図3に示されるように、主な物理的な構成要素としてCPU1、主記憶装置であるRAM2及びROM3、通信を行うための通信モジュール4、並びにハードディスク等の補助記憶装置5等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、関連情報サイトNの機能が発揮される。
関連情報サイトNは、図2に示されるように、主な機能的な構成要素として、受信部21(受信手段)、編集部22(編集手段)、及び送信部23(送信手段)を備えている。
受信部21は、レコメンドサーバ1から、評価値情報を受信する通信処理部分である。また、受信部21は、クライアント端末Cから上述の要求信号を受信することが可能である。受信部21は、要求信号を受信すると(処理P3)、この要求信号を関連情報通信部12に送信することにより、評価値を示す評価値情報を受信する(処理P4)。
なお、受信部21は、関連情報サイトNからの関連情報のリストに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第二履歴情報を取得することも可能である(処理P6)。更に、受信部21は、推薦情報通信部14から推薦情報を受信することも可能である(処理P8)。
編集部22は、受信部21により受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、上述の関連情報のリストを編集して出力する編集処理部分である。編集部22は、例えば、関連情報の評価値が低くなるほど、その関連情報のクライアント端末Cにおける表示の優先順位(例:関連情報の表示欄において上から数えた場合の順位)が低くなるよう並べ替える編集処理を行う。
送信部23は、編集部22により編集された関連情報のリストを、クライアント端末Cに送信する通信処理部分である(処理P5)。なお、送信部23は、上述の処理P6に応じた関連情報を、クライアント端末Cに送信することも可能である(処理P7)。このとき、送信部23は、処理P6の内容を示す第二の履歴情報を、第二履歴取得部13に送信する(処理P7)。また、送信部23は、受信部21により受信された推薦情報を、クライアント端末Cに送信することも可能である(処理P9)。
(2)異なるサイトに跨って履歴に基づく推薦情報が送信される仕組み
引き続き、レコメンドサーバ1によって、異なるサイトに跨って履歴に基づく推薦情報がクライアント端末Cに送信される仕組みの例について、図4を用いて説明する。図4は、レコメンドサーバ1(又はコンテンツサイトB)によって、異なるサイトに跨って推薦情報がクライアント端末Cに送信される仕組みの例を説明する説明図である。
主に動画を販売するコンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理(例:アーティストYのビデオの購入処理)が行われると、この処理内容を示す第一の履歴情報がコンテンツサイトAからレコメンドサーバ1に送信される。ここで、クライアント端末Cから、この処理の対象に関連する関連情報のリストを要求する要求信号が、関連情報サイトNに送信される。この要求信号は、関連情報サイトN経由でレコメンドサーバ1に送信されて、関連情報の後述の評価値が、関連情報サイトNに返信される。そして、関連情報サイトNは、この評価値に基づいて関連情報のリストNa(第一の履歴情報に関連する関連情報)を編集して、クライアント端末Cに送信して表示させる。ここでの関連情報のリストNaは、アーティストYの出身国を特徴語として対象のビデオと関連付けられたアーティストZ等を特徴語として有するニュースである。
次に、関連情報のリストNaに対するクライアント端末Cによる処理(例:アーティストZに関する最新ニュースへのリンクをクリックする処理)が行われると、この処理に応じた関連情報Nbが関連情報サイトNからクライアント端末Cに送信されて表示されると共に、この処理内容を示す第二の履歴情報が関連情報サイトNからレコメンドサーバ1に送信される。ここでの関連情報Nbは、アーティストZに関するニュースブログである。
次に、レコメンドサーバ1(又はコンテンツサイトB)は、第二の履歴情報に関連するとともにコンテンツサイトBにおいて提供されている推薦情報を、クライアント端末Cに送信して表示させる。ここでの推薦情報は、アーティストZを特徴語として有する楽曲CDの購入をレコメンド(推薦)する広告情報である。この推薦情報は、クライアント端末Cにおいて、アフィリエイト表示される。このようにして、異なるコンテンツサイトA,Bに跨って履歴に基づく推薦情報がクライアント端末Cに送信される。
(3)関連情報に対する評価値の算出方法
引き続き、評価値演算部16による、関連情報に対する評価値の算出方法の例について、図5を用いて説明する。図5は、評価値の算出方法の例を説明するための、あるクライアント端末Cにおけるユーザ行動の履歴と、準備された関連情報に対する評価値とが対応付けられたテーブルのテーブル構成図である。このテーブルは、第一履歴取得部11、第二履歴取得部13、第三履歴取得部15、及び評価値演算部16によって共有される。
図5に示されるように、このクライアント端末Cにおいてユーザ行動が行われたために準備された関連情報は、No.1〜No.16まであり、例えば、関連情報No.1に関しては、コンテンツサイトAのコンテンツaに対するユーザ行動が「購入」であったために、コンテンツサイトAにおけるユーザ行動フラグには「1」が記憶されている(第一の履歴情報の記憶)。なお、コンテンツサイトAのコンテンツaに対するユーザ行動が「閲覧」であった場合でも、コンテンツサイトAにおけるユーザ行動フラグには「1」が記憶される。また、コンテンツサイトAのコンテンツaに対するユーザ行動が「なし」の場合、コンテンツサイトAにおけるユーザ行動フラグには「0」が記憶される。また、購入された上述のコンテンツaの価格(支払額)は、「100」円であることが記憶されている。
また、この関連情報No.1に対するユーザ行動が「読了」(例:関連情報が所定時間以上継続して表示された履歴)であったために、関連情報に対するユーザ行動フラグには「1」が記憶されている(第二の履歴情報の記憶)。なお、関連情報に対するユーザ行動が「未読」(例:関連情報の表示が所定時間未満だった履歴)の場合、関連情報に対するユーザ行動フラグには「0」が記憶される。
また、この関連情報No.1に対するユーザ行動の履歴に基づいて提供された推薦情報(コンテンツサイトBのコンテンツb)に対するユーザ行動が「購入」であったために、コンテンツサイトBにおけるユーザ行動フラグには「1」が記憶されている(第三の履歴情報の記憶)。なお、コンテンツサイトBのコンテンツbに対するユーザ行動が「閲覧」であった場合でも、コンテンツサイトBにおけるユーザ行動フラグには「1」が記憶される。また、コンテンツサイトBのコンテンツbに対するユーザ行動が「なし」の場合、コンテンツサイトBにおけるユーザ行動フラグには「0」が記憶される。また、購入された上述のコンテンツbの価格(支払額)は、「100」円であることが記憶されている。
このとき、評価値演算部16は、以下の数式(1)に基づいて、準備された全ての関連情報のそれぞれに対する評価値を算出する。
Figure 0005877126

ここで、Eは、関連情報に対する評価値であり、Uaは、コンテンツサイトAにおけるコンテンツa(又は商品a)に対応するユーザ行動フラグに記憶されている値であり、Unは、ニュースやブログ等の各種関連情報に対応するユーザ行動フラグに記憶されている値であり、Ubは、コンテンツサイトBにおけるコンテンツb(又は商品b)に対応するユーザ行動フラグに記憶されている値である。
また、Paは、コンテンツaの価格(円)であり、Pbは、コンテンツbの価格(円)である。更に、Vaは、コンテンツaの価格に対応するアフィリエイト料金の割合(%)であり、Vbは、コンテンツbの価格に対応するアフィリエイト料金の割合(%)である。なお、アフィリエイト料金とは、販売実績等の成果に基づく報酬として広告主(例:デジタルコンテンツや商品等の販売代理事業者)から情報掲載主(例:コンテンツサイトA,Bの運営事業者)に支払われる広告掲載料金である。
(4)推薦情報送信処理の流れ
引き続き、レコメンドサーバ1による推薦情報送信処理の流れ(情報提供方法)について、図6を用いて説明する。図6は、レコメンドサーバ1による推薦情報送信処理の流れを示すフローチャートである。図6のフローチャートに示される処理は、レコメンドサーバ1の電源がオンされてからオフされるまでの間、所定のタイミングで繰り返し実行される。
まず、第一履歴取得部11が、コンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第一の履歴情報を、コンテンツサイトA経由で取得する(ステップS01、第一取得ステップ)。コンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理とは、例えば、コンテンツサイトAにおけるデジタルコンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の処理のことである。そして、関連情報通信部12が、第一履歴取得部11により取得された第一の履歴情報に関連する関連情報の評価値情報を、関連情報サイトNに送信する(ステップS02、関連送信ステップ)。関連情報サイトNは、この評価値情報を受信すると、評価値に基づく関連情報のリストを作成し、クライアント端末Cに送信する。関連情報とは、例えば、クライアント端末Cによって行われた処理の対象であるデジタルコンテンツや商品等の例えば同色、同ジャンル、又は同カテゴリの、他のデジタルコンテンツや商品等の紹介、他ユーザによる感想、評価、コメント等が記載されたニュースやブログ等の情報のことである。
次に、第二履歴取得部13が、この評価値に基づいて作成された関連情報のリストに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第二の履歴情報を、関連情報サイトNから取得する(ステップS03、第二取得ステップ)。クライアント端末Cによる処理とは、例えば、関連情報のリストにおける上述のニュースやブログ等の閲覧、ニュースやブログ等におけるリンクのクリック等の処理のことである。そして、推薦情報通信部14が、この第二の履歴情報に関連すると共にコンテンツサイトBにおいて提供される推薦情報を、クライアント端末Cに送信する(ステップS04、推薦送信ステップ)。推薦情報とは、例えば、クライアント端末Cによって行われた処理の対象である上述のニュースやブログ等で取り上げられた、アーティスト、著者、製作者等により制作されたデジタルコンテンツや商品等がレコメンド(推薦)された情報のことである。
次に、第三履歴取得部15が、コンテンツサイトBに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第三の履歴情報を、コンテンツサイトB経由で取得する(ステップS05、第三取得ステップ)。この推薦情報に対するクライアント端末Cによる処理とは、例えば、デジタルコンテンツや商品等の購入、視聴、閲覧、クリック等の処理のことである。そして、評価値演算部16が、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて、関連情報サイトNからクライアント端末Cに送信される上述の関連情報に対する評価値を算出して評価値情報を生成する(ステップS06、演算ステップ)。なお、ここで算出された評価値は、次回の関連送信ステップでの処理に用いられる。そして、一連の処理が終了する。
(5)本実施形態による作用及び効果
引き続き、本実施形態に係るレコメンドサーバ1による作用及び効果について、図2を用いて説明する。レコメンドサーバ1によれば、まず、コンテンツサイトAに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第一の履歴情報が取得され(処理P1,P2)、この第一の履歴情報に関連する関連情報の評価値情報が関連情報サイトNに送信される(処理P4)。関連情報サイトNは、評価値情報を受信すると、評価値に基づく関連情報のリストをクライアント端末Cに送信する(処理P5)。そして、この関連情報のリストに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第二の履歴情報が取得され(処理P6,P7)、この第二の履歴情報に関連すると共にコンテンツサイトBにおいて提供される推薦情報がクライアント端末Cに送信される(処理P8,P9)。また、コンテンツサイトBに対するクライアント端末Cによる処理内容を示す第三の履歴情報が取得される(処理P10,P11)。その後、第一の履歴情報、第二の履歴情報、及び第三の履歴情報に基づいて評価値が算出される。
このように、コンテンツサイトAに対する第一の履歴情報の関連情報のリストに対する第二の履歴情報が取得され、また、コンテンツサイトBに対する第三の履歴情報が取得されて、これらの履歴情報に基づいて、関連情報に対する評価値が算出される。すなわち、次に関連情報サイトNに送信される評価値情報は、これらの履歴情報に基づいているため、コンテンツサイトAとコンテンツサイトBといった異なるサイトに跨ったクライアント端末Cにおける履歴に基づいて、関連情報がクライアント端末Cに送信される。この結果、互いに異なるコンテンツサイトA,B間であっても、クライアント端末Cのユーザの行動履歴(例:アーティストYのビデオの購入)に基づいて、更なる行動(例:アーティストYの楽曲CDの購入)を起こさせるための気づきとなる関連情報をユーザに与えることが可能になる。
また、レコメンドサーバ1によれば、第一の履歴情報には第一の支払額に関する情報が含まれており、この第一の支払額が高くなるほど評価値は高くなる。第一の支払額が高いほど、コンテンツサイトAに対するユーザの興味が大きいとみなすことができることから、その支払後にクライアント端末Cに送信される関連情報に対してもユーザの興味が大きくなると考えられる。このため、第一の支払額が高くなるほど評価値を高くすることにより、関連情報がユーザに持たせる興味の大きさを精度よく評価することが可能になる。
また、レコメンドサーバ1によれば、第三の履歴情報には第二の支払額に関する情報が含まれており、この第二の支払額が高くなるほど評価値は高くなる。第二の支払額が高いほど、コンテンツサイトBに対するユーザの興味が大きいとみなすことができることから、その支払前にクライアント端末Cに送信された関連情報に対してもユーザの興味が大きくなっていたと考えられる。このため、第二の支払額が高くなるほど評価値を高くすることにより、関連情報がユーザに持たせた興味の大きさを精度よく評価することが可能になる。
また、関連情報サイトNによれば、まず、レコメンドサーバ1からの評価値情報が受信され、受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報のリストが編集されて出力される。そして、編集された関連情報のリストがクライアント端末Cに送信される。すなわち、受信された評価値情報が示す評価値に基づいて、関連情報のリストが編集される。このため、クライアント端末Cに送信する関連情報のリストとして、より適したものを送信することが可能になる。
(6)変形例
上述の実施例では、レコメンドサーバ1が、推薦情報を関連情報サイトN又はコンテンツサイトB経由で、クライアント端末Cに送信する構成として説明している。
しかしながら、推薦情報がクライアント端末Cに送信される構成であれば推薦情報の送信元は特に限定されず、例えば、レコメンドサーバ1が、他のサーバを経由させて、推薦情報をクライアント端末Cに送信する構成としてもよい。
本発明によれば、互いに異なるサイト間であっても、ユーザの行動履歴に基づいて、更なる行動を起こさせるための気づきをユーザに与えることが可能な情報提供サーバ、関連情報サーバ、情報提供システム、及び情報提供方法を提供することができる。
1…レコメンドサーバ、11…第一履歴取得部、12…関連情報通信部、13…第二履歴取得部、14…推薦情報通信部、15…第三履歴取得部、16…評価値演算部、21…受信部、22…編集部、23…送信部、100…情報提供システム、A,B…コンテンツサイト、C…クライアント端末、N…関連情報サイト、Na…関連情報のリスト、Nb…関連情報、P1〜P10…処理、PC…コンピュータ端末、SP…スマートフォン。

Claims (6)

  1. ユーザが端末を用いて行った行動の履歴に基づいて、当該ユーザが興味を持つと思われる推薦情報を当該ユーザに提供する情報提供サーバであって、
    第一のサイトに対する前記端末による処理内容を示す第一の履歴情報を取得する第一取得手段と、
    前記第一取得手段により取得された前記第一の履歴情報に関連する関連情報に対する評価値を示す評価値情報を受信すると当該評価値に基づく当該関連情報を前記端末に送信する関連情報サーバに対し、当該評価値情報を送信する関連送信手段と、
    前記関連情報サーバにより送信された前記関連情報に対する前記端末による処理内容を示す第二の履歴情報を取得する第二取得手段と、
    前記推薦情報をユーザに提供する第二のサイトに対する前記端末による処理内容を示す第三の履歴情報を取得する第三取得手段と、
    前記第一の履歴情報、前記第二の履歴情報、及び前記第三の履歴情報に基づいて前記評価値を算出する演算手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供サーバ。
  2. 前記第一の履歴情報には、前記第一のサイトに対して支払われた第一の支払額に関する情報が含まれており、当該第一の支払額が高くなるほど、前記評価値は高くなる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供サーバ。
  3. 前記第三の履歴情報には、前記第二のサイトに対して支払われた第二の支払額に関する情報が含まれており、当該第二の支払額が高くなるほど、前記評価値は高くなる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供サーバ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の情報提供サーバから前記評価値情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記評価値情報が示す前記評価値に基づいて、前記関連情報を編集して出力する編集手段と、
    前記編集手段により編集された前記関連情報を前記端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする関連情報サーバ。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載の情報提供サーバと、請求項4に記載の関連情報サーバと、を含むことを特徴とする情報提供システム。
  6. ユーザが端末を用いて行った行動の履歴に基づいて、当該ユーザが興味を持つと思われる推薦情報を当該ユーザに提供する情報提供サーバが行う情報提供方法であって、
    第一のサイトに対する前記端末による処理内容を示す第一の履歴情報を前記情報提供サーバが取得する第一取得ステップと、
    前記第一取得ステップにより取得された前記第一の履歴情報に関連する関連情報に対する評価値を示す評価値情報を受信すると当該評価値に基づく当該関連情報を前記端末に送信する関連情報サーバに対し、当該評価値情報を前記情報提供サーバが送信する関連送信ステップと、
    前記関連情報サーバにより送信された前記関連情報に対する前記端末による処理内容を示す第二の履歴情報を前記情報提供サーバが取得する第二取得ステップと、
    前記推薦情報をユーザに提供する第二のサイトに対する前記端末による処理内容を示す第三の履歴情報を前記情報提供サーバが取得する第三取得ステップと、
    前記第一の履歴情報、前記第二の履歴情報、及び前記第三の履歴情報に基づいて前記評価値を前記情報提供サーバが算出する演算ステップと、
    を有することを特徴とする情報提供方法。
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