JP5876757B2 - 水耕栽培装置の設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、水耕栽培装置の設置構造に関する。
玄関やバルコニー等に植物を飾ったり、庭に植物を植栽したりして、屋内側から、これを観賞することが一般になされている。
また、屋外だけでなく、プランターや鉢等の容器を建物内に配置し、この容器で植物を栽培し、これを鑑賞することが行われている(例えば、特許文献1参照)。このように建物内で植物を鑑賞することによって、自然を身近に感じることができる。しかも、屋外よりも生育環境を安定化できるので、種々の植物を栽培しやすくなる。
特開2005−278611号公報
ところが、近年、特に住宅等の建物の分野において緑化が推進されており、より多くの植物を栽培するための栽培用スペースを建物内に確保したいという要望がある。多くの植物を室内で栽培すると、肥料等による臭いがするという課題、植物の温度および湿度管理等の条件が居室の環境と異なる場合があるという課題があった。また、栽培用スペースである収納区画を建物内に確保する一方で、作業性の向上および収納区画と居室との連続性を確保することが望まれる。
本発明は、前記居室への臭いの遮断、前記居室の環境と異なる収納区画における温度および湿度管理を容易にすることができ、作業性の向上および収納区画と居室との連続性を確保することができる水耕栽培装置の設置構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の水耕栽培装置100の設置構造に係る発明は、例えば、図1、図2に示すように、
居室10に隣接する収納区画20に水耕栽培装置100を設置する水耕栽培装置100の設置構造において、
前記居室10と前記収納区画20との間には、開口部30が設けられ、
この開口部30に仕切り建具31が設けられ、
前記収納区画20の床21は、前記居室10の床11より低く、
前記水耕栽培装置100は、植物を栽培するための容器200を配置する底板120と、この底板120の下方にキャスター130を有し、
前記開口部30において、この水耕栽培装置100の底板120と前記居室10の床11とは高さが等しく、
前記水耕栽培装置100の前部が前記開口部30の近傍に位置しており、前記水耕栽培装置100の後方には水耕栽培装置100を移動可能な空間が設けられ、
前記収納区画20を形成する壁60A,60Bに、前記収納区画20から屋内空間40または屋外空間50への開口部61A,61Bが設けられ、この開口部61A,61Bに仕切り建具62A,62Bが設けられており、
前記収納区画20の床21と前記屋内空間40の床41または前記屋外空間50の床51は同じ高さであり、
前記収納区画20の天井22に前記収納区画20内へ空気を吹き出す空調用開口22aが設けられ、前記収納区画20を形成する壁60A,60Bのうち前記屋外空間50側の壁60Bに前記収納区画20内の空気を排気するための排気口33が設けられる、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記開口部30に仕切り建具31が設けられているので、この仕切り建具31で前記居室10と前記収納区画20とを区切り閉じた空間とすることにより、収納区画20から前記居室10への臭いの遮断、前記居室10の環境と異なる収納区画20における温度および湿度管理を容易にすることができ、前記水耕栽培装置100はキャスター130を有しているので、前記水耕栽培装置100を任意の場所に移動して作業することで作業性を向上でき、前記開口部30において、この水耕栽培装置100の底板120と前記居室10の床11とは高さが等しいので、前記居室10と前記収納区画20との連続性が確保できる。
また、前記水耕栽培装置100の後方には水耕栽培装置100を移動可能な空間が設けられているので、作業等の際に水耕栽培装置100を水耕栽培装置100の後方に移動して作業できる。
また、前記収納区画20を形成する壁60A,60Bに、前記収納区画20から屋内空間40または屋外空間50への開口部61A,61Bが設けられているので、前記建具62A,62Bによって開口部61A,61Bを開放・閉塞できるとともに、前記収納区画20から同じ高さの41,床51を有する屋内空間40または屋外空間50に前記水耕栽培装置100を容易に移動することができる。
また、前記収納区画20内へ空気を吹き出す空調用開口22aと前記収納区画20内の空気を排気するための排気口33とが設けられているので、前記収納区画20の空気を入れ替えることにより、前記収納区画内20の空気を新鮮に保つことができる。
請求項に記載の発明は、例えば、図に示すように、
請求項1に記載の水耕栽培装置100の設置構造において、
前記屋外空間50側の前記壁60Bは、前記水耕栽培装置100の後方に設けられ、
前記排気口33は、前記壁60Bの最下部に設けられ、
前記排気口33には、前記屋内空間40の空気を吸気して前記屋外空間50へと排気する換気扇35が設けられる
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、例えば、図1、図3に示すように、
請求項1または2に記載の水耕栽培装置100の設置構造において、
前記居室10との開口部30における仕切り建具31は、透明または半透明な仕切り建具であり、前記水耕栽培装置100の前部が前記開口部30の近傍に位置しており、前記水耕栽培装置100の後部に鏡170がその鏡面を前記開口部30に向けて設けられている、
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記建具31は透明または半透明な仕切り建具であるので、開口部を閉塞した状態で、前記居室10から前記収納区画20へ空間の連続性を保ちつつ、植物の観察が可能になる一方で、開口部30に向けて設けられた鏡170の像により、視覚的に広がりのある空間を提供できる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1に示すように、
請求項1〜のいずれか一項に記載の水耕栽培装置100の設置構造において、
前記収納区画20の床21から1.0以上〜1.4m以下の高さの天井22に前記空調用開口22aが設けられている、
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記収納区画20の床21から1.0以上〜1.4m以下の高さの天井22に前記空調用開口22aが設けられているので、通常の収納空間より狭くすることにより、空調の効率を向上することができる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1、図3に示すように、
請求項1〜のいずれか一項に記載の水耕栽培装置100の設置構造において、
前記底板120の下に、液肥を入れる液肥タンク150が設けられている、
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記底板120の下に、前記液肥を入れる液肥タンク150が設けられているので、居室10から前記液肥タンク150が見えなくなり、美観が向上する。
本発明によれば、前記居室への臭いの遮断、前記居室の環境と異なる収納区画における温度および湿度管理を容易にすることができ、作業性の向上および収納区画と居室との連続性を確保することができる水耕栽培装置の設置構造を提供することができる。
本発明に係る水耕栽培装置の設置構造の一例を示す図であり、居室と収納区画と水耕栽培装置の配置を示す立面断面図である。 同、平面図である。 水耕栽培装置の一例を示す図であり、正面図である。 同、平面図である。 同、左側面図である。 同、右側面図である。 本発明に係る水耕栽培装置の設置構造の変形例を示す立面断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<実施の形態>
(居室10と収納区画20)
図1において、居室10に隣接する収納区画20に水耕栽培装置100が設置されている。前記居室10と前記収納区画20との間には、開口部30が設けられ、この開口部30に透明または半透明の引き分け戸である仕切り建具31が設けられている。また、前記収納区画20の床21は、前記居室10の床11より低い。前記収納区画20の床21はコンクリートの土間であり、この土間上に水耕栽培装置100が設置されている。
(水耕栽培装置100)
図3に示すように、前記水耕栽培装置100は、左側のつる植物用水耕栽培部100Aと、中央の蓄電池155を収納する蓄電池収納部100Bと、右側の葉菜等植物用水耕栽培部100Cとを備えている。つる植物用水耕栽培部100Aと、蓄電池収納部100Bと、葉菜等植物用水耕栽培部100Cとは、一体として設けられている。前記水耕栽培装置100は、任意の方向に移動可能にするために、キャスター130を有する。
つる植物用水耕栽培部100Aは、トマトなどのつる植物を栽培するために使用される。つる植物用水耕栽培部100Aは、植物を栽培するための容器200を配置する底板120と、天板125と、これらの短辺にそれぞれ配置された側板である支持体110a,110bとで形成された枠体と、この枠体の背面に配置された鏡170とからなる箱体に、下方を照らす照明器具が組み込まれた棚板140aと格子状部材140bが取り付けられて構成されている。前記棚板140aと前記格子状部材140bとは、これらの短辺がそれぞれ支持体110a,110bに支持されている。また、棚板140aと格子状部材140bとは、つる植物の大きさに合わせて上下方向に移動可能である。更に、前記つる植物用水耕栽培部100Aは、前記底板120の下に液肥を入れる液肥タンク150が設けられ、前記底板120の下方にキャスター130が設けられている。前記つる植物用水耕栽培部100Aは、キャスター130を有している。なお、前記底板120の下方にキャスター130が設けられているとは、前記底板120より下にキャスター130が設けられていることを含み、支持体110a,110bの下方にキャスター130が設けられている場合も含む。
前記蓄電池収納部100Bは、蓄電池155を配置する底板121と、天板126と、これらの長辺にそれぞれ配置された側板である支持体110c,110dとで形成された枠体と、この枠体の背面に配置された背板123とからなる箱体に、棚板127が取り付けられて構成されている。棚板127はその長辺がそれぞれ支持体110c,110dに支持されている。更に、前記蓄電池収納部100Bは、前記底板121の下に、キャスター130が設けられている。前記蓄電池収納部100Bには、蓄電池155の操作部128を露出した状態で、前記蓄電池収納部100Bの前部を覆う前面板129が設けられている。
前記葉菜等植物用水耕栽培部100Cは、植物を栽培するための容器200を配置する底板120と、天板125と、これらの短辺にそれぞれ配置された側板である支持体110e,110fとで形成された枠体と、この枠体の背面に配置された鏡170とからなる箱体に、複数の棚板135が取り付けられて構成されている。複数の棚板135はこれらの短辺がそれぞれ支持体110e,110fに支持されている。複数の棚板135の各々には、下方を照らす照明器具162と配管161の一部とが組み込まれている。配管161はポンプ160から8分岐163を経由して各棚板135上まで設けられ、各棚板135上の容器210に液肥が供給されるように設けられている。更に、前記葉菜等植物用水耕栽培部100Cは、前記底板120の下に、液肥を入れる液肥タンク150と、キャスター130が設けられている。液肥タンク150内には、ポンプ160が取り付けられ、ポンプを駆動することにより、配管161に液肥を送り込み、棚板135上の容器210に液肥が供給される。
(水耕栽培装置100の底板120と居室10の床11)
図1に示すように、前記開口部30において、この水耕栽培装置100の底板120と前記居室10の床11とは高さが等しい。水耕栽培装置100の底板120の高さは、居室10の床11と収納区画20の床21の段差に合わせて、予め決定される。また、図1に示すように、前記水耕栽培装置100の前部が前記開口部30の近傍に位置しており、前記水耕栽培装置100の後方には水耕栽培装置100を移動可能な空間が設けられ、前記水耕栽培装置100は、鏡170の鏡面を前記開口部30に向けて、前記収納区画20に設置されている。鏡170には、水耕栽培装置100に配置された容器200,210、水耕栽培装置100の底板120、居室10等の像が映る。
(収納区画20)
前記収納区画20は、床21と、天井22と、仕切り建具31と、壁60A〜60Cとで囲まれた空間である。天井22の高さは前記収納区画20の床21から1.0以上〜1.4m以下であり、この天井22に前記収納区画20内へ空気を吹き出す空調用開口22aと監視カメラ22cが設けられている。空調用開口22aは、天井22裏に配置された空調配管22bと接続されており、収納区画20の外部の空気を取り入れている。監視カメラ22cで撮像された映像は、居室10等に配置された監視モニター(図示せず)で見ることができる。また、前記収納区画20の壁60Bに、前記収納区画20内の空気を排気するための排気口33が形成されている。排気口33に換気扇35が取り付けられ、この換気扇35を蓄電池155からの電力により動作することにより、収納区画20内の空気を強制換気できる。なお、前記収納区画20の壁60Cに排気口33を形成してもよい。水耕栽培装置100の高さは、天井22の高さに合わせて、予め決定される。
前記収納区画20を形成する壁60A,60Bに、前記収納区画20から屋内空間40への開口部61Aおよび前記収納区画20から屋外空間50への開口部61Bが設けられている。この開口部61A,61Bに仕切り建具62A,62Bがそれぞれ設けられており、前記収納区画20の床21と屋内空間40の床41または屋外空間50の床51は同じ高さである。図2において、仕切り建具62Aは引き戸であり、仕切り建具62Bは両開き戸である。
(水耕栽培装置100の移動等)
水耕栽培装置100は、キャスター130を有しているため、床21上を容易に移動できる。例えば、居住者が居室10から作業をする場合、仕切り建具31の戸を開き、水耕栽培装置100を後方に移動し、開口部30と水耕栽培装置100との間に作業空間を確保する。この状態にすると、居住者が床21に足を置いて床11に座った姿勢をとることができるので、居住者は楽な姿勢で作業をすることができる。
また、居室10から見て、左側の室内空間40の床41に水耕栽培装置100を移動することができる。この場合、屋内空間40と収納区画20間の仕切り建具62Aの戸を開き、水耕栽培装置100を移動する。屋内空間40に水耕栽培装置100を移動できると、寒いときや雨が降っているときでも、屋内空間40において水耕栽培装置100の後ろ側でも作業ができ、便利である。床41はコンクリートの床であることが望ましい。
また、居室10から見て、屋外空間50の床51に水耕栽培装置100を移動することができる。この場合、屋外空間50と収納区画20間の仕切り建具62Bの戸を開き、水耕栽培装置100を移動する。屋外空間50に水耕栽培装置100を移動できると、天気のよい日に、水耕栽培装置100を外に出して作業をしたい場合に、便利である。なお、水耕栽培装置100を移動しないで、仕切り建具62Bの戸を開き、水耕栽培装置100の後ろ側で作業をすることもできる。床51はコンクリートの床であることが望ましい。
本実施の形態によれば、前記開口部30に仕切り建具31が設けられているので、この仕切り建具31で前記居室10と前記収納区画20とを区切り閉じた空間とすることにより、収納区画20から前記居室10への臭いの遮断、前記居室10の環境と異なる収納区画20における温度および湿度管理を容易にすることができ、前記水耕栽培装置100はキャスター130を有しているので、前記水耕栽培装置100を任意の場所に移動して作業することで作業性等を向上でき、前記開口部30において、この水耕栽培装置100の底板120と前記居室10の床11とは高さが等しいので、前記居室10と前記収納区画20との連続性が確保できる。
また、前記水耕栽培装置100の後方には水耕栽培装置100を移動可能な空間が設けられているので、作業等の際に水耕栽培装置100を水耕栽培装置100の後方に移動して作業できる。
また、前記収納区画20を形成する壁60Aに前記収納区画20から屋内空間40への開口部61Aが設けられ、前記収納区画20を形成する壁60Bに前記収納区画20から屋外空間50への開口部61Bが設けられているので、前記建具62A,62Bによって開口部61A,61Bを開放・閉塞できるとともに、前記収納区画20から同じ高さの床41,51を有する屋内空間40および屋外空間50のいずれにも前記水耕栽培装置100を容易に移動することができる。
また、前記収納区画20の天井22に、収納区画20内へ空気を吹き出す空調用開口22aが形成され、前記収納区画20の壁に、収納区画20内の空気を排気するための排気口33とが形成されているので、前記収納区画20の空気を入れ替えることにより、前記収納区画内20の空気を新鮮に保つことができる。
また、前記収納区画20の床21から1.0以上〜1.4m以下の高さの天井22に前記空調用開口22aが設けられているので、通常の収納空間より狭くすることにより、空調の効率を向上することができる。
また、前記底板120の下に、前記液肥を入れる液肥タンク150が設けられているので、居室10から前記液肥タンク150が見えなくなり、美観が向上する。
(変形例)
次に、図4を参照して、変形例について以下説明する。なお、変形例においては、上記実施の形態と同じ部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
上記実施の形態においては、収納区画20において、水耕栽培装置100の後方に移動可能な空間を設けた例について説明したが、これに限られない。図4に示すように、水耕栽培装置100の後方に固定の間仕切壁25または移動可能な間仕切壁25を設けて、水耕栽培装置100の後方に移動可能な空間を設けないようにしてもよい。この場合は、上記実施の形態に比べて、水耕栽培装置100の収納区画20がより小さな空間となるため、前記居室10の環境と異なる収納区画20における温度および湿度管理をより容易にすることができる。なお、間仕切壁25には、通気口25aが設けられている。温度および湿度管理は、空間が狭くなるほど、空間内における温度および湿度むらが少なくなるため、管理が容易となる。
また、上記実施の形態においては、透明または半透明の仕切り建具31である例について説明したが、これに限られない。透明または半透明の仕切り建具31の代わりに、非透明の仕切り建具を採用してもよい。この場合でも、前記開口部30に仕切り建具が設けられているので、この仕切り建具で前記居室10と前記収納区画20とを区切り閉じた空間とすることにより、収納区画20から前記居室10への臭いの遮断、前記居室10の環境と異なる収納区画20における温度および湿度管理を容易にすることができ、前記開口部30において、前記仕切り建具を開くことにより、前記居室10と前記収納区画20との連続性が確保できる。
また、上記実施の形態においては、収納区画20において、水耕栽培装置100の後方に移動可能な空間を設けた例について説明したが、これに限られない。収納区画20において、水耕栽培装置100を後方に移動可能な空間を設けずに、前記収納区画20を形成する壁60A−60Cの少なくとも一つの壁に、前記収納区画20から屋内空間40への開口部61Aまたは前記収納区画20から屋外空間50への開口部61Bを設け、この開口部61A,61Bに仕切り建具62A,62Bを設けてもよい。
また、上記実施の形態においては、収納区画20において、空調用配管22bを床パネル37の下部に配置したが、これに限られない。空調用配管22bを床パネル37内に配置してもよい。
また、上記実施の形態においては、支持体110a〜110fを側板である例について説明したが、これに限られない。側板の代わりに、複数のパイプを用いて、棚板等の隅部を支持するように水耕栽培装置100を構成してもよい。
10 居室
20 収納区画
11,21 床
22 天井
22a 空調用開口
22b 空調用配管
25 間仕切壁
30 開口部
31 仕切り建具
33 排気口
35 換気扇
37 床パネル
40 屋内空間
50 屋外空間
41,51 床
50 屋内空間
60A−60C 壁
61A,61B 開口部
62A,62B 仕切り建具
100 水耕栽培装置
100A つる植物用水耕栽培部
100B 蓄電池収納部
100C 葉菜等植物用水耕栽培部
110a−110f 支持体
120,121 底板
125,126 天板
127 棚板
128 操作部
129 前面板
130 キャスター
135 棚板
140a 棚板
140b 格子状部材
150 液肥タンク
155 蓄電池
170 鏡
200,210 容器

Claims (5)

  1. 居室に隣接する収納区画に水耕栽培装置を設置する水耕栽培装置の設置構造において、
    前記居室と前記収納区画との間には、開口部が設けられ、
    この開口部に仕切り建具が設けられ、
    前記収納区画の床は、前記居室の床より低く、
    前記水耕栽培装置は、植物を栽培するための容器を配置する底板と、この底板の下方にキャスターを有し、
    前記開口部において、この水耕栽培装置の底板と前記居室の床とは高さが等しく、
    前記水耕栽培装置の前部が前記開口部の近傍に位置しており、前記水耕栽培装置の後方には水耕栽培装置を移動可能な空間が設けられ、
    前記収納区画を形成する壁に、前記収納区画から屋内空間または屋外空間への開口部が設けられ、この開口部に仕切り建具が設けられており、
    前記収納区画の床と前記屋内空間の床または前記屋外空間の床とは同じ高さであり、
    前記収納区画の天井に前記収納区画内へ空気を吹き出す空調用開口が設けられ、前記収納区画を形成する壁のうち前記屋外空間側の壁に前記収納区画内の空気を排気するための排気口が設けられる、
    ことを特徴とする水耕栽培装置の設置構造。
  2. 前記屋外空間側の前記壁は、前記水耕栽培装置の後方に設けられ、
    前記排気口は、前記屋外空間側の壁の最下部に設けられ、
    前記排気口には、前記屋内空間の空気を吸気して前記屋外空間へと排気する換気扇が設けられることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置の設置構造。
  3. 前記居室との開口部における仕切り建具は、透明または半透明な仕切り建具であり、前記水耕栽培装置の前部が前記開口部の近傍に位置しており、前記水耕栽培装置の後部に鏡がその鏡面を前記開口部に向けて設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の水耕栽培装置の設置構造。
  4. 前記収納区画の床から1.0以上〜1.4m以下の高さの天井に前記空調用開口が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の水耕栽培装置の設置構造。
  5. 前記底板の下に、液肥を入れる液肥タンクが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の水耕栽培装置の設置構造。
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