JP2020078299A - 立体駐車場を利用した植物栽培工場 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体駐車場を駐車場以外の用途、即ち、植物栽培工場として活用すべく、立体駐車場を利用した植物栽培工場を提供する。【解決手段】筐体内において複数のゴンドラ8が所定間隔で移動部材に装着され、駆動手段にてゴンドラ8が筐体の出入口まで循環移動する形式の立体駐車場を利用した植物栽培工場であって、複数の各ゴンドラ8の各々に植物自動栽培装置16を載置し、各植物自動栽培装置16は、植物育成用棚17と、植物育成用溶液22の溶液循環手段と、植物育成用溶液22を収納する収納槽24とを具備しており、立体駐車場の筐体の内壁には、ゴンドラ8の移動経路に沿ってゴンドラ8上の植物育成用棚17に光を照射するための照明装置を並設する。【選択図】図4

Description

本発明は、タワー型等の機械式立体駐車場を利用してレタス等の植物を栽培するための立体駐車場を利用した植物栽培工場に関するものである。
従来、都市部の商業ビルに隣接するタワー型の機械式立体駐車場(例えば、駐車台数は自動車30数台)の設置構造は、図7に示すように、例えば10階建の商業ビル1の1階部分に出入りスペース1aを設け、当該出入りスペース1aの奥部にタワー型の立体駐車場2を設け、立体駐車場2に出入りする車は、道路3から上記出入りスペース1aを介して上記立体駐車場2に出入庫(矢印D方向)するという構造となっている(例えば特許文献1)。
当該商業ビル1は2階から10階までがオフィス等の入居スペースとなっており、空間4は空地となっている。また、5は上記出入りスペース1aに設けられた当該商業ビル1の管理室であり、管理人が常在し、上記立体駐車場2の管理等を行っている。
特開2012−180649号公報 特開2007−130002号公報 特開2013−223435号公報
ところで、上記立体駐車場2は、通常、隣接する上記商業ビル1の所有者が管理しているが、駐車場として使用する場合は、建築されてから一定年度毎に各種法令或いはガイドラインに従い、消防設備その他の設備のメンテナンスを行う必要がある。しかしながら、築年数が相当程度経過すると、各種設備或いは部品の交換等が必要となり、年間のメンテナンス費用が膨大となる。
また、上述のように、上記立体駐車場2は商業ビル1の道路3とは反対側に設けられていることが多いため、築年数が相当経過したからといって、当該立体駐車場2の単独での解体作業は容易ではない。特に、都市部においては、このような機械式立体駐車場の数はかなりの数に上るものと推定される。よって、上記立体駐車場2を駐車場以外の用途に利用することができれば好都合である。
一方、植物の苗床と肥料入り溶液タンクと、上記溶液を上記苗床に循環させる装置をセットにした植物の自動栽培装置が実用化されている(例えば特許文献2,3)。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、上述のようなタワー型機械式の立体駐車場を駐車場以外の用途、即ち、植物栽培工場として活用すべく、立体駐車場を利用した植物栽培工場を提供するものである。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、筐体内において複数のゴンドラが所定間隔で移動部材に装着され、駆動手段にて上記移動部材が駆動されることにより上記ゴンドラが上記筐体の出入口まで循環移動する形式の立体駐車場を利用した植物栽培工場であって、上記複数の各ゴンドラの各々には植物自動栽培装置が載置され、上記各植物自動栽培装置は、植物育成用棚と、上記植物育成用棚に植物育成用溶液を循環させるための溶液循環手段と、上記植物育成用溶液を収納する収納槽を具備しており、上記筐体の内壁には、上記ゴンドラの移動経路に沿って上記ゴンドラ上の上記植物育成用棚に光を照射するための照明装置が並設されているものである立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
上記移動部材は例えばチェン(30)とすることができる。上記駆動手段は例えばモータ(M)とすることができる。上記溶液循環手段は例えば送りパイプ(26a)、戻りパイプ(26b)、ポンプ(27)等により構成することができる。上記照明装置は例えばLED照明(28)により構成することができる。このように構成すると、例えば築年数の相当程度経過した立体駐車場の各ゴンドラに例えば野菜の苗を植えた植物自動栽培装置を載置し、筐体内を一巡している間に苗を成長させ、ゴンドラが出入口に戻ってきた時点で野菜を収穫可能とすることができ、都市部に多いこのような立体駐車場を利用して野菜等の植物栽培工場を構築することができ、近隣のホテルやレストラン等に低い輸送コストで新鮮な野菜等を提供することが可能となる。
第2に、上記ゴンドラは、上記出入口にある状態から他のゴンドラが上記出入口に順次到来するように、上記駆動手段を以って、所定期間内に所定ステップ毎に移動し得るように構成され、上記植物自動栽培装置は、上記出入口にある苗の植えられた上記植物自動栽培装置が、上記筐体内を循環して上記出入口に戻ってきた際に、上記苗が収穫可能な植物に成長しているように構成されているものである上記第1記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
上記所定期間内に所定ステップ毎とは、例えば1日に出入口にゴンドラが1台到来する1ステップ毎とすることができる。このように構成すると、例えばゴンドラが30台ある立体駐車場において、例えば30日で苗から収穫可能な野菜に成長する植物自動栽培装置を各ゴンドラに載置し、1日1ステップ毎にゴンドラを移動することにより、30日を1サイクルとして、30日目以降、毎日収穫が可能な植物栽培工場を構築することができる。
第3に、上記筐体内の内壁の上記照明装置に代えて、上記各植物自動栽培装置に照明装置が各々設けられているものである上記第1又は2記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
このように構成すると、立体駐車場の内壁に照明装置を設置する工事を行う必要がない。
第4に、上記照明装置は植物の成長を促す波長を照射し得るLED照明である上記第1〜3の何れかに記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
このように構成すると、苗の段階から成長していく過程において、植物の成長をより促進することができる。
第5に、上記筐体には換気装置又は空調装置が設けられている上記第1〜4の何れかに記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
このように構成すると、閉鎖された立体駐車場の環境を、植物の育成に適した環境、温度等に設定することができる。
第6に、上記所定期間内に所定ステップ毎は、上記植物自動栽培装置に植えられた植物が苗から成長するまでの期間に基づいて定められるものである上記第2記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
このように構成すると、例えばゴンドラが30台又は31台ある立体駐車場において、例えば30日又は31日(約1か月)で苗から収穫可能な野菜に成長する植物自動栽培装置を各ゴンドラに載置し、1日に1ステップ毎(所定期間内に所定ステップ毎)にゴンドラを移動することにより、30日又は31日を1サイクルとして、30日目又は31日目以降(約1か月目以降)、毎日収穫が可能な植物栽培工場を構築することができる。
第7に、上記照明装置は、上記ゴンドラの上記植物自動栽培装置に植えられた植物の成長過程に応じて、当該成長過程に適した波長の光を照射し得るLED照明を配列したものである上記第1〜3の何れかに記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
このように構成すると、例えば苗の段階から成長するまでは、植物の成長を促進する波長の光を照射し、苗が成長してからは、植物の色或いは味等調える機能を有する波長の光を照射することができ、植物の成長を促進し得ると共に、各種機能に特化した植物を育成することができる。
第8に、上記照明装置は、上記筐体内を移動する上記ゴンドラ上の植物自動栽培装置の植物の成長過程に応じて、当該植物自動栽培装置の移動位置の植物の成長段階に適した波長のLED照明を、上記筐体の上記内壁に順次配列したものである上記第1又は2記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場により構成される。
このように構成すると、立体駐車場内を移動するゴンドラ上の植物自動栽培装置の植物の成長過程に応じて、最適な波長の光を植物に照射することができ、ゴンドラ上の植物自動栽培装置が移動する、という立体駐車場の特性を有効に活用して、効率的に植物を栽培することができる。
本発明によれば、都市部に多い立体駐車場を利用して野菜等の植物栽培工場を容易に構築することができ、近隣のホテルやレストラン等に低い輸送コストで新鮮な野菜等を提供することが可能となる。
また、例えばゴンドラが30台ある立体駐車場において、例えば30日で苗から収穫可能な野菜に成長する植物自動栽培装置を各ゴンドラに載置し、1日1ステップ毎にゴンドラを移動することにより、30日を1サイクルとして、30日目以降、毎日収穫が可能な植物栽培工場を構築することができる。
また、各種波長の光を照射し得るLED照明を使用することにより、苗の段階から成長していく過程において、植物の成長をより促進することができる。
また、例えば苗の段階から成長するまでは、植物の成長を促進する波長の光を照射し、苗が成長してからは、植物の色或いは味を調える機能を有する波長の光を照射する等を行うことができ、植物の成長を促進し得ると共に、各種機能に特化した植物を育成することができる。
また、立体駐車場内を移動するゴンドラ上の植物自動栽培装置の植物の成長過程に応じて、最適な波長の光を植物に照射することができ、ゴンドラ上の植物自動栽培装置が移動する、という立体駐車場の特性を有効に活用して、効率的に植物を栽培することができる。
本発明に係る立体駐車場を利用した植物栽培工場の立体集車場の縦断面図である。 同上植物栽培工場のゴンドラの斜視図である。 同上植物栽培工場の出入口付近の斜視図である。 同上植物栽培工場の植物自動栽培装置の斜視図である。 同上植物栽培工場の植物育成用棚の断面図である。 同上植物栽培工場の収穫可能な植物の斜視図である。 同上植物栽培工場の立体駐車場の配置図である。 同上植物栽培工場の立体駐車場の制御部の電気的ブロック図である。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る立体駐車場を利用した植物自動栽培工場について詳細に説明する。
図1において、6は既存のタワー型機械式の立体駐車場の縦断面図を示すものである。当該立体駐車場6は、建造物の躯体をかたちづくる窓のない略密閉構造の筐体7の中に複数の車両載置用のゴンドラ8がリフト装置9により昇降し得るように構成されている。尚、本発明では後述のように、車両に代えて図4に示す植物自動栽培装置16が載置される。
上記リフト装置9は、筐体7内の最下段位置の機枠(図示せず)に回転自在に軸支10aされた駆動用滑車10と、筐体7内の最上段の機枠(図示せず)に回転自在に軸支11aされた従動用滑車11と、上記駆動用滑車10と上記従動用滑車11にかけ渡された移動部材としてのチェン30と、上記チェン30に等間隔で接続された複数の上記ゴンドラ8とから構成されている。そして、上記駆動用滑車10の中心軸10aを駆動するためのモータ(駆動手段)Mが設けられており、上記モータMは上記駆動用滑車10を矢印A方向に回転駆動することにより、上記ゴンドラ8を上昇(矢印B方向)及び下降(矢印C方向)させ、上記筐体7内において上記ゴンドラ8を循環させることができるように構成されている。尚、図1中、紙面に向かって左右を「左」、「右」と定義する。
上記立体駐車場6の最下位置の地面G上には、車両の出入位置としての出入口12が開口形成されており、上記ゴンドラ8は、当該出入口12に順次到来し、上記モータMはその位置でゴンドラ8を停止して、上記出入口12の位置にて停止したゴンドラ8から、ゴンドラ8に載置された植物自動栽培装置16を出入り(図3、矢印E方向)させることができるように構成されている。また、上記出入口12は、通常は扉12aにて閉鎖されており、上記植物自動栽培装置16を出入させる際に上下にスライド開閉される。14は方向転換用のターンテーブルである。
尚、本実施形態では、上記出入口12は上記地面G上(即ち1階部分)に設けられているが、この出入口12は、上記立体駐車場6の筐体7の上下方向のどの位置に設けても良いし、上記駆動用滑車10が地面Gよりも下方、即ち地下に設けられている場合は、地下に設けても良い。
ところで、上記ゴンドラ8の移動、即ち上記モータMの駆動は、上記立体駐車場6の出入口12の傍の筐体7に設けられた操作パネル13(図3、図8参照)にて、操作者が自由に行うことができる。
即ち、上記操作パネル13には、ゴンドラ毎に割り付けられた固有番号を入力するためのテンキー13a、順送りボタン13b、開閉ボタン13c等が設けられており(図8参照)、操作者が上記テンキー13aから固有番号を指定すると、制御部15がその固有番号を認識し、上記固有番号に対応するゴンドラ8が上記出入口12に到来するまで上記モータMを自動的に駆動する動作を行う。
また、操作者は上記順送りボタン13bを押すと、上記制御部15は、上記出入口12に位置している上記ゴンドラ8に隣接するゴンドラ8が、上記出入口12に到来するように1ステップ分上記モータMを駆動するように構成されている。また、換気装置29のオンオフも上記操作パネルのボタン13dにて行うことができる。
上記ゴンドラ8は、図2に示すように、底板8a、上記底板8aを支持するため上記底板8aの前後に設けられた門型フレーム31a,31b、及び上記門型フレーム31a,31bを上部にて連結する連結部材32を有しており、上記連結部材32が上記チェン30に係合され、上昇下降を行うものである。
次に、上記ゴンドラ8の上記底板8a上に載置される植物自動栽培装置16(図4参照)について説明する。
上記植物自動栽培装置16は、上面に苗床17aが形成された植物育成用棚17が設けられ、該植物育成用棚17の下面の四隅には脚部18が設けられ、当該脚部18により上記植物育成用棚17は上記ゴンドラ8の底板8a上に水平に載置されている。
上記脚部18の各下端には各々周知のロック機構付のキャスター19が設けられており、上記出入口12に上記ゴンドラ8が位置したとき、ロックを解除し、上記底板8aから手前方向の上記ターンテーブル14上に容易に移動可能となっている。勿論、上記底板8a上にあるときは、上記キャスター19はロックされる。
上記植物育成用棚17の上面には複数(50個(10個×5列))の栽培用孔20が開口形成されており、当該各栽培用孔20には植物、例えばレタス等の野菜の苗21が植えられている。
より具体的には、上記植物育成用棚17は水耕栽培を行う棚であって、図5に示すように、内部に空間が形成されており、当該内部には植物育成用溶液(液体肥料)22が収容され、上記苗床17aの上記栽培用孔20内には栽培用スポンジ23がその下半部を上記植物育成用溶液22に浸った状態で固定され、当該栽培用スポンジ23に1個の苗21が植えられている。尚、21aは苗の茎、21bは苗の根であり、既に上記植物育成用溶液22中に存在している。
上記植物育成用棚17の下面には植物育成用溶液22の収納槽24がL型アングル25により固定されている。また、上記収納槽24と上記植物育成用棚17とは送りパイプ26aにて連結され、上記パイプ26aに設けられたポンプ27により上記収納槽24内の植物育成用溶液22が上記植物育成用棚17内に送り込まれている。
さらに、上記植物育成用棚17と上記収納槽24とは戻りパイプ26bにより連結されており、上記植物育成用棚17を循環した植物育成用溶液22は上記戻りパイプ26bを介して上記収納槽24に流入している。従って、上記植物育成用溶液22は、上記収納槽24と上記植物育成用棚17内との間を循環し、上記各栽培用孔20に植えられた全ての苗21に万遍なく植物育成用溶液22を浸透させることができるように構成されている。
上記立体駐車場6の筐体7の内壁7aには、上記ゴンドラ8の移動経路に沿って複数の照明装置としてのLED照明28が並設されている。これらのLED照明28は、植物の成長に適した波長の光を発することができるものである。
特に、LEDは、各種の波長の光を発光させることができるので、例えば、図1において、出入口12から矢印B方向に上昇する方向に沿う内壁7aには、上記植物は苗の状態から徐々に成長していくものであるから、植物の成長を促進する波長の光を照射する。例えば、上記筐体7の内壁7a(図1の左側の内壁)のLED照明28は、赤色・橙色・青色・緑色・近紫外線・紫外線・近赤外線を照射するLED(波長380nm〜700nmの光合成等の植物の成長を促進する波長の光)を複数個ずつ1列に並設し、その1列を図1の内壁7aのLED照明28の奥部方向に水平に並べて設ける。従って、上記図1の左側の内壁7aには、上述のような複数のLEDが奥部方向に並設されたLED照明28が上下方向に所定間隔で設けられていることになる。
一方、図1において、上記従動用滑車11を過ぎた筐体7内の右側(矢印C方向の下りルート)は、苗はほぼ成長しており、植物の葉が茂る段階に入るので、例えばレタス等であれば、小売販売時の見栄えをよくするため、葉の緑色をより濃くするために、例えば白色(赤色・緑色・青色のLEDの波長を組み合わせたLED)や暖色系の色を発光するLED(波長300nm〜700nmの光)を設けることが考えられる。或いは、植物の味等を良くするために、甘みを増す等の特定の機能を増大させる機能を有する波長のLED照明を上記筐体7の右側の内壁7aに設けることも考えられる。
このように、LED照明28を用いて特定の波長の光を植物自動栽培装置16に照射することにより、植物の成長をより促進させたり、特定の機能に特化した野菜等の植物を製造することも可能となる。また、立体駐車場、特にタワー型機械式の立駐車場は、窓がなく、密閉構造で内部に別途の照明がないので、LED照射による植物自動栽培に適している。
図1において、29は上記筐体7に設けられた換気装置であり、筐体7の内部の空気と外部の空気を循環させるためのものである。尚、上記筐体7内に空調設備を設け、当該筐体7内の温度を植物の成長に適した温度に設定することも可能である。
このように、本発明は、上記筐体7内において複数のゴンドラ8が所定間隔で移動部材(チェン30)に装着され、駆動手段(モータM)にて上記移動部材が駆動されることにより上記ゴンドラ8が上記筐体7の出入口12まで循環移動する形式の立体駐車場を利用した植物栽培工場である。
そして、上記複数の各ゴンドラ8の各々には植物自動栽培装置16が載置され、上記各植物自動栽培装置16は、植物育成用棚17と、上記植物育成用棚17に植物育成用溶液22を循環させるための溶液循環手段(送りパイプ26a、戻りパイプ26b、ポンプ27)と、上記植物育成用溶液22を収納する収納槽24を具備しており、上記筐体7の内壁7aには、上記ゴンドラ8の移動経路に沿って上記ゴンドラ8上の上記植物育成用棚17に光を照射するための照明装置(LED照明28)が並設されているものである。
本発明は上述のように構成されているものであるから、以下、その動作について説明する。
ここで、本発明のタワー型機械式の立体駐車場6は、ゴンドラ8を30台有しているものとする。また、本発明の植物自動栽培装置16は、苗(本実施形態ではレタスの苗)を植えてから、ポンプ27を駆動して植物育成用溶液22を自動循環させ、LED照明28を照射することにより、30日間で苗の状態から収穫可能なレタスに成長するように構成されているものとする。
まず、植物育成用棚17の苗床に50株のレタスの苗を植え、そのポンプ27を駆動して上記植物育成用棚17内を植物育成用溶液22が自動的に循環するように設定する。その後、当該植物自動栽培装置16を出入口12から移動して、上記ゴンドラ8の底板8aに載置し、キャスター19をロック状態とする。
また、上記立体駐車場6の筐体7内は、換気装置29を駆動して空気を内外循環させると共に、内壁7aのLED照明28を点灯し、開閉扉12aを閉鎖する。
翌日、操作者は、操作パネル13の順送りボタン13bを押してゴンドラ8を1ステップのみ移動させる。その後、開閉ボタン13cを押して上記開閉扉12aを開けて、その場にある空のゴンドラ8に2台目の植物自動栽培装置16を載置する。尚、この植物自動栽培装置16も、前日の植物自動栽培装置16と同じ設定がなされているものであり、レタス50株の苗21が植えられており、30日で収穫が可能に設定されている。そして操作者は、同様に、開閉扉12aを閉じる。
その翌日、操作者は、順送りボタン13cを押してゴンドラ8を1ステップのみ移動させ、開閉扉12aを開けて、その場にある空のゴンドラ8に3台目の植物自動栽培装置16を載置する。
以後は、順次、同じ動作を繰り返し、30日が経過したときは、30台目の最後の空のゴンドラ8が出入口12に到来しているので、30日目も同様に、レタスの苗50株が植えられた30台目の植物自動栽培装置16を上記ゴンドラ8の底板8a上に載置して開閉扉12aを閉鎖する。尚、この状態において、30台の全てゴンドラ8各々に植物自動栽培装置16が載置されたことになる。
翌日、操作者は、順送りボタン13bを押してゴンドラ8を1ステップのみ移動させ、開閉扉12aを開けると、当該ゴンドラ8は1台目のゴンドラ8、即ち、最初に出入口12のゴンドラ8に載置した日から30日が経過したゴンドラ8が位置しているので、当該植物育成用棚17上のレタスは、図6に示すように、収穫が可能なレタス21’に成長していることになる。
ここで1台目のゴンドラ8上の植物自動栽培装置16の成長の経過を説明する。上記1台目のゴンドラ8は、当初、1日毎に1ステップずつ筐体7内を矢印B方向に上昇していくことになる。
このとき、筐体7の左側の内壁7aのLED照明28は、苗の状態から植物の成長を促進する波長の光を照射しているので、上記LED照明28の光は、上記ゴンドラ8上の植物育成用棚17上の苗21全体に照射され、これにより、上記苗21の成長が促進される。
上記ゴンドラ8は1日に1ステップずつ、約15日で上記筐体7の上端部の従動用滑車11の位置まで移動する。このとき、上記レタスの苗21はある程度成長をしていることになる。
その後は、上記ゴンドラ8は、1日に1ステップずつ、矢印C方向に下降していくことになる。この過程においては、レタスの緑色を良くする為の波長、及び、味を良くするための波長のLED照明28が並設されているので、このような波長の光が植物育成用棚17上のレタスに照射され、そのような機能が向上されながらレタスが成長していく。
その後、当初から30日が経過すると、当該ゴンドラ8は上記出入口12の位置に到来するので、操作者は、30日目に出入口12の開閉扉12aを開けた時には、図6に示すような収穫が可能な成長したレタス21’が植物育成用棚17上に茂っていることになる。
そこで、操作者は、上記植物自動栽培装置16のキャスター19のロックを解除し、当該植物自動栽培装置16を上記ゴンドラ8から手前方向に引き出してターンテーブル14上に移動し、その場所にてレタス21’の収穫(50個)を行うことができる。
収穫後は、上記植物育成用棚17の栽培用スポンジ23(50個)を取り出して、再度、新たな栽培用スポンジ23(50個)を栽培用孔20に設置し、当該栽培用スポンジ23に新たなレタスの苗(50株)を植える。また、必要であれば、植物育成用溶液22を取り換える。そして、当該植物自動栽培装置16を上記ゴンドラ8上に載置し、開閉扉12aを閉鎖すれば良い。
翌日からは、1日毎に、順送りスイッチ13bを押す度に、出入口12には30日間が経過した植物自動栽培装置16を載置したゴンドラ8が到来するので、毎日、50個のレタス21’を収穫することができる。
このように、上記ゴンドラ8は、上記出入口12にある状態から他のゴンドラ8が上記出入口12に順次到来するように、上記駆動手段(モータM)を以って、所定期間内(例えば1日)に所定ステップ毎(例えば1ステップ毎)に移動し得るように構成され、上記植物自動栽培装置16は、上記出入口12にある苗の植えられた上記植物自動栽培装置16が、上記筐体7内を循環して上記出入口12に戻ってきた際に、上記苗が収穫可能な植物に成長しているように構成されているものである。
尚、上記筐体7内の内壁7aの上記照明装置(LED照明28)に代えて、上記各植物自動栽培装置16に照明装置(LED照明28)を各々設けるように構成しても良い。即ち、上記筐体7内のLED照明28を設けることなく、各植物自動栽培装置16の上記植物栽培用棚17の上面側に直接LED照明28を固定しても良い。この場合、上記植物育成用棚17の上面(上方)に照明用設置用の基板を上記棚17に平行に固定し、当該基板の下面に、苗の成長を促す波長の光を照射する複数のLEDによる1列の第1LED照明と、植物の色を濃くする波長の光を照射する複数のLED及び植物の味を良くする波長の光を照射する複数のLEDによる1列の第2LED照明とを、交互に複数列に下向きに設置し、これらの光が上記苗21に照射されるように構成することができる。
この場合、苗の成長期である最初の15日間は上記第1LED照明28を照射し、後半の15日は、第1LED照明28は消して、上記第2LED照明28のみを照射するように、LED照明のオンオフをタイマー等により制御することができる。
また、上記所定期間内に所定ステップ毎とは、例えば1日に1ステップ毎であり、上記ゴンドラ8が上記出入口12に戻ってくるまで30日(約1か月)とすることができる。
このように、上記所定期間内に所定ステップ毎は、上記植物自動栽培装置16に植えられた植物が苗から成長するまでの期間に基づいて定めることができるし、ゴンドラ8の台数も考慮して定めることができる。
尚、この期間は任意であり、例えば、ゴンドラ8が15台である場合は、2日に1ステップ移動することにより、30日にて収穫が可能とすることができるし、ゴンドラ8が60台ある場合は、植物自動栽培装置16の収穫可能までの日数を60日に設定することにより、60日で収穫が可能な植物栽培工場とすることができる。また、植物自動栽培装置16の植物の育成期間も30日に限らず任意であり、植物育成用溶液の種類、植物の品種、照射される光の波長、苗の株数等により、植物が成長するまでの期間も各種設定することができる。
また、上述のように、上記筐体7の内壁7aに設けられた上記照明装置は、上記ゴンドラ8の上記植物自動栽培装置16に植えられた植物の成長過程に応じて異なる波長の光を照射し得るLED照明を配列したものである。
また、LED照明28は、上記筐体7内を移動する上記ゴンドラ8上の植物自動栽培装置16の植物の成長過程に応じて、当該位置の植物の成長段階に適した波長のLED照明28を、上記筐体7の上記内壁7aに順次配列することができる。
以上のように、本発明によれば、都市部に多い立体駐車場を利用して野菜等の植物栽培工場を容易に構築することができ、近隣のホテルやレストラン等に低い輸送コストで新鮮な野菜等を提供することが可能となる。
また、例えばゴンドラ8が30台ある立体駐車場6において、例えば30日で苗から収穫可能な野菜に成長する植物自動栽培装置16を各ゴンドラ8に載置し、1日1ステップ毎にゴンドラ8を移動することにより、30日を1サイクルとして、30日目以降、毎日収穫が可能な植物栽培工場を構築することができる。
また、各種波長の光を照射し得るLED照明28を使用することにより、苗の段階から成長していく過程において、植物の成長をより促進することができる。
また、例えば苗の段階から成長するまでは、植物の成長を促進する波長の光を照射し、苗が成長してからは、植物の色或いは味を調える機能を有する波長の光を照射する等を行うことができ、植物の成長を促進し得ると共に、各種機能に特化した植物を育成することができる。
また、立体駐車場内を移動するゴンドラ8上の植物自動栽培装置16の植物の成長過程(ゴンドラの移動位置)に応じて、最適な波長の光を植物に照射することができ、ゴンドラ8上の植物自動栽培装置16が移動する、という立体駐車場の特性を有効に活用して、効率的に植物を栽培することができる。
しかも、農地或いは工場のための建造物も必要とせず、既存の立体駐車場をそのまま利用することができ、特に、都市部に多いタワー型機械式の立体駐車場を極めて有効に利用し得るものである。
上記植物自動栽培装置16は、植物育成用棚17が一段の例を示したが、植物育成用棚17は複数段に設けても良い。また、上記の実施形態では栽培用スポンジ23に苗を植える場合を説明したが、上記栽培用スポンジ23に種を植えても良い。また、上記筐体7内において、ゴンドラ8の上り方向と下り方向の間に遮蔽板を設け、筐体7の左右の内壁7a設けられたLED照明28の光を相互に遮蔽することが好ましい。
本発明に係る立体駐車場を利用した植物栽培工場によれば、都市部において容易に野菜等を継続的に生産することができ、都市部のホテル或いはレストランに低い輸送コストにて新鮮な野菜を提供することができ、広く利用されることが期待される。
6 立体集車場
7 筐体
7a 内壁
8 ゴンドラ
12 出入口
16 植物自動栽培装置
17 植物育成用棚
21 苗
22 植物育成用溶液
24 収納槽
26a 送りパイプ
26b 戻りパイプ
27 ポンプ
28 LED照明
29 換気装置
30 チェン
M モータ

Claims (8)

  1. 筐体内において複数のゴンドラが所定間隔で移動部材に装着され、駆動手段にて上記移動部材が駆動されることにより上記ゴンドラが上記筐体の出入口まで循環移動する形式の立体駐車場を利用した植物栽培工場であって、
    上記複数の各ゴンドラの各々には植物自動栽培装置が載置され、
    上記各植物自動栽培装置は、植物育成用棚と、上記植物育成用棚に植物育成用溶液を循環させるための溶液循環手段と、上記植物育成用溶液を収納する収納槽とを具備しており、
    上記筐体の内壁には、上記ゴンドラの移動経路に沿って上記ゴンドラ上の上記植物育成用棚に光を照射するための照明装置が並設されているものである立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  2. 上記ゴンドラは、上記出入口にある状態から他のゴンドラが上記出入口に順次到来するように、上記駆動手段を以って、所定期間内に所定ステップ毎に移動し得るように構成され、
    上記植物自動栽培装置は、上記出入口にある苗の植えられた上記植物自動栽培装置が、上記筐体内を循環して上記出入口に戻ってきた際に、上記苗が収穫可能な植物に成長しているように構成されているものである請求項1記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  3. 上記筐体内の内壁の上記照明装置に代えて、上記各植物自動栽培装置に照明装置が各々設けられているものである請求項1又は2記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  4. 上記照明装置は植物の成長を促す波長を照射し得るLED照明である請求項1〜3の何れかに記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  5. 上記筐体には換気装置又は空調装置が設けられている請求項1〜4の何れかに記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  6. 上記所定期間内に上記所定ステップ毎は、上記植物自動栽培装置に植えられた植物が苗から成長するまでの期間に基づいて定められるものである請求項2記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  7. 上記照明装置は、上記ゴンドラの上記植物自動栽培装置に植えられた植物の成長過程に応じて、当該成長過程に適した波長の光を照射し得るLED照明を配列したものである請求項1〜3の何れかに記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
  8. 上記照明装置は、上記筐体内を移動する上記ゴンドラ上の植物自動栽培装置の植物の成長過程に応じて、当該植物自動栽培装置の移動位置の植物の成長段階に適した波長のLED照明を、上記筐体の上記内壁に順次配列したものである請求項1又は2記載の立体駐車場を利用した植物栽培工場。
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