JP5875935B2 - 曲面アレイアンテナ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、曲面に沿わせて取り付けが可能な曲面アレイアンテナに関する。
航空機の機体に搭載されるレーダ用のアンテナとして例えば機体の表面の曲面形状に沿わせてアンテナを取り付けることが考えられている。このような用途で使用されるアンテナとしてフレキシブルな基板に部品等を配置してアンテナとして曲面を形成しているアレイアンテナが存在する。従来のアレイアンテナは、反射板を兼ねたケースに送受信モジュールと駆動回路基板と高周波回路基板とを収納し、前記ケースの外面に複数のアンテナ素子が縦横にマトリックス状に配設されたアンテナユニットを電波透過性および可撓性を有する1枚のベースプレート上に貼り付ける構成になっている。
特開2006−165779号公報
従来のアレイアンテナを機体に搭載する場合、ベースプレートを湾曲させた状態で組み付けた場合にはベースプレートと一緒にアンテナユニット内の送受信モジュールと駆動回路基板と高周波回路基板などの基板そのものが屈曲する。そのため、電子部品と基板との結合部に応力が集中し、電子部品の破断、もしくは耐久性の低下などの弊害がもたらされる可能性がある。航空機の機体搭載用のアンテナとしてアレイアンテナを使用する場合には、アンテナとして曲面をもちつつ、基板の変形を抑制したアンテナ構造が要望されている。
実施の形態は、上記事情に着目してなされたもので、アンテナとして曲面をもちつつ、基板の変形を抑制した曲面アレイアンテナを提供することにある。
実施の形態によれば、レドームを兼ねた電波透過性および可撓性を有する曲面支持材と、反射板を兼ねたケースに送受信モジュールと駆動回路基板と高周波回路基板とを収納し、前記ケースの外面にアンテナ素子が配設された複数のアンテナユニットとを具備する。前記曲面支持材上に複数の前記アンテナユニットが互いに離間状態で並設され、かつ前記アンテナ素子と前記曲面支持材との間を離間状態で保持する支持部が前記ケースと前記曲面支持材との間に配設され、前記各アンテナユニットの駆動回路基板間および前記各アンテナユニットの高周波回路基板間が可撓性を有する配線部材で結合されたことを特徴とする。
第1の実施の形態のアレイアンテナの概略構成を示す縦断面図。 第1の実施の形態のアンテナ素子の配置状態を示すアレイアンテナ全体の斜視図。 第1の実施の形態のアレイアンテナの支持部を示す要部の縦断面図。 第1の実施の形態のアレイアンテナの組み付け状態を示す縦断面図。 第2の実施の形態のアンテナ素子の配置状態を示すアレイアンテナ全体の斜視図。 第2の実施の形態のアレイアンテナの支持部を示す要部の縦断面図。 第3の実施の形態のアレイアンテナを示す要部の斜視図。 第3の実施の形態のアレイアンテナの支持部を示す要部の縦断面図。 第4の実施の形態のアレイアンテナを示す要部の斜視図。 第4の実施の形態のアレイアンテナの支持部を示す要部の縦断面図。 第5の実施の形態のアレイアンテナの支持部を示す要部の縦断面図。 第5の実施の形態のアレイアンテナ支持部の第1の変形例を示す要部の縦断面図。 第5の実施の形態のアレイアンテナ支持部の第2の変形例を示す要部の縦断面図。 第6の実施の形態のアレイアンテナを示す要部の縦断面図。 第6の実施の形態のアレイアンテナの湾曲状態を示す要部の縦断面図。 第7の実施の形態のアレイアンテナの概略構成を示す縦断面図。 第7の実施の形態のアレイアンテナの湾曲状態を示す縦断面図。 第8の実施の形態のアレイアンテナを示す要部の縦断面図。
[第1の実施の形態]
(構成)
図1乃至図4は、第1の実施の形態を示す。図1は、航空機の機体に搭載されるレーダ用のアレイアンテナ1の概略構成を示す縦断面図、図2は、アレイアンテナ1全体の斜視図である。本実施の形態のアレイアンテナ1は、レドームを兼ねた電波透過性および可撓性を有する曲面支持材2と、複数、本実施の形態では4つのアンテナユニット3とを具備する。
各アンテナユニット3は、反射板を兼ねたケース4内に送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7とが収納されている。ケース4の外面には、複数のアンテナ素子8が配設されている。図2は、アンテナ素子8の配置状態の一例を示す。本実施の形態では、1つのアンテナユニット3に図2中で、横2列、縦8列にアンテナ素子8が並設されている。そして、4つのアンテナユニット3が、互いに離間状態で横並びに並設されている。本実施の形態では、アレイアンテナ1は、全体的に横8列、縦8列にアンテナ素子8が並設されている。
また、曲面支持材2には、図1に示すように各アンテナユニット3の支持面側で、横2列のアンテナ素子8間の部分と対応する位置にアンテナ素子8と曲面支持材2との間を離間状態で保持する支持部9が突設されている。この支持部9は、アンテナ素子8の並設方向に沿って直線状に延設されている。
さらに、図3に示すように曲面支持材2には、アンテナユニット3を曲面支持材2に固定する固定ねじ10を挿通するねじ挿通孔11が支持部9を貫通する状態で形成されている。このねじ挿通孔11は、支持部9の延設方向に沿って複数個所の適宜の位置に配置されている。そして、4つのアンテナユニット3はそれぞれ曲面支持材2に直線状に配置された支持部9に複数の固定ねじ10によって結合することにより、曲面支持材2は、支持部9の延設方向には湾曲せず、支持部9の延設方向と平行な中心軸を中心にほぼ円筒形状の円弧に沿って湾曲されるようにすることができる。これにより、アンテナユニット3の変形を抑制する変形抑制部13が形成されている。
また、各アンテナユニット3の駆動回路基板6間および各アンテナユニット3の高周波回路基板7間は、可撓性を有する配線部材12a、12bでそれぞれ結合されている。ここで、駆動回路基板6間の配線部材12aおよび高周波回路基板7間の配線部材12bはそれぞれ可撓性のある柔軟な線材、またはフレキシブルプリント基板の少なくともいずれか一方である。これにより、アレイアンテナ1全体は、1つのアンテナが横8列、縦8列のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)を含む4グループのアンテナユニット3に分割された状態で、各アンテナユニット3の駆動回路基板6間および各アンテナユニット3の高周波回路基板7間が可撓性を有する配線部材12a、12bでそれぞれ結合されて一体化されている。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態のアレイアンテナ1は、航空機の機体への搭載時に、機体側のアンテナ装着用の開口部の周縁の湾曲形状に合わせて現場合わせで曲面支持材2が図4に示すように湾曲される。このとき、曲面支持材2は、支持部9の延設方向には湾曲せず、支持部9の延設方向と平行な中心軸を中心にほぼ円筒形状の円弧に沿って湾曲される。ここで、4つのアンテナユニット3はそれぞれ支持部9を介してアンテナ素子8と曲面支持材2との間が離間状態で保持されている。そのため、曲面支持材2が湾曲された場合でも4つのアンテナユニット3のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)が曲面支持材2と一緒に湾曲されることはなく、平面状態で保持される。
(効果)
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のアレイアンテナ1では、航空機の機体への搭載時に、曲面支持材2が湾曲された場合でも4つのアンテナユニット3のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)が平面状態で保持される。そのため、4つのアンテナユニット3のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)を屈曲させずに使用することができるので、基板と部品との結合部の信頼性が確保される。
また、4つのアンテナユニット3のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)は屈曲性を考慮する必要がなく、アンテナとしての特性を優先した基板材料の選定が可能である。
さらに、4つのアンテナユニット3はそれぞれ曲面支持材2に直線状に配置された支持部9に複数の固定ねじ10によって結合することにより、アンテナユニット3の変形を抑制する変形抑制部13が形成されている。これにより、曲面支持材2は、支持部9の延設方向には湾曲せず、支持部9の延設方向と平行な中心軸を中心にほぼ円筒形状の円弧に沿って湾曲されるようにすることができる。
したがって、本実施の形態では、アンテナとして曲面をもちつつ、4つのアンテナユニット3のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)の変形を抑制した曲面アレイアンテナ1を提供することができる。
[第2の実施の形態]
(構成)
図5および図6は、第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図5および図6中で、変更部分以外の大部分の構成は第1の実施の形態と同じであるため、図1乃至図4と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のアレイアンテナ1は、アンテナユニット3を曲面支持材2に固定する固定手段を次の通り変更したものである。すなわち、図6に示すようにアンテナユニット3のケース4に固定ねじ21の挿通孔22を設けている。また、曲面支持材2の支持部9には、固定ねじ21と螺合するねじ穴23を形成している。そして、アンテナユニット3のケース4の内部側から固定ねじ21を挿通孔22を通して支持部9のねじ穴23に螺着することで、アンテナユニット3を曲面支持材2に固定する構成になっている。なお、固定ねじ21の先端は、アンテナユニット3のケース4に固定されたアンテナ素子8よりも後方に配置されるように設定されている。
(作用・効果)
本実施の形態のアレイアンテナ1では、アンテナユニット3を曲面支持材2に固定する固定ねじ21をアンテナ素子8よりも後方に配置したので、金属製の固定ねじ21がアンテナ素子8の電波的な性能に影響を与えることを防ぐことができる。そのため、アレイアンテナ1の性能低下を防止できる。
[第3の実施の形態]
(構成)
図7および図8は、第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図7および図8中で、変更部分以外の大部分の構成は第1の実施の形態と同じであるため、図1乃至図4と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のアレイアンテナ1は、図7に示すようにアンテナユニット3を曲面支持材2に固定する固定ねじ(締結物)31を曲面支持材2の支持部9上に千鳥状に配置してアンテナユニット3の振動を抑制する振動抑制部32を設けたものである。これにより、支持部9上にアンテナユニット3の中央部を固定している状態で、図8中に点線矢印で示すようにアンテナユニット3が支持部9を中心に両側が振動することを防止することができる。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のアレイアンテナ1では、アンテナユニット3と曲面支持材2との間を締結する固定ねじ31を曲面支持材2の支持部9上に千鳥状に配置した。これにより、アレイアンテナ1全体の屈曲性を確保しつつ、アンテナユニット3の振動を抑制することができる。
[第4の実施の形態]
(構成)
図9および図10は、第4の実施の形態を示す。本実施の形態は、第3の実施の形態(図7および図8参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図9および図10中で、変更部分以外の大部分の構成は第1の実施の形態と同じであるため、図1乃至図4と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のアレイアンテナ1は、図9に示すようにアンテナユニット3を曲面支持材2に固定する固定ねじ(締結物)31を曲面支持材2の支持部9上に支持部9の延設方向と直交する方向に2つ並設させて2点で固定することでアンテナユニット3の振動を抑制する振動抑制部33を設けたものである。これにより、支持部9上にアンテナユニット3の中央部を固定している状態で、図10中に点線矢印で示すようにアンテナユニット3が支持部9を中心に両側が振動することを防止することができる。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のアレイアンテナ1では、アンテナユニット3と曲面支持材2との間を締結する固定ねじ31を曲面支持材2の支持部9上に支持部9の延設方向と直交する方向に2つ並設させて2点で固定する振動抑制部33を設けた。これにより、アレイアンテナ1全体の屈曲性を確保しつつ、アンテナユニット3の振動を抑制することができる。
[第5の実施の形態]
(構成)
図11は、第5の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図11中で、図1乃至図4と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のアレイアンテナ1は、図11に示すようにアンテナユニット3の中央位置の支持部9からアンテナユニット3の両側にそれぞれ伸びる延伸部41の端部と曲面支持材2との間にアンテナユニット3の振動を抑制する弾性体42を設けたものである。この弾性体42は、曲面支持材2の曲率に応じて適切に設計され、アンテナユニット3の両側の延伸部41の端部と曲面支持材2との間の隙間を塞ぐ状態で介設されている。ここで、弾性体42は、例えばゴムなどのブロック、あるいはばね部材であってもよい。
(作用・効果)
次に、上記構成の本実施の形態のアレイアンテナ1では、アンテナユニット3の両側の延伸部41の端部と曲面支持材2との間の弾性体42により、アンテナユニット3の両側の延伸部41の端部と曲面支持材2との間の隙間を塞いでいるので、アンテナユニット3の振動を抑制することができる。そのため、これにより、アレイアンテナ1全体の屈曲性を確保しつつ、アンテナユニット3の振動を抑制することができる。
(第5の実施の形態のアレイアンテナ1の支持部の第1の変形例)
図12は、第5の実施の形態のアレイアンテナ1の支持部の第1の変形例を示す。本変形例は、第5の実施の形態の弾性体42を曲面支持材2におけるアンテナユニット3との対向面に固定したものである。そして、本変形例でも第5の実施の形態と同様の効果が得られる。
(第5の実施の形態のアレイアンテナ1の支持部の第2の変形例)
図13は、第5の実施の形態のアレイアンテナ支持部の第2の変形例を示す。本変形例は、第5の実施の形態の弾性体42をアンテナユニット3における曲面支持材2との対向面に固定したものである。そして、本変形例でも第5の実施の形態と同様の効果が得られる。
[第6の実施の形態]
(構成)
図14および図15は、第6の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図14および図15中で、変更部分以外の大部分の構成は第1の実施の形態と同じであるため、図1乃至図4と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のアレイアンテナ1は、図14に示すように隣接するアンテナユニット3の対向面間に曲面支持材2の曲げすぎによる曲面支持材2の破損を防ぐためのストッパ51を設けたものである。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のアレイアンテナ1では、隣接するアンテナユニット3の対向面間のストッパ51は、図14に示すように曲面支持材2が湾曲していない非湾曲形状(真っ直ぐな平面形状)の場合は、互いに離間された状態で保持されている。そして、図15に示すように曲面支持材2が湾曲した場合には隣接するアンテナユニット3の対向面間のストッパ51の端面同士が当接し、このストッパ51の端面同士が当接した位置からさらに曲面支持材2が湾曲することを防止している。そこで、本実施の形態では、隣接するアンテナユニット3の対向面間のストッパ51によって曲面支持材2の曲げ変形時の移動量を規制することができ、曲面支持材2の曲げすぎによる曲面支持材2の破損を防ぐことができる。
[第7の実施の形態]
(構成)
図16および図17は、第7の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図16および図17中で、変更部分以外の大部分の構成は第1の実施の形態と同じであるため、図1乃至図4と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のアレイアンテナ1は、図16に示すように曲面支持材2におけるアンテナ素子8との対向部にアンテナ素子8を収容可能な凹部61を切削加工したものである。この凹部61は、図16に示すように曲面支持材2が湾曲していない非湾曲形状(真っ直ぐな平面形状)の場合は、アンテナ素子8と非接触状態で保持されている。そして、図15に示すように曲面支持材2が湾曲した場合にもアンテナ素子8と非接触のままの状態で保持されている。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のアレイアンテナ1では、曲面支持材2の凹部61によってアレイアンテナ1全体を薄くすることができる。また、レドームを兼ねた曲面支持材2での電波透過ロスを小さくすることも可能となる。
[第8の実施の形態]
(構成)
図18は、第8の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図4参照)のアレイアンテナ1の構成を次の通り変更した本実施の形態のアレイアンテナ1を設けた変形例である。本実施の形態は、隣接するアンテナユニット3のケース4の外面間を結ぶ導体の帯71を設け、アレイアンテナ1の隣接するアンテナユニット3間の分割部の反射板を補う構成にしたものである。ここで、アンテナユニット3のケース4はアンテナ素子8と接する面が反射板となる。導体の帯71は、例えばフレキシブルプリント基板、金属箔、金属メッシュなどによって形成されている。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のアレイアンテナ1では、隣接するアンテナユニット3のケース4の外面間を結ぶ導体の帯71によってアレイアンテナ1の隣接するアンテナユニット3間の分割部の反射板を補うことができる。そのため、本実施の形態でも、アンテナとして曲面をもちつつ、4つのアンテナユニット3のアンテナ素子8とそれに付属する基板(送受信モジュール5と駆動回路基板6と高周波回路基板7)の変形を抑制した曲面アレイアンテナ1を提供することができる。
これらの実施形態によれば、アンテナとして曲面をもちつつ、基板の変形を抑制した曲面アレイアンテナを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…曲面支持材、3…アンテナユニット、4…ケース、5…送受信モジュール、6…駆動回路基板、7…高周波回路基板、8…アンテナ素子、9…支持部、10…配線部材。

Claims (8)

  1. レドームを兼ねた電波透過性および可撓性を有する曲面支持材と、
    反射板を兼ねたケースに送受信モジュールと駆動回路基板と高周波回路基板とを収納し、前記ケースの外面にアンテナ素子が配設された複数のアンテナユニットとを具備し、
    前記曲面支持材上に複数の前記アンテナユニットが互いに離間状態で並設され、かつ前記アンテナ素子と前記曲面支持材との間を離間状態で保持する支持部が前記ケースと前記曲面支持材との間に配設され、
    前記各アンテナユニットの駆動回路基板間および前記各アンテナユニットの高周波回路基板間が可撓性を有する配線部材で結合された
    ことを特徴とする曲面アレイアンテナ。
  2. 前記複数のアンテナ素子は、前記曲面支持材上に縦横にマトリックス状に並設され、
    前記支持部は、マトリックス状に並設された前記複数のアンテナ素子の縦方向、または横方向のいずれか一方の並設方向に沿って直線状に結合することにより、前記アンテナユニットの変形を抑制する変形抑制部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲面アレイアンテナ。
  3. 前記支持部は、前記アンテナユニットと前記曲面支持材との間を締結する締結物を千鳥状に配置し、アンテナユニットの振動を抑制する振動抑制部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の曲面アレイアンテナ。
  4. 前記アンテナユニットまたは前記曲面支持材の少なくともいずれか一方に固定され、前記アンテナユニットの振動を抑制する弾性体を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲面アレイアンテナ。
  5. 隣接する前記アンテナユニットの対向面間の少なくともいずれか一方に前記曲面支持材の湾曲時に隣接する前記アンテナユニット間の移動量を規制して前記曲面支持材の曲げすぎによる前記曲面支持材の破損を防ぐストッパを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲面アレイアンテナ。
  6. 分割した前記アンテナユニットの前記ケース同士を接続する導体を設け、前記反射板を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲面アレイアンテナ。
  7. 前記配線部材は、可撓性のある柔軟な線材、またはフレキシブルプリント基板の少なくともいずれか一方である
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲面アレイアンテナ。
  8. 前記曲面支持材は、前記アンテナユニットの前記アンテナ素子との対向部位に壁部の厚さを小さくする凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲面アレイアンテナ。
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