JP5875782B2 - システムオンチップ並びにこれを含む電子装置及び携帯用通信装置 - Google Patents
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Description
本発明の概念による実施形態は、多様な変更を加えることができ、さまざまな形態を有することができるので、実施形態を図面に例示し、本明細書に詳細に説明する。しかし、これは、本発明の概念による実施形態を特定の開示形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変更、均等物、または代替物を含む。
或る構成要素が、他の構成要素に“連結されて”、または“接続されて”いると言及された時には、その他の構成要素に直接的に連結されているか、または接続されていることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあると理解しなければならない。一方、或る構成要素が、他の構成要素に“直接連結されて”、または“直接接続されて”いると言及された時には、中間に他の構成要素が存在しないものと理解しなければならない。構成要素の間の関係を説明する他の表現、すなわち、“〜の間に”と“すぐ〜の間に”または“〜に隣合う”と“〜に直接隣合う”なども同様に解析しなければならない。
異なる定義がない限り、技術的や科学的な用語を含んで、ここで使われるあらゆる用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者によって、一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に使われる辞書に定義されているものような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解析しなければならず、本明細書で明白に定義しない限り、理想的や過度に形式的な意味として解析されない。
図1は、本発明の実施形態による集積回路装置を示すブロック図である。
図1を参照すると、集積回路装置100は、システムバス110、電力供給回路120、第1〜第n電力領域ブロック(131〜13n)、及び電力制御回路140を含む。
電力供給回路120は、外部から電力を受信する。電力供給回路120は、受信された外部電力を内部電力に変換して集積回路装置100の構成要素に電力を提供する。
例えば、第k電力領域ブロック13k(kは、nより小さいか、同じ整数)は、他の電力領域ブロックの電力ラインと異なる電力ラインを通じて電力を供給される。したがって、第k電力領域ブロック13kに供給される電力は、他の電力領域ブロックに供給される電力と独立して制御される。すなわち、電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれは、独立して節電モード(sleep mode)と正常モード(normal mode)の内の一つで制御される。
例えば、第i電力領域ブロックは、第j電力領域ブロックの従属電力領域ブロックであり得る。第j電力領域ブロックに電力が供給される時、第i電力領域ブロックに供給される電力は、他の電力領域ブロックと独立して制御される。第j電力領域ブロックの電力供給が遮断される時、第i電力領域ブロックの電力供給は共に遮断される。
例えば、コア131は、ARMプロセッサである。例えば、電力領域ブロック(131〜13n)のうち少なくとも二つの電力領域ブロックがコアであり得る。
以下で、符号131は、第1電力領域ブロック又はコアを引用するように使われる。
例えば、入出力インターフェース132は、USB(Universal Serial Bus)プロトコル、MMC(multimedia card)プロトコル、PCI(peripheral component interconnection)プロトコル、PCI−E(PCI−express)プロトコル、ATA(Advanced Technology Attachment)プロトコル、シリアル(Serial)−ATAプロトコル、パラレル(Parallel)−ATAプロトコル、SCSI(small computer small interface)プロトコル、ESDI(enhanced small disk interface)プロトコル、そして、IDE(Integrated Drive Electronics)プロトコル、ファイアワイヤー(登録商標)プロトコル、イーサネット(登録商標)プロトコルなどのような多様なインターフェースプロトコルの内の少なくとも一つに基盤して外部ソースと通信するように構成される。以下で、符号132は、第2電力領域ブロック又は入出力インターフェースを引用するように使われる。
例えば、電力制御回路140は、コア131の制御に応答して電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれに供給される電力を独立して制御するように構成される。例えば、電力制御回路140は、制御信号CSによって電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれに供給される電力を独立して制御するように構成される。
電力クラスター(141〜14n)のそれぞれは、電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれに対応する。電力クラスター(141〜14n)は、コア131又は中央クラスター150の制御に応答して電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれに供給される電力を独立して制御するように構成される。本実施形態では、電力クラスター(141〜14n)は、制御信号CSを調節することで電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれに供給される電力を独立して制御するように構成される。
例えば、第k電力クラスター14k(kは、nと同じか、それより小さな整数)は、第k電力領域ブロック13kに供給される電力を独立して制御する。第k電力クラスター14kは、第k電力領域ブロック13kに供給される電力を遮断または再開する。
図1で、電力領域ブロックの数と電力クラスターの数は、同一であると示している。しかし、電力領域ブロックの数と電力クラスターの数は、互いに異なりうる。
図1及び図2を参照すると、S110段階で、少なくとも一つの電力クラスターを制御することによって、少なくとも一つの電力領域ブロックの電力供給が制御される。例えば、コア131の制御下で、少なくとも一つの電力クラスターは、対応する少なくとも一つの電力領域ブロックに供給される電力を制御する。例えば、少なくとも一つの電力クラスターの制御下で、少なくとも一つの電力領域ブロックに供給される電力が遮断されるか、再開される。
図1及び図3を参照すると、S210段階で、コア131は、第2電力クラスター142に節電要求(sleep request)を伝達する。
S210段階からS220段階は、電力領域ブロック(131〜13n)の内の特定電力領域ブロック(例えば、第2電力領域ブロック132)を節電モードに入れるよう制御する動作を構成する。
S225段階からS235段階は、電力領域ブロック(131〜13n)の内の他の一つの電力領域ブロック(例えば、第3電力領域ブロック133)を節電モードに入れるよう制御する動作を構成する。
受信された正常要求に応答して、第2電力クラスター142は、第2電力領域ブロック132を正常モードに入れるよう制御する(S245段階)。
例えば、第2電力クラスター142の制御下で、第2電力領域ブロック132の電力供給が再開される。
次に、第2電力クラスター142は、コア131に正常応答(normal response)を伝送する(S250段階)。
受信された正常要求に応答して、第3電力クラスター143は、第3電力領域ブロック133を正常モードに入れるよう制御する(S260段階)。
次に、第3電力クラスター143は、コア131に正常応答を伝送する(S265段階)。
S240段階からS250段階は、電力領域ブロック(131〜13n)のうち、特定電力領域ブロック(例えば、第2電力領域ブロック132)を正常モードに入れるよう制御する動作を構成する。
S245段階からS265段階は、電力領域ブロック(131〜13n)のうち、他の電力領域ブロック(例えば、第3電力領域ブロック133)を正常モードに入れるよう制御する動作を構成する。
同様に、S255段階からS265段階が行われたか、行われるか、または行われるか否かは、S240段階からS250段階が行われたか、行われるか、または行われるかに影響を与えない。
第2及び第3電力領域ブロック132、133の以外の残りの電力領域ブロックも第2及び第3電力領域ブロック132、133と同様に、コア131及び対応する電力クラスターの制御下で節電モード及び正常モードに入れるよう制御される。
図4を参照すると、電力領域ブロック13kは、複数のスイッチ(SW1〜SWm)、内部ブロックIB、第1分離回路(isolation circuit)IC1、及び第2分離回路IC2を含む。
内部ブロックIBは、信号ラインSLを通じてシステムバス110に接続される。内部ブロックIBは、信号ラインSLを通じてシステムバス110と通信する。本実施形態では、信号ラインSLは、複数の信号ラインに代替されうる。
第1分離回路IC1は、第1制御ラインCL1を通じてシステムバス110に接続される。第1分離回路IC1は、第1制御ラインCL1を通じて受信される制御信号に応答して活性化及び非活性化される。本実施形態では、第1分離回路IC1は、第k電力クラスター14kから第1制御ラインCL1を通じて受信される制御信号に応答して動作する。
本実施形態では、第k電力領域ブロック13kに供給される電力が遮断される時、第k電力領域ブロック13kの複数の内部ノードのそれぞれの複数の電圧レベルのそれぞれは、接地レベルに調節される。
活性化された第1分離回路IC1と同様に、第k電力領域ブロック13kの電力が遮断される時、第2分離回路IC2は、第k電力領域ブロック13kを第(k+1)電力領域ブロック13(k+1)から分離させるように構成される。
図4で、第k電力領域ブロック13kは、二つの電力領域ブロックと通信するものとして示している。しかし、第k電力領域ブロック13kは、少なくとも一つの電力領域ブロックと通信し、他の電力領域ブロックと通信しないように構成することもできる。本実施形態では、第k電力領域ブロック13kは、通信する電力領域ブロックにそれぞれ対応する分離回路を含み得る。
また実施形態において、第k電力領域ブロック13kは、一つの分離回路を含み、内部ブロックIBと外部ソースと接続された信号ライン間に分離回路が配置されるようにすることができる。すなわち、内部ブロックIBが外部ソースと通信する信号ラインは、一つの分離回路に共通で接続され得る。
図4及び図5を参照すると、電力クラスター14kの制御下で、電力領域ブロック13kは、節電モードS11及び正常モードS12で動作する。
電力領域ブロック13kが、節電モードS11から正常モードS12へと制御される時、電力クラスター14kは、電力領域ブロック13kの複数のスイッチ(SW1〜SWm)を順次にターンオンする。すなわち、第k電力領域ブロックに電源が供給される。
分離回路IC1、IC2の数が増加または減少すれば、電力クラスター14kが、分離回路IC1、IC2を制御する動作の数が増加または減少する。
残りの電力領域ブロック及び残りの電力クラスターも、図4及び図5を参照して説明したものと同様に構成される。
図6で、図3を参照して説明した動作段階と類似した動作段階についての詳細な説明は省略する。
図1及び図6を参照すると、S310段階で、コア131は、第2電力クラスター142に節電要求を伝送する。S315段階で、コア131は、第3電力クラスター143に節電要求を伝送する。
S330段階で、第2電力クラスター142は、コア131に節電応答を伝送する。S335段階で、第3電力クラスター143は、コア131に節電応答を伝送する。
S350段階で、第2電力クラスター142は、第2電力領域ブロック132を正常モードに入れるよう制御する。S355段階で、第3電力クラスター143は、第3電力領域ブロック133を正常モードに入れるよう制御する。
すなわち、コア131は、特定電力クラスター(例えば、第2電力クラスター142)に正常要求を伝送した後、第2電力クラスター142から正常応答が受信される前に、他の電力クラスター(例えば、第3電力クラスター143)に正常要求を伝送しうる。
図1及び図7を参照すると、S410段階で、コア131は、中央クラスター150に節電要求を伝送する。
例示的実施形態において、コア131から節電要求を受信した後、中央クラスター150は、コア131と独立して動作する。中央クラスター150及び複数の電力クラスター(141〜14n)は、コア131を含む複数の電力領域ブロック(131〜13n)を節電モードに入れるよう制御する。この際、中央クラスター150及び複数の電力クラスター(141〜14n)は、正常モードを保持する。中央クラスター150は、正常イベント(normal event)が検出されるかどうかを判別する。
上述したように、コア131が、中央クラスター150に節電要求を伝送する時、中央クラスター150によって、コア131を含む複数の電力領域ブロック(131〜13n)のそれぞれが、節電モードに入れるよう制御される。すなわち、中央クラスター150によって、集積回路装置100が節電モードに入れるよう制御される。
図1、図7、そして、図8を参照すると、中央クラスター150は、集積回路装置100を節電モードS21及び正常モードS22に入れるよう制御する。例示的実施形態において、中央クラスター150は、コア131から受信される節電要求に応答して、集積回路装置100を節電モードS21に入れるよう制御する。正常イベントが検出される時、中央クラスター150は、集積回路装置100を正常モードS22に入れるよう制御する。
例示的実施形態において、中央クラスター150は、特定の順序に従って複数の電力クラスター(141〜14n)を順次に制御する。
バスマスタからアクセス要請が発生する時、システムバス110は節電モードである場合にも、正常モードで制御される。したがって、集積回路装置100が節電モードで制御される時、中央クラスター150は、バスマスタ(例えば、入出力インターフェース132)に対応する第2電力クラスター142をコア131に対応する第1電力クラスター141の次に制御する。例えば、中央クラスター150は、複数の電力領域ブロックのうち、アクセス権限が高い電力領域ブロックに対応する電力クラスターを他の電力クラスターより先に制御する。
図1及び図9を参照すると、S510段階で、コア131は、第2電力クラスター142に保持要求(maintain request)を伝送する。
さらに詳細には、第2電力クラスター142は、コア131から受信された保持要求に応答して、中央クラスター150から受信された節電要求を無視する。例えば、第2電力クラスター150は、第2電力領域ブロック132を節電モードに入れるよう制御せず、中央クラスター150に節電応答を伝送する(S540段階)。
すなわち、集積回路装置100が節電モードで制御される時、コア131の制御に応答して電力領域ブロック(131〜13n)のうち少なくとも一つが正常モードを保持することができる。
集積回路装置100に電力領域ブロックが追加される時、追加された電力領域ブロックに対応する電力クラスターが電力制御回路140に追加されれば、該追加された電力領域ブロックが節電モード及び正常モードで制御される。
すなわち、集積回路装置100の電力制御回路140の適応性が向上し、電力制御回路140の再設計による時間及びコストが減少しうる。
図10を参照すると、集積回路装置200は、システムバス210、電力供給回路220、複数の電力領域ブロック(231〜23n)、電力制御回路240、及びクロック発生回路270を含む。
システムバス210、電力供給回路220、及び複数の電力領域ブロック(231〜23n)は、図1のシステムバス110、電力供給回路120、及び複数の電力領域ブロック(131〜13n)と同様に構成される。したがって、これらについての詳細な説明は省略する。
複数の電力クラスター(241〜24n)のそれぞれは、複数の電力領域ブロック(231〜23n)のそれぞれに対応する。図1〜図9を参照して説明したところと同様に、複数の電力クラスター(241〜24n)は、複数の電力領域ブロック(231〜23n)に供給される電力を制御するように構成される。
中央クラスター250は、複数の電力クラスター(241〜24n)と複数のクロッククラスター(261〜26p)との動作順序を制御するように構成される。例示的実施形態において、図1〜図9を参照して説明したものと同様に、中央クラスター250は、特定順序に従って複数のクロッククラスター(261〜26p)の動作順序を制御し、特定順序に従って複数の電力クラスター(241〜24n)の動作順序を制御するように構成される。
図10及び図11を参照すると、電力制御回路240は、正常モードS31、第1節電モードS32、及び第2節電モードS33で集積回路装置200を制御するように構成される。
第k電力クラスター24k及び第kクロッククラスター26kは、第k電力領域ブロック23kを正常モードS31、第1節電モードS32、及び第2節電モードS33のうち一つで制御する。
例えば、コア231の制御に応答して、第kクロッククラスター26kは、第k電力領域ブロック23kに供給されるクロックを遮断する。クロック供給が遮断されれば、第k電力領域ブロック23kは、第1節電モードS32に進入する。例えば、第1節電モードS32は、クロックによる動作を中止する動作中止モード(operation stop mode)である。すなわち、第1節電モードS32で、第k電力領域ブロック23kで静的電力消費(static power consumption)は発生するが、動的電力消費(dynamic power consumption)は防止される。
例示的実施形態において、第kクロッククラスター26kの制御下で、第k電力領域ブロック23kのクロック供給が再開される。クロック供給が再開されれば、第k電力領域ブロック23kは、正常モードS31に進入する。例示的実施形態において、電力供給及び電力遮断が、クロック供給及びクロック遮断に代替されるものを除けば、第k電力領域ブロック23kにクロックを供給及び遮断する動作は、図3〜図6を参照して説明したものと同様に行われる。
第k電力領域ブロック23kが第2節電モードS33である時、第k電力クラスター24kは、コア231の制御下で、第k電力領域ブロック23kを第1節電モードS32で制御する。例えば、第k電力クラスター24kの制御下で、第k電力領域ブロック23kの電力供給が再開される。電力供給が再開されれば、第k電力領域ブロック23kは、第1節電モードS32に進入する。
例示的実施形態において、中央クラスター250によって集積回路装置200が制御されると仮定する。中央クラスター250は、集積回路装置200を正常モードS31、第1節電モードS32、そして、第2節電モードS33のうち一つで制御する。
例えば、中央クラスター250は、特定順序に従って複数のクロッククラスター(261〜26p)を制御する。中央クラスター250の制御に応答して、複数のクロッククラスター(261〜26p)のそれぞれは、特定順序に従って複数の電力領域ブロック(231〜23n)のそれぞれに供給されるクロックを遮断する。
例えば、正常イベントが検出される時、中央クラスター250は、集積回路装置200を正常モードS31で制御する。例えば、中央クラスター250は、複数のクロッククラスター(261〜26p)を特定順序に従って制御する。
集積回路装置200が第2節電モードS33である時、中央クラスター250は、集積回路装置200を第1節電モードS32に入れるよう制御する。例えば、外部から制御信号が受信される時、または集積回路装置200が第2節電モードS33に進入した後、特定時間が経過する時、中央クラスター250は、集積回路装置200を第1節電モードS32に入れるよう制御する。
複数の電力領域ブロック(231〜23n)に電力供給を遮断及び再開する動作は、図7〜図9を参照して説明したものと同様に行われる。
上述した実施形態で、集積回路装置200の電力領域ブロック及びクロック領域ブロックは一致すると仮定した。しかし、集積回路装置200の電力領域ブロック及びクロック領域ブロックは異なりうる。
図12を参照すると、SoC1010は、電子装置、携帯用通信装置、またはIT装置(information technology device)に含まれうる。
SoC1010は、複数の電力領域(power domains)(1011−1〜1011−n)(nは、自然数)、電力供給回路1013、及び電力管理ユニット(power management unit、以下、PMU)1017を含む。
SoC1010は、それぞれが複数の電力領域(1011−1〜1011−n)の間に接続された複数の分離回路(isolation circuits)(1012−1、1012−2、...)をさらに含みうる。
ここで、IPコアとは、集積回路1010、例えば、SoCに集積することができる回路(circuit)、ロジック(logic)、またはこれらの組合わせを意味する。また、前記回路または前記ロジックには、コード(code)を保存することができる。
実施形態によって、複数の電力(PWR1〜PWRn)のそれぞれは、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のそれぞれに供給されうる。他の実施形態によって、複数の電力(PWR1〜PWRn)のそれぞれは、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のそれぞれに含まれた複数のIPコアのそれぞれに供給されうる。したがって、一つの電力領域には、少なくとも一つの電力が供給されうる。
例えば、環境設定レジスタ値は、複数のビット(bits)を含み、複数のビットのうちの一部のビットは、複数の有限状態マシン(1019−1〜1019−n)のそれぞれを区分するための識別ビット(identification bits)として使われる。
パワーアップ状態は、制御される電力領域(例えば、ターゲット(target)電力領域)の電力(または、電圧)が完全にパワーアップされた状態を意味する。パワーダウン状態は、ターゲット電力領域の電力がオフされた状態を意味する。
例えば、第1電力領域1011−1が、第1有限状態マシン1019−1の制御によってパワーアップ状態である時、第2電力領域1011−2は、第2有限状態マシン1019−2の制御によってパワーダウンシーケンスを行い、第3電力領域1011−3は、第3有限状態マシン1019−3の制御によってパワーアップシーケンスを行うことができる。
実施形態によって、電力状態と動作状態は、電力領域単位またはIPコア単位で制御されるが、本明細書では、説明の便宜上、電力領域単位で電力状態が制御され、IPコア単位で動作状態が制御されるものを説明する。
例えば、CPUは、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のそれぞれに含まれた複数のIPコアのそれぞれの動作(例えば、各IPコアがパワーをどれほど消費しているかの有無、各IPコアが特定動作を行っているかの有無、または各IPコアがアイドル状態(idle state)であるかの有無)を監視し、該監視結果によって、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のうちから制御される電力領域、すなわち、ターゲット電力領域を指示する環境設定レジスタ値を生成し、該生成された環境設定レジスタ値をバス1015を通じてPMU1017に出力することができる。
また、有限状態マシンは、環境設定レジスタ値に従って、ターゲット電力領域に含まれた複数のIPコアのそれぞれの動作状態を独立して制御することができる。
複数の状態のそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、少なくとも一つの中央環境設定レジスタ値に従って決定され、複数の状態のそれぞれの活性化順序又は活性化有無によって、複数の有限状態マシン(例えば、1019−1〜1019−n)のそれぞれの活性化順序又は活性化有無が決定されうる。
最終状態が有限状態マシンの最終状態を意味する場合、最終状態に対応するサブ有限状態マシンは、特定の行為または特定の仕事を行うこともあり、行わないこともある。
正常動作状態では、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のいずれもは、パワーアップ状態になる。スリープ状態では、PMU1017を除外した複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のいずれもは、パワーダウン状態になる。深い停止状態では、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のそれぞれに具現された複数のIPコアのそれぞれへのクロック信号の供給が遮断され、CPUに供給される電力もパワーダウン状態になる。
図1に示したように、リセット順序器1023は、各有限状態マシン(1019−1、1019−2)、及び中央順序器1021のリセット動作を制御することができる。
本明細書に記載の各有限状態マシンは、その名称にもかかわらず、CPU1111から出力された環境設定レジスタ値を保存するための環境設定レジスタを含む。
図12と図13とを参照すると、例示的に示した第1電力領域1011−1は、CPU1111、パワーライン1101、及び複数のスイッチ(1110−1、1110−2)を含む。
したがって、第1スイッチ1110−1は、第1スイッチング信号SW11に従って第1コア1111−1に電力PWR1を供給するか、第1コア1111−1に供給される電力PWR1を遮断することができる。
したがって、第2スイッチ1110−2は、第2スイッチング信号SW12に従って第2コア1111−2に電力PWR1を供給するか、第2コア1111−2に供給される電力PWR1を遮断することができる。
例えば、複数の第1スイッチ(1130−1〜1130−k)のそれぞれが、PMOSトランジスタとして具現される時、パワーダウンシーケンスで、複数の第1スイッチ(1130−1〜1130−k)のそれぞれは、第1サブ−有限状態マシン1210−1から出力された複数のスイッチング信号(SW31〜SW3k)のそれぞれによってターンオフされうる。
パワーアップシーケンスで、複数の第1スイッチ(1130−1〜1130−k)のそれぞれは、第1サブ−有限状態マシン1210−1から出力された複数のスイッチング信号(SW31〜SW3k)のそれぞれに従ってターンオンされうる。
各データ保存装置(1143−1〜1143−m)の構造は、実質的に同一であるので、説明の便宜上、一つのデータ保存装置1143−1を示す。
各データ保存装置(1143−1〜1143−m)は、パワーダウンシーケンス又はパワーダウン状態で保存しなければならないデータDATAを保持(retention)する機能を行うデータ保存装置の一例である。
第1データ保存装置1144−1は、第3サブ−有限状態マシン1210−3から出力された保持制御信号RC1に従って、その中に保存されたデータを第2データ保存装置1144−2に伝送する。したがって、第2データ保存装置1144−2は、パワーダウンシーケンス又はパワーダウン状態でもデータを保持することができる。例えば、各データ保存装置(1144−1、1144−2)は、ラッチとして具現可能である。
実施形態によって、複数の第2スイッチ(1149−1〜1149−m)のそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、第2サブ−有限状態マシン1210−2の制御によって直接決定されうる。
CMU1150は、PLL1151から出力したクロック信号CLKによって、複数のクロック信号(CLK1〜CLKm)を発生させうる。複数のクロック信号(CLK1〜CLKm)のそれぞれは、複数のIPコア(1140−1〜1140−m)のそれぞれの動作クロック信号として使われる。
また、各インターフェース(1145−1〜1145−m)は、オシレーターパッド(oscillator pad)であり得る。各オシレーターパッドは、各制御信号(PC1〜PCm)によってオン又はオフされうる。
複数のサブ−有限状態マシン(1210−1〜1210−s)のそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、メイン有限状態マシン1200の環境設定レジスタ1201に設定された環境設定レジスタ値に従って決定される。CPU1111は、環境設定レジスタ1201に保存される環境設定レジスタ値を設定することができる。
CPU1111は、各電力領域(1011−1〜1011−n)に含まれた各IPコアの状態を監視し、該監視結果によって、各環境設定レジスタ(1201、及び1211−1〜1211−s)に設定される環境設定レジスタ値を生成することができる。
図18を参照すると、包括的な状態図は、複数の状態(S1001〜S1023)を含む。
本明細書に記載の各有限状態マシンは、複数の状態(S1001〜S1023)のうちの少なくとも二つの状態を含む。
図18を参照すると、対応する上位有限状態マシンから出力された各要求信号(C1〜C9)に従って、各状態(S1005、S1008、S1011、S1013、S1023、S1020、S1017、及びS1015)が実行される。
例えば、状態S1001でリセットイベントC9が入力されれば、リセット順序器1023は、状態S1002と状態S1003とを順次に行う。各状態S1002、S1003は、ハンドシェーキングを通じて各下位有限状態マシンと通信する。したがって、ターゲット電力領域は、状態S1002と状態S1003とを通じてパワーアップ状態S1004に遷移する。
CPUから出力された環境設定レジスタ値に従って、複数の状態(S1005〜S1013)のそれぞれの活性化順序又は活性化有無が決定される。
パワーアップ状態S1004を有する有限状態マシンに上位有限状態マシンから条件C1、例えば、パワーダウン要求信号が入力されれば、状態S1004は状態S1005に遷移する。状態S1005は、自身の下位有限状態マシンとハンドシェーキングとを通じて通信し、状態S1005は、下位有限状態マシンから出力された応答信号に従って状態S1006に遷移する。状態S1006は、自身の下位有限状態マシンとハンドシェーキングとを通じて通信し、状態S1006は、下位有限状態マシンから出力された応答信号に従って状態S1007に遷移する。
CPUから出力された環境設定レジスタ値に従って、複数の状態(S1015〜S1023)のそれぞれの活性化順序又は活性化有無が決定される。
上位有限状態マシンから条件C8が入力されれば、パワーダウン状態S1014は状態S1015に遷移し、状態S1015は、自身の下位有限状態マシンとハンドシェーキングとを通じて通信し、下位有限状態マシンから応答信号が入力されれば、状態S1015は状態S1016に遷移する。
例えば、パワーダウンシーケンスで環境設定レジスタ値に従って状態(S1005〜S1013)のいずれもが活性化されても、状態S1007に対応する下位有限状態マシンが所定の行為又は所定の仕事もしないこともある。
この場合、状態S1007は、下位有限状態マシンから出力された応答信号に従って状態S1008にすぐに遷移する。すなわち、状態S1007はバイパスされうる。バイパスされた状態又はバイパスされた状態に対応する有限状態マシンは、非活性化(deactivation)されたと定義することができる。
例えば、パワーダウンシーケンスで環境設定レジスタ値が‘111111111’に設定されれば、複数の状態(S1005〜S1013)は順次に活性化され、これにより、複数の状態(S1005〜S1013)のそれぞれに対応する下位有限状態マシンは、所定の行為または所定の仕事を行うことができる。しかし、環境設定レジスタ値が‘101010101’に設定されれば、各状態(S1006、S1008、S1010、及びS1012)はバイパスされる。すなわち、各状態(S1006、S1008、S1010、及びS1012)は、非活性化されたと定義することができる。
図19に示したサブセットは、図18の状態図に含まれた複数の状態(S1001〜S1023)のうちから二つの状態S1004、S1014のみを含む有限状態マシンの状態図である。
各状態(S1004、S1014)は、各要求信号(down_req、up_req)によって遷移される。各要求信号(down_req、up_req)のソースは、中央順序器1021又は各サブ−有限状態マシン(1119−1、1210−1)の各環境設定レジスタ(1120−1、1211−1)である。
中央順序器1021は、SoCレベル電力制御を担当し、各環境設定レジスタ(1120−1、1211−1)は、領域レベル電力制御を担当する。
図20に示したサブセットは、図18の状態図に含まれた複数の状態(S1001〜S1023)のうちから複数の状態(S1004〜S1007、S1009、S1014、S1019、及びS1021〜S1023)を含む有限状態マシンの状態図である。
上位有限状態マシンから出力された一つの要求信号down_reqによって、パワーアップ状態S1004は、複数の状態(S1005〜S1009)を通じてパワーダウン状態S1014に遷移することができる。すなわち、パワーアップ状態S1004を有する電力領域又はIPコアは、複数の状態(S1005、S1006、S1007、及びS1009)を含むパワーダウンシーケンスを通じてパワーダウン状態S1014に遷移することができる。
図21を参照すると、パワーアップ状態S1004とパワーダウン状態S1014との間には、複数の状態(S1005、S1006、S1007、及びS1009)が存在する。複数の要求信号(down_req[0]、down_req[1])によって、パワーアップ状態S1004は、複数の状態(S1005、S1006、S1007、及びS1009)を通じてパワーダウン状態S1014に遷移することができる。
例えば、最初の要求信号down_req[0]によって、ターゲット電力領域に対応するあらゆるバスマスタがディセーブルされ、二番目の要求信号down_req[1]によって、ターゲット電力領域に供給される電力が遮断されうる。
図21と図22とを参照すると、パワーダウンシーケンスに含まれた状態S1007は、状態S1009を通じてパワーダウン状態S1014に到逹する前に、条件C11によってパワーアップシーケンスに含まれた状態S1021に遷移することができる。この場合、パワーアップ状態S1004を有する電力領域又はIPコアは、パワーダウン状態S1014に到逹する前に、各状態(S1021、S1022、及びS1023)を通じて再びパワーアップ状態S1004に戻ることができる。
図22と図23とを参照すると、リセット機能を行う有限状態マシンは、上位有限状態マシンから出力されたリセット要求信号reset_reqによって、複数の状態(S1002、S1003)を含むリセットシーケンスを行う。したがって、有限状態マシンの制御によって、当該電力領域は、状態S1001からパワーアップ状態S1004に遷移する。
図12と図24とを参照すると、リセットイベントが発生すれば(S1100)、リセット順序器1023は、リセットイベントによって複数の有限状態マシン(1011−1〜1011−n)のうちからリセット機能を行う複数の有限状態マシンのそれぞれのリセット動作を制御する。
例えば、リセット順序器1023は、ブランチ(branch)のない有限状態マシンとして具現可能である。
リセット動作時に、リセット順序器1023又は有限状態マシンのリセットサブ有限状態マシンは、オシレーターに供給される電力を待機させ(S1110)、CMUがリセットされ(S1120)、内部ロジック回路がリセットされ(S1130)、メモリに含まれた各サブブロックがリセットされ(S1141、S1143、及びS1145)、CPUがリセットされる(S1150)。したがって、当該電力領域又はIPコアは、パワーアップ状態になる(S1160)。
図12と図25とを参照すると、CPUは、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のそれぞれに含まれたIPコアのそれぞれの動作を監視し、該監視結果によって、環境設定レジスタ値を生成する(ステップS1200)。
それぞれが複数のIPコアを含む複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のそれぞれを独立して制御する複数の有限状態マシン(1019−1〜1019−n)のうちの何れか一つの有限状態マシンが、CPUから出力された環境設定レジスタ値を受信する(ステップS1210)。
前記何れか一つの有限状態マシンは、環境設定レジスタ値によって、複数の電力領域(1011−1〜1011−n)のうちの何れか一つの電力領域の電力状態と動作状態とを独立して制御する(ステップS1220)。
PMU1017は、階層的に具現された複数の有限状態マシン(以下、FSM)(1021、1019−1〜1019−n、GC1〜GCp)を含む。
図26では、説明の便宜上、3つの階層に具現された複数のFSM(1021、1019−1〜1019−n、GC1〜GCp)を示すが、これに限定されるものではない。
子FSM(1019−1〜1019−n)のそれぞれに属する孫FSMグループ(GC1〜GCp)のそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、子FSM(1019−1〜1019−n)のそれぞれに設定された第2レジスタ値によって決定される。孫FSMグループ(GC1〜GCp)のそれぞれは、複数の孫FSMを含む。
図12、図26、及び図27を参照すると、PMU1017は、複数の有限状態マシン(1019−1〜1019−n)のうちからリセット機能を行う複数の有限状態マシン(1019−1、1019−2)のそれぞれのリセット動作を制御するリセット順序器1023をさらに含む。実施形態によって、リセット順序器1023は、中央順序器1021のリセット動作を制御することができる。
図12と図28とを参照すると、電子装置1300は、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、携帯電話機(mobile phone)、スマートフォン(smart phone)、タブレットPC(tablet PC)、PDA(personal digital assistant)、またはPMP(portable multimedia player)として具現可能である。
電子装置1300は、SoC1010と複数のインターフェース(1311〜1323)とを含む。SoC1010のCPUは、SoC1010の全般的な動作を制御する。
例えば、SoC1010は、各ディスプレイインターフェース(1311、1312)を通じて各平板ディスプレイ装置の電力状態と動作状態とを制御することができる。
SoC1010は、カムコーダインターフェース1313を通じてカムコーダの電力状態と動作状態とを制御し、TVインターフェース1314を通じてTVモジュールの電力状態と動作状態とを制御し、イメージセンサーインターフェース1315を通じてカメラモジュール又はイメージセンサーモジュールの電力状態と動作状態とを制御することができる。
SoC1010は、DRAMインターフェース1319を通じてDRAMの電力状態と動作状態とを制御し、不揮発性メモリインターフェース1320、例えば、フラッシュメモリインターフェースを通じて不揮発性メモリ、例えば、フラッシュメモリの電力状態と動作状態とを制御し、オーディオインターフェース1321を通じてオーディオモジュールの電力状態と動作状態とを制御し、MFCインターフェース1322を通じてMFCの電力状態を制御し、MP3プレーヤーインターフェース1323を通じてMP3プレーヤーの電力状態を制御することができる。
ここで、モジュール(module)またはインターフェースは、ハードウェアまたはソフトウェアとして具現可能である。
110 システムバス
120 電力供給回路
131〜13n 第1〜第n電力領域ブロック
(131 コア)
140 電力制御回路
141〜14n 第1〜第n電力クラスター
150 中央クラスター
Claims (12)
- システムオンチップ(SoC)であって、
それぞれが複数のIP(Intellectual Property)コアを含む複数の電力領域と、
それぞれがその中に具現されたレジスタに設定されたレジスタ値に従って、前記複数の電力領域のそれぞれの電力状態と動作状態とを独立して制御する複数の有限状態マシン(finite state machine)を含む電力制御ユニットと、
その中に含まれた中央環境設定レジスタに設定された少なくとも一つの中央環境設定レジスタ値に従って、前記複数の有限状態マシンのそれぞれの活性化順序又は活性化有無を決定する中央順序器(central sequencer)とを有し、
前記複数の電力領域のうちの何れか一つの電力領域は、第1コアと第2コアとを含むCPUを含み、
前記複数の有限状態マシンのうち、前記何れか一つの電力領域を制御することができる有限状態マシンは、前記第1コアの前記電力状態とリセットの有無とを制御することができる第1サブ−有限状態マシンと、
前記第2コアの前記電力状態とリセットの有無とを制御することができる第2サブ−有限状態マシンとを含むことを特徴とするシステムオンチップ。 - 前記複数の有限状態マシンのそれぞれは、複数の状態を含み、
前記複数の状態のそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、前記レジスタ値によって決定されることを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。 - 前記複数の有限状態マシンのそれぞれは、それぞれが前記電力状態と前記動作状態とを独立して制御する複数のサブ−有限状態マシンと、
その中に設定された前記レジスタ値に従って、前記複数のサブ−有限状態マシンそれぞれの活性化順序又は活性化有無を決定するメイン状態マシンとを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。 - 前記システムオンチップは、前記複数の電力領域のそれぞれに含まれた前記IPコアのそれぞれの動作を監視し、該監視結果に従って、前記複数の電力領域の内から制御される電力領域に対する前記レジスタ値を生成するCPU(central processing unit)をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。
- 前記中央順序器によって独立して制御される前記複数の電力領域のそれぞれの最終状態は、互いに同一であることを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。
- 前記複数の有限状態マシンのそれぞれは、電力領域単位でパワーアップ状態、パワーダウン状態、パワーアップシーケンス、又はパワーダウンシーケンスとして定義される前記電力状態を制御し、IPコア単位で前記動作状態を制御することを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。
- 前記システムオンチップは、それぞれが前記複数の電力領域の間に接続された複数の分離回路をさらに有し、
前記複数の分離回路のそれぞれは、前記複数の有限状態マシンのそれぞれに保存された前記レジスタ値に従って接続又は分離されることを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。 - 前記複数の有限状態マシンのそれぞれは、前記電力状態を決定するための第1サブ−有限状態マシンと、
前記動作状態を決定するための第2サブ−有限状態マシンとを含み、
前記複数の電力領域のそれぞれは、電力供給回路から出力される複数の電力信号の内から対応する電力信号を供給するパワーラインと、
電力領域中に含まれる複数のIPコアが接続された共通パワーラインと、
それぞれが前記パワーラインと前記共通パワーラインとの間に接続され、前記第1サブ−有限状態マシンの制御に従ってスイッチングされる複数の第1スイッチと、
クロック制御ユニットから出力される複数のクロック信号のそれぞれを、電力領域中に含まれる前記複数のIPコアのそれぞれに供給するための複数の第2スイッチとを含み、
前記複数の第1スイッチのそれぞれのスイッチングの有無は、前記第1サブ−有限状態マシンに保存された第1スイッチレジスタ値に従って決定され、
前記複数の第2スイッチのそれぞれのスイッチングの有無は、前記第2サブ−有限状態マシンに保存された第2スイッチレジスタ値に従って決定されることを特徴とする請求項1に記載のシステムオンチップ。 - それぞれが複数のIPコアを含む複数の電力領域と、
それぞれがその中に具現されたレジスタに設定されたレジスタ値に従って、前記複数の電力領域のそれぞれの電力状態と動作状態とを独立して制御する複数の有限状態マシンを含む電力制御ユニットと、
その中に含まれた中央環境設定レジスタに設定された少なくとも一つの中央環境設定レジスタ値に従って、前記複数の有限状態マシンのそれぞれの活性化順序又は活性化有無を決定する中央順序器(central sequencer)と、
前記複数の有限状態マシンの内からリセット機能を実行する複数の有限状態マシンのそれぞれのリセット動作を制御するリセット順序器(reset sequencer)とを有することを特徴とするシステムオンチップ。 - それぞれが複数のIPコアを含む複数の電力領域と、
階層的に具現され、それぞれがその中に具現されたレジスタに設定されたレジスタ値に従って、前記複数の電力領域のそれぞれの電力状態と動作状態とを独立して制御する複数の有限状態マシンを含む電力制御ユニットと、
その中に含まれた中央環境設定レジスタに設定された少なくとも一つの中央環境設定レジスタ値に従って、前記複数の有限状態マシンのそれぞれの活性化順序又は活性化有無を決定する中央順序器と、
前記複数の有限状態マシンの内からリセット機能を実行する複数の有限状態マシンのそれぞれのリセット動作を制御するリセット順序器とを有し、
前記複数の有限状態マシンの内の“子”有限状態マシンのそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、前記“子”有限状態マシンのそれぞれが属する“親”有限状態マシンに設定された第1レジスタ値によって決定され、
前記“子”有限状態マシンのそれぞれに属する“孫”有限状態マシンのそれぞれの活性化順序又は活性化有無は、前記“子”有限状態マシンのそれぞれに設定された第2レジスタ値によって決定され、
前記“孫”有限状態マシンのそれぞれは、前記複数の電力領域のそれぞれに含まれた前記複数のIPコアのそれぞれの電力状態と動作状態とを独立して制御することを特徴とするシステムオンチップ。 - それぞれが複数のIPコアを含む複数の電力領域を含むシステムオンチップと、
それぞれが前記複数のIPコアのそれぞれの制御によって動作する複数の周辺装置とを有し、
前記システムオンチップは、請求項1に記載のシステムオンチップであることを特徴とする電子装置。 - それぞれが複数のIPコアを含む複数の電力領域を含むシステムオンチップと、
前記複数の電力領域の内の何れか一つに含まれた複数のIPコアの内の何れか一つのIPコアの制御に従って動作するディスプレイ装置と、
前記複数の電力領域の内の他の一つに含まれた複数のIPコアの内の何れか一つのIPコアの制御に従って動作するメモリ装置とを有し、
前記システムオンチップは、請求項1に記載のシステムオンチップであることを特徴とする携帯用通信装置。
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