JP5875708B2 - 通信システム内の基地局、ユーザ機器、及びそれらにおける方法 - Google Patents

通信システム内の基地局、ユーザ機器、及びそれらにおける方法 Download PDF

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Description

ここでの実施形態は、一般的に、基地局における方法、ユーザ機器における方法、基地局及びユーザ機器に関する。具体的には、実施形態は、無線通信システムにおけるチャネル状態フィードバックの取得及び送信に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)及びLTE(Long Term Evolution)の標準化について責任を有する。3GPPによるLTEについての成果は、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Access Network)とも呼ばれる。LTEは、ダウンリンク及びアップリンクの双方において高データレートに到達可能な、高速のパケットベースの通信を実現するための技術であり、UMTSと比較して次世代の移動体通信システムとして考えられている。
LTEでは、直交周波数分割多重(OFDM)がダウンリンクにおいて使用される。LTEの物理リソースは時間−周波数グリッドとして理解されてよく、各リソースエレメント、即ちグリッド内の各矩形は、1つのOFDMシンボル間隔の期間中の1本のOFDMサブキャリアに相当する。LTEにおけるリソース割当ては、リソースブロック(RB)を単位として記述され、サブフレームは、リソースブロックのペア、即ち2つの時間的に連続するリソースブロック、を含む。サブフレームの制御領域(control region)は、例えば、ダウンリンクスケジューリング割り当て及びアップリンクスケジューリング許可といった制御情報が送信される、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含む。データ領域では、データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で送信される
時間−周波数グリッド内のリソースエレメントのいくつかは、既知のシンボルであるリファレンスシンボルを送信するために使用され、リファレンスシンボルは、受信機によってコヒーレント復調を実行する目的でチャネル推定のために使用され得る。リファレンス信号とも呼ばれ得るリファレンスシンボルは、モビリティ測定のため、及びユーザ機器により実行されるアップリンク電力制御のためにも使用される。LTEでは、セル固有のリファレンスシンボル、即ち共通リファレンス信号(CRS)が全てのダウンリンクサブフレーム内で送信される。CRSは、セル内の全てのユーザ機器にとって共通であるため、CRSの送信は、容易には個々のユーザ機器のニーズに合うように適合され得ない。LTEリリース10の時点で、PDSCHの復調のための別個のユーザ機器固有のリファレンス信号と、ユーザ機器からのチャネル状態情報(CSI)フィードバックの目的でのチャネルの測定のための別個のリファレンス信号と、を伴う新たなリファレンス信号のコンセプトが導入された。ユーザ機器からのチャネル状態情報フィードバックの目的でのチャネルの測定のためのリファレンス信号は、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)と呼ばれる。CSI−RSは、毎サブフレーム送信されるのではなく、概して、復調のために使用されるリファレンス信号よりも時間及び周波数において疎らである。CSI−RSの送信は、無線リソース制御(RRC)によって構成される周期性パラメータ及びRRCによって構成されるサブフレームオフセットに従って、5個、10個、20個、40個又は80個のサブフレームごとに生じ得る。
無線ネットワークにおいてより高いデータレートについての需要は増加しつつあり、そうしたネットワークの開発者にチャレンジを課している。より高いデータレートについての要件を満たすための1つのアプローチは、ヘテロジーニアスネットワーク(HetNet)、即ち、例えば異なる送信電力で動作する複数の基地局といったノード群を含むネットワークを配備することである。高い送信電力で動作する基地局は、ここでマクロ基地局と記述され、より低い送信電力で動作する基地局は、ここではピコ基地局と記述される。HetNetは、よって、マクロセルのレイアウトにわたってピコ基地局が配置されるような配備を含む。低い送信電力で動作している基地局のセルは、例えば、ピコセル若しくはクローズド加入者グループ(CSG)セル又はマイクロセルのいずれかであり得る。
ユーザ機器におるセル選択は、典型的には、様々な基地局の送信電力の影響を含むダウンリンクの受信電力に基づく。これは、ピコ基地局に向けたパスロスがより低いのだがマクロ基地局がそのより高い送信電力に起因して依然として選択されるという、ピコ基地局の周囲を囲む“インバランスエリア(imbalance area)”につながる。送信電力が同じであるアップリンク方向では、ユーザ機器は、そのエリア内でもピコ基地局へ接続される方がよいであろう。ピコ基地局の送信電力を増加させることによって、ピコ基地局のセルサイズを増加させることはできる。しかしながら、そのようにすることは、基地局のコスト及びサイズに影響し、そしてサイトの可用性を制限する。ピコ基地局のレンジを、ピコ基地局の選択を優遇するセル選択オフセットを用いることによって拡大することもできる。これは、最良の基地局、即ちピコ基地局においてアップリンク信号が受信されることにつながり、マクロの負荷をより大きく引き下げる(offloads)。これらの恩恵は、しかしながら、ピコセルの境界上のユーザについてのマクロ基地局からのより高いダウンリンク干渉を代償として、もたらされる。
よって、HetNetでは、セル間干渉協調(ICIC)についての解決策が特に重要である。1つのアプローチは、マクロレイヤ及びピコレイヤからの送信を時間において分離することであり、時間ドメインICICと呼ばれることがある。これは、あるサブフレームにおいて与干渉側の(interfering)マクロ基地局を静寂化(silence)することにより達成され得る。LTEリリース10は、いくつかの物理チャネル上で送信電力を低減し若しくは送信電力を無しとし、又はアクティビティを低減するサブフレームである、ABS(Almost Blank Subframes)を導入した。低減されたダウンリンク送信電力を伴うABSは、RPSF(Reduced Power SubFrames)とも呼ばれ得る。それでも、基地局は、ユーザ機器に向けた後方互換性を保証するために、必要な制御チャネル及び物理信号並びにシステム情報をABSにおいて送信し得る。その代わりに、ABSにおいてこれら信号を送信する必要性は、ABSパターンの慎重な選択によって回避され得る。ABS及びRPSFは、よって、制御チャネルの信頼し得る送信とピコセルの境界付近のユーザ機器へのPDSCHの効率的な送信とを保証する目的において関係性を有する。ABSが構成される場合、マクロセル及びピコセルの配備は、運用者によって統合的に計画され、セルは時間合わせされる(time-aligned)。ピコセルは、局所的に拡張されたキャパシティ又は改善された屋内のカバレッジを提供することができる。
HetNetでは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)ABS及び非MBSFN ABSという2つのABSの設定があり、双方ともネットワークの計画後に事業者によって構成され、双方の構成がここで説明される実施形態に適用可能である。復調及びチャネル品質の監視を支援するためのチャネルインパルス応答を推定し及び測定するために、ダウンリンクリファレンス信号が使用されてもよい。ダウンリンクリファレンス信号は、セル固有リファレンス信号、即ち、ここではCRS又はCSI−RSのいずれかであると見なされる。マクロセル及びピコセルを伴うHetNetの配備において、いずれのセル内のリファレンス信号も衝突型の(colliding)リファレンス信号又は非衝突型のリファレンス信号として構成され、これは、ピコセルにおけるリファレンス信号がマクロセルにおけるリファレンス信号と衝突し又は衝突しないことを意味する。異なるセルにおけるCRSが同じ時間周波数グリッド内にある場合、CRSが衝突している(colliding)とされる。
HetNetでは、ピコセルの境界付近にいる当該ピコセル内のユーザ機器にとって、マクロのリファレンス信号の強度は、ピコのリファレンス信号のそれよりも格段に強いかもしれない。一例として、LTEリリース10においてマクロのリファレンス信号の強度はピコのリファレンス信号の強度よりも約0〜6dB強く、LTEリリース11では約6〜12dB強い。制御チャネルの信頼し得る送信及びPDSCHの効率的な送信を確保するために、ピコセルの境界に近いユーザ機器について、3GPP TS36.423(バージョン10.2.0及びセクション9.2.54)では、マクロセルにおいてABSが構成され、物理ブロードキャストチャネル(PBSH)、プライマリ同期信号(PSS),セカンダリ同期信号(SSS)及びリファレンス信号のみが送信され、他のデータチャネルは送信されない。よって、ABSでは、ピコセルの境界付近にいるユーザ機器はデータチャネルについて低いマクロ干渉を経験し、逆に非ABSでは、非常に高いマクロ干渉を経験する。一方で、ピコセルの中央付近にいるユーザ機器について、マクロ信号はピコ信号との比較において常に相対的に低く、よってピコセルの中央付近のユーザ機器について干渉は常に低い。図1に、干渉レベルとABSとの間の関係の一例が示されている。図1に例示したように、マクロ基地局(マクロeNB)は、ABS及び非ABSを有し得る。図1においてピコUE1として例示されている、ピコセルの境界付近のユーザ機器は、マクロeNBにおけるABSであるサブフレームに対応するサブフレームにおいて、低いマクロ干渉を経験する。ピコUE1は、マクロeNBにおける非ABSであるサブフレームに対応するサブフレームにおいて、高いマクロ干渉を経験する。図1においてピコUE2として例示されている、ピコセルの中央付近のユーザ機器は、全てのサブフレームにおいて低いマクロ干渉を経験する。
HetNetにおいてピコセル内のユーザ機器により経験される干渉レベルはマクロABSから来るのかマクロ非ABSから来るのかで異なり得ることから、サブフレームについてユーザ機器において測定されるチャネル状態情報は同じではないはずであり、これはチャネル状態情報の計算において全てのサブフレームにわたる平均化が忌避されるべきであることを意味する。チャネル状態情報は、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Preferred Matrix Indicator)及びRI(Rank Indicator)のうちの1つ以上を含み得る。これは、3GPP TS36.211(バージョン10.0.0及びセクション6.10)で議論されており、2つのサブフレームセットCSI_0及びCSI_1が測定のためにユーザ機器へシグナリングされる。各サブフレームセットについて測定及びフィードバックは独立して遂行される。図1に例示したように、第1のサブフレームセットCSI_0はマクロABSに時間合わせされた、即ちマクロのABSにより干渉されるサブフレームを測定し、第2のサブフレームセットCSI_1はマクロの非ABSに時間合わせされた、即ちマクロABSにより干渉されるサブフレームを測定し得る。HetNet内のマクロセルにおいて、当該マクロセル内のユーザ機器により経験される受信電力及び/又は干渉レベルは、マクロRPSFから来るのかマクロ非RPSFから来るのかで異なり得る。結果として、それらサブフレームについてユーザ機器において測定されるチャネル状態情報は同じではないはずであり、よって、2つのサブフレームセットCSI_0及びCSI_1についての測定及びフィードバックは独立的に遂行される。CSI_0はより低い電力を有するマクロのサブフレームのセットに対応し、CSI_1はより高い電力を有するマクロのサブフレームのセットに対応する。
各CSIサブフレームについてユーザ機器にて測定及びフィードバックが別個に行われるとしても、未解決の干渉の問題が依然として存在する。その問題とは、リファレンス信号のリソースエレメント(RE)から測定された干渉が、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームの双方について、データシンボル内のPDSCH REにより経験される干渉と異なる、という点である。この干渉における相違は、干渉ミスマッチの問題を引き起こす。干渉ミスマッチの問題は、チャネル状態情報を計算するためにリファレンス信号のREを使用するユーザ機器が正確なチャネル状態情報を導出しない、という結果をもたらす。
従って、ここでの実施形態の目的は、通信システムにおいてより高いスペクトル効率と共により信頼性のある通信を達成することである。
ここでの実施形態の第1の観点によれば、上記目的は、ユーザ機器からチャネル状態情報を取得するための第1の基地局における方法により達成される。当該第1の基地局は、無線通信システムに含まれる。当該無線通信システムは、上記ユーザ機器をさらに含む。第1の基地局は、第1のチャネル情報に基づいて、第1のサブフレームのセットについて第1のオフセット値を推定する。第1の基地局は、さらに、第2のチャネル情報に基づいて、第2のサブフレームのセットについて第2のオフセット値を推定する。上記第1のサブフレームのセットのサブフレームは第1のタイプであり、上記第2のサブフレームのセットのサブフレームは第2のタイプである。第1の基地局は、上記ユーザ機器へ、推定した上記第1のオフセット値及び推定した上記第2のオフセット値を送信する。そして、第1の基地局は、上記ユーザ機器からチャネル状態情報を取得する。当該チャネル状態情報は、送信された、推定した上記第1のオフセット値及び推定した上記第2のオフセット値に基づいている。当該チャネル状態情報は、上記第1の基地局において送信のために使用されることとなる。
ここでの実施形態の第2の観点によれば、上記目的は、第1の基地局へチャネル状態情報を送信するためのユーザ機器における方法により達成される。当該ユーザ機器は、無線通信システムに含まれる。当該無線通信システムは、上記第1の基地局をさらに含む。上記ユーザ機器は、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)を推定する。上記ユーザ機器は、さらに、第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第2のSINRを推定する。上記ユーザ機器は、上記第1の基地局から、上記第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値及びサブフレームの上記第2のタイプについての第2のオフセット値を受信する。上記ユーザ機器は、推定した上記第1のSINR及び受信した上記第1のオフセット値に基づいて、第1の補償されたSINRを生成し、及び、推定した上記第2のSINR及び受信した上記第2のオフセット値に基づいて、第2の補償されたSINRを生成する。上記ユーザ機器は、さらに、生成した上記第1の補償されたSINR及び生成した上記第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算する。そして、上記ユーザ機器は、計算した上記チャネル状態情報を上記第1の基地局へ送信する。
ここでの実施形態の第3の観点によれば、上記目的は、ユーザ機器からチャネル状態情報を取得するように構成される第1の基地局により達成される。当該第1の基地局は、無線通信システムに含まれる。当該無線通信システムは、上記ユーザ機器をさらに含む。上記第1の基地局は、第1のチャネル情報に基づいて第1のサブフレームのセットについて第1のオフセット値を推定し、及び、第2のチャネル情報に基づいて第2のサブフレームのセットについて第2のオフセット値を推定する、ように構成される推定回路、を備える。上記第1のサブフレームのセットのサブフレームは第1のタイプであり、上記第2のサブフレームのセットのサブフレームは第2のタイプである。上記第1の基地局は、上記ユーザ機器へ、上記第1のサブフレームのセットについての推定された上記第1のオフセット値及び上記第2のサブフレームのセットについての推定された上記第2のオフセット値を送信するように構成される第1の送信回路、をさらに備える。上記第1の基地局は、上記ユーザ機器からチャネル状態情報を取得するように構成される第1の受信回路、をさらに備える。上記チャネル状態情報は、送信された、推定された上記第1のオフセット値及び推定された上記第2のオフセット値に基づいており、上記チャネル状態情報は、上記第1の基地局において送信のために使用されることとなる。
ここでの実施形態の第4の観点によれば、上記目的は、第1の基地局へチャネル状態情報を送信するように構成されるユーザ機器により達成される。当該ユーザ機器は、無線通信システムに含まる。当該無線通信システムは、上記第1の基地局をさらに含む。上記ユーザ機器は、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)を推定し、第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第2の信号対干渉及び雑音比(SINR)を推定する、ように構成される推定回路、を備える。上記ユーザ機器は、上記第1の基地局から、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を受信し及びサブフレームの第2のタイプについての第2のオフセット値を受信する、ように構成される第1の受信回路、をさらに備える。上記ユーザ機器は、推定された上記第1のSINR及び受信された上記第1のオフセット値に基づいて、第1の補償されたSINRを生成し、及び推定された上記第2のSINR及び受信された上記第2のオフセット値に基づいて、第2の補償されたSINRを生成する、ように構成される生成回路、をさらに備える。上記ユーザ機器は、生成された上記第1の補償されたSINR及び生成された上記第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算するように構成される計算回路、をさらに備える。上記ユーザ機器は、計算された上記チャネル状態情報を上記第1の基地局へ送信するように構成される送信回路、をさらに備える。
計算されるチャネル状態情報は第1のオフセット値及び第2のオフセット値の双方に基づくため、より正確なチャネル状態情報が計算される。より正確なチャネル状態情報は、第1の基地局において、無線通信システム内の1つ以上の送信信号をその時点のチャネル条件に適合させるために使用される。よって、より正確なチャネル状態情報を計算することにより、無線通信システムにおけるより高いスペクトル効率と共に信頼し得る通信が達成される。
ここで説明される実施形態による利点は、チャネル状態情報がABS(Almost Blank Subframes)及び非ABSの双方において良好に測定され及び補償され得ることである。
ここで説明される実施形態による他の利点は、ネットワーク性能が有意に改善し得ることである。正確なチャネル状態情報によって、チャネルに適合するように最適化された変調符号化方式を選択することができ、より多いチャネルキャパシティを獲得することができる。さらに、正確なチャネル状態情報によって、より正確なスケジューリングを用いることができる。よって、ネットワーク性能は有意に改善し得る。
ここでの実施形態の例は、次の添付図面を参照しながらより詳細に説明される。
様々なサブフレームにおける干渉の一例を示す図である。 無線通信システム内の実施形態を示す概略ブロック図である。 シグナリング図及びフローチャートの組合せである。 基地局における方法の実施形態を説明するフローチャートである。 ユーザ機器における方法の実施形態を説明するフローチャートである。 基地局における方法のステップ群の実施形態を説明するフローチャートである。 基地局を示すブロック図である。 ユーザ機器を示すブロック図である。
以下の非限定的な説明において実施形態が例示されるであろう。
図2は、ここでの実施形態が実装され得る、HetNet200といった無線通信システム200を描いている。無線通信システム200は、E−UTRAN、WiMAX又は他の何らかの類似の技術といった様々な技術のために構成されてよい。
無線通信システム200は、第1の基地局210を含む。第1の基地局210は、第1のセル202へサービスしている無線基地局である。無線通信システム200は、いくつかの実施形態において、第2の基地局212をさらに含み得る。第2の基地局212は、第2のセル204へサービスしている無線基地局である。この例において、第1の基地局210及び第2の基地局212は、例えばeNB、eNodeB若しくはホームNodeB、ホームeNodeB、WiMAX基地局、又は、無線通信システム200内のマシンタイプ通信デバイスのユーザ機器へサービスを提供可能な他の任意のネットワークユニット、であり得る無線ネットワークノードである。第1の基地局210は、例えば、高い送信電力で動作する基地局であっても低い送信電力で動作する基地局であってもよい。第2の基地局もまた、例えば、高い送信電力で動作する基地局であっても低い送信電力で動作する基地局であってもよい。高い送信電力で動作する基地局は、ここではマクロ基地局と呼ばれるが、加害側(aggressor)基地局又は高電力基地局といった他の用語で言及されてもよい。より低い送信電力で動作する基地局は、ここではピコ基地局と呼ばれるが、マイクロ、低電力、被害側(victim)又はフェムト基地局といった他の用語で言及されてもよい。ピコ基地局は、さらに、スタンドアローン基地局、リレー、又はRRH(Remote Radio Head)ともいう遠隔無線ユニット(RRU)という用語によって言及されてもよい。第1の基地局210は、例えば、ピコ基地局又はマクロ基地局であり得る。第2の基地局212もまた、例えば、ピコ基地局又はマクロ基地局であり得る。
第1のセル202内には1つ以上のユーザ機器222が位置し、第2のセル204内には1つ以上のユーザ機器224が位置する。第1の基地局210によりサービスされるセル202内にユーザ機器222が存在する場合に、ユーザ機器222は、無線リンク上で第1の基地局210を介して無線通信システム200の範囲内で通信するように構成される。第2の基地局212によりサービスされるセル204内にユーザ機器224が存在する場合に、ユーザ機器224は、無線リンク上で第2の基地局212を介して無線通信システム200の範囲内で通信するように構成される。ユーザ機器222、224は、例えば、無線ケイパビリティを有する、移動端末若しくは無線端末、携帯電話、デバイス、ラップトップ、PDA(Personal Digital Assistant)若しくはサーフプレートということもあるタブレットコンピュータ、又は無線通信システム200において無線リンク上で通信可能な他の任意の無線ネットワークユニットであってよい。
ここでの実施形態を展開する一部として、まず問題が識別され議論されるであろう。検知されてきたのは、第1の基地局210において、第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームの双方について、リファレンス信号のREで測定される干渉レベル及び/又は所望信号の受信電力が、PDSCHのREで測定されるそれとマッチしない(mismatch)ことである。リファレンス信号のREとPDSCHのREとの間のミスマッチのレベルは、第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームについて有意に異なる。第1のタイプのサブフレームは、ABSによって干渉されるサブフレームであってよく、第2のタイプのサブフレームは、非ABSによって干渉されるサブフレームであってよい。それはまた、リファレンス信号が衝突型の共通リファレンス信号(CRS)、非衝突型のCRS、又はチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるのかにも依存して異なる。
第1の基地局210における干渉のミスマッチをハンドリングするために、より正確なチャネル状態情報のフィードバックがユーザ機器222から取得される必要がある。ここで説明する実施形態によって、これが達成される。例えば、第1の基地局は、第1のオフセット値及び第2のオフセット値を計算する。その2つのオフセット値は、ユーザ機器222へ送信され、第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームについての干渉における差異及び/又は受信信号電力における差異を考慮に入れて、ユーザ機器がサブフレームの各セットについてチャネル状態情報を計算すること、を可能とし得る。基地局は、2つのオフセット値に基づくチャネル状態情報を取得し、よってより正確なチャネル状態情報のフィードバックが獲得される。
次に、図3に描かれたシグナリング図及びフローチャートの組合せを参照しながら、チャネル状態情報を取得するための方法の実施形態について説明する。当該方法の実施形態は、他の適した順序で遂行されてもよい以下のアクションを含み、以下に説明される。
[アクション301]
第1の基地局210は、2つのオフセット値、即ち第1のサブフレームのセットについての第1のオフセット値及び第2のサブフレームのセットについての第2のオフセット値を推定する。2つのオフセット値は、リファレンス信号のREで測定される第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)とPDSCHのREで測定される第2のSINRとの間の比率差(ratio difference)を推定することにより推定され得る。SINRは、無線接続の品質を測定する手法として無線通信システムで使用される。比率差は、サブフレームの異なるセットでの干渉における差異、及び/又はサブフレームの異なるセットでの受信信号電力における差異を示し得る。2つのオフセット値は、干渉における差異及び/又は受信信号電力における差異を考慮に入れてユーザ機器222がサブフレームの各セットについてチャネル状態情報を計算することを可能とし得る。第1のサブフレームのセットのサブフレームは、第1のタイプであり、第2のサブフレームのセットのサブフレームは、第2のタイプである。2つのオフセット値の推定は、それぞれ第1のチャネル情報に及び第2のチャネル情報に基づく。第1のチャネル情報及び第2のチャネル情報は、同じであっても異なるチャネル情報であってもよい。第1及び第2のチャネル情報は、負荷情報、位置情報、アウターループリンク適応動作の統計、リファレンス信号値、及び他のチャネル情報、のうちの1つ以上を含み得る。いくつかの実施形態において、第1及び第2のチャネル情報は、ユーザ機器222から過去に受信されているかもしれない。第1のオフセット値及び第2のオフセット値がいかに推定されるかは、後にさらに説明されるであろう。第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームがいかに判定されるかもまた、後にさらに説明されるであろう。
[アクション302]
ユーザ機器222は、リファレンス信号に基づいて、信号対干渉及び雑音比(SINR)を推定する。これは、ユーザ機器222が第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて第1のSINRを、及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて第2のSINRを推定することを意味する。いかにSINRが推定されるかは、後にさらに説明されるであろう。SINRは、ユーザ機器222が以下のアクション305において説明されるチャネル状態情報を計算することを可能とするために推定される。第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベルのうちの1つ以上を推定するために使用され得る。リファレンス信号を用いることにより通信チャネルについてチャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベルが推定され、チャネルの品質が判定されてよい。いくつかの実施形態において、第1のSINR及び第2のSINRを推定するために、推定されたチャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベルのうちの上記1つ以上が使用され得る。いくつかの実施形態において、リファレンス信号は、CRS又はCSI−RSであり得る。いくつかの実施形態において、リファレンス信号は、第1の基地局210から過去に受信されているかもしれない。
[アクション303]
第1の基地局210は、複数のオフセット値、即ち第1のオフセット値及び第2のオフセット値を送信し、それらはユーザ機器222により受信される。第1の基地局210は、サブフレームの異なるセットでの干渉及び/若しくは所望信号の受信電力における差異、並びに/又はサブフレームの異なるセットでの受信信号電力における差異を示すために、それらオフセット値を送信し得る。これらオフセット値は、以下のアクション305におけるチャネル状態情報の計算の際に使用される。
[アクション304]
ユーザ機器222は、2つの補償されたSINR、即ち第1の補償されたSINR及び第2の補償されたSINRを生成する。第1の補償されたSINRは、アクション302において推定された第1のSINRに基づいて、及びアクション303において受信された第1のオフセット値に基づいて生成される。第2の補償されたSINRは、アクション302において推定された第2のSINRに基づいて、及びアクション303において受信された第2のオフセット値に基づいて生成される。補償されたSINRがいかに生成され得るかは、後にさらに説明されるであろう。ユーザ機器222は、以下のアクション305においてチャネル状態情報をより正確に計算することが可能となるように、2つの補償されたSINRを生成する。
[アクション305]
ユーザ機器222は、さらに、アクション304において生成された第1の補償されたSINR及びアクション304において生成された第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算する。チャネル状態情報は、第1の基地局210が適切な送信フォーマット及び適切な送信方式を選択することを支援するために、よって無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信を達成するために計算される。チャネル状態情報は、CQI、PMI及びRIのうちの1つ以上を含み得る。CQI、PMI及び/又はRIは、アクション304において生成された第1の補償されたSINR、アクション304において生成された第2の補償されたSINR、アクション302において推定された推定チャネルインパルス応答、アクション302において推定された干渉、及びアクション302において推定された雑音レベル、のうちの1つ以上に基づいて推定され得る。推定チャネルインパルス応答、干渉、及び/又は雑音レベルは、第1のタイプ及び第2のタイプについてのリファレンス信号に基づいて推定され得る。チャネル状態情報、CQI、PMI及びRIがいかに計算され得るかは、後にさらに説明されるであろう。
[アクション306]
ユーザ機器222は、アクション305において計算されたチャネル状態情報を第1の基地局210へ送信し、それによりチャネル状態情報は第1の基地局210によって取得される。次に、第1の基地局210は、第1の基地局210における伝送のために当該チャネル状態情報を使用し得る。チャネル状態情報は、第1の基地局210が適切な(suitable)送信フォーマット及び適切な送信方式を選択することを支援し得る。適切な送信フォーマット及び適切な送信方式との用語は、妥当な(appropriate)送信フォーマット及び妥当な送信方式として言及されてもよい。その妥当な及び/又は適切な送信フォーマット及び送信方式は、送信信号及びCSIに依存して第1の基地局210によって判定される。チャネル状態情報は、よって、スペクトル効率を効率的に利用し、よって無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信を達成するために使用され得る。
次に、図4に描かれたフローチャートを参照しながら、第1の基地局210の視点から見た場合の、ユーザ機器222からチャネル状態情報を取得するための方法について説明する。上で言及したように、第1の基地局210は無線通信システム200に含まれ、無線通信システム200はユーザ機器222をさらに含む。本方法は、他の任意の適した順序で遂行されてもよい以下のアクションを含み、以下に説明される。いくつかの実施形態においてのみ実行されるアクションは、破線のボックスでマーク付けされている。
[アクション401]
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態において、第1の基地局210は、ユーザ機器222からチャネル情報を受信する。チャネル情報は、第1の基地局210についてのリファレンス信号値、及び第2の基地局212についての第2のリファレンス信号値を含み得る。チャネル情報は、第1のチャネル情報及び第2のチャネル情報の双方として使用されてもよい。リファレンス信号値は、リファレンス信号受信電力(RSRP)であってもよい。RSRP値は、第1の基地局210又は第2の基地局212についてのリファレンス信号の受信電力を示し得る。
[アクション402]
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、アクション401で受信された第1の基地局210についてのリファレンス信号値と、アクション401で受信された第2の基地局212についての第2のリファレンス信号値との間の差異を判定する。当該差異は、以下のアクション403及び404において、リファレンス信号のREで測定される第1のSINRとPDSCHのREで測定される第2のSINRとの間の比率差を推定する際に使用され得る。
[アクション403]
第1の基地局210は、第1のチャネル情報に基づいて、第1のサブフレームのセットについての第1のオフセット値を推定する。第1のサブフレームのセットのサブフレームは、第1のタイプである。
いくつかの実施形態において、第1のチャネル情報は、負荷情報、位置情報、アウターループリンク適応動作の統計、リファレンス信号値、及び他のチャネル情報、のうちの1つ以上を含み得る。リファレンス信号値は、ユーザ機器222から受信されてもよい。リファレンス信号値は、代替的に、第1の基地局210により推定されてもよい。第1のチャネル情報は、以下のアクション404における第2のチャネル情報と同一であっても異なるチャネル情報であってもよい。
いくつかの実施形態によれば、第1の基地局210は、第1のサブフレームのセットについて、リファレンス信号のREで測定される第1のSINRとPDSCHのREで測定される第2のSINRとの間の比率差を推定することにより、第1のオフセット値を推定する。当該比率差は、異なるサブフレームのセットでの干渉における差異、及び/又は異なるサブフレームのセットでの所望信号の受信電力における差異を示し得る。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、第1のサブフレームのセットについての第1のSINR及び第2のSINRの変化を追跡することにより、上記比率差を推定する。
いくつかの実施形態によれば、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態において、第1の基地局210は第1のピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局又は第2のピコ基地局のいずれかであってよい。第1の基地局210は、少なくとも第2の基地局212における対応するサブフレームの干渉パターンに基づいて第1の基地局210におけるサブフレーム群を第1のタイプへと分割することにより、第1のタイプのサブフレームを判定する。ピコ基地局は、第2の基地局212からバックホールを介して干渉パターンを含む情報を受信し得る。
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態において、第1の基地局210はピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局であってよい。第1のタイプのサブフレームは、第2の基地局212におけるABS又はRPSFにより干渉される第1の基地局210におけるサブフレームである。ABSは、いくつかの物理チャネル上で送信電力の低減された若しくは送信電力の無い、及び/又はアクティビティの低減されたサブフレームである。ダウンリンク送信電力の低減されたABSは、RPSFとも呼ばれ得る。ピコ基地局は、第2の基地局212からバックホールを介して、第2の基地局212におけるABS又はRPSFの構成を含む情報を受信し得る。
いくつかの実施形態によれば、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態において、第1の基地局210はマクロ基地局であってよく、第2の基地局212はピコ基地局であってよい。第1のタイプのサブフレームは、第1の基地局210におけるABS又はRPSFである。
[アクション404]
第1の基地局210は、第2のチャネル情報に基づいて、第2のサブフレームのセットについての第2のオフセット値を推定する。第2のサブフレームのセットのサブフレームは、第2のタイプである。
いくつかの実施形態において、第2のチャネル情報は、負荷情報、位置情報、アウターループリンク適応動作の統計、リファレンス信号値、及び他のチャネル情報、のうちの1つ以上を含み得る。リファレンス信号値は、ユーザ機器222から受信されてもよい。リファレンス信号値は、代替的に、第1の基地局210により推定されてもよい。第2のチャネル情報は、上のアクション403における第1のチャネル情報と同一であっても異なるチャネル情報であってもよい。
いくつかの実施形態によれば、第1の基地局210は、第2のサブフレームのセットについて、リファレンス信号のREで測定されるSINRとPDSCHのREで測定される第2のSINRとの間の比率差を推定することにより、第2のオフセット値を推定する。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、第2のサブフレームのセットについての第1のSINR及び第2のSINRの変化を追跡することにより、上記比率差を推定する。当該比率差は、異なるサブフレームのセットでの干渉における差異、及び/又は異なるサブフレームのセットでの所望信号の受信電力における差異を示し得る。
いくつかの実施形態によれば、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態において、第1の基地局210は第1のピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局又は第2のピコ基地局のいずれかであってよい。第1の基地局210は、少なくとも第2の基地局212における対応するサブフレームの干渉パターンに基づいて第1の基地局210におけるサブフレーム群を第2のタイプへ及び第1のタイプへと分割することにより、第2のタイプのサブフレームを判定する。ピコ基地局は、第2の基地局212からバックホールを介して干渉パターンを含む情報を受信し得る。
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態において、第1の基地局210はピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局であってよい。第2のタイプのサブフレームは、第2の基地局212における非ABS又は非RPSFにより干渉される第1の基地局210におけるサブフレームである。ピコ基地局は、第2の基地局212からバックホールを介して、第2の基地局212におけるABS及び非ABS又はRPSF及び非RPSFの構成を含む情報を受信し得る。
代替的に、第1の基地局210はマクロ基地局であってもよく、第2の基地局212はピコ基地局であってもよい。第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における非ABS又は非RPSFである。アクション403及び404は、上述したアクション301に対応する。
[アクション405]
第1の基地局210は、アクション403で推定した第1のオフセット値及びアクション404で推定した第2のオフセット値を、ユーザ機器222へ送信する。本アクションは、上述したアクション303に対応する。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、図6に描いたフローチャートを参照しながら後に説明するアクション601、602及び603をさらに実行する。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、図6に描いたフローチャートを参照しながら後に説明するアクション604及び605をさらに実行する。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、図6に描いたフローチャートを参照しながら後に説明するアクション606、607、608及び609をさらに実行する。
[アクション406]
第1の基地局210は、第1の電力レベル値をユーザ機器222へ送信してもよい。第1の電力レベル値は、双方のサブフレームのセットについて、PDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の基地局210は、第1のサブフレームのセットについての第2の電力レベル値と、第2のサブフレームのセットについての第3の電力レベル値とを、ユーザ機器222へさらに送信してもよい。第2の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。第3の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。PDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比は、無線通信システム200におけるチャネル情報の構成に従って判定されてよい。電力レベルと共にオフセット値をユーザ機器へ送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、後にアクション508において説明されるチャネル状態情報の計算の際に算入し得る。よって、無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信が達成される。第1の電力レベル値、第2の電力レベル値及び第3の電力レベル値をいかに判定しうるかは、後にさらに説明される。
[アクション407]
第1の基地局210は、ユーザ機器222からチャネル状態情報を取得する。チャネル状態情報は、推定された第1のオフセット値及び推定された第2のオフセット値に基づく。チャネル状態情報は、第1の基地局における伝送のために使用され得る。チャネル状態情報は、送信信号をその時点のチャネル条件に適合させるために使用され、よって、無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信が達成される。本アクションは、上述したアクション306に対応する。
次に、図6に描いたフローチャートを参照しながら、上のアクション405についてさらに説明する。上述したように、第1の基地局210は、無線通信システム200に含まれる。無線通信システム200は、ユーザ機器222をさらに含む。本方法は、以下に説明するものとは別の任意の適した順序で遂行されてもよい以下のアクションを含む。
[アクション601]
第1の基地局210は、第4の電力レベル値を判定する。第4の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについての、PDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。第4の電力レベル値がいかに判定され得るかは、後にさらに説明される。
[アクション602]
第1の基地局210は、第5の電力レベル値を判定する。第5の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについての、PDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。PDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比は、無線通信システム200におけるチャネル状態情報の構成に従って判定されてもよい。いくつかの実施形態において、第1の基地局210からユーザ機器222へCSI−RSが送信され、1つの目的は、PDSCHについて、最適化された変調符号化方式(MCS)及び送信方式を得ることである。推定される比は、CSI−RSとPDSCHとの間で電力レベルの差異を補償するために使用され得る。第5の電力レベル値がいかに判定され得るかは、後にさらに説明される。
[アクション603]
第1の基地局210は、アクション601で判定された第4の電力レベル値及びアクション602で判定された第5の電力レベル値を、ユーザ機器222へ送信する。推定された第1のオフセット値は第4の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ、推定された第2のオフセット値は、第5の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ得る。2つのオフセット値を暗黙的に含み得る電力レベルをユーザ機器へ送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、後にアクション508において説明されるチャネル状態情報の計算の際に算入し得る。よって、無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信が達成される。
[アクション604]
第1の基地局210は、第6の電力レベル値を判定する。第6の電力レベル値は、双方のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。想定される比は、上のアクション602において説明したように判定されてよい。第6の電力レベル値がいかに判定され得るかは、後にさらに説明される。
[アクション605]
第1の基地局210は、アクション604で判定した第6の電力レベル値を、ユーザ機器222へ送信する。推定された第1のオフセット値及び推定された第2のオフセット値は、第6の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ得る。2つのオフセット値を暗黙的に含み得る電力レベルをユーザ機器へ送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、後にアクション508において説明されるチャネル状態情報の計算の際に算入し得る。よって、無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信が達成される。
[アクション606]
第1の基地局210は、第7の電力レベル値を判定する。第7の電力レベル値は、第1のサブフレームのセット又は第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。想定される比は、上のアクション602において説明したように判定されてよい。第7の電力レベル値がいかに判定され得るかは、後にさらに説明される。
[アクション607]
第1の基地局210は、8の電力レベル値を判定する。8の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。想定される比は、上のアクション602において説明したように判定されてよい。8の電力レベル値がいかに判定され得るかは、後にさらに説明される。
[アクション608]
第1の基地局210は、第9の電力レベル値を判定する。第9の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについてPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。想定される比は、上のアクション602において説明したように判定されてよい。第9の電力レベル値がいかに判定され得るかは、後にさらに説明される。
[アクション609]
第1の基地局210は、アクション606で判定した第7の電力レベル値、アクション607で判定した8の電力レベル値及びアクション608で判定した第9の電力レベル値を、ユーザ機器222へ送信する。推定された第1のオフセット値は、第7の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ、推定された第2のオフセット値は、第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ得る。2つのオフセット値を暗黙的に含み得る電力レベルをユーザ機器へ送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、後にアクション508において説明されるチャネル状態情報の計算の際に算入し得る。よって、無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信が達成される。
図4及び図6に関連して上で説明したユーザ機器222からのチャネル状態情報を取得するための方法のアクションを実行するために、基地局210は、図7に描いた次の構成を備える。上述したように、第1の基地局210は、無線通信システム200に含まれる。無線通信システム200は、ユーザ機器222をさらに含む。無線通信システム200は、少なくとも第2の基地局212をさらに含む。
第1の基地局210は、第1のチャネル情報に基づいて、そのサブフレームが第1のタイプである第1のサブフレームのセットについて第1のオフセット値を推定し、第2のチャネル情報に基づいて、そのサブフレームが第2のタイプである第2のサブフレームのセットについて第2のオフセット値を推定する、ように構成される推定回路701を備える。
第1のチャネル情報及び/又は第2のチャネル情報は、負荷情報、位置情報、アウターループリンク適応動作の統計、リファレンス信号値、及び他のチャネル情報、のうちの1つ以上を含み得る。
推定回路701は、それぞれ第1のサブフレームのタイプ及び第2のサブフレームのタイプについて、リファレンス信号のREで測定される第1のSINRとPDSCHのREで測定される第2のSINRとの間の比率差を推定することにより、第1のオフセット値を推定し及び第2のオフセット値を推定する、ようにさらに構成される。
上記比率差は、第1のサブフレームのセットについて及び第2のサブフレームのセットについて別々に、第1のSINR及び第2のSINRの変化を追跡することにより推定され得る。
無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含み、第1の基地局210は第1のピコ基地局であってよく、第2の基地局はマクロ基地局又は第2のピコ基地局のいずれかであってよい。第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームは、少なくとも第2の基地局212における対応するサブフレームの干渉パターンに基づいて第1の基地局210におけるサブフレーム群を第1及び第2のタイプへと分割することにより決定される。
第1の基地局210はピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局であってもよい。第1のタイプのサブフレームは、第2の基地局212におけるABS又はRPSFにより干渉される第1の基地局210におけるサブフレームであり、第2のタイプのサブフレームは、第2の基地局212における非ABS又は非RPSFにより干渉される第1の基地局210におけるサブフレームである。
第1の基地局210はマクロ基地局であってもよく、第2の基地局212はピコ基地局であってもよい。第1のタイプのサブフレームは、第1の基地局210におけるABS又はRPSFであり、第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における非ABS又は非RPSFである。
第1の基地局210は、ユーザ機器222へ、第1のサブフレームのセットについての推定された第1のオフセット値及び第2のサブフレームのセットについての推定された第2のオフセット値を送信するように構成される第1の送信回路702、をさらに備える。
第1の送信回路702は、第4の電力レベル値を判定するようにさらに構成されてもよい。第4の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の送信回路702は、第5の電力レベル値を判定するようにさらに構成されてもよい。第5の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについてPDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の送信回路702は、判定された第4の電力レベル値と、判定された第5の電力レベル値とを、ユーザ機器222へ送信するようにさらに構成されてもよい。推定された第1のオフセット値は第4の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ、推定された第2のオフセット値は第5の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ得る。
第1の送信回路702は、第6の電力レベル値を判定するようにさらに構成されてもよい。第6の電力レベル値は、双方のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の送信回路702は、判定された第6の電力レベル値を、ユーザ機器222へ送信するようにさらに構成されてもよい。推定された第1のオフセット値及び推定された第2のオフセット値は、第6の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ得る。
第1の送信回路702は、第7の電力レベル値を判定するようにさらに構成されてもよい。第7の電力レベル値は、第1のサブフレームのセット又は第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCSI−RSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の送信回路702は、8の電力レベル値を判定するようにさらに構成されてもよい。8の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の送信回路702は、第9の電力レベル値を判定するようにさらに構成されてもよい。第9の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについてPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第1の送信回路702は、判定された第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値を、ユーザ機器222へ送信するようにさらに構成されてもよい。推定された第1のオフセット値は第7の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ、推定された第2のオフセット値は、第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値によって暗黙的にシグナリングされ得る。
第1の基地局210は、ユーザ機器222からチャネル状態情報を取得するように構成される第1の受信回路703、をさらに備える。チャネル状態情報は、推定された第1のオフセット値及び推定された第2のオフセット値に基づいてよい。チャネル状態情報は、第1の基地局210において送信のために使用され得る。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、ユーザ機器222からチャネル情報を受信するように構成される第2の受信回路704、をさらに備える。当該チャネル情報は、第1の基地局210についてのリファレンス信号値及び第2の基地局212についての第2のリファレンス信号値を含み得る。当該チャネル情報は、第1のチャネル情報及び第2のチャネル情報の双方として使用されてもよい。リファレンス信号値は、RSRP値であってもよい。RSRP値は、第1の基地局210について及び第2の基地局212についてのリファレンス信号の受信電力を示し得る。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、第1の基地局210についてのリファレンス信号値と第2の基地局212についての第2のリファレンス信号値との間の差異を判定するように構成される判定回路705、をさらに備える。当該差異は、リファレンス信号のREで測定される第1のSINRとPDSCHのREで測定される第2のSINRとの間の比率差を推定する際に使用され得る。
いくつかの実施形態において、第1の基地局210は、第1の電力レベル値をユーザ機器222へ送信するように構成され得る第2の送信回路706、をさらに備える。第1の電力レベル値は、双方のサブフレームのセットについて、PDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
第2の送信回路706は、第1のサブフレームのセットについての第2の電力レベル値と、第2のサブフレームのセットについての第3の電力レベル値とを、ユーザ機器222へ送信するようにさらに構成されてもよい。第2の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。第3の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し得る。
チャネル状態情報を取得するためのここでの実施形態は、図7に描いた第1の基地局210内のプロセッサ710といった1つ以上のプロセッサを通じて、ここでの実施形態の機能及びアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードと共に実装され得る。上で言及したプログラムコードは、例えば第1の基地局210へロードされた際にここでの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形式の、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。1つのそうしたキャリアは、CD ROMディスクの形式であり得る。しかしながら、メモリスティックといった他のデータキャリアでも実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第1の基地局210へダウンロードされてもよい。
当業者は、上述した推定回路701、第1の送信回路702、第1の受信回路703、第2の受信回路704、判定回路705、及び第2の送信回路706が、アナログ回路及びデジタル回路の組合せに、並びに/又は、例えばメモリ内に記憶される、プロセッサ710といった1つ以上のプロセッサにより実行される際に上述したように動作するソフトウェア及び/若しくはファームウェアと共に構成される1つ以上のプロセッサ、への言及であり得ることも理解するであろう。当業者は、第1の送信回路702及び第2の送信回路706が同一の回路で構成されてもよいことも理解し得る。当業者は、第1の受信回路703及び第2の受信回路704が同一の回路で構成されてもよいことも理解し得る。それらプロセッサの1つ以上と共に他のデジタルハードウェアは、単一のASIC(application-specific integrated circuit)又はいくつかのプロセッサに含まれてもよく、個々にパッケージ化されるかシステムオンチップ(SoC)へと組み立てられるかによらず、多様なデジタルハードウェアが複数の別個のコンポーネントへ分散されてもよい。
次に、図5に描かれたフローチャートを参照しながら、ユーザ機器222の視点から見た場合の、第1の基地局210へチャネル状態情報を送信するための方法について説明する。上で言及したように、ユーザ機器222は無線通信システム200に含まれる。無線通信システム200は、第1の基地局210をさらに含む。本方法は、以下に説明するものとは別の任意の適した順序で遂行されてもよい以下のアクションを含む。
[アクション501]
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号、及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号を第1の基地局210から受信する。当該リファレンス信号は、CRS又はCSI−RSであってよい。
[アクション502]
ユーザ機器222は、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第1のSINRを推定する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベル、のうちの1つ以上を推定するために、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号、及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号を使用する。それら実施形態では、ユーザ機器222は、チャネルインパルス応答、干渉及び雑音レベルのうちの1つ以上の推定に基づいて、第1のSINRを推定する。
[アクション503]
ユーザ機器222は、第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第2のSINRを推定する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベル、のうちの1つ以上を推定するために、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号、及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号を使用する。それら実施形態では、ユーザ機器222は、チャネルインパルス応答、干渉及び雑音レベルのうちの1つ以上の推定に基づいて、第2のSINRを推定する。
アクション502及び503は、上述したアクション302に対応する。
[アクション504]
ユーザ機器222は、第1の基地局210から、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値及びサブフレームの第2のタイプについての第2のオフセット値を受信する。いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第4の電力レベル値及び第5の電力レベル値を受信する。第4の電力レベル値は、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を暗黙的に含み、第5の電力レベル値は、第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を暗黙的に含み得る。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第6の電力レベル値を受信する。第6の電力レベル値は、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値、及び第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を暗黙的に含み得る。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値を受信する。第7の電力レベル値は、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を暗黙的に含み、第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値は、第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を暗黙的に含み得る。
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。それら実施形態では、第1の基地局210はピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局であってよい。第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における異なるタイプのサブフレームである。第1の基地局210における当該サブフレームは、第2の基地局212におけるサブフレームにより干渉される。第1のタイプのサブフレームは、ABS又はRPSFにより干渉されるサブフレームであり、第2のタイプのサブフレームは、非ABS又は非RPSFにより干渉される。
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含んでもよい。それら実施形態では、第1の基地局210はマクロ基地局であってよく、第2の基地局212はピコ基地局であってよい。第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における異なるタイプのサブフレームである。第1のタイプのサブフレームは、第1の基地局210におけるABS又はRPSFであり、第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における非ABS又は非RPSFである。本アクションは、上述したアクション303に対応する。
[アクション505]
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第1の基地局210から第1の電力レベル値を受信する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第1の基地局210から、第1のタイプのサブフレームについての第2の電力レベル値及び第2のタイプのサブフレームについての第3の電力レベル値を受信する
[アクション506]
ユーザ機器222は、アクション502で推定した第1のSINR及びアクション504で受信した第1のオフセット値に基づいて、第1の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション505で受信した第1の電力レベル値にさらに基づいて、上記第1の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション505で受信した第2の電力レベル値にさらに基づいて、上記第1の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション504で受信した第4の電力レベル値にさらに基づいて、上記第1の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション504で受信した第6の電力レベル値にさらに基づいて、上記第1の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション504で受信した第7の電力レベル値にさらに基づいて、上記第1の補償されたSINRを生成する。
本アクションは、上述したアクション304に対応する。
[アクション507]
ユーザ機器222は、アクション503で推定した第2のSINR及びアクション504で受信した第2のオフセット値に基づいて、第2の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション505で受信した第1の電力レベル値にさらに基づいて、上記第2の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション505で受信した第3の電力レベル値にさらに基づいて、上記第2の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション504で受信した第5の電力レベル値にさらに基づいて、上記第2の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション504で受信した第6の電力レベル値にさらに基づいて、上記第2の補償されたSINRを生成する。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、アクション504で受信した第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値にさらに基づいて、上記第2の補償されたSINRを生成する。
本アクションは、上述したアクション304に対応する。
[アクション508]
ユーザ機器222は、アクション50において生成した第1の補償されたSINR及びアクション507において生成した第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算する。
いくつかの実施形態において、チャネル状態情報は、CQI、PMI及びRIのうちの少なくとも1つを含み、ユーザ機器222は、アクション502で推定されるチャネルインパルス応答、アクション502で推定される干渉、アクション502で推定される雑音レベル、アクション506で生成される第1の補償されたSINR及びアクション506で生成される第2の補償されたSINR、のうちの1つ以上に基づいて、CQI、PMI及びRIを計算する。
上記計算は第1の補償されたSINR及び第2の補償されたSINRに基づくことから、より精度の高いチャネル状態情報が計算され、よって、無線通信システム200におけるより高いスペクトル効率と共により信頼し得る通信が達成される。
本アクションは、上述したアクション305に対応する。
[アクション509]
ユーザ機器222は、アクション508で計算したチャネル状態情報を第1の基地局210へ送信する。
本アクションは、上述したアクション306に対応する。
図5に関連して上で説明した第1の基地局210へチャネル状態情報を送信するための方法のアクションを実行するために、ユーザ機器222は、図8に描いた次の構成を備える。上述したように、ユーザ機器222は、無線通信システム200に含まれる。無線通信システム200は、第1の基地局210をさらに含む。無線通信システム200は、少なくとも第2の基地局212をさらに含み得る。
ユーザ機器222は、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて第1のSINRを推定し、第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて第2のSINRを推定する、ように構成される推定回路801、を備える。
第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベル、のうちの1つ以上を推定するために使用されてよく、推定回路801は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベルのうちの1つ以上の上記推定に基づいて、第1のSINR及び第2のSINRを推定する、ようにさらに構成され得る。
ユーザ機器222は、第1の基地局210から、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を受信し及びサブフレームの第2のタイプについての第2のオフセット値を受信する、ように構成される第1の受信回路802、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、第1の受信回路802は、第4の電力レベル値及び第5の電力レベル値を受信するようにさらに構成される。第4の電力レベル値は、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を暗黙的に含み得る。第5の電力レベル値は、第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を暗黙的に含み得る。
いくつかの実施形態において、第1の受信回路802は、第6の電力レベル値を受信するようにさらに構成され、第6の電力レベル値は、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値、及び第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を暗黙的に含み得る。
いくつかの実施形態において、第1の受信回路802は、第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値を受信するようにさらに構成される。第7の電力レベル値は、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を暗黙的に含み得る。第7の電力レベル値、8の電力レベル値及び第9の電力レベル値は、第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を暗黙的に含み得る。
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。第1の基地局210はピコ基地局であってよく、第2の基地局212はマクロ基地局であってよい。第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における異なるタイプのサブフレームであり、第2の基地局212におけるサブフレームにより干渉される。第1のタイプのサブフレームは、ABS又はRPSFにより干渉されるサブフレームであり、第2のタイプのサブフレームは、非ABS又は非RPSFにより干渉される。
いくつかの実施形態において、無線通信システム200は、少なくとも1つの第2の基地局212をさらに含む。第1の基地局210はマクロ基地局であってよく、第2の基地局212はピコ基地局であってよい。第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における異なるタイプのサブフレームである。第1のタイプのサブフレームは、第1の基地局210におけるABS又はRPSFであり、第2のタイプのサブフレームは、第1の基地局210における非ABS又は非RPSFである。
ユーザ機器222は、推定された第1のSINR及び受信された第1のオフセット値に基づいて、第1の補償されたSINRを生成し、及び推定された第2のSINR及び受信された第2のオフセット値に基づいて、第2の補償されたSINRを生成する、ように構成される生成回路803、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、生成回路803は、第1の基地局210から受信された第1の電力レベル値にさらに基づいて、第1の補償されたSINRを生成し及び第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される。
いくつかの実施形態において、生成回路803は、第1の基地局210からの、受信された第2の電力レベル値にさらに基づいて第1の補償されたSINRを生成し、及び受信された第3の電力レベル値にさらに基づいて第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される。
いくつかの実施形態において、生成回路803は、受信された第4の電力レベル値にさらに基づいて第1の補償されたSINRを生成し、及び受信された第5の電力レベル値にさらに基づいて第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される。
いくつかの実施形態において、生成回路803は、受信された第6の電力レベル値にさらに基づいて、第1の補償されたSINR及び第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される。
いくつかの実施形態において、生成回路803は、受信された第7の電力レベル値にさらに基づいて第1の補償されたSINRを生成し、及び受信された第7の電力レベル値、受信された8の電力レベル値及び受信された第9の電力レベル値にさらに基づいて第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される。
ユーザ機器222は、生成された第1の補償されたSINR及び生成された第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算するように構成される計算回路804、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、チャネル状態情報は、CQI、PMI及びRIのうちの少なくとも1つを含み、計算回路804は、チャネルインパルス応答の推定、干渉の推定、雑音レベルの推定、生成された第1の補償されたSINR、及び生成された第2の補償されたSINRのうちの1つ以上に基づいて、CQI、PMI及びRIを計算する、ように構成される。
ユーザ機器222は、計算したチャネル状態情報を第1の基地局210へ送信するように構成される送信回路805、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号及び第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号を第1の基地局210から受信するように構成される第2の受信回路806、をさらに備える。受信されるリファレンス信号は、CRS又はCSI−RSであってよい。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器222は、第1の基地局210から第1の電力レベル値を受信するように構成される第3の受信回路807、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、第3の受信回路807は、第1のタイプのサブフレームについての第2の電力レベル値及び第2のタイプのサブフレームについての第3の電力レベル値を、第1の基地局210から受信するようにさらに構成される。
チャネル状態情報を取得するためのここでの実施形態は、図8に描いたユーザ機器222内のプロセッサ810といった1つ以上のプロセッサを通じて、ここでの実施形態の機能及びアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードと共に実装され得る。上で言及したプログラムコードは、例えばユーザ機器222へロードされた際にここでの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形式の、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。1つのそうしたキャリアは、CD ROMディスクの形式であり得る。しかしながら、メモリスティックといった他のデータキャリアでも実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ユーザ機器222へダウンロードされてもよい。
当業者は、上述した推定回路801、第1の受信回路802、生成回路803、計算回路804、送信回路805、第2の受信回路806及び第3の受信回路807が、アナログ回路及びデジタル回路の組合せに、並びに/又は、例えばメモリ内に記憶される、プロセッサ810といった1つ以上のプロセッサにより実行される際に上述したように動作するソフトウェア及び/若しくはファームウェアと共に構成される1つ以上のプロセッサ、への言及であり得ることも理解するであろう。当業者は、第1の受信回路802、第2の受信回路806及び第3の受信回路807が同一の回路で構成されてもよいことも理解するであろう。それらプロセッサの1つ以上と共に他のデジタルハードウェアは、単一のASIC(application-specific integrated circuit)又はいくつかのプロセッサに含まれてもよく、個々にパッケージ化されるかシステムオンチップ(SoC)へと組み立てられるかによらず、多様なデジタルハードウェアが複数の別個のコンポーネントへ分散されてもよい。
上のアクション403及び404は、第1の基地局210において第1のオフセット値及び第2のオフセット値を推定することに関連する。以下は、それらオフセット値をいかに推定し得るかの一例である。この例において、第1のオフセット値はΔoffset_0であり、第2のオフセット値はΔoffset_1である。第1のタイプのサブフレームはCSI_0サブフレームとも言及され、第2のタイプのサブフレームはCSI_1サブフレームとも言及される。
この例において、第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームについて、我々はアウターループリンク適応(OLLA)の2つのセットを使用し得る。1つは第1のタイプサブフレームのためであり、1つは第2のタイプのサブフレームのためである。第1の基地局210において、信号対干渉及び雑音比(SINR)は、次のように補償され得る:
SINRcompensated=SINRhypothetical−Aoffset
ここで、
offset=Aoffset+AStepUp (否定応答(NACK)が受信された場合)
offset=Aoffset−AStepDown (確認応答(ACK)が受信された場合)
であり、AStepUp及びAStepDownは、目標のブロックエラーレート(BLER)に基づいて決定され、SINRhypotheticalはフィードバックCQIに基づいて取得され得る。リファレンス信号について測定された干渉がデータ、即ちPDSCHのリソースエレメント(RE)について測定されたものと同じであれば、Aoffsetの平均はゼロに等しい。そうでなければ、Aoffsetの平均は、リファレンス信号とデータ、即ちPDSCHのREとで経験された干渉の間の干渉差を反映し得る。
第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームについて干渉パターンは相違し得ることから、我々は、第1のタイプのサブフレーム及び第2のタイプのサブフレームについて、SINRの変化を別々に追跡する必要がある。例えば、CSI_0サブフレーム、即ち第1のタイプのサブフレームについてのSINRの変化を捕捉するために、CQI0、Aoffset_0、SINRhypothetical_0、SINRcompensated_0、AStepDown_0、及びAStepUp_0を使用し得る。同様に、我々は、CSI_1サブフレーム、即ち第2のタイプのサブフレームについてのSINRの変化を追跡するために、CQI1、Aoffset_1、SINRhypothetical_1、SINRcompensated_1、AStepDown_1、及びAStepUp_1を使用し得る。
CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームにおけるミスマッチのレベルが異なることに起因して、CSI_0サブフレームにおけるAoffset_0の平均値(A- offset_0とする)は、CSI_1サブフレームにおけるAoffset_1の平均値(A- offset_1とする)とは異なるであろう。第1のオフセット値は、CSI_0サブフレームにおけるAoffset_0の平均値と等しいように設定され、即ちΔoffset_0=A- offset_0であってよく、第2のオフセット値は、CSI_1サブフレームにおけるAoffset_1の平均値と等しいように設定され、即ちΔoffset_1=A- offset_1であってよい。この例は、CRSが衝突型である場合及びCRSが衝突型でない場合の双方のシナリオに適用され得る。
さらなる例として、CRSが衝突型である場合のシナリオについて、A- offset_0の収束を早期化するために、我々は、Aoffset_0の初期値を、ゼロに設定するよりもむしろ、例えば第2の基地局212といったマクロ基地局と例えば第1の基地局210といったピコ基地局との間のRSRPの差に設定し得る。RSRPの差は、マクロ基地局からのRSRPの値とピコ基地局からのRSRPの値との間の差を判定することにより判定される。マクロ基地局は代替的に第1の基地局210であってもよく、ピコ基地局は代替的に第2の基地局212であってもよい。さらなる例として、CRSが非衝突型である場合のシナリオについて、A- offset_0の収束を早期化するために、Aoffset_0の初期値を設定する際に1つ以上のRSRP値が使用されてもよい。この例において、初期値Aoffset_0は、1つ以上のRSRP値の関数として設定され得る。RSRP値を用いてA- offset_0の収束を早期化することは、小規模のパケット群について、及びユーザ機器222が高速で移動する場合に、非常に有益である。
上のアクション406は、推定された第1のオフセット値Δoffset_0及び推定された第2のオフセット値Δoffset_1をユーザ機器へ送信することに関連する。以下は、アクション406において説明した様々な実施形態がいかに実行され得るかの例である。
リファレンス信号がCRSであってチャネル測定のために使用され、かつ第1の基地局210がピコ基地局である場合、Δoffset_0及びΔoffset_1は、より上位のレイヤによりシグナリングされるパラメータである第1の電力レベル値PAと共に、明示的なシグナリングであってよく、それは、PDSCHのRE群の中での、セル固有リファレンス信号のリソースエレメント別エネルギー(EPRE)に対するPDSCHのEPREの比を反映する。第1の基地局210はピコ基地局PeNBであることから、PAが全てのサブフレームについて使用され、即ち、ピコ基地局において全てのサブフレームが同じ電力レベルを有する。電力レベル値と共にオフセット値を送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、ユーザ機器においてチャネル状態情報を計算する際に算入し得る。
リファレンス信号がCRSであってチャネル測定のために使用され、かつ第1の基地局210がマクロ基地局MeNBである場合、RPSE(電力削減サブフレーム)及び非RPSEについて2つの異なる比が使用され得る。その2つの異なる比を、第2の電力レベル値PA0及び第3の電力レベル値PA1と称し得る。Δoffset_0及びΔoffset_1は、第2の電力レベル値PA0及び第3の電力レベル値PA1と共に、明示的なシグナリングであってよい。第2の電力レベル値は、第1のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示し、第3の電力レベル値は、第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示す。電力レベルと共にオフセット値を送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、ユーザ機器においてチャネル状態情報を計算する際に算入し得る。
上のアクション601〜609は、推定された第1のオフセット値Δoffset_0及び推定された第2のオフセット値Δoffset_1をユーザ機器へ暗黙的に送信することに関連する。以下は、アクション601〜609において説明した様々な実施形態がいかに実行され得るかの例である。リファレンス信号がCSI−RSであってチャネル測定のために使用される場合、Δoffset_0及びΔoffset_1は明示的にはシグナリングされない。
上述したアクション601〜603との関連において、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームについて2つの電力レベル値がシグナリングされ、即ち第4の電力レベル値PC0及び第5の電力レベル値PC1である。アクション601〜603は、第1の基地局210がピコ基地局である場合及びマクロ基地局である場合の双方に適用可能である。ユーザ機器がCSI_0サブフレームにおいてチャネル状態情報フィードバックを導出する際、第4の電力レベル値が使用される。そうでない場合、第5の電力レベル値が使用される。ここで、PC0及びPC1は、それぞれΔoffset_0及びΔoffset_1により決定される。例えば、PC0=Δoffset_0及びPC1=Δoffset_1である。PC0は、ユーザ機器がチャネル状態情報フィードバックを導出する際の、第1のタイプのサブフレームであるCSI_0サブフレームについてのCSI−RSのEPREに対するPDSCHのEPREの想定される比である。また、PC1は、ユーザ機器がチャネル状態情報フィードバックを導出する際の、第2のタイプのサブフレームであるCSI_1サブフレームについてのCSI−RSのEPREに対するPDSCHのEPREの想定される比である。2つのオフセット値を暗黙的に含む電力レベルをユーザ機器へ送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、ユーザ機器においてチャネル状態情報の計算の際に算入し得る。
上述したアクション604〜605との関連において、第6の電力レベル値PCが判定され得る。アクション604〜605は、第1の基地局210がピコ基地局である場合に関連する。第6の電力レベル値は、ユーザ機器がチャネル状態情報フィードバックを導出する際の、CSI−RSのEPREに対するPDSCHのEPREの想定される比である。第6の電力レベル値は、Δoffset_0及びΔoffset_1の双方を暗黙的に含む。ピコのユーザ機器について、PCは、第1のタイプのサブフレーム又は第2のタイプのサブフレームのいずれにおいても直接的に使用され得る。2つのオフセット値を暗黙的に含む電力レベルをユーザ機器へ送信することにより、干渉のミスマッチ及び送信電力の差異の双方を、ユーザ機器においてチャネル状態情報の計算の際に算入し得る。
上述したアクション606〜609との関連において、第7の電力レベル値PD8の電力レベル値PA0及び第9の電力レベル値PA1が判定される。上のアクション606〜609は、第1の基地局210がマクロ基地局である場合に関連する。マクロのユーザ機器について、PDは、非RPSF(又はRPSFサブフレーム)におけるチャネル状態情報フィードバックをユーザ機器が導出する際の、CSI−RSのEPREに対するPDSCHのEPREの比である。よって、非RPSF(又はRPSFサブフレーム)についてチャネル状態情報フィードバックをユーザ機器が導出する際にPDは直接的に使用され得る。RPSF(非RPSFサブフレーム)についてチャネル状態情報フィードバックをユーザ機器が導出する際には、ユーザ機器は、まず、PD、PA0及びPA1に基づいて上記比を導出するものとする。例えば、ユーザ機器においてSINRの補償を行うために使用される値は、PA0−PA1+PD又はPA1−PA0+PDに等しいであろう。ここで、PDは、Δoffset_1又はΔoffset_0によって決定され、即ちPD=Δoffset_0又はPD=Δoffset_1である。よって、第7の電力レベル値は、第1のサブフレームのセット又は第2のサブフレームのセットのいずれのためにも判定されてよい。
上のアクション502〜508は、ユーザ機器222においてチャネル状態情報を計算することに関連する。以下は、これがいかに実行されるかの様々な例である。これら例において、第1のタイプのサブフレームはCSI_0サブフレームとしても言及され、第2のタイプのサブフレームはCSI_1サブフレームとしても言及され得る。
上のアクション502及び504は、第1のSINR及び第2のSINRが推定されることを説明している。以下は、それらSINRをいかに推定するかの一例である。
ユーザ機器222は、CSI−RS又はCRSから、チャネルインパルス応答H、並びに、干渉I及び雑音レベルσを推定し得る。H、I及びσによって、次のように推定SINRを取得し得る:
SINRest (UE)=f(H,I,σ)
ここで、f(・)は関数である。同関数は、チャネル推定アルゴリズム及び受信機アルゴリズムによって決定される。CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームについて、推定SINRは相違し、SINRest0 (UE)及びSINRest1 (UE)と表記される。
上のアクション506及び507は、ユーザ機器222が第1の補償されたSINR及び第2の補償されたSINRを生成することを説明している。以下は、それがいかに行われるかの一例である。
ユーザ機器がピコのユーザ機器である場合、即ちユーザ機器がピコ基地局によりサービスされている場合、ピコの当該ユーザ機器は、全てのサブフレームについてPDSCH及びリファレンス信号が同じ電力を使用していることを認識(see)し、但しCSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームにおいて異なる干渉が存在することをも認識し得る。ユーザ機器がマクロのユーザ機器である場合、即ちユーザ機器がマクロ基地局によりサービスされている場合、マクロの当該ユーザ機器は、PDSCH及びリファレンス信号がRPSF及び非RPSFについて異なる電力を使用していること、及び異なる干渉も存在し得ることを認識し得る。よって、SINRの補償は相違する。よって、以下の例において、ピコのユーザ機器とマクロのユーザ機器とで別々に、SINRの補償を説明するセクションを分けて用いる。
[ピコのユーザ機器におけるSINR補償の例]
リファレンス信号の特性に従って、SINR補償を議論する以下のサブセクションは2つに分割される。1つのサブセクションはCRSが使用される場合の補償を議論するためのものであり、1つのサブセクションはCSI−RSが使用される場合の補償を議論するためのものである。補償の観点からは、シグナリングが相違し得ることから、補償もそれに応じて相違する。
[CRSが使用される場合のピコのユーザ機器におけるSINR補償]
CSI_0サブフレーム、即ち第1のタイプのサブフレームにおけるチャネル状態情報の計算のために、セル固有リファレンス信号のEPREに対するPDSCHのEPREの比ρA0は、次のように想定されるものとする:
−ユーザ機器が4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード2で、又は4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード3で構成され、関連付けられるRIが1に等しい場合、任意の変調方式について、ρA0=PA+Δoffset_0+10log10(2)dB
−上記以外の場合、任意の変調方式及び任意のレイヤ数について、ρA0=PA+Δoffset_0dB
CSI_1サブフレーム、即ち第2のタイプのサブフレームにおけるチャネル状態情報の計算のために、セル固有リファレンス信号のEPREに対するPDSCHのEPREの比ρA1は、次のように想定されるものとする:
−ユーザ機器が4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード2で、又は4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード3で構成され、関連付けられるRIが1に等しい場合、任意の変調方式について、ρA1=PA+Δoffset_1+10log10(2)dB
−上記以外の場合、任意の変調方式及び任意のレイヤ数について、ρA1=PA+Δoffset_1dB
Aは、より上位のレイヤによるパラメータシグナリングであり、PDSCHのRE群の中での、セル固有リファレンス信号のEPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント別エネルギー(EPRE)の比を反映する。
留意すべきこととして、CRS及びPDSCHの送信電力は、全てのサブフレームについて同じである。よって、PAは、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームについて同じである。補償されたSINRは、SINRcompensated (UE)=g1(H,I,σ,ρA)によって与えられ得る。ここで、g1(・)は関数である。例えば、g1(・)は、次のように与えられ得る:g1(H,I,σ,ρA)=ρA0f(H,I,σ)
よって、CSI_0サブフレームにおける補償されたSINRであるSINRcompensated (UE)は、次のように与えられ得る:
SINRcompensated0 (UE)=ρA0SINRest0 (UE)
また、CSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられ得る:
SINRcompensated1 (UE)=ρA1SINRest1 (UE)
[CSI−RSが使用される場合のピコのユーザ機器におけるSINR補償]
CSI−RSが使用される場合、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられ得る:
SINRcompensated0 (UE)=g3(H,I,σ,ρc0
SINRcompensated1 (UE)=g4(H,I,σ,ρc1
ここで、g3(・)及びg4(・)は関数である。例えば、g3(・)及びg4(・)は、次のように与えられ得る:
3(H,I,σ,ρA)=Pc0f(H,I,σ)
4(H,I,σ,ρA)=Pc1f(H,I,σ)
よって、CSI_0サブフレームにおける補償されたSINRであるSINRcompensated (UE)は、次のように与えられ得る:
SINRcompensated0 (UE)=Pc0SINRest0 (UE)
また、CSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられ得る:
SINRcompensated1 (UE)=Pc1SINRest1 (UE)
C0は第4の電力レベル値であり、PC1は第5の電力レベル値であり、上述したように、第1の基地局210から送信される。
代替的に、CSI−RSが使用される場合、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられてもよい:
SINRcompensated0 (UE)=PcSINRest0 (UE)
SINRcompensated1 (UE)=PcSINRest1 (UE)
Cは、上述したように第1の基地局210から送信される第6の電力レベル値である。
[マクロのユーザ機器におけるSINR補償の例]
ピコのユーザ機器におけるSINR補償と同様に、使用されるリファレンス信号に従って、マクロのユーザ機器におけるSINR補償を説明するために以下の2つのサブセクションを使用する。
[CRSが使用される場合のマクロのユーザ機器におけるSINR補償]
マクロのユーザ機器のために、RPSF(低減電力サブフレーム)が構成され得る。RPSFにおいてチャネル状態情報が計算される場合、セル固有リファレンス信号のEPREに対するPDSCHのEPREの比は、次のように想定されるものとする:
−ユーザ機器が4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード2で、又は4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード3で構成され、関連付けられるRIが1に等しい場合、任意の変調方式について、ρA1=PA0+Δoffset_0+10log10(2)dB
−上記以外の場合、任意の変調方式及び任意のレイヤ数について、ρA1=PA0+Δoffset_0dB
非RPSFサブフレームにおいてチャネル状態情報が計算される場合、セル固有リファレンス信号のEPREに対するPDSCHのEPREの比は、次のように想定されるものとする:
−ユーザ機器が4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード2で、又は4個のセル固有アンテナポートと共に送信モード3で構成され、関連付けられるRIが1に等しい場合、任意の変調方式について、ρA2=PA1+Δoffset_1+10log10(2)dB
−上記以外の場合、任意の変調方式及び任意のレイヤ数について、ρA2=PA1+Δoffset_1dB
留意すべきこととして、CRS及びPDSCHの送信電力は異なるサブフレームについて異なり、PDSCHの送信電力もまた同じではない。よって、2つの電力レベル値PA0及びPA1が、RPSF及び非RPSFについて別々に使用される。PA0は第2の電力レベル値であり、PA1は第3の電力レベル値であり、上述したように、第1の基地局210から送信される。
補償されたSINRは、次のように与えられ得る:
SINRcompensated (UE)=g2(H,I,σ,ρA
ここで、g2(・)は関数である。例えば、g2は、次のように与えられ得る:
2(H,I,σ,ρA)=ρAf(H,I,σ)
よって、RPSFについて、SINRcompensated (UE)は、次のように与えられ得る:
SINRcompensated-RPSF (UE)=ρA1SINRest-RPSF (UE)
一方、通常のサブフレームについて、SINRcompensated (UE)は、次のように与えられ得る:
SINRcompensated-non-RPSF (UE)=ρA2SINRest-non-RPSF (UE)
[CSI−RSが使用される場合のマクロのユーザ機器におけるSINR補償]
CSI−RSが使用される場合、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられ得る:
SINRcompensated0 (UE)=g3(H,I,σ,Pc0
SINRcompensated1 (UE)=g4(H,I,σ,Pρc1
ここで、g3(・)及びg4(・)は関数である。例えば、g3(・)及びg4(・)は、次のように与えられ得る:
3(H,I,σ,ρA)=Pc0f(H,I,σ)
4(H,I,σ,ρA)=Pc1f(H,I,σ)
よって、CSI_0サブフレームにおける補償されたSINRであるSINRcompensated (UE)は、次のように与えられ得る:
SINRcompensated0 (UE)=Pc0SINRest0 (UE)
また、CSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられ得る:
SINRcompensated1 (UE)=Pc1SINRest1 (UE)
C0は第4の電力レベル値であり、PC1は第5の電力レベル値であり、上述したように、第1の基地局210から送信される。
代替的に、CSI−RSが使用される場合、CSI_0サブフレーム及びCSI_1サブフレームにおける補償されたSINRは、次のように与えられてもよい:
CSI_0サブフレームについて、SINRcompensated0 (UE)=PDSINRest0 (UE)、及び
CSI_1サブフレームについて、SINRcompensated1 (UE)=g5(PA0,PA1,PD)SINRest1 (UE)
ここで、g5(・)は関数である。例えば、g5(PA0,PA1,PD)=PA0−PA1+PDであってよい。
Dは第7の電力レベル値、PA08の電力レベル値、PA1は第9の電力レベル値であり、上述したように第1の基地局210から送信される。
アクション508は、チャネル状態情報を計算することに関連する。チャネル状態情報は、CQI、PMI及びRIを含み得る。一例として、CQI、PMI及びRIは、補償されたSINRで計算される。CQI、PMI及びRIは、推定されたチャネルインパルス応答、干渉、雑音、及び補償されたSINRに基づいて導出される。
基地局210及びユーザ機器222がここで開示された実施形態を実行可能となるように、基地局において以下のシグナリングのサポートが実装され得る。よって、CQIレポートコンフィグレーションのための無線リソース制御(RRC)シグナリングが更新され得る。この例において、CQIレポートコンフィグレーションは、CQI、PMI及びRIのための全てのコンフィグレーションを含む。
以下は、RRCシグナリングのために使用され得るオプションの2つの例である:
オプション1:CSIサブフレームセットのうちの1つ、例えばCSI_1のためにnomPDSCH-RS-EPRE-Offset-r10を再利用し、他のCSIサブフレームセット、例えばCSI_0のために新たな値nomPDSCH-RS-EPRE-Offset2-r10を導入する。
例えば、CQI-ReportConfig-r10において、次のように更新が行われ得る:
Figure 0005875708

本オプションは、この高度な補償を伴わないユーザ機器との間で良好に合わせられ得る。
オプション2:CSI_0及びCSI_1のために2つの新たなオフセットを導入する。
例えば、以下の変更が行われ得る:
Figure 0005875708
“comprise”又は“comprisng”(含む/備える)が使用される場合、それは非限定的であり、即ち“少なくとも〜からなる”を意味するように解釈されるものとする。
ここでの実施形態は、上述した好適な実施形態に限定されない。多様な変形、修正及び均等物が使用されてもよい。従って、上の実施形態は本発明の範囲を限定するものとされるべきではなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲により定義される。

Claims (21)

  1. ユーザ機器(222)からチャネル状態情報を取得するための第1の基地局(210)における方法であって、当該第1の基地局(210)は、無線通信システム(200)に含まれ、当該無線通信システム(200)は、前記ユーザ機器(222)をさらに含み、
    第1のチャネル情報に基づいて、第1のサブフレームのセットについて第1のオフセット値を推定すること(403)と、前記第1のサブフレームのセットのサブフレームは、第1のタイプであることと、
    第2のチャネル情報に基づいて、第2のサブフレームのセットについて第2のオフセット値を推定すること(404)と、前記第2のサブフレームのセットのサブフレームは、第2のタイプであることと、
    前記ユーザ機器(222)へ、推定した前記第1のオフセット値及び推定した前記第2のオフセット値を送信すること(405)と、
    前記ユーザ機器(222)からチャネル状態情報を取得すること(407)と、
    当該チャネル状態情報は、推定した前記第1のオフセット値及び推定した前記第2のオフセット値に基づいていることと、
    当該チャネル状態情報は、前記第1の基地局(210)において送信のために使用されることと、
    を含む方法。
  2. 前記第1のチャネル情報及び/又は前記第2のチャネル情報は、負荷情報、位置情報、アウターループリンク適応動作の統計、リファレンス信号値、及び他のチャネル情報、のうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のオフセット値を推定すること(403)及び前記第2のオフセット値を推定すること(404)は、それぞれ前記第1のサブフレームのセット及び前記第2のサブフレームのセットについて、リファレンス信号のリソースエレメント(RE)で測定される第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)と物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント(RE)で測定される第2のSINRとの間の比率差を推定することにより実行される、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記無線通信システム(200)は、少なくとも1つの第2の基地局(212)をさらに含み、前記方法は、
    前記ユーザ機器(222)から、前記第1の基地局(210)についてのリファレンス信号値及び前記少なくとも1つの第2の基地局(212)についての第2のリファレンス信号値、を含むチャネル情報を受信すること(401)と、
    当該チャネル情報は、前記第1のチャネル情報及び前記第2のチャネル情報の双方として使用されることと、
    前記第1の基地局(210)についての前記リファレンス信号値と前記少なくとも1つの第2の基地局(212)についての前記第2のリファレンス信号値との間の差異を判定すること(402)と、
    当該差異は、リファレンス信号のREで測定される前記第1のSINRとPDSCHのREで測定される前記第2のSINRとの間の前記比率差を推定する際に使用されることと、
    を含む、
    請求項に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    双方のサブフレームのセットについて、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント(RE)の電力レベルと共通リファレンス信号(CRS)のREの電力レベルとの間の想定される比を示す第1の電力レベル値を、前記ユーザ機器(222)へ送信すること(406)、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記第1のサブフレームのセットについての第2の電力レベル値と、前記第2のサブフレームのセットについての第3の電力レベル値とを、前記ユーザ機器(222)へ送信すること(406)と、
    前記第2の電力レベル値は、前記第1のサブフレームのセットについての物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント(RE)の電力レベルと共通リファレンス信号(CRS)のREの電力レベルとの間の想定される比を示すことと、
    前記第3の電力レベル値は、前記第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示すことと、
    をさらに含む、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  7. 第1の基地局(210)へチャネル状態情報を送信するためのユーザ機器(222)における方法であって、当該ユーザ機器(222)は、無線通信システム(200)に含まれ、当該無線通信システム(200)は、前記第1の基地局(210)をさらに含み、
    第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)を推定すること(502)と、
    第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第2のSINRを推定すること(503)と、
    前記第1の基地局(210)から、前記第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値及び前記第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を受信すること(504)と、
    推定した前記第1のSINR及び受信した前記第1のオフセット値に基づいて、第1の補償されたSINRを生成すること(506)と、
    推定した前記第2のSINR及び受信した前記第2のオフセット値に基づいて、第2の補償されたSINRを生成すること(507)と、
    生成した前記第1の補償されたSINR及び生成した前記第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算すること(508)と、
    計算した前記チャネル状態情報を前記第1の基地局(210)へ送信すること(509)と、
    を含む方法。
  8. 前記第1のタイプのサブフレームについての前記リファレンス信号及び前記第2のタイプのサブフレームについての前記リファレンス信号は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベル、のうちの1つ以上を推定するために使用され、第1のSINRを推定すること(502)及び第2のSINRを推定すること(503)は、チャネルインパルス応答、干渉、及び雑音レベル、のうちの1つ以上の前記推定に基づいて行われる、請求項に記載の方法。
  9. 前記第1のタイプのサブフレームについての前記リファレンス信号及び前記第2のタイプのサブフレームについての前記リファレンス信号は、前記第1の基地局(210)から受信(501)されるリファレンス信号であり、当該リファレンス信号は、共通リファレンス信号(CRS)又はチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項に記載の方法。
  10. 前記方法は、前記第1の基地局(210)から、第1の電力レベル値を受信すること(505)、をさらに含み、
    前記第1の補償されたSINRを生成すること(506)及び前記第2の補償されたSINRを生成すること(507)は、受信した前記第1の電力レベル値にさらに基づく、
    請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 前記方法は、前記第1の基地局(210)から、第1のタイプのサブフレームについての第2の電力レベル値及び第2のタイプのサブフレームについての第3の電力レベル値を受信すること(505)、をさらに含み、
    前記第1の補償されたSINRを生成すること(506)は、受信した前記第2の電力レベル値にさらに基づき、
    前記第2の補償されたSINRを生成すること(507)は、受信した前記第3の電力レベル値にさらに基づく、
    請求項のいずれかに記載の方法。
  12. 第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値及び第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を受信すること(504)は、前記第1のタイプの前記サブフレームについての前記第1のオフセット値を暗黙的に含む第4の電力レベル値、及び前記第2のタイプの前記サブフレームについての前記第2のオフセット値を暗黙的に含む第5の電力レベル値を受信すること、を含み、
    前記第1の補償されたSINRを生成すること(506)は、受信した前記第4の電力レベル値にさらに基づき、
    前記第2の補償されたSINRを生成すること(507)は、受信した前記第5の電力レベル値にさらに基づく、
    請求項のいずれかに記載の方法。
  13. 前記チャネル状態情報は、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Preferred Matrix Indicator)及びRI(Rank Indicator)のうちの少なくとも1つを含み、前記CQI、PMI及びRIは、チャネルの推定、干渉の推定、雑音レベルの推定、生成した前記第1の補償されたSINR、及び生成した前記第2の補償されたSINRのうちの1つ以上に基づいて計算(508)される、請求項12のいずれかに記載の方法。
  14. ユーザ機器(222)からチャネル状態情報を取得するように構成される第1の基地局(210)であって、当該第1の基地局(210)は、無線通信システム(200)に含まれ、当該無線通信システム(200)は、前記ユーザ機器(222)をさらに含み、
    第1のチャネル情報に基づいて、そのサブフレームが第1のタイプである第1のサブフレームのセットについて第1のオフセット値を推定し、第2のチャネル情報に基づいて、そのサブフレームが第2のタイプである第2のサブフレームのセットについて第2のオフセット値を推定する、ように構成される推定回路(701)と、
    前記ユーザ機器(222)へ、前記第1のサブフレームのセットについての推定された前記第1のオフセット値及び前記第2のサブフレームのセットについての推定された前記第2のオフセット値を送信するように構成される第1の送信回路(702)と、
    前記ユーザ機器(222)からチャネル状態情報を取得するように構成される第1の受信回路(703)と、
    を備え、
    前記チャネル状態情報は、推定された前記第1のオフセット値及び推定された前記第2のオフセット値に基づいており、
    前記チャネル状態情報は、前記第1の基地局(210)において送信のために使用される、
    第1の基地局(210)。
  15. 前記推定回路(701)は、それぞれ前記第1のタイプのサブフレーム及び前記第2のタイプのサブフレームについて、リファレンス信号(RS)のリソースエレメント(RE)で測定される第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)と物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント(RE)で測定される第2のSINRとの間の比率差を推定することにより、前記第1のオフセット値を推定し及び前記第2のオフセット値を推定する、ように構成される、請求項14に記載の第1の基地局(210)。
  16. 前記無線通信システム(200)は、少なくとも1つの第2の基地局(212)をさらに含み、前記第1の基地局(210)は、
    前記ユーザ機器(222)から、前記第1の基地局(210)についてのリファレンス信号値及び前記第2の基地局(212)についての第2のリファレンス信号値を含む、前記第1のチャネル情報及び前記第2のチャネル情報の双方として使用されるチャネル情報を受信するように構成される第2の受信回路(704)と、
    前記第1の基地局(210)についての前記リファレンス信号値と前記第2の基地局(212)についての前記第2のリファレンス信号値との間の差異を判定するように構成される判定回路(705)と、
    をさらに備え、
    前記差異は、リファレンス信号のREで測定される前記第1のSINRとPDSCHのREで測定される前記第2のSINRとの間の前記比率差を推定する際に使用される、
    請求項15に記載の第1の基地局(210)。
  17. 前記第1の基地局(210)は、
    双方のサブフレームのセットについて、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント(RE)の電力レベルと共通リファレンス信号(CRS)のREの電力レベルとの間の想定される比を示す第1の電力レベル値を、前記ユーザ機器(222)へ送信するように構成される第2の送信回路(706)、
    をさらに備える、請求項1416のいずれかに記載の第1の基地局(210)。
  18. 前記第1の基地局(210)は、
    前記第1のサブフレームのセットについての第2の電力レベル値と、前記第2のサブフレームのセットについての第3の電力レベル値とを、前記ユーザ機器(222)へ送信するように構成される第2の送信回路(706)、
    をさらに備え、
    前記第2の電力レベル値は、前記第1のサブフレームのセットについての物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のリソースエレメント(RE)の電力レベルと共通リファレンス信号(CRS)のREの電力レベルとの間の想定される比を示し、
    前記第3の電力レベル値は、前記第2のサブフレームのセットについてのPDSCHのREの電力レベルとCRSのREの電力レベルとの間の想定される比を示す、
    請求項1416のいずれかに記載の第1の基地局(210)。
  19. 第1の基地局(210)へチャネル状態情報を送信するように構成されるユーザ機器(222)であって、当該ユーザ機器(222)は、無線通信システム(200)に含まれ、当該無線通信システムは、前記第1の基地局(210)をさらに含み、
    第1のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第1の信号対干渉及び雑音比(SINR)を推定し、第2のタイプのサブフレームについてのリファレンス信号に基づいて、第2のSINRを推定する、ように構成される推定回路(801)と、
    前記第1の基地局(210)から、第1のタイプのサブフレームについての第1のオフセット値を受信し及び第2のタイプのサブフレームについての第2のオフセット値を受信する、ように構成される第1の受信回路(802)と、
    推定された前記第1のSINR及び受信された前記第1のオフセット値に基づいて、第1の補償されたSINRを生成し、及び推定された前記第2のSINR及び受信された前記第2のオフセット値に基づいて、第2の補償されたSINRを生成する、ように構成される生成回路(803)と、
    生成された前記第1の補償されたSINR及び生成された前記第2の補償されたSINRに基づいて、チャネル状態情報を計算するように構成される計算回路(804)と、
    計算された前記チャネル状態情報を前記第1の基地局(210)へ送信するように構成される送信回路(805)と、
    を備えるユーザ機器(222)。
  20. 前記ユーザ機器は、前記第1の基地局(210)から第1の電力レベル値を受信するように構成される第3の受信回路(807)、をさらに備え、
    前記生成回路(803)は、受信された前記第1の電力レベル値にさらに基づいて、前記第1の補償されたSINRを生成し及び前記第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される、
    請求項19に記載のユーザ機器(222)。
  21. 前記ユーザ機器は、前記第1の基地局(210)から、第1のタイプのサブフレームについての第2の電力レベル値及び第2のタイプのサブフレームについての第3の電力レベル値を受信するように構成される第3の受信回路(807)、をさらに備え、
    前記生成回路(803)は、受信された前記第2の電力レベル値にさらに基づいて前記第1の補償されたSINRを生成し、及び受信された前記第3の電力レベル値にさらに基づいて前記第2の補償されたSINRを生成する、ようにさらに構成される、
    請求項19に記載のユーザ機器(222)。
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