JP5874489B2 - 睡眠状態判定装置及び睡眠状態判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、睡眠状態を判定する睡眠状態判定装置及び睡眠状態判定方法に関する。
質の良い睡眠をとることは、体を健康に保つための大切な要素である。睡眠の質を計測する方法として、従来より脳波を計測する方法、アクチグラフと呼ばれる、加速度センサから推定する方法等が用いられてきた。
例えば、心電を検出し、心拍のR−R間隔の時系列データをスペクトル解析することによって得られるパワースペクトル面積を演算して睡眠状態を判定すること、心拍周期の時系列に対応する信号をテンプレート心拍周期との相関度合いに応じて分類すること、時系列上に窓を設定し、心拍数や呼吸数について標準偏差を求め、レム睡眠期を判定すること等が提案されている。
特開平6−70898号公報 特開平6−277190号公報 特開2010−94379号公報
早野順一郎、"生体リズムの加齢変化"、95CLINICIAN、94No.429
しかしながら、上記従来技術において、周波数解析を行う場合にはその演算処理の負荷が大きいと言った問題があった。また、心拍数や呼吸数では、ノンレム睡眠における睡眠レベルを判定することはできなかった。
よって、本発明の目的は、睡眠状態を判定するための演算処理の負荷を軽減すると共に、睡眠レベルを判定する睡眠状態判定装置を提供することである。
開示の睡眠状態判定装置は、心拍を検知するセンサと、R波に基づく心拍間隔の変動を時系列に示すことによって得られる波形部分情報で異なる睡眠の深さに対応する複数の睡眠レベルを示したテンプレートを記憶した記憶部と、前記記憶部に記憶された前記テンプレートによって示される各睡眠レベルの前記波形部分情報と、前記センサによって検知された心拍値のR波に基づいて得られる睡眠中の波形部分情報とを比較する比較部と、前記比較部による睡眠レベル毎の比較結果に基づいて、前記テンプレートで示される前記複数の睡眠レベルのうち、前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する一致度判定部とを有する。
また、上記課題を解決するための手段として、睡眠状態判定方法、及び、コンピュータに上記睡眠状態判定装置として機能させるためのプログラムとすることもできる。
開示の技術では、周波数解析を行うことなく、心拍揺らぎの解析を可能とすることができる。
睡眠状態判定装置のハードウェア構成を示す図である。 心拍信号のサンプルを示す図である。 心拍間隔の変動を説明するための図である。 心拍間隔変動データを周波数解析した結果例を示す図である。 生体リズムのメカニズムを説明するための図である。 呼吸性洞性不整脈を説明するための図である。 周波数解析結果と心拍間隔との対応を説明するための図である。 睡眠状態判定方法を説明するための図である。 睡眠状態判定装置の機能構成例を示す図である。 睡眠状態判定処理の概要を説明するための図である。 睡眠状態判定処理の詳細を説明するための図である。 睡眠状態判定処理の他の例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠と呼ばれる2つのステージに分かれていることが知られている。また、この睡眠は、おおよそ90分程度でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すと言われている。
(1)レム睡眠
レム(REM:Rapid Eye Movement)睡眠時は、体の骨格筋は弛緩状態だが、脳は覚醒に近い状態で活動し、まぶたの下の目がキョロキョロと動き、「体は眠っているのに脳は起きている」という状態と言われている。大抵は夢を見て寝返りなどの体動がある。一般的には、入眠してから60〜120分程で最初のレム睡眠が出現する。その後、最初のレム睡眠の後、ノンレム睡眠とレム睡眠をおよそ90分周期で繰り返すと言われている。夢を見るのは大抵このレム睡眠のときが多い。
(2)ノンレム睡眠
ノンレム(Non-REM:Non-Rapid Eye Movement)睡眠時は、脳の温度は下がり、体は弛緩して心拍のテンポも遅くなり、眼球は上転してほとんど動かない。「脳も体も休んでいる」状態である。さらにノンレム睡眠にも深い時期と浅い時期とがある。このノンレム睡眠の深さは睡眠の質とも関係しており、熟睡感に影響すると考えられている。
また、ヒトは人生の3分の1(1日24時間のうち平均8時間)を眠って過ごすと言われている。睡眠は眠っているか起きているかだけではなく、幾つかの段階に分かれており、1晩のうちにこれらのステージを何回も繰り返す。
睡眠は脳波によって下記のようなステージに分類されている。
(1)ステージ1:入眠の初期のうとうとした状態ではα波は消失し、4−7Hzの鋭波(シータ波(θ波))が見られる。
(2)ステージ2:睡眠が進むと12−14Hz前後の紡錘波や0.5秒以上の持続をもつK複合が見られるようになる。
(3)ステージ3:さらに眠りが深くなるデルタ波(δ波)と呼ばれる振幅の大きい遅い波が主体となってくる。これは0.5−3.5Hz位の高振幅徐波である。ステージ3では20−50%をデルタ波が占める。
(4)ステージ4:このステージでは50%以上をデルタ波が占める。
このように、睡眠にはステージがある。本実施例では、周波数解析を行うことなく、脈波又は心電などの心拍情報を用いて、睡眠状態において、レム睡眠かノンレム睡眠か、ノンレム睡眠ならば睡眠の深さはどのレベルかなどを判断する。
レム睡眠、ノンレム睡眠の状態判断においては、ノンレム睡眠時には、副交感神経が有意となり、レム睡眠時には、副交感神経が劣勢になることが知られている。また、ノンレム睡眠時の睡眠レベルでは、副交感神経のレベルが大きくなることが知られている。このような知見を用い、心拍リズムに基づいて判定する。
その際、ユーザ毎に睡眠時の心電RRI(R-R Interval)のテンプレートを用意し、一定時間ウィンドウ内での相関率で、レム睡眠及びノンレム睡眠の判断を行うと共に、波形振幅から呼吸の深さを判断することにより睡眠レベルを判定する。呼吸の深さが大きい程、睡眠レベルが深いと判断できる。
本実施例に係る睡眠状態判定装置は、腕等に装着するリストバンド型、耳等を挟むクリップ型等のウェアラブルコンピュータ等であり、図1に示すようなハードウェア構成を有する。図1は、睡眠状態判定装置のハードウェア構成を示す図である。図1において、睡眠状態判定装置100は、CPU(Central Processing Unit)11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、心拍センサ15とを有する。
CPU11は、記憶部12に格納されたプログラムに従って睡眠状態判定装置100全体を制御する。記憶部12は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read-Only Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を格納する。また、記憶部12の一部の領域が、CPU11での処理に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
表示部13は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示する。入力部14は、ユーザからの入力を受け付けるタッチセンサ、ボタン等である。心拍センサ15は、光学センサ、心電センサ、非接触センサ等であり、心拍を検知するためのセンサである。検知された心拍値は、記憶部12に記憶される。
本実施例では、心拍値から呼吸の深さを求めることによって、周波数解析を行うことなく、睡眠レベルを判定する。心拍値から呼吸の深さが求められる根拠について、先ず説明する。
図2は、心拍信号のサンプルを示す図である。図2に示すように、心電図に示される心拍には、主に、P、Q、R、S、T波の5つの波が含まれている。その中で、R波は、心臓が収縮したときに現われる信号あり、心拍のピークを示す。R波とR波との間の時間を心拍間隔2(RRI又はR−R間隔)と呼び、この時系列データによって心拍間隔の変動が示される。
図3は、心拍間隔の変動を説明するための図である。図3(A)に示すグラフは、心電図の一部を示し、縦軸に心電の強さを示し、横軸に時間を示している。心電信号は、取得位置、取得方法にもよるが、だいたい数mV程度の信号であるが、アンプにより増幅している。グラフに示される心拍間隔2を計測し、時系列にその変動を示したグラフが図3(B)に示される。
図3(B)では、縦軸に図3(A)の心拍間隔2を示し、横軸に時間を示している。心拍間隔変動データ3に基づいて得られる、心拍間隔2の変動を表す曲線3cは、サインカーブのような形を示す。曲線3cは心拍の揺らぎを現している。心拍の揺らぎは、自律神経と関係していることが分かっている。本実施例では、曲線3cにおける上端の値W2と下端の値W1との差(W2−W1)を呼吸の深さとして定義する。
次に、本実施例で定義される呼吸の深さと、本実施例では不要とする周波数解析による結果との対応について説明する。
図4は、心拍間隔変動データを周波数解析した結果例を示す図である。図4に示すように、周波数解析結果4は、縦軸にスペクトルパワー分布(PSD(ms/Hz))を示し、横軸に周波数(Hz)を示すグラフで表される。LF(Low Frequency)成分領域(0.05Hz〜略0.15Hz)にMWSA(Mayer Wave related Sinus Arrhythmia、血圧変動成分)4aが現われ、HF(High Frequency)成分領域(0.15Hz〜0.4Hz)にRSA(Respiratory Sinus Arrhythmia、呼吸性洞性不整脈)4bが現われる。
LF領域は、は交感神経と副交感神経の両方の影響を受け、HF領域は、は副交感神経のみの影響を受けると考えられ、それぞれの代表値であるMWSA4aとRSA4bとが、自律神経活動の指標として参照されることがある。
図5は、生体リズムのメカニズムを説明するための図である。図5に示す生体リズムのメカニズムは、非特許文献1に基づく。呼吸性洞性不整脈(RSA)は、心臓迷走神経活動が原因とされ、更に、大きく3種類の生起原因によって制御されていると考えられている(非特許文献1)。
(1)呼吸中枢からの干渉(吸気時の抑制性刺激と呼気時の興奮)
(2)圧受容体及び化学受容体反射による興奮性刺激(血圧変動)
(3)中枢性迷走神経興奮性刺激(脳からの直接的な刺激)
上記生起原因(1)の呼吸中枢による呼気時の抑制刺激が最も強い。また、他の二つの生起原因(2)及び(3)による興奮性刺激も、呼気時に肺が膨らむと伸展受容体からの入力によって遮断されてしまう。これらの機序により、呼気時の心臓迷走神経活動は、その活動レベルに関係なく、実質的に停止する。その結果として、呼吸性洞性不整脈が現われる。呼気時と吸気時の心電図の平均R−R間隔の差が呼吸性洞性不整脈の振幅に相関がある。この振幅は呼気時と吸気時の心臓迷走神経活動レベルの差を反映していると考えられる。すでに述べたように、吸気時の活動レベルはゼロとみなせるので、呼吸性洞性不整脈RSAの振幅は心臓迷走神経活動の平均レベルを定量的に反映する指標となる。圧受容体反射感受性は血圧上昇に対する反射性のRRI間隔延長として測定され、副交感神経機能の定量的指標の一つである(非特許文献1から一部引用)。
上記から、比較的外乱が少ないような場合、即ち、睡眠時の落ち着いている場合等は、上記生起原因(1)による呼吸の影響が大きいと考えられる。
図6は、呼吸性洞性不整脈を説明するための図である。図6において、吸気時の心電図波形5aと呼気時の心電図波形5bとが例示される。吸気時の心電図波形5aにおける心拍間隔W1より、呼気時の心電図波形5bにおける心拍間隔W2の方が長い(W1<W2)。呼吸性洞性不整脈RSAは、吸気時に頻拍となり、呼気時に徐拍となる生理的な不整脈である。
各心拍間隔W1と各心拍間隔W2とを時系列にプロットして繋げた曲線3cにおいて、呼気時には山部分を描き、吸気時には谷部分を描く。
図7は、周波数解析結果と心拍間隔との対応を説明するための図である。図7において、周波数解析結果4のRSA4bが、心拍間隔変動データ3に基づいて得られた曲線3cの振幅3d(呼吸の深さ)に対応し、RSA4bの周波数(Hz)が、振幅3dの変動によって起きる周期3eに対応する。振幅3dは、W1
このような対応付けにより、周波数解析を不要とすることができる。振幅3dを用いた本実施例に係る睡眠状態を判定する睡眠状態判定方法について以下に説明する。
図8は、睡眠状態判定方法を説明するための図である。図8において、記憶部12に記憶された心拍間隔変動データ3を所定時間間隔で区切ったウィンドウ8a内の一部分を拡大した心拍間隔の波形が、拡大心拍間隔データ8bに示される。上述したように、心拍間隔変動データ3はサインカーブのような周期性を示す波形であり、この周期の一部(例えば、下端から下端までの切り出し部分8c)が明確である場合に、睡眠レベルが深いとする。下端から下端までを切り出した部分8cで、上端と下端との差8eが大きい程、睡眠レベルが高い(深い眠り)と判断する。また、周期8fも関係し、この周期8fが長い方が睡眠レベルが高い(深い眠り)と判断する。
切り出し部分8cに対して、予め、個人毎に作成されたテンプレート8を参照して、テンプレート8に格納されている、レム睡眠又はノンレム睡眠で分けられる睡眠種別8tと、ノンレム睡眠における睡眠レベル(眠りの深さ)8rとで示される下端から下端までの略1周期分の各部分波形8pとの相関性(一致度)が計算される。
各ウィンドウ8aから1以上の切り出し部分8cで各部分波形8pとの相関性を求め、ウィンドウ8a毎にその総和を算出する。また、心拍間隔変動データ3は、所定時間間隔で区切った所定数のウィンドウ8aを有するブロックで区切られる。ブロック毎に、部分波形8p毎の相関性の和に基づいて、レム睡眠又はノンレム睡眠を示す睡眠種別8tと、ノンレム睡眠の場合にはその睡眠レベル8rとを判断する。
予め作成されるテンプレート8は、睡眠種別8tのレム睡眠とノンレム睡眠とに対して部分波形8pが対応付けられている。ノンレム睡眠においては、睡眠レベル8r毎に部分波形8pが対応付けられている。
睡眠レベルの判定に周期の長さを考慮せず更に簡易的に行う場合には、睡眠状態(睡眠種別8t及び睡眠レベル8r)毎に、振幅範囲8sを対応付けても良い。振幅範囲8sでは、例えば、t=20msec以下をレム睡眠、それ以上をノンレム睡眠に分類し、更に、ノンレム睡眠において、t〜1.5*t(20〜30)msecを睡眠レベル1、1.5*t〜2.0*t(30〜40)msecを睡眠レベル2、2.0*t〜2.5*t(40〜50)msecを睡眠レベル3、2.5*t〜3.0*t(50〜60)msecを睡眠レベル4に対応付ける。
図9は、睡眠状態判定装置の機能構成例を示す図である。図9において、睡眠状態判定装置100は、制御部30と、RRI取得部31と、テンプレート取得部32と、切出部33と、比較部34と、一致度判定部35と、睡眠レベル通知部36と、テンプレート作成部37とを有する。
制御部30は、CPU11での処理に相当し、睡眠状態判定装置100全体を制御する処理部である。RRI取得部31と、テンプレート取得部32と、切出部33と、比較部34と、一致度判定部35と、睡眠レベル通知部36と、テンプレート作成部37とは、夫々制御部30によって、予め記憶部12に格納されたプログラムを実行することによって実現される処理に相当する。
RRI取得部31は、心拍センサ14から検知した心電情報を受信して心拍間隔(RRI)を計算し、記憶部12に記憶する処理部である。記憶部12に心拍間隔変動データ3が記憶される。
切出部33は、心拍間隔変動データ3を参照することによって、所定切出方法に従って、心拍間隔を時系列で示す波形から下端から次の下端までの波形を切り出して、切り出し部分8cを比較部34に通知する処理部である。切出部33は、また、切り出し部分8cの取得毎に、切り出したことを示す切出通知をテンプレート取得部32に通知する。
テンプレート取得部32は、切出部33からの切出通知に応じて、予め記憶部12に記憶されているテンプレート8から部分波形8pを読み込んで比較部34に提供する処理部である。
比較部34は、切出部33から提供される切り出し部分8cと、テンプレート取得部32から提供される各部分波形8pとの相関性を計算する処理部である。計算された相関性の結果は、各部分波形8p毎に加算され、相関性結果データ9aとして記憶部12に記憶される。
一致度判定部35は、記憶部12に格納されている相関性結果データ9aを参照して、各部分波形8pの相関性から最も一致度の高い部分波形8pを特定することによって、睡眠状態(睡眠種別及び睡眠レベル)を判定する処理部である。判定された睡眠状態(睡眠種別及び睡眠レベル)を示す判定結果データ9bが記憶部12に格納される。
睡眠状態通知部36は、記憶部12に格納されている判定結果データ9bを参照して、睡眠種別及び睡眠レベルを示す睡眠状態を表示部13に表示することによって、ユーザに通知する処理部である。睡眠状態通知部36は、一致度判定部35から判定毎に判定結果の通知を受けて、表示部13に表示するようにしてもよい。
テンプレート作成部37は、睡眠状態判定装置100のユーザのテンプレート8を作成する処理部である。作成方法の一例として、振幅範囲8sの標準的な値に基づいて、振幅範囲8s毎に、ユーザの睡眠時の心拍間隔変動データ3から平均的な部分波形8pを取得して、各睡眠種別及び各睡眠レベルに部分波形8pを対応付けたテンプレート8を記憶部12に作成してもよい。
図10は、睡眠状態判定処理の概要を説明するための図である。図10において、制御部30は、最初の睡眠状態判定の場合、テンプレート作成部37に、ユーザの睡眠状態に応じたテンプレート8を作成させる(ステップS10)。テンプレート作成部37によって作成されたテンプレート8は記憶部12に記憶される。このテンプレート8の作成処理は、最初の睡眠状態判定の際に行われ、次の睡眠状態判定の際には省略される。
制御部30は、心拍センサ15を動作させ、RRI取得部31によって、ユーザの睡眠時のRRIを時系列に示す心拍間隔変動データ3を取得する(ステップS11)。心拍間隔変動データ3は記憶部12に格納される。
次に、制御部30は、切出部33によって心拍間隔変動データ3から切り出された部分8cとテンプレート8の各部分波形8pとの相関性を比較部34に計算させ、ウィンドウ毎にテンプレート8の各部分波形8pとのマッチングを行う(ステップS12)。
そして、制御部30は、一致度判定部35により、所定数のウィンドウを含むブロック毎に一致度を判定し(ステップS13)、睡眠種別判定及び睡眠レベル判定を行って(ステップS14)、睡眠状態判定処理を終了する。ブロック毎に睡眠種別及び睡眠レベルを示す判定結果データ9bが記憶部12に格納される。制御部30は、睡眠状態通知部36に、ブロック毎に睡眠種別及び睡眠レベルを示す判定結果データ9bを、リアルタイムに表示部13に表示してユーザに通知してもよいし、入力部14で受け付けたユーザからの指示入力に応じて、判定結果データ9bを表示してもよい。
図11は、睡眠状態判定処理の詳細を説明するための図である。図11では、テンプレート8が作成済みでの睡眠状態判定処理を説明する。図11において、制御部30は、心拍間隔変動データ8をRRI取得部31によって取得し(ステップS21)、心拍間隔変動データ8に対してウィンドウを設定する(ステップS22)。ウィンドウは、脈拍3拍毎、又は10秒毎等の所定間隔である。
制御部30は、設定したウィンドウ内から切出部33によって切り出し部分8cを取得して、比較部34によって、切り出し部分8cに対して、テンプレート8の各部分波形8pとの波形パタンの相関性を判断する(ステップS23)。比較部34によって、切り出し部分8cと、テンプレート8の各部分波形8pとの相関係数が算出される。
比較部34は、部分波形8p毎に相関性を加算する(ステップS24)。記憶部12の相関性結果データ9a内に、部分波形8p(つまり、睡眠状態)毎に相関性を示す値(例えば、相関係数)の合計が示される。
制御部30は、所定数のウィンドウを終了したか否かを判断する(ステップS25)。所定数のウィンドウを終了していない場合、制御部30は、ステップS21へと戻り、上述同様の処理を繰り返す。一方、所定数のウィンドウを終了した場合、制御部30は、一致度判定部35による、ブロック(所定数のウィンドウ)単位で相関性の和と閾値との比較によってレム睡眠/ノンレム睡眠及び睡眠レベルを判定する(ステップS26)。ブロック単位で睡眠種別(レム睡眠又はノンレム睡眠)が特定され、ノンレム睡眠である場合に、更に睡眠レベルが判定される。閾値は、予め記憶部12に記憶された、部分波形8p毎のブロック単位の相関性の和である。
相関性結果データ9aで示される相関性(相関係数)の和の代わりに、部分波形8p毎の和を切出部33によって切り出された切り出し部分8cの個数で割り算した平均値を用いてもよい。この場合、振幅範囲8sを閾値として用いればよい。
その後、制御部30は、睡眠状態判定処理の終了か否かを判断する(ステップS27)。睡眠状態判定処理の終了の判断は、ユーザによる入力部14の操作が処理終了指示であるか否かを判断する、予め設定された終了時間であるか否かを判断する等によって行われる。睡眠状態判定処理を継続する場合、制御部30は、ステップS21へと戻り新たな心拍間隔変更データ3を取得して、上述同様の処理を繰り返す。一方、睡眠状態判定処理の終了である場合、制御部30は、この処理を終了する。
上述したように、切り出し部分8cと、各部分波形8pとの相関性が判断されることにより、切り出し部分8cの上端と下端との差8eと周期8fとを考慮した精度の高い睡眠レベルの判断が可能となる。
以下に睡眠状態判定処理の他の例として、振幅範囲8sを用いた方法について図12で説明する。図12は、睡眠状態判定処理の他の例を説明するための図である。図12では、テンプレート8が作成済みでの睡眠状態判定処理を説明する。図12において、制御部30は、心拍間隔変動データ8をRRI取得部31によって取得し(ステップS31)、心拍間隔変動データ8に対してウィンドウを設定する(ステップS32)。ウィンドウは、脈拍3拍毎、又は10秒毎等の所定間隔である。
制御部30は、設定したウィンドウ内から切出部33によって切り出し部分8cを取得して、比較部34によって、切り出し部分8cから上端から下端までの差8eを取得して、テンプレート8を参照することによって、差8eが含まれる振幅範囲8sを特定する(ステップS33)。
比較部34は、特定した振幅範囲8sの睡眠状態に対応付けた特定回数に1加算する(ステップS34)。記憶部12の比較結果データ9a内に、振幅範囲8s(つまり、睡眠状態)毎に特定回数(例えば、相関係数)の合計が示される。
制御部30は、所定数のウィンドウを終了したか否かを判断する(ステップS35)。所定数のウィンドウを終了していない場合、制御部30は、ステップS31へと戻り、上述同様の処理を繰り返す。一方、所定数のウィンドウを終了した場合、制御部30は、一致度判定部35による、ブロック(所定数のウィンドウ)単位で特定回数が最大となる振幅範囲を特定して、レム睡眠/ノンレム睡眠及び睡眠レベルを判定する(ステップS36)。ブロック単位で睡眠種別(レム睡眠又はノンレム睡眠)が特定され、ノンレム睡眠である場合に、更に睡眠レベルが判定される。
その後、制御部30は、睡眠状態判定処理の終了か否かを判断する(ステップS27)。睡眠状態判定処理の終了の判断は、ユーザによる入力部14の操作が処理終了指示であるか否かを判断する、予め設定された終了時間であるか否かを判断する等によって行われる。睡眠状態判定処理を継続する場合、制御部30は、ステップS21へと戻り新たな心拍間隔変更データ3を取得して、上述同様の処理を繰り返す。一方、睡眠状態判定処理の終了である場合、制御部30は、この処理を終了する。
上述したように、切り出し部分8cの上端と下端との差8eを、予め取得しておいた振幅範囲8sと比較するのみで、簡易に睡眠レベルの判断が可能となる。
本実施例によれば、心拍揺らぎの解析に周波数解析を必要としないため、処理負荷を軽減することができる。従って、低消費電力が課題となる組込型のリストバンド型の脈拍センサ等に実装できるため、一般人の日常生活にて通常使用が可能となる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
心拍を検知するセンサと、
R波に基づく心拍間隔の変動を時系列に示すことによって得られる波形部分情報で異なる睡眠の深さに対応する複数の睡眠レベルを示したテンプレートを記憶した記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記テンプレートによって示される各睡眠レベルの前記波形部分情報と、前記センサによって検知された心拍値のR波に基づいて得られる睡眠中の波形部分情報とを比較する比較部と、
前記比較部による睡眠レベル毎の比較結果に基づいて、前記テンプレートで示される前記複数の睡眠レベルのうち、前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する一致度判定部と
を有する睡眠状態判定装置。
(付記2)
前記R波に基づく心拍間隔を時系列に示すことによって得られる波形の下端から次の下端までを示す前記睡眠中の波形部分情報を切り出す切出部を有する付記1記載の睡眠状態判定装置。
(付記3)
前記比較部は、前記切出部によって前記睡眠中の波形部分情報が切り出される毎に、前記テンプレートの各睡眠レベルの前記波形部分情報と前記睡眠中の波形部分情報との相関性を計算し、
前記一致度判定部は、睡眠中の所定期間の前記相関性の累積値に基づいて、前記テンプレートから前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する付記2記載の睡眠状態判定装置。
(付記4)
前記波形部分情報によって示される振幅は呼吸性洞性不整脈のスペクトルパワー分布値に対応し、該波形部分情報によって示される周期は該呼吸性洞性不整脈の周波数に対応する付記1乃至4にいずれか一項記載の睡眠状態判定装置。
(付記5)
前記テンプレートの前記波形部分情報によって、前記睡眠レベル毎に振幅範囲が示され、
前記比較部は、前記切出部によって前記睡眠中の波形部分情報が切り出される毎に、前記テンプレートを参照することによって、該睡眠中の波形部分情報によって示される振幅の値を含む振幅範囲を特定し、前記睡眠レベル毎に特定した回数をカウントし、
前記一致度判定部は、最大回数を示す睡眠レベルを前記睡眠中の睡眠の深さとして判定する付記1記載の睡眠状態判定装置。
(付記6)
コンピュータによって実行される睡眠状態判定方法であって、
記憶部に記憶されたテンプレートによって示される、異なる睡眠の深さに対応する複数の睡眠レベルを示す、R波に基づく心拍間隔の変動を時系列に示すことによって得られる波形部分情報と、前記センサによって検知された心拍値のR波に基づいて得られる睡眠中の波形部分情報とを比較し、
比較結果に基づいて、前記テンプレートで示される前記複数の睡眠レベルのうち、前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する
ことを特徴とする睡眠状態判定方法。
(付記7)
記憶部に記憶されたテンプレートによって示される、異なる睡眠の深さに対応する複数の睡眠レベルを示す、R波に基づく心拍間隔の変動を時系列に示すことによって得られる波形部分情報と、前記センサによって検知された心拍値のR波に基づいて得られる睡眠中の波形部分情報とを比較し、
比較結果に基づいて、前記テンプレートで示される前記複数の睡眠レベルのうち、前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
3 心拍間隔変動データ
8 テンプレート
9a 相関性結果データ
9b 判定結果データ
11 CPU
12 主記憶部
13 表示部
14 入力部
15 心拍センサ
16 出力装置
31 RRI取得部
32 テンプレート取得部
33 切出部
34 比較部
35 一致度判定部
36 睡眠状態通知部
100 睡眠状態判定装置

Claims (5)

  1. 心拍を検知するセンサと、
    R波に基づく心拍間隔の変動を時系列に示すことによって得られる波形部分情報で異なる睡眠の深さに対応する複数の睡眠レベルを示したテンプレートを記憶した記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記テンプレートによって示される各睡眠レベルの前記波形部分情報と、前記センサによって検知された心拍値のR波に基づいて得られる睡眠中の波形部分情報とを比較する比較部と、
    前記比較部による睡眠レベル毎の比較結果に基づいて、前記テンプレートで示される前記複数の睡眠レベルのうち、前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する一致度判定部と
    を有する睡眠状態判定装置。
  2. 前記R波に基づく心拍間隔を時系列に示すことによって得られる波形の下端から次の下端までを示す前記睡眠中の波形部分情報を切り出す切出部を有する請求項1記載の睡眠状態判定装置。
  3. 前記比較部は、前記切出部によって前記睡眠中の波形部分情報が切り出される毎に、前記テンプレートの各睡眠レベルの前記波形部分情報と前記睡眠中の波形部分情報との相関性を計算し、
    前記一致度判定部は、睡眠中の所定期間の前記相関性の累積値に基づいて、前記テンプレートから前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する請求項2記載の睡眠状態判定装置。
  4. 前記波形部分情報によって示される振幅は呼吸性洞性不整脈のスペクトルパワー分布値に対応し、該波形部分情報によって示される周期は該呼吸性洞性不整脈の周波数に対応する請求項1乃至3にいずれか一項記載の睡眠状態判定装置。
  5. コンピュータによって実行される睡眠状態判定方法であって、
    記憶部に記憶されたテンプレートによって示される、異なる睡眠の深さに対応する複数の睡眠レベルを示す、R波に基づく心拍間隔の変動を時系列に示すことによって得られる波形部分情報と、前記センサによって検知された心拍値のR波に基づいて得られる睡眠中の波形部分情報とを比較し、
    比較結果に基づいて、前記テンプレートで示される前記複数の睡眠レベルのうち、前記睡眠中の睡眠の深さに最も一致する睡眠レベルを判定する
    ことを特徴とする睡眠状態判定方法。
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