JP5872977B2 - 成形機用スクリュー - Google Patents

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Description

本発明は、成形機用スクリューに関し、特に材料樹脂の均一な混練状態を維持しつつ、高い押出量や吐出量を達成するための成形機用スクリューに関する。
樹脂成形用の単軸押出機や射出成形機等のスクリュー(本明細書ではこれらを成形機用スクリューという。)としては、全長にわたってフライトを有するフルフライトスクリューが良く使われる。このフライトには、シリンダーを加熱するヒータと相まって、材料樹脂を輸送したり、溶融したりする機能がある。しかしフライトの形状や寸法の最適化だけでは、得られる押出能力や製品品質の均質化に限界がある。
そこで、材料樹脂を均一な混練状態にするために、スクリューの先端に各種のミキシングセクションを付設することが行われている。特に未溶融物がそのまま押出されるのを防止するため、バリヤータイプのミキシングセクションが使用される。
図5は、従来のバリヤータイプのミキシングセクションの一つであり、図5(a)は従来のミキシングセクションの正面図、図5(b)は図5(a)のC−C断面図である。図5に示すように、樹脂の流入溝95は、その上流側(図5(a)の右側)が、上流のスクリュー溝92と連通しており、下流側(図5(a)の左側)は閉塞されている。また、樹脂の流出溝96は、その上流側は閉塞されており、下流側は開放されている。このように互いに隣り合った樹脂の流入溝95と流出溝96は、スクリューの円周上に4対形成されている。
流入溝95の円周方向の両側の壁の内、スクリューの回転方向(図5の矢印P)に対して押し側の壁の頂上はバリヤー94であり、シリンダー97の内壁98との間隙δを通して、流入溝95内の溶融樹脂は隣の流出溝96に流れ込むことができるようになっている。溶融樹脂がバリヤー94を通過するに際して剪断力を受けて発熱し、次第に溶融度を高めながら、流出溝96内を下流側に流れる。
しかし、未溶融の樹脂はこの間隙δを通過することができないので流入溝95を下流に向かって流れ、その間に受ける加熱と剪断により次第に溶融し、より下流側から隣の流出溝96に流れ込む。バリヤー94とシリンダー97の内壁98との間隙δは、シリンダの内径寸法によっても異なるが、通常0.3〜1mm位が適当である。
一方、流入溝95の反対側の壁、即ちスクリューの回転方向(図5の矢印P)に対して背面側の壁の頂上93とシリンダー97の内壁98との間隙は、上記間隙δより小さく、フライト91とシリンダー97の内壁98との間隙と同程度にされており、溶融樹脂はこの間隙を通過することはできない。以上のようにして上流のスクリューから供給される未溶融樹脂を含む材料は、ミキシングセクションにおいて均一な溶融状態となり下流側へ送られることになる。
また、図5のミキシングセクションの持つ均一溶融の効果を維持しつつ、送り能力の不足の問題を回避するため、特許文献1に示すミキシングセクションが開発された。図6は特許文献1のミキシングセクションを示す正面図であり、幾何学的には、図5に示したミキシングセクションを、スクリューの中心軸線を中心として捩じることによって得られる。捩じりの方向はフライト91の捩じり方向と同一である。従ってミキシングセクション自体に材料樹脂の送り能力を与えることができる。
しかし、上記図5、図6に示した従来のミキシングセクションを持つスクリューには、下記の問題点がある。第1の問題点は、ミキシングセクションへの流入部において、樹脂流路の断面積が急激に減少することである。すなわち、従来のミキシングセクションには、流入溝95と同じ本数の流出溝96があり、通常流入溝95の深さはそのすぐ上流のスクリュー溝92の深さと同じ位であることを考慮すれば、流入溝95の流路断面積はその直前のスクリュー溝92の流路断面積の半分以下となってしまうからである。この結果、樹脂が流入溝95に流入する時に、大きな圧力損失を生ずる。従ってこのようなミキシングセクションを持つスクリューでは、材料樹脂の押出能力はかなり低下してしまうことになる。
第2の問題点は、樹脂が各々の流入溝95から、バリヤー94を通過して隣の流出溝96に流れ込むと、流出溝96に流れ込んだ樹脂は、この流出溝96内をそのまま下流側に流れてしまうことである。従って、バリヤー94を一回通過する際のせん断力による発熱で、樹脂を溶融するだけであるため、樹脂の溶融が不十分となり、溶融が不十分な樹脂が流出溝96内をそのまま下流側に流れてしまうことになる。
第3の問題点は、未溶融または半溶融の樹脂が、流入溝95のかなり下流まで流れても充分溶融するに到らないこともあり得ることである。特に押出量が大きい場合には、このようなことが発生する可能性がある。このような場合には、もしバリヤー94とシリンダー97の内壁98との間隙δが大きいと、半溶融の樹脂が間隙δを通過して、そのまま下流側に流れてしまう可能性がある。
本発明の発明者は、上記した従来のミキシングセクションの問題点を解決するために、特許文献2に示すミキシングセクションを発明した。図7は特許文献2のミキシングセクションを示し、図7(a)はミキシングセクションの正面図、図7(b)は図7(a)のD−D断面図である。図7のミキシングセクションには、スクリューの外周の円周上に、等間隔(60度間隔)に6個の溝8A〜8Fが形成されている。
溝8A〜8Fは同一形状で、スクリューのフライトの捩れ方向と同一方向の螺旋形状に形成されている。また、溝8A〜8Fは、シリンダー97の基部側(図7(a)の右側)のスクリュー溝と、シリンダー97の先端側(図7(a)の左側)のスクリュー溝の両方に開放されている。溝8A〜8Fのリード角は、フライトのリード角よりも大きい。
溝8A〜8Fには、スクリューの回転方向(図7の矢印P)に対して押し側の壁81の頂上82とシリンダー97の内壁98との間に間隙δが形成されていて、この間隙δは、溶融樹脂が隣の溝8A〜8Fに流れ込むことが可能な大きさに形成されている。また、溝8A〜8Fには、スクリューの回転方向(図7の矢印P)に対して背面側の壁83の頂上84とシリンダー97の内壁98との間にも、上記間隙δと同一寸法の間隙δが形成されていて、この間隙δは、溶融樹脂が、隣の溝8A〜8Fに流れ込むことが可能な大きさに形成されている。
このように構成されたミキシングセクションに、シリンダー97の基部側のスクリュー溝から樹脂が搬送されてくると、6個の溝8A〜8Fに樹脂が流入する。6個の溝8A〜8Fを合計した流路断面積は、その直前のスクリュー溝の流路断面積とほぼ同一に形成されている。従って、樹脂が溝8A〜8Fに流入する時に、圧力損失を生ずることがなく、材料樹脂の押出能力が向上する。
溝8A〜8Fは螺旋形状に形成されているため、6個の溝8A〜8Fに各々流入した樹脂には、スクリューの回転に伴って、スクリューの円周方向に大きな送り分力が作用し、押し側の壁81によって徐々に圧力が加わって引き延ばされて、頂上82、84とシリンダー97の内壁98との間の間隙δを通過して、隣接する溝8A〜8Fに流入する。樹脂が間隙δを通過するに際して剪断力を受けて発熱し、次第に溶融度を高めながら、隣接する溝8A〜8Fに流入する。
このようにして、6個の溝8A〜8Fに各々流入した樹脂は、溝8A〜8Fの数と同数の6回の引き延ばしと剪断力を受けて発熱するため、樹脂の溶融が十分に行われ、樹脂が十分に均質化される。また、溝8A〜8Fに流入した樹脂には、スクリューの軸方向の送り分力が与えられるため、溝8A〜8Fに入した樹脂は、シリンダー97の先端側に向かって効率的に搬送される。
しかし、上記特許文献2のミキシングセクションを持つスクリューには、下記の問題点がある。すなわち、溝8A〜8Fの溝底の直径、及び頂上82、84の直径が、ミキシングセクションの軸方向の全長に渡って一定に形成されている。従って、溝8A〜8Fの中央部の未溶融または半溶融の樹脂が、間隙δを通過して隣接する溝8A〜8Fに流入せずに、樹脂の溶融が不十分な状態で、シリンダー97の先端側から排出されてしまう恐れがあった。
特公昭43−24493号公報 特開2011−083976号公報
本発明は、シリンダーの基部側とシリンダーの先端側の両方が開放された複数の溝を有し、溝の円周方向の両側に形成された壁の頂上とシリンダーの内壁との間の間隙が、溶融樹脂が通過可能な大きさに形成されたミキシングセクションを有する成形機用スクリューにおいて、溝の中央部の未溶融または半溶融の樹脂の溶融を十分に行わせることを可能にした成形機用スクリューを提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、シリンダーに回転可能に挿通されたスクリュー、上記スクリューの外周に螺旋形状に形成され、シリンダーの基部側に供給された熱可塑性樹脂をシリンダーの先端側に搬送するフライト、上記スクリューの軸方向の所定位置に形成されたバリヤータイプのミキシングセクション、上記ミキシングセクションに、上記スクリューの外周の円周上に所定の間隔で形成され、上記シリンダーの基部側とシリンダーの先端側の両方が開放された複数の溝、上記溝の円周方向の両側に形成された壁の頂上とシリンダーの内壁との間に形成され、溶融樹脂が通過可能な大きさに形成された間隙を備え、上記溝の溝底の直径が、シリンダーの基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成されていることを特徴とする成形機用スクリューにおいて、更に、上記溝の壁の頂上の直径が、シリンダーの基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成され、壁の頂上の直径の傾斜角度が溝底の直径の傾斜角度よりも小さく形成されていることを特徴とする成形機用スクリューである。
番目の発明は、第番目の発明の成形機用スクリューにおいて、上記溝の溝底の直径及び壁の頂上の直径が、シリンダーの先端側の軸方向の所定長さにわたって一定に形成されていることを特徴とする成形機用スクリューである。
番目の発明は、第番目の発明の成形機用スクリューにおいて、上記溝は、上記フライトの捩れ方向と同一方向の螺旋形状に形成され、上記溝のリード角が上記フライトのリード角よりも大きく形成されていることを特徴とする成形機用スクリューである。
番目の発明は、第番目の発明の成形機用スクリューにおいて、上記ミキシングセクションは、上記スクリューの軸方向に離間して複数形成されていること
を特徴とする成形機用スクリューである。
本発明の成形機用スクリューは、フライトを有するスクリューの軸方向の所定位置に形成されたバリヤータイプのミキシングセクションと、ミキシングセクションにスクリューの外周の円周上に所定の間隔で形成され、シリンダーの基部側とシリンダーの先端側の両方が開放された複数の溝と、溝の円周方向の両側に形成された壁の頂上とシリンダーの内壁との間に形成され、溶融樹脂が通過可能な大きさに形成された間隙を備え、溝の溝底の直径が、シリンダーの基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成されている。また、溝の壁の頂上の直径が、シリンダーの基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成され、壁の頂上の直径の傾斜角度が溝底の直径の傾斜角度よりも小さく形成されている。
従って、溝の中央部の未溶融または半溶融の比較的粒径の大きな樹脂が、シリンダーの基部側の比較的大きな間隙を通過して隣接する溝に流入し、剪断力を受けて発熱し、溶融度を高める。また、溝の深さが徐々に浅くなるため、溝内の樹脂には徐々に大きな圧力が加わり、徐々に小さくなる間隙を樹脂が通過し、樹脂が間隙を通過するに際してより大きな剪断力を受けて発熱し、次第に溶融度を高めることが可能となる。
また、複数の溝を合計した流路断面積は、その直前のスクリュー溝の流路断面積とほぼ同一、または大きく形成されている。そのため、樹脂が溝に流入する時に、圧力損失を生ずることがなく、樹脂の押出能力が向上する。また、溝に流入した樹脂は、順次間隙を通過して、隣接する溝に流れ込み、溝の数と同数の剪断力を受けて発熱するため、樹脂の溶融が十分に行われ、樹脂が十分に均質化される。
また、溝の形状を、フライトの捩れ方向と同一方向の螺旋形状に形成するとともに、溝のリード角をフライトのリード角よりも大きく形成している。従って、溝に流入した樹脂は、スクリューの円周方向に大きな送り分力を与えられるため、隣接する溝に樹脂を送り出す能力が向上する。
本発明の実施例の成形機用スクリューを有する単軸押出機を示す全体断面図である。 図1のミキシングセクション3の拡大正面図である。 図2の縦断面図であり、溝に沿って切断した縦断面図である。 (a)は図3のA−A断面図、(b)は図3のB−B断面図である。 従来のバリヤータイプのミキシングセクションの一例であり、(a)は従来のミキシングセクションの正面図、(b)は(a)のC−C断面図である。 従来のバリヤータイプのミキシングセクションの他の例を示す正面図である。 特許文献2のミキシングセクションを示し、(a)はミキシングセクションの正面図、(b)は(a)のD−D断面図である。
以下の実施例では、単軸押出機の成形機用スクリューに本発明を適用した例について説明する。図1は本発明の実施例の成形機用スクリューを有する単軸押出機を示す全体断面図である。図2は図1のミキシングセクション3の拡大正面図、図3は図2の縦断面図であり、溝に沿って切断した縦断面図である。図4(a)は図3のA−A断面図、図4(b)は図3のB−B断面図である。
図1に示すように、単軸押出機の円筒状のシリンダー1の内壁11には、螺旋状のフライト21A、21Bが形成されたスクリュー2が、回転可能に挿通されている。フライト21A、21Bは、シリンダー1の供給口12から吐出口13に向かって、この順で形成され、同一方向の螺旋形状に形成されている。フライト21A、21Bの外周面とシリンダー1の内壁11との間の間隙は非常に小さく、溶融した樹脂がこの間隙を通過出来ない大きさに設定されている。フライト21A、21Bは一条である。フライト21A、21Bのリード角β1は、27度に形成されている。
スクリュー2は、図示しないモータによって、減速機を介して回転される。スクリュー2が回転すると、シリンダー1の基部側の供給口12に投入された固形樹脂片が、スクリュー2のスクリュー溝22A、22B内を、シリンダー1の先端側の吐出口13に向かって搬送される。スクリュー溝22A、22Bは、フライト21A、21Bに各々形成されている。
樹脂片は、吐出口13に向かって搬送される途中で、シリンダー1の外周面に設けられたヒータ14A、14Bよって加熱されて溶融される。スクリュー2は、供給口12から吐出口13に向かって、供給部A、圧縮混練部B、計量部Cの順に構成されている。
スクリュー2には、圧縮混練部Bに、バリヤータイプのミキシングセクション3が形成されている。ミキシングセクション3は、フライト21Aとフライト21Bの間に形成されている。
図1から図4に示すように、ミキシングセクション3には、スクリュー2の外周の円周上に、等間隔(60度間隔)に6個の溝4A〜4Fが形成されている。溝4A〜4Fは同一形状で、フライト21A、21Bの捩れ方向と同一方向の螺旋形状に形成されている。また、溝4A〜4Fは、シリンダー1の基部側(供給口12側)のスクリュー溝22Aと、シリンダー1の先端側(吐出口13側)のスクリュー溝22Bの両方に開放されている。溝4A〜4Fのリード角β2は80度に形成され、フライト21A、21Bのリード角β1よりも大きい。
図4(a)は図3のA−A断面図を示し、シリンダー1の基部側(供給口12側)のミキシングセクション3の断面を示す。溝4A〜4Fには、スクリュー2の回転方向(図2、図4(a)の矢印P)に対して押し側の壁5と背面側の壁6が形成され、押し側の壁5の頂上51とシリンダー1の内壁11との間、及び、背面側の壁6の頂上61とシリンダー1の内壁11との間に同一寸法の間隙δ1が形成されている。この間隙δ1は、溶融樹脂が隣の溝4A〜4Fに流れ込むことが可能な大きさに形成されている。
シリンダー1の基部側では、頂上51及び頂上61の作る円の直径はDT1に形成されている。また、押し側の壁5と背面側の壁6を接続する溝底7の直径はDB1に形成され、溝4A〜4Fの溝の深さはβ1に形成されている。また、溝底7の直径DB1は、シリンダー1の基部側(供給口12側)のスクリュー溝22Aの直径と同一寸法に形成され、スクリュー溝22Aからキシングセクション3に樹脂が搬送されてくると、6個の溝4A〜4Fに樹脂が円滑に流入するようにしている。
図2、図3に示すように、溝底7の直径は、シリンダー1の基部側(図2、図3の右側)から先端側(図2、図3の左側)に向かって大きくなるように傾斜角度θ1で傾斜して形成されている。すなわち、ミキシングセクション3の基部側(図2、図3の右側)の溝底7の直径はDB1、基部側から先端側に軸方向の長さL2だけ離れた位置の溝底7の直径がDB2で、傾斜角度θ1で傾斜して形成され、その後、先端側に軸方向の長さL3だけ、溝底7の直径DB2が一定に形成されている。軸方向の長さL2と軸方向の長さL3を合計した長さが、ミキシングセクション3の軸方向の全長L1である。
また、頂上51及び頂上61の直径は、シリンダー1の基部側(図2、図3の右側)から先端側(図2、図3の左側)に向かって大きくなるように傾斜角度θ2で傾斜して形成されている。頂上51及び頂上61の直径の傾斜角度θ2は、溝底7の直径の傾斜角度θ1よりも小さく形成されている。
すなわち、ミキシングセクション3の基部側(図2、図3の右側)の頂上51及び頂上61の直径はDT1、基部側から先端側に軸方向の長さL4(長さL4は長さL2よりも長い)だけ離れた位置の頂上51及び頂上61の直径がDT2で、傾斜角度θ2で傾斜して形成されている。その後、先端側に軸方向の長さL5(長さL5は長さL3よりも短い)の範囲だけ、頂上51及び頂上61の直径DT2が一定に形成されている。軸方向の長さL4と軸方向の長さL5を合計した長さが、ミキシングセクション3の軸方向の全長L1である。
図4(b)は図3のB−B断面図を示し、シリンダー1の先端側(吐出口13側)のミキシングセクション3の断面を示す。上記したように、頂上51及び頂上61の直径は、シリンダー1の基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成されている。従って、頂上51、61とシリンダー1の内壁11との間の間隙は、シリンダー1の基部側から先端側に向かって徐々に小さくなり、図4(b)の間隙δ2になる。その後、先端側の軸方向の長さL5の範囲では、間隙δ2が一定に形成されている。
また、上記したように、溝底7の直径は、シリンダー1の基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成され、頂上51及び頂上61の直径の傾斜角度θ2の方が、溝底7の直径の傾斜角度θ1よりも小さく形成されている。従って、シリンダー1の基部側から先端側に向かって、軸方向の長さL2の範囲では、溝4A〜4Fの溝の深さが徐々に浅くなる。その後、軸方向の長さL4まで、溝4A〜4Fの溝の深さが徐々に深くなり、図4(b)の溝の深さβ2になる。その後、先端側の軸方向の長さL5の範囲では、溝の深さβ2が一定に形成されている。
本発明の実施例では、シリンダー1の内壁11の内径寸法が75ミリの場合には、シリンダー1の基部側の間隙δ1は2.5ミリ、シリンダー1の先端側の間隙δ2は1ミリに設定している。また、シリンダー1の基部側の溝の深さβ1は3ミリ、シリンダー1の先端側の溝の深さβ2は2ミリに設定している。もちろん、間隙δ1、δ2、及び溝の深さβ1、β2の大きさは、シリンダー1の内径寸法の大きさや樹脂の種類に応じて、適宜に設定することができる。
このように構成されたミキシングセクション3に、シリンダー1の基部側(供給口12側)のスクリュー溝22Aから樹脂が搬送されてくると、6個の溝4A〜4Fに樹脂が流入する。6個の溝4A〜4Fを合計した流路断面積は、その直前のスクリュー溝22Aの流路断面積とほぼ同一に形成されている。従って、樹脂が溝4A〜4Fに流入する時に、圧力損失を生ずることがない。その結果、本発明のミキシングセクション3を持つスクリューでは、材料樹脂の押出能力が向上している。
押し側の壁5は、シリンダー1の内壁11との間の間隙が、頂上51に近づくに従って徐々に小さくなるように、半径方向外側に向かって凸の円弧状に形成されている。溝4A〜4Fは螺旋形状に形成されているため、溝4A〜4Fに流入した樹脂は、スクリュー2の回転に伴って、スクリュー2の円周方向の送り分力と軸方向の送り分力の両方の送り分力が与えられる。ミキシングセクション3の溝4A〜4Fのリード角β2は、フライト21A、21Bのリード角β1よりも大きい。
従って、溝4A〜4Fに流入した樹脂は、スクリュー2の回転に伴って、スクリュー2の円周方向に大きな送り分力を与えられ、溝4A〜4Fの押し側の壁5によって徐々に圧力が加わって引き延ばされて、溝4A〜4Fの押し側の壁5の頂上51とシリンダー1の内壁11との間の間隙δ1を通過して、隣接する溝4A〜4Fに流入する。樹脂が間隙δ1を通過するに際して剪断力を受けて発熱し、次第に溶融度を高める。シリンダー1の基部側の間隙δ1は大きく設定されている。従って、溝4A〜4Fの中央部の未溶融または半溶融の比較的粒径の大きな樹脂が、大きな間隙δ1を通過して、隣接する溝4A〜4Fに流入することが可能となる。
また、溝4A〜4F内の樹脂には、スクリュー2の軸方向の送り分力が与えられるため、シリンダー1の先端側の吐出口13に向かって溝4A〜4F内の樹脂が搬送される。溝4A〜4Fの溝の深さは、シリンダー1の基部側から先端側に向かって、徐々に浅くなるように形成されている。
従って、溝4A〜4F内の樹脂には徐々に大きな圧力が加わり、溝4A〜4Fの押し側の壁5によって引き延ばされて、溝4A〜4Fの押し側の壁5の頂上51とシリンダー1の内壁11との間の間隙を通過して、隣接する溝4A〜4Fに流入する。頂上51、61とシリンダー1の内壁11との間の間隙は、シリンダー1の基部側から先端側に向かって徐々に小さくなるように形成されている。従って、溝4A〜4Fの中央部の未溶融または半溶融の比較的粒径の小さな樹脂が、小さな間隙を通過し、樹脂が間隙を通過するに際してより大きな剪断力を受けて発熱し、次第に溶融度を高める。
溝4A〜4Fの溝の深さは、軸方向の長さL4よりも先端側の軸方向の長さL5の範囲では、溝の深さがβ2で一定に形成されている。頂上51、61とシリンダー1の内壁11との間の間隙は、先端側の軸方向の長さL5の範囲が、最も小さな間隙δ2で一定に形成されている。従って、シリンダー1の先端側の軸方向の長さL5の範囲では、溝4A〜4F内の樹脂には大きな圧力が加わり、溝4A〜4Fの押し側の壁5によって引き延ばされ、溝4A〜4Fの中央部の未溶融または半溶融の粒径の小さな樹脂が、最も小さな間隙δ2を通過し、最も小さな間隙δ2を樹脂が通過するに際して、最も大きな剪断力を受けて発熱し、更に溶融度を高める。
溝4A〜4Fに流入した樹脂は、頂上51、61とシリンダー1の内壁11との間の間隙を通過して、隣接する溝4A〜4Fに順次流れ込み、その度に、押し側の壁5によって引き延ばされて、頂上51、61とシリンダー1の内壁11との間の間隙を通過するに際して剪断力を受けて発熱し、溶融度を高める。従って、6個の溝4A〜4Fに各々流入した樹脂は、溝4A〜4Fの数と同数の6回の引き延ばしと剪断力を受けて発熱するため、樹脂の溶融が十分に行われ、樹脂が十分に均質化される。このようにして十分に均質化された樹脂が、軸方向の送り分力によって、ミキシングセクション3から流出してシリンダー1の先端側のスクリュー溝22Bに流入し、シリンダー1の先端側の吐出口13に搬送される。
上記実施例では、頂上51及び頂上61の直径DT2が一定の範囲が軸方向の長さL5、
溝底7の直径DB2が一定の範囲が軸方向の長さL3で異なっているが、同一の軸方向の長さの範囲に形成してもよい。
上記実施例では、単軸押出機のスクリューに本発明を適用した例について説明したが、射出成形機のスクリューに適用してもよい。また、上記実施例では、ミキシングセクションの溝4A〜4Fは、スクリュー2の外周の円周上に等間隔に形成されているが、不等間隔に形成してもよい。上記実施例では、ミキシングセクションは、スクリューの軸方向に1個形成されているが、スクリューの軸方向に離間して複数個形成してもよい。
また、上記実施例では、ミキシングセクションの溝4A〜4Fのリード角β2は80度に形成されているが、80度に限定されるものではなく、樹脂の材質等に応じて、リード角の左右にかかわらず、30度から90度の範囲、つまり、右30度から90度を越えて150度(左30度)に至る範囲、の任意の角度に形成してもよい。上記実施例では、ミキシングセクションの溝4A〜4Fは6個形成されているが、6個に限定されるものではなく、複数あれば任意の数でよい。
1 シリンダー
11 内壁
12 供給口
13 吐出口
14A、14B ヒータ
2 スクリュー
21A、21B フライト
22A、22B スクリュー溝
3 ミキシングセクション
4A、4B、4C、4D、4E、4F 溝
5 押し側の壁
51 頂上
6 背面側の壁
61 頂上
7 溝底
8A、8B、8C、8D、8E、8F 溝
81 押し側の壁
82 頂上
83 背面側の壁
84 頂上
91 フライト
92 スクリュー溝
93 背面側の壁の頂上
94 バリヤー(押し側の壁の頂上)
95 流入溝
96 流出溝
97 シリンダー
98 内壁

Claims (4)

  1. シリンダーに回転可能に挿通されたスクリュー、
    上記スクリューの外周に螺旋形状に形成され、シリンダーの基部側に供給された熱可塑性樹脂をシリンダーの先端側に搬送するフライト、
    上記スクリューの軸方向の所定位置に形成されたバリヤータイプのミキシングセクション、
    上記ミキシングセクションに、上記スクリューの外周の円周上に所定の間隔で形成され、上記シリンダーの基部側とシリンダーの先端側の両方が開放された複数の溝、
    上記溝の円周方向の両側に形成された壁の頂上とシリンダーの内壁との間に形成され、溶融樹脂が通過可能な大きさに形成された間隙を備え、
    上記溝の溝底の直径が、シリンダーの基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成されていること
    を特徴とする成形機用スクリューにおいて、更に、
    上記溝の壁の頂上の直径が、シリンダーの基部側から先端側に向かって大きくなるように傾斜して形成され、壁の頂上の直径の傾斜角度が溝底の直径の傾斜角度よりも小さく形成されていること
    を特徴とする成形機用スクリュー。
  2. 請求項に記載された成形機用スクリューにおいて、
    上記溝の溝底の直径及び壁の頂上の直径が、シリンダーの先端側の軸方向の所定長さにわたって一定に形成されていること
    を特徴とする成形機用スクリュー。
  3. 請求項に記載された成形機用スクリューにおいて、
    上記溝は、
    上記フライトの捩れ方向と同一方向の螺旋形状に形成され、上記溝のリード角が上記フライトのリード角よりも大きく形成されていること
    を特徴とする成形機用スクリュー。
  4. 請求項に記載された成形機用スクリューにおいて、
    上記ミキシングセクションは、
    上記スクリューの軸方向に離間して複数形成されていること
    を特徴とする成形機用スクリュー。
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