JP5871370B2 - 三次元スキャフォルドの製造装置及び三次元スキャフォルドの製造方法 - Google Patents
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Description
図1に示すように、実施形態にかかる三次元スキャフォルドの製造装置1は、ニードル型電極2aが先端に取り付けられたシリンジポンプ2と、離間して配置され互いに対向しあう一対の陰極3a,3bと、ニードル型電極2a及び陰極3a,3bの間に電圧を印加する高電圧電源5と、一対の陰極3a,3bの間にターゲット9を配置しターゲット9を自転もしくは移動可能に保持する保持手段8とを有する。
保持手段8は、図1に示すものに限定されない。例えば、保持手段8として、図3に示すような、支持台81と、支持台81上に立設された長手方向軸を中心に自転可能な支持棒82と、支持棒82の一端から連続して中心角略90度の円弧を描く円弧状レール89と、円弧状レール89を移動可能とする駆動手段85と、駆動手段85上に設けられた、ターゲット9を保持し長手方向軸を中心に自転可能な保持棒86とを備える保持手段8Aとしてもよい。
図4に示すように、第2実施形態に係る三次元スキャフォルドの製造装置1Bは、ニードル型電極2aが先端に取り付けられたシリンジポンプ2と、主面および主面の一点から立設し主面を支持する支持棒94を備える複数の陰極板95(95a…95f)と、ニードル型電極2及び陰極板95の間に電圧を印加する高電圧電源5とを有する。複数の陰極板95a…95fの各主面は、略同一平面に属するように等間隔に離間して配置されている。
第2実施形態においては、陰極板95の形状を略正方形状の陰極板とした。しかし、陰極板の形状は略正方形状の陰極板に限定されることはなく、図6に示すように円形の陰極板96(96a…96f)としても構わない。なお、上述の第2実施形態と同様の理由により、陰極板面積(S)を10〜30cm2とした場合、陰極板間距離(E)を3〜16cm、電極間距離(A)を10〜30cmとすることが好ましい。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。例えば、ターゲット9としては、所定の形状を氷等で作製してもよい。そして、三次元スキャフォルドが作製された後にターゲットとしての氷等を熔解させても構わない。但し、ターゲットとして氷を使用する場合、三次元スキャフォルドの作製中の温度管理が難しくなるので、常温で作業ができるターゲットを用いることが好ましい。
2a…ニードル型電極
2…シリンジポンプ
3a,3b…陰極
5…高電圧電源
8…保持手段
81…支持台
82…支持棒
84…円弧状レール
88…半円状レール
85…駆動手段
86…保持棒
9…ターゲット
95、96…陰極板
Claims (15)
- ニードル型電極が先端に取り付けられたシリンジポンプと、
主面および前記主面の一点から立設し前記主面を支持する支持棒を備える複数の陰極板と、
前記ニードル型電極及び前記陰極板の間に電圧を印加する高電圧電源と、
前記複数の陰極板の間にターゲットを配置し、前記ターゲットを自転もしくは移動可能に保持する保持手段とを有し、
前記複数の陰極板の各主面が略同一平面に属するように等間隔に離間して配置されることを特徴とする三次元スキャフォルドの製造装置。 - 前記陰極板の前記主面が円状であることを特徴とする請求項1記載の三次元スキャフォルドの製造装置。
- 前記陰極板の前記主面が長方形状であることを特徴とする請求項1記載の三次元スキャフォルドの製造装置。
- 前記陰極板の前記主面が略正方形状であることを特徴とする請求項1記載の三次元スキャフォルドの製造装置。
- 前記複数の陰極板が、円周上に中心角略60度の等間隔で複数配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の三次元スキャフォルドの製造装置。
- 前記保持手段は、
支持台と、
前記支持台上に立設された支持棒と、
前記支持棒の一端において支持される中心角略90度の円弧状レールと、
前記円弧状レールの一端で支持される半円状レールと、
前記円弧状レール及び前記半円状レール上を移動可能とする駆動手段と、
前記駆動手段上に設けられた、ターゲットを保持し長手方向軸を中心に自転可能な保持棒
とを備えることを特徴とする請求項1に記載の三次元スキャフォルドの製造装置。 - 前記保持手段は、
支持台と、
前記支持台上に立設された長手方向軸を中心に自転可能な支持棒と、
前記支持棒の一端から連続して円弧を描く中心角略90度の円弧状レールと、
前記円弧状レール上を移動可能とする駆動手段と、
前記駆動手段上に設けられた、ターゲットを保持し長手方向軸を中心に自転可能な保持棒
とを備えることを特徴とする請求項1に記載の三次元スキャフォルドの製造装置。 - ニードル型電極が先端に取り付けられたシリンジポンプと、
離間して配置され互いに対向しあう一対の陰極と、
前記ニードル型電極及び前記陰極の間に電圧を印加する高電圧電源と、
支持台と、前記支持台上に立設された支持棒と、前記支持棒の一端において支持される中心角略90度の円弧状レールと、前記円弧状レールの一端で支持される半円状レールと、 前記円弧状レール及び前記半円状レール上を移動可能とする駆動手段と、前記駆動手段上に設けられた、ターゲットを保持し長手方向軸を中心に自転可能な保持棒とを備え、前記一対の陰極の間にターゲットを配置し前記ターゲットを自転もしくは移動可能に保持する保持手段と
を有することを特徴とする三次元スキャフォルドの製造装置。 - ニードル型電極が先端に取り付けられたシリンジポンプと、
離間して配置され互いに対向しあう一対の陰極と、
前記ニードル型電極及び前記陰極の間に電圧を印加する高電圧電源と、
支持台と、前記支持台上に立設された長手方向軸を中心に自転可能な支持棒と、前記支持棒の一端から連続して円弧を描く中心角略90度の円弧状レールと、前記円弧状レール上を移動可能とする駆動手段と、前記駆動手段上に設けられた、ターゲットを保持し長手方向軸を中心に自転可能な保持棒とを備え、前記一対の陰極の間にターゲットを配置し前記ターゲットを自転もしくは移動可能に保持する保持手段と
を有することを特徴とする三次元スキャフォルドの製造装置。 - 高分子溶液が収容されたニードル型電極が先端に取り付けられたシリンジポンプを用意し、前記シリンジポンプから離間して、主面および前記主面の一点から立設し前記主面を支持する支持棒を備える複数の陰極板を前記各主面が略同一平面に属するように円周上に等間隔に配置する工程と、
前記複数の陰極板の中心にターゲットを配置し前記ターゲットを自転もしくは移動させる工程と、
前記シリンジポンプと前記陰極板間に高電圧を印加しつつ、高分子を噴霧し、前記ターゲット上にナノオーダーの繊維を紡糸する工程
とを備えることを特徴とする三次元スキャフォルドの製造方法。 - 前記陰極板の前記主面が円状であることを特徴とする請求項10記載の三次元スキャフォルドの製造方法。
- 前記陰極板の前記主面が長方形状であることを特徴とする請求項10記載の三次元スキャフォルドの製造方法。
- 前記陰極板の前記主面が略正方形状であることを特徴とする請求項10記載の三次元スキャフォルドの製造方法。
- 前記複数の陰極板が、円周上に中心角60度の略等間隔で複数配置されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の三次元スキャフォルドの製造方法。
- 前記ターゲットが、アルギン酸ナトリウム溶液をカルシウム水溶液に滴下して得られた三次元形状を供えるゲル状ターゲットであり、前記三次元スキャフォルドを製造後に、前記ターゲットをエチレンジアミン四酢酸(EDTA)に浸し溶解させることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の三次元スキャフォルドの製造方法。
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